JPH06103422B2 - 複写装置 - Google Patents

複写装置

Info

Publication number
JPH06103422B2
JPH06103422B2 JP12136784A JP12136784A JPH06103422B2 JP H06103422 B2 JPH06103422 B2 JP H06103422B2 JP 12136784 A JP12136784 A JP 12136784A JP 12136784 A JP12136784 A JP 12136784A JP H06103422 B2 JPH06103422 B2 JP H06103422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
photoconductive surface
latent image
image
light beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12136784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6057354A (ja
Inventor
晋匡 倉本
肇 大西
幸雄 坂井
美樹 林
シー ウエルズ ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US06/617,969 external-priority patent/US4660961A/en
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Publication of JPS6057354A publication Critical patent/JPS6057354A/ja
Publication of JPH06103422B2 publication Critical patent/JPH06103422B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写装置、特に一枚の複写紙上に複数の像を
合成することの可能な静電型の複写装置に関するもので
ある。
従来例の構成とその問題点 従来、一枚の複写紙上に複数の像を合成する方法は提案
されている。それは、元のポジ原画から変換されたネガ
原画を用いるものである。ここで、ネガ原画とは、白ま
たは明色の文字に含まれる情報と、黒または暗色の背景
に含まれる非情報であり、ポジ原画とは、黒または暗色
の文字に含まれる情報と、白または明色の背景に含まれ
る非情報である。ネガ原画を用いるこの合成方法は以下
のように行われる。(1)ネガ原画は元のポジ原画から
用意される。(2)複写装置の光導電面はポジの電荷が
与えられる。(3)ネガ原画のネガ像部(すなわち、白
または明色の文字部)から反射した光は、光導電面に伝
達され、露光された光導電面(すなわち、白または明色
部を含む情報)のポジ電荷を減少させ、露光されていな
い光導電面(すなわち、黒または暗色の背景部)の電荷
を変化させないようにして、第1の潜像を形成する。
(4)第2のネガ原画は、元の第2のポジ原画から用意
される。(5)第2のネガ原画のネガ像部(白または明
色の文字部)から反射した光は、光導電面に伝達され、
第1の露光の後、光導電面の未露光部で、第2のネガ原
画の白または明色の文字部(すなわち、含まれている情
報)に相当する部分のポジ電荷を減少させることによ
り、第2の潜像を形成する。(6)ポジに荷電された粉
末のトナーは光導電面に接触するように運ばれる。トナ
ーは光導電面に最初印加されるポジ電荷と同じ極性に荷
電されているので、トナーはポジ電荷が変化せず残って
いる光導電面の未露光部には付着しない。露光された光
導面面の絶対極性は、ネガ(すなわち、元の極性と逆)
にならず、元のポジ電位より単に低いだけであるが、ト
ナーは、第1と第2のネガ原画の白または明色の文字部
に相当する露光された光導電面にトナーと露光部の間の
電位差により静電的に付着する。光導電面の露光部の潜
像はこのようにして可視化される。今まで述べてきた現
像プロセスは、一般に「反転現像」あるいは「ネガ現
像」と呼ばれる。次に、顕像は一枚の複写紙に次の様に
転写される。(1)一枚の紙が光導電面に接触して置か
れ、トナーと逆極性のネガ電荷が与えられる。(2)光
導電面上のポジに荷電されたトナーの顕像は、ネガに帯
電した紙に静電的に引かれ転写される。(3)トナー像
は、熱により紙に定着される。この方法により黒い文字
が二つのネガ原画の文字(白または明色)から一枚の複
写紙に得られる。
この方法は二つの像を一枚の紙に合成することができる
が、元のポジ原画が複写の前にネガ原画に変換されなけ
ればならないという大きな欠点を持っている。今までポ
