JPH06102565A - カメラと付属品のインターフェース - Google Patents

カメラと付属品のインターフェース

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JPH06102565A
JPH06102565A JP27936392A JP27936392A JPH06102565A JP H06102565 A JPH06102565 A JP H06102565A JP 27936392 A JP27936392 A JP 27936392A JP 27936392 A JP27936392 A JP 27936392A JP H06102565 A JPH06102565 A JP H06102565A
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JP
Japan
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accessory
camera
mounting
mounting seat
interface
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Application number
JP27936392A
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English (en)
Inventor
Riichi Atsuta
利一 熱田
Yukifumi Hashiba
幸文 橋場
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 付属品の取付足には数多くの機構要素の配置
が必要で付属品の回路実装が困難になるので、この回路
実装を低コストで容易化し、さらに信頼性を上げること
を目的とする。 【構成】 カメラの取付座にカメラの付属品の取付足を
結合させ結合面における端子の接続によりカメラと付属
品間の信号の授受を行うカメラと付属品のインターフェ
ースである。前記付属品取付足1,2には前記取付座方
向に付勢され、前記付属品取付足が正対したときに前記
取付座に結合させられる装着ロック爪12,前記取付足
1,2には付属品とカメラ間で通信を行う複数個の信号
端子4〜91を備える。前記信号端子はシンクロナイザ
端子を含んでいる。前記装着ロック爪12,カメラ側の
付属品装着検知スイッチ用ピン側に相当する部分には装
着に連動するスイッチあるいはカメラ取付座と接触する
アース接片11の回路実装用立ち上げ部は前記シンクロ
ナイザ端子4の周囲に設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラと付属品のイン
ターフェース、さらに詳しく言えばスチールカメラとス
チールビデオカメラに装着する写真用閃光装置(以下ス
トロボと言う)等の付属品取付座と付属品の取付足間で
形成されるカメラと付属品のインターフェースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】カメラからストロボを取り外してストロ
ボを使用しない時に、ストロボのメインスイッチをオフ
にする操作を忘れることがしばしばある。その結果スト
ロボのコンデンサは充電/放電を繰り返すことになり、
電池の電気容量は徐々に少なくなりついには完全になく
なる。その結果、使用しようとするときには新しい電池
に交換しなければならないということがしばしばあり煩
わしい。それだけではなく省資源の観点からみてもその
ような製品は問題である。最近のカメラではJISで規
定する付属品取付座にストロボ用のシンクロナイザ接点
の他にもカメラと他付属品との信号伝達用端子として小
径な端子を複数個設け、例えばカメラとストロボ間で交
信を行い単に発光の制御だけでなく撮影レンズの情報な
どでクセノン管やリフレクタ等をモータで駆動制御して
オートパワーズームや調光範囲の表示/警告機能等を付
加するなど多機能化してきている。このような多機能化
は必然的に電池の消費電流の増大につながるから、前記
メインスイッチのオフ操作し忘れによる電池消耗を防止
する構成が強く望まれる。また、最近音声入力可能な磁
