JPH06101220B2 - Pcm信号の記録装置 - Google Patents

Pcm信号の記録装置

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JPH06101220B2
JPH06101220B2 JP29928486A JP29928486A JPH06101220B2 JP H06101220 B2 JPH06101220 B2 JP H06101220B2 JP 29928486 A JP29928486 A JP 29928486A JP 29928486 A JP29928486 A JP 29928486A JP H06101220 B2 JPH06101220 B2 JP H06101220B2
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 D発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段 F作用 G実施例 G1回転ヘッド装置の説明 (第2図、第3図、第5図) G2記録装置の説明 G2-1インデックスデータのみの書き換えを行なう場合 (第1図、第2図、第3図、第4図) G2-2PCMデータもともに書き換える場合 (第5図、第6図、第7図) H発明の効果 A産業上の利用分野 この発明はPCM信号とこれに関連する情報のコーディン
グデータとを回転ヘッドによって別個の領域に記録する
ようにするPCM信号の記録装置に関する。
B発明の概要 この発明は、PCM信号及びコーディングデータ記録用の
回転ヘッドの他に、この回転ヘッドに先行する回転ヘッ
ドを設け、この回転ヘッドを先読み(再生)用として用
いることによりコーティングデータの一部及び全部の書
き換えを行なうことができるようにしたものである。
C従来の技術 8ミリビデオの場合、第8図に示すように、互いに180
°の角間隔隔ててドラム(1)の周面より若干突出する
状態で取り付けられ、作動ギャップのアジマス角が互い
に異なるようにされた2個の回転ヘッドHA、HBが、ドラ
ム(1)の周面に対して221°の角範囲にわたって巡ら
され、一定速度で矢印(3T)の方向に移送されるテープ
(2)上を斜めに交互に走査することにより第9図に示
すように記録トラック(4A)(4B)を順次形成して映像
信号及び音声信号を記録する。
第10図は8ミリビデオのトラックフォーマットを示す。
すなわち、回転角221°分のトラックは、回転ヘッドH
A、HBがテープ(2)に当接し始める先端部から36°分
は音声PCM信号記録領域AP、その後の185°分は映像信号
記録領域AVとされる。そして、PCM信号記録領域APの始
めの5°分はヘッド突入部で、その前半の2.94°は走査
開始区間(21)、後半の2.06°(映像信号の3H(1Hは1
水平期間分に相当))の期間は後続するPCMデータに同
期するクロックランインの部分となるプリアンブル部
(22)とされる。このプリアンブル部(22)に続いて時
間軸圧縮された音声信号のPCMデータの記録エリア(2
3)が26.32°にわたって設けられる。このPCMデータの
記録エリア(23)に続く2.06°(3H)の期間はアフター
レコーディング時の記録位置ずれ等に対するバックマー
ジンとなるポストアンブル部(24)とされ、その後の2.
62°は映像信号部とPCMデータ部とのガード区間(25)
とされる。そしてこのガード区間(25)に続いて1フィ
ールド分の映像信号の記録エリア(26)が180°にわた
って設けられる。さらにその後の5°分は走査終了区間
(27)とされている。この場合、記録エリア(23)のPC
Mデータは1フィールド期間分の音声データとこの音声
データに関連するインデックスデータとが渾然としてイ
ンターリーブ等されてエンコードされたものである。イ
ンデックスデータは各種のデータ、例えば記録年月日、
絶対番地、プログラム番号、時間情報(いわゆるタイム
コードとなる)をコーディングしたもので、これを再生
時の頭出しや編集などに利用できる。
しかし、このインデックスデータは上記のように音声デ
ータと渾然としてインターブされ、エンコードされたも
のであるため、PCMデータをデインターリーブし、デコ
ードしないと取り出すことができない。このため、頭出
しや編集用に用いるときにその処理時間が長くなってし
まう。
また、サーチ再生時には、テープ(2)が記録時の例え
