JP2000076826A - ハードディスク装置 - Google Patents

ハードディスク装置

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JP2000076826A
JP2000076826A JP10239718A JP23971898A JP2000076826A JP 2000076826 A JP2000076826 A JP 2000076826A JP 10239718 A JP10239718 A JP 10239718A JP 23971898 A JP23971898 A JP 23971898A JP 2000076826 A JP2000076826 A JP 2000076826A
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hard disk
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disk drive
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JP10239718A
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Minoru Watanabe
実 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードディスク装置の薄型化を図ると共に部
品点数の削減を図る。 【解決手段】 ディスク状記録媒体6と、該ディスク状
記録媒体を回転させるスピンドルモータ5と、ディスク
状記録媒体に対する情報信号の記録又は再生を行うヘッ
ド21、21と、該ヘッドが取り付けられると共に移動
してヘッドをディスク状記録媒体の記録トラックの任意
の位置に位置決めするアクチュエータ7と、所定の電気
的素子25、25、・・・が取り付けられた回路基板2
2を備えたハードディスク装置1において、第1の部材
3と第2の部材4を結合して外筐2を形成すると共に該
外筐内に一の配置空間2aを形成し、ディスク状記録媒
体、スピンドルモータ、アクチュエータ及び回路基板等
の各構成要素を配置空間に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハードディスク装置
に関する。詳しくは、ハードディスク装置の薄型化を図
ると共に部品点数の削減を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスク装置は、その使用
用途が拡大し、大型の記録装置やデスクトップ型のパー
ソナルコンピュータ用記録装置に他に、例えば、ノート
型のパーソナルコンピュータやこれより小さいサイズの
携帯用の端末機に使用されるようになっている。最近に
おいては、PC(Personal Computer)カード寸法と称
されるIC(Integrated Circuit)メモリカードやカー
ド型のモデム程度の大きさを有するPCカード型のハー
ドディスク装置が用いられ、このPCカード型のハード
ディスク装置は、必要に応じて使用者がノート型のパー
ソナルコンピュータや携帯用の端末機のPCカードスロ
ットに抜き差しして使用されるようになっている。
【0003】図6乃至図8に、このようなPCカード型
の従来のハードディスク装置について、その概要を説明
する。
【0004】ハードディスク装置aは、浅い皿状をした
ボトムカバーbと浅い皿を伏せた如き形状を為すトップ
カバーcとがシャーシdを挟んだ状態で結合され、シャ
ーシdには所要の各部材及び各機構が配設されている。
そして、シャーシdとボトムカバーbとの間、即ち、シ
ャーシdの下側に回路基板eが配置される。
【0005】上記のようにボトムカバーbとトップカバ
ーcとの間にシャーシdが配置されることにより、トッ
プカバーcとシャーシdとの間に第1の配置空間Aが形
成され、また、シャーシdとボトムカバーbとの間に第
2の配置空間Bが形成される(図8参照)。
【0006】シャーシdには所要の各部材及び各機構、
即ち、スピンドルモータf、回動型アクチュエータg等
が配設され、これらの各部材及び各機構はトップカバー
cとシャーシdとの間に形成された第1の配置空間Aに
配置される。
【0007】スピンドルモータfは下端部がシャーシd
の略中央部に取り付けられ、その上面には略円環状のデ
ィスククランパhが取り付けられている。そして、スピ
ンドルモータfにはディスク状記録媒体iが取り付けら
れ、該ディスク状記録媒体iはその内周縁がスピンドル
モータfとディスククランパhとによって挟持されるこ