性体層を有する35mmフィルムが提案され、これに対
応するためにさらに信号接点/端子の増設が必要になっ
てくる。
【0003】さらに、カメラに付属品を装着した後での
脱落防止のために付属品側に締付けねじリングを設けて
いるが、カメラと付属品との狭い空間では締付けねじリ
ングの外径を充分に大きくすることができず付属品の大
きさに対して十分な締付力が得られない。付属品装着後
カメラを携帯しているうちに付属品がずれてカメラに対
し付属品の信号端子が外れてしまうことがある。このよ
うな状態に気づかずにカメラのシャッタをレリーズする
と装着付属品の機能を発揮させられない。例えばストロ
ボの場合シャッタが切れなかったり、露出不足あるいは
長時間露出になったりする。そのためにシャッタチャン
スを失ったりカメラ振れを起こしたりの撮影の失敗をす
ることになる。また、オートカメラとリモートコントロ
ーラ(受信)の組み合わせの場合、リモコンを受信でき
ない状態になっているにも関わらず写真が撮れているも
のと勘違いをし、撮影条件にもよるが取り直しがきかな
い最悪の失敗をすることにもなる。また、最悪では付属
品がカメラから脱落して破損することもある。このカメ
ラと付属品とのずれは付属品が大型化し重くなるほど顕
著になる。
【0004】カメラの取付座に装着する付属品としては
ストロボの他に,マイクロホン,リモートコントローラ
の受信装置やインターバルタイマ等がある。これらの付
属品に対応してその機能を発揮させるには取付座の信号
接点の数は非常に多くなる。さらに付属品のロック機構
の追加は取付座/取付足の狭い範囲の中で信号端子と共
に配置しなければならず、どの範囲の信号端子まで設け
るかあるいは共通使用させるか回路構成を考慮し整理す
る必要がある。特公昭60−18049号公報にはスト
ロボと外部電源,リモートコントローラ(受信),デー
タ写し込み装置等を併設する構成が示されている。スト
ロボとマイクロホン用端子の併設については特開平1−
135271号公報等に示されているように取付座には
複数個のマイクロホン用の信号端子が設けられている。
複数個の信号端子を含むシンクロナイザ接点付き取付座
については特開平1−287642号公報に示されてい
るように信号端子の数は多い。また、このように取付座
の狭い範囲に信号接点が増えると取付足の回路実装にお
いて半田付け部の密度が大きくなり、その作業性は悪く
なる。
【0005】このような問題を解決するためにすでに種
々の提案がなされている。取付足を有する付属品のメイ
ンスイッチのオフ操作し忘れによる電池消耗防止の発想
は特開昭51−151536号公報、実開昭57−14
2723号公報がある。前者はストロボ装着後締め付け
操作に連動してメインスイッチをオンさせるものであ
る。その締め付け機構はその取付足の内部スペースいっ
ぱいに展開し、複雑ではあるが信号端子としてはシンク
ロナイザ端子だけでストロボの多機能カメラには対応で
きない。後者は技術進歩に対応して信号端子を複数個設
けメインスイッチに連動したロック機構が設けられてい
る。両者ともメインスイッチをオフ操作してカメラから
取り外したストロボ単体で発光テストのためにメインス
イッチをオンしテストした後でオフ操作をし忘れた場合
については何等の対策もない。装着した付属品の脱落・
装着ずれ防止の発想はスチールカメラでは特開昭49−
56626号公報や特開平1−287642号公報等
(ビデオカメラでは特開平3−35668号公報等)に
示されている。
【0006】上記に関連する技術として実開昭57−6
5326号公報がある。ここではストロボの取付足の位
置決めクリックピンの軸方向の作動(シンクロナイザ接
点面に対し垂直方向)に連動したスイッチを設け、これ
をメインスイッチとすると共に適正な位置に装着されて
いるか否かを検出し不適性位置にあるときは信号の伝達
を積極的に遮断して変更撮影の失敗を未然に防止してい
る。しかしカメラの取付座に前記クリックピンあるいは
ロック爪に対応した位置にくぼみがないカメラ(一般的
には旧カメラ)では却ってこの技術を装備したストロボ
は使用不可能となり新旧の互換性がなくなる。前述した
特開平1−287642号公報にはロック機構を含め付
属品との信号端子が多いために敢えて規格「JIS B