ば30倍の速度で走行するので、回転ヘッドは記録エリア
(23)を斜めに横切って走査することになり、このため
インデックスデータを正しく再生することが困難であっ
た。
そこで、PCM信号記録領域APのポストアンブル区間(2
4)にPCMデータ中のインデックスデータと同様の内容の
インデックスデータを記録することが考えられている
(特願昭60-159736号、特願昭61-266159号等参照)。
第11図はこのポストアンブル区間(24)のインデックス
データを説明するためのもので、同図A、Bに示すよう
に、3Hの区間(24)は前半の1.5H区間(241)と、後半
の1.5H区間(242)とに分割し、区間(241)はPCMデー
タに対するポストアンブル信号を記録する区間とし、区
間(242)はインデックスデータを記録再生する区間と
する。そして、同図Cに示すように、区間(242)は、
さらに、その先端から0.5Hの区間はインデックスデータ
に対するプリアンブル信号の区間とし、残る1Hの区間を
コーディングしたインデックスデータCDIXの区間とす
る。
この場合、コーディングインデックスデータCDIXは、同
図Dに示すようにブロックBLK1〜BLK6及び予備ブロック
BAUXの7ブロックに分割され、ブロックBLK1〜BLK6のそ
れぞれは、3ビットのブロックヘッダと、それぞれ8ビ
ットのIDコードID0〜ID4と、これらIDコードのエラー検
出用コードとしてのCRCコードからなる。
この場合、IDコードID0〜ID4はPCMデータ記録エリア(2
3)に記録されるIDコードID0〜ID4と同一のものであ
り、テープ(2)上の絶対位置記録内容の各カットにお
けるカット番号、記録の行われた年月日及び時分秒など
の情報である。
なお、このインデックスデータCDIXは、エリア(23)の
PCMデータと同様に、“0"のときは2.9MHz、“1"のとき
は5.8MHzとなるバイフェーズマーク信号に変換されてか
らテープ(2)に記録される。
このようにインデックスデータCDIXをPCMデータとは別
の領域に記録するようにすれば、この区間(24)をヘッ
ドが走査して再生できればインデックスデータを即座に
得ることができる。30倍速のサーチ再生時においても区
間(242)が1.5Hと短いことからして、回転ヘッドはイ
ンデックスデータを確実に再生できる。また、PCMデー
タとは別の領域であるからインデックスデータだけを単
独に後から記録トラック中の区間(24)に対して打ち込
み記録することが容易にできる。
D発明が解決しようとする問題点 ところで、PCM音声のアフターレコーディング時、PCMデ
ータに含まれるインデックスデータのアフターレコーデ
ィング時、さらにはコーディングインデックスデータCD
IXのアフターレコーディング時、前にテープ上に記録さ
れている内容を従来は記録と同時に知ることはできなか
った。ところで、インデックスデータCDIXが既に記録さ
れているテープに対し、その特定の番地位置のインデッ
クスデータの一部内容を書き換えたり、また、そのすべ
てを新たなデータで書き換えたりする要求は多々ある。
この場合には、コーディングインデックスデータCDIXを
再生しデコードしてその内容を知って、その後そのデー
タを書き換える必要がある。ところが従来は回転ヘッド
HA、HBで再生してデコードした時点では、回転ヘッドH
A、HBはそのインデックスデータ位置を行きすぎた位置
となり、そのままでは上記のような書き換え記録するこ
とはできなかった。
この発明はこの欠点を改善したものである。
E問題点を解決するための手段 この発明においては、第1の回転ヘッドにより記録媒体
上に斜めのトラックとして、PCM信号と、このPCM信号に
関連した情報のコーディングデータとを領域的に分離し
て記録する装置において、第1の回転ヘッドに先行する
先読み用の第2の回転ヘッドと、この第2の回転ヘッド
の再生出力から再生コーディングデータを抽出する手段
と、この再生コーディングデータをデコードする手段
と、このデコード出力と新たな情報とを混合し、混合し
た出力をコーディングデータにエンコードする手段と、
エンコードしたデータを再生コーディングデータのもと
の記録位置に上記第1の回転ヘッドによって再記録する
手段とを設ける。
F作用 第2の回転ヘッドが第1の回転ヘッドに先立って記録媒
体上を走査し、抽出手段より再生コーディングデータが
予め取り出される。そして、それがデコード手段でデコ
ードされその内容が確認される。このデコードされた再