ジ原画がネガ原画を用意しないで一枚の紙に二つの像を
複写するのに直接用いられたことはない。なぜなら、ポ
ジ原画の白い背景部は光導電面のポジ電荷を全背景部に
わたり消滅させてしまうからである。それゆえ、第2の
原画が同一の光導電面に露光された時、第2のポジ像に
相当する第2の潜像を形成する電荷は残っていない。
発明の目的 本発明は、複写プロセスの前にネガ原画を用意すること
なしに元のポジ原画を用いて少なくとも二つの像が一枚
の複写紙に合成できる静電形の複写装置を提供すること
が主な目的である。
本発明の他の目的は、一枚の複写紙上に異る色で複数の
像を合成できる複写装置を提供することである。
発明の構成 これらの目的は、光導電面の電位を変化させる入射光に
応答する光導電面を持つ光導電体を含む本発明に従う複
写装置により成しとげられる。まず第1電位が光導電面
に形成される。光導電面は第1のポジ原画により制御さ
れる光で露光され、光導電面の第1の部分に第1のポジ
原画の情報に相当した第1の潜像を形成する。露光の
後、光導電面の第1の部分の電位は第1電位のままで、
第1の部分の以外の光導電面の第2の部分の電位は第2
電位に変化する。それから付加電位が光導電面に供給さ
れ、従って、光導電面の第1の部分の電位は第3電位に
変化し、光導電面の第2の部分は略第1電位に変化され
る。光導電面はそれから、第2のポジ原画により制御さ
れる光で露光され、光導電面の第2の部分の少なくとも
一部に第2のポジ原画の情報に相当した第2の潜像を形
成する。同時に、光導電面の第1の部分の電位は第3電
位から略第1電位、つまり、第2潜像を含む光導電面の
第2の部分の電位に略等しい電位に変化される。このよ
うに第1と第2の潜像を含む光導電面の電位は略等しく
なる。光導電面の残部の電位は第2の露光により第2電
位に変化される。最後に、第1と第2の潜像が顕像化さ
れる一枚の複写紙に第1と第2の潜像を転写するための
手段が提供されて本発明が構成されている。
実施例の説明 本発明の詳細な具体例について以下説明を行う。第1の
ポジ原画は、文字を含んだ情報が白または明色の背景上
で黒または暗色である普通の一枚の紙である。そして第
2のポジ原画は、白または明色の背景上に黒または暗色
の文字を含む情報を形成するために用いられる文字発生
器である。複写装置は、複写装置内で回転するように装
着された光導電面を持つ光導電体を含む。光導電面の回
動路に沿って設置された第1複写部は、光導電面に第1
電位を形成する第1帯電器と、第1複写部に設置された
第1のポジ原画を露光する予め定められたレベルの光を
照射するハロゲンランプや蛍光ランプのような光源を持
つ第1の露光手段を含んでいる。第1のポジ原画からの
光は、光導電面に反射されて第1の部分の光導電面に第
1の潜像を形成し、光導電面の第2の部分には像を形成
させない。第1の潜像が形成されている第1の部分の光
導電面の電位は第1電位のままで変化せず、一方、第2
の部分の光導電面の電位は第2電位に変化させられる。
第1複写部は、また、トナーが光導電面に接触するよう
に運ばれ、第1潜像が形成されている部分に付着して像
を顕像化する第1の現像機を含む。
第2の複写部は、光導電面の動路の先に沿って設置さ
れ、第1の部分が第3電位に変化し、第2の部分が略第
1電位に変化するように光導電面を帯電する第2の帯電
器を含む。また、第2の複写部は、文字発生器により制
御された一定値の照射光のレーザ光源と、レーザから光
導電面に光を反射させる回転ミラーとを含む。レーザ光
は第2の潜像が光導電面の第2の部分の少なくとも一部
に形成されるように文字発生器の出力信号により変調さ
れている。第2の潜像が形成されている光導電面の電位
は第1電位のままである。第1の潜像が形成されている
光導電面の電位は第1電位に変化される。光導電面の残
部の電位は第2電位に変化される。さらに第2の複写部
は、トナーが光導電面に接触するように選ばれて第2の
潜像が形成されている部分に付着し、顕像化する第2の
現像器を持っている。最後に、像転写器が光導電面の回
動路に沿って先の方に置かれ、第1と第2の像が1枚の
複写紙に転写される。
本発明のもっと詳細な具体例では、第1の現像器はポジ
の極性で、黒色の第1の色を持つ第1の現像剤を用い、
第2の現像器は、ネガの極性で、赤色の第2の色を持つ
現像剤を用いて複写紙上に異なる色の二つの可視像を形
成する。
次に図面に従って説明を行う。
第1図は、一枚の複写紙に少なくとも2つのポジ像を合
成するためのシステムを含む複写装置を示している。複
写装置は、外周面に光導電面12を有する円筒ドラムの光
導電体10を含む。光導電体10は、支持棒14により、複写
装置内に回転するように装着され、モータ(図示せず)
により、矢印16の方向に支持棒14の回りを回転する。光
導電体10は、アルミパイプで作られ、光導電面12は、ラ
