JPH06101850B2 - デジタルテレビジョン受像機用色制御回路 - Google Patents
デジタルテレビジョン受像機用色制御回路Info
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- JPH06101850B2 JPH06101850B2 JP61300192A JP30019286A JPH06101850B2 JP H06101850 B2 JPH06101850 B2 JP H06101850B2 JP 61300192 A JP61300192 A JP 61300192A JP 30019286 A JP30019286 A JP 30019286A JP H06101850 B2 JPH06101850 B2 JP H06101850B2
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- signal
- phase
- input
- control circuit
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
- H04N9/643—Hue control means, e.g. flesh tone control
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/44—Colour synchronisation
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- Signal Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、色副搬送波周波数のほぼ4倍の周波数を有
しアナログ複合色信号のデジタル化のためのサンプリン
グクロックであるシステムクロックを有し、乗算器、加
算器、減算器を備え、その色入力が色フィルタの出力に
接続されている計算装置と、2個の標準色差信号、B−
Y色差信号およびR−Y色差信号を出力し、前記計算装
置の色出力に接続されている色復調装置と、カラーバー
スト信号に対してシステムクロックの周波数および位相
をロックする位相ロックループと、1以上の標準色差信
号を供給される位相比較装置と、B−Y色差信号および
R−Y色差信号の2個の色差信号を供給され、色飽和調
整信号を飽和入力に供給されている前記計算装置のバー
スト制御入力にその出力が接続されているバースト振幅
制御回路と、位相比較装置の出力に接続されているルー
プフィルタとを具備しているデジタルテレビジョン受像
機用色制御回路に関するものである。
しアナログ複合色信号のデジタル化のためのサンプリン
グクロックであるシステムクロックを有し、乗算器、加
算器、減算器を備え、その色入力が色フィルタの出力に
接続されている計算装置と、2個の標準色差信号、B−
Y色差信号およびR−Y色差信号を出力し、前記計算装
置の色出力に接続されている色復調装置と、カラーバー
スト信号に対してシステムクロックの周波数および位相
をロックする位相ロックループと、1以上の標準色差信
号を供給される位相比較装置と、B−Y色差信号および
R−Y色差信号の2個の色差信号を供給され、色飽和調
整信号を飽和入力に供給されている前記計算装置のバー
スト制御入力にその出力が接続されているバースト振幅
制御回路と、位相比較装置の出力に接続されているルー
プフィルタとを具備しているデジタルテレビジョン受像
機用色制御回路に関するものである。
[従来の技術] この種の色制御回路は文献(例えば、Digit 2000 VLSI
Digital TV SystemのタイトルのINTERMETALL Data
Book,Freiburg/Br,1985年6月、163乃至174頁参照)に
記載されており、前記文献にはCVPU2210NTSCコムフィル
タ ビデオプロセッサが記載されている。冒頭に述べた
ような色制御回路は特に前記文献の167頁のセクション1
0.1.4および168頁のセクション10.1.6に示されている。
Digital TV SystemのタイトルのINTERMETALL Data
Book,Freiburg/Br,1985年6月、163乃至174頁参照)に
記載されており、前記文献にはCVPU2210NTSCコムフィル
タ ビデオプロセッサが記載されている。冒頭に述べた
ような色制御回路は特に前記文献の167頁のセクション1
0.1.4および168頁のセクション10.1.6に示されている。
NTSCおよびPALテレビジョン標準方式においては、画像
要素の色相は送信機基準システムに対して角度符号化さ
れた信号として表わされることができる。1度から360
度までの異なった位相角度がそれに割当てられた色相に
対応する。ゼロ基準位相は2個の標準色差信号のひと
つ、すなわちB−Y信号のゼロ位相である。送信機基準
システムは変調されていない色副搬送波であり、それは
水平トレース期間は抑圧されるが、水平帰線期間のバー
スト信号の短い時間だけ送信される。バースト信号の位
相はB−Y色差信号に対して、次のとおりである。
要素の色相は送信機基準システムに対して角度符号化さ
れた信号として表わされることができる。1度から360
度までの異なった位相角度がそれに割当てられた色相に
対応する。ゼロ基準位相は2個の標準色差信号のひと
つ、すなわちB−Y信号のゼロ位相である。送信機基準
システムは変調されていない色副搬送波であり、それは
水平トレース期間は抑圧されるが、水平帰線期間のバー
スト信号の短い時間だけ送信される。バースト信号の位
相はB−Y色差信号に対して、次のとおりである。
NTSCテレビジョン標準方式の場合、 −180度 PALテレビジョン標準方式の場合、 +/−135度 従来の色制御回路においては、受信機基準システムはシ
ステムクロックであり、それは変調されない色副搬送波
の周波数の4倍の周波数であり、周波数および位相が色
副搬送波にロックされている。B−Y色差信号のゼロ位
相で始まる4個の連続するシステムクロックパルスは変
調されない色副搬送波の0度、90度、180度および270度
に対応する。前述のように複合色信号中に含まれる後者
の変調されない色副搬送波は色フィルタによって複合信
号から色および輝度成分が分離された後色制御回路に供
給される。
ステムクロックであり、それは変調されない色副搬送波
の周波数の4倍の周波数であり、周波数および位相が色
副搬送波にロックされている。B−Y色差信号のゼロ位
相で始まる4個の連続するシステムクロックパルスは変
調されない色副搬送波の0度、90度、180度および270度
に対応する。前述のように複合色信号中に含まれる後者
の変調されない色副搬送波は色フィルタによって複合信
号から色および輝度成分が分離された後色制御回路に供
給される。
NTSCおよびPALテレビジョン標準方式においては、受信
