JP2814766B2 - テープガイドドラム装置 - Google Patents
テープガイドドラム装置Info
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- JP2814766B2 JP2814766B2 JP3085078A JP8507891A JP2814766B2 JP 2814766 B2 JP2814766 B2 JP 2814766B2 JP 3085078 A JP3085078 A JP 3085078A JP 8507891 A JP8507891 A JP 8507891A JP 2814766 B2 JP2814766 B2 JP 2814766B2
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- Japan
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- thrust bearing
- rotary
- tape guide
- rotary drum
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は信号を記録再生する磁気
記録再生装置に用いて有効なテープガイドドラム装置に
関するものである。
記録再生装置に用いて有効なテープガイドドラム装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダーは需要が
増加するにつれ、より高性能で安価なものが要求されて
いる。そのうえカメラ一体型ビデオでは、より小型、軽
量なものが要求されている。よってテープガイドドラム
装置も多ヘッド化、小型化、そしてコストダウンが要求
されている。
増加するにつれ、より高性能で安価なものが要求されて
いる。そのうえカメラ一体型ビデオでは、より小型、軽
量なものが要求されている。よってテープガイドドラム
装置も多ヘッド化、小型化、そしてコストダウンが要求
されている。
【０００３】以下、図面を参照しながら上述した従来の
テープガイドドラム装置の一例について説明する。
テープガイドドラム装置の一例について説明する。
【０００４】図３は従来のテープガイドドラム装置の構
成を示す断面図である。この構成と動作に付いて説明す
ると、まず、ディスク１０には回転ロータリートランス
２０が同軸に接着されると共に上端面にスラスト軸受け
部材１２がほぼ回転軸と同軸になるよう載せられて、ネ
ジ止め固定される。
成を示す断面図である。この構成と動作に付いて説明す
ると、まず、ディスク１０には回転ロータリートランス
２０が同軸に接着されると共に上端面にスラスト軸受け
部材１２がほぼ回転軸と同軸になるよう載せられて、ネ
ジ止め固定される。
【０００５】上シリンダー１４には回転ロータリートラ
ンス２０の配線リード２２と磁気ヘッド２３の巻線リー
ド２４が貫通するためのリード貫通穴１６が必要数だけ
開いている。
ンス２０の配線リード２２と磁気ヘッド２３の巻線リー
ド２４が貫通するためのリード貫通穴１６が必要数だけ
開いている。
【０００６】上シリンダー１４にはリード貫通穴１６と
同仕様の貫通穴２３をもうけた中継プリント基板３０が
載置されていて、磁気ヘッド２３の巻線リード２４がリ
ード貫通穴１６を通して接続されている。
同仕様の貫通穴２３をもうけた中継プリント基板３０が
載置されていて、磁気ヘッド２３の巻線リード２４がリ
ード貫通穴１６を通して接続されている。
【０００７】下シリンダー３２に固定されたシャフト３
４には軸受け油（図示せず）が塗布され、ディスク１０
はシャフト３４に挿入され下シリンダーユニットとドッ
キングして組み合わされ、流体軸受けを構成し、回転自
在に保持されたのち、上シリンダー１４がディスク１０
に載置され、回転ロータリートランス２０の配線リード
２２がリード貫通穴１６を通して中継プリント基板３０
に接続される。
４には軸受け油（図示せず）が塗布され、ディスク１０
はシャフト３４に挿入され下シリンダーユニットとドッ
キングして組み合わされ、流体軸受けを構成し、回転自
在に保持されたのち、上シリンダー１４がディスク１０
に載置され、回転ロータリートランス２０の配線リード
２２がリード貫通穴１６を通して中継プリント基板３０
に接続される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、スラスト軸受け部材１２が載せられ、固
定されるまでの間に設備ラインの振動などで同軸がずれ
て固定されてしまい、軸受け性能を損なうという課題
と、貫通穴１６、２３が回転中に大きな風切り音を発生
するため、ビデオムービーでは音声記録マイクにその風
切り音が記録されてしまうという課題を有していた。
うな構成では、スラスト軸受け部材１２が載せられ、固
定されるまでの間に設備ラインの振動などで同軸がずれ
て固定されてしまい、軸受け性能を損なうという課題
と、貫通穴１６、２３が回転中に大きな風切り音を発生
するため、ビデオムービーでは音声記録マイクにその風
切り音が記録されてしまうという課題を有していた。
【０００９】本発明は上記課題に鑑み、軸受け性能を確
保し、風切り音の記録が発生しないという優れたテープ