生情報と新情報とが混合され、再生情報の一部情報が新
情報で置き換えられ又は再生情報の全部が新情報で置き
換えられ、それが再びエンコード手段によりエンコード
され、第1の回転ヘッドにより、第2の回転ヘッドによ
り予め再生されたコーディングデータの記録位置に再記
録される。
以上により、コーディングデータの一部又は全部書き換
えがなされるものである。
G実施例 この発明の一実施例を上述した8ミリビデオの場合を例
にとって説明する。
G1回転ヘッド装置の説明 第2図は以下に説明する実施例の回転ヘッドの回転面に
垂直な方向から見た図で、HA及びHBは前述した映像信
号、PCM信号及びインデックス信号CDIXの記録再生用の
回転ヘッドである。HA′はヘッドHAと同じアジマス角を
有し、ヘッドHAに先行してテープ上を走査するように配
置された先読み用回転ヘッド、HB′はヘッドHBと同じア
ジマス角を有し、ヘッドHBに先行してテープ上を走査す
るように配置された先読み用回転ヘッドで、両ヘッドH
A′及びHB′は互いに180°異ならされて配置されてい
る。
ヘッドHA′及びHB′を、ヘッドHA及びHBに対し、どれだ
け先行させるかは用途による。
すなわち、インデックスデータのみを書き換える場合で
あれば、インデックスデータCDIXをデコードし、新たな
データと混合してエンコードするだけの時間To分以上の
時間分、ヘッドHA′、HB′をヘッドHA、HBに対しそれぞ
れ先行させる。第3図はこのためのヘッド配列の一例の
説明図で、この場合は、先行時間は比較的短かくてよい
のでヘッドHA′及びHB′は、ヘッドHA及びHBと同じ回転
面上で回転し、回転角間隔θ1だけ先行して配される。
ここで、ヘッドの角速度をωとすれば、ωToθ1の関
係に選定されている。
一方、インデックスデータとともにPCM信号も書き換え
るときは、PCM信号のデコード、エンコード処理には少
なくとも1フレーム期間分必要である。このため、この
場合には、回転ヘッドHA′及びHB′は、回転ヘッドHA及
びHBに対し、テープ上において、少なくとも2トラック
先行する位置を走査するように配される必要がある。第
5図はこの場合のヘッド配列の一例で、回転ヘッドHA′
及びHB′は、回転ヘッドHA及びHBに対し、その回転方向
に直交する方向にトラック幅の2倍の距離dだけずらさ
れて配される。そして、さらに、図の例では回転方向に
もθ2(≧0)の回転角間隔だけ先行するように配され
る。
この場合、ヘッドHAとHA′、ヘッドHBとHB′とのシール
ドが良好に行なわれるのであれば、θ2=0でもよい。
G2記録装置の説明 G2-1インデックスデータのみの書き換えを行なう場合 第1図は記録済みテープに対し、インデックスデータの
みの書き換えを行なう場合の記録装置の一例で、回転ヘ
ッドHA、HA′、HB、HB′は第3図のように配設されてい
る場合である。
第1図において、(31A)及び(31B)は記録再生切換ス
イッチ回路で、マイクロコンピュータを内蔵するシスコ
ン(100)よりの記録再生切換信号SMがこれに供給さ
れ、記録時はR側、再生時はP側に切り換えられる。
(32)及び(33)はヘッド切換スイッチ回路で、切換信
号RFSWにより図の状態とその逆の状態とに1/2回転期間
(1フィールド)毎に交互に切り換えられる。
切換信号RFSWは、パルス発生器(41)よりの回転ヘッド
HA及びHBの絶対回転位相を示す30HzのパルスPGが切換信
号形成回路(42)に供給されてデューティ50%の矩形波
信号として得られる。なお、この切換信号RFSWはPCMオ
ーディオ信号処理回路(60)に供給されて、これにおい
てPCM信号記録領域を示すPCMエリア信号が形成され、こ
のPCMオーディオ信号処理回路(60)においてはこのPCM
エリア信号によって指定された期間でRAMよりのPCMデー
タの読み出し及び書き込みがなされる。
先ず、記録時について説明する。
すなわち、入力端子(51)を通じた入力ビデオ信号は映
像信号処理回路(50)に供給されて処理され、その出力
がスイッチ回路(32)に供給される。
このスイッチ回路(32)は切換信号RFSWにより回転ヘッ
ドの1/2回転ごとに切り換えられるが、回転ヘッドHA及
びHBにはパルス信号PGを基準位相としてドラム位相サー
ボがかけられて、前述した第9図の領域AVをヘッドHAが
走査するとき、記録アンプ(34A)を通じ、スイッチ回
路(31A)を通じて記録映像信号がこのヘッドHAに供給