機基準システムのゼロ基準位相はカラーバースト信号の
受信中のB−Y色差信号のゼロ位相である。その場合に
はR−Y色差信号はゼロであり、位相ロックループにお
ける位相比較は非常に簡単である。
機基準システムのゼロ基準位相はカラーバースト信号の
受信中のB−Y色差信号のゼロ位相である。その場合に
はR−Y色差信号はゼロであり、位相ロックループにお
ける位相比較は非常に簡単である。
もしも、この色制御回路が正確に動作すべきであるなら
ば、色副搬送波とこの色副搬送波の4倍の周波数のシス
テムクロックは周波数および位相を共にロックしなけれ
ばならない。これは位相ロックループによって行われ、
それはシステムクロックを変調されていない色副搬送波
にロックさせる。
ば、色副搬送波とこの色副搬送波の4倍の周波数のシス
テムクロックは周波数および位相を共にロックしなけれ
ばならない。これは位相ロックループによって行われ、
それはシステムクロックを変調されていない色副搬送波
にロックさせる。
[発明の解決すべき問題点] この発明は、受信機基準システムを形成するシステムク
ロックとカラーバースト信号との間の周波数および位相
の正確な制御を行うことのできる回路に関する。本発明
は、カラーバースト信号の周波数(位相が同期された)
の4倍にシステムクロックをロックするのではなく、シ
ステムクロックの周波数および位相を変化させないで受
信されたカラーバースト信号(および各色信号)にロッ
クする手段を採用したものである。
ロックとカラーバースト信号との間の周波数および位相
の正確な制御を行うことのできる回路に関する。本発明
は、カラーバースト信号の周波数(位相が同期された)
の4倍にシステムクロックをロックするのではなく、シ
ステムクロックの周波数および位相を変化させないで受
信されたカラーバースト信号(および各色信号)にロッ
クする手段を採用したものである。
従来技術において、システムクロックのロックは電圧制
御発振器によって、すなわちアナログ手段によって制御
が行われた。この発明ではデジタルバースト信号の位相
は受信機基準システムのゼロ位相に関して回転される。
回転はNTSCまたはPAL標準テレビジョン方式にしたがっ
て位相が−180度または±135度になるまで位相ロックル
ープによって純粋にデジタル的に行われる(ここでデジ
タル的とは情報がデジタル的と言うことでサンプル自身
がデジタルであることではない)。
御発振器によって、すなわちアナログ手段によって制御
が行われた。この発明ではデジタルバースト信号の位相
は受信機基準システムのゼロ位相に関して回転される。
回転はNTSCまたはPAL標準テレビジョン方式にしたがっ
て位相が−180度または±135度になるまで位相ロックル
ープによって純粋にデジタル的に行われる(ここでデジ
タル的とは情報がデジタル的と言うことでサンプル自身
がデジタルであることではない)。
この位相ロックに加えて、位相の回転されたバースト信
号と固定したシステムクロックにより定められた受信機
基準システムとの間で周波数が等しく設定される。それ
から、必要な補正角度が色信号にも与えられる。もとの
受信したカラーバースト信号とシステムクロックとの間
の差が大きい場合には走査ライン中の色信号の補正が補
間されなければならない。
号と固定したシステムクロックにより定められた受信機
基準システムとの間で周波数が等しく設定される。それ
から、必要な補正角度が色信号にも与えられる。もとの
受信したカラーバースト信号とシステムクロックとの間
の差が大きい場合には走査ライン中の色信号の補正が補
間されなければならない。
この発明は、色副搬送波周波数のほぼ4倍の周波数を有
し、アナログ複合色信号のデジタル化のためのサンプリ
ングクロックであるシステムクロックを有し、乗算器
と、加算器と、減算器とを備え、その色信号入力が色信
号フィルタの出力に接続され、色飽和調整信号を飽和入
力に供給されている計算装置と、この計算装置の色信号
出力に接続され、2個の標準色差信号、B−Y色差信号
およびR−Y色差信号を出力する色復調装置と、B−Y
色差信号およびR−Y色差信号の2個の色差信号を供給
され、その出力が前記計算装置のバースト制御入力に接
続されているバースト振幅制御回路とを具備しているデ
ジタルテレビジョン受像機用色制御回路において、 受信されたカラーバースト信号の周波数および位相をシ
ステムクロックの周波数および位相に対してロックする
位相ロックループを具備し、この位相ロックループは、
位相比較装置として機能する前記色復調装置と、この位
相比較装置として機能する色復調装置の出力に接続され
てそれにより出力される一方の色差信号を位相差信号と
して供給されるループフィルタと、ループフィルタの出
力が供給される累算器と、入力がこの累算器の出力に接
続され、それぞれ第1象限のサイン値とコサイン値を含
み、出力がそれぞれ前記計算装置のサイン入力とコサイ
ン入力に接続されてそれら出力が色相調整に使用される
第1および第2の読取り専用メモリと、これら第1およ
び第2の読取り専用メモリの出力により位相調整を行う
前記計算装置によって構成され、この位相ロックループ
はシステムクロックの周波数の4分の1に受信されたカ
ラーバースト信号の周波数を調整し、かつ、受信された
カラーバースト信号の位相を、カラーバースト信号から
導出されたB−Y色差信号の位相がNTSCテレビジョン標
準方式の場合には−180度、PALテレビジョン標準方式の
場合には±135度だけシステムクロックによって形成さ
れた受像機の基準システムの基準ゼロ位相に対してシフ
トされるように制御するように設定されており、この位
相クロックループによって前記計算装置に供給される信
号に基づいて受信されたカラーバースト信号の位相角度
が補正されることを特徴とする。
し、アナログ複合色信号のデジタル化のためのサンプリ
ングクロックであるシステムクロックを有し、乗算器
と、加算器と、減算器とを備え、その色信号入力が色信
号フィルタの出力に接続され、色飽和調整信号を飽和入
力に供給されている計算装置と、この計算装置の色信号
出力に接続され、2個の標準色差信号、B−Y色差信号
およびR−Y色差信号を出力する色復調装置と、B−Y
色差信号およびR−Y色差信号の2個の色差信号を供給
され、その出力が前記計算装置のバースト制御入力に接
続されているバースト振幅制御回路とを具備しているデ
ジタルテレビジョン受像機用色制御回路において、 受信されたカラーバースト信号の周波数および位相をシ
ステムクロックの周波数および位相に対してロックする
位相ロックループを具備し、この位相ロックループは、
位相比較装置として機能する前記色復調装置と、この位
相比較装置として機能する色復調装置の出力に接続され
てそれにより出力される一方の色差信号を位相差信号と
して供給されるループフィルタと、ループフィルタの出
力が供給される累算器と、入力がこの累算器の出力に接
続され、それぞれ第1象限のサイン値とコサイン値を含
