JPS6134216A - 高強度高耐疲労性ナイロン66繊維の製造法 - Google Patents

高強度高耐疲労性ナイロン66繊維の製造法

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JPS6134216A
JPS6134216A JP15393784A JP15393784A JPS6134216A JP S6134216 A JPS6134216 A JP S6134216A JP 15393784 A JP15393784 A JP 15393784A JP 15393784 A JP15393784 A JP 15393784A JP S6134216 A JPS6134216 A JP S6134216A
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福井 実
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高強度高耐疲労性ナイロン66繊維およびそ
の製法に関する。
従来の技術 ナイロン66繊維はその耐疲労性1強力1弾性回復力や
ゴム、樹脂やプラスチックとの接着性が他の繊維に比べ
て優れているので1、タイヤコードやカーペットなどの
産業資材分野に広く応用されている。しかるに、従来使
用されてきたナイロン66繊維は、強度の高いものは耐
疲労性が劣夛、耐疲労性があるものは強度が劣るという
欠点を有していた。すなわち、従来公知の方法では、耐
疲労性および強度の両者共に優れているナイロン66°
繊維を得ることはでき力かった。従来のナイロン66繊
維は、冷延伸もしくは融解温度以下での熱延伸(例えば
、ゾーン延伸ゾーン熱部:lj! (T、Kunugl
at al ;Polymer Preprint@、
 Japan 31(44:L761(1982) )
によフ強度2弾性率を向上させている。しかし、この方
法では結晶領域を連結するところのいわゆるタイ(11
・)分子鎖の比率が高まシ、非晶領域の緊張蛯が増すた
め、耐疲労性が劣ることが、ナイロン66繊維の微細構
造と繊維の力学物性との間の相関性を研究した結果、明
らかとなった。
発明が解決しようとする問題点 本発明者らはナイロン66繊維の微細構造と耐疲労性、
高強度、高弾性率との間の相関性を研究し’ Tmax
および(−δル、エ ど繊維の力労物性(強度1弾性率
、耐疲労性など)との間に密接な関係があることを見い
出し、高強力でかつ高耐疲労性繊維の微細構造として伸
び切シ鎖の北本が高くかつ非晶領域内部の分子鎖の緊張
度が少ない構造が必要であるとの知見を得、これに基づ
いて本発明を完成するに至った。
本発明の目的は、高強度でしかも耐疲労性に優れたナイ
ロン66繊維およびその製法を提供するにある。
問題点を解決するための手段 本発明に係る高強度高耐疲労性ナイロン66繊維は、測
定周波数110 Hz における力学的損失正接のピー
ク値C(tuδ)nl、x:lに対応する温度(Twa
x )が100℃未満でかつピーク値[(wδ)jn、
LX〕が0.06を超えて0.10未満であ夛、かつ該
繊維の中心部分の平均複屈折率(Δn(。))が5.8
X10  以上であることを特徴とする。
また、本発明に係る高強度高耐疲労性ナイロン66繊維
の製造法は、紡速4.0 (L Om/mln以上で紡
糸されたナイロン66繊維を熱処理するに際し、 (1)  骸繊維の繊維軸方向にかかる張力の大きさが
、0.5(g/d)以上で且つ0.99 T (g/a
) (但し、Tは該繊維の引張ル破断時の強度である)
以下、(2)実質的に酸素が存在しない雰囲気中におい
て、〔但し、Tm3は昇温速度10ツζinで測定され
るDSC融解曲線の基線にもどる温度(図3を参照)、
嘗は処理速度(m/m1n)である。〕未満で、(ここ
で、嘗は処理速度(m/win)、dは該繊維のデニー
ル、θは熱処理温度(’C)である)である熱処理ゾー
ンで熱処理し、次いで (5)温度勾配の絶対値が13o o I (’C/+
++)以上で、−60℃以下の冷却温度に冷却する、こ
とを特徴とする。
なお、本発明において、「ナイロン66繊維」とは、実
質的にヘキサメチレンジアミンとアジピン酸よシ重合さ
れるポリへキサメチレンアジパミドで構成される繊維を
意味し、ポリへキサメチレンアジパミドの特性が損なわ
れない限シ、少量の他の共重合成分を含むコポリアミド
の繊維であってもよいし、他の高分子との混合物で構成
される繊維でありてもよい。ナイロン66繊維の重合度
は高ければ高いほど力学的破壊強度が増大するので盟ま
しく、特に粘度平均分子tM、(95%濃硫酸中にて測
