JPH06102942B2 - 出入管理方法 - Google Patents

出入管理方法

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JPH06102942B2
JPH06102942B2 JP62134051A JP13405187A JPH06102942B2 JP H06102942 B2 JPH06102942 B2 JP H06102942B2 JP 62134051 A JP62134051 A JP 62134051A JP 13405187 A JP13405187 A JP 13405187A JP H06102942 B2 JPH06102942 B2 JP H06102942B2
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JP
Japan
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level
access control
privilege
hereinafter
entrance
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JP62134051A
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JPS63300177A (ja
Inventor
潤一 上野
Original Assignee
山武ハネウエル株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特定構内または特定室内等の特定区域を対象
として行なう出入管理方法に関するものである。
〔従来の技術〕
近来のビル管理においては、インテリジエント・ビルと
称し、空調,照明,人員の出入,防犯等、複数の管理事
項を総合的に管理する手法が採用されており、この目的
上、人員の出入管理には、立入を許容する人員へID(Id
entification.)カードを支給すると共に、パスワード
を記憶させておき、立入に際してIDカードをカードリー
ダへ挿入させ、かつ、キーボードによりパスワードの入
力操作を行なわせ、カードリーダによるIDカードの読取
出力、および、パスワードの照合による正誤判断を制御
装置により行ない、これらが正規との判断によつて電気
錠の解錠による立入許容を行なうものとなつている。
また、研究所,開発部門,機密作業部門等の特定区域で
は、この区域内の各区画毎に出入管理のレベルを異なら
せ、各区画の出入口毎に設けたカードリーダおよびキー
ボードにより、立入る人員の個人的レベルに応じた出入
管理を行ない、重要な区画には低レベルの人員が立入る
のを阻止するものとなつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、実際上は、特定区域内であつても、管理職,責
任者等の特別な権利を有する特権者が在席中は、特権者
の監視可能範囲内でこれに応じて出入管理レベルを緩和
すれば作業効率が向上することが期待できるが、従来は
この条件が考慮されておらず、作業効率の向上が阻害さ
れる問題を生じている。
〔問題点を解決するための手段〕
前述の問題を解決するため、本発明はつぎの手段により
構成するものとなつている。
すなわち、複数の区画からなり、これら各区画毎に出入
管理のレベルを異ならせた特定区域の出入管理方法にお
いて、出入操作時に供与される情報より特権レベルをチ
ェックし、このチェックした特権レベルを特権者の立入
を判断のうえ登録し、これら登録された特権レベルの中
より最高順位の特権レベルに基づいて出入管理のレベル
を自動的に緩和するものとしている。
〔作用〕
したがって、この発明によれば、特権者が特定区域内に
存在する間は、特権者中の最高位者に応じ、出入管理の
レベルが自動的に緩和され、これに応じて出入が容易と
なり、作業効率が向上する。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図によつて本発明の詳細を説明す
る。
第2図は構成を示すブロツク図であり、マイクロプロセ
ツサ等のプロセツサ(以下、CPU)1、固定メモリ(以
下、ROM)2、および可変メモリ(以下、RAM)3等から
なる主制御装置(以下、MCT)4が設けてあると共に、
これには、ブラウン管表示器(以下、CRT)5、およ
び、キーボード(以下、KB)6が付属しており、CPU1が
