JP2938761B2 - フロッピーディスク装置 - Google Patents
フロッピーディスク装置Info
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスクを
装着して回転駆動し、フロッピーディスクに情報信号を
書き込みまた書き込んだ信号を読み出すためのフロッピ
ーディスク装置に関するものである。
装着して回転駆動し、フロッピーディスクに情報信号を
書き込みまた書き込んだ信号を読み出すためのフロッピ
ーディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フロッピーディスク装置は、スピンドル
モータによって回転駆動されるハブにフロッピーディス
クを装着してハブと共にフロッピーディスクを回転駆動
し、磁気ヘッドによってフロッピーディスクに情報信号
の書き込み、読み出しを行うようになっている。かかる
フロッピーディスク装置は、スピンドルモータの回転を
制御するモータ制御回路と、このモータ制御回路と接続
されていてフロッピーディスク装置を制御するフロッピ
ーディスク制御回路とを有し、このような回路を構成し
た回路基板を本体シャーシに取付けている。以下、従来
の3.5インチ型フロッピーディスク装置の例を図1
8,図19を参照しながら説明する。
モータによって回転駆動されるハブにフロッピーディス
クを装着してハブと共にフロッピーディスクを回転駆動
し、磁気ヘッドによってフロッピーディスクに情報信号
の書き込み、読み出しを行うようになっている。かかる
フロッピーディスク装置は、スピンドルモータの回転を
制御するモータ制御回路と、このモータ制御回路と接続
されていてフロッピーディスク装置を制御するフロッピ
ーディスク制御回路とを有し、このような回路を構成し
た回路基板を本体シャーシに取付けている。以下、従来
の3.5インチ型フロッピーディスク装置の例を図1
8,図19を参照しながら説明する。
【0003】図18(a)(b)において、フロッピー
ディスク装置の本体シャーシ30の下面側にはフロッピ
ーディスク制御回路基板1とモータ回路基板61とがね
じ止め等によって固定されている。図19に示すよう
に、フロッピーディスク制御回路基板1には、磁気ヘッ
ド5へ書込信号を送りまたヘッド5の読み出し信号を書
き込むリード・ライト回路11と、ステッピングモータ
70を制御することによりヘッド5をフロッピーディス
クの半径方向に位置制御するステッピングモータ駆動制
御回路12と、これらリード・ライト回路11とステッ
ピングモータ駆動制御回路12を制御するロジック回路
14と、このロジック回路14とパーソナルコンピュー
タ(以下「パソコン」という)20との間に介在するイ
ンターフェイス回路13とを有し、また、図18に示す
ように、パソコン20を接続するためのコネクタ63を
有している。
ディスク装置の本体シャーシ30の下面側にはフロッピ
ーディスク制御回路基板1とモータ回路基板61とがね
じ止め等によって固定されている。図19に示すよう
に、フロッピーディスク制御回路基板1には、磁気ヘッ
ド5へ書込信号を送りまたヘッド5の読み出し信号を書
き込むリード・ライト回路11と、ステッピングモータ
70を制御することによりヘッド5をフロッピーディス
クの半径方向に位置制御するステッピングモータ駆動制
御回路12と、これらリード・ライト回路11とステッ
ピングモータ駆動制御回路12を制御するロジック回路
14と、このロジック回路14とパーソナルコンピュー
タ(以下「パソコン」という)20との間に介在するイ
ンターフェイス回路13とを有し、また、図18に示す
ように、パソコン20を接続するためのコネクタ63を
有している。
【0004】一方、上記モータ回路基板61は、図19
にも示すように、駆動コイル8及びディスクチャッキン
グ部を有しロータケースの径が67mm程度と従来より
も小さいスピンドルモータ4と、ディスク装着検出及び
ライトプロテクト検出用のスイッチ(以下「HDスイッ
チ」という)18と、スピンドルモータ4が1回転する
ごとに信号を出力するインデックスセンサ19と、スピ
ンドルモータ4の回転速度に応じた周波数信号を出力す
る周波数発電機(以下「FG」という)パターン6と、
モータ4のロータの磁極を検出してロータの回転位置を
検出するホール素子7とを有し、また、上記モータ回路
基板61には、インデックスセンサ19からの信号によ
ってインデックス位置を検出するインデックス検出回路
15と、FGパターン6からの信号を入力としてモータ
4の速度を制御するための回転数制御回路16と、ホー
ル素子7の検出信号に基づいて駆動コイル8への通電を
切り換えかつ回転数制御回路16の制御信号に基づいて
駆動コイル8への通電電流を制御する通電制御回路17
が組み込まれている。そして、フロッピーディスク制御
回路基板1とモータ回路基板61との間は、信号を授受
するためのフラットケーブル62で接続されている。
にも示すように、駆動コイル8及びディスクチャッキン
グ部を有しロータケースの径が67mm程度と従来より
も小さいスピンドルモータ4と、ディスク装着検出及び
ライトプロテクト検出用のスイッチ(以下「HDスイッ
チ」という)18と、スピンドルモータ4が1回転する
ごとに信号を出力するインデックスセンサ19と、スピ
ンドルモータ4の回転速度に応じた周波数信号を出力す
る周波数発電機(以下「FG」という)パターン6と、
モータ4のロータの磁極を検出してロータの回転位置を
検出するホール素子7とを有し、また、上記モータ回路
基板61には、インデックスセンサ19からの信号によ
ってインデックス位置を検出するインデックス検出回路
15と、FGパターン6からの信号を入力としてモータ
4の速度を制御するための回転数制御回路16と、ホー
ル素子7の検出信号に基づいて駆動コイル8への通電を
切り換えかつ回転数制御回路16の制御信号に基づいて
駆動コイル8への通電電流を制御する通電制御回路17
が組み込まれている。そして、フロッピーディスク制御
回路基板1とモータ回路基板61との間は、信号を授受
するためのフラットケーブル62で接続されている。
【0005】前記本体シャーシ30の上面側には、磁気
ヘッド5を支持してフロッピーディスクの半径方向に駆
動するヘッドキャリッジ及びこのヘッドキャリッジを駆
動する前記ステッピングモータが固定される。本体シャ
ーシ30は前面側にフロッピーディスク挿入口31を有
し、スピンドルモータ4の上方には、挿入されたフロッ
