JP2009058819A - 電子閃光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子閃光装置においては、装着するカメラとのグランドのレベルを共通にするためにグランド接点による導通が行われている。従来の電子閃光装置におけるグランド接点のカメラ側導通部は他のデータ等を交信する接点と付勢方向が異なるため、グランド接点を他の接点のようにシューへの付勢力で組み立てることができず、組立てにおいて半田づけを必要としていた。
【解決手段】グランド接点におけるシュー基板側導通部にシュー基板へ付勢させるための構造を採用した。
【選択図】図1
【解決手段】グランド接点におけるシュー基板側導通部にシュー基板へ付勢させるための構造を採用した。
【選択図】図1
Description
カメラ側に設けられたアクセサリシューに装着可能で、特にカメラとのデータ等の交信を行うための端子手段を有する小型電子閃光装置に関する。
特に一眼レフカメラにおいて、外付けの電子閃光装置等のカメラアクセサリを装着するためのアクセサリシューが設けられている。コンパクトカメラにおいても拡張性を持たせるために、一眼レフカメラと同等のアクセサリシューが設けられたものがある。また、装着する電子閃光装置においては、コンパクトカメラにも一眼レフカメラにも装着可能な共通の電子閃光装置がある。
しかしながら、一眼レフカメラと比較してコンパクトカメラは小型軽量である。そのため、コンパクトカメラに本来一眼レフカメラ用に設計された大型の電子閃光装置を装着すると、重量バランスが著しく悪い。従って、コンパクトカメラ用の小型電子閃光装置が望まれるのは当然である。
小型電子閃光装置を設計するには、一眼レフカメラ用の大型電子閃光装置の機能を小型化する必要がある。大型電子閃光装置の機能をある程度保持しつつ、小型化された設計とするためには、限られたスペースで組立てを行う上での、組立ての簡素化が必要となる。
図5は従来の一眼レフカメラ用の大型電子閃光装置における、電子閃光装置の接続部内部である。
501はシュー基板、502はグランド接点、503はシュー接点、504はシュー接点スプリング、505はシュー、506はリード線である。
シュー接点503は、シュー基板501により、シュー接点スプリング504の付勢力でシュー505へ付勢されている。グランド接点502は電子閃光装置とカメラとのグランドを共通にする役割がある。カメラ側のグランド接点はアクセサリシューの内側にあるため、電子閃光装置側のグランド接点502の長手方向の両側は、外側に向かって付勢力をもち、カメラのアクセサリシューの内側に圧接している。
上記の通り、シュー接点503はカメラのアクセサリシューの天頂面に付勢されているが、一方でグランド接点502はカメラのアクセサリシューの内側方向に付勢する必要があった。
従来の電子閃光装置の接続部においては、シュー接点スプリング504の付勢力によりシュー505とシュー基板501でシュー接点503を保持する。これにより、シュー接点503、シュー接点スプリング504及びシュー基板501の半田づけによる接続が不要なため、組立てコストを低減することができた。
しかしながら、グランド接点502はアクセサリシューの内側方向に付勢する必要があり、シュー接点503のシューへの圧接方向と異なる。グランド接点502をシュー接点503のようにシューで組立てるためには、グランド接点502の付勢力をシュー接点503のような付勢方向に変換する機構が必要となり組立てコスト高、組立工程の煩雑化を招くおそれがある。
そこで、従来の電子閃光装置の接続部におけるグランド接点502では図5に示すように、グランド接点502の一体物からシュー基板側導通部502aをのばして、シュー基板501に設けられた穴を貫通し、電子閃光装置の本体側とリード線506を半田づけで接続していた。
この方法では、シュー基板501とグランド接点502とを半田づけで接続せずに済む。しかしながら、リード線506とグランド接点502のシュー基板側導通部502aとは半田づけしなければならず、組立てコスト高、組立工程の煩雑化を招いていた。
特開昭60−222830号公報
小型電子閃光装置の構造は大型の電子閃光装置と異なり、回路配置などのスペースが限られているので、グランド接点構造の配置スペースも限られており設計自由度が低かった。
従来の電子閃光装置のグランド接点はデータ等を交信する他の端子手段と異なり付勢方向がカメラのアクセサリシューの内側方向にあるので、グランド接点の尖部と電子閃光装置本体とをリード線の半田づけで接続しなければならなかった。そのためスペースの限られた小型電子閃光装置内での組立ては複雑であり、組立てコスト高を招いていた。
本発明における電子閃光装置は、カメラ側とデータ等の情報を交信する端子と、カメラ側のアクセサリシュー内側に圧接するグランド接点とを有し、カメラ側のアクセサリシューに電子閃光装置側のシューを嵌入することにより装着する電子閃光装置において、該グランド接点のシュー基板側導通部をシュー基板へ圧接可能な形状に塑性加工したことを特徴とする電子閃光装置とした。
特に小型でスペースが限られている電子閃光装置の接続部においても、グランド接点の半田づけを要せず、組立てコスト効率の優れる電子閃光装置の接続部構造を得られる。
本発明における電子閃光装置について図を用いて詳しく説明する。各図における同一の各記号はそれぞれ同一のものを示すこととする。
図1は本発明の電子閃光装置の接続部内部を示した図である。
1はシュー基板、2はグランド接点、3はシュー接点、4はシュー接点スプリング、5はシューである。