定、粘度式〔η]=2.5+0.0209M’−”’2
による)が42,000以上であるものが望ましい。
本発明に係るナイロン66繊維の第1の特徴は、測定周
波数110 Hzにおける力学的損失正接のピーク値(
(tmδ)  〕に対する温度(T、、工)がm&x 100℃未満で、かつピーク値[:(bmδ)m、X:
lが0.06を超えて0.10未満である点にある。な
お、従来の衣料用繊維の(−δ)mILXは0.09〜
0.13に分布し’ TnljLXは120℃以上であ
る。また、冷延伸あるいはゾーン延伸ゾーン熱処理法で
得られる繊維の(−a)  は0.04以下で、Tma
xはax 110℃以上である。
Tmaxが100℃未満であると、tie分子鎖の比率
が少なくかつ非晶領域内部の分子鎖の緊張度が低い。こ
の緊張度の低下に原因して、Trnlx〈100℃の繊
維は耐疲労性に優れた特性を有する繊維となる。Tm 
a xが100℃以上であると、tie分子鎖比率が増
すために、非晶領域内部の分子鎖の緊張度が増し、おそ
らくこれが原因して耐疲労性は低下する。耐疲労性はT
□1xが低ければ低すほど上昇するが” maxが低く
なるに従って30℃における弾性率が低下する傾向があ
る。したがって紡糸、後処理技術のうえでTmaxの下
限値が決定される。
また、無定形領域内部の分子鎖の中で主鎖のミクロブラ
ウン運動が可能な成分の量を反映する(−δ)maxの
値については、0.060を超えて、0.10未満の範
囲である必要がある。(mδ)maxの値がこの範囲に
入っていると、耐疲労性が高くかつ30℃における弾性
率もすぐれ、強度も高い。
(1−δ)maxが0.060以下であると、耐疲労性
が劣る。また、(−δ)maxが0.10以上であると
強度の低下が著しい。
本発明に係るナイロン66繊維の第2の特徴は、該繊維
の中心部分に於ける平均複屈折率(Δ”(0))の値が
5.8 X 10−2以上である点にある。平均複屈折
率は繊維の結晶部分および非晶部分の分子鎖の配向に強
く依存する。Δn(。)が5.8 X 10−2以上・
であれば、伸び切υ鎖比率が高く、分子鎖の繊維軸方向
への配向度も高い為に、繊維の強度2弾性率、耐疲労性
が高い。Δ” (D)が5.811n−未満であると、
伸び切シ鎖比率が減少し、強度、弾性率の低下が著しい
こうして本発明の高強度でかつ耐疲労性の優れたナイロ
ン66繊維は従来公知の繊維と輪具にりた特異な微細構
造を持つといえる。
本発明の製法の第10特徴は、紡速4,000W/ni
以上で紡糸された高速紡糸繊維を使用する点にある。こ
こで「紡速」とは、第2図に示すような常用される紡糸
装置において、紡糸ヘッド(2)から吐出され、管状加
熱域(3)、流体吸収装置(4)、油剤付与装置(5)
オよび集束装置(6)を順次経由した来県(1)が引取
シロール(7)にて引取られる速度を意味する。本発明
を貫ぬく基本釣力原理は、繊維に含まれる高融点の伸び
切シ分子鎖に着目し、それ以外の低融点の結晶部分を高
張力下で局所加熱して融解させ分子鎖を引き延ばし、続
く急冷処理で伸び切シ分子鎖を基に再結晶化させ、この
時同時に非晶領域分子鎖も固定化するものである。
従りて、用いる繊維は伸び切シ分子鎖をよシ多く含む必
要がある。紡速4.000 ”/mLn未満の繊維では
、伸び切シ分子鎖をほとんど含まないが、4.000 
ffl/mi n以上で紡糸された繊維は伸び切シ分子
鎖を多く含む。紡糸速度が高いほど伸び切ル分子鎖を多
く含む。本発明において、紡速4,000in/m l
□以上で紡糸された繊維を使用するのはそのためである
。なお、紡速5.500 m1m1 n以上で紡糸され
た高速紡糸繊維であるとよシ好ましい。
本発明の方法の第2の特徴は、熱処理時に糸にかかる張
力の大きさが0.5 (,9/d)以上で糸の引張破断
時に於ける強度Tに0.99をかけた値0.99T(,
9/d )以下に保持する点にある。強度が0.51/
/r1未満であると、局所加熱によυ融解した領域内の
分子鎖は十分に引き延ばされずに続く急冷ゾーンで固定
化されてしまうので強度1弾性率の顕著ガ増大は起らな
い。また、0.99 T (19/d)を超えると局所
加熱中に糸切れが発生する頻度が高く、処理が不可能と
なる場合が多く、また、もし不可能ではないとしても、
巨視的な欠陥部が発生しやすく、強度・弾性率が逆に低
下し耐疲労性も劣る。
本発明の第3の特徴は、実質的に酸素が存在しない雰囲
気中で処理を行なう点にある。本発明に〜よる処理は、
上述のようにかなシ高温で行なうために、雰囲気中に酸
素が存在すると繊維の酸化分解が起とシ強度、弾性率の
低下を招く。従って、熱処理は窒素QX’fiどの不活
性気体雰囲気下で行なう。愈お処理を真空中で行なうと