とによりスピンドルモータfに取り付けられている(図
8参照)。
【0008】回動型アクチュエータgは回動部jと該回
動部jを回動させるための駆動部、即ち、図示しないコ
イル、図示しないマグネット及びヨークk、k(図7に
上側のもののみ示す。)とによって構成される。そし
て、回動部jはシャーシdに立設された支持軸lに支持
された被支持部mと該被支持部mからそれぞれ上下に離
間して突出された突出部n、n(図7に上側のもののみ
示す。)と該突出部n、nの先端に設けられたヘッド
o、o(図7に上側のもののみ示す。)とから成る。
【0009】回動型アクチュエータgは回動部jがコイ
ルとマグネットとの間に生じる電磁力によって揺動さ
れ、ヘッドo、oがディスク状記録媒体iの任意のトラ
ックに位置決めされて情報信号の記録又は再生が行われ
る。
【0010】また、シャーシdには回路基板e側との電
気的接続を図るためのコネクタpが配置されている(図
6及び図7参照)。
【0011】回路基板eはその基材がガラス繊維含有の
エポキシ樹脂性の材料から成り、シャーシdとボトムカ
バーbとの間に形成された第2の配置空間Bに配置され
る。そして、回路基板eには、所要のICq、q、・・
・及びコネクタrが設けられ、該コネクタrはシャーシ
dに設けられたコネクタpと結合される。
【0012】回路基板eの一端部にはハードディスク装
置aが用いられる装置、例えば、ノート型のパーソナル
コンピュータとの電気的接続を図るためのI/O(In/O
ut)コネクタsが取り付けられる。
【0013】また、回路基板eの一部にはフレキシブル
プリント基板tの一端部が取り付けられ、該フレキシブ
ルプリント基板tの他端部が回動型アクチュエータgに
取り付けられている(図7参照)。そして、回動型アク
チュエータgのコイルにフレキシブルプリント基板tを
介して所要の電流が供給されて回動部jが揺動され、該
回動部jのの揺動に追従してフレキシブルプリント基板
tが屈曲されることにより回動型アクチュエータgのス
ムーズな動作が確保されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のハードディスク装置aにあっては、ボトムカバーb
とトップカバーcとの間にシャーシdが配置され、この
シャーシdに所要の各部材及び各機構、即ち、スピンド
ルモータfや回動型アクチュエータg等が配設されてい
る。従って、シャーシdが設けられている分、ハードデ
ィスク装置aの厚みが大きくなり、ハードディスク装置
aの薄型化を阻む要因となっている。
【0015】また、シャーシdが設けられ、さらには、
回路基板eとシャーシd側との電気的接続を図るための
各コネクタp、rが設けられている分、部品点数が多い
という問題もある。
【0016】そこで、本発明は、ハードディスク装置の
薄型化を図ると共に部品点数の削減を図ることを課題と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明ハードディスク装
置は、上記した課題を解決するために、第1の部材と第
2の部材を結合させて外筐を形成すると共に該外筐内に
一の配置空間を形成し、ディスク状記録媒体、スピンド
ルモータ、アクチュエータ及び回路基板等の各構成要素
を配置空間に配置したものである。
【0018】従って、本発明ハードディスク装置にあっ
ては、外筐内にスピンドルモータやアクチュエータ等を
配設するための専用の部材を必要としない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明ハードディスク装
置の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0020】ハードディスク装置1は、ノート型パーソ
ナルコンピュータのPCカードスロットに装着されて使
用されるものである。
【0021】ハードディスク装置1は、その外筐2が第
1の部材として形成された筐体3に第2の部材として形
成されたカバー体4が結合されて成る。
【0022】筐体3は浅い皿状を為し、略中央部に取付
孔3aが形成されている(図2及び図3参照)。
【0023】カバー体4は浅い皿を伏せた如き形状を為
し筐体3の上面を覆うように筐体3に取着される。そし
て、筐体3にカバー体4が取着されることにより外筐2
内に一の配置空間2aが形成され、該配置空間2aにス
ピンドルモータ5、ディスク状記録媒体6、回動型アク
チュエータ7等が配設される。
【0024】スピンドルモータ5は基部8に本体部9が
取り付けられて成り(図2及び図3参照)、基部8は上
方に開口された凹部8aと該凹部8aの上端部の周縁か
