JP2673145B2 - コンピュータ制御によるパルス・インターバル・シーケンスの生成方法 - Google Patents

コンピュータ制御によるパルス・インターバル・シーケンスの生成方法

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JP2673145B2
JP2673145B2 JP5132141A JP13214193A JP2673145B2 JP 2673145 B2 JP2673145 B2 JP 2673145B2 JP 5132141 A JP5132141 A JP 5132141A JP 13214193 A JP13214193 A JP 13214193A JP 2673145 B2 JP2673145 B2 JP 2673145B2
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/78Generating a single train of pulses having a predetermined pattern, e.g. a predetermined number

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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ制御によ
るパルス・インターバル・シーケンスの生成方法に係
る。
【0002】
【従来の技術】この型の方法は、例えばドイツ国特許第
2746743号(日本国特許第1318943号に対
応)に開示されている。
【0003】前掲の特許に開示されている方法の基本的
な特徴は、生成されるパルス・インターバルの間で、如
何なるデッド・タイムも生じないことである。パルス・
インターバルの長さは、減分器によって決定される。こ
の減分器は、新しい減分手続きが実行される前に、即ち
状態 「0」 に到達する前に、次のパルス・サイクル用
の新しい値をロードされ、かくて先行する減分手続きの
直後に新しい減分手続きを実行することができる。
【0004】一般に、この手続きを実現するのにプロセ
ッサが用いられる。殆どのプロセッサは、「フォン・ノ
イマンの原理」に従って動作する。即ち、プログラム・
バッファに保持されている命令が実行のために制御ユニ
ットに供給され、そして現命令が実行されると、プロセ
ッサは、プログラム・バッファ内の次のアドレスから実
行すべき次の命令を取り出すのである。
【0005】高速コンピュータ内のプロセッサのサイク
ル時間は、記憶装置のアクセス時間と制御ユニットの処
理時間との両者によって決定される。
【0006】高速の記憶装置や論理回路をテストするた
めに、パルス・インターバル・シーケンスを生成する場
合には、極めて短いパルス・インターバルを生成して、
かかるパルス・インターバル内にテスト・パルスを置く
ことが必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、可能
な限り短い持続時間(例えば、10 nsec 以下)を有し
且つ巡回的に繰り返される複数のパルス・インターバル
の周期を以て、パルス・インターバル・シーケンスを生
成することにある。
【0008】本発明の前記目的は、請求項1に記載の方
法によって達成される。本発明の他の側面は、従属項に
記載されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】従来技術のテスト・シス
テムには、図3に示すように、中央記憶装置を有する主
プロセッサ80に加えて、補助記憶装置81〜83を備
えたものがある。主プロセッサ80は、アドレス生成器
84、データ生成器85、及びクロック・パルス生成器
86に直接的に接続されるだけでなく、補助記憶装置8
1〜83を介して生成器84〜86に間接的に接続され
る。他方、生成器84〜86の各々は、パルス・インタ
ーバル・シーケンス生成回路87に接続される。
【0010】補助記憶装置81〜83は、種々の特殊命
