JPH0519841Y2 - - Google Patents

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JPH0519841Y2
JPH0519841Y2 JP15897986U JP15897986U JPH0519841Y2 JP H0519841 Y2 JPH0519841 Y2 JP H0519841Y2 JP 15897986 U JP15897986 U JP 15897986U JP 15897986 U JP15897986 U JP 15897986U JP H0519841 Y2 JPH0519841 Y2 JP H0519841Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ビデオテープレコーダ、デジタルオ
ーデイオテープレコーダ等に適用可能な回転磁気
ヘツド装置に関する。
(従来の技術) ビデオテープレコーダ、デジタルオーデイオテ
ープレコーダ等に用いられる回転磁気ヘツド装置
では、回転磁気ヘツドと外部回路との間で信号を
授受するためにロータリートランスが用いられる
が、ロータリートランスの固定側ロータリートラ
ンスと外部回路とをつなぐ引き出し線や外部導出
用のリード線の処理が問題となる。
第6図乃至第9図は従来の回転磁気ヘツド装置
の例を示す。
第6図及び第7図において、下ドラムとしての
固定ドラム1は適宜の不動部に固定されており、
固定ドラム1の中心線軸方向の孔内には適宜の軸
受を介して回転軸2が回転自在に支持されてい
る。回転軸2は図示されないモータによつて回転
駆動される。固定ドラム1の上面側の凹部にはロ
ータリートランス3の固定側ロータリートランス
4が固定されている。
上記回転軸2には、固定ドラム1の上方におい
て回転デイスク6が圧入により固着されている。
回転デイスク6の上面側には上ドラムとしての回
転ドラム7が取付ねじ8によつて取りつけられて
いる。上記回転デイスク6はその周面が固定ドラ
ム1のボス状の部分の一部を覆うような形になつ
ており、この回転デイスク6の外周部下端面には
ロータリートランス3の回転側ロータリートラン
ス5が固着されている。回転側ロータリートラン
ス5は、上記固定側ロータリートランス4に対し
所定の僅かな間隙をおいて対向している。
回転ドラム7の下面側にはヘツドベース9が取
りつけねじ11によつて取りつけられている。ヘ
ツドベース9の先端部には磁気ヘツド10が取り
つけられている。磁気ヘツド10の先端面は固定
ドラム1及び回転ドラム7の外周面と略同じ面内
にある。
第7図及び第8図に示されているように、磁気
ヘツド10のコイル端から引き出されたリード線
12は、回転ドラム7の上面側に取りつけられた
配線基板13に形成された電極に接続され、さら
にこの電極に接続されたリード線14を介して回
転側ロータリートランス5に接続されている。一
方、固定側ロータリートランス4からの引き出し
線15は、第6図及び第8図に示されているよう
に固定ドラム7の外周面から引き出され、図示さ
れない増幅回路に接続される。
なお、固定ドラムの外周面から引き出された固
定ロータリートランス4の引き出し線15は、第
9図に示されているようにドラムユニツト外に設
けられた回路基板16を中継して外部の増幅回路
に接続される場合もある。
(考案が解決しようとする問題点) 上に述べたような従来の回転磁気ヘツド装置の
うち第6図のように固定ドラム1の外周面から引
き出した固定側ロータリートランスからの引き出
し線を直接外部回路に接続するようにした場合
は、引き出し線をそのまま長く引き出すので外部
ノイズを拾い易く、ノイズ対策を施す必要があ
る。また、第9図のように固定側ロータリートラ
ンスからの引き出し線をドラムユニツト外部の配
線基板を中継して外部回路に接続するようにした
場合は、配線基板の配置場所を特別に確保する必
要があり、回転磁気ヘツド装置全体が占める空間
を多く必要としていた。
さらに、磁気ヘツドに対する信号の入出力時に
外部からの電磁ノイズの影響によるS/N比の悪
化を防止するためにアース処理を行うが、従来は
アースすべき各部分をそれぞれアースに落とすた
めの配線処理を行う必要があり、面倒であつた。
本考案は、かかる従来の問題点を解消するため
になされたもので、固定側ロータリートランスの
引き出し線を基板を介して外部回路に接続するよ
うにしたものにおいて、モータ配線基板を外部引
き出し線の中継基板として兼用させることによ
り、装置全体が占める空間を少なくすることがで
きるようにし、また、アースの配線処理の簡略化
を図つた回転磁気ヘツド装置を提供することを目
的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、両面に導電パターンを有するモータ
基板が回転ドラム駆動用モータと固定ドラムとの
間に配設されており、このモータ基板の固定ドラ
ムとの対向面側に形成されたターミナル部には固