ピーディスクをスピンドルモータ4のチャッキング部に
装着し、また、イジェクトすることができるディスク着
脱機構が組み込まれている。
ヘッド5を支持してフロッピーディスクの半径方向に駆
動するヘッドキャリッジ及びこのヘッドキャリッジを駆
動する前記ステッピングモータが固定される。本体シャ
ーシ30は前面側にフロッピーディスク挿入口31を有
し、スピンドルモータ4の上方には、挿入されたフロッ
ピーディスクをスピンドルモータ4のチャッキング部に
装着し、また、イジェクトすることができるディスク着
脱機構が組み込まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したような従
来のフロッピーディスク装置によれば、スピンドルモー
タ4の周辺の回路部品であるFGパターン6、ホール素
子7、駆動コイル8も、他の回路部品と共にモータ回路
基板61に配置されているため、モータ回路基板61の
体格が大きく、フロッピーディスク装置の小型化を阻害
する要因となっており、必要部分以外のスペースにも使
用されているためコスト高の要因ともなっている。ま
た、スピンドルモータの駆動回路とフロッピーディスク
装置の駆動回路とを集積化できず、この点からも回路基
板が大きくなり、フロッピーディスク装置の小型化を阻
害する要因となっている。
来のフロッピーディスク装置によれば、スピンドルモー
タ4の周辺の回路部品であるFGパターン6、ホール素
子7、駆動コイル8も、他の回路部品と共にモータ回路
基板61に配置されているため、モータ回路基板61の
体格が大きく、フロッピーディスク装置の小型化を阻害
する要因となっており、必要部分以外のスペースにも使
用されているためコスト高の要因ともなっている。ま
た、スピンドルモータの駆動回路とフロッピーディスク
装置の駆動回路とを集積化できず、この点からも回路基
板が大きくなり、フロッピーディスク装置の小型化を阻
害する要因となっている。
【0007】本発明は、かかる従来のフロッピーディス
ク装置の問題点を解消するためになされたもので、回路
基板の面積を小さくしてコストダウンを図ると共に、フ
ロッピーディスク装置の小型化を図ることを目的とす
る。
ク装置の問題点を解消するためになされたもので、回路
基板の面積を小さくしてコストダウンを図ると共に、フ
ロッピーディスク装置の小型化を図ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、フロッピーディスクを載置し
て駆動するスピンドルモータと、スピンドルモータを制
御する電子部品が載置されているモータ制御回路基板
と、モータ制御回路基板と接続されてフロッピーディス
ク装置を制御するフロッピーディスク装置制御回路基板
と、モータ制御回路基板とフロッピーディスク装置制御
回路基板が取付けられた本体シャーシとを備えたフロッ
ピーディスク装置において、上記スピンドルモータに、
ロータとステータを支持するベース板を設けると共にこ
のベース板にリード端子部を設け、このベース板は上記
モータ制御回路基板に取付け、上記リード端子部とモー
タ制御回路基板の接続端子とを接続した。
に請求項1記載の発明は、フロッピーディスクを載置し
て駆動するスピンドルモータと、スピンドルモータを制
御する電子部品が載置されているモータ制御回路基板
と、モータ制御回路基板と接続されてフロッピーディス
ク装置を制御するフロッピーディスク装置制御回路基板
と、モータ制御回路基板とフロッピーディスク装置制御
回路基板が取付けられた本体シャーシとを備えたフロッ
ピーディスク装置において、上記スピンドルモータに、
ロータとステータを支持するベース板を設けると共にこ
のベース板にリード端子部を設け、このベース板は上記
モータ制御回路基板に取付け、上記リード端子部とモー
タ制御回路基板の接続端子とを接続した。
【0009】請求項2記載の発明のように、スピンドル
モータのリード端子部を2ヵ所に設け、一方のリード端
子部はモータ制御回路基板に接続し、他方のリード端子
部はフロッピーディスク装置制御回路基板に接続しても
よい。請求項3記載の発明のように、モータ制御回路基
板とフロッピーディスク装置制御回路基板とを一体の基
板としてもよい。
モータのリード端子部を2ヵ所に設け、一方のリード端
子部はモータ制御回路基板に接続し、他方のリード端子
部はフロッピーディスク装置制御回路基板に接続しても
よい。請求項3記載の発明のように、モータ制御回路基
板とフロッピーディスク装置制御回路基板とを一体の基
板としてもよい。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明は、スピンドルモータに設
けたベース板をロータとステータの支持体として用いて
いる。このベース板は回路基板の一部として利用するこ
とができ、このベース板をモータ制御回路基板に取付け
ると共に、ベース板に設けたリード端子部をモータ制御
回路基板の接続端子に接続することにより、スピンドル
モータ部の部品、例えばホール素子、駆動コイル等をモ
ータ制御回路基板に接続することができる。
けたベース板をロータとステータの支持体として用いて
いる。このベース板は回路基板の一部として利用するこ
とができ、このベース板をモータ制御回路基板に取付け
ると共に、ベース板に設けたリード端子部をモータ制御
回路基板の接続端子に接続することにより、スピンドル
モータ部の部品、例えばホール素子、駆動コイル等をモ
ータ制御回路基板に接続することができる。
【0011】請求項2記載の発明のように、スピンドル
モータのリード端子部を2ヵ所に設けておけば、一方の
リード端子部をモータ制御回路基板に、他方のリード端
子部をフロッピーディスク装置制御回路基板に接続する
ことができる。請求項3記載の発明のように、モータ制
御回路基板とフロッピーディスク装置制御回路基板とを
一体の基板とすれば、この一体化された回路基板にベー
ス板と共にスピンドルモータを取り付け、ベース板に設
けたリード端子部を上記一体化された回路基板に接続す
ることができる。
モータのリード端子部を2ヵ所に設けておけば、一方の
リード端子部をモータ制御回路基板に、他方のリード端
子部をフロッピーディスク装置制御回路基板に接続する
ことができる。請求項3記載の発明のように、モータ制
御回路基板とフロッピーディスク装置制御回路基板とを
一体の基板とすれば、この一体化された回路基板にベー
ス板と共にスピンドルモータを取り付け、ベース板に設
けたリード端子部を上記一体化された回路基板に接続す
ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明にかかるフロッピーディスク装
置の実施例について説明することにする。なお、図2
0、図21に示す従来例の各構成部分に対応する構成部
分には共通の符号を用いることにする。図1(a)
(b)において、符号4はフロッピーディスクを載置し
て回転駆動するスピンドルモータを示している。スピン
ドルモータ4はベース板3を有し、ベース板3上にはそ
の中心部に円筒状のメタル軸受34が固定され、メタル
軸受34の外周側にはステータコア35と駆動コイル8
を有してなるステータが固定されている。軸受34の内
周側にはスピンドル軸37が回転自在に挿入され、軸受
34の上端から突出したスピンドル軸37の端部にはカ
ップ状のロータケース38の中心部が固着されている。
ロータケース38は従来に比べて小径で、ロータケース
38の周壁内面には駆動マグネット39が固着されてい
る。ロータケース38の上面はフロッピーディスク載置
面になっており、フロッピーディスクのハブの係合孔に
係合してディスクを回転駆動するための駆動ピン29a
及びこれを支持するチャッキングレバー29が設けられ
ている。上記マグネット39の内周面はステータコア3
5の外周面と対向し、駆動コイル8への通電を切り換え
ることにより、ロータケース38を有してなるロータを
連続的に回転させ、上記フロッピーディスクを回転駆動
することができる。
置の実施例について説明することにする。なお、図2
0、図21に示す従来例の各構成部分に対応する構成部
分には共通の符号を用いることにする。図1(a)
(b)において、符号4はフロッピーディスクを載置し
て回転駆動するスピンドルモータを示している。スピン
ドルモータ4はベース板3を有し、ベース板3上にはそ
の中心部に円筒状のメタル軸受34が固定され、メタル
軸受34の外周側にはステータコア35と駆動コイル8
を有してなるステータが固定されている。軸受34の内
周側にはスピンドル軸37が回転自在に挿入され、軸受
34の上端から突出したスピンドル軸37の端部にはカ
ップ状のロータケース38の中心部が固着されている。
ロータケース38は従来に比べて小径で、ロータケース
38の周壁内面には駆動マグネット39が固着されてい
る。ロータケース38の上面はフロッピーディスク載置
面になっており、フロッピーディスクのハブの係合孔に
係合してディスクを回転駆動するための駆動ピン29a
及びこれを支持するチャッキングレバー29が設けられ
ている。上記マグネット39の内周面はステータコア3
5の外周面と対向し、駆動コイル8への通電を切り換え
ることにより、ロータケース38を有してなるロータを
連続的に回転させ、上記フロッピーディスクを回転駆動
することができる。
【0013】上記ベース板3は回路基板としての機能を
有し、適宜の回路パターンが形成されている。ベース板
3にはまた、図1(c)に示すように、FGパターン6
が形成され、マグネット39の磁極位置を検出して駆動
コイル8への通電を切り換えるためのホール素子7と、
上記駆動コイル8が上記回路パターンに接続されてい
る。FGパターン6は上記マグネット39の端面と対向
する位置に形成されている。図1(a)(b)に示すよ
うに、ベース板3には後述のモータ制御回路基板やフロ
ッピーディスク装置制御回路基板と接続するためのリー
ド端子部22が設けられている。
有し、適宜の回路パターンが形成されている。ベース板
3にはまた、図1(c)に示すように、FGパターン6
が形成され、マグネット39の磁極位置を検出して駆動
コイル8への通電を切り換えるためのホール素子7と、
上記駆動コイル8が上記回路パターンに接続されてい
る。FGパターン6は上記マグネット39の端面と対向
する位置に形成されている。図1(a)(b)に示すよ
うに、ベース板3には後述のモータ制御回路基板やフロ
ッピーディスク装置制御回路基板と接続するためのリー
ド端子部22が設けられている。
【0014】上記スピンドルモータ4を用いたフロッピ
ーディスク装置の一実施例を図2、図3に示す。図2
(a)(b)において、本体シャーシ30の下面側には
フロッピーディスク装置制御回路基板1とモータ制御回
路基板2とがねじ止め等によって固定されている。図3
に示すように、フロッピーディスク装置制御回路基板1
には、磁気ヘッド5へ書込信号を送りまたヘッド5の読
み出し信号を書き込むリード・ライト回路11、ステッ
ピングモータ70を制御するステッピングモータ駆動制
御回路12、これらリード・ライト回路11とステッピ
ングモータ駆動制御回路12を制御するロジック回路1
4、このロジック回路14とパソコン20との間に介在
するインターフェイス回路13を有し、また、図2
(a)に示すように、パソコン20を接続するためのコ
ネクタ63を有している。
ーディスク装置の一実施例を図2、図3に示す。図2
(a)(b)において、本体シャーシ30の下面側には
フロッピーディスク装置制御回路基板1とモータ制御回
路基板2とがねじ止め等によって固定されている。図3
に示すように、フロッピーディスク装置制御回路基板1
には、磁気ヘッド5へ書込信号を送りまたヘッド5の読
み出し信号を書き込むリード・ライト回路11、ステッ
ピングモータ70を制御するステッピングモータ駆動制
御回路12、これらリード・ライト回路11とステッピ
ングモータ駆動制御回路12を制御するロジック回路1
4、このロジック回路14とパソコン20との間に介在
するインターフェイス回路13を有し、また、図2
(a)に示すように、パソコン20を接続するためのコ
ネクタ63を有している。
【0015】上記モータ制御回路基板2は、図3に示す
ように、HDスイッチ18、スピンドルモータ4が1回
転するごとに信号を出力するインデックスセンサ19、
このインデックスセンサ19からの信号によってインデ
ックス位置を検出するインデックス検出回路15を有し
ている。また、モータ制御回路基板2には、スピンドル
モータ4を取付けた上記ベース板3がねじ止め等によっ
て取付けられている。モータ制御回路基板2にはまた、
ベース板3のFGパターン6の信号を入力としてモータ
4の速度を制御するための回転数制御回路16、ベース
板3のホール素子7の検出信号に基づいてベース板3の
駆動コイル8への通電を切り換えかつ回転数制御回路1
6の制御信号に基づいて駆動コイル8への通電電流を制
御する通電制御回路17が組み込まれている。ベース板
3の前記リード端子部22はモータ制御回路基板2に形
