JPH06100700A - ゼラチンカルボキシル基の系内変性 - Google Patents

ゼラチンカルボキシル基の系内変性

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JPH06100700A
JPH06100700A JP5157774A JP15777493A JPH06100700A JP H06100700 A JPH06100700 A JP H06100700A JP 5157774 A JP5157774 A JP 5157774A JP 15777493 A JP15777493 A JP 15777493A JP H06100700 A JPH06100700 A JP H06100700A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリペプチド鎖のペンダントカルボキシル基
が変性された変性ゼラチン及び写真素材におけるその使
用。 【構成】 このゼラチンの誘導体形成は、初めにカルボ
キシル活性化剤との反応、次いで置換アミンの添加で行
われ、それによってポリペプチド鎖上にアミド結合を生
成させる。得られた変性ゼラチン及びこのゼラチンを含
む写真素材は、センシトメトリー特性の損失なしに水吸
収性向が低下している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゼラチンの特性に実用
的改善を与えるようにそのペンダントカルボキシル基が
変性されているゼラチンに関する。更に特定すれば本発
明は、ゼラチン分子の諸区域に静電防止及び疎水特性を
付加することに関する。尚一層特定すれば本発明は、写
真素材中このような変性ゼラチンの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】ゼラチンは、銀塩、色素その他の助剤が
その中に含まれている写真素材中バインダーとして長く
利用されて来た。ゼラチンは一般に、アミノ酸の酸基が
他のアミノ酸の塩基基に連結されてポリペプチド鎖を形
成するアミノ酸残基よりなるタンパクであると考えられ
る。アミノ酸残基は典型的には、主ポリペプチド鎖のペ
ンダント又は枝分れであるアミン及びカルボン酸部分を
含有する。ゼラチンの特性の多くの基礎をなすのは、こ
れらのペンダントアミン及びカルボン酸部分である。
【0003】写真エマルジョン中使用する場合には、典
型的には支持体上エマルジョンをコーティングする前
に、水性写真エマルジョンにゼラチン及び硬膜化剤を添
加することが好ましい。エマルジョンから水その他の揮
発性物を除去すると、ペプチドカップリング又はカルボ
キシル活性化硬膜化剤が反応してゼラチンバックボーン
上ペンダントアミン及びペンダントカルボキシル基の間
に結合を形成する。この硬膜は、当該技術において「イ
ンスタント」硬膜又は橋かけとして知られ、ゼラチン構
造に剛性を付与し、それによってフィルム構造の中で移
動することから銀塩、色素及び助剤を保護する。ゼラチ
ンは又、すり傷保護、色素の局在等のためエマルジョン
の下又は上の補足層中でも有利である。露光された写真
素材を展示する前に、典型的には熱に上るか又は当該技
術において知られている化学薬品により画像を処理する
ことが必要である。化学処理は、画像を現像し、そして
過剰の銀塩、色素及び助剤を除去する種々の化学薬品に
写真素材を導入することを伴う。化学処理の後好ましく
は写真素材を乾燥し、それにより画像を提供する。ペン
ダントカルボキシルは、カルボキシル基が過剰の水を吸
収する性向によって乾燥処理に有害である。したがって
ゼラチンカルボキシルをブロックするか又はより完全に
橋かけして、より迅速かつ十分に乾燥することができる
フィルム素材を得ることが当該技術において長く望まれ
て来た。
【0004】当該技術における尚別の長く感じられてい
る必要性は、写真素材が種々の自動処理機を通過するに
従って発生する静電気を減少させる手段である。これ
は、当該技術において知られているとおり種々の技術に
よって成就されているが、そのすべては、静電防止助剤
をもつ追加の層か、又は写真エマルジョンの内部の種々
の表面活性剤の使用を必要とする。補助層は、望ましく