ンプ、レーザ光の波長に高感度の60〜70μmの厚さのセ
レン−テルル合金で形成されている。第1と第2の複写
部18,20は光導電面12の回動路に沿い、離れて設置され
ている。
第1複写部18は、透明ガラス板26上に置かれ、白いカバ
ーシート28によりカバーされた原稿24の様な第1のポジ
原画を含む第1の像支持台23と、第1の露光手段30と、
第1の現像器32を含む。第1の帯電器22は、光導電面12
に近接して置かれ、光導電面12に、例えば、一様なポジ
の電荷を与え、例えば、+800Vの第1電位を形成する。
原稿24、ガラス板26とカバーシート28を含む第1の像支
持台は、矢印34の方向と反対方向にモータ(図示せず)
により動かされる。第1の露光手段30は、ハロゲンラン
プあるいは蛍光ランプのようなランプ36と、屈折率分散
形のレンズ38を含む。ランプ36により放射される光40
は、ガラス板26を通して原稿24に照射され、そこから原
稿24のポジ像(すなわち、情報を含む黒または暗色の文
字部)がレンズ38を通して光導電体10の光導電面12に反
射される。これで原稿24上のポジ像に相当する第1の潜
像が光導電面12の第1の部分に形成される。これは、光
40が原稿24の背景部を含む非情報からの光に露光された
光導電面12の第2の部分の電位を、+800Vの第1電位か
ら第2電位、例えば+100Vに変化させるからである。そ
れから光導電面12は、第1潜像を顕像化する第1の現像
器を通過する。第1の現像器32は光導電面12に近接して
配置され、円筒状のマグロール42と鉄粉キャリヤーと絶
縁性粉末のトナーを含むネガに荷電された現像剤44とを
含む。光導電面12上のポジの電荷と反対に荷電されてい
る現像剤44は、例えば+300Vに直流バイアスされている
ロール42を通して光導電面12に供給される。この第1の
現像器32において、ネガに荷電したトナーは+300Vのバ
イアス電圧より高い+800Vの第1電位を持つ光導電面12
の第1の部分、すなわち第1潜像に付着するが、電位が
+300Vのバイアス電圧より低い+100Vの第2電位である
光導電面12の第2の部分には付着せず、第1の潜像に相
当する第1の部分を顕像化する。
第2複写部20は、第2帯電器46と、例えばタイプ文字信
号を発生する文字発生器48のような第2のポジ原画と、
第2の露光手段50と、第2の現像器52とを含む。第2の
帯電器46は光導電面12に近接して配置され、光導電面に
例えば一様な追加のポジ電荷を与えるよう付加電位を供
給する。これにより、光導電面12の第1の部分の電位
は、第1電位+800Vから例えば+1200Vの第3電位に変
化し、光導電面12の第2の部分の電位は、第2電位+10
0Vから+800Vの第1電位に戻る。第2露光手段50は、ヘ
リウム−ネオンガスレーザ、または半導体レーザのよう
なレーザ素子54と駆動モータ58により回転する回転ミラ
ー56とレンズ60とを含む。レーザ素子54により放射され
る光ビーム62は、文字発生器48からの文字信号により変
調され、光ビーム62を反射する回転ミラー56に伝達され
る。回転ミラー56により反射された光ビーム62は、回転
ミラー56の回転に応答して通常のテレビ受信機の走査電
子ビームのように横断的に散乱されレンズ60を通して走
査光ビームが光導電面12に伝達される。レンズ60は、光
ビームの走査速度を光導電面上12で光ビームの偏向角に
よらず一定にする例えばθレンズである。
上述したレーザ形の文字露光手段、すなわち、第2の露
光手段50と文字発生器48の結合したものは、通常の設計
でありU.S.Patent No.3,898,627に開示されている。
文字発生器48からの文字信号に一致する第2潜像は、以
下の様に光導電面の第2の部分の一部に形成される。第
1の顕像が形成される光導電面12の第1の部分の電位
は、第3電位の+1200Vから略第1電位、すなわち+600
〜+700Vに変化し、第2の潜像が形成される光導電面12
の第2の部分は、露光されていないので、+800Vの第1
電位のままである。光導電面12の残部の電位は略第2電
位の+100Vに変化される。光導電面12はそれから第2潜
像を顕像化する第2の現像器52を通過する。第2の現像
器52は、光導電面12に近接して配置され第1の現像器32
と同様に円筒状のスリーブ形のマグロール64と、鉄粉キ
ャリヤーと絶縁性の粉末のトナーを含むネガに荷電した
現像剤66を含む。第1の現像器32と同様にこの第2の現
像器52において、ネガに荷電したトナーは第1電位を有
する光導電面12の第1の部分、すなわち第2の潜像に付
着するが、電位が第2電位である光導電面12の第2の部
分には付着しない。それにより第2の潜像が光導電面12
で可視化される。
第1と第2の顕像は、その後転写帯電器70の使用により
一枚の複写紙68に転写される。複写紙68は、ローラ72に