令シーケンスを保持する。これに対し、生成器84〜8
6は、一方では中央記憶装置からの一般データ(例え
ば、プログラムの開始アドレス、開始タグ、停止タグな
ど)を直接的に獲得し、他方では補助記憶装置81〜8
3のうち適当な補助記憶装置からの特殊データ(例え
ば、パルス時間関係、インターバル時間、ALUの命令
コードなど)を獲得する。このように、補助記憶装置8
1〜83内に種々の特殊命令シーケンスを記憶させてお
く場合には、これらの命令シーケンスを簡単に組み合わ
せることができるから、これによりプログラミング上の
利点を享受することができる。但し、この場合におい
て、補助記憶装置という中間回路が存在するために時間
的なオーバヘッドが一層大きくなる。
【0011】
【実施例】図1には、巡回的な繰り返しの対象となるパ
ルス・インターバルのシーケンスが示されている。図示
のように、このパルス・インターバル・シーケンスは、
持続時間T1の3つのパルス・インターバル(3×T
1)と、持続時間T2の5つのパルス・インターバル
(5×T2)と、持続時間T3の2つのパルス・インタ
ーバル(2×T3)とから成る。このパルス・インター
バル・シーケンス(3×T1−5×T2−2×T3)、
即ち繰り返しサイクルは、1024回繰り返されるもの
である(1024×)。ここで、係数3と持続時間T1
の値がアドレス1に格納され、係数5と持続時間T2の
値がアドレス2に、係数2と持続時間T3の値がアドレ
ス3に、そして繰り返しサイクルの開始タグと終了タグ
がアドレス1及びアドレス3にそれぞれ格納されるもの
と仮定する。
【0012】図2には、図1のパルス・インターバル・
シーケンスを生成するためのコンピュータ制御機構、即
ちプリ・プロセッサ1、レボルバ・プロセッサ2、ポス
ト・プロセッサ3、及びパルス・サイクル生成器4の組
み合わせが示されている。
【0013】生成すべきパルス・インターバル・シーケ
ンス用のタスクは、プリ・プロセッサ1内に格納されて
おり、そこで利用可能である。
【0014】現在の技術水準に従った高速プロセッサで
は、速度に起因して間接アドレッシングを行うことは困
難である。従って、この型の高速プロセッサは、(間接
アドレッシングの使用につながる)高級プログラム言語
ではなく、機械語でプログラムされるのが普通である。
【0015】しかし、本発明に従ったコンピュータ制御
機構内のプリ・プロセッサ1は、間接アドレッシングを
伴う高級プログラム言語を使用することができる。この
ことに由来する欠点は、後述のように他の手段によって
回避され、間接アドレッシングに関連する利点によって
十分に補償されるのである。プリ・プロセッサ1は、レ
ボルバ・プロセッサ2に対し、制御情報を供給するだけ
でなく、同一の持続時間を有し且つ先行パルス・インタ
ーバルの直後に続くパルス・インターバルの数に関する
データ(例えば、3×T1、5×T2、2×T3)及び
パルス・インターバル・シーケンスの巡回的な繰り返し
に関する情報(例えば、1024回)を保持するレコー
ドをも供給する。なお、パルス・インターバル・シーケ
ンスの巡回的な繰り返しは、その全てが間接アドレッシ
ングによらないで行われる。
【0016】ここで、レボルバ・プロセッサ2の機能
(詳細については、図4〜図9に関連する後述の内容を
参照)を簡述すると、n個のクロック時間の後に、レコ
ード1が入力ステーションを経由してレボルバ・プロセ
ッサ2のn番目のステージ(出力ステーション)にシフ
トされると、パルス・インターバル周期(3×T1、5
×T2、2×T3)の1024回の繰り返し出力が完了
するまで、入力ステーションにおける後続のデータ入力
が中断される。次に、データ入力が行われ、その情報が
(図4の矢印の方向に)順次にシフトされる。パルス・
インターバル周期が1024回繰り返されている間、プ
リ・プロセッサ1からのデータ入力は、レボルバ・プロ
セッサ2において停止されている。但し、プリ・プロセ
ッサ1は、この時間を使用して、レボルバ・プロセッサ
2にレコードを出力する前に、間接アドレッシング(ポ
インタ・アドレス命令の実行)を行うことができる。