−7101 カメラの付属品取付座及び取付足」とは全
く形状を異にした独自の形態をとり、規格の思想である
汎用性を犠牲にしている。前述した特公昭60−180
49号公報は複数種類の付属品を取付座に装着するもの
ではないので本発明とは直接関係がない。前述した実開
昭57−65326号公報で硬質プリント基板を使用し
た実施例が示されている。ここでは信号端子と基板を圧
接スプリングの端面で受けて結線しているが付属品本体
への回路実装ではさらにリード線を使って結線している
ので実装作業の改善にはならない。また、フレキシブル
プリント基板(以下FPCと称す)を使用するには高価
過ぎる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】カメラと付属品のずれ
による信号の不導通状態の防止はカメラ取付座の信号接
点の外径を大きくしても根本的解決にはなり得ないの
で、取付座のシンクロナイザ接点面に対し垂直方向に作
動するロック爪を有するロック機構を併設して位置決め
を確実なものとし、信号接点の外径を小さくして数を増
やし、JIS規格を逸脱することなく付属品の多機能に
対応することを目的とする。付属品の取付足には数多く
の機構要素の配置が必要で付属品の回路実装が困難にな
るので、この回路実装を低コストで容易化し、さらに信
頼性を上げることを目的とする。前記カメラ/付属品で
「JIS B−7101」を満足させた上、付属品取付
座/取付足の比較的小さい信号伝達面積に複数個の信号
接点/端子と係合穴/ロック爪をシンクロナイザ接点/
端子の周りに配し、カメラに「JIS B−7102
カメラの同調発光機構のソケット及びプラグ」で規定さ
れたソケットを設置した場合、前記ソケットを介して結
合されたストロボ(ストロボにもよるが)の閃光時に前
記カメラ取付座のシンクロナイザ接点に高圧がかかるも
のがある。この高圧による取付座に装着した他付属品へ
の影響を排除するスイッチ機構を追加しながら、より小
さな面積で回路実装を行い得る取付座/取付足にするこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるカメラと付属品のインターフェースは、
カメラの取付座にカメラの付属品の取付足を結合させ結
合面における端子の接続によりカメラと付属品間の信号
の授受を行うカメラ付属品のインターフェースで,前記
付属品取付足には前記取付座方向に付勢され前記付属品
取付足が正対したときに前記取付座に結合させられる装
着ロック爪,前記取付足には付属品とカメラ間で通信を
行う複数個の信号端子を備えるカメラと付属品のインタ
ーフェースであって、前記信号端子はシンクロナイザ端
子を含み、前記装着ロック爪,カメラ側の付属品装着検
知スイッチ用ピン側に相当する部分には装着に連動する
スイッチあるいはカメラ取付座と接触するアース接片の
回路実装用立ち上げ部を前記シンクロナイザ端子の周囲
に設けて構成されている。前記カメラと付属品のインタ
ーフェースにおいて、前記ロック爪と係止する穴を前記
シンクロナイザ接点に対し装着方向が同一で奥になるよ
うに配し、前記付属品装着検知スイッチ用ピン側に相当
する周囲にはカメラ内部で前記検知スイッチの接片を配
置して構成することができる。
【0009】カメラの取付座にカメラの付属品の取付足
を結合させ結合面における端子の接続によりカメラと付
属品間の信号の授受を行うカメラ付属品のインターフェ
ースで,前記付属品取付足には前記取付座方向に付勢さ
れ前記付属品取付足が正対したときに前記取付座に結合
させられる装着ロック爪,前記取付足には付属品とカメ
ラ間で通信を行う複数個の信号端子を備えるカメラと付
属品のインターフェースであって、前記取付足を上の要
素と前記取付座に結合させられる下の要素を結合して形
成し前記上の要素で支持または案内される前記複数個の
信号端子を前記取付座方向にばねで付勢し、前記上の要
素または下の要素で支持される配線材に前記ばねを接続
して配線して構成されている。
【0010】前記構成をより具体的に説明すると前記付
属品の取付足は上下2つの要素に分割され、下の要素に
はカメラの取付座との挿嵌部と挿嵌後カメラに対する前
記付属品の姿勢を正対させるための締め付け用の雄ねじ
を含んでいる。これに複数個の信号端子やロック爪を圧