より導かれ光導電体10の回転に追従して矢印74の方向に
動かされる。像の転写帯電器70は、複写紙68の上に例え
ばポジ電荷、すなわち帯電器22,46により供給される極
性と同じ電荷を与える。光導電面12上のネガに荷電した
トナーにより形成された顕像は、ポジに帯電した複写紙
68に引かれ複写紙68に転写される。複写紙68の転写され
た顕像は、ヒータ76からの熱により複写紙68に定着され
る。像の転写後、光導電面12は、その先端が光導電面12
に接触しているウリーニングブレード78により清掃さ
れ、光導電面12の残留している不必要な電荷は、例えば
帯電器22,46により供給されるポジの電荷と反対のネガ
の電荷を光導電面12に供給する除電器80により零に下げ
られる。
第1図の複写装置の全体の動作は次の通りである。
(1)第1複写部18の第1帯電器22は、光導電面12にポ
ジの電荷を供給し、+800Vの第1電位を形成する。
(2)光導電面12は、第1の露光手段30により放射され
る光40で露光され、原稿24のような第1のポジ原画の白
または明色の背景部から反射した光が光導電面12に伝達
される。ポジ原画24に含まれる黒または暗色の文字また
は情報に相当する未露光の光導電面12の第1の部分の電
位は変化せず+800Vの第1電位のままであり、第1のポ
ジ原画に含まれる白または明色の背景部あるいは非情報
部に相当する露光された光導電面12の第2の部分は+10
0Vの第2電位に変化する。それによって光導電面12に第
1の潜像が形成される。(3)光導電面12は、それから
第1電位を有する第1の部分、すなわち第1の潜像にの
みトナーが付着するような第1の現像器を通過し、それ
により第1の潜像を可視化する。(4)第2の複写部20
の第2の帯電器46は、光導電面12に追加の電荷を供給
し、光導電面12へ付加電位を与える。それにより、露光
されていない光導電面12の第1の部分の電位は+1200V
の第3電位に変化し、露光された光導電面12の第2の部
分の電位は+800Vの第1電位に戻る。(5)光導電面12
は、再び第2の露光手段50により放射される光62に露光
され、文字発生器48のような第2のポジ原画の情報に応
答する光62が光導電面12に伝達され、光導電面12の第2
の部分の少なくとも一部に第2のポジ原画48の情報に相
当する第2の潜像を以下の様に形成する。光導電面12の
第1の部分の電位は略第1電位、例えば+600〜+700V
に変化し、第2の潜像に相当する第2の部分の光導電面
12の電位は+800Vの第1電位のままであり、光導電面12
の残部の電位は+100Vの第2電位に変化する。(6)第
2の現像器52のトナーは、第1電位を有する光導電面12
の部分、すなわち第2の潜像に付着するが電位が第2電
位である光導電面12の部分には付着しない。第1と第2
の潜像に相当する光導電面12の部分はここで顕像化され
る。(7)しかる後、顕像は転写帯電器70により複写紙
68に転写され、ヒータ76の熱により紙68に定着される。
上記動作は、第2図、第3図に関してもっと詳細に説明
される。
(A) 光導電体10の全光導電面12は、第2図Aに示す
ように、第1帯電器22により第1の電荷を与えられる。
図において、ドットマークは第1のポジ電荷を示す。前
述した実施例では、光導電面12の第1電位は+800Vであ
る。
(B) 第2図Bで、第1のポジ原画24は光がレンズ38
を通して光導電面12に伝達されるランプ36から放射され
る光40に露光される。原稿24の黒または暗色の文字部82
に相当する第1の潜像が光導電面12の第1の部分84に形
成される。なぜなら、光40が原稿24の白または明色の背
景部88から反射した光に露光された光導電面12の第2の
部分86の電位を第1電位の+800Vから第2電位の+100V
またはそれ以下に変化するからである。光導電面12の第
1の部分84の電位は変化せずに第1電位の+800Vのまま
である。
(C) 光導電面12は、トナーが第1電位の+800Vを有
する第1の部分84にのみ付着し、第2の部分86に付着し
ない第1の現像ユニット32をそれから通過する。このよ
うに、第1の潜像は第2図Cの番号90で示すように顕像
化される。
(D) 第2の複写部20の第2の帯電器46は、光導電面
12に追加のポジ電荷を与える。それにより、第2図Dに
示すように、第1の部分の電位すなわち第1の顕像部90
は第1電位の+800Vから第3電位の+1200Vに増加され
る。また、光導電面12の第2の部分86の電位は、第2電
位の+100Vから第1電位の+800Vに増加する。
(E) 第2図Eで、レーザ素子54から放射され、文字
発生器48からの文字信号により変調された光ビーム62
は、回転ミラー56により光導電面12を横切って走査され
第2の部分86の一部92に第2の潜像を形成する。このよ