【0017】このように、初期段階が完了して、レボル
バ・プロセッサ2の全ステージに対する1回のロードが
完了する場合、アドレス命令の実行に必要な時間は、コ
ンピュータ制御機構内の時間的な要件に対しもはや如何
なる影響も与えなくなる。
【0018】かくて、図2のプリ・プロセッサ1は、特
別の機能タスクを有する。前述のように、プリ・プロセ
ッサ1の機能とは、レボルバ・プロセッサ2に対し複数
のレコードを順次に供給することである。
【0019】しかし、このように簡単な機能は、プロセ
ッサのみが充足する特定の要件を必要としない限り、プ
ロセッサよりも簡単なユニットによってこれを遂行する
ことができる。この選択は、テスト用のパルス・インタ
ーバル・シーケンスを生成する際の要件に依存し、特に
可変の間接アドレッシング・ポインタを通してアドレッ
シングを行うことに依存する。例えば、このようなポイ
ンタが存在しない場合には、1つのレコード・アドレス
から他の1つのレコード・アドレスへ分岐することしか
できない。例えば、 アドレスA1(レコード1が置かれている)から、 アドレスA2(レコード2が置かれている)へ分岐し、
次に アドレスA3(レコード3が置かれている)へ分岐す
る、というようになる。
【0020】しかし、ポインタ・アドレスAXへの中間
分岐を行って、そこでプログラムによってアドレス値の
変数を見出すことが頻繁に必要となる。このアドレス値
は、分岐コマンドの1回目の実行時には、アドレス10
の値を有し、分岐コマンドの2回目の実行時には、例え
ば10だけ増分した値、この場合はアドレス20の値を
有することがある。
【0021】プリ・プロセッサ1のタスクは、ポインタ
・アドレス命令をレボルバ・プロセッサ2から遠ざけ、
かかる命令をプリ・プロセッサ1それ自体で実行して、
諸レコードが格納された複数のアドレスだけをレボルバ
・プロセッサ2に順次に供給することである。
【0022】図4〜図9には、レボルバ・プロセッサ2
の機能手続きが示されている。図4は、クロック時間t
1における状態を示す図である。図4〜図9について簡
述すると、これらの図面の各々は、複数のレコード(例
えば、3×T1や、繰り返しサイクルの開始タグ、終了
タグなどの情報を保持する)を、矢印の方向に回転する
レボルバ・プロセッサ2内の諸ステージの内容としてい
る。プリ・プロセッサ1は、各レコードをレボルバ・プ
ロセッサ2の入力ステーションに供給する。これらのレ
コードは、レボルバ・プロセッサ2の出力ステーション
からポスト・プロセッサ3に順次に出力され、そこから
更にパルス・サイクル生成器4に供給される。レボルバ
・プロセッサ2は、複数のレコードを収容するために、
n個のステージを備えなければならない。図4に示され
ているように、レコード1は、クロック時間t1におい
て、プリ・プロセッサ1によってレボルバ・プロセッサ
2に入力される。前述のように、レコード1は、プリ・
プロセッサ1のアドレス1からの情報(即ち、3×T1
と、繰り返しサイクルの開始タグ)を保持する。レボル
バ・プロセッサ2の各ステージの内容は、次のクロック
・パルスが入るたびに、矢印の方向に1ステージ分ずつ
順次にシフトされ、クロック時間が新しくなるたびに、
プリ・プロセッサ1によってレボルバ・プロセッサ2の
入力ステーションに新しいレコードが入力される。
【0023】図5には、クロック時間t1〜t3におけ
るレボルバ・プロセッサ2の状態が示されている。レコ
ード1は、図4の位置1から図5の位置3にシフトされ
ている。レコード2は、クロック時間t2で入力されて
から、入力ステーション(位置1)を経由して位置2に
シフトされている。レコード3は、クロック時間t3で
位置1に入力される。
【0024】プリ・プロセッサ1からレボルバ・プロセ
ッサ2に送られる諸レコードは、分岐動作又はこれと類
似する動作を一切含んでいない。プリ・プロセッサ1の
実際のタスクは、分岐動作が依然として生じる処の元の
データ・フローを処理することであるから、複数のレコ
ードだけがレボルバ・プロセッサ2に出力されるに過ぎ
