JPH06102319A - コンピュータ制御によるパルス・インターバル・シーケンス生成方法 - Google Patents

コンピュータ制御によるパルス・インターバル・シーケンス生成方法

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JPH06102319A
JPH06102319A JP5132141A JP13214193A JPH06102319A JP H06102319 A JPH06102319 A JP H06102319A JP 5132141 A JP5132141 A JP 5132141A JP 13214193 A JP13214193 A JP 13214193A JP H06102319 A JPH06102319 A JP H06102319A
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ディエタル・アーンスト・スタイガル
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/78Generating a single train of pulses having a predetermined pattern, e.g. a predetermined number

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  • Hardware Redundancy (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パルス・インターバルが繰返される期間のパ
ルス・インターバル・シーケンスをコンピュータ制御に
より生成する方法及び機構を提供する。 【構成】 プレプロセッサ1は、直後に連続するパルス
・インターバル・シーケンスの数と期間を示すデータ等
をプロセッサ2に順次に与える。このデータは、クロッ
ク制御によりレボルバ・プロセッサ2内のn個のステー
ジで順次に巡回し、出力ステーションに届いたデータは
(ポストプロセッサによって)パルス・インターバル発
生器に与えられ、パルス・インターバル・シーケンスが
生成される。巡回アドレッシングが終了した後、レボル
バ・プロセッサ2の入力ステーションのデータ入力とデ
ータの巡回が継続し、ポストプロセッサ3は、連続した
パルス・インターバルの値を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルス・インターバル
が繰返される期間のパルス・インターバルをコンピュー
タ制御により生成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の方法は、例えばドイツ特許出願第
2746743号に見られる。
【0003】本発明のこの方法の基本的な特徴は、生成
されるパルス・インターバルの間にデッド・タイムが生
じないことである。パルス・インターバルの長さは減分
器によって判定される。減分器は、減分プロシジャが実
行される「前」(すなわち状態 "0" になる前)に、
(次のパルス・サイクルの)新しい値を受取るので、新
しい減分プロシジャは前のものの「直後」に生じる。
【0004】一般にこのプロシジャを実現するのにプロ
セッサが用いられる。ほとんどのプロセッサは"フォン
・ノイマンの原理"で動作する。すなわち実行のために
(プログラム)バッファに含まれる命令がコントローラ
に与えられる。命令が実行されると、プロセッサは次の
命令が格納された、プログラム・バッファ内の次のアド
レスを処理の対象にする。
【0005】高速コンピュータのプロセッサのサイクル
時間は、記憶域のアクセス時間と、コントローラ・ユニ
ットの処理時間によって等しく決定される。
【0006】パルス・インターバル・シーケンスの生成
は、特に高速記憶装置とロジック回路のテストを目的と
した場合には、(テスト・パルスをセットできる)極め
て短いパルス・インターバルの生成を要する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、可能
