JPH1118348A - 面対向型ブラシレスモータ - Google Patents
面対向型ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JPH1118348A JPH1118348A JP16396097A JP16396097A JPH1118348A JP H1118348 A JPH1118348 A JP H1118348A JP 16396097 A JP16396097 A JP 16396097A JP 16396097 A JP16396097 A JP 16396097A JP H1118348 A JPH1118348 A JP H1118348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- stator coil
- coil
- winding
- yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オーディオ機器およびＶＴＲ機器に用いられ
る磁気テープ駆動用の面対向型ブラシレスモータにおい
てモータ自身の駆動電流を低減でき、セットの省電力化
を可能としたものである。 【解決手段】 平角コイルを用いたステータコイル１８
の巻き始めの接続部をステータコイル外周部のステータ
ヨーク１９に設けたものである。したがって、ステータ
コイル内周部の巻き数を上げることができ、モータの駆
動電流を低減できる。
る磁気テープ駆動用の面対向型ブラシレスモータにおい
てモータ自身の駆動電流を低減でき、セットの省電力化
を可能としたものである。 【解決手段】 平角コイルを用いたステータコイル１８
の巻き始めの接続部をステータコイル外周部のステータ
ヨーク１９に設けたものである。したがって、ステータ
コイル内周部の巻き数を上げることができ、モータの駆
動電流を低減できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ機器あ
るいはＶＴＲ機器の磁気テープ駆動に用いられる面対向
型ブラシレスモータに関するものである。
るいはＶＴＲ機器の磁気テープ駆動に用いられる面対向
型ブラシレスモータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、オーディオ機器あるいはＶＴＲ機
器は、小型化，薄型化，省電力化が要求されており、特
にヘッドホンステレオおよびムービー等は、屋外使用が
主であるために、省電力の要望が強く、前記面対向型ブ
ラシレスモータにおいてはコイルの線占率を向上させる
ため、平角コイルが用いられる場合が多くなってきてい
る。
器は、小型化，薄型化，省電力化が要求されており、特
にヘッドホンステレオおよびムービー等は、屋外使用が
主であるために、省電力の要望が強く、前記面対向型ブ
ラシレスモータにおいてはコイルの線占率を向上させる
ため、平角コイルが用いられる場合が多くなってきてい
る。
【０００３】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の面対向型ブラシレスモータの一例について説明する。
図８は、従来の面対向ブラシレスモータの断面図の一例
である。図８において、軸受１に回転自在に支えられた
回転軸２と、回転軸２に固定されたロータヨーク３と、
ロータヨーク内周面に取り付けられた円環状の多極のロ
ータ磁石４からロータ部が構成されている。またステー
タ部の詳細は図５に一例を示している。図５において、
ステータ部は、前記軸受１と軸受を収容したハウジング
５、ハウジング５を中心として花弁状に配したステータ
コイル６、回路部を形成するパターンが表面に施された
ステータヨーク７より構成している。
の面対向型ブラシレスモータの一例について説明する。
図８は、従来の面対向ブラシレスモータの断面図の一例
である。図８において、軸受１に回転自在に支えられた
回転軸２と、回転軸２に固定されたロータヨーク３と、
ロータヨーク内周面に取り付けられた円環状の多極のロ
ータ磁石４からロータ部が構成されている。またステー
タ部の詳細は図５に一例を示している。図５において、
ステータ部は、前記軸受１と軸受を収容したハウジング
５、ハウジング５を中心として花弁状に配したステータ
コイル６、回路部を形成するパターンが表面に施された
ステータヨーク７より構成している。
【０００４】図６は従来のステータコイルの斜視図であ
る。ステータコイル６は、平角コイルを用いて図６の如
く形成され、実開平７−３６４０４号公報に明記されて
いるように巻き始めとなる内周の一部８の絶縁皮膜を剥
離し、同様に巻き終わりとなる外周の一部９の絶縁皮膜
を剥離して、ステータヨーク７に接着剤等で固着させ、
ステータヨーク７に設けられたステータコイル６の内周
と外周に位置する接続部とステータコイルの内周の一部
８および外周の一部９とが図７の如く半田１０にて接続
されている。さらにステータヨーク７の上部には、ホー
ル素子１１、磁気抵抗素子１２がモータを駆動させるた
めに配置されている。
る。ステータコイル６は、平角コイルを用いて図６の如
く形成され、実開平７−３６４０４号公報に明記されて
いるように巻き始めとなる内周の一部８の絶縁皮膜を剥
離し、同様に巻き終わりとなる外周の一部９の絶縁皮膜
を剥離して、ステータヨーク７に接着剤等で固着させ、
ステータヨーク７に設けられたステータコイル６の内周
と外周に位置する接続部とステータコイルの内周の一部
８および外周の一部９とが図７の如く半田１０にて接続
されている。さらにステータヨーク７の上部には、ホー
ル素子１１、磁気抵抗素子１２がモータを駆動させるた
めに配置されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ステータコイルの内周部に巻き始めを半