ない追加の製造工程を必要とし、写真素材の内部の表面
活性剤は、移動し、そしてフィルムのセンシトメトリッ
クな性能に影響する可能性がある。
【0005】近年カルボキシル及びスルホン化コモノマ
ーとのコ−又はターポリマーを含有する感光性素材中の
分離した層は、すぐれた静電防止保護を与えるといわれ
ている。これらの発明の有意な短所は、カルボキシル基
の橋かけが不十分なための過剰の水の吸収である。
【0006】
【課題を解決するための手段】水に対する親和性が低く
なり、静電防止特性が改善されるその他の利点を有し、
簡単にかつ追加の製造工程なしに調製することができる
改良ゼラチンが提供される。これらの及びその他の利点
は、ゼラチンの少なくとも1つのカルボン酸基が変性さ
れて式
【化6】 (式中、R1及びR2は独立して、水素、置換されている
か又は置換されていない1〜10の炭素のアルキル、置
換されているか又は置換されていない6〜14の炭素の
アリール、置換されているか又は置換されていない7〜
20の炭素のアリールアルキルである)のアミドを形成
している変性ゼラチンにおいて得られる。この方法は: (a) 該ゼラチンをカルボキシル活性化剤と反応さ
せ;そして(b) 工程(a)の生成物を式NHR12
(式中R1及びR2は上に定義されたとおりである)と反
応させる工程よりなる。
【0007】この出願は更に、写真エマルジョンの範囲
内に変性ゼラチンを形成させることができるという利点
をもつ、上述した変性ゼラチンを用いる写真素材を提供
する。本明細書中の教示に従って製造された写真素材
は、センシトメトリー特性の損失なしに水吸収の低下を
示す。
【0008】溶液状態では、ゼラチンは、多数の分子内
及び分子間水素結合によってきわめて近接して保持する
ことができる相互に連結されているストランドを形成す
る。これらの相互に連結されているストランドは、ゼラ
チンの固有の特性の多くのもの、例えばドライダウン又
は冷却すると硬化する能力を付与する。又ゼラチンスト
ランドにおいて固有なのは、下に例示されるとおり、多
数のペンダントカルボン酸基及びアミン基である:
【化7】
【0009】カルボキシル活性化剤によるゼラチンの橋
かけ又は硬膜化は、下に例示されるとおり、水素結合を
それよりもよりかたい基で置き換え、それによってゼラ
チンのストランドの相対的位置を実質的に保持するが、
ペンダントカルボン酸及びペンダントアミノ基の大部分
には影響は少ないものであることがよく知られている:
【化8】
【0010】本発明において、ペプチドカップラーとし
ても知られている硬膜化剤は、本明細書中カルボキシル
活性化剤と呼ばれる。この活性化剤は、ゼラチン中カル
ボン酸基から生成する中間体がアミンと反応してアミド
を形成するように選ばれる式AXによって表わすことが
できる。式AXにおいて、Aはカルボン酸による求核的
攻撃の際Xから変位することができ、そしてXはアミン
による求核的攻撃の際活性化カルボキシルから変位する
ことができる。
【0011】本発明の操作においては式NHR12のア
ミンとの反応が起こり、その結果実質的に例示されると
おりの構造が生じ、
【化9】 この場合置換分NR12は、誘導体形成に使用されたア
ミンによってきまる。本発明の教示の中に包含される好
ましいアミンは、疎水性の残基と静電防止剤として作用
することができる残基との組合せを包含する。アミンは
12NH(ただしアミン及び得られるアミド中R1
びR2は、置換されているか又は置換されていない1〜
10の炭素のアルキル、置換されているか又は置換され
ていない6〜14の炭素のアリール、置換されているか
又は置換されていない7〜20の炭素のアリールアルキ
ルを表わす)と定義することができる。好ましい置換分
は、フッ素、塩素、アルコール、アミン等を包含する
が、それらに限定されない。更に好ましいアミンは、少
なくとも1つの密であるが高度に疎水性の基、例えば枝
分れアルキル、置換又は非置換縮合環等を含有するもの
である。特に好ましいアミンは、t−ブチル、シクロヘ
キシル、ノルボルナン、ノルボルニレン、ノルボルナジ
エン、アダマンタン又は類似の基によって置換されたも
のを包含する。最も好ましいアミンはアダマンタンアミ