糸の酸化分解を防ぐと共に糸の重合度が増大し、糸の力
学的性質が向上するのでより望ましい。
本発明の第4の特徴は、240℃を超えて’C/m i
 nで測定される第3図に示すようなりSC融解曲線の
基線Gにもどる温度、υは処理速度(wmin)である
。)未満の温度で、局所加熱する点にある。
ここで、「局所加熱」とは、繊維をできるだけ狭い領域
で加熱し、伸び切シ分子鎖以外の結晶領域を融解させる
操作である・糸をなるべくむらなく加熱するためおよび
応力を最も効率的に加熱部に集中させるためには、糸を
加熱する加熱ゾーンの繊維軸方向の長さl (vm )
は、処理速度v (−/n1n)、処理温度θ(℃)、
糸の繊度d(デニール)からとが必要である。糸が24
0℃以下で局所加熱されると、実質的に折シたたみ鎖結
晶や他の微結晶などの低融解温度成分が融解されず、従
って伸び切)分子鎖の比率は高まらず、非晶領域内の分
子鎖の緊張、結晶間を結ぶtie分子鎖の緊張度の増大
、巨視的な構造欠陥などを引き起こすので、糸の耐疲労
性の低下9強度の低下を引き起こす。熱未満であると、
結晶成分の組みかえ(水素結合方向の結晶の成長)が起
こシ、非晶領域を含めた、伸び切り鎖への再結晶化が促
進され、伸び切多鎖比率の増大が起こシ、強度1弾性率
の増大が著しい。特に従来不可能とされていたTm s
以上で特徴で述べる13001℃ム以上の急激な温度勾
配による冷却で初めて実現され、この温度での熱処理に
よる伸び切ル鎖比率の増大は著しい。熱は切れが多く、
実質的に処理が不可能となる。
本発明の方法の第5の特徴は、局所加熱の後、温度勾配
の絶対値がl 3 o OI (’c/m)以上で、−
60℃以下の冷却温度に冷却する点にある。
13001 (℃/cm)以上の温度勾配がおると、局
所加熱で融解した分子鎖の繊維軸方向への配向温度で熱
処理できるのはこの為と考えられる)ので、配向度が著
しく増大し、伸び切シ鎖の比率が高まるので、強度・弾
性率の増大が起こる。また−60℃以下への冷却によっ
て、非晶領域の分子鎖はt1e分子鎖の比率が低く、緊
張度が小さいけれども比較的繊維軸方向への配向度が高
い状態で瞬間的に固定化されるので、強度1弾性率とと
もに耐疲労性が高い繊維となる。l 300 l (”
/’511)未満の温度勾配であると、局所加熱で融解
した分子鎖への応力集中が小さく伸び切シ鎖の比率は高
まらない。また、−600よシ高い冷却温度では、瞬間
的な非晶領域内の分子鎖の固定化が不充分で、得られる
糸は強度1弾性率および耐疲労性の面で劣る。
本発明に係る繊維を特徴づける構造および物性値は次の
ように測定される。
〔力学的損失正接(tMiδ)および動的弾性率(E’
):1力学的損失正接(−δ)および動的弾性率(E′
)の測定には、東洋ボールドウィン社製レオ・バイブo
 y (Rheo−Vibron ) DDV−1e[
を用いる。測定周波数110Hz、昇温速度10 ℃/
min 、  乾燥空気中で−δ一温度ケ)特性I K
’一温度1’r)特性を測定する。−δ−1曲線から−
δピーク高さく一δ)m&X と−δピーク温度(Tm&X)とを読みとる。なお、測
定前には試料は48時時間上相対湿度0%の雰囲気下で
調整される。
〔平均複層折本Δn(。)〕
Ern5t L@fts Wetzlar  製偏光顕
微鏡SM−L[−POL を用いて、波長546 nm
の光で、Ber@k Comp@n5ator  法に
より繊維の中心部分の複屈折率Δ” (0)を測定した
〔強伸度〕
東洋が−ルドウィン社製、Tun@11 on−UM−
If−20型引張試験機によシ、20℃60%R,H,
(相対湿度)の条件下で、初長10 cfn、引張速度
10Cn/mi nで測定した。
〔耐疲労性試験〕
ナベ0ン66フイラメント(840d/26Of)に4
8回/10口ずつ上撚および下撚加工し、以下の組成を
もつレゾルシン−ホルムアルデヒド−ラテックス系接着
剤に浸せきし、次いで、230℃において3分間熱処理
した。
成 分         重量部 レゾルシン          11.0水     
          238.4ホルムアルデヒド  
     16.2水酸化ナトリウム        
0.3こ(Dtうにして得た処理コードについて、グツ
ドイヤ一式チー−プ疲労試験機を用いてJxsL、−1
017(チ、−プ疲労強さA法)に従い、チ−ブ疲労試
験を行な゛りた。
実施例 以下、実施例について本発明を具体的に説明する。
相対粘度(UR)82(25℃、濃硫酸)のナイロン6
6を孔径0.235m+、孔数12の紡糸口金より29
5℃で溶融紡糸し、冷却し、油剤付与によって集束性を