ない(実際には、これに対応する制御情報として、例え
ば多数のアドレスを経由するプログラム(サブ)ループ
の開始タグ、ループ・サイクルの数、プログラム(サ
ブ)ループの終了タグ、サイクル時間、サイクル数、又
はポスト・プロセッサ3内にある補助記憶装置用のポイ
ンタ・アドレスなど、最終的にポスト・プロセッサ3内
で処理される追加データなども、レボルバ・プロセッサ
2に出力される)。
【0025】図6には、レコード1が出力ステーション
に到達している処の、後のクロック時間におけるレボル
バ・プロセッサ2の機能手続きが示されている。このク
ロック時間において、レコード1はレボルバ・プロセッ
サ2の位置nに置かれ、レコード2はレボルバ・プロセ
ッサ2の位置n−1に、そしてレコード3は位置n−2
に置かれている。レコード1〜3が入力ステーションに
入力された時のクロック時間は、t1〜t3として示さ
れている。位置nに置かれているレコード1は、他のデ
ータに加えて、繰り返しサイクルがここから開始すると
いう情報(繰り返しサイクルの開始タグ)を保持してい
る。位置n−2に置かれているレコード3は、繰り返し
サイクルがここで終了するという情報(繰り返しサイク
ルの終了タグ)を保持している。この情報は、レコード
1〜3に対するデータ・フローを制御するものであり、
繰り返しサイクル(3×T1、5×T2、2×T3)が
1024回繰り返されることを想定している。先ず、図
6に示すように、レコード1がポスト・プロセッサ3に
供給される。次に、図7に示すように、レコード2が位
置n−1から位置nにシフトされ、レコード3が位置n
−2から位置n−1にシフトされる。この場合、位置n
(図6)に置かれていたレコード1は、レコード3によ
って解放された位置n−2(図7)に送られる。従っ
て、図7の状態では、レコード2が出力位置nに置かれ
ているから、その情報がポスト・プロセッサ3に供給さ
れる。次に、図8に示されているように、レコード1〜
3の巡回的なシフトが行われて、レコード3が位置n−
1(図7)から位置n(図8)にシフトされ、レコード
1が位置n−2(図7)から位置n−1(図8)に、レ
コード2が位置n(図7)から位置n−2(図8)にシ
フトされる。図7に示されているクロック時間には、出
力ステーション内のレコード2がポスト・プロセッサ3
に転送される。その後、先のシフト(図8参照)と同様
のレコード1〜3の巡回的なシフトが行われて、図9に
示されているように、レコード1が再び位置nに置かれ
ることになる。このクロック時間において、繰り返しサ
イクル(3×T1、5×T2、2×T3)の1024回
の繰り返しのうち第1回目はすでに完了しているから、
後続の1023回の繰り返しを(減分器の制御下で)処
理すればよい。このため、レボルバ・プロセッサ2の内
部でレコード1〜3の巡回的なシフトが繰り返されてい
る間は、プリ・プロセッサ1からレボルバ・プロセッサ
2へのデータ入力が中断される。データ入力を継続する
ことができるのは、繰り返しサイクル(3×T1、5×
T2、2×T3)の1024回の繰り返しが完了した場
合だけである。レボルバ・プロセッサ2の出力ステーシ
ョンの内容は、当該ステーションでシフトが生じるたび
に、データの繰り返しを伴わずに、ポスト・プロセッサ
3の第1ステージに転送される。このようにして、転送
される情報が直列化され、更に簡素化される。
【0026】図10及び図11には、ポスト・プロセッ
サ3内のデータ・フローが示されている。図示のよう
に、ポスト・プロセッサ3は、レボルバ・プロセッサ2
の出力ステーションから個別的な複数のレコード(例え
ば、3×T1、5×T2、2×T3)を順次に受け取
る。次に、この情報は、シフト・レジスタ内のように当
該レコードに特有の方法で、ポスト・プロセッサ3の個
別的なステージを通してプッシュされる。図10に示す
ように、レコード1からの情報(3×T1)、即ち持続
時間T1を有する3つの連続的なパルス・インターバル
を表す情報が、ポスト・プロセッサ3の出力側に到達す
ると、この情報はパルス・サイクル生成器4に供給され
