JPH0610048B2 - 移送機における方向択一装置 - Google Patents

移送機における方向択一装置

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JPH0610048B2
JPH0610048B2 JP62105662A JP10566287A JPH0610048B2 JP H0610048 B2 JPH0610048 B2 JP H0610048B2 JP 62105662 A JP62105662 A JP 62105662A JP 10566287 A JP10566287 A JP 10566287A JP H0610048 B2 JPH0610048 B2 JP H0610048B2
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JP
Japan
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JP62105662A
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JPS63272712A (ja
Inventor
嘉七 廣田
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Kyowa Electric and Chemical Co Ltd
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Kyowa Electric and Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は例えばスプーン、フォーク、フライ返し、デ
ンタルミラー(歯鏡)のように幅広部分の内端中央か
ら、これより長い幅狭部分が高低差をもって突出され、
しかも重心が幅狭部分に位置する物品の移送機におい
て、前記物品を整列させる装置に関する。
(従来の技術) 従来より前記物品の移送機においては、ベルトコンベア
のような移送路の長手方向に沿って長手位置決めガイド
を突設し、前記物品例えばスプーンを長手方向に並ぶよ
うにしている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来例によりスプーンのような前記物品を長手方向に整
列させることができるといっても、1形態になるわけで
はなく、第7図示のように次の4形態となる。第1に前
記物品1であるスプーンが上向きで、前記物品1の幅広
部分10であるすくい部が前向きの場合、第2にスプー
ンが下向きで、すくい部が前向きの場合、第3にスプー
ンが上向きで、幅狭部分11である柄が前向きの場合、
第4にスプーンが下向きで、柄が前向きの場合である。
そして移送機により前記4形態のまま終端へ運ばれ、次
工程に供される。次工程が、例えば第8図で示すような
複数個のポケット部50,50…が連設された透明包装
材5へ物品1,1,1…を入れて密封するような場合、
自動包装によると図示のように物品1,1,1…が4形
態のまま包装されてしまい、極めて体裁が悪く、このた
め手作業により1形態に直して包装することも行われて
いる。
(問題点を解決するための手段) この発明は前述の不都合を解消するもので、すなわち幅
広部分の内端中央から前記幅広部分より長い幅狭部分が
高低差をもって突出され、しかも重心が前記幅狭部分に
位置する物品の長手位置決めガイドを移送路の長手方向
に沿って突設し、前向きに移送された前記幅狭部分の前
傾の有無により前記幅狭部分の落下若しくは掛渡をする
空間を前記移送路の途中へ形成し、前記幅広部分の落下
阻止部を前記移送路の上流側より前記空間の途中まで延
出するとともに前記落下阻止部の前方空間を前記幅広部
分の前傾落下部と成すことを特徴とするものである。
(実施例の構成) 実施例の構成を説明するにあたり、移送される物品1に
ついて説明する。物品1は第5・6図示のように幅広部
分10を有し、幅広部分10の内端中央から幅狭部分1
1が高低差hをもって突出され、しかも重心Gが幅狭部
分11に位置し、幅広部分10の外端から重心Gまでの
距離aが、重心Gから幅狭部分11の外端までの距離b
よりも短かいものであり、この説明において物品1は図
示のプラスチック製スプーンである。よってスプーンの
すくい部が幅広部分10、柄が幅狭部分11である。な
お、物品1はスプーンに限定されるものではない。そし
て第7図示の(1)のように物品1が上向きで、幅広部分
10が前向きに置かれた場合、重心Gが幅狭部分11に
位置するため、物品1は後方に傾き、(2)のように物品
1が下向きで、幅広部分10が前向きに置かれた場合、
幅狭部分11が載置面へ当接し、(3)のように物品1が
上向きで、幅狭部分11が前向きの場合、前記(1)とは
逆に幅狭部分11が前傾し、(4)のように物品1が下向
きで、幅狭部分11が前向きの場合、前記(2)と逆の状
態になる。
次にこの発明の第1実施例について説明する。移送路3
は3種類のベルトコンベア31,32,33で形成さ
れ、上流側のベルトコンベア32と下流側のベルトコン
ベア31とが離間されて空間4が形成されており、この
空間4は後述のように物品1の幅狭部分11が前向きに
移送された場合に幅狭部分11の前傾の有無により幅狭
部分11の落下若しくは掛渡をするものである。ベルト
コンベア33はベルトコンベア32と等速であり、左右
1対の無端ベルト33a,33aを有するもので、無端
ベルト33a,33aはベルトコンベア32の無端ベル
ト32aの側縁に沿って隣接され、無端ベルト33a,
33aの折返し位置33bを空間4の途中まで延出し、
この延出部分で幅広部分10の落下阻止部33a′,3
3a′が形成され、落下阻止部33a′,33a′の前
方空間を幅広部分10の前傾落下部40と成し、移送路
3の長手方向に沿って左右1対の側板から成るとともに
移送路3とは別体の長手位置決めガイド2,2が垂直に
突設されている。なお、第3図示のように長手位置決め
ガイド2,2間Cは前傾落下部40の幅C′と等しく、
幅広部分10の幅cより僅かに大きく設定され、無端ベ
ルト33a,33a間Dは幅狭部分11の幅dより僅か
に大きく設定されている。また空間4の長さBは、第4
図(1)のように幅広部分10の外端から重心Gまでの距
離aに、慣性による物品1の直進距離E分を加えた長さ
より大きいとともに第4図(4)のように重心Gから幅狭