接するスプリングと装着用のフリクションばね(ストロ
ボの場合はアース接片を兼用)および上下2要素をねじ
止めする穴を配置し、雄ねじ部には締め付けねじリング
をねじ結合させる。筺体に結合させられる上の要素には
ロック解除機構,スイッチ類を配置し、下の要素に配し
た前記信号ピンの先端を突出させる。この信号ピンの突
出部に半田付けする回路実装において上下2つの要素に
配置した部材が多くなるにつれてその作業性は悪くな
る。これを解消するために上下要素間に前もって加熱し
て曲げた硬質のポリエステル系のプリント基板(以下H
/B基板)を置き、前記上の要素の長穴にH/B基板を
くぐらせて位置決めし上部に配廻させた状態で上下の要
素をねじ止めする。前記上の要素は付属品本体の筺体で
もよい。カメラの取付座のロック用穴はシンクロナイザ
接点と同列にして前方に配し、また取付座の隅に設けた
付属品挿入検知スイッチピンと該接点とを結ぶ位置を除
いて他の信号接点を前記シンクロナイザ接点の周りに配
置する。付属品取付足ではロック爪と複数個の信号端子
および上の要素あるいは付属品本体の筺体にねじ止めす
る複数個の穴をカメラの前記付属品取付座と相対位置に
配し、取付足上部にはロック解除機構を前方に配し、取
付座で信号接点を設けなかった相対部位にはアース接片
の変移に連動したスイッチやアース接片の回路実装用立
ち上げ部(H/BやFPC等のプリント基板を使用する
ときは不用)等を配置する。
【0011】
【実施例】以下、図面等を参照して本発明によるカメラ
と付属品のインターフェースをさらに詳しく説明する。
図1から図4は本発明に係る装置の付属品がストロボで
ある場合の第1の実施例を示している。図1は付属品取
付足の平面図、同図2は付属品取付足の側面断面図、図
3は付属品取付足の正面断面図である。付属品取付足は
下の要素1と取付足の上の要素2からなり、上の要素2
は付属品本体の筺体にねじ等で取り付けられる。締め付
けリング3(本発明では付属品取付け後カメラに対して
付属品を正対固定させるためのリングで必ずしも必要で
はない)は下の要素1とねじ結合させられている。図4
(図3のA−A矢視図)および図2に示されているよう
に下の要素1はカメラの取付座に嵌挿される部分1a,
締め付けリング3がねじ結合させられる雄ねじ部1b,
信号端子と付勢バネ用の複数個の段穴1c,下部が角穴
で上部が丸穴の段穴1d,位置決め突起1e・1iが設
けられている。さらにアース接片11が入り込んで嵌挿
部1aの側面に達する穴1f・1gおよび上の要素2を
ねじ止めする複数個のネジ穴1hとから構成されてい
る。アース接片11はフリクションばねを兼ねる。アー
ス接片11は下の要素1に嵌挿したとき要素1の上面と
同一面がやや凹になっている。ロック爪12はその下部
先端に斜面を有する角柱でその上部には斜面方向に小径
な穴が設けられている。圧接スプリング13はロック爪
12を下方に付勢している。ロック爪12の小径穴はピ
ン14が挿入固定されている。この12・13・14で
ロック爪組立体が前もって組み立てられ、図2,図3に
示すように段穴1dに挿入されている。
【0012】上述したように各部品を挿入した下の要素
1に上から上の要素2を圧接スプリング10・13に抗
しながらはめ込みねじ止めする。このとき各信号端子4
から9,ロック爪12とピン14,アース接片11が上
の要素2の底面より突出した状態で突起1e・1iによ
り位置決めされる。図3に示されているように解除ボタ
ン16は上の要素2の外側からスプリング17と共に挿
入され上の要素2の内側で馬蹄型リング18で止められ
ている。解除レバー15は、そのベルクランクの一方で
ピン14を挟み他方は解除ボタン16の先端にのぞむよ
う設けられている。解除レバー15を前記上の要素2の
切り込み部に挿入して上の要素2の軸受部に解除レバー
15の枢支穴を合わせ、この穴に平行ピン19を挿入し
解除レバー15の軸とし、抑え板20を上の要素2にね
じ止めし解除レバー15を軸止する。解除ボタン16を
押すと解除レバー15を介してロック爪12はスプリン
グ13に抗して軸方向に上がり、下の要素1の最下面よ
り引っ込む。解除ボタン16を押すのを止めるとスプリ
ング13で前記ロック機構は復元する。また解除ボタン