み、出力がそれぞれ前記計算装置のサイン入力とコサイ
ン入力に接続されてそれら出力が色相調整に使用される
第1および第2の読取り専用メモリと、これら第1およ
び第2の読取り専用メモリの出力により位相調整を行う
前記計算装置によって構成され、この位相ロックループ
はシステムクロックの周波数の4分の1に受信されたカ
ラーバースト信号の周波数を調整し、かつ、受信された
カラーバースト信号の位相を、カラーバースト信号から
導出されたB−Y色差信号の位相がNTSCテレビジョン標
準方式の場合には−180度、PALテレビジョン標準方式の
場合には±135度だけシステムクロックによって形成さ
れた受像機の基準システムの基準ゼロ位相に対してシフ
トされるように制御するように設定されており、この位
相クロックループによって前記計算装置に供給される信
号に基づいて受信されたカラーバースト信号の位相角度
が補正されることを特徴とする。
[発明の効果] この発明の利点は、この発明による色制御回路を従来の
色制御回路に追加することによって全受信システムに対
して単一のクロックを有する多重画像再生用のテレビジ
ョン受像機を生成できることである。
色制御回路に追加することによって全受信システムに対
して単一のクロックを有する多重画像再生用のテレビジ
ョン受像機を生成できることである。
この発明の別の重要な利点は、システムクロックが水平
周波数またはその多重倍にロックされる信号と同期され
ることができることである。これは例えばビデオレコー
ダの動作中および画像強調の信号処理中にフリッカのな
いテレビジョン画像を得ることができる効果を生じる。
周波数またはその多重倍にロックされる信号と同期され
ることができることである。これは例えばビデオレコー
ダの動作中および画像強調の信号処理中にフリッカのな
いテレビジョン画像を得ることができる効果を生じる。
最後に、もとの受信したカラーバースト信号とシステム
クロックとの間の周波数差が大きい場合であっても、走
査ライン中の色補正の必要な挿間を行なうことが可能で
ある。
クロックとの間の周波数差が大きい場合であっても、走
査ライン中の色補正の必要な挿間を行なうことが可能で
ある。
[実施例] 以下、添附図面を参照に実施例で説明する。
図示のデジタル信号を処理する回路では各要素回路を接
続しているラインは通常単一の導線として表されている
が多デジットの信号が伝送される(特に並列に伝送され
る)バスであると理解されたい。
続しているラインは通常単一の導線として表されている
が多デジットの信号が伝送される(特に並列に伝送され
る)バスであると理解されたい。
第1のブロック図において、送信され、受信されたテレ
ビジョン信号から周知の方法で導出されたデジタル複合
色信号fは色信号フィルタffに供給され、この色信号フ
ィルタffの出力は計算装置gの色信号入力1に接続され
ている。計算装置gはバースト振幅制御、飽和調整およ
び色調整のために必要な処理動作を行なう。それ故少な
くとも1個の乗算器と1個の加算・減衰器を備えてい
る。計算装置gの色信号出力2は複合信号としてカラー
バースト信号cyおよび色信号crを色復調装置cdの入力に
供給し、この色復調装置cdは2個の標準色差信号B−Y
信号d1およびR−Y信号d2を出力する。それらの信号さ
らに図示しない別の回路に供給されるが、それらはそれ
ぞれまた電子的ギャングスイッチ(以下電子スイッチと
いう)ssの接点を通って第1のバッファ回路p1が前置さ
れたバースト振幅制御回路acの2個の入力に供給され
る。第1のバッファ回路p1においては第1のバーストゲ
ートパルスkによりこのバーストパルスの期間中閉じら
れている接点が開放されるとき2個の信号が蓄積され
る。出力信号であるバースト振幅制御値agは計算装置g
のバースト制御入力3に供給される。
ビジョン信号から周知の方法で導出されたデジタル複合
色信号fは色信号フィルタffに供給され、この色信号フ
ィルタffの出力は計算装置gの色信号入力1に接続され
ている。計算装置gはバースト振幅制御、飽和調整およ
び色調整のために必要な処理動作を行なう。それ故少な
くとも1個の乗算器と1個の加算・減衰器を備えてい
る。計算装置gの色信号出力2は複合信号としてカラー
バースト信号cyおよび色信号crを色復調装置cdの入力に
供給し、この色復調装置cdは2個の標準色差信号B−Y
信号d1およびR−Y信号d2を出力する。それらの信号さ
らに図示しない別の回路に供給されるが、それらはそれ
ぞれまた電子的ギャングスイッチ(以下電子スイッチと
いう)ssの接点を通って第1のバッファ回路p1が前置さ
れたバースト振幅制御回路acの2個の入力に供給され
る。第1のバッファ回路p1においては第1のバーストゲ
ートパルスkによりこのバーストパルスの期間中閉じら
れている接点が開放されるとき2個の信号が蓄積され
る。出力信号であるバースト振幅制御値agは計算装置g
のバースト制御入力3に供給される。
色飽和が制御回路または手動により変化できる飽和調整
信号stは計算装置gの飽和入力4に供給される。
信号stは計算装置gの飽和入力4に供給される。
この発明の特徴によれば、色復調装置cdは位相比較装置
として使用され、カラーバースト信号cyから位相差信号
としてB−Y色差信号d1を出力し、それを第1のゲート
パルスkにより制御される電子スイッチssの接点を介し
てループフィルタsfの入力供給される。ループフィルタ
sfの前段には第2のバッファ回路p2が設けられ、それは
電子スイッチssの接点が開いている間B−Y色差信号d1
のデータ値を蓄積する。ループフィルタsfはまたループ
フィルタクロックcsを供給され、その周波数はシステム
クロックclの周波数よりも低く、例えばシステムクロッ
ク周波数の16分の1である。ループフィルタsfは水平周
波数を阻止し、位相制御処理に重要な低い周波数を通過
させるから、それに使用されるデジタルフィルタはそれ
がシステムクロックclで動作される場合よりはチップ面
積が少ないものが使用できる。
として使用され、カラーバースト信号cyから位相差信号
としてB−Y色差信号d1を出力し、それを第1のゲート
パルスkにより制御される電子スイッチssの接点を介し
てループフィルタsfの入力供給される。ループフィルタ
sfの前段には第2のバッファ回路p2が設けられ、それは
電子スイッチssの接点が開いている間B−Y色差信号d1
のデータ値を蓄積する。ループフィルタsfはまたループ
フィルタクロックcsを供給され、その周波数はシステム
クロックclの周波数よりも低く、例えばシステムクロッ
ク周波数の16分の1である。ループフィルタsfは水平周
波数を阻止し、位相制御処理に重要な低い周波数を通過
させるから、それに使用されるデジタルフィルタはそれ
がシステムクロックclで動作される場合よりはチップ面
積が少ないものが使用できる。
したがってカラーバースト信号cyが色復調装置cdに供給