な限り短いパルス間隔(<10nsecなど)のパルス
・インターバルが巡回反復する期間のパルス・インター
バル・シーケンスを生成することである。
【0008】本発明の目的は、請求項1に記載の方式に
よって達成される。本発明の展開とその利点については
従属項で明らかにしている。
【0009】本発明は、プロセッサ内の制御装置に必要
な処理時間を効率的に節約するものである。節約される
時間は約50%である。これは初期段階に続いて、処理
に必要な方式が、プロセッサ内のメモリ・アクセスと同
時にプロセッサとは別の装置内で実行されることによ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】現在の技術には、図3に
示すように中央記憶域を持つ主プロセッサ80のほかに
2次記憶域81、82、83を加えたテスト・システム
がある。主プロセッサ80は、アドレス発生器84、デ
ータ発生器85、及びクロック・パルス発生器86に直
接に、また2次記憶域を介しても接続され、各発生器の
部分は、パルス・インターバル・シーケンスを生成する
回路87に接続される。
【0011】2次記憶域は、さまざまな特殊命令シーケ
ンスを保持する。発生器回路84、85、86は、その
情報を一方では中央記憶域から直接に(プログラム開始
アドレス、開始、停止などの一般データを)得、一方で
は対応する2次記憶域から(パルス時間関係、インター
バル時間、算術論理ユニットのALUのオプコードなど
の特殊データを)得る。プログラミングの観点からは、
2次記憶域にさまざまな特殊命令シーケンスを与えるこ
とで大きな利点が得られる。つまり2次記憶域内の各種
の命令シーケンスは簡単に組合わせることができる。た
だしこの場合は、2次記憶域という中間回路によって時
間のオーバヘッドがさらに大きくなる。
【0012】
【実施例】図1は、生成される繰返しインターバルのシ
ーケンスを示す。時間T1の3つのパルス・インターバ
ル(3×T1)に、時間T2の5つのパルス・インター
バル(5×T2)と時間T3の2つのパルス・インター
バル(2×T3)が続く。パルス・インターバルのこの
シーケンス、3×T1−5×T2−2×T3は、102
4回繰返されるものである(1024×)。ここでは、
係数3と時間T1の値がアドレス1に、計数5と時間T
2の値がアドレス2に、計数2と時間T3の値がアドレ
ス3に格納され、さらに、1024回のサイクルの開始
と終了がアドレス1、3に格納されると仮定する。
【0013】図2は、図1に示したパルス・インターバ
ル・シーケンスのコンピュータ制御による生成を示す。
プレプロセッサ1、レボルバ・プロセッサ2、ポストプ
ロセッサ3、及びパルス・サイクル発生器4が用いられ
る。
【0014】生成されるパルス・インターバル・シーケ
ンスのタスクは、プレプロセッサ4で得られる(格納さ
れる)。
【0015】現在の技術に従った高速プロセッサでは、
速度が原因で間接アドレッシングは不可能である。従っ
て、この種の高速プロセッサは、一般的には(間接アド
レッシングを利用する)高級プログラム言語ではなく機
械語でプログラムされる。
【0016】本発明に含まれるシステムのプレプロセッ
サは、間接アドレッシングで高級プログラム言語を使用
することができる。これによる欠点は、後述するように
他の方式によって回避され、他の利点によって十二分に
補われる。プレプロセッサは、制御情報のほかに、互い
に直後に続く同一時間のパルス・インターバル(3×T
1、5×T2、2×T3など)の数についてのデータを
含むレコードと、パルス・インターバル・シーケンスの
巡回反復(1024回など)についての情報をレボルバ
・プロセッサに与え、これらがすべて間接アドレッシン
グを行なわずに実現される。
【0017】レボルバ・プロセッサ2の機能は、図4乃
至図9と共に詳しく述べることができる。レコード1が
n回のクロック・サイクル後に入力ステーションを経由
して、例のレボルバ・プロセッサのn番目の仮設ステー
ジ(出力ステーション)に届くとすぐ、入力ステーショ
ン側の後続のデータ入力が、パルス・インターバル時間