16は付属品本体の筺体に設けてもよい。図1において
上の要素2のほぼ中央のシンクロナイザ端子4の右隣に
位置する穴に垂直方向に連動スイッチ21の接片21a
(図3参照)を挿し込み,連動スイッチ21をねじ止め
する。また、上の要素2の後背面にスライドメインスイ
ッチ22の操作部が外にでるようにねじ止めする。ここ
で各種信号端子,アース接片,スイッチにリード線等を
半田付けする。さらに、図示していないがリード線等を
付属品本体の回路に半田実装を施しこの取付足を付属品
本体にねじ止めする。
【0013】以上のように組み立てられた付属品をカメ
ラの取付座に挿入すると取付足のアース接片11が取付
座の側面に当接して図4の破線で示すようにアース接片
11の先端は中心方向に押し込まれ大きく変移する。こ
の変移により連動スイッチ21は図3に一点鎖線で示す
ようにオンする。さらに付属品を挿入していくと図9に
示したようにカメラ上カバーのストッパに嵌挿部1aが
当接し,同時にロック爪12の先端は取付座の穴に落ち
込み付属品を係止する。このように連動スイッチ21は
付属品のカメラへの装着/取り外し操作に連動してオン
/オフすることになる。
【0014】図8はカメラの取付座の平面図で信号接点
やロック爪係止穴の位置は図4で示すものと相対関係に
配置されている。図9は結合状態を示す断面図である。
図8に装着されたストロボのロック爪12や信号端子4
〜9を一点鎖線で示してある。ストロボのロック爪12
の係止穴の両隣にある接点は別の付属品,例えばマイク
ロホン用の信号接点である。また、カメラに別に設けた
「JIS B−7102」で規定されたストロボソケッ
トに別のストロボを装着したときストロボにもよるが前
記取付座のシンクロナイザ接点に前記ストロボの閃光時
に高圧がかかり危険である。そのためシンクロナイザ接
点4に図9上破線で示した付属品装着検知スイッチ30
0aと300bを設けこれらを通常オフの状態にしてお
いて、付属品を装着すると取付座の右上のピン400が
沈みシンクロナイザ接点はカメラ内部で接続される。こ
の検知スイッチ300a,300bは特にストロボ用の
ものである。シンクロナイザ接点と前記検知スイッチピ
ンを結ぶ方向には幅輳化による信頼性の低下とカメラが
高くなるのを防止するために信号接点は設けない。
【0015】次に図5から図7を用いて第1の実施例と
同じストロボに使った第2の実施例について説明する。
図1から解るように第1の実施例では付属品の取付足の
上の要素2の内部で各端子とアース接片の立ち上げ部や
連動スイッチ等が幅輳していてこれらに直接半田付けす
る作業性は低い。下の要素1と上の要素2の接合面にフ
レキシブルプリント基板(以下FPC)等を使って付属
品本体の回路と取付足の信号端子等を接続することを提
案する。なおFPC単体は高価なため前もって加熱して
曲げておくことが可能な前述の硬質のポリエステル系の
H/B基板を使って説明する。また、この第2の実施例
ではロック機構についてもプラスチックで成形した複合
部品で構成した改善案を併せて示す。
【0016】第1の実施例と同一のものについては同一
番号をつけて説明を省略する。図6に示すように信号端
子104〜109は丈を小さくし圧接スプリング10と
共に下の要素1の段穴1cに挿入する。アース接片11
1についてはほぼ同じであるが回路実装用の立ち上げ部
を削除して後述するプリント基板に圧接する。また、上
部のピン部分を一体成形したロック爪112を下の要素
1の角穴1dに図6のように挿入する。ロック爪112
には圧接スプリング13は使用しない。上の要素102
にH/B基板の厚さ分の凹面を設け、上の要素102の
長穴102a(図5)にU字型に曲げられたプリント基
板123の下部をくぐらせて上の要素102の突起で位
置決めし上の要素102と共に下の要素1にねじ止めす
る。これにより信号端子104から109は圧接スプリ
ング10を介してプリント基板123の上部へ導かれ
る。次に連動スイッチ21とメインスイッチ22をねじ
止めする。さらにロック爪112のピン部112aに解
除レバー115の二股部を嵌挿させて弾性に富んだプラ
スチックで成形した抑え板120をねじ止めして軸止す
る。このとき抑え板120のばね部120aの先端の長
穴をロック爪112の上部の突部に遊嵌させて押圧しロ