される時間中B−Y色差信号d1はカラーバースト信号cy
とシステムクロックclとの位相差の指標となる。しかし
ながら、位相差は位相差角度のサイン値として生成され
る。ループフィルタsfの出力はろ波された位相差信号pd
であり、それはこの発明のさらに別の特徴にしたがって
好ましくは微分岐dtを介してデジタル発振器doの累積器
akに供給される。微分器dtの出力は角速度信号vであ
る。位相ロックループに対して微分器dtは比例制御作用
を行なう。もしもろ波された位相差信号pdが累積器akに
直接供給されるならば実際上積分制御作用が行われる。
される時間中B−Y色差信号d1はカラーバースト信号cy
とシステムクロックclとの位相差の指標となる。しかし
ながら、位相差は位相差角度のサイン値として生成され
る。ループフィルタsfの出力はろ波された位相差信号pd
であり、それはこの発明のさらに別の特徴にしたがって
好ましくは微分岐dtを介してデジタル発振器doの累積器
akに供給される。微分器dtの出力は角速度信号vであ
る。位相ロックループに対して微分器dtは比例制御作用
を行なう。もしもろ波された位相差信号pdが累積器akに
直接供給されるならば実際上積分制御作用が行われる。
ろ波された位相差信号pdは正弦波であるから、微分器dt
で微後の角度速度信号vはコサイン波である。その符号
だけは異なるコサイン波形の信号はループフィルタsfが
R−Y色差信号d2に接続される場合に得られる。何故な
らばR−Y色差信号d2は位相差角度のコサイン値に対応
するからである。
で微後の角度速度信号vはコサイン波である。その符号
だけは異なるコサイン波形の信号はループフィルタsfが
R−Y色差信号d2に接続される場合に得られる。何故な
らばR−Y色差信号d2は位相差角度のコサイン値に対応
するからである。
デジタル発振器doは位相(hue)調整装置tと共に色相
調整角wを発生し、その値は位相差にしたがって一定の
減少または増加をする。デジタル発振器doの出力のサイ
ン波信号sおよびコサインcはそれぞれ計算装置gのサ
イン入力5およびコサイン入力6に供給され、またほぼ
一定の回転速度の色相調整角wを発生する。この後者は
もとの受信されたカラーバースト信号cy′およびもとの
受信された色信号cr′に対する前記の補正角である。
調整角wを発生し、その値は位相差にしたがって一定の
減少または増加をする。デジタル発振器doの出力のサイ
ン波信号sおよびコサインcはそれぞれ計算装置gのサ
イン入力5およびコサイン入力6に供給され、またほぼ
一定の回転速度の色相調整角wを発生する。この後者は
もとの受信されたカラーバースト信号cy′およびもとの
受信された色信号cr′に対する前記の補正角である。
上記の制御作用はまたシステムクロックclの周波数が上
述のものよりも広い範囲で変化する場合にも与えられ
る。この周波数は例えば色副搬送波周波数の4倍の±0.
25%以上変化できる。
述のものよりも広い範囲で変化する場合にも与えられ
る。この周波数は例えば色副搬送波周波数の4倍の±0.
25%以上変化できる。
累算器akの出力は加算器adの第1の入力に結合され、そ
の第2の入力には色相調整信号teが供給される。この信
号は伝送路上の伝送時間遅延によって生じる色相誤差の
補正を可能にする。伝送路上の伝送時間遅延は特にNTSC
方式では擾乱され易い。色相調整角wは加算器adにより
出力された合算信号であり、この信号は第1および第2
の読取り専用メモリrs,rcに供給され、それらメモリは
各色相調整角wのサイン波信号sおよびコサイン波信号
cを出力する。
の第2の入力には色相調整信号teが供給される。この信
号は伝送路上の伝送時間遅延によって生じる色相誤差の
補正を可能にする。伝送路上の伝送時間遅延は特にNTSC
方式では擾乱され易い。色相調整角wは加算器adにより
出力された合算信号であり、この信号は第1および第2
の読取り専用メモリrs,rcに供給され、それらメモリは
各色相調整角wのサイン波信号sおよびコサイン波信号
cを出力する。
システムクロックclの瞬間位相はアナログ複合色信号の
デジタル化中のみ信号処理に必要であり、一方他の回路
はシステムクロックclまたはループフィルタクロックcs
により同期されるだけである。このためシステムクロッ
クclは第1および第2図においてただ一つ一般的な矢印
として示されている。
デジタル化中のみ信号処理に必要であり、一方他の回路
はシステムクロックclまたはループフィルタクロックcs
により同期されるだけである。このためシステムクロッ
クclは第1および第2図においてただ一つ一般的な矢印
として示されている。
第2図のブロック図では、デジタル複合色信号fは色信
号フィルタffを通って計算装置gの色信号入力1に供給
される。計算装置gの色信号力2はカラーバースト信号
cyおよび色信号crを複合信号として出力し、色復調装置
cdの入力に結合される。色復調装置cdの出力は2個の標
準色差信号B−Y信号d1およびR−Y信号d2である。そ
れらの信号はカラー処理のためにさらに図示しない別の
回路に供給される。B−Y色差信号d1はまた電子スイッ
チssの接点を通ってバースト振幅制御回路acの一方の入
力およびループフィルタsfの入力に供給される。R−Y
色差信号d2もまた電子スイッチssの接点を通ってバース
ト振幅制御回路acの他方の入力および別の第2のループ
フィルタsr′の入力に供給される。この第2のループフ
ィルタsf′はループフィルタsfと同じ周波数特性および
利得を有し、ループフィルタsfと同様にループフィルタ
クロックcsによりクロックされる。
号フィルタffを通って計算装置gの色信号入力1に供給
される。計算装置gの色信号力2はカラーバースト信号
cyおよび色信号crを複合信号として出力し、色復調装置
cdの入力に結合される。色復調装置cdの出力は2個の標
準色差信号B−Y信号d1およびR−Y信号d2である。そ
れらの信号はカラー処理のためにさらに図示しない別の
回路に供給される。B−Y色差信号d1はまた電子スイッ
チssの接点を通ってバースト振幅制御回路acの一方の入
力およびループフィルタsfの入力に供給される。R−Y
色差信号d2もまた電子スイッチssの接点を通ってバース
ト振幅制御回路acの他方の入力および別の第2のループ
フィルタsr′の入力に供給される。この第2のループフ
ィルタsf′はループフィルタsfと同じ周波数特性および
利得を有し、ループフィルタsfと同様にループフィルタ
クロックcsによりクロックされる。
バースト振幅制御回路acの前段に第1のバッファ回路p1
が配置され、この第1のバッファ回路p1は電子スイッチ
ssの接点が開放されるとき入力データを蓄積する。出力
信号であるバースト振幅制御回路agは計算装置gのバー
スト制御入力3に供給される。ループフィルタsfの前段
には第2のバッファ回路p2が設けられ、第2のループフ