されてトラック(4A)のこの領域AVに記録される。同様
にして、ヘッドHBが領域AV上を走査するとき記録アンプ
(34A)を通じ、スイッチ回路(31B)を通じて記録ビデ
オ信号がこのヘッドHBに供給されて、トラック(4B)の
領域AVに記録される。
また、入力端子(61L)及び(61R)を通じて左及び右チ
ャンネルの音声信号がPCMオーディオ信号処理回路(6
0)に供給され、これにおいてPCMデータにされる。
すなわち、音声信号はデジタル化され、そのデジタル信
号の1フィールド分毎に132ブロックに分割され、誤り
訂正符号であるPパリティ及びQパリティが生成される
とともに各ブロックについてCRCコードが生成される。
そして、1フィールド分のデータが約1/5に時間圧縮さ
れるとともに各ブロックについてブロック同期信号SYNC
及びブロックアドレス信号ADRSが付加され、これが、切
り換え信号RFSWに基づいて形成されたPCMエリア信号の
期間で読み出される。1ブロックは3ビットのブロック
同期信号SYNCと、8ビットのブロックアドレスワードAD
RSと、誤り訂正用のパリティワードP及びQと、8ワー
ドのオーディオデータワードW0〜W7と誤り検出用の16ビ
ットのCRCコードとからなっている、CRCコードはアドレ
スワードADRSからデータワードW7までに対して生成され
ている。
そして、この読み出されたPCMデータ“1"は5.8MHzの信
号に、データ“0"は2.9MHzの信号に、それぞれ変調され
る。この変調された信号は後述するスイッチ回路(35)
を介してスイッチ回路(32)に供給され、切換信号RFSW
による切換により、ヘッドHAによって第9図においてト
ラック(4A)の領域APに、ヘッドHBによってトラック
(4B)の領域APに、それぞれが記録される。
このとき、領域APのポストアンブル区間(24)の後半の
区間(242)には、コーディングインデックスデータCDI
Xが記録される。すなわち、記録年月日、絶対番地、時
間情報等のインデックス情報は入力端子(71)を通じて
混合回路(72)に供給される。この混合回路(72)には
シスコン(100)よりコントロール信号が供給され、通
常記録時は、入力端子(71)よりのインデックス情報が
そのままこの混合回路(72)より得られる。そして、こ
の混合回路(72)よりのインデックス情報はインデック
スエンコーダ(73)に供給されて第11図に示したような
コーディングデータCDIXに変換される。このコーディン
グインデックスデータCDIXはスイッチ回路(35)に供給
される。一方、切換信号形成回路(42)からの切換信号
RFSWがゲート信号形成回路(74)に供給されるとともに
シスコン(100)よりのコントロール信号がこのゲート
信号形成回路(74)に供給され、これよりポストアンブ
ルの区間(24)において「1」となる切換信号が得られ
これがスイッチ回路(35)に供給されて、区間(24)に
おいてはスイッチ回路(35)がインデックスエンコーダ
(73)側に切換えられる。したがって、PCMエリアAPの
区間(24)にはコーディングインデックスデータCDIXが
記録されるものである。
次に再生時について説明するに、この再生時において
も、信号PGを基準にしたドラム位相サーボがかけられて
いる。
8ミリビデオの場合、図示しなかったが、いわゆる4周
波のパイロット信号がトラック(4A)(4B)に対して循
環的に記録されているので、この4周波のパイロット信
号が用いられてこの再生時においてはトラッキングサー
ボがかけられている。
この再生時においてはヘッドHA及びHBよりの再生信号出
力がそれぞれ再生アンプ(36A)及び(36B)を介してス
イッチ回路(33)に供給され、このスイッチ回路(33)
が切換信号RFSWにより切り換えられることによって、領
域AVよりのビデオ信号は映像信号処理回路(50)に、領
域APのPCMデータはPCM信号処理回路(60)に、それぞれ
供給される。
そして、映像信号処理回路(50)では映像信号が復調さ
れて出力端子(52)に導出される。
一方、PCM信号処理回路(60)では、再生PCM信号は前述
のように変調されている「1」「0」のデータが復調さ
れ、誤り検出、誤り訂正等がなされた後、左、右チャン
ネルのアナログ音声信号に戻され、これが出力端子(62
L)及び(62R)に導出される。
スイッチ回路(33)よりの信号は、また、ゲート回路