ンである。置換又は非置換フッ素化アルキル、置換又は
非置換フッ素化アリール、置換又は非置換アリールアル
キル基が、静電防止助剤として使用するのに好ましい。
1及びR2は、ゼラチンを除くと理解される。
【0012】本明細書の教示において使用するのに適し
ているカルボキシル活性化剤は、活性化カルボキシルを
アミンと反応させる時アミドを生成するということを条
件として数が多い。例は米国特許4,942,068に教
示されており、次のものを包含するがそれらに限定され
ない。
【0013】
【化10】 (ただしR1はアルキル、アリール又はアリールアルキ
ルを表わし、R2はR1と同じ意味を有するか、又はアル
キレン、アリーレン、アールアルキレンもしくはアルク
アールアルキレンを表わし、第2の結合は次の式
【化11】 に相当する基に付着されているか、又はR1及びR2は、
一緒になって場合によっては置換されている異項環、例
えばピペリジン、ピペラジンもしくはモルフォリン環を
完成するのに要する原子を表わし、環は、例えば、C1
〜C3アルキル又はハロゲンにより置換され、R3は水
素、アルキル、アリール、アルコキシ、−NR4−CO
5、−(CH2) m−NR89、−(CH2)n−CONR13
14又は
【0014】
【化12】 又は橋かけメンバー又はポリマー鎖への直接結合であ
り、R4、R6、R7、R9、R14、R15、R17、R18及び
19は水素又はC1〜C4アルキルであり、R5は水素、
1〜C4アルキル又はNR67を表わし、R8−COR
10、R10はNR1112を表わし、R11はC1〜C4アルキ
ル又はアリール、更に特にはフェニルを表わし、R12
水素、C1〜C4アルキル又はアリール、更に特にはフェ
ニルを表わし、R13は水素、C1〜C4アルキル又はアリ
ール、更に特にはフェニルを表わし、R16は水素、C1
4アルキル、COR18又はCONHR19を表わし、m
は1〜3であり、nは0〜3であり、pは2〜3であ
り、そして
【0015】YはO又はNR17を表わすか、又はR13
びR14と一緒になって置換又は非置換異項環、例えばピ
ペリジン、ピペラジンもしくはモルフォリン環を完成す
るのに要する原子を表わし、環は場合によっては、例え
ば、C1〜C3アルキルもしくはハロゲンによって置換さ
れており、Zは、場合によってはリンクされているベン
ゼン環をもつ、5員又は6員芳香族異項環を完成するの
に要する炭素原子を表わし、そしてX-は、アニオン性
基が既に分子の残部に付着されている場合には落とされ
るアニオンである);
【化13】 (ただし、R1、R2、R3及びX-は式(a)について定
義されたのと同じ意味を有する);
【0016】
【化14】 (ただしR20、R21、R22、R23は、置換されていない
か又はハロゲン、スルフォ、C 1〜C20アルコキシ、N,
N−ジ−C1〜C4−アルキル置換カルバモイルにより、
そしてアールアルキル及びアリールの場合には、C1
20アルキルにより置換されている、C1〜C20アルキ
ル、C6〜C20アールアルキル、C5〜C20アリールを表
わし、R24は求核剤によって解放可能な基であり、そし
【0017】X-は式(a)について定義されたのと同
じ意味を有する;置換分R20、R21、R22及びR23の2
つ又は4つは、窒素原子又は基
【化15】 と組み合わされ、場合によってはそれ以上ヘテロ原子、
例えばO又はNを包含して1つ又は2つの飽和5〜7員
環を形成してよい); R25−N=C=N−R26 (d) 〔ただしR25はC1〜C10アルキル、C5〜C8シクロア
ルキル、C3〜C10アルコキシアルキル又はC7〜C15
ールアルキルを表わし、R26はR25と同じ意味を有する
か、又は次の式
【化16】 (式中R27はC2〜C4アルキレンであり、そしてR28
29及びR30は、C1〜C6アルキルである;基R28、R
29及びR30のうち1つは、カルバモイル基又はスルフォ
基により置換されていてよく、そして基R28、R29及び
30のうち2つは、窒素原子と共に、結合して場合によ
っては置換されている異項環、例えば、C1〜C3アルキ
ル、ハロゲン等により置換されていてよいピロリジン、
ピペリジン又はモルフォリンを形成してもよい)、そし
