JPH0610210A - 結節強度に優れた高強度ポリビニルアルコール系繊維 - Google Patents

結節強度に優れた高強度ポリビニルアルコール系繊維

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JPH0610210A
JPH0610210A JP4001020A JP102092A JPH0610210A JP H0610210 A JPH0610210 A JP H0610210A JP 4001020 A JP4001020 A JP 4001020A JP 102092 A JP102092 A JP 102092A JP H0610210 A JPH0610210 A JP H0610210A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】重合度2500以上6000以下のポリビニル
アルコール系重合体からなり、引張強度が14g/d 以
上、結節強度が5.0g/d 以上で、かつ繊維の内外層に
おける複屈折率の差が−8×10-3≦(Δn)s−(Δ
n)c<0を満足することを特徴とする結節強度に優れ
た高強度ポリビニルアルコール系繊維。(但し、上式
中、(Δn)sは繊維の表面から2μの位置における複
屈折率、(Δn)cは繊維の中心部における複屈折率を
示す。) 【効果】アセタール化のような水不溶化処理を施さなく
ても、良好な実用性能を満足する耐水・耐熱性を有して
おり、また結節強度が5.0g/d 以上というPVA系繊
維としては卓越した性能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は結節強度に優れた高強度
ポリビニルアルコール系繊維に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリビニルアルコール(以下、P
VA)系繊維は強度、弾性率が高く、熱収縮率が小さい
ことから、ゴム補強材、プラスチック補強材などの補強
材用途に使用されているが、結節強度が低く、耐疲労
性、耐熱水性が劣るため、その用途は限られているとい
うのが現状である。そこで、これらの物性を向上させよ
うとする試みが種々提案されている。
【0003】例えば、特公昭47−8186号公報や特
公昭48−9209号公報には、紡糸原液に硼酸を添加
し、アルカリ性凝固浴を用いて凝固せしめることによっ
て未延伸糸の延伸性を向上させ、その結果としてPVA
系繊維の引張強度,耐疲労性,耐熱水性が改善できる方
法が提案されている。
【0004】しかしながら、このような方法によって得
られるPVA系繊維は、スキン・コア構造を有しない、
断面が丸いという意味合いにおいて断面が均質であり、
結果として延伸性が向上して、引張強度の向上は認めら
れるものの、ポリアミドやポリエステル繊維に匹敵する
結節強度や耐疲労性などの繊維物性を有するものではな
い。しかも延伸倍率の増大が結節強度を低下させるとい
う問題があった。
【0005】一方、最近、重合度が数万から数十万に及
ぶ超高重合度のPVA系重合体(ポリマ)を使用する
と、引張強度や初期弾性率の高いPVA系繊維が得られ
ることが見出され(例えば,特開昭 59-130314号公
報)、注目されているが、このような超高重合度のPV
A系ポリマは工業的または商業的に製造、入手すること
が難しく、少なくとも現在では工業的ではないと言え
る。
【0006】そこで、本発明者らは工業的または商業的
に生産、入手可能な重合度を有するPVA系ポリマから
なる高強度で,かつ良好な耐疲労性を有するPVA系繊
維について鋭意検討した結果、本発明に至ったのであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、PV
A系ポリマとしては従来のPVA系繊維に比べて高い重
合度を有するが、工業的または商業的に製造および入手
可能な範囲の重合度を有し、前記ポリアミドやポリエス
テル繊維に匹敵する結節強度や耐疲労性などの繊維物性
を有し、しかも延伸倍率が大きいにも拘らず高い結節強
度を有するPVA系繊維およびその製造方法を提供する
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明は次の構成を有する。すなわち、重合度250