田付けするスペースが必要となり、ステータコイルの巻
き数が外周の形状で規制され、それ以上巻き数を上げる
ことができず、モータの駆動電流を低減できないという
問題があった。本発明は、このような従来の課題を解決
するものであり、ステータコイルの巻き数を上げること
により、駆動電流を低減したモータを提供することを目
的とする。
来の構成では、ステータコイルの内周部に巻き始めを半
田付けするスペースが必要となり、ステータコイルの巻
き数が外周の形状で規制され、それ以上巻き数を上げる
ことができず、モータの駆動電流を低減できないという
問題があった。本発明は、このような従来の課題を解決
するものであり、ステータコイルの巻き数を上げること
により、駆動電流を低減したモータを提供することを目
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、ステータコイルの巻き始めの接続部をス
テータコイル外周部のステータヨークに設けたものであ
る。上記手段によってステータコイル内周部の巻き数を
上げることができ、モータの駆動電流が低減できない不
都合を解消することができる。
めに本発明は、ステータコイルの巻き始めの接続部をス
テータコイル外周部のステータヨークに設けたものであ
る。上記手段によってステータコイル内周部の巻き数を
上げることができ、モータの駆動電流が低減できない不
都合を解消することができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】上記の課題を解決するために本発
明は、円環状のロータ磁石と、前記ロータ磁石と面対向
する位置に固定される平角コイルを用いて形成された複
数個のステータコイルと、前記ステータコイルを支持す
るステータヨークからなり、前記ステータコイルの巻き
始めの接続部をステータコイル外周部のステータヨーク
に設けたものである。このようにステータコイルの巻き
始めの接続部をステータコイル外周部のステータヨーク
に設けたものでは、巻き始めを半田付けするためのスペ
ースがステータコイル内周部にいらないため、ステータ
コイルの内周部の巻き数を上げることができる。
明は、円環状のロータ磁石と、前記ロータ磁石と面対向
する位置に固定される平角コイルを用いて形成された複
数個のステータコイルと、前記ステータコイルを支持す
るステータヨークからなり、前記ステータコイルの巻き
始めの接続部をステータコイル外周部のステータヨーク
に設けたものである。このようにステータコイルの巻き
始めの接続部をステータコイル外周部のステータヨーク
に設けたものでは、巻き始めを半田付けするためのスペ
ースがステータコイル内周部にいらないため、ステータ
コイルの内周部の巻き数を上げることができる。
【０００８】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００９】図４は、本発明の面対向型ブラシレスモー
タの断面図の一例である。図４において、軸受１３に回
転自在に支えられた回転軸１４と、回転軸に固定された
ロータヨーク１５と、ロータヨーク内周面に取り付けら
れた円環状の多極のロータ磁石１６からロータ部が構成
されている。またステータ部の詳細は図１に一例を示し
ている。図１において、ステータ部は、軸受１３と軸受
を収容したハウジング１７、ハウジング１７を中心とし
て花弁状に配したステータコイル１８、回路部を形成す
るパターンが表面に施されたステータヨーク１９より構
成されている。ステータコイル１８は、平角コイルを用
いて図２の如く形成され、巻き始めをステータコイルの
外周部まで引き出し、巻き始めの先端２０は半田槽等に
浸して、半田処理が施してある。また巻き終わりとなる
外周の一部２１は絶縁皮膜を剥離してある。前記の処理
を施したステータコイル１８をステータヨーク１９に接
着剤等で固着させる。その際、巻き始めの先端２０は、
各々のステータコイルの下に潜らせて、ステータヨーク
１９に設けられた巻き始めの接続部２２に重なるよう配
置し、図３の如くステータコイル外周部で半田２３にて
接続する。また、ステータコイルの巻き終わりの接続に
ついては、ステータヨークに設けられたステータコイル
外周部に位置する接続部と外周の一部２１とを図３の如
く半田２３にて接続する。さらにステータヨークの上部
には、ホール素子２４、磁気抵抗素子２５等、モータを
駆動させるための回路構成要素が配置されている。
タの断面図の一例である。図４において、軸受１３に回
転自在に支えられた回転軸１４と、回転軸に固定された
ロータヨーク１５と、ロータヨーク内周面に取り付けら
れた円環状の多極のロータ磁石１６からロータ部が構成
されている。またステータ部の詳細は図１に一例を示し
ている。図１において、ステータ部は、軸受１３と軸受
を収容したハウジング１７、ハウジング１７を中心とし
て花弁状に配したステータコイル１８、回路部を形成す
るパターンが表面に施されたステータヨーク１９より構
成されている。ステータコイル１８は、平角コイルを用
いて図２の如く形成され、巻き始めをステータコイルの
外周部まで引き出し、巻き始めの先端２０は半田槽等に
浸して、半田処理が施してある。また巻き終わりとなる
外周の一部２１は絶縁皮膜を剥離してある。前記の処理
を施したステータコイル１８をステータヨーク１９に接
着剤等で固着させる。その際、巻き始めの先端２０は、
各々のステータコイルの下に潜らせて、ステータヨーク
１９に設けられた巻き始めの接続部２２に重なるよう配
置し、図３の如くステータコイル外周部で半田２３にて
接続する。また、ステータコイルの巻き終わりの接続に
ついては、ステータヨークに設けられたステータコイル
外周部に位置する接続部と外周の一部２１とを図３の如
く半田２３にて接続する。さらにステータヨークの上部
には、ホール素子２４、磁気抵抗素子２５等、モータを