定側ロータリートランスの引き出し線と外部導出
線を接続する導電パターンと上記外部導出線のア
ース線を接続するアースパターンが形成され、こ
のアースパターンは上記固定ドラムの端面に接触
させられ、上記モータ基板の上記ターミナル部と
反対側の面に形成された電極部の導電パターンに
はモータ信号線が接続されていることを特徴とす
る。
(作用) 固定側ロータリートランスと外部回路との間で
の信号の授受は、固定側ロータリートランスの引
き出し線とモータ基板のターミナル部の導電パタ
ーンと外部導出線とを介して行われる。モータ基
板とモータとの間での信号の授受は、モータ基板
の上記ターミナル部と反対側の電極部の導電パタ
ーンとモータ信号線とを介して行われる。外部導
出線のアース線と固定ドラムはターミナル部のア
ースパターンを介して接続される。
(実施例) 以下、第1図乃至第5図を参照しながら本考案
に係る回転磁気ヘツド装置の実施例を説明する。
但し、固定ドラム、回転ドラム、ロータリートラ
ンス、磁気ヘツド等の構成は前述の従来例と同じ
であるから、同じ構成部分には共通の符号を付し
て詳細な説明は省略することにする。
第1図に示されているように、固定ドラム1の
下面側には下方に突出した段差部35があり、こ
の段差部35にはモータ基板26とモータ20の
ステータ組立体21が固定されている。このモー
タ基板26とステータ組立体21は、第4図にも
示されているように取付ねじ22によつて固定ド
ラム1の上記段差部35に固定されている。
一方、回転軸2にはその下端側においてロータ
23に一体に取りつけられたロータ取付ボス24
が圧入されている。ロータ23はカツプ状の内周
面にロータマグネツト36を有し、このロータマ
グネツト36がステータ組立体21を取り囲んで
いる。ロータ23とステータ組立体21等によつ
てモータ20を構成している。このモータ20は
固定ドラム1に対し回転ドラム7と反対側に配設
されている。モータ20によつて回転軸2及びこ
れと一体の回転ドラム7、磁気ヘツド10等が回
転駆動されるようになつている。
第5図に示されているように、前記モータ基板
26は固定ドラム1の前記段差部35の下端面を
基準面として固定されている。第4図に示されて
いるように、モータ基板26は固定ドラム1の外
周に沿うような略リング状をなしている。第3図
に示されているように、モータ基板26にはロー
タ23のマグネツト36と対向する位置に周波数
発電機の発電コイルパターン31が形成されてい
る。この発電コイルパターン31の出力はモータ
20の回転速度制御に供される。第1図乃至第4
図に示されているように、モータ基板26の外周
部には両面に導電パターンを有する突出部が形成
されている。この突出部の固定ドラム1との対向
面側である上面側はターミナル部27となつてお
り、上記突出部の上記ターミナル部27と反対側
の面である下面側は電極部28となつている。上
記ターミナル部27にはアースパターン29が形
成されている。このアースパターン29は第4図
に示されているように固定ドラム1との圧接面に
リング状に形成された導電パターンに一体につな
がつており、前述のように取付ねじ22によつて
モータ基板26が固定ドラム1に固定されること
によりアースパターン29が固定ドラム1に導通
するようになつている。上記ターミナル部27に
はまた上記アースパターン29を挟んで複数の導
電パターン30が形成されており、各導電パター
ン30には複数のリード線40がアース線39で
シールドされてなる外部導出線34内の上記各リ
ード線40が半田付け等により接続されると共
に、固定側ロータリートランス4からの引き出し
線15が半田付け等により接続されている。図示
の実施例では、ロータリートランスは第1チヤン
ネル用と第2チヤンネル用があり、これらのロー
タリートランスの巻き初めと巻き終わりがそれぞ
れ接続される導電パターン30が形成されてい
る。また、上記アースパターン29には外部導出
線34のアース線39が半田付け等により接続さ
れている。
一方、前記電極部28には、モータ20と外部
回路とを中継する複数の導電パターン33が形成
されている。この導電パターン33にはモータ信
号線37とその他の信号線が接続されている。
上記実施例に係る回転磁気ヘツド装置による記
録再生動作は周知の回転磁気ヘツド装置と特に変
わりはない。但し、記録再生時の外部回路と磁気
ヘツドとの信号の授受は、外部導出線34、ター
ミナル部27の導電パターン30、固定側ロータ
リートランスの引き出し線15、ロータリートラ
ンス3、リード線14、配線基板13、ヘツドの
引き出し線12を通じて行われる。また、モータ
20に対する信号の授受は、上記ターミナル部2
7と反対側の面の電極部28に形成された導電パ
ターン33とモータ信号線37等を通じて行われ
る。
上記実施例によれば、固定ドラム1とモータ2
0との間にモータ基板26を取りつけ、このモー
タ基板26によつてロータリートランスと外部導