3×T1、5×T2、2×T3の1025回の出力が完
了するまで中断される。次にデータ入力が続き、情報が
段階的にさらにスイッチングされる。プレプロセッサ1
からのデータ入力は、1025回のパルス・インターバ
ル時間の反復時にレボルバ・プロセッサ2で停止する
が、この時間はプレプロセッサ1が、レボルバ・プロセ
ッサへのデータ・レコードの出力前に間接アドレッシン
グ(ポインタ・アドレス命令の実行)のために使うこと
ができる。
【0018】このようにして、初期段階すなわちレボル
バ・プロセッサ2の全ステージの1回のロードが完了す
れば、アドレス命令の実行に必要な時間は、システム全
体の時間条件に影響を与えなくなる。
【0019】図2のプレプロセッサ1はこのように特別
な機能タスクをもつ。上述のように、プレプロセッサ1
の特別な目的は、レボルバ・プロセッサ2に順列レコー
ドを与えることである。
【0020】このようにシンプルな機能は、プロセッサ
でしか満足できない特別な条件を満足する必要がない場
合は、プロセッサほど複雑ではないユニットにもたせる
こともできる。これはテストを目的に、特に可変間接ア
ドレッシング"ポインタ"を通してアドレッシングを行な
うために、パルス・インターバル・シーケンスを生成す
る際の条件による。例えば、このような"ポインタ"がな
い場合、1つのレコード・アドレスから別のレコード・
アドレスへ分岐することしかできない。例えば、アドレ
スA1(レコード1が位置する)から、アドレスA2
(レコード2が位置する)へ、次に、アドレスA3(レ
コード3が位置する)へ、というようになる。
【0021】しかし、"ポインタ"アドレスAX(プログ
ラムによって変化するアドレス値が位置する)への中間
分岐がしばしば必要になる。その場合、このアドレス値
は分岐コマンドの1回目の実行でアドレス10の値を持
ち、2回目の実行では、例えば10だけ増分した値、こ
の例ではアドレス20を持つ。
【0022】プレプロセッサ1のタスクは、"ポインタ"
アドレス命令をレボルバ・プロセッサ2とは別に維持し
て、その命令自体を実行し、レコードが格納された順ア
ドレスをレボルバ・プロセッサ2に与えるだけである。
【0023】図4乃至図9は、レボルバ・プロセッサの
機能プロシジャを示す。図4はクロック時間t1におけ
る図である。この略図は、レコード(3×T1、繰返し
サイクルの始め、終わりなどの情報を含む)を、矢印の
方向に回転する"レボルバ"プロセッサ内のマガジンのチ
ャンバの内容としている。プレプロセッサはレコードを
入力ステーションに与える。レコードは「出力」と示し
たステーションでポストプロセッサ3に出力され、そこ
で情報がさらにパルス・サイクル発生器4に送られる。
レボルバ・プロセッサは、レコードを収容するために、
n個のステージ("レボルバ・マガジン・チャンバ")を
持つことになる。レコードはクロック・サイクルt1の
時間に、プレプロセッサ1によってレボルバ・プロセッ
サ2に入力される。このレコードは、上述のように、プ
レプロセッサのアドレス1からの情報すなわち3×T1
と1024回のサイクルの開始を含む。 "レボルバ・プ
ロセッサのステージ" の内容は、次のクロック・パルス
が入るたびに、矢印の方向にステージ1つ移動し、クロ
ック・サイクルが新しくなるたびに、入力ステーション
でプレプロセッサ1によってレボルバ・プロセッサ2に
新しいレコードも入力される。
【0024】図5は、クロック・サイクルt1、t2、
t3でのレボルバ・プロセッサの状態を示す。レコード
1は、図4の位置1から図5の位置3に移動している。
レコード2は、クロック・サイクルt2で入力されてか
ら、入力ステーション(位置1)を経由して位置2に移
動している。レコード3はクロック・サイクルt3で位
置1に入力される。
【0025】プレプロセッサからレボルバ・プロセッサ
に送られたレコードは、分岐操作などを含まなくなる。
プレプロセッサの実際のタスクは、分岐操作が残ってい
る元のデータ・フローを処理することであり、これによ
り、レコードだけがレボルバ・プロセッサに出力される
(及び、複数のアドレスによるプログラム(サブ)ルー