【0018】X-は式(a)について定義されたのと同
じ意味を有する〕;
【化17】 (ただしX′は式(a)について定義されたのと同じ意
味を有し、R24は式(c)について定義されたのと同じ
意味を有し、R31は、カルバモイル、スルファモイル又
はスルフォによって置換されているか又は置換されてい
ない、C1〜C10アルキル、C6〜C15アリール又はC7
〜C1 5アールアルキルを表わし、R32及びR33は、水
素、ハロゲン、アシルアミノ、ニトロ、カルバモイル、
ウレイド、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アリー
ルもしくはアールアルキルを表わすか、又は環、更に特
にはベンゼン環の残余のメンバーと共に、縮合してピリ
ジニウム環となる;
【0019】R24及びR31は、R24がスルフォニルオキ
シ基である場合互に付着されていてよい);
【化18】 (ただしR1、R2及びX-は式(a)について定義され
たのと同じ意味を有し、そしてR34はC1〜C10アルキ
ル、C6〜C14アリール又はC7〜C15アールアルキルを
表わす);
【化19】 (ただしR1、R2及びX-は式(a)について定義され
たのと同じ意味を有し、R35は水素、アルキル、アール
アルキル、アリール、アルケニル、R38O−、R3940
N−、R4142C=N−又はR38S−を表わし、
【0020】R36及びR37はアルキル、アールアルキ
ル、アリール、アルケニル
【化20】 44−SO2もしくはR45−N=N−を表わすか、又は
窒素原子と共に、異項環の残りのメンバーもしくは基
【化21】 を表わしR38、R39、R40、R41、R42、R43、R44
びR45はアルキル、アールアルキル、アルケニルを表わ
し、その外、R41及びR42は水素を表わしてよい;その
外、R39及びR40又はR41及びR42は、5−又は6−員
飽和炭素環又は異項環の残余のメンバーを表わしてよ
い;
【化22】 (ただし、R46は水素、アルキル又はアリールを表わ
し、R47はアシル、カルボアルコキシ、カルバモイル又
はアリールオキシカルボニルを表わす;R48は水素又は
47を表わし、R49及びR50はアルキル、アリール、ア
ールアルキルを表わすか、又は窒素原子と共に、例えば
1〜C3アルキル又はハロゲンによって置換されていて
よい、場合によっては置換されている異項環、例えばピ
ペリジン、ピペラジン又はモルフォリン環の残余のメン
バーを表わし、そしてX-は式(a)について定義され
たのと同じ意味を有する;
【0021】特に好ましいカルボキシル活性化剤は、1
992年7月1日には出願されたRuegerの米国特許出願
第07/817,629号(1991年6月18日出願
されたドイツ特許41 19 982.0に相当)(参照
により本明細書に加入する)に記載され、次のものを包
含する;
【化23】 (ただしR52、R53、R54及びR55は、独立して置換さ
れているか又は置換されていない1〜3の炭素のアルキ
ル、置換されているか又は置換されていない6〜14の
炭素のアリール基、置換されているか又は置換されてい
ない7〜20の炭素のアリールアルキル基を表わし、R
52及びR53又はR54及びR55は、合わせて炭素、酸素、
窒素又はそれらの組合せよりなる置換又は非置換5−又
は6−員飽和環を形成してよく、X-はアニオンであ
り、イミダゾール環は1〜3の炭素原子のアルキル基で
置換されていてよい。他の有用なカルボキシル活性化剤
は、米国特許5,073,480;米国特許4,877,7
24及びM. Bodanszky, Principles of Peptide Synthe
sis, Springer-Verlag, 1984中論述されているもの
を包含するが、それらに限定されない。
【0022】本明細書中使用される場合「ゼラチン」な
る用語は、コラーゲンから誘導されるタンパク物質であ
る。本発明で云う「ゼラチン」とはこれと実質的に均等
な物質をも意味し、例えばゼラチンの合成類縁体も含ま
れる。一般にゼラチンは、アルカリ性ゼラチン、酸性ゼ
ラチン又は酵素性ゼラチンに分類される。アルカリ性ゼ
ラチンは、塩基、例えば水酸化カルシウムを用いるコラ
ーゲンの処理から得られる。酸性ゼラチンは、酸、例え