出線との中継基板として使用すると共に、モータ
信号線の中継基板として使用するようにしたか
ら、部品の共有化により部品数の削減を図ること
ができるし、配線処理に要するスペースを少なく
することができる。また、ロータリートランスか
らの引き出し線とモータからの引き出し線を同じ
方向から引き出すことができる。さらに、モータ
基板26を固定ドラム1の端面に固定するだけで
固定ドラム1とアースパターン29が接続され、
アースパターン29には外部導出線34のアース
線39を接続するだけでよいから、磁気ヘツドに
対する信号の入出力時の外部電磁気ノイズによる
S/N比の悪化を防止するためのアース処理を簡
単に行うことができる。
なお、図示の実施例は二つの磁気ヘツドを有す
るものの例であり、磁気ヘツドからの引き出し線
12、リード線14はそれぞれ4本ずつ設けら
れ、また、モータ基板26の導電パターン30も
マルチチヤンネル分の導電パターンを有してい
る。しかし、これらは磁気ヘツド数に応じて適宜
増減することができる。
モータ基板26はこれを鉄板とし、両面の絶縁
層上にターミナル部と電極部とを形成すれば、モ
ータノイズがロータリートランス側の信号に進入
することを磁気的に防止することができる。しか
し、モータ基板26の材質は任意であり、例えば
エポキシ樹脂等の非磁性体であつてもよい。
アースパターン26はこれをロータリートラン
スの出力線のアース線の接続電極として利用して
もよく、こうすることによりアースターミナル等
を別に設ける必要がなくなる。
(考案の効果) 本考案によれば、固定ドラムとモータとの間に
モータ基板を取りつけ、このモータ基板によつて
ロータリートランスと外部導出線との中継基板と
して使用すると共に、モータ信号線の中継基板と
して使用するようにしたから、部品の共有化によ
り部品数の削減を図ることができるし、配線処理
に要するスペースを少なくすることができる。ま
た、ロータリートランスからの引き出し線とモー
タからの引き出し線を同じ方向から引き出すこと
ができる。さらに、モータ基板を固定ドラムの端
面に固定するだけで固定ドラムとアースパターン
が接続され、アースパターンには外部導出線のア
ース線を接続するだけでよいから、磁気ヘツドに
対する信号の入出力時の外部電磁気ノイズによる
S/N比の悪化を防止するためのアース処理を簡
単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る回転磁気ヘツド装置の実
施例を示す一部断面正面図、第2図は同上実施例
の平面図、第3図は同上実施例の一部破截底面
図、第4図は同上実施例のモータ基板の部分の斜
視図、第5図は同じくモータ基板の部分の側面
図、第6図は従来の回転磁気ヘツド装置の一例を
示す一部断面正面図、第7図は同上従来例の平面
図、第8図は回転ヘツドとロータリートランスと
の接続状態を示す回路図、第9図は従来の回転磁
気ヘツド装置の別の例の要部を示す断面正面図で
ある。 1……固定ドラム、4……固定側ロータリート
ランス、5……回転側ロータリートランス、7…
…回転ドラム、10……磁気ヘツド、15……引
き出し線、20……モータ、26……モータ基
板、27……ターミナル部、28……電極部、2
9……アースパターン、30,33……導電パタ
ーン、34……外部導出線、37……モータ信号
線、39……アース線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気ヘツド及び回転側ロータリートランスが装
    着された回転ドラムと、固定側ロータリートラン
    スが装着された固定ドラムと、固定ドラムに対し
    回転ドラムの反対側に配設されていて回転ドラム
    を回転駆動するモータとを具備してなる回転磁気
    ヘツド装置において、上記モータと固定ドラムと
    の間には両面に導電パターンを有するモータ基板
    が配設されており、このモータ基板の固定ドラム
    との対向面側に形成されたターミナル部には固定
    側ロータリートランスの引き出し線と外部導出線
    を接続する導電パターンと上記外部導出線のアー
    ス線を接続するアースパターンが形成され、この
    アースパターンは上記固定ドラムの端面に接触さ
    せられ、上記モータ基板の上記ターミナル部と反
    対側の面に形成された電極部の導電パターンには
    モータ信号線が接続されてなる回転磁気ヘツド装
    置。
JP15897986U 1986-10-17 1986-10-17 Expired - Lifetime JPH0519841Y2 (ja)

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JPS6365104U JPS6365104U (ja) 1988-04-28
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