ら張り出したフランジ部8bとが一体に形成されて成
り、凹部8aの外径が筐体3の取付孔3aの径と同じに
されている。
【0025】本体部7はスピンドル軸10、ボールベア
リング11、11、ロータ部材12及びステータ部材1
3により構成されている(図3参照)。
【0026】スピンドル軸10の下端部が基部8の凹部
8aの中央部に加締めや接着等の適宜の手段によって固
定されている。スピンドル軸10には上下に2つのボー
ルベアリング11、11が外嵌状に配置され、さらにロ
ータ部材12がボールベアリング11、11に外嵌状に
配置されている。
【0027】ロータ部材12はボールベアリング11、
11を介してスピンドル軸10に回転自在に支持され、
略円筒状を為しボールベアリング11、11と接する被
支持部12aと該被支持部12aの上端寄りの位置から
外方へ張り出したクランパ取付部12bと該クランパ取
付部12bの下縁から張り出したディスク取付部12c
と該ディスク取付部12cの外縁から下方へ突出したロ
ータケース部12dとが一体に形成されて成る。そし
て、ロータケース部12dの内側にはロータマグネット
14が固定されている。
【0028】基部8の凹部8aには円環状の取付部8c
が立設され、該取付部8cはロータ部材12の被支持部
12aの下端部を取り囲むように位置される。そして、
取付部8cにはステータ部材13が外嵌状に取り付けら
れ、該ステータ部材13にステータコイル13a、13
a、・・・が取り付けられている。
【0029】そして、基部8は、その凹部8aが筐体3
の取付孔3aに内嵌されると共にフランジ部8bが取付
孔3aの上側開口縁に接した状態で筐体3に取り付けら
れる(図3参照)。
【0030】ディスク状記録媒体6はその中心孔6aが
ロータ部材12のクランパ取付部12bに外嵌された状
態で内周縁がディスク取付部12cに載置される。そし
て、ロータ部材12のクランパ取付部12bの上面に取
り付けられたディスククランパ15の外端部によってデ
ィスク取付部12cに載置されたディスク状記録媒体6
の内周縁が押さえられ、これによりディスク状記録媒体
6がロータ部材12のディスク取付部12cとディスク
クランパ15とによって挟持された状態でロータ部材1
2に取り付けられる。
【0031】ディスク状記録媒体6は上記のようにして
スピンドルモータ5のロータ部材12に取り付けられ、
スピンドルモータ5の回転に伴って所定の方向に回転さ
れる。
【0032】回動型アクチュエータ7は回動部16と該
回動部16を回動させるための駆動部、即ち、コイル1
7、マグネット18u、18d及びヨーク19u、19
dとによって構成される(図1及び図2参照)。
【0033】回動部16は筐体3に立設された支持軸2
0に支持された被支持部16aと該被支持部16からそ
れぞれ上下に離間して突出されたアーム部16b、16
bと該アーム部16b、16bから突出されたサスペン
ション16c、16cと該サスペンション16c、16
cに連続した浮動ヘッドスライダ16d、16dと被支
持部16aからアーム部16b、16bと略反対方向へ
突出されたコイル取付部16e、16eとから成る。そ
して、浮動ヘッドスライダ16d、16dの先端には、
ヘッド21、21が取り付けられている。また、コイル
取付部16e、16eにはコイル17が取り付けられて
いる。
【0034】マグネット18uとヨーク19u、マグネ
ット18dとヨーク19dはそれぞれ一体的に形成され
(図2参照)、マグネット18dとヨーク19dが筐体
3に取り付けられ、ヨーク19uがヨーク19dの上方
に離間した状態でこれに取り付けられている。そして、
マグネット18uとマグネット18dがそれぞれ回動型
アクチュエータ7のコイル17と所定の間隔を以ってそ
の上下に離間して位置されている。
【0035】回動型アクチュエータ7は回動部16がコ
イル17とマグネット18u、18dとの間に生じる電
磁力によって揺動され、ヘッド21、21がディスク状
記録媒体6の任意のトラックに位置決めされて情報信号
の記録又は再生が行われる。
【0036】筐体3の内面にはプリント基板22が取り
付けられ、該プリント基板22は後述する延設部を除い
てスピンドルモータ5に取り付けられたディスク状記録
媒体6の下側に位置される。
【0037】プリント基板22は屈曲性に富む所謂フレ
キシブルプリント基板であり、基材(絶縁層)22a、
22a、・・・として高分子化合物、例えば、ポリイミ
ドやポリエステルが用いられ、絶縁層22a、22a、
・・・間に導体層22b、22b、・・・が形成されて
いる。
【0038】プリント基板22は、筐体3に取り付けら
れた被取付部23と該被取付部23から延設された延設