ガイドドラム装置を提供するものである。
保し、風切り音の記録が発生しないという優れたテープ
ガイドドラム装置を提供するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のテープガイドドラム装置は磁気ヘッドを具備
し、内周にラジアル軸受け部を設け、少なくとも１つの
貫通穴を有した回転ドラム手段と、主軸と、前記回転ド
ラム手段の第１の端面に載置される剛体よりなるスラス
ト軸受け部材と、前記回転ドラム手段に同軸に固定され
る固定手段と挿入ガイド手段を具備し前記スラスト軸受
け手段を載置する際に回転軸と同軸になるよう前記スラ
スト軸受け手段の外周をガイドする同軸ガイド手段を具
備すると共に前記回転ドラム手段の貫通穴をおおうカバ
ー手段を具備し、前記回転ドラム手段の第１の端面近傍
に固定されるガイド部材を有するという構成を備えたも
のである。
に本発明のテープガイドドラム装置は磁気ヘッドを具備
し、内周にラジアル軸受け部を設け、少なくとも１つの
貫通穴を有した回転ドラム手段と、主軸と、前記回転ド
ラム手段の第１の端面に載置される剛体よりなるスラス
ト軸受け部材と、前記回転ドラム手段に同軸に固定され
る固定手段と挿入ガイド手段を具備し前記スラスト軸受
け手段を載置する際に回転軸と同軸になるよう前記スラ
スト軸受け手段の外周をガイドする同軸ガイド手段を具
備すると共に前記回転ドラム手段の貫通穴をおおうカバ
ー手段を具備し、前記回転ドラム手段の第１の端面近傍
に固定されるガイド部材を有するという構成を備えたも
のである。
【００１１】
【作用】本発明は上記した構成によってスラスト軸受け
部材の同軸固定が確実に実施でき、風切り音がマイクま
で到達しないよう減衰出来ると共に、貫通穴からの塵等
の侵入を防げることとなる。
部材の同軸固定が確実に実施でき、風切り音がマイクま
で到達しないよう減衰出来ると共に、貫通穴からの塵等
の侵入を防げることとなる。
【００１２】
【実施例】以下本発明の一実施例のテープガイドドラム
装置について、図面を参照しながら説明する。
装置について、図面を参照しながら説明する。
【００１３】図１は本発明の一実施例におけるテープガ
イドドラム装置の構成を示す断面図、図２は同装置の要
部を示す部分断面図である。
イドドラム装置の構成を示す断面図、図２は同装置の要
部を示す部分断面図である。
【００１４】この構成と動作に付いて説明する。ディス
ク６０には回転ロータリートランス７０が同軸に接着さ
れると共に上端面にスラスト軸受け部材６２がほぼ回転
軸と同軸になるよう載せられて、ネジ止め固定される。
上シリンダー６４には回転ロータリートランス７０の配
線リード７２と磁気ヘッド７３の巻線リード７４が貫通
するためのリード貫通穴６６が必要数だけ開いている。
上シリンダー６４にはリード貫通穴６６と同仕様の貫通
穴６３をもうけた中継プリント基板８０が載置されてい
て、磁気ヘッド７３の巻線リード７４がリード貫通穴６
６を通して接続されている。下シリンダー８２に固定さ
れたシャフト８４には軸受け油（図示せず）が塗布さ
れ、ディスク６０はシャフト８４に挿入され下シリンダ
ーユニットとドッキングして組み合わされ、流体軸受け
を構成し、回転自在に保持されたのち、上シリンダー６
４がディスク６０に載置され、回転ロータリートランス
７０の配線リード７２がリード貫通穴６６を通して中継
プリント基板８０に接続される。ディスク６０の外周６
８は軸受け８６と同軸が保たれている。カバー部材９０
は樹脂成形品からなり、ディスク６０の外周６８に圧入
される関係にある複数の突起９２と、外周６８とわずか
な隙間をもってかん合するかん合部９４と、スラスト軸
受け部材６２の外径とかん合するガイド部９６と、上シ
リンダー６４のリード貫通穴６６をすべて覆うに充分な
大きさのカップ状のカバー部９８とから構成されてい
る。
ク６０には回転ロータリートランス７０が同軸に接着さ
れると共に上端面にスラスト軸受け部材６２がほぼ回転
軸と同軸になるよう載せられて、ネジ止め固定される。
上シリンダー６４には回転ロータリートランス７０の配
線リード７２と磁気ヘッド７３の巻線リード７４が貫通
するためのリード貫通穴６６が必要数だけ開いている。
上シリンダー６４にはリード貫通穴６６と同仕様の貫通
穴６３をもうけた中継プリント基板８０が載置されてい
て、磁気ヘッド７３の巻線リード７４がリード貫通穴６
６を通して接続されている。下シリンダー８２に固定さ
れたシャフト８４には軸受け油（図示せず）が塗布さ
れ、ディスク６０はシャフト８４に挿入され下シリンダ
ーユニットとドッキングして組み合わされ、流体軸受け
を構成し、回転自在に保持されたのち、上シリンダー６
４がディスク６０に載置され、回転ロータリートランス
７０の配線リード７２がリード貫通穴６６を通して中継
プリント基板８０に接続される。ディスク６０の外周６
８は軸受け８６と同軸が保たれている。カバー部材９０
は樹脂成形品からなり、ディスク６０の外周６８に圧入
される関係にある複数の突起９２と、外周６８とわずか
な隙間をもってかん合するかん合部９４と、スラスト軸
受け部材６２の外径とかん合するガイド部９６と、上シ
リンダー６４のリード貫通穴６６をすべて覆うに充分な
大きさのカップ状のカバー部９８とから構成されてい