(75)に供給される。一方、このゲート回路(75)にゲ
ート信号形成回路(74)よりのゲート信号が供給され
て、これよりプリアンブル区間(24)のコーディングイ
ンデックスデータCDIXが得られ、これがインデックスデ
コーダ(76)に供給されて、インデックスデータがデコ
ードされ、出力端子(76)に導出される。
次にインデックスデータCDIXの書き換えについて説明す
る。
第4図はこの場合のタイムチャートで、同図Gはヘッド
切換信号RFSWである。この場合、シスコン(100)から
スイッチ回路(31A)及び(31B)に供給される記録再生
モード信号SM(第4図H)は、ヘッドHA、HBが記録トラ
ック(4A)(4B)上の区間(24)を走査するとき記録モ
ードとなり、他のときは再生モードとなるような信号と
される。
そして、先読み用ヘッドHA′及びHB′の出力SA及びSB
(第4図A及びB)はそれぞれ再生アンプ(81A)及び
(81B)を介してスイッチ回路(82)に供給される。こ
のスイッチ回路(82)には切換信号形成回路(42)より
の切換信号RFSW′(第4図I)が供給され、少なくとも
ヘッドHA′が記録トラック(4A)のプリアンブル区間
(24)を走査する期間には入力端A側に、ヘッドHB′が
記録トラック(4B)のプリアンブル区間(24)を走査す
る期間には入力端B側に、それぞれが切り換えられる。
このスイッチ回路(82)の出力はゲート回路(83)に供
給される。このゲート回路(83)にはヘッドHA′又はH
B′がトラック(4A)(4B)上のPCMエリアAPの区間(2
4)を走査する期間、このゲート回路(83)を開にする
信号がゲート信号形成回路(74)より供給される。した
がって、このゲート回路(83)よりはヘッドHA′及びH
B′の再生出力から再生インデックスデータPBID(第4
図C)が得られる。この再生インデックスデータPBIDは
インデックスデコーダ(84)に供給されてデコードされ
る。デコードされたインデックスデータは混合回路(7
2)に供給される。
一方、入力端子(71)より書き換えたい新たなインデッ
クス情報NEIDがこの混合回路(72)に供給される。そし
て、シスコン(100)よりのコントロール信号によりデ
コーダ(84)よりの再生インデックス情報のうち、書き
換えたい部分が新たなインデックスデータで書き換えら
れる。この混合回路(72)よりのインデックス情報はイ
ンデックスエンコーダ(73)に供給されて、コーディン
グされる。そして、コーディングされたインデックスデ
ータはスイッチ回路(35)及び(32)さらにアンプ(34
A)及び(34B)を介して、ヘッドHA及びHBに供給され、
第4図E及びFに示すようにヘッドHA′及びHB′により
先読みされたトラック(4A)(4B)の、その再生インデ
ックスデータCDIXが記録されていたポストアンブル区間
(24)において記録される。
すなわち、インデックスデータの書き換えがなされるも
のである。
この場合、インデックスデータは一部を変更してもよい
し、また、新たなインデックスデータですべてを書き換
えてもよい。さらに、場合によっては、何等変更を加え
ることなく、同じものを再記録するようにしてもよい。
なお、この場合、デコーダ(84)からの再生インデック
スデータのデコード出力はシスコン(100)に供給され
ており、このデコード出力から、どのようなインデック
ス情報であるかがシスコン(100)では検知され、内容
確認が行なわれる。もちろん、記録済テープにインデッ
クスデータが記録されていなければ、その確認もでき
る。
また、インデックスデコーダ(84)及びインデックスエ
ンコーダ(73)の内蔵メモリへの書き込み及び読み出し
のタイミングはシスコン(100)からのコントロール信
号(図示せず)により制御されている。
G2-2PCMデータもともに書き換える場合 第6図はインデックスデータとともにPCMデータも書き
換える、つまりいわゆるPCMオーディオ信号のアフター
レコーディングや編集作業を行なう場合の例で、回転ヘ
ッドHA、HB、HA′、HB′は第5図のように配設されてい
る場合である。
この例の場合、第1図例の各回路ブロックに加えてPCM
デコーダ(85)と混合回路(86)とPCMエンコーダ(8
7)とスイッチ回路(82)と左右チャンネルのオーディ
オ信号の入力端子(89L)及び(89R)が設けられる。
そして、スイッチ回路(82)の出力がPCMデコーダ(8