うにして光ビーム62は第2の潜像92が形成された部分以
外の全光導電面12に作用される。光ビーム62は第3図に
示すように、走査線98の照射点94が隣接する走査線98′
の隣接する照射点94′の例えば半分だけオーバラップ
し、第2の像をより明瞭で正確にするような方法で走査
される。この第2の露光プロセスで光ビーム62の光量
は、第1の露光プロセスで使われた光40と同じである。
第1の部分または第1の顕像部90の電位は、光ビームの
露光により第3電位の+1200Vから略第1電位の+600〜
+700Vに減少される。光導電面12の第2の部分86の第2
の潜像部92の電位は第1電位の+800Vのままである。光
導電面12の残部の電位は第1電位の+800Vから第2電位
の+100Vまたはそれ以下に減少される。
(F) それから光導電面12は、第1の現像器32と同様
にトナーが第1電位の+800Vを有する第2の潜像部92に
付着し、第2の潜像を顕像化する第2の現像器52を通過
する。この場合、わずかの量のトナーが略第1電位を有
する第1の顕像部90にまた付着する。これは、第1の第
2の像の濃度を互いに異るものにするかも知れない。こ
の問題を解決するため、第1の現像剤44の濃度が第2の
現像剤66に比較して下げられ、第2のロール64に印加さ
れるバイアス電圧が第1と第2の像の濃度が等しくなる
ように調整される。第2の顕像は、第2図Fの番号100
により示される。
(G) 二つの顕像は、光導電面12に接触して複写紙68
を置き転写帯電器70で紙68を帯電させることにより複写
紙68に転写される。複写紙68はヒータ76の熱により像を
定着するため、ヒータ76を通るように供給され、複写紙
68上に第1と第2の顕像が与えられる。
上記実施例では、光導電面12は帯電器22,46によりポジ
に帯電されたが、ネガに帯電されてもよい。例えば、第
1電位が−800V、第2電位が−100V、第3電位が−1200
V、ローラの直流バイアス電圧が−300V等である。この
場合には、現像剤44,66はポジに荷電され、光導電面12
は硫化カドミューム樹脂で作られる。
上記実施例では、黒と白の複写装置して記述されている
が、異る色の現像剤44,66を用いることにより、多色カ
ラーコピーを形成することは可能である。もし、第1と
第2の現像剤44,66の色が、第1と第2の顕像の色を違
えるために互いに異なる場合、第2の現像剤66が異る色
を有する第1の顕像部90に付着し、第1の顕像の色を悪
くするので上記実施例では問題が生じる。
この問題は以下の様に解決される。レーザ素子54からの
光ビーム62は第2の潜像部92にのみ照射され、第2の潜
像部以外86には照射されない。それゆえ、第2の潜像部
92の電位は第1電位の+800Vから第2電位の+100Vまた
はそれ以下に下げられる。ロール64に印加されるバイア
ス電位は例えば約+600Vに上げられ、ポジ極性のトナー
が第2の現像剤66として用いられる。従って第2の現像
プロセスでは、ポジ電位のトナーは低下した電位の+10
0Vの第2潜像部92にのみに付着し、ネガ極性のトナー
(第1の現像剤44)により形成された第1の顕像部90あ
るいは潜像のない部分86には付着しない。とうのは、こ
れらの領域の電位はトナーの電位、すなわちバイアス電
位+600Vを越しているからである。このように第1現像
がネガ極性のトナーで実行され、第2現像がポジ極性の
トナーで実行されると、トナーは第2の現像時に混合し
ない。それゆえ、異る色のトナーが用いられると明白な
2色の像が現像される。例えば、黒色が第1の像に使わ
れ赤色が第2の像に使われると、色の劣化がなく明りょ
うな2色コピー像が得られる。像転写プロセスでは、反
射極性のトナーが用いられるので、前光導電面12は複写
紙へ像を転写する前に単一の極性を持つ電位に変化され
ねばならない。これは第2複写部20の終端と転写帯電器
70の間に光導電面12の回動路に沿って帯電器を設置する
ことにより普通の方法で実行される。像は複写紙68に転
写帯電器70により転写される。
上述実施例では、第1と第2の現像機32,52が用いられ
たけれど第1の現像機32は除去されてもよい。すなわ
ち、第1の複写部18により形成された第1の潜像は、第
2の複写部20により作られた第2の潜像と同様に第2の
現像機52により現像される。このシステムにより上に述
べられた可能な問題、すなわち二つの現像機32,52を用
いた場合の第1と第2の像の間の濃度の差が下げられ
る。
上記実施例では、第1の露光手段30はランプを含み、第
2の露光手段50はレーザを含んでいるが、第1の露光手
段がランプを使用するか、両方の露光手段がランプかレ
ーザか他の形の光源を含むかしてもよい。
上記実施例では、レーザ素子54が光ビームを出すのに用
いられたが、同じ効果は光ビーム62の走査線に相当する