ば塩酸中コラーゲンの処理から得られるものであり、酵
素性ゼラチンは、コラーゲンの加水分解酵素処理によっ
て生じる。本発明の教示は、ゼラチンの製造後本明細書
中教示されるような反応性のために充分な数のペンダン
トカルボン酸基が残っているかぎり、ゼラチンの型又は
ゼラチンの分子量に限定されない。カルボキシル含有ポ
リマー又はコポリマーは、これらポリマー及びコポリマ
ーに随伴する望ましい特性の低下なしに水の吸収を少な
くするように、本明細書中に教示されるとおり変性する
ことができる。
【0023】アミドの生成は好ましくは、ゼラチンの等
電点より上のpHの溶液状態で達成される。カルボキシル
活性化剤及びアミンは、順次又は同時に添加することが
できる。添加順序は、誘導体形成反応とゼラチン橋かけ
反応との間の競合のため誘導体形成量に影響する可能性
がある。まずアミン、次いでカルボキシル活性化剤を添
加するか、又はアミンとカルボキシル活性化剤を同時に
添加することが好ましい。
【0024】他の求核体は本明細書中教示されているの
と同様の方式で反応させることができ、それによってア
ミドに比較し得る結合が形成される。例はアルコール、
チオール、エーテル等を包含するが、それらに限定され
ない。特に好ましい例は、
【化24】 (ただしR56は−O−(CH2)2−O−R59であり、R
59はH、−CH2−CH2−OH、−CH2−CH2−O−
CH2−OH、−O−フェニル−OH、−OCH2CHO
HCH2OH、−O−(CH2)4CH3である;R57はH
又は−OCH3である;そしてR58はH、−OH又は−
CH3である)等の化合物を包含する。他の適当なアル
コールはフェノキシ−2−プロパノン、2−メトキシエ
タノール及び2−エトキシエタノールである。
【0025】本明細書中の教示に従って変性されたゼラ
チンは、写真エマルジョン中バインダーとして、又はそ
の製造の間銀粒を懸垂させる手段として有用性の例が見
出されている。本明細書中の教示に適用されると考える
ことができる写真エマルジョンはポジティブ及びネガテ
ィブワーキング系を包含するが、それらに限定されな
い。Research Disclosure, 1989年12月、アイテ
ム308119に詳述されている化学及びスペクトル増
感剤、光沢剤、かぶり防止剤及び安定剤、カラー材料、
光散乱及び吸収剤、他のバインダー添加剤、他の硬化
剤、コーティング助剤、可塑剤及び潤滑剤、静電防止剤
及び層、つや消し剤、現像剤、現像改質剤を含む(しか
しそれらに限定されない)を含む他の助剤を、当該技術
において知られているように写真エマルジョンに添加す
ることができる。Research Disclosure, 1989年1
2月、アイテム308119に詳細に論じられていると
おり適当な支持体上写真エマルジョンをコーティング、
次いで乾燥、露光、処理等を行なうことが典型的であ
る。
【0026】写真素材中使用するためのゼラチンの変性
は、写真エマルジョンが調製されて後行うことができ、
又はゼラチンをエマルジョンに添加する前に変性するこ
とができる。特に好ましい方法は、写真エマルジョンに
本教示の第一アミンを添加し、次いでこのエマルジョン
を支持体上コーティングする直前にカルボキシル活性化
剤を添加することである。
【0027】次の例示の実施例は、本明細書中の教示を
更に詳述するが、本発明の範囲を限定するものではな
い。部及び百分率は、別に示さないかぎり重量による。
【0028】
【実施例】
実施例1 コーティング助剤としてサポニンの存在下に、pH5.8
0において、8%非脱イオンゼラチン溶液を調製した。
本発明の試料は、1当量の1−アダマンタンアミン(A
A)と共に種々の量のカルボキシル活性化剤H−1の塩
化物塩と処理した。
【化25】 対照例は、H−1又はホルムアルデヒドのみと処理し
た。対照例及び本発明の試料は共に、当該技術において
知られているように、予め樹脂及びゼラチンでコーティ
ングされたポリエチレンテレフタレート支持体上に40
号メイヤーロッド(#40Mayer rod)を用いてコーティ
ングした。このフィルムを室温において3日間乾燥し、
その後0.1N NaOH中メルト点(meltpoint)を測定