成された接続端子23(図2(b)参照)に接続されて
ベース板3とモータ制御回路基板2との間で信号の授受
が行われる。フロッピーディスク装置制御回路基板1と
モータ制御回路基板2との間の信号の授受はフラットケ
ーブル25によって行われる。
ように、HDスイッチ18、スピンドルモータ4が1回
転するごとに信号を出力するインデックスセンサ19、
このインデックスセンサ19からの信号によってインデ
ックス位置を検出するインデックス検出回路15を有し
ている。また、モータ制御回路基板2には、スピンドル
モータ4を取付けた上記ベース板3がねじ止め等によっ
て取付けられている。モータ制御回路基板2にはまた、
ベース板3のFGパターン6の信号を入力としてモータ
4の速度を制御するための回転数制御回路16、ベース
板3のホール素子7の検出信号に基づいてベース板3の
駆動コイル8への通電を切り換えかつ回転数制御回路1
6の制御信号に基づいて駆動コイル8への通電電流を制
御する通電制御回路17が組み込まれている。ベース板
3の前記リード端子部22はモータ制御回路基板2に形
成された接続端子23(図2(b)参照)に接続されて
ベース板3とモータ制御回路基板2との間で信号の授受
が行われる。フロッピーディスク装置制御回路基板1と
モータ制御回路基板2との間の信号の授受はフラットケ
ーブル25によって行われる。
【0016】以上説明した実施例によれば、スピンドル
モータ4に、そのロータとステータを支持しまたリード
端子部22を有するベース板3を設け、このベース板3
をモータ制御回路基板2に取付け、リード端子部22と
モータ制御回路基板2の接続端子23とを接続したた
め、上記ベース板3を回路基板の一部として利用し、こ
れにFGパターン6、ホール素子7、駆動コイル8等の
スピンドルモータ4に関連する部品を形成又は取り付
け、このベース板3をモータ制御回路基板2に取付ける
ことができ、これによって本体シャーシ30に対する回
路基板の占有面積を少なくすることができる。従って、
図2(b)(c)に示すように、モータ制御回路基板2
とフロッピーディスク装置制御回路基板1との間に余剰
空間27を作ることができ、その分回路基板の面積を小
さくしてコストダウンを図ると共に、フロッピーディス
ク装置の小型化を図ることができる。また、必要な回路
は上記各回路基板1,2内において集約化することがで
きる。上記余剰空間27で隔てられた各回路基板1,2
間の信号の授受はケーブル25で行うことができる。
モータ4に、そのロータとステータを支持しまたリード
端子部22を有するベース板3を設け、このベース板3
をモータ制御回路基板2に取付け、リード端子部22と
モータ制御回路基板2の接続端子23とを接続したた
め、上記ベース板3を回路基板の一部として利用し、こ
れにFGパターン6、ホール素子7、駆動コイル8等の
スピンドルモータ4に関連する部品を形成又は取り付
け、このベース板3をモータ制御回路基板2に取付ける
ことができ、これによって本体シャーシ30に対する回
路基板の占有面積を少なくすることができる。従って、
図2(b)(c)に示すように、モータ制御回路基板2
とフロッピーディスク装置制御回路基板1との間に余剰
空間27を作ることができ、その分回路基板の面積を小
さくしてコストダウンを図ると共に、フロッピーディス
ク装置の小型化を図ることができる。また、必要な回路
は上記各回路基板1,2内において集約化することがで
きる。上記余剰空間27で隔てられた各回路基板1,2
間の信号の授受はケーブル25で行うことができる。
【0017】スピンドルモータを支持するベース板に形
成又は取付ける部材は任意であり、例えば図4に示す実
施例のようにFGパターンを省略してもよい。図4にお
いて、スピンドルモータ4のステータとロータはベース
板3aによって支持されている。図4(b)に示すよう
に、ベース板3aはホール素子7、駆動コイル8を有す
ると共に、回転数制御回路16、通電制御回路17が構
成されている。ベース板3aはリード端子部22を有す
る。ベース板3aはフロッピーディスク装置制御回路基
板1の上に取付けられ、上記リード端子部22を介して
ベース板3aと上記回路基板1とが電気的に接続されて
いる。上記回路基板1には、リード・ライト回路11、
ステッピングモータ制御回路12、ロジック回路14、
インターフェイス回路13が構成されている。上記回路
基板1は、適宜のリード線、ケーブル等によってヘッ
ド、ステッピングモータ、パソコンと接続されている。
このように、FGパターンを省略したものでは、スピン
ドルモータの回転数制御は、駆動コイル8に発生する逆
起電圧を検出して行う。
成又は取付ける部材は任意であり、例えば図4に示す実
施例のようにFGパターンを省略してもよい。図4にお
いて、スピンドルモータ4のステータとロータはベース
板3aによって支持されている。図4(b)に示すよう
に、ベース板3aはホール素子7、駆動コイル8を有す
ると共に、回転数制御回路16、通電制御回路17が構
成されている。ベース板3aはリード端子部22を有す
る。ベース板3aはフロッピーディスク装置制御回路基
板1の上に取付けられ、上記リード端子部22を介して
ベース板3aと上記回路基板1とが電気的に接続されて
いる。上記回路基板1には、リード・ライト回路11、
ステッピングモータ制御回路12、ロジック回路14、
インターフェイス回路13が構成されている。上記回路
基板1は、適宜のリード線、ケーブル等によってヘッ
ド、ステッピングモータ、パソコンと接続されている。
このように、FGパターンを省略したものでは、スピン
ドルモータの回転数制御は、駆動コイル8に発生する逆
起電圧を検出して行う。
【0018】図5は、モータ制御回路基板とフロッピー
ディスク装置制御回路基板とを一体化した回路基板2a
の例を示している。従って、回路基板2aには、HDス
イッチ18、インデックスセンサ19、インデックス検
出回路15、回転数制御回路16、通電制御回路17、
ロジック回路14、インターフェイス回路13、リード
・ライト回路11、ステッピングモータ駆動制御回路1
2が取付けられあるいは構成され、また、ヘッド5、ス
テッピングモータ70も回路基板2aに取付けられてい
る。回路基板2aにはまた、スピンドルモータを支持す
る図1(c)に示すようなベース板3が取付けられ、ベ
ース板3に取付けられたリード端子部が基板2aの接続
端子に接続されることにより、上記回転数制御回路1
6、通電制御回路17と、ベース板3側のFGパターン