て、これらのパルス・サイクルがカウンタの制御下で生
成される。この型のパルス・サイクル生成器4の実施例
は、ドイツ国特許第2879709号(日本国特許第1
318980号に対応)に開示されている。
【0027】しかし、ポスト・プロセッサ3は、シフト
・レジスタの機能を遂行するだけでなく、特定アドレス
への分岐も実行可能でなければならない(これがプロセ
ッサを必要とする所以でもある)。3×T1を割り当て
るために、パルス・インターバル生成器4には、ポスト
・プロセッサ3内の特定アドレスに格納された持続時間
T1の値を連続して3回供給しなければならない。
【0028】ポスト・プロセッサ3の次のクロック時間
では、図11に示されているような状況が生じる。この
場合において、レコード2からの情報(即ち、5×T
2)が、ポスト・プロセッサ3の出力側にある。この情
報は、持続時間T1のパルス・インターバルを3回生成
した後に、持続時間T2のパルス・インターバルを5回
生成するために、パルス・サイクル生成器4に供給され
る。次に、繰り返しサイクル(3×T1、5×T2、2
×T3)の1024回の繰り返しが完了するまで、前述
と同様のプロセスが継続的に繰り返される。
【0029】図12には、パルス・サイクル生成器4に
関連するポスト・プロセッサ3の機能的な側面がやや詳
細に示されている。
【0030】レボルバ・プロセッサ2からポスト・プロ
セッサ3に入力されるレコードの各々は、適当な制御情
報に加えて、パルス・インターバルの数及び持続時間
(例えば、3×T1)を保持している。これらのレコー
ドは、図12の記号Cによって示されるように、ポスト
・プロセッサ3にクロック駆動され、矢印の方向にレジ
スタ・ステージ31〜36を通してシフトされる。これ
らのレジスタ・ステージ31〜36は、線37上のレボ
ルバ・プロセッサ・クロック信号によってクロックされ
る。前述のように、プログラミング上の利点を享受する
ために、公知の補助記憶装置41及び遅延素子42から
成る中間回路40を、2つのレジスタ・ステージの間に
接続することができる。特定のデータ、例えばパルス・
インターバルの数及び持続時間(3×T1など)は、補
助記憶装置41を通過する。他方、別の情報(好ましく
は制御データとしての、読み出し/書き込みコマンド、
データ生成器やタイミング生成器などの後続プロセッサ
用の制御信号)は、遅延素子42を介して次のレジスタ
・ステージに直接送られる。この遅延は、補助記憶装置
41に起因する追加のアクセス時間を補償するために用
いられる。中間回路40に起因するレジスタ・ステージ
35及び36の間の遅延は、遅延素子38によって補償
される。特に、レジスタ・ステージ31〜35は、所望
の値、例えばパルス・インターバルの持続時間の値が格
納されているメモリ・アドレスを保持する。このような
値へのアクセスは、レジスタ・ステージ31〜35に保
持されているメモリ・アドレスを介して行うことができ
る。他方、ポスト・プロセッサ3のレジスタ50は、本
発明に従った極めて高速の処理を可能にする。レジスタ
50は、レジスタ・ステージ31〜35のようにメモリ
・アドレスを保持するのではなくて、これらのメモリ・
アドレスで呼び出すことができる値、なかでも持続時間
T1の値などを保持する。もし、この値を処理の過程で
何回かアクセスする必要があれば、この動作をメモリ・
アドレスを介して間接的にではなく、直接的に行うこと
ができる。処理時間を減少させるという本発明の利点
は、このようにして得られることになる。持続時間T1
の値はこのレジスタ50(これは、例えば3×T1や対
応する制御データを保持する)から、線51を介してパ
ルス・サイクル生成器4に供給され、係数3は線53を
介して減分器55へ、制御データは線52を介して補助
プロセッサ(図示していないが、例えばデータ生成器
や、タイミング生成器など)に供給される。発振器56
は、クロック信号をパルス・サイクル生成器4に供給
し、また線64及び65を介してレボルバ・プロセッサ
2にも供給する。もし、プリ・プロセッサ1が独立的に
動作する専用の発振器を持っていなければ、このクロッ