ィルタsf′の前段には第3のバッファ回路p3が設けら
れ、それらはバーストゲートパルスkにより制御される
電子スイッチssの接点が開いている間各入力データを蓄
積する。
が配置され、この第1のバッファ回路p1は電子スイッチ
ssの接点が開放されるとき入力データを蓄積する。出力
信号であるバースト振幅制御回路agは計算装置gのバー
スト制御入力3に供給される。ループフィルタsfの前段
には第2のバッファ回路p2が設けられ、第2のループフ
ィルタsf′の前段には第3のバッファ回路p3が設けら
れ、それらはバーストゲートパルスkにより制御される
電子スイッチssの接点が開いている間各入力データを蓄
積する。
ループフィルタsfにより出力された位相差信号pdは第1
の微分器dsに供給される。微分器dsの出力の角速度信号
vは補助計算装置hgの第1の入力7に供給される。第2
のループフィルタsf′により出力された第2の位相差信
号pd′は第2の微分器ds′に供給される。この微分器d
s′の出力の角速度信号v′は補助計算装置hgの第2の
入力8に供給される。
の微分器dsに供給される。微分器dsの出力の角速度信号
vは補助計算装置hgの第1の入力7に供給される。第2
のループフィルタsf′により出力された第2の位相差信
号pd′は第2の微分器ds′に供給される。この微分器d
s′の出力の角速度信号v′は補助計算装置hgの第2の
入力8に供給される。
ループフィルタsfとループフィルタsf′の2個の出力信
号はまた直接補助計算装置hgに供給されてもよい。色復
調装置cdから補助計算装置hgに供給された信号はサイン
またはコサイン波信号であるから、インターフェイスに
おける信号の交換は符号を除いてはその微分と同じ効果
を有する。
号はまた直接補助計算装置hgに供給されてもよい。色復
調装置cdから補助計算装置hgに供給された信号はサイン
またはコサイン波信号であるから、インターフェイスに
おける信号の交換は符号を除いてはその微分と同じ効果
を有する。
第1図および第2図において位相差値として色復調装置
cdの出力信号を使用することはカラーバースト信号の振
幅が受信した複合色信号の大きさに関係なくバースト振
幅制御回路によって一定レベルに維持されることにより
可能になる。そのため色復調装置cdの出力信号は位相差
角度のサインおよびコサイン値として使用されることが
できる。
cdの出力信号を使用することはカラーバースト信号の振
幅が受信した複合色信号の大きさに関係なくバースト振
幅制御回路によって一定レベルに維持されることにより
可能になる。そのため色復調装置cdの出力信号は位相差
角度のサインおよびコサイン値として使用されることが
できる。
補助計算装置hgは色相誤差の補正のための色相調整信号
teが与えられる場合に必要である。他方、角速度信号v
または位相差信号pdがサイン波信号sとして計算装置g
のサイン入力5に直接供給されることができ、第2の角
速度信号v′または第2の位相差信号pd′がコサイン波
信号cとして計算装置gのコサイン入力6に直接供給さ
れることができる。
teが与えられる場合に必要である。他方、角速度信号v
または位相差信号pdがサイン波信号sとして計算装置g
のサイン入力5に直接供給されることができ、第2の角
速度信号v′または第2の位相差信号pd′がコサイン波
信号cとして計算装置gのコサイン入力6に直接供給さ
れることができる。
第2図において色相調整信号teを供給するために数学的
変換が必要であり、それは補助計算装置hgで行われる直
角座標平面における所定のベクトルの予め定められた角
度だけの回転に対応する。このために色相調整信号teは
サイン成分がtsが補助計算装置hgの第3の入力9に供給
され、コサイン成分tcが補助計算装置hgの第4の入力10
に供給される。
変換が必要であり、それは補助計算装置hgで行われる直
角座標平面における所定のベクトルの予め定められた角
度だけの回転に対応する。このために色相調整信号teは
サイン成分がtsが補助計算装置hgの第3の入力9に供給
され、コサイン成分tcが補助計算装置hgの第4の入力10
に供給される。
サイン成分tsとコサイン成分tcは補助計算装置hg中でそ
れぞれ4分の1象限のサイン値およびコサイン値を含む
第3および第4の読取り専用メモリによって生成するこ
とができる。
れぞれ4分の1象限のサイン値およびコサイン値を含む
第3および第4の読取り専用メモリによって生成するこ
とができる。
演算動作のために、補助計算装置hgは少なくとも1個の
乗算器と1個の加算・減算器とを具備している。補助計
算装置hgのサイン出力11はサイン波信号sを出力し、そ
れは計算装置gのサイン入力5に供給される。補助計算
装置hgのコサイン出力12はコサイン波信号cに出力し、
それは計算装置gのコサイン入力6に供給される。第1
図の実施例と同様に第2図においても計算装置gのサイ
ン入力5およびコサイン入力6はまた色相調整装置tの
入力を形成している。
乗算器と1個の加算・減算器とを具備している。補助計
算装置hgのサイン出力11はサイン波信号sを出力し、そ
れは計算装置gのサイン入力5に供給される。補助計算
装置hgのコサイン出力12はコサイン波信号cに出力し、
それは計算装置gのコサイン入力6に供給される。第1
図の実施例と同様に第2図においても計算装置gのサイ
ン入力5およびコサイン入力6はまた色相調整装置tの
入力を形成している。
補助計算装置hgにおいては、次の計算動作が行われる。
s=v′・tc−v・ts c=v・tc+v′・ts 色信号範囲の帯域幅は輝度範囲の帯域幅よりも小さく、
バースト振幅制御、飽和調整、および色相調整はさらに
小さい帯域幅で行われるから、対応する機能的な分離は
第1図および第2図の計算装置gにおいて適切に行われ
ることができる。大低の場合、飽和調整信号stはバース
ト振幅制御値agと乗算される。この乗算は2個の因数の
変化が非常にゆっくりとしてものであるために直列に行
われることができる。この乗算の結果得られた第1の中
間積はサイン波信号sおよびコサイン波信号cと乗算さ
れ、それぞれ第2および第3の中間積が得られる。それ
らは4個のシステムクロック中に色信号入力1を通って
入力された連続する少なくとも2個の信号がそれぞれ第
2および第3の中間積と乗算されるように設計された乗
算器に供給される。この種の高速乗算器はパイプライン
技術を使用して構成することができる。この乗算結果は
次に加算または減算されて色信号出力2から出力され、
パイプライン技術の使用によって導入された遅延により
付加的に遅延される。
バースト振幅制御、飽和調整、および色相調整はさらに
小さい帯域幅で行われるから、対応する機能的な分離は
第1図および第2図の計算装置gにおいて適切に行われ
ることができる。大低の場合、飽和調整信号stはバース
ト振幅制御値agと乗算される。この乗算は2個の因数の
変化が非常にゆっくりとしてものであるために直列に行
