JPH10112002A - 回転磁気ヘッド装置 - Google Patents

回転磁気ヘッド装置

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JPH10112002A
JPH10112002A JP28604396A JP28604396A JPH10112002A JP H10112002 A JPH10112002 A JP H10112002A JP 28604396 A JP28604396 A JP 28604396A JP 28604396 A JP28604396 A JP 28604396A JP H10112002 A JPH10112002 A JP H10112002A
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JP
Japan
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magnetic head
stator
drum
rotary
equipment chassis
Prior art date
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Pending
Application number
JP28604396A
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English (en)
Inventor
Soujirou Terayama
総二郎 寺山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH10112002A publication Critical patent/JPH10112002A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により、容易に組み立てることが
できると共に、ノイズ発生を低減できるようにした、回
転磁気ヘッド装置を提供すること。 【解決手段】 ステータ基板15bが、固定ドラム側の
面に、各コイルの巻線端末に接続されたランド15cを
備えており、機器シャーシ16上に、ステータ基板の各
ランドに対して、固定ドラムに設けられた貫通孔11a
を介して、電気的に接触できるコネクタピン18が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば磁気テープ
を巻回して、音声信号や映像信号等の情報信号を記録ま
たは再生するVTR装置等における回転磁気ヘッド装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、VTR,DAT(ディジタルオー
ディオテープレコーダ)等における回転ヘッド装置は、
例えば図5に示すように、構成されている。即ち、図5
において、回転ヘッド装置1は、固定ドラム2と、固定
ドラム2内に組み込まれた軸受3と、軸受3により固定
ドラム2の中心線の周りに回転可能に支持された回転軸
4と、回転軸4に一体に取り付けられた回転ドラム5
と、内部に組み込まれたロータリトランス6とを備えて
いる。上記回転軸4は、図示しないモータにより、所定
回転数にて回転駆動されるようになっている。上記回転
ドラムは、その外周縁部に、磁気テープに対する信号の
記録再生のための磁気ヘッド5aを備えている。
【0003】ここで、上記ロータリトランス6は、回転
ドラム5と一体に回転するように取り付けられたロータ
基板6aと、固定ドラム2内にて、上記ロータ基板6a
と軸方向に関して対向するように配設されたステータ基
板6bとから構成されている。そして、これらロータ基
板6a及びステータコア基板6b上には、それぞれ複数
個のコイル(図示せず)が配設されている。ロータ基板
6aに配設されたコイルは、回転ドラム5に取り付けら
れた磁気ヘッド5aに接続され、またステータ基板6b
に配設されたコイルは、図示しないフレキシブルプリン
ト基板を介して、外部の所定の信号処理部等、例えば固
定ドラム2が取り付けられる機器シャーシに設けられた
制御回路に対して接続されている。これにより、ロータ
基板6a及びステータ基板6bとの間で、非接触にて信
号の入出力が行われるようになっている。例えば、磁気
ヘッド5aで得られたビデオテープ等の情報信号が、非
接触にて外部の信号処理部に送出されるようになってい
る。
【0004】このよう構成された回転ヘッド装置1によ
れば、再生の際には、図示しないモータにより回転軸4
が回転される。これにより、回転ドラム5が回転され、
回転ドラム5に備えられた磁気ヘッド5aにより検出さ
れた信号が、ロータリトランス6を介して、外部に出力
される。また、記録の際には、図示しない制御回路等か
らの電気信号が、ロータリトランス6を介して、上記磁
気ヘッド5aに出力され、磁気テープへの書き込みが行
われることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
回転ヘッド装置1においては、ロータリトランス6のス
テータ基板6bに配設されたコイルから外部への電気的
接続は、上述のようにフレキシブルプリント基板により
行なわれている。このため、フレキシブルプリント基板
の取付作業が複雑で、時間がかかってしまうという問題
があった。さらに、再生時の磁気ヘッドにより検出され
た信号(RF信号)は比較的微弱であることから、この
フレキシブルプリント基板の存在が、ノイズ発生の一因
となってしまうという問題があった。
【0006】本発明は、以上の点に鑑み、簡単な構成に
より、容易に組み立てられると共に、ノイズ発生を低減
できるようにした、回転磁気ヘッド装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、機器シャーシに実装される固定ドラムと、この固
定ドラムに対して回転可能に支持され且つ回転駆動され