6、ホール素子7、駆動コイル8とが電気的に接続され
る。
ディスク装置制御回路基板とを一体化した回路基板2a
の例を示している。従って、回路基板2aには、HDス
イッチ18、インデックスセンサ19、インデックス検
出回路15、回転数制御回路16、通電制御回路17、
ロジック回路14、インターフェイス回路13、リード
・ライト回路11、ステッピングモータ駆動制御回路1
2が取付けられあるいは構成され、また、ヘッド5、ス
テッピングモータ70も回路基板2aに取付けられてい
る。回路基板2aにはまた、スピンドルモータを支持す
る図1(c)に示すようなベース板3が取付けられ、ベ
ース板3に取付けられたリード端子部が基板2aの接続
端子に接続されることにより、上記回転数制御回路1
6、通電制御回路17と、ベース板3側のFGパターン
6、ホール素子7、駆動コイル8とが電気的に接続され
る。
【0019】図5に示す実施例によれば、モータ制御回
路とフロッピーディスク装置制御回路及びスピンドルモ
ータを支持するベース板3その他すべてを1枚の回路基
板2aに集約することができるため、回路基板2aの占
有面積を小さくすることができるし、基板の使用量も節
約することができ、フロッピーディスク装置の低廉化を
図ることができる。
路とフロッピーディスク装置制御回路及びスピンドルモ
ータを支持するベース板3その他すべてを1枚の回路基
板2aに集約することができるため、回路基板2aの占
有面積を小さくすることができるし、基板の使用量も節
約することができ、フロッピーディスク装置の低廉化を
図ることができる。
【0020】次に、本発明装置の各種変形実施例を説明
する。なお、各実施例に共通の構成部分には共通の符号
を付して重複した説明はできるだけ避けることにする。
図6、図7に示す実施例は、図2、図3に示す実施例の
変形例ということができるもので、スピンドルモータ4
を支持するベース板3にはリード端子部22を2ヵ所
に、より具体的には回転軸を挾んで互いに反対側にそれ
ぞれリード端子部22を設け、一方のリード端子部22
はモータ制御回路基板2の接続端子23に、他方のリー
ド端子部22はフロッピーディスク装置制御回路基板1
の接続端子41に接続したものである。
する。なお、各実施例に共通の構成部分には共通の符号
を付して重複した説明はできるだけ避けることにする。
図6、図7に示す実施例は、図2、図3に示す実施例の
変形例ということができるもので、スピンドルモータ4
を支持するベース板3にはリード端子部22を2ヵ所
に、より具体的には回転軸を挾んで互いに反対側にそれ
ぞれリード端子部22を設け、一方のリード端子部22
はモータ制御回路基板2の接続端子23に、他方のリー
ド端子部22はフロッピーディスク装置制御回路基板1
の接続端子41に接続したものである。
【0021】上記実施例によれば、図7に示すように、
ベース板3を介してモータ制御回路基板2とフロッピー
ディスク装置制御回路基板1とを電気的に接続すること
ができる。すなわち、モータ制御回路基板2側のHDス
イッチ18、通電制御回路17と、フロッピーディスク
装置制御回路基板1側のロジック回路14とをベース板
3を介して接続することができる。従って、図2に示す
例のようなケーブル25その他のリード線、ワイヤの類
を別個に設ける必要はない。その他の作用効果は前記実
施例と同様である。
ベース板3を介してモータ制御回路基板2とフロッピー
ディスク装置制御回路基板1とを電気的に接続すること
ができる。すなわち、モータ制御回路基板2側のHDス
イッチ18、通電制御回路17と、フロッピーディスク
装置制御回路基板1側のロジック回路14とをベース板
3を介して接続することができる。従って、図2に示す
例のようなケーブル25その他のリード線、ワイヤの類
を別個に設ける必要はない。その他の作用効果は前記実
施例と同様である。
【0022】図8、図9に示す実施例は、基板をフロッ
ピーディスク装置制御回路基板1とHDスイッチ取付板
42に分け、フロッピーディスク装置制御回路基板1と
HDスイッチ取付板42間をケーブル43で電気的に接
続すると共に、スピンドルモータ4を支持するベース板
3のリード端子部22をフロッピーディスク装置制御回
路基板1の接続端子41に接続したものである。図9に
示すように、フロッピーディスク装置制御回路基板1は
モータ制御回路基板も兼ねており、インデックスセンサ
19、インデックス検出回路15、回転数制御回路1
6、通電制御回路17、ロジック回路14、インターフ
ェイス回路13、リード・ライト回路11、ステッピン
グモータ駆動制御回路12を備えている。上記HDスイ
ッチ18は上記ケーブル43を介して回路基板1に接続
され、上記ベース板3はリード端子部22を介して回路
基板1に接続される。なお、この実施例では、ベース板
3は本体シャーシ30にその下面側にねじ止めされてい
る。
ピーディスク装置制御回路基板1とHDスイッチ取付板
42に分け、フロッピーディスク装置制御回路基板1と
HDスイッチ取付板42間をケーブル43で電気的に接
続すると共に、スピンドルモータ4を支持するベース板
3のリード端子部22をフロッピーディスク装置制御回
路基板1の接続端子41に接続したものである。図9に
示すように、フロッピーディスク装置制御回路基板1は
モータ制御回路基板も兼ねており、インデックスセンサ
19、インデックス検出回路15、回転数制御回路1
6、通電制御回路17、ロジック回路14、インターフ
ェイス回路13、リード・ライト回路11、ステッピン
グモータ駆動制御回路12を備えている。上記HDスイ
ッチ18は上記ケーブル43を介して回路基板1に接続
され、上記ベース板3はリード端子部22を介して回路
基板1に接続される。なお、この実施例では、ベース板
3は本体シャーシ30にその下面側にねじ止めされてい
る。
【0023】上記実施例によれば、図8(b)(c)に
示すように、基板42と基板1との間に基板を配置しな
い余剰空間44を作ることができ、基板及び装置全体と
して小型化を図ることができると共に、部品コストの低
廉化を図ることができる。
示すように、基板42と基板1との間に基板を配置しな
い余剰空間44を作ることができ、基板及び装置全体と
して小型化を図ることができると共に、部品コストの低
廉化を図ることができる。
【0024】図10、図11に示す実施例は、図8、図
9に示す実施例の変形例で、ベース板3にはスピンドル
モータ4の回転軸を挾んで互いに反対側にそれぞれリー
ド端子部22を設け、一方のリード端子部22はHDス