ラインに並べられた多数の発光ダイオードあるいは光学
ファイバー管を用いても得られる。この場合、回転ミラ
ー56とその駆動モータ58は省略される。
さらに、上記記述の複写装置は通常の複写機あるいは光
学的プリンタとして使われてもよい。すなわち、ランプ
形の露光手段30のみが使われた場合、装置は通常の複写
機として作用し、一方、レーザ形の露光手段50のみが用
いられた場合、装置は光学的プリンタとして作用する。
さらに、上記実施例では、複写紙上で第1と第2の像の
相対位置を調整することは容易である。もし、原稿24の
前端が検出手段により検出され、しかる後文字発生器48
の動作が使用者によって任意の時間だけ遅らせたなら、
二つの像の相対的垂直位置が調節される。一方、光ビー
ム62の走査幅が制御回路により調整されたなら像の相対
的水平位置が調整されうる。
上記実施例では、光40が固定され原稿が動かされたが、
光40が動かされ原稿24が固定されてもよい。
本発明の特定の実施例を今まで説明したきたが、修正や
変化が熟練した技術において生じることはありうる。そ
れゆえ、付加した請求の範囲が真の発明の精神内ですべ
ての修正,変化をカバーしていることが理解されるべき
である。
発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明は、ネガ原画を用
いないで、ポジ原画を用いて少くとも二つの像が一枚の
複写紙上に合成できるという優れた効果が得られる。ま
た異なる色の多色カラーコピーをも得ることが出来ると
云った効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一枚の複写紙に二つの
像を合成する複写装置の模式図、第2図は本発明の二つ
のポジ原画から一枚の複写紙に像が形成される方法を示
す図、第3図はレーザからの光ビームを用いて光導電面
上に潜像の形成を示す部分的拡大図である。 10……光導電体、12……光導電面、18……第1の複写
部、20……第2の複写部、22……第1の帯電器、24……
原稿、26……ガラス板、30……第1の露光手段、32……
第1の現像器、36……ランプ、42,64……マグロール、4
4,66……現像剤、46……第2の帯電器、48……文字発生
器、50……第2の露光手段、52……第2の現像器、54…
…レーザ素子、56……回転ミラー、68……複写紙、70…
…転写帯電器、76……ヒータ、78……クリーニングブレ
ード、80……除電器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 美樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 ロバート シー ウエルズ アメリカ合衆国マサチユーセツツ州アーリ ントンヒルクレストストリート33 (56)参考文献 特開 昭56−117256(JP,A) 特開 昭58−79261(JP,A) 特開 昭55−57852(JP,A) 特開 昭55−64270(JP,A) 特開 昭55−135881(JP,A) 特開 昭57−45561(JP,A) 特開 昭56−43666(JP,A) 特開 昭57−66452(JP,A) 特開 昭58−49978(JP,A) 特開 昭57−72165(JP,A) 特開 昭52−67332(JP,A) 特開 昭56−95271(JP,A) 特開 昭57−56857(JP,A) 特開 昭57−66450(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光導電面を備えた光導電体と、前記光導電
    面に第1電位を形成する第1の帯電器と、第1の潜像が
    形成された光導電面の第1の部分の電位を変化させずに
    第1電位のままとし、この第1の部分以外の光導電面の
    第2の部分の電位を第2電位に変化させるように、光導
    電面の第1の部分に第1の潜像を形成するために第1の
    ポジ原画に光を伝達し光導電面に反射させる第1の露光
    手段および前記第1の潜像を現像する第1の現像器とを
    含み、前記光導電面に沿って配置された第1の複写部
    と、前記光導電面の第1の部分の電位を第3電位にし、
    かつ第2の部分の電位を略第1電位に変化させるように
    光導電面に付加電位を与える第2の帯電器と、第2の潜
    像が形成されている光導電面の電位を第1電位のままに
    し、かつ前記第1の潜像が形成されている光導電面の電
    位を第1電位に変化させ、残部の電位を略第2電位に変
    化させるように、第2のポジ原画に対応して変調させた
    光ビームを走査して第2の潜像が形成された部分以外の
    全光導電面に照射すると共に、光ビームの走査線上の照