5)に供給され、PCMエンコーダ(87)の出力信号はスイ
ッチ回路(88)の一方の入力端Sに供給され、インデッ
クスエンコーダ(73)の出力がスイッチ回路(88)の他
方の入力端Iに供給される。そして、このスイッチ回路
(88)の出力がスイッチ回路(35)に供給される。
そして、通常記録再生は、映像信号については第1図例
と全く同様にして行なわれる。
また、PCMデータの記録再生もほぼ同様になされるが、
この場合には、インデックスデータを記録するプリアン
ブル区間(24)においては、スイッチ回路(35)が図の
状態とは逆の状態に切り換えられるとともに、スイッチ
回路(88)が、この通常記録の間は入力端I側に切り換
えられているので、インデックスエンコーダ(73)より
のコーディングインデックスデータCDIXがスイッチ回路
(88)、スイッチ回路(35)、スイッチ回路(32)を介
して記録アンプ(34A)及び(34B)に供給され、ヘッド
HA及びHBに供給されて、トラック(4A)(4B)の区間
(24)に記録される。
次に、PCM信号及びインデックスデータの書き換え記録
について説明する。
このモードのときはスイッチ回路(35)はゲート信号形
成回路(74)よりの信号によって常に図の状態とは逆の
状態に切り換えられる。そして、スイッチ回路(88)
が、ゲート信号形成回路(74)よりの切換信号によって
通常は入力端S側に、ヘッドHA、HBがトラック(4A)
(4B)のPCMエリアAP内の区間(24)を走査する期間で
は入力端I側に、それぞれ切り換えられる。
また、スイッチ回路(82)は切換パルス形成回路(42)
よりの切換信号RFSW′により少なくともヘッドHA′がト
ラック(4A)のPCMエリアAPを走査するときは入力端A
側に、ヘッドHB′がトラック(4B)のPCMエリアAPを走
査するときは入力端B側になるようにそれぞれ切り換え
られる。
そして、この書き換えモード時、ヘッドHA′及びHB′が
トラック(4A)及び(4B)のPCMエリアAPを走査すると
き、スイッチ回路(82)を通じたその再生信号SA′及び
SB′(第7図A及びB)のうちのPCM音声データ(第7
図C)はPCMデコーダ(85)に供給され、また、インデ
ックスデータCDIXの再生信号PBID(同図G)はゲート回
路(83)を介してインデックスデコーダ(84)に取り込
まれる。
そして、PCM音声データはデコーダ(83)でデコードさ
れアナログ音声信号PBAU(第7図D)に戻された後、混
合回路(86)に供給される。一方、入力端子(89L)及
び(89R)を通じて新たな音声信号NEAU(同図E)が入
力される。この混合回路(86)にはシスコン(100)か
らのコントロール信号が供給されて、両入力の混合の仕
方が制御される。例えば、左右チャンネルのうちの片方
のチャンネルの音声データのみが変更されるとは、再生
音声信号のうちのその変更したいチャンネルの音声信号
が入力端子(89R)又は(89L)よりの新たな音声信号で
置き換えられて、この混合回路(86)より出力され、PC
Mエンコーダ(87)に供給されて、PCM音声データにエン
コードされる。図示しなかったが、このとき必要があれ
ば、PCM音声データとともにエンコードされるインデッ
クスデータの内容も更新される。
そして、このPCMエンコーダ(87)からは、シスコン(1
00)よりのコントロールに従がい(図示せず)、ヘッド
HA、HBがトラック(4A)(4B)のPCMエリアAPの区間(2
2)(23)の区間で読み出され(第7図F)、これがス
イッチ回路(88)、スイッチ回路(35)、スイッチ回路
(32)、アンプ(34A)及び(34B)を介してヘッドHA、
HBに供給され、ヘッドHA′、HB′よりの再生PCM信号が
記録されていたPCMエリアAPのもとの区間(22)(23)
に再記録される。つまり、例えば片チャンネルのみが書
き換えられる。
一方、ヘッドHA′及びHB′によりインデックスデータCD
IXの再生信号PBID(同図G)は、前述と同様にして変更
される。すなわち、この再生インデックスデータPBIDは
デコーダ(84)でデコードされ、混合回路(72)におい
て新たなインデックスデータNEID(第7図H)と混合さ
れ、シスコン(100)よりのコントロール信号によって
必要な情報のみが新たなインデックスデータで置き換え
られる。そして、そのインデックスデータがエンコーダ
(73)で再びエンコードされる。そして、シスコン(10