イッチ取付板42の接続端子23に、他方のリード端子
部22はフロッピーディスク装置制御回路基板1の接続
端子41に接続したものである。図10(c)、図11
に示すように、HDスイッチ18は一方のリード端子部
22とベース板3と他方のリード端子部22を介して回
路基板1に接続され、ベース板3のFGパターン6、ホ
ール素子7、駆動コイル8は他方のリード端子部22を
介して回路基板1に接続される。
9に示す実施例の変形例で、ベース板3にはスピンドル
モータ4の回転軸を挾んで互いに反対側にそれぞれリー
ド端子部22を設け、一方のリード端子部22はHDス
イッチ取付板42の接続端子23に、他方のリード端子
部22はフロッピーディスク装置制御回路基板1の接続
端子41に接続したものである。図10(c)、図11
に示すように、HDスイッチ18は一方のリード端子部
22とベース板3と他方のリード端子部22を介して回
路基板1に接続され、ベース板3のFGパターン6、ホ
ール素子7、駆動コイル8は他方のリード端子部22を
介して回路基板1に接続される。
【0025】図10、図11に示す実施例によれば、図
8、図9に示す実施例と同様の効果を奏するほか、HD
スイッチ取付板42と回路基板1とを接続するケーブル
を省略できる利点がある。
8、図9に示す実施例と同様の効果を奏するほか、HD
スイッチ取付板42と回路基板1とを接続するケーブル
を省略できる利点がある。
【0026】図12、図13に示す実施例は、図5に示
す実施例に類似の実施例で、フロッピーディスク装置制
御回路基板1をモータ制御回路基板としても兼用した
例、換言すれば、フロッピーディスク装置制御回路基板
とモータ制御回路基板とを一体の基板1で構成した例で
ある。この実施例が図5に示す実施例と異なる点は、図
13に示すようにヘッド5とステッピングモータ70が
基板1外に取付けられている点である。また、この実施
例では、図12(a)(b)に示すように、スピンドル
モータ4を支持するベース板3が基板1に取付けられる
と共に、ベース板3にはリードフレーム型のリード端子
部46が設けられ、このリード端子部46が基板1の接
続端子47に接続されている。なお、ベース板3に設け
るリード端子部の形式は任意であり、フレキシブル回路
基板やプレスパターンその他で形成してもよい。図12
(d)はこれまで説明してきたリード端子部22の例で
あって、導電性の板を所定のパターンに打ち抜いたプレ
スパターンによるリード端子部の例を示す。
す実施例に類似の実施例で、フロッピーディスク装置制
御回路基板1をモータ制御回路基板としても兼用した
例、換言すれば、フロッピーディスク装置制御回路基板
とモータ制御回路基板とを一体の基板1で構成した例で
ある。この実施例が図5に示す実施例と異なる点は、図
13に示すようにヘッド5とステッピングモータ70が
基板1外に取付けられている点である。また、この実施
例では、図12(a)(b)に示すように、スピンドル
モータ4を支持するベース板3が基板1に取付けられる
と共に、ベース板3にはリードフレーム型のリード端子
部46が設けられ、このリード端子部46が基板1の接
続端子47に接続されている。なお、ベース板3に設け
るリード端子部の形式は任意であり、フレキシブル回路
基板やプレスパターンその他で形成してもよい。図12
(d)はこれまで説明してきたリード端子部22の例で
あって、導電性の板を所定のパターンに打ち抜いたプレ
スパターンによるリード端子部の例を示す。
【0027】図12、図13に示す実施例によれば、各
回路およびその構成部品を1枚の基板1上に集約するこ
とができ、図12(b)(c)に示す余剰空間48を生
み出すことによって前述の実施例と同様の作用効果を奏
する。
回路およびその構成部品を1枚の基板1上に集約するこ
とができ、図12(b)(c)に示す余剰空間48を生
み出すことによって前述の実施例と同様の作用効果を奏
する。
【0028】ここで、以上説明した各実施例におけるス
ピンドルモータ4の組立手順の例を説明しておく。モー
タ4を支持すべきベース板3には予め回路パターンが形
成され、必要な電子部品が実装されている。このベース
板3の所定の接続部、例えば接続ランドにステータの駆
動コイルを半田付け等で電気的に接続する。次に、ステ
ータコアの中心孔にスラスト受けとラジアル軸受を挿入
し、ステータコアと共にこれらスラスト受けとラジアル
軸受をベース板3上に位置決めし、ねじ止め等の適宜の
手段で固定する。次に、軸受にロータ組の回転軸を挿入
することによってモータ4の組立が完了する。
ピンドルモータ4の組立手順の例を説明しておく。モー
タ4を支持すべきベース板3には予め回路パターンが形
成され、必要な電子部品が実装されている。このベース
板3の所定の接続部、例えば接続ランドにステータの駆
動コイルを半田付け等で電気的に接続する。次に、ステ
ータコアの中心孔にスラスト受けとラジアル軸受を挿入
し、ステータコアと共にこれらスラスト受けとラジアル
軸受をベース板3上に位置決めし、ねじ止め等の適宜の
手段で固定する。次に、軸受にロータ組の回転軸を挿入
することによってモータ4の組立が完了する。
【0029】ところで、フロッピーディスク装置にはス
テッピングモータ70によって駆動されヘッド5をディ
スクの半径方向に移動させるヘッドキャリッジが取付け
られる。これまで説明してきた各実施例では、本体シャ
ーシ30の上面側、すなわち、各回路基板取付側とは反
対側にヘッドキャリッジが取付けられるものであった。
しかし、図14、図15に示す実施例のように、回路基
板1の上にヘッドキャリッジ57を取付けてもよい。図
14、図15において、回路基板1は、図12、図13
に示す実施例の回路基板1のように、フロッピーディス
ク装置制御回路基板とモータ制御回路基板とを兼ねてお
り、これに加えてヘッド5及びステッピングモータ70
を有してなるヘッドキャリッジ57の保持基板を兼ねて
いる。回路基板1にはさらにスピンドルモータ4を支持
したベース板3が固定されている。ベース板3に設けら
れたリード端子部46が基板1の接続端子47に接続さ
れ、ベース板3に設けられたFGパターン6、ホール素
子7、駆動コイル8が基板1に接続されている。
テッピングモータ70によって駆動されヘッド5をディ
スクの半径方向に移動させるヘッドキャリッジが取付け
られる。これまで説明してきた各実施例では、本体シャ
ーシ30の上面側、すなわち、各回路基板取付側とは反
対側にヘッドキャリッジが取付けられるものであった。