部24とが一体に形成されて成り、被取付部23にはそ
の略中央部に配置孔23aが形成されている。そして、
配置孔23aはスピンドルモータ5の基部8の外径より
稍大きく形成されている。
【0039】被取付部23には電気的素子として所要の
IC25、25、・・・が搭載されている。そして、被
取付部23の一端部には、ハードディスク装置1が装着
されるパーソナルコンピュータとの電気的接続を図るた
めのI/Oコネクタ26が取り付けられている。
【0040】延設部24は被取付部23と略垂直状態を
為すように屈曲され、先端部24aが回動型アクチュエ
ータ7の一部に取り付けられている。そして、回動型ア
クチュエータ7のコイル17に延設部24を介して所要
の電流が供給されるようになっている。
【0041】上記のように、プリント基板22には被取
付部23から延設した延設部24を設け、その先端部2
4aを回動型アクチュエータ7に取り付けている。従っ
て、延設部24は筐体3に取り付けられていないため屈
曲自在であり、延設部24が回動型アクチュエータ7の
揺動に追従して屈曲し、これにより回動型アクチュエー
タ7のスムーズな動作を保持することができる。
【0042】また、上記のように被取付部23と延設部
24とをフレキシブルプリント基板として一体に形成す
れば、従来のハードディスク装置aのように回動型アク
チュエータgとの電気的接続を図るためのフレキシブル
プリント基板tと回路基板eとを各別に形成する必要が
なく、部品点数の削減を図ることができると共に製造コ
ストの低減を図ることができる。
【0043】プリント基板22は、図5に示すように、
被取付部23が導体層22b、22b、・・・が複数形
成された多層基板として形成され、延設部24のみ導体
層22bが単層に形成されている。このように延設部2
4を単層に形成することにより延設部24の屈曲性が一
層良好となり、延設部24が回動型アクチュエータ7の
回動に追従して屈曲し、これにより回動型アクチュエー
タ7の一層のスムーズな動作を確保することができる。
【0044】尚、プリント基板22の多層部分、即ち、
被取付部23における各導体層22b、22b、・・・
間の電気的接続は、例えば、スルーホールを適宜形成し
て行うようにすればよい。
【0045】また、被取付部23を単層で形成すること
も可能である。この場合にはハードディスク装置1の一
層の薄型化を図ることができる。
【0046】しかして、ハードディスク装置1の組立は
以下のようにして行う。
【0047】先ず、筐体3にその上方からプリント基板
22を取り付け、さらに、上方からスピンドルモータ5
の基部8を筐体3の取付孔3aに取り付ける。このと
き、スピンドルモータ5はその基部8がプリント基板2
2の配置孔22aを挿通されて筐体3に取り付けられ
る。そして、スピンドルモータ5にその上方からディス
ククランパ15を取り付けることによりディスク状記録
媒体6をスピンドルモータ5に取り付けると共に筐体3
の上方から回動型アクチュエータ7、マグネット18
u、18d及びヨーク19u、19dを各位置に取り付
ける。
【0048】上記のようにして全ての構成要素を取り付
けた状態でカバー体4を筐体3にその上方から取り付け
ることによりハードディスク装置1の組立を完了する。
【0049】尚、カバー体4の筐体3に対する取り付け
の際には、両者の間にシール手段、例えば、ガスケット
等を配するようにしてもよい。このように筐体3とカバ
ー体4との間にシール手段を介在させれば、外部からの
配置空間2aへの塵埃等の侵入を確実に防止することが
できる。
【0050】上記したように、ハードディスク装置1の
組立は、各構成要素及びカバー体4を筐体3に対して一
方向(上方)から取り付けることにより行う。従って、
組立作業が容易であり、組立時間の短縮化や製造不良発
生率の減少を図ることができる。
【0051】以上に記載した通り、ハードディスク装置
1にあっては、筐体3と該筐体3を覆うカバー体4とに
よって一の空間、即ち、配置空間2aを形成し、スピン
ドルモータ5、ディスク状記録媒体6、回動型アクチュ
エータ7及び所定のIC25、25、・・・が取り付け
られたプリント基板22等の各構成要素を配置空間2a
に配置している。
【0052】従って、従来のハードディスク装置aのよ
うに各構成要素を取り付けるためのシャーシdを必要と
せず、シャーシdを設けていない分、ハードディスク装
置1の薄型化を図ることができる。
【0053】また、従来のハードディスク装置aのよう
に、各構成要素を取り付けるための専用のシャーシdを
設ける必要がなく、また、該シャーシdに配置された構
成要素と回路基板eとの電気的接続を図るための各コネ