る回転ドラムと、回転ドラムの外周縁に備えられた少な
くとも一つの磁気ヘッドと、回転ドラムに取り付けられ
且つ磁気ヘッドに接続されるロータ側コイルが配設され
たロータ基板と、固定ドラムに取り付けられた且つ機器
シャーシ側に接続されるステータ側コイルが配設された
ステータ基板とから成るロータリトランスとを備えてお
り、このステータ基板が、固定ドラム側の面に、各コイ
ルの巻線端末に接続されたランドを備えており、機器シ
ャーシ上に、ステータ基板の各ランドに対して、固定ド
ラムを介して、電気的に接触できるコネクタピンが設け
られている、回転磁気ヘッド装置により、達成される。
【0008】上記構成によれば、ロータリトランスのス
テータ基板の各コイルが、フレキシブルプリント基板を
使用せずに、機器シャーシに設けたコネクタピンを介し
て直接に接続されることになる。従って、フレキシブル
プリント基板が不要であることから、部品点数が少なく
て済み、組立が容易に行われるので、部品コスト及び組
立コストが低減されると共に、ノイズの発生が低減され
ることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図4を参照しながら、詳細に説明する。尚、
以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例である
から、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、
本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定
する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもの
ではない。
【0010】図1は、本発明による回転磁気ヘッド装置
の一実施形態を示している。図1において、回転磁気ヘ
ッド装置10は、固定ドラム11と、固定ドラム11内
に組み込まれた軸受12と、軸受12により固定ドラム
の中心線の周りに回転可能に支持された回転軸13と、
回転軸13に一体に取り付けられた回転ドラム14と、
内部に組み込まれたロータリトランス15と、固定ドラ
ム11が実装される機器シャーシ16とを備えている。
【0011】上記回転軸13は、図示しないモータによ
り、所定回転数にて回転駆動されるようになっている。
上記回転ドラム14は、その外周縁部に、磁気テープ
(図示せず)に対する信号の記録再生のための磁気ヘッ
ド17を備えている。これらの構成は、図5で説明した
従来の回転磁気ヘッド装置とほぼ同じ構成である。
【0012】上記ロータリトランス15は、回転ドラム
14と一体に回転するように取り付けられたロータ基板
15aと、固定ドラム11内にて、上記ロータ基板15
aと軸方向に関して対向するように配設されたステータ
基板15bとから構成されている。これらのロータ基板
15aとステータ基板15bは、それぞれ例えば円盤状
のフェライト等で形成した基板に、それぞれ同心円状に
複数の溝を形成し、この溝内にそれぞれコイルを配置し
てなっている。
【0013】ロータ基板15aに配設されたコイルは、
回転ドラム14に取り付けられた磁気ヘッド17に接続
され、またステータ基板15bに配設されたコイルは、
上記機器シャーシ16に設けられた制御回路に対して接
続されている。これにより、ロータ基板15a及びステ
ータ基板15bとの間で、非接触にて信号の入出力が行
われるようになっている。例えば、磁気ヘッド17で得
られたビデオテープ等の情報信号が、非接触にて外部の
信号処理部に送出されるようになっている。
【0014】ステータ基板15bは、図2に示すよう
に、その固定ドラム11側の面(図示の場合、下面)
に、各ステータ側コイルの巻線端末が例えばハンダ付け
等により接続されるべきランド15cを備えている。図
示の場合、ランド15cは、10個設けられており、ス
テータ基板15bの同一円周上にて、不等間隔で配設さ
れている。固定ドラム11は、図3に示すように、上記
ステータ基板15bの各ランド15cに対応して、軸方
向に沿って上下に貫通する複数個の貫通孔11aを備え
ている。
【0015】機器シャーシ16は、図4に示すように、
固定ドラム11の貫通孔11aに対応して、垂直方向に
立ち上がるように植設された複数個のコネクタピン18
を備えている。このコネクタピン18は、機器シャーシ
16上に所定位置に固定ドラム11が実装されたとき、
固定ドラム11の各貫通孔11aを通って、それぞれス
テータ基板15bの対応するランド15cに接触して電
気的に接続されるように、その長さが選定されている。
【0016】これにより、ロータリトランス15のステ
ータ基板15b上に配設されたステータ側コイルは、機
器シャーシ16上に植設されたコネクタピン18を介し
て、機器シャーシ16上に構成された信号処理部として
の制御回路(図示せず)に接続されることになる。
【0017】尚、図示の場合、固定ドラム11は、機器
シャーシ16の下方から、取付孔16aを介して、ネジ
孔11bに螺合される固定ネジ(図示せず)によって、
機器シャーシ16に対して螺着されるようになっている
が、他の固定方法により固定保持されるようになってい
てもよい。
【0018】本実施形態による回転磁気ヘッド装置10
は、以上のように構成されており、記録の際には、図示
しないモータにより回転軸13が回転駆動されることに
より、回転ドラム14が回転され、機器シャーシ16上
に構成された制御回路等の外部からの電気信号が、コネ
クタピン18からロータリトランス15のステータ基板
15b下面のランド15cに、そしてロータリトランス
15を介して、回転ドラム14側に伝送され、回転ドラ
ム14に設けられた磁気ヘッド17に出力される。これ
により、磁気ヘッド17は、磁気テープ(図示せず)へ
の書き込みを行なうことになる。
【0019】また、再生の際には、磁気ヘッド17によ
り検出された信号が、回転ドラム14からロータリトラ
ンス16を介して、固定ドラム11側に伝送され、ステ