0以上6000以下のポリビニルアルコール系重合体か
らなり、引張強度が14g/d 以上、結節強度が5.0g/
d 以上で、かつ繊維の内外層における複屈折率の差が−
8×10-3≦(Δn)s−(Δn)c<0を満足するこ
とを特徴とする結節強度に優れた高強度ポリビニルアル
コール系繊維である。
【0009】但し、上式中、(Δn)sは繊維の表面か
ら2μの位置における複屈折率、(Δn)cは繊維の中
心部における複屈折率を示す。
【0010】本発明に使用されるPVA系ポリマとして
は、工業的にまたは商業的に製造および入手可能な重合
度を有するPVA系ポリマおよびその誘導体、例えば完
全ケン化または部分ケン化PVA系ポリマ、主鎖中に共
重合成分として例えばエチレン,プロピレン,ブチレン
などのオレフィン系モノマが少量共重合されたもの、お
よび化学的に後処理されたPVA系ポリマ並びに10重
量%以下の少量のPVA系ポリマに対して混和性を有す
る他種のポリマとのブレンドなどを挙げることができ
る。
【0011】また、これらのPVA系ポリマの重合度
は、2500以上、6000以下とするものである。重
合度が2500よりも小さくなると本発明の目的とする
結節強度がポリアミドやポリエステル繊維に匹敵し、耐
疲労性,耐熱水性などの優れたPVA系繊維を形成する
ことができない。また、重合度6000を越えるPVA
系ポリマを工業的に入手するのは一般に困難である。
【0012】本発明においてPVA系ポリマを溶解する
溶媒としては、ジメチルスルホキシド(以下、DMS
O),エチレングリコール,グリセリン,プロピレング
リコール,エチレングリコール,ジエチレングリコー
ル,トリエチレングリコールなどの多価アルコール系溶
媒、レゾルシノール,ホルムアミド,尿素の飽和水溶液
などのアミン系溶媒、あるいは臭化リチウム,塩化リチ
ウムなどのハロゲン化リチウム、塩化亜鉛,塩化アルミ
ニウム,塩化マグネシウムなどの無機塩水溶液,または
これらの混合溶媒などを用いることができる。
【0013】PVA系ポリマを上記溶媒に溶解して得ら
れる紡糸原液の紡糸方法としては、紡糸ノズルから一旦
空気または不活性雰囲気に吐出した後、凝固浴に導入し
て凝固を完結せしめる乾湿式紡糸法を採用するものであ
る。
【0014】この場合の凝固浴液体としては、メタノー
ル,エタノール,アセトン,トルエンなど,またはこれ
らと重合体溶媒との混合溶媒、無機塩水溶液などが挙げ
られる。
【0015】このような紡糸方法によって得られた未延
伸糸は、脱溶媒され延伸される。途中の延伸手段は、加
熱チューブ,熱板,加熱ロール,加熱ピン,加熱液体,
流動床などを適用した各種の延伸手段を単独または組合
せて適用することができる。また、これらは一段で延伸
しても、多段で延伸してもよい。
【0016】しかしながら、本発明の繊維を得るには、
これらの中途の上記延伸、その他熱処理などの工程に特
に限定されないが、延伸の最終工程として、加熱チュー
ブを使用し、全体の延伸倍率が少なくとも15倍の延伸
繊維糸条とする延伸工程を採用することが肝要である。
【0017】さらに具体的には、上記本発明の加熱チュ
ーブ延伸は、予めある程度延伸された糸条を加熱雰囲
気、例えば空気または窒素、ヘリウム,アルゴンなどの
不活性雰囲気気体の温度が230℃以上、繊維の融断温
度以下に設定された加熱チューブ中に通して、全延伸工
程を通しての延伸倍率、即ち,全延伸倍率が少なくとも
15倍、好ましくは18倍以上になるよう熱延伸する。
なお、全延伸倍率が高いほど、得られる繊維の引張強度
は向上するが、結節強度や耐疲労性などの特性は必ずし
も向上せず、製糸安定性などを考慮すると25倍以下が
好ましい。
【0018】すなわち、この加熱チューブ延伸の倍率
は、それまでの延伸倍率によって相違するが、より好ま
しくはこの延伸倍率を含めて後述する複屈折率差が形成
されるように加熱チューブ延伸の条件を設定するのがよ
い。
【0019】なお、加熱チューブ中は、重合体の熱酸化
分解を抑制するため窒素ガスでブローしておくのが好ま
しい。
【0020】また、上記加熱チューブ延伸において、雰
囲気温度が230℃以下では高強度PVA系繊維の製造
に必要な少なくとも15倍という全延伸倍率が得られ
ず、他方,繊維の融断温度より高くなると、延伸過程で
繊維糸条が切断するので好ましくない。
【0021】ここで、繊維の融断温度は、加熱チューブ