した。乾燥10×10cmのフィルム試料の重量をはか
り、この試料を脱イオン水中30分間沈め、表面上過剰
の水をフィルムから流出させ、そして膨潤したフィルム
の重量をはかることによって水吸収を求めた。そこで水
吸収(WA)を次のとおり定義した。
【0029】 WA(mg/cm2)=湿重量−乾重量(mg)/100cm2
【表1】
【0030】H−1/AAの低いレベル、例えば試料6
においては、同じレベルのH−1を用いるが、AAを含
まない対照(試料3)に比してメルト点は低下する。こ
のことは、専らゼラチンストランドを橋かけして上述し
たような分子間又は分子内橋かけを形成させるのと反対
に、ゼラチンの誘導体を形成するように作用する。非反
応性である添加剤では、同様の程度の橋かけが予期され
るので、認め得る程メルト点を変えない。試料6におけ
るH−1/AAの低いレベルは又、対照試料3に比して
水吸収が減少することにより決定されるように、カルボ
キシル基の数の減少も示す。
【0031】実施例2 臭化銀gあたりゼラチン0.64gを用い、Fabricius及
びWelter、米国特許5,108,887に従って青色感受
性板状AgBr粒X線エマルジョンを調製した。得られ
たエマルジョンを種々の量のAAで処理し、2.2g A
g/M2の銀コーティング重量でコーティングした。こ
のエマルジョンにコーティングの直前ホルムアルデヒド
又はH−2硬膜化剤
【化26】 の塩化物塩を、H−2の場合には0.115ミリモル/
ゼラチンg、又はホルムアルデヒドの場合には0.17
ミリモル/ゼラチンgのレベルで添加した。これらフィ
ルムを外部環境条件下2週間保存し、上に詳述したとお
りメルト点及び水吸収について、又上のFabriciusの文
献に記載されている方法に従ってセンシトメトリー性能
について試験した。得られたデータは表2に含まれる。
【0032】
【表2】
【0033】表中AAの添加量はミリモル/ゼラチンg
であり、MP及びWAは上述したとおりであり、SPは
相対的写真速度であり、MGは中階調度(mid gradient)
であり、そしてDMは得られた最大密度である。
【0034】以上、本発明を詳細に説明したが、本発明
はさらに次の実施態様によってこれを要約して示すこと
ができる。 1.ペンダントアミン基及びペンダントカルボキシル基
を有するゼラチンから形成される変性ゼラチンであっ
て、該ゼラチンの少なくとも1つのカルボン酸基が変性
されて式
【化27】 (式中、R1及びR2は独立して、水素、置換されている
か又は置換されていない1〜10の炭素のアルキル、置
換されているか又は置換されていない6〜14の炭素の
アリール、置換されているか又は置換されていない7〜
20の炭素のアリールアルキルである)のアミドを形成
している変性ゼラチン。 2.R1又はR2のうち少なくとも1つがt−ブチル、シ
クロヘキシル、ノルボルナン、ノルボルニレン、ノルボ
ルナジエン及びアダマンタンよりなる組から選ばれる前
項1記載の変性ゼラチン。 3.R1又はR2のうち少なくとも1つがアダマンタンで
ある前項2記載の変性ゼラチン。 4.R1又はR2のうち少なくとも1つがフッ素を含む前
項1記載の変性ゼラチン。 5.複数のアミドが存在する前項1記載の変性ゼラチ
ン。
【0035】6.ペンダントアミン基及びペンダントカ
ルボキシル基を有するゼラチンから形成される変性ゼラ
チンであって、該ゼラチンの少なくとも1つのカルボン
酸基が変性されて式
【化28】 (式中、R1及びR2は独立して、水素、置換されている
か又は置換されていない1〜10の炭素のアルキル、置
換されているか又は置換されていない6〜14の炭素の
アリール、置換されているか又は置換されていない7〜
20の炭素のアリールアルキルである)のアミドを形成
している変性ゼラチンよりなる少なくとも1つの層を含
む写真記録素材。 7.R1又はR2のうち少なくとも1つがt−ブチル、シ
クロヘキシル、ノルボルナン、ノルボルニレン、ノルボ
ルナジエン及びアダマンタンよりなる組から選ばれる前
項6記載の写真記録素材。 8.R1又はR2のうち少なくとも1つがアダマンタンで
ある前項7記載の写真記録素材。 9.R1又はR2のうち少なくとも1つがフッ素を含む前