    射点が光ビームの隣接した走査線上の隣接した照射点を
    オーバーラップするようになされた第2の露光手段およ
    び前記第2の潜像を現像する第2の現像器を含み、前記
    第1の複写部より先の光導電面に沿って配置された第2
    の複写部と、前記第1と第2の現像器で可視化された可
    視像を一枚の複写紙に転写する手段とを有し、少なくと
    も第1と第2のポジ像を枚の複写紙に合成するように構
    成したことを特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】光導電面を備えた光導電体と、前記光導電
    面に第1電位を形成する第1の帯電器と、第1の潜像が
    形成されている光導電面の第1の部分の電位が変化せず
    第1電位のままとし、前記光導電面の第1の部分以外の
    第2の部分の電位が第2電位に変化するように、光ビー
    ムが第1のポジ原画に伝達されそこから光導電面に反射
    して光導電面の第1の部分に第1の潜像を形成する第1
    の露光手段と、前記第1の潜像を第1の色に可視化すべ
    く現像する第1の色の第1の現像剤を含む第1の現像器
    を含み、光導電面に沿って配置された第1の複写部と、
    前記光導電面の第1の部分の電位が第3電位に変化し、
    第2の部分の電位が略第1電位に変化するように光導電
    面に付加電位を与える第2の帯電器と、第2の潜像が形
    成されている光導電面の電位が第1電位のままで前記第
    1の潜像が形成されている光導電面の部分の電位を第1
    電位に変化させ、かつ残部の電位が略第2電位に変化す
    るように、第2原画に対応して変調させた光ビームを走
    査して第2の潜像を形成させるべく、光ビームの照射さ
    れた部分の電位が第2電位に変化し、トナーが光導電面
    の光ビームが照射された部分に付着するように潜像が光
    導電面上に形成された部分にのみ光ビームが照射される
    第2の露光手段と、前記第2の潜像を第2の色に可視化
    すべく現像する第1の色と異なる第2の色の第2の現像
    剤を含む第2の現像器を含み、第1の複写部より先の光
    導電面に沿って配置された第2の複写部と、前記第1と
    第2の現像器で可視化された顕像を一枚の複写紙上に異
    なる色で転写する手段とを有し、一枚の複写紙に異なる
    色で少なくとも第1と第2のポジ画像を合成するように
    構成したことを特徴とする複写装置。
JP12136784A 1983-06-13 1984-06-13 複写装置 Expired - Lifetime JPH06103422B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US50374783A 1983-06-13 1983-06-13
US503747 1983-06-13
US06/617,969 US4660961A (en) 1984-06-07 1984-06-07 Copying apparatus for synthesizing images
US617969 2000-10-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6057354A JPS6057354A (ja) 1985-04-03
JPH06103422B2 true JPH06103422B2 (ja) 1994-12-14

Family

ID=27054607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12136784A Expired - Lifetime JPH06103422B2 (ja) 1983-06-13 1984-06-13 複写装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06103422B2 (ja)

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4046471A (en) * 1975-11-03 1977-09-06 International Business Machines Corporation Dual mode electrophotographic apparatus having dual function printing beam
JPS5557852A (en) * 1978-10-24 1980-04-30 Fujitsu Ltd Overlap-forming method of electrostatic latent image
JPS5564270A (en) * 1978-11-08 1980-05-14 Fujitsu Ltd Electrostatic latent image former