プの開始タグ、ループ・サイクル数、プログラム(サ
ブ)ループの終了タグ、サイクル時間、サイクル数、ま
たはポストプロセッサ内の2次記憶域のポインタ・アド
レスなど、最終的にポストプロセッサ内で処理されるデ
ータなど、対応する制御情報)。
【0026】図6は、後の時間でのレボルバ・プロセッ
サの機能プロシジャを示す。ここでレコード1は出力ス
テーションに到達している。この時、レコード1はレボ
ルバ・プロセッサの位置nにあり、レコード2はレボル
バ・プロセッサの位置n−1に、レコード3は位置n−
2にある。これらのレコードが入力ステーションで入力
された時のクロック・サイクルはt1、t2、t3で示
している。位置nのレコード1は、1024回のサイク
ルがここから始まるという情報などを含む。位置n−2
のレコード3は、1024回繰返されるサイクルの終わ
りがこの点にあることを示す。この情報は、レコード
1、2、3のデータ・フローを制御するものであり、サ
イクル3×T1、5×T2、2×T3が1024回繰返
されることを想定している。まず、図6に示すように、
レコード1内の情報がポストプロセッサに与えられる。
次に(図7)レコード2が位置n−1から位置nに移さ
れ、レコード3が位置n−2から位置n−1に移され
る。図6の位置nからのレコード1は、n−2のレコー
ド3によって解除された位置に送られる(図7)。ここ
で(図7)、レコード2は出力位置nに位置し、その情
報がポストプロセッサに与えられる。次に、レコードが
さらに巡回シフトされ(図8)、レコード3が位置n−
1(図7)から位置n(図8)に移動し、レコード1が
位置n−2(図7)から位置n−1(図8)に、レコー
ド2が位置n(図7)から位置n−2(図8)に移動す
る。図7の時点で、出力ステーションのレコード2はポ
ストプロセッサに転送される。次に先のシフトと同様の
レコード1、2、3の巡回シフトが生じる(図8参
照)。これにより、図9から分かるようにレコード1が
また位置nに入る。この時、サイクル3×T1、5×T
2、2×T3の1024回の繰返しの第1回目はすでに
終了しているので、後続の1023回(減分器によって
制御される)を処理すればよい。プレプロセッサからレ
ボルバ・プロセッサへのデータ入力は、レボルバ・プロ
セッサ内のサイクルの繰返しの間にロックされる。デー
タ入力が継続するのは、サイクル3×T1、5×T2、
2×T3の1024回の繰返しが完了した時だけであ
る。レボルバ・プロセッサの出力ステーションの内容
は、出力ステーションで"シフト"が生じるたびに、反復
データを伴わずに、ポストプロセッサの第1ステージに
転送される。このようにして、転送される情報が直列化
され、さらに簡素化される。
【0027】図10、図11は、ポストプロセッサ3内
のデータ・フローを表わす。ポストプロセッサは、レボ
ルバ・プロセッサの出力ステーションから個々のデータ
・レコード(3×T1、5×T2、2×T3など)を順
次に受信する。この情報は次に、ポストプロセッサの各
ステージに、シフト・レジスタ内のようにレコードに特
有の方法で送られる。図10に示すように、レコード1
からの情報3×T1すなわち時間T1の連続した3つの
パルス・インターバルがポストプロセッサの出力に到達
するとすぐ、この情報はパルス・サイクル発生器に送ら
れ、そこでこれらのパルス・サイクルがカウンタ制御に
よって生成される。このようなパルス・サイクル発生器
の実施例はドイツ特許第2879709号にみられる。
【0028】しかしポストプロセッサは、シフト・レジ
スタの機能を満たすのに必要なだけではなく、特定のア
ドレスへの分岐を実行することも可能である(またこれ
がプロセッサを要する理由でもある)。3×T1を割振
るためには、ポストプロセッサ内の特定のアドレスに格
納されたT1の値を連続して3回パルス・インターバル
発生器4に与えなければならない。
【0029】ポストプロセッサの次のクロック・サイク
ルでは図11に示す状態が生じる。レコード2から入力
された情報(すなわち5×T2)はここで、ポストプロ
セッサの出力側にある。この情報は、時間T1のパルス