ック爪112を下方に押す。前記抑え板120のねじ止
めでH/B基板にスイッチ類の半田付けを行う。H/B
基板はある一定の曲率で曲げられるので曲げ形状はU字
型でなくL字型等適切に形状を決めておけばさらに実装
効果は上がる。
【0017】図10にはマイクロホン用の取付足の下の
要素を示す。ストロボとは各種信号端子とアース接片と
ねじ止め用の穴位置が違っているのでこの相違点につい
て説明する。磁気層を有する記録媒体を使用する電子ス
チールカメラや磁気記録層を付加した35mmフィルム
使用可能なカメラに用いられる。上述のストロボの取付
足の信号端子4・7・8は不要となり、変わって信号端
子207・208が追加される。アース接片は信号端子
7・8の所に移して突起201e・201iで位置決め
してねじ穴201hでねじ止めする。連動スイッチ21
の位置は変わらず下の要素201の穴201gに接片の
先端を挿入して図示していない上の要素にねじ止めす
る。
【0018】図11に示すように連動スイッチ21とメ
インスイッチ22の割り込み優先順位をメインスイッチ
22に重きをおくように前記付属品のCPUの端子を選
択使用する。前記付属品の信号端子と相対位置に信号接
点を配したカメラに前記付属品を装着した状態で後者付
属品本体のメインスイッチ22がオンのときまたはオフ
させたとき、前記カメラ側からの信号で付属品はパワー
オンし、カメラ側のメインスイッチがオフとか付属品が
取り外されてカメラから付属品へ信号がこなくなったと
きにある一定時間経過後パワーオフになる。また信号が
こない前記付属品単体(連動スイッチはオフ)にメイン
スイッチをオンするかこの付属品の他のスイッチを操作
すると付属品はパワーオンしある一定時間経過後オフと
なる回路構成とする。図12に示すように連動スイッチ
21とメインスイッチ22の割り込み優先順位を連動ス
イッチ21に重きをおくように前記付属品のCPUの端
子を選択使用する。これでメインスイッチ22がオン/
オフ何れの状態にあっても前記付属品はカメラの取付座
に装着する操作で自動的にパワーオンし、前記付属品の
取り外し操作で自動的にパワーオフする。メインスイッ
チ22の実効場面は前記付属品をカメラから取り外した
状態でメインスイッチ22をオンして予備テスト(スト
ロボの場合は発光テスト)をするようなときにある。こ
の場合メインスイッチ22をオンすると時定回路が働
き、ある一定の時間内でオフするようにしておく。上述
の実施例では連動スイッチ21はカメラの取付座にこの
取付足の装着/取外しに連動してオン/オフさせている
が、これをオフ/オンにしてもよい。連動スイッチをオ
フ/オン方式にし、メインスイッチ22を連動スイッチ
より優先させておくと、連動スイッチの接片の断線とか
ゴミが付着してオフしっぱなしの状態になってもこの付
属品は機能する。
【0019】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
るカメラと付属品のインターフェースでは、付属品取付
足の狭い面積に数多い部品の配置にも関わらず組立作業
が容易で誤作業を防止でき信頼性が高くなる。また取付
足を低くコンパクトにできる。さらに取付足の回路実装
が容易になりコストダウンの効果がある。取付座・取付
足に多数の信号接点・信号端子とロック機構およびスイ
ッチを設けながらコンパクトにまとめられる。取付足の
強度を損なうことなく多数の端子を設けることが可能と
なる。カメラ側においてJIS規格のシンクロナイザ接
点を中心としてその周辺に信号接点を配置しても、スト
ロボ閃光時の高圧危険を排除するスイッチを設けること
が可能でカメラ内部での回路実装も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラと付属品のインターフェー
スの第1の実施例の取付足の平面図である。
【図2】図1の側面断面図で主要部品をオーバーラップ
して示している。
【図3】図1の取付足の正面断面図であって、連動スイ
ッチが示されている。
【図4】図3のA−A矢視図で取付足の下の要素の平面
図である。
【図5】プリント基板で実装した付属品取付足の第2の
実施例の平面図である。
【図6】図5に示した第2の実施例の付属品取付足の側
面断面図である。