ク信号を、線66を介してプリ・プロセッサ1に供給す
ることもできる。ANDゲート57は次の3入力、即ち ポスト・プロセッサ3の活動化入力(59) 減分器55のカウンタ状態0入力(60) サイクル生成器4が生成したパルス・インターバル入力
(58) を有し、これらの入力条件が満足されるとき、その出力
61及び線62を介してレジスタ50をクロックすると
ともに、線63を介してレボルバ・プロセッサ2を同期
化する。線65、66、及び63は、コンピュータ制御
機構全体の同期化回路(図13参照)に接続されてい
る。
【0031】図13には、プリ・プロセッサ1、レボル
バ・プロセッサ2、及びポスト・プロセッサ3から成る
コンピュータ制御機構全体の同期化回路が示されてい
る。各プロセッサからの情報の流れは、太い矢印で示さ
れている。プリ・プロセッサ1及びレボルバ・プロセッ
サ2は、線66及び65を介してそれぞれクロックされ
る(図12参照)。レボルバ・プロセッサ2の出力クロ
ック信号は、線37を介して減分/増分カウンタ71に
送られる。
【0032】この出力クロック信号が、減分/増分カウ
ンタ71を増分するのに対し、ポスト・プロセッサ3か
ら線63に生ぜられる出力信号は、減分/増分カウンタ
71を減分する。線63上の信号は、ポスト・プロセッ
サ3内の繰り返しが完了したこと、例えば情報(3×T
1)に基づいて、持続時間T1のパルス・インターバル
が3回にわたって繰り返し生成されたことを意味する。
減分/増分カウンタ71のカウントは、値Dとして比較
器72に与えられ、そこでこの値が線73上の値Eと比
較される。この値Eは、ポスト・プロセッサ3内のレジ
スタ・ステージの数を表す。比較器72は、その入力D
及びEが互いに一致することを決定すると、その出力線
77を介してレボルバ・プロセッサ2のクロッキングを
停止させる。他方、D<Eの関係が成立する場合、レボ
ルバ・プロセッサ2のクロッキングが再び解除される。
【0033】プリ・プロセッサ1の出力クロック信号
は、減分/増分カウンタ74に送られる。この出力クロ
ック信号が、減分/増分カウンタ74を増分するのに対
し、レボルバ・プロセッサ2の出力クロック信号は、減
分/増分カウンタ74を減分する。減分/増分カウンタ
74の値Aは比較器75に送られ、そこでこの値が線7
6上の値Bと比較される。この値Bは、レボルバ・プロ
セッサ2のステージ数を表す。これらの2つの値が等し
い場合、プリ・プロセッサ1のクロッキングは、比較器
75の出力線79を介して停止される。他方、A<Bの
関係が成立する場合、プリ・プロセッサ1のクロッキン
グが再び解除される。
【0034】以上で明らかなように、これらのプロセッ
サは、「ボトム・ツー・トップ」式に同期が取られる。
即ち、ポスト・プロセッサ3は、レボルバ・プロセッサ
2がポスト・プロセッサ3にデータを供給できる時間を
決定し、レボルバ・プロセッサ2は、プリ・プロセッサ
1がレボルバ・プロセッサ2にデータを供給できる時間
を決定するのである。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、プロセ
ッサ内の制御ユニットが必要とする処理時間を約50%
程度も減少させることができる。このことが可能となる
のは、初期段階の後に、処理に必要な動作が、プロセッ
サ内のメモリ・アクセスと同時に、このプロセッサとは
別個のユニット内で実行されるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】巡回的に繰り返して生成されるパルス・インタ
ーバルのシーケンスを示す図である。
【図2】図1のパルス・インターバル・シーケンスを生
成するために用いられるコンピュータ制御機構、即ちプ
リ・プロセッサ、レボルバ・プロセッサ、ポスト・プロ
セッサ、及びパルス・サイクル生成器の組み合わせを示
す図である。
【図3】主プロセッサと補助記憶装置とを備えた、従来
技術のテスト・システムを示す図である。
【図4】クロック時間t1におけるレボルバ・プロセッ
サ内の機能手続きを示す図である。