・インターバルの3回の生成に、それぞれ時間T2のパ
ルス・インターバルの5回の生成を続けるために、パル
ス・サイクル発生器4に与えられる。このプロセスに続
いて、パルス時間T3のパルス・インターバルが2回生
成され、これに時間T1のパルス・インターバルの3回
の生成、パルス時間T2のパルス・インターバルの5回
の生成、パルス時間T3のパルス・インターバルの2回
の生成が続き、以下同様のプロセスが、3×T1、5×
T2、2×T3のサイクルの1024回の繰返しが完了
するまで続けられる。
【0030】図12は、ポストプロセッサ3の機能の詳
細をパルス・サイクル発生器54と共に示す。
【0031】レボルバ・プロセッサ2から入力されたレ
コードは(各々、対応する制御情報のほかに、3×T1
などのパルス・インターバルの数と時間を含む)、クロ
ック駆動されて、矢印の方向にレジスタ・ステージ3
1、32、33、34、35、36にシフトされる。こ
れらのレジスタ・ステージは、ライン37のレボルバ・
プロセッサ・クロックによってクロックされる。また、
ここでも、従来技術として周知の2次記憶域41をプロ
グラムする観点から利点を得ようとすれば、2次記憶域
41の中間回路40と遅延素子42を2つのレジスタ・
ステージの間に接続することができる。サイクル時間、
連続した同一サイクルの数など、特定のデータは2次記
憶域41を通過する。他の情報(好適には、読出し/書
込みコマンド、信号発生器など後続する接続されたプロ
セッサの制御信号、タイミング発生器などの制御デー
タ)は、遅延素子42を介して次のレジスタ・レベルに
直接送られる。遅延は2次記憶域41によって生じる別
のアクセス時間を補償するために用いられる。中間回路
40によってレジスタ・ステージ35、36の間に生じ
る時間遅延は、遅延素子38によって補償される。特に
レジスタ・ステージ31乃至35は、所望の値、例えば
パルス・インターバル時間などが格納されたメモリ位置
のアドレスを保持する。このような値へのアクセスは、
レジスタに保持されたメモリ・アドレスを介して可能で
ある。ポストプロセッサ3のレジスタ50では、本発明
に従った極めて高速な処理が可能である。レジスタ50
は、上記のレジスタ・ステージ31乃至35のようにア
ドレス・データを保持することはなく、これらのアドレ
スで呼出される値、なかでもパルス時間T1の値などを
保持する。この値を処理の間に何回かアクセスする必要
がある場合、この操作はメモリ・エリアのアドレスを介
して間接的にではなく、直接的に行なえる。時間節約の
利点はこのようにして得られる。T1の値はこのレジス
タ50(これは、例えば3×T1や対応する制御データ
などのデータを転送する)から、ライン51を介してパ
ルス・サイクル発生器4に送られ、係数3はライン53
を介して減分器55へ、制御データはライン52を介し
て副プロセッサ(図示していないが、例えば信号発生
器、タイマ発生器など)に送られる。発振器56は、ク
ロック信号をパルス・サイクル発生器4に、またライン
64、65を介してレボルバ・プロセッサ2に与える。
このクロック信号は、ライン66を介してプレプロセッ
サのために、独立動作する専用の発振器をそれが持たな
ければ、用いることもできる。AND回路からの出力6
1は、 ポストプロセッサ活動化入力59 減分器55上のカウンタ状態0入力60 サイクル発生器4によって生成されたパルス・インター
バル入力58 の3入力があり、ライン62を介してレジスタ50をク
ロックし、ライン63を介してレボルバ・プロセッサを
同期化するのに用いられる。ライン65、66、63は
すべて、図13に示したシステム全体の同期化回路につ
ながる。
【0032】図13は、プレプロセッサ、レボルバ・プ
ロセッサ、及びポストプロセッサから成るシステム全体
の同期を表わす。図2に示すとおり、プレプロセッサは
1、レボルバ・プロセッサは2、ポストプロセッサは3
と示している。プロセッサからの情報の流れは大きい矢
印で示した。プレプロセッサ1とレボルバ・プロセッサ
2は、ライン66、65を介してクロックされる(図1
0乃至12参照)。レボルバ・プロセッサの出力クロッ
