JP2000149359A - 回転ドラム装置 - Google Patents
回転ドラム装置Info
- Publication number
- JP2000149359A JP2000149359A JP10325133A JP32513398A JP2000149359A JP 2000149359 A JP2000149359 A JP 2000149359A JP 10325133 A JP10325133 A JP 10325133A JP 32513398 A JP32513398 A JP 32513398A JP 2000149359 A JP2000149359 A JP 2000149359A
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- JP
- Japan
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- drum
- motor stator
- snap ring
- fixed
- groove
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば、ビデオテープレコーダ等の記録また
は再生用の回転ドラム装置において、モータステータ６
の一部６ａが固定ドラム２の外周より外へ突出している
ため、その部分に外力が加わったとき、モータステータ
６と固定ドラム２との接着が剥がれる可能性を防止す
る。 【解決手段】 このため、前記固定ドラム２の内周に溝
２ａを設け、この溝２ａに嵌合する止め輪（スナップリ
ング）１１により、その一部がモータステータ６の上に
かかるよう配設した。
は再生用の回転ドラム装置において、モータステータ６
の一部６ａが固定ドラム２の外周より外へ突出している
ため、その部分に外力が加わったとき、モータステータ
６と固定ドラム２との接着が剥がれる可能性を防止す
る。 【解決手段】 このため、前記固定ドラム２の内周に溝
２ａを設け、この溝２ａに嵌合する止め輪（スナップリ
ング）１１により、その一部がモータステータ６の上に
かかるよう配設した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビデオテー
プレコーダ（ＶＴＲ）やディジタル−オーディオテープ
レコーダ（Ｒ−ＤＡＴ）等の記録または再生用の回転ド
ラム装置に関するものである。
プレコーダ（ＶＴＲ）やディジタル−オーディオテープ
レコーダ（Ｒ−ＤＡＴ）等の記録または再生用の回転ド
ラム装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図６に、従来のこの種の回転ドラム装置
の一例の概略断面図を、図７にその固定ドラムとモータ
ステータとの正面図を示す。
の一例の概略断面図を、図７にその固定ドラムとモータ
ステータとの正面図を示す。
【０００３】この回転ドラム装置１においては、磁気ヘ
ッド４を有する上側の回転ドラム３と、テープリードを
有する下側の固定ドラム（下ドラム）２とが、同軸的に
回転可能に配置されている。軸付き軸受５のハウジング
部は、回転ドラム３と嵌合し、軸付き軸受５の軸は、固
定ドラム２に圧入されている。
ッド４を有する上側の回転ドラム３と、テープリードを
有する下側の固定ドラム（下ドラム）２とが、同軸的に
回転可能に配置されている。軸付き軸受５のハウジング
部は、回転ドラム３と嵌合し、軸付き軸受５の軸は、固
定ドラム２に圧入されている。
【０００４】モータステータ６の外周は、固定ドラム２
の内周にある段付き形状の部分に接着固定されている。
モータロータ７は、軸付き軸受５の前記ハウジングに接
着固定され、回転ドラム３と共に回転する。回転ヨーク
８は、モータロータ７のマグネットに吸引されて、突き
当て部によって、一定のギャップを保ったままモータロ
ータ７と共に回転する。
の内周にある段付き形状の部分に接着固定されている。
モータロータ７は、軸付き軸受５の前記ハウジングに接
着固定され、回転ドラム３と共に回転する。回転ヨーク
８は、モータロータ７のマグネットに吸引されて、突き
当て部によって、一定のギャップを保ったままモータロ
ータ７と共に回転する。
【０００５】モータステータ６の一部６ａは、固定ドラ
ム２の切り欠き部から外周に突出しており、フレキ１０
とはんだ接合されている。このとき、フレキ１０は、保
持部材９により保持されている。
ム２の切り欠き部から外周に突出しており、フレキ１０
とはんだ接合されている。このとき、フレキ１０は、保
持部材９により保持されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例にあっては、モータステータ６の一部６ａが固定
ドラム２の外周より外へ突出しているため、その部分６
ａに外力が加わると、モータステータ６と固定ドラム２
との前記接着が剥れてしまう可能性があるという問題点
があった。
従来例にあっては、モータステータ６の一部６ａが固定
ドラム２の外周より外へ突出しているため、その部分６
ａに外力が加わると、モータステータ６と固定ドラム２
との前記接着が剥れてしまう可能性があるという問題点
があった。
【０００７】本発明は、上述の問題点に対し、モータス
テータ６の剥れを防止することのできる回転ドラム装置
を提供することを目的としている。
テータ６の剥れを防止することのできる回転ドラム装置
を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、磁気ヘッドを備えた回転ドラムと、テープを案内