ROM2中のプログラムを実行し、RAM3中のタイムプログラ
ム(以下、TPG)にしたがい、空調,人員出入,照明の
各管理事項毎の制御を行なうと共に、KB6の操作に応動
してRAM3中のデータ設定,更新等を行ない、かつ、これ
らの状況および制御状況等をCRT5により表示するものと
なつている。
また、CPU1は、RAM3に対し必要とするデータをアクセス
しながら各制御動作を行なうと共に、データ送受信も行
なうものとなつており、各個別の伝送路71〜73により接
続され、かつ、構築物中の各部へ分散して配置さた空調
制御器(以下、AHC)81〜8L、出入制御器(以下、ACC)
91〜9M、および、照明制御器(以下、LTC)101〜10N
データ送・受信を行ない、各々に対する制御開始ならび
に終了時刻をTPGにしたがつて指令すると共に、各々か
らの監視データ等を受信し、これに応ずる判断および指
令、CRT5による表示等を行なつている。
一方、AHC81〜8Lには、各個に空調器(以下、ACE)111
〜11Lが接続され、AHC81〜8LによりACE111〜11Lの起
動,停止および空調状況が制御されており、ACC91〜9M
に対しては、カードリーダ(以下、CR)121〜12M
「0」、「1」〜「9」等の各キーを有するテンキー
(以下、TK)131〜13M、および、出入口の施錠を行なう
電気錠(以下、EL)141〜14Mが各々所要数接続されてお
り、IDカードがCR121〜12Mへ挿入され、かつ、TK131〜1
3Mによりパスワードが入力されるのに応じ、ACC91〜9M
がこれの解読を行ない、正規な場合はEL141〜14Mを解錠
して通行を許容するものとなつている。
また、LTC101〜10Nには、各々複数の照明灯(以下、I
L)15u〜15x、15v〜15yが接続されており、LTC101〜10N
がMCT4からの指令に応じ、IL15u〜15yの点灯,滅灯およ
び減光制御、または、これらの組み合せ制御を行なうも
のとなつている。
第3図は、特定区域21の平面図であり、複数の区画A〜
Hにより構成され、通路22との主出入口23aおよび各区
画毎の出入口23b〜23hには、各々CR12およびTK13を備え
る操作箱24a〜24hが設けてあると共に、各ドアにはEL14
が設けてあり、人員の立入に際しては各々IDカードのCR
12に対する挿入、および、TK13によるパスワードの入力
操作を行ない、これに応ずるACC9の照合判断によるEL14
の解錠がない限り、立入が許容されないものとなつてい
る。
また、例えば、区画E〜Hを最高、区画B〜Dを次位、
区画Aを最低の各管理レベルとしてあり、これらと対応
する以上の個人的レベルを有する人員のみが各々の管理
レベル区画内へ立入れるものとなつている。
たゞし、区画B〜Dの責任者席25、または、区画E〜H
の責任者席26へ特権者が在席中は、これらの監視可能範
囲に応じ、区画B〜Dまたは区画E〜Hの管理レベルが
緩和され、例えば区画B〜Dを区画Aと同等の、また
は、区画E〜Hを区画B〜Dと同等の管理レベルへ低下
させている。
第1図は、これらの制御状況を示すフローチヤートであ
り、ACC9もMCT4と同様、CPUおよびROM,RAM等により構成
されているため、ACC9のCPUがROM中の命令を実行し、必
要とするデータをRAMに対しアクセスしながら制御を行
なう。
すなわち、操作箱24へのIDカード挿入およびパスワード
入力操作に応じ、「出入操作あり?」101がY(YES)と
なれば、IDカードの特権コードに応じて特権レベル(以
下、Ls)をチエツクし、「特権者?」102を判別のう
え、「入室?」103を判断し、これのYに応じてROM中に
格納されている第1表の対応テーブルから緩和レベル数
(以下、DN)を「LSに応じDNを求める」111を行ないこ
の結果およびIDカードの個人コードにより、ROM中の第
2表に示す特権者テーブル(以下、SUPT)に対し「SUPT
へ個人コード・LS・DN・登録」112により格納する。
また、ステツプ103のN(NO)によつては、「SUPTから
個人コード・LS・DN・消去」113を行なう。
なお、ステツプ102は、LS=1〜3またはLS=1〜2に
よりYと判断する。
したがつて、第2表のSUPTには、各特権者の立入順位に
応じ各々のLSおよびDNが登録されると共に、退去にした
がい順次に消去され、在室中の各特権者と対応するLS
よびDNのみが常にSUPTへ登録されているものとなる。
また、SUPTには、現用DNが設けてあり、ステツプ112ま
たは113によりSUPT中の「最高LSのDNにより現用DN