内で糸条が延伸緊張状態にあるので、通常測定される示
差熱分析(DSC)評価による糸の融点より高くなる傾
向にある。
【0022】このような延伸方法によって得られた本発
明のPVA系繊維は、従来の繊維は表層部分の配向度が
中心に比べ高いのであるが、それとは繊維の断面方向の
配向度分布が全く逆であって、表層部分の配向度が中心
に比べ低いものとなる。
【0023】即ち、本発明の繊維の内外層における複屈
折率差は、−8×10-3≦(Δn)s−(Δn)c<0
を満足するものである。
【0024】但し、上式中、(Δn)sは繊維の表面か
ら2μの位置における複屈折率、(Δn)cは繊維の中
心部における複屈折率を示す。
【0025】このような配向度分布を有する本発明の繊
維は、引張強度、結節強度が従来のPVA繊維と比べ高
く、特に、結節強度が5.0g/d 以上と従来に見られな
い物性を有し、かつ耐疲労性、耐熱性も大きく改善され
る。
【0026】なお、上記複屈折率の差が上式で示される
範囲外の数値になると、本発明の目的が達成されず、特
に該複屈折率の差が0よりも大きい繊維では、本発明の
PVA系繊維の特徴である高強度,高弾性率であると共
に、改良された耐水・耐熱性、結節強度を有する繊維と
することは困難である。
【0027】さらに延伸工程の最終段が加熱チューブで
はなくて、熱板や加熱ロールなどの他の延伸手段を採用
すると、本発明の特徴である上記繊維の表層が中心部の
複屈折率より低い繊維構造を有するPVA系繊維が得ら
れないし、また繊維の融断が起るなどの問題が生じる。
【0028】延伸の最終工程で加熱チューブを用いると
好結果が得られる理由は定かではないが、延伸される糸
条が加熱金属などと直接接触することなく、気体中で加
熱延伸を受けるので、加熱効率が緩やかであり、融点直
下で設定できる温度範囲が比較的広くとれ、繊維の表層
の分子配向を優先的に緩和できるためであると推定され
る。
【0029】そして本発明に規定する全延伸倍率は、得
られるPVA系繊維の繊維物性をポリアミドやポリエス
テル系繊維並ないしそれ以上の繊維物性、特に引張強度
を15.0g/d 以上、弾性率を200g/d 以上とし、耐
水性や耐屈曲性に優れた繊維とする上で重要である。
【0030】以下、実施例により本発明を具体的に説明
する。
【0031】
【実施例】なお、本例中,繊維物性および複屈折率は、
次の条件で測定した。
【0032】(1) 繊維の強度(引張強度および結節強
度) 測定サンプル;単糸 測定糸長;100mm 測定時の引張速度;100mm /分 測定雰囲気;20℃、65%相対湿度 (2) 複屈折率 装置;カール・ツァイス ジェナ(Carl Zeiss Jena)社
の透過干渉顕微鏡 方法;デュポン法(Du Pont)法 算出法;次式に従う。
【0033】
【数1】 実施例1 重合度3900の完全ケン化型PVA系ポリマをDMS
Oに溶解して9%溶液を作り、これを紡糸原液とした。
この紡糸原液を孔径0.12mmφ、孔数27のノズルか
ら押し出し、一旦7mmの空間部分を介してメタノールか
らなる凝固浴で凝固させた。
【0034】得られた凝固糸条を5m/分で引取り、メタ
ノールでさらに洗浄しDMSOを除去した後、室温で4
倍に延伸し、引続いて内気温度230℃,235℃の2
つの加熱チューブで全延伸倍率が18倍になるように熱
延伸した。
【0035】その結果、引張強度18.4g/d 、結節強
度7.6g/d の物性を有する繊維が得られた。この繊維
の断面方向の複屈折率分布を図1にAとして示した。
【0036】この繊維の単糸の断面方向の配向度分布は
表層の方が中心部より低くなった。 (Δn)s−(Δn)c=−2.9×10-3 また、得られた繊維(単繊維繊度2.8デニール、フィ
ラメント数27)を20本合糸して約1500デニール
のヤーンとし、これを下撚り10cm当たり33ターン、
上撚り10cm当たり33ターンで合撚してタイヤコード
とした。
【0037】さらに接着剤処理を施してマロリーチュー
ブ疲労試験を行なったところ、チューブ曲げ角度90°
で250分の寿命であった。従来のPVA繊維からなる
タイヤコードの耐疲労性はチューブ曲げ角度90°では
10〜20分の寿命しかないのに比較して著しく耐疲労
性が向上していることがわかる。
【0038】実施例2 重合度3100の完全ケン化型PVA系ポリマをDMS