部分11の外端までの距離bよりも小さく設定され、前
傾落下部40の長さAは第4図(1)のように幅広部分1
0の長さeよりも大きいとともに第4図(4)のように幅
広部分10の外端から重心Gまでの距離aよりも小さく
設定されている。なお、直進距離Eは物品1の速度によ
り異なることは勿論であり、また第4図(4)で示す前記
長さA,Bの上限へ慣性による物品の直進距離分を限度
として加算してもよい。
第2実施例は移送路3を傾斜板とするもので、原理は第
1実施例と同じであり、同一構成部材、同一設定距離に
ついては同一符号を付してその説明を省略し、差異点に
つき説明する。移送路3はその下流側が傾斜薄板31′
で形成され、上流側が傾斜薄板32′の両側縁へ細長厚
板33′,33′を連設して形成され、細長厚板3
3′,33′が空間4内へ延出されて落下阻止部33
a′,33a′が形成され、また長手位置決めガイド
2,2が細長厚板33′,33′、下流側の傾斜薄板3
1′の側縁に沿って連設されている。
(実施例の作用) 実施例による作用を第3・4図に従って説明する。図示
しないホッパー等の供給装置により、移送路3へ物品1
が次々に落とされると、第3図示の長手位置決めガイド
2,2により物品1は第7図(1)〜(4)のいずれかの向き
に規整され、第3図示のように幅広部分10は無端ベル
ト33a,33aに載置され、幅狭部分11は無端ベル
ト32aに載置されるとともに移送路3の中心に整えら
れ、物品1はあらかじめ定められた速度で前進し、空間
4へくる。ここに物品1が第7図(1)(2)の状態の場合、
幅広部分10が空間4上にきても、重心Gが無端ベルト
32a上に位置するときは前傾しない。また重心Gが無
端ベルト32aの前端を越えても、物品1は慣性により
第4図(1)(2)のようにさらに直進する。そして重心Gが
直進距離Eを越えるとともに幅広部分10が落下阻止部
33a′,33a′を離れると、幅広部分10が前傾
し、前傾落下部40より落下する。また物品1が第7図
(3)の状態にあるときは、幅狭部分11は幅広部分10
より高低差h(第6図示)をもって突出されているとと
もに重心Gが幅狭部分11にあるため、第4図(3)の移
送路3上で、既に幅狭部分11は前傾しており、同図で
示すように幅狭部分11は空間4へ突っ込んでいき、落
下する。すなわち空間4は前向きに移送される幅狭部分
11が前傾している場合の幅狭部分11の落下空間であ
る。さらに物品1が第7図(4)の状態にあるときは、第
4図(4)1点鎖線で示すように重心Gが空間4内へくる
前に幅狭部分11の外端が無端ベルト31aに掛渡され
るので、幅狭部分11が前傾落下部40へ突っこんで落
下することがない。つまり空間4は前向きに移送される
幅狭部分11が前傾していない場合の幅狭部分11の掛
渡空間でもある。また幅広部分10が空間4へきても無
端ベルト33a,33aの延出部分つまり落下阻止部3
3a′,33a′を離れ、前傾落下部40上へきても、
そのときは既に重心Gが下流側の無端ベルト31aへ移
っているので、幅広部分10は前傾落下部40で後傾し
て落下することがなく、物品1全体は無端ベルト31a
へ移るものである。よって移送路3の終端には第4図
(4)で示す向きの物品1のみが到達し、次工程において
は例えば第8図示のように体裁が悪い状態で包装するよ
うなことがなくなり、一方向へ統一されて包装されるも
のである。なお、第2実施例においても同様である。
(発明の効果) この発明によれば、長手位置決めガイドによって物品を
長手向きの4形態にした後、3形態の物品を空間より落
下させるとともに1形態のみを下流側の移送路へ運ぶこ
とができ、自動包装をはじめ各種の次工程の作業を効率
良くすることができ、また構造が簡単なので、装置自体
も安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の一部を切欠いた斜視
図、第2図は第2実施例の一部を切欠いた斜視図、第3
図は第1・2実施例の平面図、第4図(1)(2)(3)(4)は設
定距離と作用の説明図、第5図はこの発明で使用される
物品の平面図、第6図は同上断面図、第7図(1)(2)(3)
(4)は従来例による移送形態を示す説明図、第8図は従
来例により自動包装した場合の説明図である。 1……物品、2……長手位置決めガイド 2……移送路、4……空間 10……幅広部分、11……幅狭部分 33a′……落下阻止部 40……前傾落下部 G……重心、h……高低差

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幅広部分の内端中央から前記幅広部分より
    長い幅狭部分が高低差をもって突出され、しかも重心が
    前記幅狭部分に位置する物品の長手位置決めガイドを移
    送路の長手方向に沿って突設し、前向きに移送された前
    記幅狭部分の前傾の有無により前記幅狭部分の落下若し
    くは掛渡をする空間を前記移送路の途中へ形成し、前記
    幅広部分の落下阻止部を前記移送路の上流側より前記空
    間の途中まで延出するとともに前記落下阻止部の前方空
    間を前記幅広部分の前傾落下部と成すことを特徴とする
    移送機における方向択一装置。
JP62105662A 1987-04-28 1987-04-28 移送機における方向択一装置 Expired - Lifetime JPH0610048B2 (ja)

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JPS63272712A JPS63272712A (ja) 1988-11-10
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2546664Y2 (ja) * 1990-08-01 1997-09-03 株式会社御池鐵工所 廃棄物の選別装置
WO2016016943A1 (ja) * 2014-07-29 2016-02-04 Ykk株式会社 部品供給装置

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JPS527634Y2 (ja) * 1971-08-12 1977-02-17
JPS49113368A (ja) * 1973-03-07 1974-10-29

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