ータ基板15bのランド15cからコネクタピン18を
介して、機器シャーシ16上に構成された外部の制御回
路等に出力される。
【0020】ここで、機器シャーシ16とロータリトラ
ンス15との間の信号の入出力は、機器シャーシ16上
に植設されたコネクタピン18を介して行なわれるの
で、従来のようにフレキシブルプリント基板を使用する
必要がなく、コネクタピン18により直接に接続される
ことになる。従って、部品点数が少なくて済み、簡単な
構成により容易に組立が行われる。さらに、ロータリト
ランス15のステータ基板15bに配設されたステータ
側コイルが、ランド15c及びコネクタピン18を介し
て、直接に機器シャーシ16側に取り出されるので、再
生時の磁気ヘッド17からの比較的微弱なRF信号であ
っても、ノイズ発生が排除されることになる。
【0021】尚、上述した実施形態においては、ステー
タ基板15bのランド15c,固定ドラム11の貫通孔
11aそしてコネクタピン18は、それぞれ10個設け
られているが、これに限らず、回転磁気ヘッド装置10
の仕様によるロータリトランス15のステータ基板15
b上のステータ側コイルの数に合わせて、適宜に選定さ
れる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、簡
単な構成により、容易に組み立てられると共に、ノイズ
発生を低減できる回転磁気ヘッド装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転磁気ヘッド装置の一実施形態
を示す概略断面図である。
【図2】図1の回転磁気ヘッド装置におけるロータリト
ランスのロータコアの下方から見た概略斜視図である。
【図3】図1の回転磁気ヘッド装置における固定ヘッド
の下方から見た概略斜視図である。
【図4】図1の回転磁気ヘッド装置が実装される機器シ
ャーシの要部を示す概略斜視図である。
【図5】従来の回転磁気ヘッド装置の一例を示す概略断
面図である。
【符号の説明】
10・・・回転磁気ヘッド装置、11・・・固定ドラ
ム、11a・・・貫通孔、12・・・軸受、13・・・
回転軸、14・・・回転ドラム、15・・・ロータリト
ランス、15a・・・ロータ基板、15b・・・ステー
タ基板、15c・・・ランド、16・・・機器シャー
シ、17・・・磁気ヘッド、18・・・コネクタピン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器シャーシに実装される固定ドラム
    と、 この固定ドラムに対して回転可能に支持され且つ回転駆
    動される回転ドラムと、 回転ドラムの外周縁に備えられた少なくとも一つの磁気
    ヘッドと、 回転ドラムに取り付けられ且つ磁気ヘッドに接続される
    ロータ側コイルが配設されたロータ基板と、 固定ドラムに取り付けられた且つ機器シャーシ側に接続
    されるステータ側コイルが配設されたステータ基板とか
    ら成るロータリトランスとを含んでおり、 前記ステータ基板が、固定ドラム側の面に、各コイルの
    巻線端末に接続されたランドを備えており、 機器シャーシ上に、固定ドラムを介して、ステータ基板
    の各ランドに対して、電気的に接触するコネクタピンを
    設けたことを特徴とする回転磁気ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 前記コネクタピンは、前記固定ドラムの
    貫通孔を介して、ステータ基板の各ランドに対して、電
    気的に接触することを特徴とする請求項1に記載の回転
    磁気ヘッド装置。
JP28604396A 1996-10-07 1996-10-07 回転磁気ヘッド装置 Pending JPH10112002A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28604396A JPH10112002A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 回転磁気ヘッド装置

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JP28604396A JPH10112002A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 回転磁気ヘッド装置

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JPH10112002A true JPH10112002A (ja) 1998-04-28

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ID=17699237

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JP28604396A Pending JPH10112002A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 回転磁気ヘッド装置

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JP (1) JPH10112002A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0967595A2 (en) * 1998-06-25 1999-12-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Head drum assembly for tape recorder

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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