JPH0610144Y2 - 消音器 - Google Patents

消音器

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JPH0610144Y2
JPH0610144Y2 JP1988045411U JP4541188U JPH0610144Y2 JP H0610144 Y2 JPH0610144 Y2 JP H0610144Y2 JP 1988045411 U JP1988045411 U JP 1988045411U JP 4541188 U JP4541188 U JP 4541188U JP H0610144 Y2 JPH0610144 Y2 JP H0610144Y2
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JP
Japan
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exhaust
silencer
bottom wall
outlet pipe
pipe
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JP1988045411U
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JPH01149520U (ja
Inventor
浩巳 加藤
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Sango Co Ltd
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Sango Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内燃機関用の消音器に関する。
〔従来技術〕
内燃機関用の消音器においては、その内部に凝縮水がた
まり、消音器が腐食されるという問題がある。
この凝縮水を積極的に排水する方法として、従来第4図
に示す如く、消音器1内の画壁の下端に通水穴2を形成
し、所定の室3において、上端をアウトレットパイプ4
に連設し、下端を室3の底面部に開口したドレンパイプ
5を設け、該ドレンパイプ5における室3内への開口端
に生ずる圧力と、アウトレットパイプ内への開口端に生
ずる圧力との差圧によって、室3内に溜った凝縮水をド
レンパイプ5より揚水してアウトレットパイプ4より器
外へ排水するようにしたものがある。
〔本考案が解決しようとする課題〕
前記の如く、差圧によってドレンパイプ5から揚水する
ものにおいては、そのドレンパイプ5が長いことから、
差圧の少ないエンジン回転の低い状態では、凝縮水の揚
水が十分行なわれない問題がある。また、近時の消音器
においては、排気抵抗が少ないことから、前記の方式で
は前記の差圧があまり高くならず、その排水性が悪化し
ている。
そこで本考案は、差圧を利用することなく、消音器内の
排気流を利用して凝縮水をアウトレットパイプに導入し
て、その排水性を向上すると共に、アウトレットパイプ
の排気導入口での風切り音を発生することを防止する消
音器を提案することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記の課題を解決するために、アウトレットパ
イプの排気導入部を外殻の底壁側へ屈曲してその排気導
入口を底壁に近づけると共に底壁に指向させ、しかもそ
の排気導入口側のパイプ端を外方へ、その端縁が排気流
を切らないようにカールさせたことを特徴とする消音器
である。
〔作用〕
インレットパイプ10より流入した排気は、各室を通り、
アウトレットパイプ11の排気導入口11bよりアウトレッ
トパイプ11内に入り、該パイプ11内を流通して器外へ排
出される。この排気の流れにおいて、排気導入口11cに
入る排気は、排気導入部11aが底壁6a側へ屈曲されてい
ることにより、第2図の矢印Aで示す如く、底壁6aに当
たるように回り込んで排気導入口11bより流入する。し
たがって底壁6aに溜っている凝縮水Wは排気流と共にア
ウトレットパイプ11内へ吸い込まれて器外へ排水され
る。また、排気導入部11aに沿って流れてきた排気流B
は排気導入口11b部のカール部に案内されて、風切り現
象を起こすことなく円滑に排気導入口11b内へ流入す
る。従って、例えば、第3図に示す如く、排気導入口11
b′の端縁11c′がラッパ状に形成されていると、そのエ
ッジ部11dにより風切り現象が発生し、風切り音が発生
するが、前記の如くカール状に形成すると風切り音が発
生しない。
〔実施例〕 次に第1図及び第2図に示す本考案の実施例について説
明する。
6は消音器の外殻で、その内部は画壁7により複数の室
8a,8b,8c,8dに区画されている。該画壁7の下端には
通水穴9が形成されている。10は排気を導入するインレ
ットパイプで、その下流端は第2室8bに開口している。
11は排気用のアウトレットパイプで、その排気導入部11
aは、第4室8d部において外殻6の底壁6a側へ屈曲さ
れ、その排気導入口11bが底壁6aの近くにおいて底壁6a
に指向している。また、該排気導入口11bのパイプ端
は、第2図に示す如く、その端縁11cが排気流を切らな
いように外方へカールされている。また、アウトレット
パイプ11の後流端は器外に開口している。12は各室を連
通するインナパイプである。図中Wは凝縮水を示す。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、凝縮水が排気流によってアウト
レットパイプより器外へ排出させるので、エンジン回転
が低い場合や消音器室内の差圧が小さい消音器であって
も十分凝縮水を器外へ排出することができる。そのた
め、凝縮水による消音器の腐食を防止し、耐久性の高い
消音器を提案できる。しかも、アウトレットパイプにお
ける排気導入口部において風切り音が発生しないので、
消音器での騒音を減少できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側断面図、第2図はアウ
トレットパイプの排気導入部の拡大断面図、第3図は説
明用の断面図、第4図は従来構造の側断面図である。 6……外殻、6a……底壁、11……アウトレットパイプ、
11a……排気導入部、11b……排気導入口、11c……端縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アウトレットパイプの排気導入部を外殻の
    底壁側へ屈曲してその排気導入口を底壁に近づけると共
    に底壁に指向させ、しかもその排気導入口側のパイプ端
    を外方へ、その端縁が排気流を切らないようにカールさ
    せたことを特徴とする消音器。
JP1988045411U 1988-04-04 1988-04-04 消音器 Expired - Lifetime JPH0610144Y2 (ja)

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JP1988045411U JPH0610144Y2 (ja) 1988-04-04 1988-04-04 消音器

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JP1988045411U JPH0610144Y2 (ja) 1988-04-04 1988-04-04 消音器

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JPH01149520U JPH01149520U (ja) 1989-10-17
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US9228475B2 (en) * 2011-09-05 2016-01-05 Honda Motor Co., Ltd. Exhaust silencing device

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JPH01149520U (ja) 1989-10-17

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