シュー接点3は電子閃光装置のシュー基板1により、シュー接点スプリング4の付勢力でシュー5へ付勢されている。電子閃光装置の接続部であるシュー5がカメラのアクセサリシューに装着されると、シュー接点3はシュー基板方向に更に圧縮力が加えられ、シュー接点スプリング4は更に収縮させられてカメラのアクセサリシューに対して付勢力をもつ。
電子閃光装置のシュー接点3は一般的にカメラと電子閃光装置との間のデータ、クロック信号、発光信号及び発光停止信号等をそれぞれ伝達している。一方、グランド接点は電子閃光装置と装着するカメラとのグランドを共通にする。
図2は本発明の電子閃光装置のグランド接点2を示した図である。
カメラ側のグランド接点は装着するアクセサリシューの内側にあるため、グランド接点2は図2に示すように外側に付勢力を有する構造の導電体となっている。2aはシュー基板側導通部、2bはカメラ側導通部である。シュー基板側導通部2aは図1で示したシュー基板へ付勢力をもつように塑性加工されていて、シュー基板上のグランド接点に圧接する構造になっている。カメラ側導通部2bは従来通りカメラ側のアクセサリシューの内側に圧接する構造になっている。
図3は本発明の電子閃光装置の接続部外部を示した図である。
電子閃光装置接続部をカメラのアクセサリシューに嵌入させるときに、グランド接点のカメラ側導通部2bはカメラのアクセサリシューの内側に圧接するように嵌入するため、電子閃光装置の接続部外側面から突出している。
図4は本発明の電子閃光装置の接続部内部断面構造を示した図である。
シュー接点3はシュー基板1によりシュー接点スプリング4でシューへ付勢されている。また、シュー接点3をカメラのアクセサリシュー7の天頂面に向かってシューから突出している。電子閃光装置のシューがカメラ側のアクセサリシュー7に嵌入すると、押し戻されたシュー接点3はシュー接点スプリング4を収縮する。シュー接点スプリング4は収縮することで弾性力を強め、シュー接点3をカメラ側接点8に圧接させ、電子閃光装置のカメラへの装着を強固にする。
同様にグランド接点2において、シュー基板側導通部2aはシュー基板1へ圧接し、同時にカメラ側導通部2bはアクセサリシュー7の内側へ圧接する。これによりさらに電子閃光装置のカメラへの装着を強固にする。
以上の説明により、本発明における電子閃光装置のグランド接点の構造は、シュー基板側導通部とカメラ側導通部との付勢力方向が対向せずにほぼ垂直に異なっていたとしても、シュー基板側及びカメラ側へともに付勢力を与えることができる。これにより従来のようにシュー基板側導通部に半田づけをすることなく、付勢力による圧接のみでグランド接点とシュー基板とのグランド接続が可能となる。従って、半田づけ作業による組立てコストを低減し、電子閃光装置においても接続部を小型化する効果がある。
1 シュー基板
2 グランド接点
2a シュー基板側導通部
2b カメラ側導通部
3 シュー接点
4 シュー接点スプリング
5 シュー
7 アクセサリシュー
8 カメラ側接点
2 グランド接点
2a シュー基板側導通部
2b カメラ側導通部
3 シュー接点
4 シュー接点スプリング
5 シュー
7 アクセサリシュー
8 カメラ側接点
Claims (1)
- カメラ側とデータ等の情報を交信する端子と、カメラ側のアクセサリシュー内側に圧接するグランド接点とを有し、カメラ側のアクセサリシューに電子閃光装置側のシューを嵌入することにより装着する電子閃光装置において、該グランド接点のシュー基板側導通部をシュー基板へ圧接可能な形状に塑性加工したことを特徴とする電子閃光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007226761A JP2009058819A (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 電子閃光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007226761A JP2009058819A (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 電子閃光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009058819A true JP2009058819A (ja) | 2009-03-19 |
Family
ID=40554593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007226761A Pending JP2009058819A (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 電子閃光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009058819A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60222830A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-07 | Sanpack:Kk | 閃光放電発光器用スイツチ |
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-
2007
- 2007-08-31 JP JP2007226761A patent/JP2009058819A/ja active Pending
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