0)よりのコントロール信号(図示せず)によって、こ
のエンコーダ(73)よりヘッドHA′、HB′とヘッドHA、
HBとの時間ずれ分だけ遅れたヘッドHA、HBがトラック
(4A)(4B)上のPCMエリアAPの区間(24)を走査する
時点で、このインデックスデータは続み出され(第7図
I)、スイッチ回路(88)(35)(32)及びアンプ(34
A)(34B)を通じてヘッドHA、HBに供給されて、このヘ
ッドHA、HBによってPCMエリアAPのもとの区間(24)に
再記録される。こうして、第7図J、Kに示すようにヘ
ッドHA、HBによってPCMエリアの記録内容が書き換えら
れるものである。なお、同図Lは記録再生モード切換信
号SMである。
図示しなかったが、前述したようにデコーダ(84)(8
5)及びエンコーダ(73)(87)のRAMへのデータの書き
込み読み出しは、シスコン(100)によりコントロール
されており、また、シスコン(100)に対しては記録、
再生、アフターレコーディング、インデックス書き換え
等の各モードを指定するキー入力装置が接続されてい
る。
なお、インデックスデータとしてヘッドHA、HBの1対の
ヘッドには必ず同じ内容のものを記録するのであれば、
先読み用ヘッドとしてはヘッドHA′のみを設け、ヘッド
HB′は設けなくてもよい。
なお、インデックス信号の記録区間(24)にはトラッキ
ング用パイロット信号は記録しても、また、しなくても
よいが、一般にPCMエリアAPにもパイロット信号が記録
されるので、書き換えたときも記録した方がよい。もっ
とも、この区間(24)は1.5Hの短い区間であるから、記
録しなかったとしても、トラッキングサーボにほとんど
影響を与えることはない。
なお、第12図に示すように映像信号記録領域AVを5分割
して、6チャンネル分のPCMオーディオ信号の記録再生
ができる技術が知られている(特開昭58-22240号公報参
照)が、この発明は、この場合の各チャンネルのPCM信
号記録領域(分割領域)AP1〜AP6のそれぞれにおけるPC
M信号及びインデックスデータの記録にも適用できる。
H発明の効果 以上のようにして、この発明によれば、先読み用回転ヘ
ッドを設け、これにて再生したインデックス信号に対し
て新たな信号を適宜混合したものを、主記録用回転ヘッ
ドによって、もとの記録位置に再記録することができ
る。
したがってインデックス情報の書き換えを容易に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明装置に用いる回転ヘッド装置の一例を示す図、第
3図は第1図例の場合の回転ヘッド配置の一例を示す
図、第4図は第1図例の説明のためのタイムチャート、
第5図はこの発明の他の例の回転ヘッド配置の一例を示
す図、第6図はその場合の一例のブロック図、第7図は
第6図例の説明のためのタイムチャート、第8図は8ミ
リビデオの回転ヘッド装置を説明するための図、第9図
はそのトラックパターンを示す図、第10図は8ミリビデ
オのトラックフォーマットを示す図、第11図はインデッ
クスデータの記録フォーマットの一例を示す図、第12図
はPCMオーディオ専用機としたときの記録トラックパタ
ーン図である。 HA、HBは第1の回転ヘッド、HA′、HB′は先行する回転
ヘッド、(83)はコーディングデックスデータ抽出用の
ゲート回路、(84)はインデックスデコーダ、(72)は
混合回路、(73)はインデックスエンコーダである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の回転ヘッドにより記録媒体上に斜め
    のトラックとして、PCM信号と、このPCM信号に関連した
    情報のコーディングデータとを領域的に分離して記録す
    る装置において、上記第1の回転ヘッドに先行する先読
    み用の第2の回転ヘッドと、この第2の回転ヘッドの再
    生出力から再生コーディングデータを抽出する手段と、
    この再生コーディングデータをデコードする手段と、こ
    のデコード出力と新たな情報とを混合し、混合した出力
    をコーディングデータにエンコードする手段と、エンコ
    ードしたデータを上記再生コーディングデータのもとの
    記録位置に上記第1の回転ヘッドによって再記録する手
    段とを設けてなるPCM信号の記録装置。
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