われることができる。この乗算の結果得られた第1の中
間積はサイン波信号sおよびコサイン波信号cと乗算さ
れ、それぞれ第2および第3の中間積が得られる。それ
らは4個のシステムクロック中に色信号入力1を通って
入力された連続する少なくとも2個の信号がそれぞれ第
2および第3の中間積と乗算されるように設計された乗
算器に供給される。この種の高速乗算器はパイプライン
技術を使用して構成することができる。この乗算結果は
次に加算または減算されて色信号出力2から出力され、
パイプライン技術の使用によって導入された遅延により
付加的に遅延される。
計算装置gの動作の理解を容易にするために、計算動作
を連続してサンプリングされた4個の瞬時値c1′,s1′,
c2′,s2′の例によつて機能的に示す。それらの値はそ
れぞれもとの受信されたカラーバースト信号cy′または
もとの受信された色信号cr′のコサインおよびサイン成
分であり、したがって次の順序の送信機で符号された標
準色差信号である。
を連続してサンプリングされた4個の瞬時値c1′,s1′,
c2′,s2′の例によつて機能的に示す。それらの値はそ
れぞれもとの受信されたカラーバースト信号cy′または
もとの受信された色信号cr′のコサインおよびサイン成
分であり、したがって次の順序の送信機で符号された標
準色差信号である。
c1′:(B−Y)′色差信号 s1′:(R−Y)′色差信号 c2′:−(B−Y)′色差信号 s2′:−(B−Y)′色差信号 ここで、色副搬送波の完全な4個のサンプリングされた
1/4期間に応じてs2′=−c1′およびs2′=−s1′であ
る。4クロック期間よりなり、したがつて完全な色副搬
送波期間に相当する計算サイクル中で、計算装置gはそ
の計算装置g内のいわゆるパイプライン技術の使用によ
つて導入された遅延の外に色信号crのサインおよびコサ
イン成分s,cおよび補正角だけ回転されたカラーバース
ト信号cyを計算し、それらを交互に色出力2に出力す
る。2個の成分は次の式で決定される。
1/4期間に応じてs2′=−c1′およびs2′=−s1′であ
る。4クロック期間よりなり、したがつて完全な色副搬
送波期間に相当する計算サイクル中で、計算装置gはそ
の計算装置g内のいわゆるパイプライン技術の使用によ
つて導入された遅延の外に色信号crのサインおよびコサ
イン成分s,cおよび補正角だけ回転されたカラーバース
ト信号cyを計算し、それらを交互に色出力2に出力す
る。2個の成分は次の式で決定される。
s=s1′・ag・st・c−c1・ag・st・s c=c1・ag・st・c+s1・as・st・s 計算装置gに後続する色復調装置cdは本質的にはデマル
チプレクサ回路であり、交互に出力されたサインおよび
コサイン成分s,cを分離してB−Y色差信号d1およびR
−Y色差信号d2を出力する。
チプレクサ回路であり、交互に出力されたサインおよび
コサイン成分s,cを分離してB−Y色差信号d1およびR
−Y色差信号d2を出力する。
第1図はこの発明の色制御回路の1実施例のブロック図
であり、第2図は別の実施例のブロック図である。 ff……色フィルタ、g……計算装置、cd……色復調装
置、ss……電子スイッチ、ac……バースト振幅制御回
路、p1,p2……バッファ回路、sf……ループフィルタ、d
t,ds……微分器、do……デジタル発振器、ak……累計計
算器、チシ……加算減算器、rs,rc……読取り専用メモ
リ、hg……補助計算装置。
であり、第2図は別の実施例のブロック図である。 ff……色フィルタ、g……計算装置、cd……色復調装
置、ss……電子スイッチ、ac……バースト振幅制御回
路、p1,p2……バッファ回路、sf……ループフィルタ、d
t,ds……微分器、do……デジタル発振器、ak……累計計
算器、チシ……加算減算器、rs,rc……読取り専用メモ
リ、hg……補助計算装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラウリン・フライベルガー ドイツ連邦共和国,デー−7833 エンデイ ンゲン・アー・カー,シエーネンベルクシ ユトラーセ 1 (56)参考文献 特開 昭60−51387(JP,A) 特開 昭59−171288(JP,A)
Claims (13)
- 【請求項1】色副搬送波周波数のほぼ4倍の周波数を有
し、アナログ複合色信号のデジタル化のためのサンプリ
ングクロックであるシステムクロックを有し、 乗算器と、加算器と、減算器とを備え、その色信号入力
が色信号フィルタの出力に接続され、色飽和調整信号を
飽和入力に供給されている計算装置と、 前記計算装置の色信号出力に接続され、2個の標準色差
信号、B−Y色差信号およびR−Y色差信号を出力する
色復調装置と、 B−Y色差信号およびR−Y色差信号の2個の色差信号
を供給され、その出力が前記計算装置のバースト制御入
力に接続されているバースト振幅制御回路とを具備して
いるデジタルテレビジョン受像機用色制御回路におい
て、 受信されたカラーバースト信号の周波数および位相をシ
ステムクロックの周波数および位相に対してロックする
位相ロックループを具備し、 この位相ロックループは、 位相比較装置として機能する前記色復調装置と、 この位相比較装置として機能する色復調装置の出力に接
続されてそれにより出力される一方の色差信号を位相差
信号として供給されるループフィルタと、 ループフィルタの出力が供給される累算器と、 入力がこの累算器の出力に接続され、それぞれ第1象限
のサイン値とコサイン値を含み、出力がそれぞれ前記計
算装置のサイン入力とコサイン入力に接続されてそれら
出力が色相調整に使用される第1および第2の読取り専
用メモリと、 これら第1および第2の読取り専用メモリの出力により
位相調整を行う前記計算装置によって構成され、 前記位相ロックループはシステムクロックの周波数の4
分の1に受信されたカラーバースト信号の周波数を調整
し、かつ、受信されたカラーバースト信号の位相を、カ
ラーバースト信号から導出されたB−Y色差信号の位相
がNTSCテレビジョン標準方式の場合には−180度、PALテ
レビジョン標準方式の場合には±135度だけシステムク
ロックによって形成された受像機の基準システムの基準
ゼロ位相に対してシフトされるように制御するように設
定されており、この位相ロックループによって前記計算
装置に供給される信号に基づいて受信されたカラーバー
スト信号の位相角度が補正されることを特徴とするデジ
タルテレビジョン受像機用色制御回路。 - 【請求項2】第1の入力が累算器の出力に接続され、第
2の入力が調整信号を供給される加算器が累算器と2個
の読取り専用メモリとの間に挿入されていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の色制御回路。 - 【請求項3】微分器がループフィルタと累算器の入力と
の間に挿入されていることを特徴とする特許請求の範囲
第1項または第2項記載の色制御回路。 - 【請求項4】計算装置が色信号入力と色信号出力との間
に接続された乗算器を具備し、4システムクロック周期
中に色信号入力を通って入力した2以上の連続した信号
が計算装置中で得られた中間積の一つとそれぞれ乗算さ
れるように構成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項乃至第3項のいずれか1項記載の色制御回
路。 - 【請求項5】システムクロックがシステムに関係する信
号、特に水平周波数の多数倍である信号と同期されるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項のいず
れか1項記載の色制御回路。 - 【請求項6】異なった信号源、特に異なったテレビジョ
ンチャネルによって与えられたスクリーン上の同時画像
表示用の多重表示能力を備えたデジタルテレビジョン受
像機の一部を構成しており、システムクロックが単一信
号源のカラーバースト信号のみ、または単一のシステム
と関係した他の信号のみ、特に水平周波数または定数の
多重倍の周波数の信号のみと同期していることを特徴と
する特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか1項記
載の色制御回路。 - 【請求項7】色副搬送波周波数のほぼ4倍の周波数を有
し、アナログ複合色信号のデジタル化のためのサンプリ
ングクロックであるシステムクロックを有し、 乗算器と、加算器と、減算器とを備え、その色信号入力
が色信号フィルタの出力に接続され、色飽和調整信号を
飽和入力に供給されている計算装置と、 前記計算装置の色信号出力に接続され、2個の標準色差
信号、B−Y色差信号およびR−Y色差信号を出力する
色復調装置と、 B−Y色差信号およびR−Y色差信号の2個の色差信号
を供給され、その出力が前記計算装置のバースト制御入
力に接続されているバースト振幅制御回路とを具備して
いるデジタルテレビジョン受像機用色制御回路におい
て、 受信されたカラーバースト信号の周波数および位相をシ
ステムクロックの周波数および位相に対してロックする
位相ロックループを具備し、 この位相ロックループは、 位相比較装置として機能する前記色復調装置と、 この位相比較装置として機能する色復調装置の出力に接
続されてそれにより出力されるB−Y色差信号およびR
−Y色差信号を位相差信号としてそれぞれ供給される第
1のループフィルタおよびそれと類似している第2のル
ープフィルタと、 第1および第2のループフィルタの出力が第1および第
2の入力に結合され、第3および第4の入力にはそれぞ
れ色相調整信号のサイン成分およびコサイン成分を供給
され、1以上の乗算器と、加算器と、減算器とを具備し
ている補助計算装置と、 前記補助計算装置の第1および第2の出力がはそれぞれ
サイン入力とコサイン入力に結合されてそれにより位相
調整を行う前記計算装置とによって構成され、 前記位相ロックループはシステムクロックの周波数の4
分の1に受信されたカラーバースト信号の周波数を調整
し、かつ、受信されたカラーバースト信号の位相を、カ
ラーバースト信号から導出されたB−Y色差信号の位相
がNTSCテレビジョン標準方式の場合には−180度、PALテ
レビジョン標準方式の場合には±135度だけシステムク
ロックによって形成された受像機の基準システムの基準
ゼロ位相に対してシフトされるように制御するように設
定され、この位相ロックループによって前記計算装置に
供給される信号に基づいて受信されたカラーバースト信
号の位相角度が補正されることを特徴とするデジタルテ
レビジョン受像機用色制御回路。 - 【請求項8】補助計算装置が第1象限のサイン値を保持
する第3の読取り専用メモリと第1象限のコサイン値を
保持する第4の読取り専用メモリとを備えていることを
特徴とする特許請求の範囲第7項記載の色制御回路。 - 【請求項9】第1の微分装置が第1のループフィルタと
補助計算装置の第1の入力との間に挿入され、第2の微
分装置が第2のループフィルタと補助計算装置の第2の
入力との間に挿入されていることを特徴とする特許請求
の範囲第7項または第8項記載の色制御回路。 - 【請求項10】計算装置が色信号入力と色信号出力との
間に乗算器を具備し、4システムクロック周期中に色信
号入力を通って入力した2以上の連続した信号が計算装
置中で得られた中間積の一つとそれぞれ乗算されるよう
に構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第7
項乃至第9項のいずれか1項記載の色制御回路。 - 【請求項11】色位相調整信号が補助計算装置に角度量
として供給され、色相調整信号のサインおよびコサイン
成分がそれぞれ第3および第4の読取り専用メモリによ
って補助計算装置に与えられることを特徴とする特許請
求の範囲第8項記載の色制御回路。 - 【請求項12】システムクロックがシステムに関係する
信号、特に水平周波数の多数倍である信号と同期される
ことを特徴とする特許請求の範囲第7項乃至第11項のい
ずれか1項記載の色制御回路。 - 【請求項13】異なった信号源、特に異なったテレビジ
ョンチャンネルによって与えられたスクリーン上の同時
画像表示用の多重表示能力を備えたデジタルテレビジョ
ン受像機の一部を構成しており、システムクロックが単
一信号源のカラーバースト信号のみ、または単一のシス
テムと関係した他の信号のみ、特に水平周波数または定
数の多重倍の周波数の信号のみと同期していることを特
徴とする特許請求の範囲第7項乃至第12項のいずれか1
項記載の色制御回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP85116236.2 | 1985-12-19 | ||
EP85116236A EP0226649B1 (de) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | Farbartregelschaltung eines digitalen Fernsehempfängers |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62157496A JPS62157496A (ja) | 1987-07-13 |
JPH06101850B2 true JPH06101850B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=8193949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61300192A Expired - Lifetime JPH06101850B2 (ja) | 1985-12-19 | 1986-12-18 | デジタルテレビジョン受像機用色制御回路 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4809059A (ja) |