するリードを設けた下ドラムとが、回転自在に配置さ
れ、前記下ドラムに配置されたモータステータと、前記
回転ドラムに配置されたモータロータとが対向する位置
に取り付けられて、前記ドラム周面に巻き付けた磁気テ
ープに対して前記磁気ヘッドによって信号を記録または
再生する回転ドラム装置において、前記下ドラム内周に
溝を設け、この溝に嵌合する止め輪を設け、この止め輪
の一部が前記モータステータの上にかかるように配置し
て、このモータステータが前記下ドラムから剥れること
を防止するよう構成することにより、前記目的を達成し
ようとするものである。
ては、磁気ヘッドを備えた回転ドラムと、テープを案内
するリードを設けた下ドラムとが、回転自在に配置さ
れ、前記下ドラムに配置されたモータステータと、前記
回転ドラムに配置されたモータロータとが対向する位置
に取り付けられて、前記ドラム周面に巻き付けた磁気テ
ープに対して前記磁気ヘッドによって信号を記録または
再生する回転ドラム装置において、前記下ドラム内周に
溝を設け、この溝に嵌合する止め輪を設け、この止め輪
の一部が前記モータステータの上にかかるように配置し
て、このモータステータが前記下ドラムから剥れること
を防止するよう構成することにより、前記目的を達成し
ようとするものである。
【０００９】
【作用】以上のような本発明構成によれば、モータステ
ータの突出部に外部から力が加わったとき、モータステ
ータが固定ドラムから浮こうとする力を、止め輪によっ
て阻止することができる。
ータの突出部に外部から力が加わったとき、モータステ
ータが固定ドラムから浮こうとする力を、止め輪によっ
て阻止することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を一実施例に
基づき、図面を参照して詳細に説明する。
基づき、図面を参照して詳細に説明する。
【００１１】
【実施例】以下、図１ないし図５に基づき、前記従来例
と実質的に同一または対応する部材には同一の符号を用
いて、本発明実施例の回転ドラム装置の実施形態を説明
する。図１は本実施例の回転ドラム装置の概略断面図
（前記従来例６対応図）、図２は、図１Ａ部の拡大詳細
図である。
と実質的に同一または対応する部材には同一の符号を用
いて、本発明実施例の回転ドラム装置の実施形態を説明
する。図１は本実施例の回転ドラム装置の概略断面図
（前記従来例６対応図）、図２は、図１Ａ部の拡大詳細
図である。
【００１２】図１，２において、本実施例の回転ドラム
装置１では、磁気ヘッド４を有する上側の回転ドラム３
と、テープリードを有する下側の固定ドラム（下ドラ
ム）２とが、同軸的に回転可能に配置されている。
装置１では、磁気ヘッド４を有する上側の回転ドラム３
と、テープリードを有する下側の固定ドラム（下ドラ
ム）２とが、同軸的に回転可能に配置されている。
【００１３】軸付き軸受５のハウジング部は回転ドラム
３と嵌合し、軸付き軸受５の軸は、固定ドラム２に圧入
されている。
３と嵌合し、軸付き軸受５の軸は、固定ドラム２に圧入
されている。
【００１４】モータステータ６の外周は、固定ドラム２
の内周にある段付き形状の部分に接着固定されている。
の内周にある段付き形状の部分に接着固定されている。
【００１５】止め輪（スナップリング）１１は、固定ド
ラム２の内周の溝２ａに嵌め込まれる。止め輪１１の外
周は、溝２ａの中に納まり、止め輪１１の一部は、モー
タステータ６の上にかかるように配置される。
ラム２の内周の溝２ａに嵌め込まれる。止め輪１１の外
周は、溝２ａの中に納まり、止め輪１１の一部は、モー
タステータ６の上にかかるように配置される。
【００１６】本実施例の止め輪１１は、図３にその上面
図を、図４にそのＢ−Ｂ断面図を示すようなＣリング
で、固定ドラム２に挿入するときは、Ｃリングの径を縮
少して行えるので作業性がよい。また、図５に本実施例
の止め輪による固定ドラムとモータステータとの固定正
面図を示すように、止め輪１１が溝内に納まったとき
は、所定の径に弾性復帰している。止め輪１１の材質
は、本実施例ではステンレスが適用されているが、これ
のみに限定されるものでなく、リン青銅やベリリウム銅
等の金属製でもよく、またＰＯＭなどの樹脂材料であっ
てもよい。
図を、図４にそのＢ−Ｂ断面図を示すようなＣリング
で、固定ドラム２に挿入するときは、Ｃリングの径を縮
少して行えるので作業性がよい。また、図５に本実施例
の止め輪による固定ドラムとモータステータとの固定正
面図を示すように、止め輪１１が溝内に納まったとき
は、所定の径に弾性復帰している。止め輪１１の材質
は、本実施例ではステンレスが適用されているが、これ
のみに限定されるものでなく、リン青銅やベリリウム銅
等の金属製でもよく、またＰＯＭなどの樹脂材料であっ
てもよい。
【００１７】モータロータ７は、軸付き軸受５のハウジ
ングに接着固定され、回転ドラム３と共に回転する。回
転ヨーク８は、モータロータ７のマグネットに吸引され
て、突き当て部によって一定のギャップを保ったまま、
モータロータ７と共に回転する。
ングに接着固定され、回転ドラム３と共に回転する。回
転ヨーク８は、モータロータ７のマグネットに吸引され
て、突き当て部によって一定のギャップを保ったまま、
モータロータ７と共に回転する。
【００１８】モータステータ６の一部６ａは、固定ドラ
ム２の切り欠き部から外周に突出しており、フレキ１０
とはんだ接合されており、このとき、フレキ１０は、保
持部材９により保持されている。