【図5】クロック時間t1〜t3を想定したレボルバ・
プロセッサ内の機能手続きを示す図である。
【図6】ポスト・プロセッサへのデータの最初の出力
が、3つのレコードを包含するシーケンスの複数回の繰
り返しの開始時に完了するようにした、クロック時間t
1〜tnを想定したレボルバ・プロセッサの機能手続き
を示す図である。
【図7】図6の状態の後のクロック時間におけるレボル
バ・プロセッサの機能手続きを示す図である。
【図8】図7の状態の後のクロック時間におけるレボル
バ・プロセッサの機能手続きを示す図である。
【図9】図8の状態の後のクロック時間におけるレボル
バ・プロセッサの機能手続きを示す図である。
【図10】持続時間T1の同一パルス・インターバルを
連続的に生成するためのデータを最初にパルス・サイク
ル生成器に出力するようにした、ポスト・プロセッサ内
のデータ・フローを示す図である。
【図11】図10の状態の後に、持続時間T2の同一パ
ルス・インターバルを連続的に生成するためのデータを
パルス・サイクル生成器に出力するようにした、ポスト
・プロセッサ内のデータ・フローを示す図である。
【図12】ポスト・プロセッサの機能を示す図である。
【図13】プリ・プロセッサ、レボルバ・プロセッサ、
及びポスト・プロセッサから成るコンピュータ制御機構
全体の同期化回路を示す図である。
【符号の説明】
1 プリ・プロセッサ 2 レボルバ・プロセッサ 3 ポスト・プロセッサ 4 パルス・サイクル生成器 38、42 遅延素子 40 中間回路 55 減分器 56 発振器 58 パルス・インターバル入力 71、74 減分/増分カウンタ 72、75 比較器 80 主プロセッサ 84 アドレス生成器 85 データ生成器 86 クロック・パルス生成器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の各ステップから成る、コンピュータ制
    御によるパルス・インターバル・シーケンスの生成方
    法。 (イ)前記パルス・インターバル・シーケンス内の同一
    の各パルス・インターバルが連続する数と、当該各パル
    ス・インターバルの持続時間とを示すデータを供給する
    ステップ。 (ロ)前記パルス・インターバル・シーケンスの繰り返
    し回数と、当該パルス・インターバル・シーケンス内の
    最初のパルス・インターバル及び最後のパルス・インタ
    ーバルをそれぞれマークする開始タグ及び終了タグとを
    示すデータを供給するステップ。 (ハ)n個(但し、nは1より大きい正の整数)のステ
    ージを有し、そのうちの第1のステージが入力ステーシ
    ョンであり且つn番目のステージが出力ステーションで
    あるレボルバ・プロセッサにおいて、当該入力ステーシ
    ョンに供給された前記データを、クロック制御により、
    当該出力ステーションに向けて順次的にシフトさせるス
    テップ。 (ニ)前記クロック制御による順次的なシフトによって
    前記出力ステーションに到達した前記データをパルス・
    インターバル生成器に供給して、前記パルス・インター
    バル・シーケンスを生成させるとともに、前記出力ステ
    ーションに到達した前記開始タグを示すデータに応答し
    て前記入力ステーションにおける前記データの入力及び
    前記クロック制御による順次的なシフトを中断するステ
    ップ。 (ホ)前記パルス・インターバル・シーケンス内の前記
    最初のパルス・インターバルから前記最後のパルス・イ
    ンターバルまでの各パルス・インターバルが、前記繰り
    返し回数に従って繰り返して生成されるように、前記レ
    ボルバ・プロセッサの制御により、前記ステージを巡回
    的にアドレスするステップ。 (ヘ)アドレスされた各ステージのデータを前記出力ス
    テーションを経由して前記パルス・インターバル生成器
    に供給するステップ。
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