クタp、rを設ける必要がないため、部品点数の削減を
図ることができる。
【0054】さらに、ハードディスク装置1にあって
は、外筐2を構成する部材の何れか一方、即ち、筐体3
にスピンドルモータ5、回動型アクチュエータ7及びプ
リント基板22を配設したので、ハードディスク装置1
の組立が非常に容易であり、組立作業における作業性の
向上を図ることができる。
【0055】尚、一般に、ガラス繊維含有の回路基板に
あっては、含有されていたガラス繊維が空気中に浮遊し
てディスク状記録媒体に対する情報信号の適正な記録又
は再生や回動型アクチュエータの適正な動作を阻害する
虞がある。
【0056】ところが、ハードディスク装置1にあって
は、プリント基板22の絶縁層22a、22a、・・・
を高分子化合物のみによって形成しており、空気中に浮
遊してディスク状記録媒体に対する情報信号の適正な記
録又は再生等の支障の原因となる虞のあるガラス繊維等
が含有されていない。従って、一の配置空間2aにスピ
ンドルモータ5、ディスク状記録媒体6、回動型アクチ
ュエータ7及び回路基板22を配置した場合でも、ディ
スク状記録媒体6に対する情報信号の適正な記録又は再
生や回動型アクチュエータ7の適正な動作が阻害され
ず、動作の信頼性を確保することができる。
【0057】尚、上記した実施の形態において示した各
部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する
に際して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎ
ず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されることがあってはならないものである。
【0058】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明ハードディスク装置は、ディスク状記録媒体
と、該ディスク状記録媒体を回転させるスピンドルモー
タと、ディスク状記録媒体に対する情報信号の記録又は
再生を行うヘッドと、該ヘッドが取り付けられると共に
移動してヘッドをディスク状記録媒体の記録トラックの
任意の位置に位置決めするアクチュエータと、所定の電
気的素子が取り付けられた回路基板を備えたハードディ
スク装置であって、第1の部材と第2の部材が結合され
て外筐が形成されると共に該外筐内に一の配置空間が形
成され、ディスク状記録媒体、スピンドルモータ、アク
チュエータ及び回路基板等の各構成要素が配置空間に配
置されたことを特徴とする。
【0059】従って、各構成要素を取り付けるための専
用のシャーシを必要とせず、シャーシを設けていない
分、ハードディスク装置の薄型化を図ることができる。
【0060】また、各構成要素を取り付けるための専用
のシャーシを必要とせず、また、該シャーシに配置され
た構成要素と回路基板との電気的接続を図るための各コ
ネクタを設ける必要がないため、部品点数の削減を図る
ことができる。
【0061】請求項2に記載した発明にあっては、第1
の部材又は第2の部材の何れか一方にスピンドルモー
タ、アクチュエータ及び回路基板等の各構成要素を配設
したので、ハードディスク装置の組立が非常に容易であ
り、組立作業における作業性の向上を図ることができ
る。
【0062】請求項3及び請求項4に記載した発明にあ
っては、回路基板を高分子化合物のみを基材として形成
したので、回路基板に該回路基板から分離して空気中に
浮遊してディスク状記録媒体に対する情報信号の適正な
記録又は再生等の支障の原因となる虞のある物質が含有
されていないため、一の配置空間にスピンドルモータ、
ディスク状記録媒体、アクチュエータ及び回路基板を配
置した場合でも、ディスク状記録媒体に対する情報信号
の適正な記録又は再生やアクチュエータの適正な動作が
阻害されず、動作の信頼性を確保することができる。
【0063】請求項5及び請求項6に記載した発明にあ
っては、回路基板をフレキシブルプリント基板として形
成したので、従来のハードディスク装置のように回動型
アクチュエータとの電気的接続を図るための基板(フレ
キシブルプリント基板)と回路基板とを各別に形成する
必要がなく、部品点数の削減を図ることができると共に
製造コストの低減を図ることができる。
【0064】請求項7及び請求項8に記載した発明にあ
っては、回路基板に第1の部材又は第2の部材に取り付
けられた被取付部と該被取付部から延設された延設部と
を形成し、該延設部の一部をアクチュエータに取り付
け、延設部をアクチュエータの移動に追従して屈曲する
ようにしたので、延設部がアクチュエータの移動に追従