しかし、図14、図15に示す実施例のように、回路基
板1の上にヘッドキャリッジ57を取付けてもよい。図
14、図15において、回路基板1は、図12、図13
に示す実施例の回路基板1のように、フロッピーディス
ク装置制御回路基板とモータ制御回路基板とを兼ねてお
り、これに加えてヘッド5及びステッピングモータ70
を有してなるヘッドキャリッジ57の保持基板を兼ねて
いる。回路基板1にはさらにスピンドルモータ4を支持
したベース板3が固定されている。ベース板3に設けら
れたリード端子部46が基板1の接続端子47に接続さ
れ、ベース板3に設けられたFGパターン6、ホール素
子7、駆動コイル8が基板1に接続されている。
【0030】図14、図15に示す実施例によれば、前
記各実施例と同様の作用効果を奏するほか、回路基板1
がヘッドキャリッジ57の支持体をも兼ねているため、
フロッピーディスク装置のより一層の小型化、低廉化を
図ることができる。
記各実施例と同様の作用効果を奏するほか、回路基板1
がヘッドキャリッジ57の支持体をも兼ねているため、
フロッピーディスク装置のより一層の小型化、低廉化を
図ることができる。
【0031】図16、図17に示す実施例も1枚の回路
基板1をフロッピーディスク装置制御回路基板及びモー
タ制御回路基板として兼ねさせた例であるが、HDスイ
ッチ18を本体シャーシ30の下面側に固定し、一端を
HDスイッチ18に接続したケーブル58の他端を回路
基板1の接続端子59に接続してHDスイッチ18と回
路基板1とを電気的に接続したものである。また、本体
シャーシ30の下面側にスピンドルモータ4のベース板
3を固定し、ベース板3に設けられたリード端子部22
を回路基板1の接続端子部41に接続することによっ
て、FGパターン6、ホール素子7、駆動コイル8を回
路基板1に接続したものである。
基板1をフロッピーディスク装置制御回路基板及びモー
タ制御回路基板として兼ねさせた例であるが、HDスイ
ッチ18を本体シャーシ30の下面側に固定し、一端を
HDスイッチ18に接続したケーブル58の他端を回路
基板1の接続端子59に接続してHDスイッチ18と回
路基板1とを電気的に接続したものである。また、本体
シャーシ30の下面側にスピンドルモータ4のベース板
3を固定し、ベース板3に設けられたリード端子部22
を回路基板1の接続端子部41に接続することによっ
て、FGパターン6、ホール素子7、駆動コイル8を回
路基板1に接続したものである。
【0032】図16、図17に示す実施例によれば、大
半の回路を回路基板1に集約し、この回路基板1にHD
スイッチ18とベース板3を接続するだけでよいから、
図16(b)(c)に示すように基板を配置する必要の
ない余剰空間60が生じ、これまで説明してきた実施例
と同様に、フロッピーディスク装置の小型化、低廉化を
図ることができる。
半の回路を回路基板1に集約し、この回路基板1にHD
スイッチ18とベース板3を接続するだけでよいから、
図16(b)(c)に示すように基板を配置する必要の
ない余剰空間60が生じ、これまで説明してきた実施例
と同様に、フロッピーディスク装置の小型化、低廉化を
図ることができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、従来に比
べロータケース径の小さいスピンドルモータに、そのロ
ータとステータを支持しまたリード端子部を有するベー
ス板を設け、このベース板をモータ制御回路基板に取付
け、リード端子部とモータ制御回路基板の接続端子とを
接続したため、上記ベース板を回路基板の一部として利
用し、このベース板をモータ制御回路基板に取付けるこ
とができ、フロッピーディスク装置本体に対する回路基
板の占有面積を少なくすることができる。従って、その
分回路基板の面積を小さくしてコストダウンを図ると共
に、フロッピーディスク装置の小型化を図ることができ
る。
べロータケース径の小さいスピンドルモータに、そのロ
ータとステータを支持しまたリード端子部を有するベー
ス板を設け、このベース板をモータ制御回路基板に取付
け、リード端子部とモータ制御回路基板の接続端子とを
接続したため、上記ベース板を回路基板の一部として利
用し、このベース板をモータ制御回路基板に取付けるこ
とができ、フロッピーディスク装置本体に対する回路基
板の占有面積を少なくすることができる。従って、その
分回路基板の面積を小さくしてコストダウンを図ると共
に、フロッピーディスク装置の小型化を図ることができ
る。
【0034】請求項2記載の発明によれば、スピンドル
モータのリード端子部を2ヵ所に設け、一方のリード端
子部はモータ制御回路基板に、他方のリード端子部はフ
ロッピーディスク装置制御回路基板に接続したため、ス
ピンドルモータを支持するベース板に、モータ制御回路
とフロッピーディスク装置制御回路基板とを仲介する電
気的接続部材としての機能を持たせることができ、モー
タ制御回路とフロッピーディスク装置制御回路基板とを
仲介するケーブルのような接続部材を別個に設ける必要
がなく、もって、フロッピーディスク装置の一層の低廉
化を図ることができる。
モータのリード端子部を2ヵ所に設け、一方のリード端
子部はモータ制御回路基板に、他方のリード端子部はフ
ロッピーディスク装置制御回路基板に接続したため、ス
ピンドルモータを支持するベース板に、モータ制御回路
とフロッピーディスク装置制御回路基板とを仲介する電
気的接続部材としての機能を持たせることができ、モー
タ制御回路とフロッピーディスク装置制御回路基板とを
仲介するケーブルのような接続部材を別個に設ける必要
がなく、もって、フロッピーディスク装置の一層の低廉
化を図ることができる。
【0035】請求項3記載の発明によれば、モータ制御
回路基板とフロッピーディスク装置制御回路基板とを一
体の基板で構成したため、モータ制御回路とフロッピー
ディスク装置制御回路を1枚の基板上に集約することが
でき、これによってより一層の小型化、低廉化を図るこ
とができる。
回路基板とフロッピーディスク装置制御回路基板とを一
体の基板で構成したため、モータ制御回路とフロッピー
ディスク装置制御回路を1枚の基板上に集約することが
でき、これによってより一層の小型化、低廉化を図るこ
とができる。
【図1】本発明に用いられるスピンドルモータ及びベー
ス板の例を示す(a)は平面図、(b)は一部断面正面
図、(c)は回路ブロック図。
ス板の例を示す(a)は平面図、(b)は一部断面正面
図、(c)は回路ブロック図。