ク信号はライン37を減分器/増分器71に送られる。
【0033】上記のクロック信号は上記のカウンタを増
分し、ライン63のポストプロセッサからの出力信号は
カウンタを減分する。ライン63の信号は、ポストプロ
セッサ上の繰返しが終了したこと、すなわち情報3×T
1が、パルス時間T1のパルス・インターバルの生成の
3回の繰返しになったことを意味する。カウンタ71の
カウントは、値Dとして比較回路72に与えられ、そこ
でこの値がライン73の値Eと比較される。値Eはポス
トプロセッサ内のレジスタ・ステージの数を表わす。比
較回路72はDとEが一致することを判定するとすぐ
に、その出力ライン77を介してレボルバ・プロセッサ
のクロッキングを停止する。D<Eの場合、レボルバ・
プロセッサのクロッキングは再び解除される。
【0034】プレプロセッサ1の出力クロック信号は減
分器/増分器74に送られる。これらのクロック信号
は、カウンタを増分し、レボルバの出力クロック信号は
このカウンタ74を減分する。カウンタ74の値Aは比
較回路75に送られ、この値がライン76の値Bと比較
される。値Bはレボルバ・プロセッサのステージ数を表
わす(76)。2つの値が等しい場合、プレプロセッサ
のクロッキングは、比較回路75の出力ライン79を介
して停止する。このクロッキングは、A<Bの場合には
再び解除される。
【0035】以上で明らかなように、プロセッサは"ボ
トム・ツー・トップ"に同期がとられる。すなわちポス
トプロセッサ3は、レボルバ・プロセッサ2がポストプ
ロセッサ3にデータを送ることのできる時間を判定し、
レボルバ・プロセッサ2は、プレプロセッサ1がレボル
バ・プロセッサ2にデータを送ることのできる時間を判
定する。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】生成される繰返しパルス・インターバルのシー
ケンスを表わす図である。
【図2】プレプロセッサ、レボルバ・プロセッサ、ポス
トプロセッサ、及びパルス・サイクル発生器を用いたコ
ンピュータ制御による図1のパルス・インターバル・シ
ーケンスの生成を表わす図である。
【図3】主プロセッサと2次記憶域を示す、従来技術に
従ったシステムの図である。
【図4】クロック時間t1でのレボルバ・プロセッサ内
の機能シーケンスを表わす図である。
【図5】クロック時間t1、t2、t3を想定したレボ
ルバ・プロセッサの機能シーケンスを表わす図である。
【図6】ポストプロセッサへのデータの出力が最初に、
3つのレコードを含むシーケンスの繰返しの始めに完了
した、クロック時間t1乃至tnを想定したレボルバ・
プロセッサの機能シーケンスを表わす図である。
【図7】図6に続くクロック・パルスでのレボルバ・プ
ロセッサの機能シーケンスを表わす図である。
【図8】図7に続くクロック・パルスでのレボルバ・プ
ロセッサの機能シーケンスを表わす図である。
【図9】図8に続くクロック・パルスでのレボルバ・プ
ロセッサの機能シーケンスを表わす図である。
【図10】最初の時間T1の連続した同一パルス・イン
ターバルを生成するためにパルス・サイクル発生器にデ
ータが出力されたポストプロセッサ内のデータ・フロー
を表わす図である。
【図11】図10に続いて、後続の時間T2の連続した
同一パルス・インターバルを生成するためにパルス・サ
イクル発生器にデータが出力されたポストプロセッサ内
のデータ・フローを表わす図である。
【図12】ポストプロセッサの機能を示す図である。
【図13】プレプロセッサ、レボルバ・プロセッサ、及
びポストプロセッサから成るシステム全体の同期を表わ
す図である。
【符号の説明】
1 プレプロセッサ 2 レボルバ・プロセッサ 3 ポストプロセッサ 4 パルス発生器 38、42 遅延素子 40 中間回路 54 パルス・サイクル発生器 55 減分器 56 発振器 58 パルス・インターバル入力 71 減分器/増分器 72、75 比較回路 80 主プロセッサ 84 アドレス発生器 85 データ発生器 86 クロック・パルス発生器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ制御により、パルス・インタ