【図7】図5に示した第2の実施例の付属品取付足の正
面断面図である。
【図8】本発明によるカメラと付属品のインターフェー
スのカメラの取付座部の平面図である。
【図9】図8のB−B断面図であり、カメラに付属品を
装着した状態を示す。
【図10】別の付属品(マイクロホン)の取付足の平面
図である。
【図11】付属品における制御回路とスイッチの関係を
示す回路図と前記回路の動作を説明するための流れ図で
ある。
【図12】付属品における他の制御回路とスイッチの関
係を示す回路図と前記回路の動作を説明するための流れ
図である。
【符号の説明】
1 付属品取付足の下の要素 1a 取付座に嵌挿する部分 1b 雄ねじ部 1c 複数個の段穴 1d 下部が角穴で上部が丸穴の段穴 1e・1i 位置決め突起 1f・1g 側面に達する穴 2 取付足の上の要素 3 締め付けリング 4 シンクロナイザ端子 11 アース接片(フリクションばね) 12 ロック爪 13 圧接スプリング 14 ロック爪12の小径穴に固定されたピン 15 解除レバー 16 解除ボタン 17 ばね 18 馬蹄型リング 19 平行ピン 20 抑え板 21 連動スイッチ 21a 連動スイッチの接片 22 メインスイッチ 102 上の要素 102a 長穴 104〜109 信号端子 112 ロック爪 115 解除レバー 120 抑え板 120a 抑え板120のばね部 123 プリント基板 201 下の要素 201e・201i 突起 201h ねじ穴 201g 穴 207・208 信号端子 300a,300b 検知スイッチ 400 ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの取付座にカメラの付属品の取付
    足を結合させ結合面における端子の接続によりカメラと
    付属品間の信号の授受を行うカメラ付属品のインターフ
    ェースで,前記付属品取付足には前記取付座方向に付勢
    され前記付属品取付足が正対したときに前記取付座に結
    合させられる装着ロック爪,前記取付足には付属品とカ
    メラ間で通信を行う複数個の信号端子を備えるカメラと
    付属品のインターフェースであって、 前記信号端子はシンクロナイザ端子を含み、 前記装着ロック爪,カメラ側の付属品装着検知スイッチ
    用ピン側に相当する部分には装着に連動するスイッチあ
    るいはカメラ取付座と接触するアース接片の回路実装用
    立ち上げ部は前記シンクロナイザ端子の周囲に設けて構
    成したことを特徴とするカメラと付属品のインターフェ
    ース。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラと付属品のインタ
    ーフェースにおいて、前記ロック爪と係止する穴を前記
    シンクロナイザ接点に対し装着方向が同一で奥になるよ
    うに配し、 前記付属品装着検知スイッチ用ピン側に相当する周囲に
    はカメラ内部で前記検知スイッチの接片を配置して構成
    したことを特徴とするカメラと付属品のインターフェー
    ス。
  3. 【請求項3】 カメラの取付座にカメラの付属品の取付
    足を結合させ結合面における端子の接続によりカメラと
    付属品間の信号の授受を行うカメラ付属品のインターフ
    ェースで,前記付属品取付足には前記取付座方向に付勢
    され前記付属品取付足が正対したときに前記取付座に結
    合させられる装着ロック爪,前記取付足には付属品とカ
    メラ間で通信を行う複数個の信号端子を備えるカメラと
    付属品のインターフェースであって、 前記取付足を上の要素と前記取付座に結合させられる下
    の要素を結合して形成し前記上の要素で支持または案内
    される前記複数個の信号端子を前記取付座方向にばねで
    付勢し、 前記上の要素または下の要素で支持される配線材に前記
    ばねを接続して配線して構成したことを特徴とするカメ
    ラ付属品のインターフェース。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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