新」121によつて現用DNが定まり、この「現用DNにより
出入管理レベル変更」122を行なつた後、ステツプ101以
降を反復する。
第4図は、ステツプ122の詳細を示すフローチャートで
あり、ステツプ101と同じく「出入操作あり?」201がY
となるのに応じ、これによる「操作入力情報・照合」20
2を行ない、この結果が「OK?」203のYであれば、当該
出入口23毎に定めた出入管理レベル(以下、LG)との比
較により「LS≧LG?」211を判断し、これのNにしたが
い第1図のステツプ121により更新した「当該出入口のD
Nを求める」212を行なつたうえ、緩和された出入管理レ
ベルlgを「lg=LG−DN」221の演算により求め、「LS≧l
g?」222をチエツクし、これがYとなれば、「当該出入
口のELを一定時間解錠」231を行ない、立入を許容す
る。
したがつて、特権者の在席中は、これの監視可能範囲に
応じ、かつ、特権者中の最高位者に応じ、出入管理レベ
ルが緩和され、これにより立入がある程度容易化される
ため、作業効率が向上すると共に、出入管理上特に支障
を生じないものとなる。
たヾし、特権者の判別は、IDカードまたはパスワードの
いずれか一方のみによるものとしてもよく、立入,退去
の判断は、CR12またはTK13を出入口の内側および外側へ
各個に設けておき、これらの出力に応じて行なうものと
しても同様である。
また、第1表および第2表の各テーブルは、同等の内容
であれば選定が任意であると共に、特権者の分類および
LS,DNの段階は、条件に応じて定めればよい等、種々の
変形が自在である。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本発明によれば、特権
者が特定区域内に存在する間は、特権者中の最高位者に
応じ、出入管理のレベルが自動的に緩和され、これに応
じて特定区域への立入が容易となるため、出入管理の合
理化による作業効率の向上が実現し、機密保持を要する
区域の出入管理において顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は制御状況のフロー
チヤート、第2図は構成を示すブロツク図、第3図は特
定区域の平面図、第4図は第1図の一部を詳細に示すフ
ローチヤートである。 1……CPU(プロセツサ)、2……ROM(固定メモリ)、
3……RAM(可変メモリ)、4……MCT(主制御装置)、
6……KB(キーボード)、71〜73……伝送路、81〜8L
…AHC(空調制御器)、91〜9M……ACC(出入制御器)、
101〜10N……LTC(照明制御器)、111〜11L……ACE(空
調器)、121〜12M……CR(カードリーダ)、131〜13M
…TK(テンキー)、141〜14M……EL(電気錠)、21……
特定区域、23a〜23h……出入口、24a〜24h……操作箱、
25,26……責任者席、A〜H……区画。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の区画からなり、該各区画毎に出入管
    理のレベルを異ならせた特定区域の出入管理方法におい
    て、 出入操作時に供与される情報より特権レベルをチェック
    し、このチェックした特権レベルを特権者の立入を判断
    のうえ登録し、これら登録された特権レベルの中より最
    高順位の特権レベルに基づいて前記出入管理のレベルを
    自動的に緩和することを特徴とした出入管理方法。
JP62134051A 1987-05-29 1987-05-29 出入管理方法 Expired - Lifetime JPH06102942B2 (ja)

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WO2008136120A1 (ja) 2007-04-26 2008-11-13 Fujitsu Limited 入退室管理プログラム、入退室管理方法および入退室管理装置
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JPS60184174A (ja) * 1984-02-29 1985-09-19 千蔵工業株式会社 出入口における自動ドアの開閉管理装置
JPS6249490A (ja) * 1985-08-28 1987-03-04 株式会社東芝 入退室管理方式

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