る。
【００１５】上シリンダー６４がディスク６０に載置さ
れ、配線接続された後ディスク６０の外周６８にカバー
部材９０が圧入され、スラスト軸受け部材６２がガイド
部９６に案内され、ディスク６０に固定される。またス
ラスト軸受け部材６２の外径ｄ１はカバー部材９０のか
ん合部９４の内径ｄ２に対し、ｄ２＜ｄ１となっている
ため万が一にもカバー部材９０が脱落することはない。
れ、配線接続された後ディスク６０の外周６８にカバー
部材９０が圧入され、スラスト軸受け部材６２がガイド
部９６に案内され、ディスク６０に固定される。またス
ラスト軸受け部材６２の外径ｄ１はカバー部材９０のか
ん合部９４の内径ｄ２に対し、ｄ２＜ｄ１となっている
ため万が一にもカバー部材９０が脱落することはない。
【００１６】この構成で風きり音は貫通穴がカバー部材
で覆われているため発生しにくく、また発生しても小さ
くマイクにとどくことはない。また、ほこり、異物の侵
入もふせげる。また、スラスト軸受け部材もずれること
なく固定できる。
で覆われているため発生しにくく、また発生しても小さ
くマイクにとどくことはない。また、ほこり、異物の侵
入もふせげる。また、スラスト軸受け部材もずれること
なく固定できる。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明はスラスト軸受け部
材の同軸固定が確実に実施でき、風切り音がマイクまで
到達しないよう減衰出来ると共に、貫通穴からの塵等の
侵入を防げるという効果を得ることが出来る。
材の同軸固定が確実に実施でき、風切り音がマイクまで
到達しないよう減衰出来ると共に、貫通穴からの塵等の
侵入を防げるという効果を得ることが出来る。
【図１】本発明の一実施例におけるテープガイドドラム
装置を示す断面図
装置を示す断面図
【図２】同装置の要部を示す部分断面斜視図
【図３】従来のテープガイドドラム装置を示す断面図
６０ ディスク ６２ スラスト軸受け部材 ６４ 上シリンダー ９０ カバー部材
Claims (3)
- 【請求項１】 磁気ヘッドを具備し、内周にラジアル軸
受け部を設け、少なくとも１つの貫通穴を有した回転ド
ラム手段と、主軸と、前記回転ドラム手段の第１の端面
に載置される剛体よりなるスラスト軸受け部材と、前記
回転ドラム手段に同軸に固定される固定手段と挿入ガイ
ド手段を具備し前記スラスト軸受け手段を載置する際に
回転軸と同軸になるよう前記スラスト軸受け手段の外周
をガイドする同軸ガイド手段を具備すると共に前記回転
ドラム手段の貫通穴をおおうカバー手段を具備し、前記
回転ドラム手段の第１の端面近傍に固定されるガイド部
材を有することを特徴とするテープガイドドラム装置。 - 【請求項２】 ガイド部材の最小径は挿入ガイド手段の
内径ｄ１であり、スラスト軸受け部材の外径ｄ２との関
係がｄ１＜ｄ２となり、前記挿入ガイド手段が前記スラ
スト軸受け部材の下方に位置することを特徴とする請求
項１記載のテープガイドドラム装置。 - 【請求項３】 回転ドラム手段は磁気テープをガイドす
る回転シリンダーと軸受け部を構成するディスクにより
なることを特徴とする請求項１記載のテープガイドドラ
ム装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3085078A JP2814766B2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | テープガイドドラム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3085078A JP2814766B2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | テープガイドドラム装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04318309A JPH04318309A (ja) | 1992-11-09 |
| JP2814766B2 true JP2814766B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=13848587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3085078A Expired - Fee Related JP2814766B2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | テープガイドドラム装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2814766B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-17 JP JP3085078A patent/JP2814766B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04318309A (ja) | 1992-11-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |