JPH06101333A - Ｐｃ部材の製作方法 - Google Patents
Ｐｃ部材の製作方法Info
- Publication number
- JPH06101333A JPH06101333A JP27523892A JP27523892A JPH06101333A JP H06101333 A JPH06101333 A JP H06101333A JP 27523892 A JP27523892 A JP 27523892A JP 27523892 A JP27523892 A JP 27523892A JP H06101333 A JPH06101333 A JP H06101333A
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- Japan
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- manufacturing
- mold
- concrete
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 少ない部材点数の型枠部材で、しかも少スペ
ースで多くの製品を得ることができる。 【構成】 ベース型枠１上に側型枠２，３を間隔を存し
て立設し、これらベース型枠１と左右の側型枠２，３と
で囲まれる内部に配筋し、コンクリートを打設して製品
を得るＰＣ部材の製作方法において、側型枠２，３はそ
のいずれか一方または両方をベース型枠１上を横移動可
能なものとし、第１番目のＰＣ部材を製作後、側型枠２
または３を横移動し、この第１番目のＰＣ部材を一方の
側型枠代わりにしてその側部に剥離材を配置し、これに
対向する側型枠との間に配筋し、コンクリートを打設し
て第２番目の製品を得る。
ースで多くの製品を得ることができる。 【構成】 ベース型枠１上に側型枠２，３を間隔を存し
て立設し、これらベース型枠１と左右の側型枠２，３と
で囲まれる内部に配筋し、コンクリートを打設して製品
を得るＰＣ部材の製作方法において、側型枠２，３はそ
のいずれか一方または両方をベース型枠１上を横移動可
能なものとし、第１番目のＰＣ部材を製作後、側型枠２
または３を横移動し、この第１番目のＰＣ部材を一方の
側型枠代わりにしてその側部に剥離材を配置し、これに
対向する側型枠との間に配筋し、コンクリートを打設し
て第２番目の製品を得る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建築分野におけるＰＣ
（プレキャストコンクリート）梁等のＰＣ部材を製作ヤ
ードで製作するＰＣ部材の製作方法に関するものであ
る。
（プレキャストコンクリート）梁等のＰＣ部材を製作ヤ
ードで製作するＰＣ部材の製作方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】ＰＣ（プレキャストコンクリート）梁を
例に取ると、図６に示すようにベース型枠１上に側型枠
２，３を梁幅に合わせた間隔で立設する。このようにす
ると、ベース型枠１と左右の側型枠２，３とでチャンネ
ル状の型枠が組まれるわけであるが、その内部に鉄筋４
を配筋し、コンクリート５を打設して製品であるＰＣ梁
を得る。
例に取ると、図６に示すようにベース型枠１上に側型枠
２，３を梁幅に合わせた間隔で立設する。このようにす
ると、ベース型枠１と左右の側型枠２，３とでチャンネ
ル状の型枠が組まれるわけであるが、その内部に鉄筋４
を配筋し、コンクリート５を打設して製品であるＰＣ梁
を得る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のＰＣ
部材の製作方法では、２個以上のＰＣ部材を製作するに
は、各ＰＣ部材ごとにベース型枠１と左右の側型枠２，
３とを１セットとして、個別に型枠を組んで行ってい
た。
部材の製作方法では、２個以上のＰＣ部材を製作するに
は、各ＰＣ部材ごとにベース型枠１と左右の側型枠２，
３とを１セットとして、個別に型枠を組んで行ってい
た。
【０００４】その結果、製作台数分のセット型枠が必要
となり、多くの型枠部材や設置スペースを必要とする。
となり、多くの型枠部材や設置スペースを必要とする。
【０００５】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、少ない部材点数の型枠部材で、しかも少スペースで
多くの製品を得ることができるＰＣ部材の製作方法を提
供することにある。
し、少ない部材点数の型枠部材で、しかも少スペースで
多くの製品を得ることができるＰＣ部材の製作方法を提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、ベース型枠上に側型枠を間隔を存して立設
し、これらベース型枠と左右の側型枠とで囲まれる内部
に配筋し、コンクリートを打設して製品を得るＰＣ部材
の製作方法において、側型枠はベース型枠上を横移動可
能なものとし、第１番目のＰＣ部材を製作後、側型枠を
横移動し、この第１番目のＰＣ部材を一方の側型枠代わ
りにしてその側部に剥離材を配置し、これに対向する側
型枠との間に配筋し、コンクリートを打設して第２番目
の製品を得ること、さらに同様の工程で、側型枠を横移
動し、第３番目以下の製品を得ることを要旨とするもの
である。
するため、ベース型枠上に側型枠を間隔を存して立設
し、これらベース型枠と左右の側型枠とで囲まれる内部
に配筋し、コンクリートを打設して製品を得るＰＣ部材
の製作方法において、側型枠はベース型枠上を横移動可
能なものとし、第１番目のＰＣ部材を製作後、側型枠を
横移動し、この第１番目のＰＣ部材を一方の側型枠代わ
りにしてその側部に剥離材を配置し、これに対向する側
型枠との間に配筋し、コンクリートを打設して第２番目
の製品を得ること、さらに同様の工程で、側型枠を横移
動し、第３番目以下の製品を得ることを要旨とするもの
である。
【０００７】
【作用】本発明によれば、先に製作したＰＣ部材を一方
の側型枠代わりにして、次のＰＣ部材を製作するもので
あるから、複数のＰＣ部材を製作するに際しても、型枠
はベース型枠と左右の側型枠の１セット分ですむ。
の側型枠代わりにして、次のＰＣ部材を製作するもので
あるから、複数のＰＣ部材を製作するに際しても、型枠
はベース型枠と左右の側型枠の１セット分ですむ。
【０００８】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図１〜図３は本発明のＰＣ部材の製作方法の
第１実施例を示す各工程の側面図である。
説明する。図１〜図３は本発明のＰＣ部材の製作方法の
第１実施例を示す各工程の側面図である。
【０００９】従来と同じく、ベース型枠１上に側型枠
２，３を梁幅に合わせた間隔で立設し、ベース型枠１と
左右の側型枠２，３とで囲まれる内部に鉄筋を配筋し、
コンクリートを打設して製品である第１のＰＣ部材ａ1
を得る点は前記図６に示した従来例と同じである。
２，３を梁幅に合わせた間隔で立設し、ベース型枠１と
左右の側型枠２，３とで囲まれる内部に鉄筋を配筋し、
コンクリートを打設して製品である第１のＰＣ部材ａ1
を得る点は前記図６に示した従来例と同じである。
【００１０】本発明は、前記側型枠２，３のうち、いず
れか一方、もしくは両方をベース型枠１上を横移動可能
なものとした。そして、図２に示すように、第１のＰＣ
部材ａ1 が完成後、側型枠３を横移動し、この第１のＰ
Ｃ部材ａ1 の側部にビニールシート等による剥離材６を
配置し、該第１のＰＣ部材ａ1 を一方の側型枠代わりに
して移動後の側型枠３との間に配筋し、コンクリートを
打設して製品である第２のＰＣ部材ａ2 を得る。この場
合、コンクリートは早強コンクリートを使用すれば、第
１のＰＣ部材ａ1 のコンクリート打設後比較的早い時期
に第２のＰＣ部材ａ2 のコンクリート打設が可能とな
る。
れか一方、もしくは両方をベース型枠１上を横移動可能
なものとした。そして、図２に示すように、第１のＰＣ
部材ａ1 が完成後、側型枠３を横移動し、この第１のＰ
Ｃ部材ａ1 の側部にビニールシート等による剥離材６を
配置し、該第１のＰＣ部材ａ1 を一方の側型枠代わりに
して移動後の側型枠３との間に配筋し、コンクリートを
打設して製品である第２のＰＣ部材ａ2 を得る。この場
合、コンクリートは早強コンクリートを使用すれば、第
１のＰＣ部材ａ1 のコンクリート打設後比較的早い時期
に第２のＰＣ部材ａ2 のコンクリート打設が可能とな
る。
【００１１】さらに、図３に示すように第２のＰＣ部材
ａ2 の完成後、同様に側型枠３を横移動し、この第２の
ＰＣ部材ａ2 の側部にビニールシート等による剥離材６
を配置し、該第２のＰＣ部材ａ2 を一方の側型枠代わり
にして移動後の側型枠３との間に配筋し、コンクリート
を打設して製品である第３のＰＣ部材ａ3 を得る。
ａ2 の完成後、同様に側型枠３を横移動し、この第２の
ＰＣ部材ａ2 の側部にビニールシート等による剥離材６
を配置し、該第２のＰＣ部材ａ2 を一方の側型枠代わり
にして移動後の側型枠３との間に配筋し、コンクリート
を打設して製品である第３のＰＣ部材ａ3 を得る。
【００１２】以下、図示は省略するが、同様に第４のＰ
Ｃ部材ａ4 〜第Ｎ番目のＰＣ部材ａn を得る。
Ｃ部材ａ4 〜第Ｎ番目のＰＣ部材ａn を得る。
【００１３】図４、図５は本発明の第２実施例を示すも
ので、第１工程としては、前記図１に示すようにベース
型枠１上に側型枠２，３を梁幅に合わせた間隔で立設
し、ベース型枠１と左右の側型枠２，３とで囲まれる内
部に鉄筋を配筋し、コンクリートを打設して製品である
第１のＰＣ部材ａ1 を得る。
ので、第１工程としては、前記図１に示すようにベース
型枠１上に側型枠２，３を梁幅に合わせた間隔で立設
し、ベース型枠１と左右の側型枠２，３とで囲まれる内
部に鉄筋を配筋し、コンクリートを打設して製品である
第１のＰＣ部材ａ1 を得る。
【００１４】そして、第１のＰＣ部材ａ1 が完成後、側
型枠２，３を横移動し、この第１のＰＣ部材ａ1 の左右
両側部にビニールシート等による剥離材６を配置し、該
第１のＰＣ部材ａ1 を側型枠代わりにして移動後の側型
枠２および３との間に配筋し、コンクリートを打設して
製品である第２のＰＣ部材ａ2 ，第３のＰＣ部材ａ3を
同時に得るようにした。
型枠２，３を横移動し、この第１のＰＣ部材ａ1 の左右
両側部にビニールシート等による剥離材６を配置し、該
第１のＰＣ部材ａ1 を側型枠代わりにして移動後の側型
枠２および３との間に配筋し、コンクリートを打設して
製品である第２のＰＣ部材ａ2 ，第３のＰＣ部材ａ3を
同時に得るようにした。
【００１５】以下、同様に側型枠２，３を横移動し、第
２のＰＣ部材ａ2 ，第３のＰＣ部材ａ3 を側型枠代わり
にして第４のＰＣ部材ａ4 ，第５のＰＣ部材ａ5 を同時
に得るものとする。
２のＰＣ部材ａ2 ，第３のＰＣ部材ａ3 を側型枠代わり
にして第４のＰＣ部材ａ4 ，第５のＰＣ部材ａ5 を同時
に得るものとする。
【００１６】なお、前記ＰＣ部材としてはＰＣ梁の他に
ＰＣ壁その他の部材の製作にも本発明は、適用できる。
ＰＣ壁その他の部材の製作にも本発明は、適用できる。
【００１７】
【発明の効果】以上述べたように本発明のＰＣ部材の製
作方法は、少ない部材点数の型枠部材ですみ、しかも少
スペースで多くの製品を得ることができるものである。
作方法は、少ない部材点数の型枠部材ですみ、しかも少
スペースで多くの製品を得ることができるものである。
【図１】本発明のＰＣ部材の製作方法の１実施例を示す
第１工程の側面図である。
第１工程の側面図である。
【図２】本発明のＰＣ部材の製作方法の１実施例を示す
第２工程の側面図である。
第２工程の側面図である。
【図３】本発明のＰＣ部材の製作方法の１実施例を示す
第３工程の側面図である。
第３工程の側面図である。
【図４】本発明のＰＣ部材の製作方法の他の実施例を示
す第２工程の側面図である。
す第２工程の側面図である。
【図５】本発明のＰＣ部材の製作方法の他の実施例を示
す第３工程の側面図である。
す第３工程の側面図である。
【図６】従来例を示す側面図である。
１…ベース型枠 ２，３…側型枠 ４…鉄筋 ５…コンクリート ６…剥離材
Claims (2)
- 【請求項１】 ベース型枠上に側型枠を間隔を存して立
設し、これらベース型枠と左右の側型枠とで囲まれる内
部に配筋し、コンクリートを打設して製品を得るＰＣ部
材の製作方法において、側型枠はベース型枠上を横移動
可能なものとし、第１番目のＰＣ部材を製作後、側型枠
を横移動し、この第１番目のＰＣ部材を一方の側型枠代
わりにしてその側部に剥離材を配置し、これに対向する
側型枠との間に配筋し、コンクリートを打設して第２番
目の製品を得ることを特徴とするＰＣ部材の製作方法。 - 【請求項２】 ベース型枠上に側型枠を間隔を存して立
設し、これらベース型枠と左右の側型枠とで囲まれる内
部に配筋し、コンクリートを打設して製品を得るＰＣ部
材の製作方法において、側型枠はベース型枠上を横移動
可能なものとし、第１番目のＰＣ部材を製作後、側型枠
を横移動し、この第１番目のＰＣ部材を一方の側型枠代
わりにしてその側部に剥離材を配置し、これに対向する
側型枠との間に配筋し、コンクリートを打設して第２番
目の製品を得、さらに同様の工程で、側型枠を横移動
し、第３番目以下の製品を得ることを特徴とするＰＣ部
材の製作方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27523892A JPH06101333A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | Ｐｃ部材の製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27523892A JPH06101333A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | Ｐｃ部材の製作方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06101333A true JPH06101333A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17552625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27523892A Pending JPH06101333A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | Ｐｃ部材の製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06101333A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51107323A (en) * | 1975-03-17 | 1976-09-22 | Nobuhiko Kimura | pc tankuyokonkuriitopaneruno seizohoho |
| JPS5420027A (en) * | 1977-07-15 | 1979-02-15 | Ishikawajima Harima Heavy Ind | Method of making precast concrete block |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP27523892A patent/JPH06101333A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51107323A (en) * | 1975-03-17 | 1976-09-22 | Nobuhiko Kimura | pc tankuyokonkuriitopaneruno seizohoho |
| JPS5420027A (en) * | 1977-07-15 | 1979-02-15 | Ishikawajima Harima Heavy Ind | Method of making precast concrete block |
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