項6記載の写真記録素材。 10.複数のアミドが存在する前項6記載の写真記録材
料。
【0036】11.ペンダントアミン基及びペンダント
カルボキシル基を有するゼラチンから形成される変性ゼ
ラチンであって、該ゼラチンの少なくとも1つのカルボ
ン酸基が変性されて式
【化29】 (式中、R1及びR2は独立して、水素、置換されている
か又は置換されていない1〜10の炭素のアルキル、置
換されているか又は置換されていない6〜14の炭素の
アリール、置換されているか又は置換されていない7〜
20の炭素のアリールアルキルである)のアミドを形成
している変性ゼラチンの製法であって、(a) 該ゼラ
チンをカルボキシル活性化剤と反応させ;そして(b)
工程(a)の生成物を式NHR12(式中R1及びR2
は上に定義されたとおりであり、そしてR1及びR2は更
に、R1もR2もゼラチンでないという条件を特徴とす
る)と反応させる工程よりなる方法。 12.R1又はR2のうち少なくとも1つがt−ブチル、
シクロヘキシル、ノルボルナン、ノルボルニレン、ノル
ボルナジエン及びアダマンタンよりなる組から選ばれる
前項11記載の方法。 13.R1又はR2のうち少なくとも1つがアダマンタン
である前項12記載の方法。 14.R1又はR2のうち少なくとも1つがフッ素を含む
前項13記載の方法。
【0037】15.少なくとも1つの該カルボキシル活
性化剤が
【化30】
【化31】 よりなる前項13記載の方法。 16.複数のアミドが存在する前項11記載の方法。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペンダントアミン基及びペンダントカル
    ボキシル基を有するゼラチンから形成される変性ゼラチ
    ンであって、該ゼラチンの少なくとも1つのカルボン酸
    基が変性されて式 【化1】 (式中、R1及びR2は独立して、水素、置換されている
    か又は置換されていない1〜10の炭素のアルキル、置
    換されているか又は置換されていない6〜14の炭素の
    アリール、置換されているか又は置換されていない7〜
    20の炭素のアリールアルキルである)のアミドを形成
    している変性ゼラチン。
  2. 【請求項2】 ペンダントアミン基及びペンダントカル
    ボキシル基を有するゼラチンから形成される変性ゼラチ
    ンであって、該ゼラチンの少なくとも1つのカルボン酸
    基が変性されて式 【化2】 (式中、R1及びR2は独立して、水素、置換されている
    か又は置換されていない1〜10の炭素のアルキル、置
    換されているか又は置換されていない6〜14の炭素の
    アリール、置換されているか又は置換されていない7〜
    20の炭素のアリールアルキルである)のアミドを形成
    している変性ゼラチンよりなる少なくとも1つの層を含
    む写真記録素材。
  3. 【請求項3】 ペンダントアミン基及びペンダントカル
    ボキシル基を有するゼラチンから形成される変性ゼラチ
    ンであって、該ゼラチンの少なくとも1つのカルボン酸
    基が変性されて式 【化3】 (式中、R1及びR2は独立して、水素、置換されている
    か又は置換されていない1〜10の炭素のアルキル、置
    換されているか又は置換されていない6〜14の炭素の
    アリール、置換されているか又は置換されていない7〜
    20の炭素のアリールアルキルである)のアミドを形成
    している変性ゼラチンの製法であって、(a) 該ゼラ
    チンをカルボキシル活性化剤と反応させ;そして(b)
    工程(a)の生成物を式NHR12(式中R1及びR2
    は上に定義されたとおりであり、そしてR1及びR2は更
    に、R1もR2もゼラチンでないという条件を特徴とす
    る)と反応させる工程よりなる方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの該カルボキシル活性化
    剤が 【化4】 【化5】 よりなる請求項3記載の方法。
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