Oに溶解して15%溶液を作り、これを紡糸原液とし
た。この紡糸原液を孔径0.12mmφ、孔数27のノズ
ルから押し出し、一旦5mmの空間部分を介してメタノー
ルからなる凝固浴で凝固させた。
【0039】得られた凝固糸条を5m/分で引取り、メタ
ノールでさらに洗浄しDMSOを除去した後、室温で4
倍に延伸し、引続いて内気温度230℃の加熱チューブ
で全延伸倍率が17.4倍になるように熱延伸した。
【0040】その結果、引張強度16.4g/d 、結節強
度5.2g/d の高い物性を有する繊維が得られた。
【0041】この繊維の単糸の断面方向の配向度分布は
表層の方が中心部より低くなった。 (Δn)s−(Δn)c=−1.6×10-3 また、実施例1と同じように、得られた繊維を約150
0デニールのヤーンとすべく合糸し、さらにこれら2本
のヤーンを同様の撚り数をかけ合撚してタイヤコードと
なし、チューブ曲げ角度90°でチューブ疲労試験を行
なったところ、寿命は180分となり、これも従来のP
VA繊維からなるタイヤコードに比較して著しく耐疲労
性が向上していた。
【0042】比較例1 実施例1においてDMSOを除去した後、室温で4倍に
延伸し、引続いて230℃の加熱チューブの代りに同温
度の熱板を用い、全延伸倍率が17倍になるように熱延
伸した。
【0043】その結果、引張強度13.2g/d 、結節強
度3.8g/d の物性を有する繊維が得られた。
【0044】この繊維の単糸の断面方向の配向度分布は
表層が中心部に比べて著しく高かった。
【0045】(Δn)s−(Δn)c=8.4×10-3 得られた繊維につき前記実施例1,2と同様にタイヤコ
ードのチューブ疲労試験を行なったところ、寿命は58
分であった。
【0046】比較例2 実施例1において、全延伸倍率を変更して繊維物性の変
化を調べた結果、表1に示すように,15倍以上の延伸
を施すことによって初めて14g/d 以上の引張強度と
5.0g/d 以上の結節強度を有する繊維が得られること
がわかった。
【0047】
【表1】 比較例3 熱板に代えて加熱チューブ内で延伸を行なった他は比較
例1と同様にし、DMSOを除去し、室温で4倍に延伸
した後、引続いて加熱チューブの内気温度を変更して延
伸した結果、表2に示したように,230℃を下まわる
温度では、延伸倍率が低くなるにつれて繊維の配向度分
布が本発明の規定する値の範囲外となり、4g/d を越え
る結節強度を有する繊維が得られなかった。
【0048】
【表2】
【0049】
【発明の効果】本発明のPVA系繊維は、アセタール化
のような水不溶化処理を施さなくても、良好な実用性能
を満足する耐水・耐熱性を有しており、また結節強度が
5.0g/d 以上というPVA系繊維としては卓越した性
能を有する。特にその延伸倍率が15倍を越える高延伸
倍率の繊維でありながら、高い結節強度を有すること
は、本発明のPVA系繊維の上記特異な複屈折率差に関
係するものと考えられる。もちろん、本発明において上
記複屈折率差と共に1500以上の重合度を有するPV
A系ポリマから繊維が構成されていることが、繊維物
性,例えば結節強度,耐疲労性,耐熱水性の優れた高強
度PVA系繊維とする上で密接な関係を有することはい
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1により得られた繊維および従来繊維
(ビニロン[登録商標],T 5501)の断面方向の複屈折
率分布を示す図である。
【符号の説明】
A:実施例1により得られた繊維 B:従来繊維(ビニロン[登録商標],T 5501)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重合度2500以上6000以下のポリビ
    ニルアルコール系重合体からなり、引張強度が14g/d
    以上、結節強度が5.0g/d 以上で、かつ繊維の内外層
    における複屈折率の差が−8×10-3≦(Δn)s−
    (Δn)c<0を満足することを特徴とする結節強度に
    優れた高強度ポリビニルアルコール系繊維。(但し、上
    式中、(Δn)sは繊維の表面から2μの位置における
    複屈折率、(Δn)cは繊維の中心部における複屈折率
    を示す。)
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