CA1140201A (en) * 1979-04-09 1983-01-25 Xerox Corporation Multi-mode electrostatographic printing machine
JPS5643666A (en) * 1979-09-18 1981-04-22 Ricoh Co Ltd Copying method
JPS5695271A (en) * 1979-12-28 1981-08-01 Ricoh Co Ltd Electrophotographic method
JPS56117256A (en) * 1980-02-22 1981-09-14 Canon Inc Recording method for composite picture
JPS5745561A (en) * 1980-09-01 1982-03-15 Ricoh Co Ltd Method for synthesized recording of images
JPS5756857A (en) * 1980-09-24 1982-04-05 Fujitsu Ltd Electroholography recording device
JPS5766450A (en) * 1980-10-14 1982-04-22 Ricoh Co Ltd Recording system for composite
JPS5766452A (en) * 1980-10-14 1982-04-22 Ricoh Co Ltd Synthetic picture recorder
JPS5772165A (en) * 1980-10-22 1982-05-06 Fujitsu Ltd Electrophotographic recorder
JPS5849978A (ja) * 1981-09-18 1983-03-24 Ricoh Co Ltd 画像記録装置
JPS5879261A (ja) * 1981-11-06 1983-05-13 Canon Inc 電子写真法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6057354A (ja) 1985-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4660961A (en) Copying apparatus for synthesizing images
JPS5911113B2 (ja) 電子写真式記録装置
JPS593461A (ja) エレクトログラフイツク映像装置
JPH0336226B2 (ja)
US4697913A (en) Copying apparatus for synthesizing images
US5394230A (en) Method and apparatus for forming a composite dry toner image
KR910002442B1 (ko) 컬러전자사진방법 및 장치
US3687538A (en) Apparatus for exposing latent image margins in electrophotographic copying apparatus
SU727166A3 (ru) Электрофотографический копировальный аппарат
US5512982A (en) Image-forming apparatus with a photosensitive member and a charging device having an oscillatory voltage source
US4847658A (en) Image forming apparatus and image forming method employed therefor
JPH06103422B2 (ja) 複写装置
US5008707A (en) Simultaneous charging and exposure for pictorial quality
JP2537796B2 (ja) カラ−電子写真方法
JPS6063577A (ja) 複写装置
JP2756969B2 (ja) 画像形成装置
JPS58196552A (ja) 複写装置
JPS62231274A (ja) カラ−電子写真方法
JPS6083054A (ja) 電子写真装置
JPH0587827B2 (ja)
JPS63135963A (ja) 2色電子写真法
JPS63307490A (ja) 画像記録装置
JPS58126563A (ja) 表示兼プリント装置
JPS5931070B2 (ja) 電子写真法
JPH01284879A (ja) 電子写真法