    ーバルが繰返される期間のパルス・インターバル・シー
    ケンスを生成する方法であって、 パルス・インターバル・シーケンス内の直後に後続する
    同一のパルス・インターバルの数と時間を示すデータを
    与えるステップと、 パルス・インターバル・シーケンス内のパルス・インタ
    ーバル期間の繰返し回数を示すデータを与え、繰返され
    る上記期間内の最初と最後のパルス・インターバルにマ
    ークをつけるステップと、 上記データをクロック制御により、第1ステージにデー
    タ入力ステーションを、第nステージにデータ出力ステ
    ーションを有するプロセッサのn個のステージ(n=
    1、2、3、...n)で順次に巡回させるステップ
    と、 クロック制御による巡回によって出力ステーションに届
    いたデータが、パルス・インターバル発生器に与えられ
    て、上記パルス・インターバル・シーケンスが生成され
    るステップであって上記、クロック制御によるサイクル
    は繰返すべき期間の先頭を示す上記出力ステーション内
    のタグに応答して中断されるステップと、 上記ステージがプロセッサ制御によって、上記繰返し回
    数分上記期間の最初のパルス・インターバルから最後の
    パルス・インターバルへと巡回してアドレスされるステ
    ップと、 アドレスされた各ステージのデータがパルス・インター
    バル発生器に与えられ巡回アドレッシングが完了した後
    に、上記入力ステーションのデータ入力とデータの巡回
    が継続することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】パルス・インターバルが繰返される期間の
    パルス・インターバル・シーケンスをコンピュータ制御
    により生成する機構であって、該機構はパルス・インタ
    ーバル・シーケンス内の直後に継続する同一パルス・イ
    ンターバルの数K(K=1、2、3、...)と時間T
    を示す所定のデータと、 パルス・インターバル・シーケンス内のパルス・インタ
    ーバルの期間の繰返し回数を示し、繰返される期間内の
    最初と最後のパルス・インターバルにマークをつける所
    定のデータとを、 クロック制御により、第1ステージにデータ入力ステー
    ションを、第nステージにデータ出力ステーションを有
    するプロセッサ(レボルバ・プロセッサ)のn個のステ
    ージ(n=1、2、3、...n)にて順次に巡回させ
    ることによって処理するプロセッサを含み、 上記出力ステーションに届く、クロック制御によって巡
    回するデータが、パルス・インターバル・シーケンスを
    生成するためにパルス・インターバル発生器に与えら
    れ、 クロック制御によるサイクルが繰返される期間の始まり
    を示す、上記出力ステーション内のタグに応答して中断
    し、その後、上記データ・ステージがプロセッサ制御に
    より、上記繰返し回数に従って繰返される期間の最初の
    パルス・インターバルから最後のパルス・インターバル
    まで巡回してアドレスされ、アドレスされた各ステージ
    のデータが上記出力ステーションから上記パルス・イン
    ターバル発生器に与えられ、 巡回アドレッシングが完了した時に、上記入力ステーシ
    ョンのデータ入力とデータの巡回が継続する、機構。
  3. 【請求項3】数K(K=1、2、3、...)と、パル
    ス・インターバル・シーケンス内の直後に連続した同一
    パルス・インターバルの期間Tとのアドレスが格納され
    たメモリ位置の直接アドレッシングによって、上記数K
    と期間Tをプロセッサ(レボルバ・プロセッサ)に示す
    データを割当てるために、上記プロセッサの前にプロセ
    ッサ(プレプロセッサ)が接続されたことを特徴とす
    る、請求項5記載の機構。
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