【図2】同上スピンドルモータ及びベース板を用いた本
発明の一実施例を示す(a)は底面側からの分解斜視
図、(b)は上面側からの分解斜視図、(c)は簡略化
した平面図。
発明の一実施例を示す(a)は底面側からの分解斜視
図、(b)は上面側からの分解斜視図、(c)は簡略化
した平面図。
【図3】同上実施例の回路ブロック図。
【図4】本発明に用いられるスピンドルモータ及びベー
ス板の別の例を示す(a)は平面図、(b)はモータ制
御回路のブロック図、(c)はフロッピーディスク装置
制御回路のブロック図。
ス板の別の例を示す(a)は平面図、(b)はモータ制
御回路のブロック図、(c)はフロッピーディスク装置
制御回路のブロック図。
【図5】本発明の別の実施例を示す回路ブロック図。
【図6】本発明のさらに別の実施例を示す(a)は底面
側からの分解斜視図、(b)は上面側からの分解斜視
図、(c)は簡略化した平面図。
側からの分解斜視図、(b)は上面側からの分解斜視
図、(c)は簡略化した平面図。
【図7】同上実施例の回路ブロック図。
【図8】本発明のさらに別の実施例を示す(a)は底面
側からの分解斜視図、(b)は上面側からの分解斜視
図、(c)は簡略化した平面図。
側からの分解斜視図、(b)は上面側からの分解斜視
図、(c)は簡略化した平面図。
【図9】同上実施例の回路ブロック図。
【図10】本発明のさらに別の実施例を示す(a)は底
面側からの分解斜視図、(b)は上面側からの分解斜視
図、(c)は簡略化した平面図。
面側からの分解斜視図、(b)は上面側からの分解斜視
図、(c)は簡略化した平面図。
【図11】同上実施例の回路ブロック図。
【図12】本発明のさらに別の実施例を示す(a)は底
面側からの分解斜視図、(b)は上面側からの分解斜視
図、(c)は簡略化した平面図、(d)はスピンドルモ
ータの変形例を示す斜視図。
面側からの分解斜視図、(b)は上面側からの分解斜視
図、(c)は簡略化した平面図、(d)はスピンドルモ
ータの変形例を示す斜視図。
【図13】同上実施例の回路ブロック図。
【図14】本発明のさらに別の実施例を示す(a)は底
面側からの分解斜視図、(b)は上面側からの分解斜視
図。
面側からの分解斜視図、(b)は上面側からの分解斜視
図。
【図15】同上実施例の回路ブロック図。
【図16】本発明のさらに別の実施例を示す(a)は底
面側からの分解斜視図、(b)は上面側からの分解斜視
図、(c)は簡略化した平面図。
面側からの分解斜視図、(b)は上面側からの分解斜視
図、(c)は簡略化した平面図。
【図17】同上実施例の回路ブロック図。
【図18】従来のフロッピーディスク装置の例を示す
(a)は底面側からの分解斜視図、(b)は簡略化した
平面図。
(a)は底面側からの分解斜視図、(b)は簡略化した
平面図。
【図19】同上従来例の回路ブロック図。
1 フロッピーディスク装置制御回路基板 2 モータ制御回路基板 3 ベース板 4 スピンドルモータ 2a 一体の基板 22 リード端子 23 接続端子 30 本体シャーシ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 33/12 306 G11B 33/12 304 G11B 33/12 313 G11B 25/04 101
Claims (3)
- 【請求項1】 フロッピーディスクを載置して駆動する
スピンドルモータと、このスピンドルモータを制御する
電子部品が載置されているモータ制御回路基板と、この
モータ制御回路基板と接続されてフロッピーディスク装
置を制御するフロッピーディスク装置制御回路基板と、
上記モータ制御回路基板と上記フロッピーディスク装置
制御回路基板が取付けられた本体シャーシとを備えたフ
ロッピーディスク装置であって、 上記スピンドルモータは、ロータとステータを支持する
ベース板と、このベース板に設けられたリード端子部と
を有してなり、 上記ベース板は上記モータ制御回路基板に取付けられ、
上記リード端子部とモータ制御回路基板の接続端子とが
接続されていることを特徴とするフロッピーディスク装
置。 - 【請求項2】 スピンドルモータのリード端子部は2ヵ
所に設けられ、一方のリード端子部はモータ制御回路基
板に接続され、他方のリード端子部はフロッピーディス
ク装置制御回路基板に接続されている請求項1記載のフ
ロッピーディスク装置。 - 【請求項3】 モータ制御回路基板とフロッピーディス
ク装置制御回路基板とが一体の基板からなる請求項1記
載のフロッピーディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18087294A JP2938761B2 (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | フロッピーディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18087294A JP2938761B2 (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | フロッピーディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0831167A JPH0831167A (ja) | 1996-02-02 |
JP2938761B2 true JP2938761B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=16090825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18087294A Expired - Lifetime JP2938761B2 (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | フロッピーディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2938761B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-08 JP JP18087294A patent/JP2938761B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0831167A (ja) | 1996-02-02 |
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