して屈曲し、これによりアクチュエータのスムーズな動
作を保持することができる。
【0065】請求項9及び請求項10に記載した発明に
あっては、延設部の導体層を単層に形成したので、アク
チュエータの一層のスムーズな動作を確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図5と共に本発明ハードディスク装置
を示すものであり、本図はカバー体を外した状態で示す
斜視図である。
【図2】分解斜視図である。
【図3】拡大縦断面図である。
【図4】プリント基板の拡大斜視図である。
【図5】プリント基板を模式的に示す図である。
【図6】図7及び図8と共に従来のハードディスク装置
を示すものであり、本図は分解斜視図である。
【図7】トップカバーを外した状態を示す拡大平面図で
ある
【図8】拡大従断面図である。
【符号の説明】
1…ハードディスク装置、2…外筐、2a…配置空間、
3…筐体(第1の部材)、4…カバー体(第2の部
材)、5…スピンドルモータ、6…ディスク状記録媒
体、7…回動型アクチュエータ(アクチュエータ)、2
1…ヘッド、22…プリント基板(回路基板)、22a
…絶縁層(基材)、22b…導体層、23…被取付部、
24…延設部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体と、該ディスク状記
    録媒体を回転させるスピンドルモータと、ディスク状記
    録媒体に対する情報信号の記録又は再生を行うヘッド
    と、該ヘッドが取り付けられると共に移動してヘッドを
    ディスク状記録媒体の記録トラックの任意の位置に位置
    決めするアクチュエータと、所定の電気的素子が取り付
    けられた回路基板を備えたハードディスク装置であっ
    て、 第1の部材と第2の部材が結合されて外筐が形成される
    と共に該外筐内に一の配置空間が形成され、 ディスク状記録媒体、スピンドルモータ、アクチュエー
    タ及び回路基板等の各構成要素が配置空間に配置された
    ことを特徴とするハードディスク装置。
  2. 【請求項2】 第1の部材又は第2の部材の何れか一方
    にスピンドルモータ、アクチュエータ及び回路基板等の
    各構成要素が配設されたことを特徴とする請求項1に記
    載のハードディスク装置。
  3. 【請求項3】 回路基板が高分子化合物のみを基材とし
    て形成されたことを特徴とする請求項1に記載のハード
    ディスク装置。
  4. 【請求項4】 回路基板が高分子化合物のみを基材とし
    て形成されたことを特徴とする請求項2に記載のハード
    ディスク装置。
  5. 【請求項5】 回路基板がフレキシブルプリント基板で
    あることを特徴とする請求項3に記載のハードディスク
    装置。
  6. 【請求項6】 回路基板がフレキシブルプリント基板で
    あることを特徴とする請求項4に記載のハードディスク
    装置。
  7. 【請求項7】 回路基板が第1の部材又は第2の部材に
    取り付けられた被取付部と該被取付部から延設された延
    設部とを有し、 該延設部の一部がアクチュエータに取り付けられ、 延設部がアクチュエータの移動に追従して屈曲されるよ
    うにしたことを特徴とする請求項5に記載のハードディ
    スク装置。
  8. 【請求項8】 回路基板が第1の部材又は第2の部材に
    取り付けられた被取付部と該被取付部から延設された延
    設部とを有し、 該延設部の一部がアクチュエータに取り付けられ、 延設部がアクチュエータの移動に追従して屈曲されるよ
    うにしたことを特徴とする請求項6に記載のハードディ
    スク装置。
  9. 【請求項9】 延設部の導体層を単層に形成したことを
    特徴とする請求項7に記載のハードディスク装置。
  10. 【請求項10】 延設部の導体層を単層に形成したこと
    を特徴とする請求項8に記載のハードディスク装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007095236A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Tdk Corp ハードディスクドライブ及びこれを用いた無線情報端末
JP2007089799A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Samii Kk 弾球遊技機の遊技球発射装置

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