駆動させるための回路構成要素が配置されている。
【００１０】
【発明の効果】上記実施例の記載から明らかなように、
ステータコイルの巻き始めの接続部をステータコイル外
周部のステータヨークに設けたので、ステータコイルの
内周部に半田付けのスペースがいらなくなり、ステータ
コイルの巻き数を上げることができ、モータの駆動電流
を低減できる。また、巻き始めの接続をステータコイル
外周部に移動することにより半田付け作業が容易とな
り、品質も安定し信頼性が高まることとなる。
ステータコイルの巻き始めの接続部をステータコイル外
周部のステータヨークに設けたので、ステータコイルの
内周部に半田付けのスペースがいらなくなり、ステータ
コイルの巻き数を上げることができ、モータの駆動電流
を低減できる。また、巻き始めの接続をステータコイル
外周部に移動することにより半田付け作業が容易とな
り、品質も安定し信頼性が高まることとなる。
【図１】本発明の実施例を示すステータ部の詳細図
【図２】本発明の実施例を示すステータコイルの斜視図
【図３】本発明の実施例を示すステータコイル半田付け
状態の斜視図
状態の斜視図
【図４】本発明の実施例を示す面対向型ブラシレスモー
タの断面図
タの断面図
【図５】従来のステータ部の詳細図
【図６】従来のステータコイルの斜視図
【図７】従来のステータコイル半田付け状態の斜視図
【図８】従来の面対向型ブラシレスモータの断面図
１８ ステータコイル １９ ステータヨーク ２２ 巻き始めの接続部 １６ ロータ磁石
Claims (1)
- 【請求項１】円環状のロータ磁石と、前記ロータ磁石と
面対向する位置に固定される平角コイルを用いて形成さ
れた複数個のステータコイルと、前記ステータコイルを
支持するステータヨークからなり、前記ステータコイル
の巻き始めの接続部をステータコイル外周部のステータ
ヨークに設けたことを特徴とする面対向型ブラシレスモ
ータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16396097A JPH1118348A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 面対向型ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16396097A JPH1118348A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 面対向型ブラシレスモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1118348A true JPH1118348A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15784098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16396097A Pending JPH1118348A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 面対向型ブラシレスモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1118348A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1450464A4 (en) * | 2001-11-29 | 2005-02-09 | Yamaha Motor Co Ltd | AXIAL GAP TYPE DYNAMOELECTRIC MACHINE |
| EP1670126A1 (en) * | 2004-12-10 | 2006-06-14 | Thomson Licensing S.A. | Electric motor |
| EP1670125A1 (en) * | 2004-12-10 | 2006-06-14 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Electric motor |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP16396097A patent/JPH1118348A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1450464A4 (en) * | 2001-11-29 | 2005-02-09 | Yamaha Motor Co Ltd | AXIAL GAP TYPE DYNAMOELECTRIC MACHINE |
| US7323799B2 (en) | 2001-11-29 | 2008-01-29 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Axial gap type rotating electric machine |
| EP1670126A1 (en) * | 2004-12-10 | 2006-06-14 | Thomson Licensing S.A. | Electric motor |
| EP1670125A1 (en) * | 2004-12-10 | 2006-06-14 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Electric motor |
| US7382077B2 (en) | 2004-12-10 | 2008-06-03 | Thomson Licensing | Electric motor |
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