ム２の切り欠き部から外周に突出しており、フレキ１０
とはんだ接合されており、このとき、フレキ１０は、保
持部材９により保持されている。
【００１９】図５に、本実施例の止め輪１１による固定
ドラム２とモータステータ６との固定状態正面図を示す
ように、モータステータ６の突出部６ａに外力が加わっ
ても、止め輪１１の存在によって、下側の固定ドラム２
から剥れることがなくなる。
ドラム２とモータステータ６との固定状態正面図を示す
ように、モータステータ６の突出部６ａに外力が加わっ
ても、止め輪１１の存在によって、下側の固定ドラム２
から剥れることがなくなる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外力によりモータステータが下側の固定ドラムから剥れ
る問題に対し、下ドラムの内周に溝加工を行うと共に、
止め輪を溝に嵌め込むことにより、低コストで作業性の
よい剥がれ防止対策を行うことができる。
外力によりモータステータが下側の固定ドラムから剥れ
る問題に対し、下ドラムの内周に溝加工を行うと共に、
止め輪を溝に嵌め込むことにより、低コストで作業性の
よい剥がれ防止対策を行うことができる。
【図１】 実施例の回転ドラム装置の概略断面図
【図２】 図１のＡ部詳細図
【図３】 止め輪の上面図
【図４】 止め輪のＢ−Ｂ断面図
【図５】 実施例の止め輪による固定ドラムとモータス
テータとの固定状態正面図
テータとの固定状態正面図
【図６】 従来の回転ドラム装置の一例の概略断面図
【図７】 図６の固定ドラムとモータステータとの正面
図
図
１ 回転ドラム装置 ２ 固定ドラム（下ドラム） ３ 回転ドラム ４ 磁気ヘッド ５ 軸付き軸受 ６ モータステータ ８ 回転ヨーク ９ 保持部材 １０ フレキ １１ 止め輪（スナップリング）
Claims (1)
- 【請求項１】 磁気ヘッドを備えた回転ドラムと、テー
プを案内するリードを設けた下ドラムとが、回転自在に
配置され、前記下ドラムに配置されたモータステータ
と、前記回転ドラムに配置されたモータロータとが対向
する位置に取り付けられて、前記ドラム周面に巻き付け
た磁気テープに対して前記磁気ヘッドによって信号を記
録または再生する回転ドラム装置において、 前記下ドラム内周に溝を設け、この溝に嵌合する止め輪
を設け、この止め輪の一部が前記モータステータの上に
かかるように配置して、このモータステータが前記下ド
ラムから剥れることを防止することを特徴とする回転ド
ラム装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10325133A JP2000149359A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 回転ドラム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10325133A JP2000149359A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 回転ドラム装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000149359A true JP2000149359A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18173443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10325133A Withdrawn JP2000149359A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 回転ドラム装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000149359A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6491751B1 (en) | 1998-09-18 | 2002-12-10 | Texas Industries, Inc. | Method for manufacturing cement using a raw material mix including finely ground steel slag |
| KR100481532B1 (ko) * | 2002-10-21 | 2005-04-07 | 삼성전자주식회사 | 테이프 레코더의 헤드드럼 조립체 |
-
1998
- 1998-11-16 JP JP10325133A patent/JP2000149359A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6491751B1 (en) | 1998-09-18 | 2002-12-10 | Texas Industries, Inc. | Method for manufacturing cement using a raw material mix including finely ground steel slag |
| KR100481532B1 (ko) * | 2002-10-21 | 2005-04-07 | 삼성전자주식회사 | 테이프 레코더의 헤드드럼 조립체 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060207 |