与え、引取シ速度5.500rn/mlnで引き取った
この試料を、窒素雰囲気下、張力の大きさ0.9T(g
/d)の状態下、熱処理温度260,265゜270(
±1℃)で0.7aee局所加熱後、450℃^以上の
温度勾配で一196℃まで急速冷却し、実施例A2 、
A3 、A4の本発明繊維を得た。
これらの試料について、(−δ)iillL工、T□。
、Δn、。、。
30℃および150℃における貯蔵弾性嘉E’ 、o+
E’、5o(GPa)n耐疲労性2強度(,9/d)、
伸度(イ)、の各数値を測定した。結果は表1に示す通
りである。
なお、比較例として、未処理系(161) 、0.97
(F/d )の張力で熱処理温度260℃、温度勾配2
50 ’C7’cmで冷却温度10℃に冷却して得た糸
(A5)、熱処理温度230℃、温度勾配290いで、
冷却温度−60℃に冷却して得た飢屋6)。
市販旭化成ナイロン66タイヤコード(1260d、4
10t )(煮7)の構造・物性の各数値を実施例と比
較して表1に示した。
表1かられかるように、本発明品に相当する実施例42
,3.4は高強力でがっ高耐疲労性ナイロン66@維で
あることがわかる。なお、本発明品(A4)と比較例品
(A5)及び(A6)の強伸度曲線を第1図に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明物(実施例試料A3)、比較例(試料
A5.A6)の強伸度曲線の比較を示した図である。 第2図は、本発明方法に用いるナイロン66高速紡糸繊
維を紡糸する装置の一例の概略図である。 図において、1は糸条、2は紡糸ヘッド、3は管状加熱
域、4は流体吸引装置、5は油剤付与装置、6は集束装
置、7#−i引取ルローラーである。 第3図は、ナイロン66繊維の典型的なりSC融解曲線
であJ) 、Tm1 r Tm21 Tm5の説明図で
ある。 図において、Gは基線である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ナイロン66繊維において、測定周波数110Hz
    における力学的損失正接のピーク値〔(tanδ)_m
    _a_x〕に対応する温度(T_m_a_x)が100
    ℃未満でかつピーク値〔(tanδ)_m_a_x〕が
    0.06を超えて0.10未満であり、かつ該繊維の中
    心部分の平均複屈折率(Δn_(_0_))が5.8×
    10^−^2以上であることを特徴とする高強度高耐疲
    労性ナイロン66繊維。 2、紡速4,000m/min以上で紡糸されたナイロ
    ン66繊維を熱処理するに際し、 (1)該繊維の繊維軸方向にかかる張力の大きさが、0
    .5(g/d)以上で且つ0.99T(g/d)(但し
    、Tは該繊維の引張力破断時の強度である)以下、(2
    )実質的に酸素が存在しない雰囲気中において、(3)
    熱処理温度が240℃を超えて、Tm_3+(5/[9
    ×10^2])ν〔但し、Tm_3は昇温速度10℃/
    minで測定されるDSC融解曲線の基線にもどる温度
    (図3を参照)、νは処理速度(mm/min)である
    。〕未満で、(4)繊維軸方向の長さl(mm)が1≦
    l≦1+[(4ν+5d)/−1.5θ](ここでνは
    処理速度(mm/min)、dは該繊維のデニール、θ
    は熱処理温度(℃)である)である熱処理ゾーンで熱処
    理し、次いで、 (5)温度勾配の絶対値が|300|(℃/cm)以上
    で、−60℃以下の冷却温度に冷却する、 ことを特徴とする高強度高耐疲労性ナイロン66繊維の
    製造法。
JP15393784A 1984-07-26 1984-07-26 高強度高耐疲労性ナイロン66繊維の製造法 Granted JPS6134216A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08318706A (ja) * 1994-12-09 1996-12-03 Bridgestone Corp 空気入りラジアルタイヤ
JPH09156313A (ja) * 1995-12-08 1997-06-17 Bridgestone Corp 空気入りラジアルタイヤ
US8864057B2 (en) 2011-11-04 2014-10-21 Shaw Industries Group, Inc. Processes for recycling carpet and products of such processes

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