EP (1) | EP0226649B1 (ja) |
JP (1) | JPH06101850B2 (ja) |
CN (1) | CN1009049B (ja) |
DE (1) | DE3572288D1 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3884597D1 (de) * | 1988-01-21 | 1993-11-04 | Itt Ind Gmbh Deutsche | Digitale farbsignalverarbeitungsschaltung. |
JPH02113792A (ja) * | 1988-10-24 | 1990-04-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ディジタル色復調回路 |
GB2231224B (en) * | 1989-04-20 | 1993-06-02 | Sony Corp | Hue control for colour video systems |
DE4106306A1 (de) * | 1991-02-28 | 1992-09-03 | Broadcast Television Syst | Verfahren zur farbkorrektur eines videosignals |
US5253043A (en) * | 1991-10-24 | 1993-10-12 | Da Vinci Systems, Inc. | Upsampled interpolative processing of digital video signals |
US5249039A (en) * | 1991-11-18 | 1993-09-28 | The Grass Valley Group, Inc. | Chroma key method and apparatus |
JP3523890B2 (ja) * | 1993-07-01 | 2004-04-26 | ソニー株式会社 | クロマ信号復調回路 |
DE4423214C2 (de) * | 1994-07-01 | 1998-02-12 | Harris Corp | Multinorm-Dekoder für Videosignale und Verfahren zum Dekodieren von Videosignalen |
US20080284793A1 (en) * | 2004-04-15 | 2008-11-20 | Young Wayne D | Hue and saturation control module |
US20080055478A1 (en) * | 2004-07-27 | 2008-03-06 | Koninklijke Philips Electronics, N.V. | Maintenance Of Hue In A Saturation-Controlled Color Image |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2854236C2 (de) * | 1978-12-15 | 1982-06-09 | Deutsche Itt Industries Gmbh, 7800 Freiburg | Farbfernsehempfänger mit mindestens teilweise digitaler Signalverarbeitung und mit mindestens einer integrierten Schaltung für das Luminanzsignal und die Chrominanzsignale |
US4482916A (en) * | 1982-07-02 | 1984-11-13 | Rca Corporation | Automatic color control for a digital television receiver |
EP0109974B1 (de) * | 1982-12-01 | 1986-10-29 | Deutsche ITT Industries GmbH | Integrierte Digitalschaltung mit einem Multiplizierer für einen Farbfernsehempfänger mit digitaler Signalverarbeitung |
GB2136247B (en) * | 1983-02-04 | 1986-06-11 | Sony Corp | Digital pal colour television signal demodulators |
JPS6051387A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-22 | Sony Corp | デイジタルカラ−デコ−ダ |
NL8500864A (nl) * | 1985-03-25 | 1986-10-16 | Philips Nv | Digitale chrominantiesignaalverwerkingsschakeling. |
-
1985
- 1985-12-19 EP EP85116236A patent/EP0226649B1/de not_active Expired
- 1985-12-19 DE DE8585116236T patent/DE3572288D1/de not_active Expired
-
1986
- 1986-12-17 CN CN86108545.0A patent/CN1009049B/zh not_active Expired
- 1986-12-18 JP JP61300192A patent/JPH06101850B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1986-12-19 US US06/944,464 patent/US4809059A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4809059A (en) | 1989-02-28 |
EP0226649A1 (de) | 1987-07-01 |
CN1009049B (zh) | 1990-08-01 |
JPS62157496A (ja) | 1987-07-13 |
DE3572288D1 (en) | 1989-09-14 |
EP0226649B1 (de) | 1989-08-09 |
CN86108545A (zh) | 1987-06-17 |
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