JPH0610045B2 - 運搬装置 - Google Patents

運搬装置

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JPH0610045B2
JPH0610045B2 JP11390789A JP11390789A JPH0610045B2 JP H0610045 B2 JPH0610045 B2 JP H0610045B2 JP 11390789 A JP11390789 A JP 11390789A JP 11390789 A JP11390789 A JP 11390789A JP H0610045 B2 JPH0610045 B2 JP H0610045B2
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gear
roller
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roller body
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貢 遠藤
孝信 栃木
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TOCHIGI SANGYO JUGENGAISHA
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TOCHIGI SANGYO JUGENGAISHA
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本発明は運搬装置、特にベルトの蛇行を修正する機能を
有する運搬装置に関するものである。
(2) 従来技術 例えば電気機品の組立て工場において、或は他の各種の
作業現場において、ベルトコンベア等の運搬装置が種々
使用されている。このような運搬装置(以下、ベルトコ
ンベアで代表させる)の従来例としては、例えば第3図
及び第4図に示すものがある。このベルトコンベアは、
基台となるフレーム1と、フレーム1に軸受2を介して
回転可能に懸架された駆動側ローラ3と、フレーム1上
の、駆動側ローラ3に対向した位置に配置された従動側
ローラ(図示してない)と、駆動側ローラ3と従動側ロ
ーラとの間に掛け渡されたベルト4とを備えて成る。駆
動側ローラ3の軸部分には軸受2に係合支持されるシャ
フト5と、このシヤフト5に固定取付けされたギア6と
が設けられている。また、駆動源となるモータ7がシャ
フト5に対応する位置に配置され、モータ7の回転軸8
に固定されたギア9とギア6との間にはチェーン10が
掛け渡されている。これによりモータ7の駆動力はシャ
フト6へ伝達され、駆動側ローラ3を回転させてベルト
4を3図中矢印Sの方向へ周回運動させ、物品11を運
搬する。
(3) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来のベルトコンベアにあっ
ては、モータによって回転駆動せしめられた駆動側ロー
ラ3によってベルト4を周回運動させるようにしている
ため、駆動側ローラ3や従動側ローラとベルト4との間
の設定条件、或はベルト4上への物品11の載置位置に
よってベルト4の運動のし方が変わり、ベルト4が蛇行
することが多々ある。このため、ベルトコンベアを運転
した場合、例えば第4図において、最初正規位置Aに設
置されていたベルト4が蛇行によって右方へ移動し蛇行
位置Bへ至る。そして、ベルトコンベアを運転し続ける
と、ベルト4は蛇行位置Bよりも更に右方へそれて行
き、ついには駆動側ローラ3から外れて軸受2に接触し
たり或はフレームの支柱12に触れたりする。そして、
ベルト4はめくれ上ったり或は破損したりする。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的はベルトの蛇行を自動的に調整することの
可能な運搬装置を提供することである。
(4) 課題を解決するための手段 本発明は前記目的を達成するため、運搬装置のベルトが
掛け渡されたローラのうち、少なくとも駆動側ローラを
軸方向へ複雑のローラ体に分割し、前記ベルトの蛇行を
検出する手段と、この蛇行検出手段の検出結果に基ずい
て前記複数のローラ体の間の相対的な回転速度を調整す
る手段とを設けたことを要旨とする。
(5) 作 用 駆動側ローラを複数のローラ体に分割したため、それぞ
れのローラ体は相互に同じ速度で回転したり、或は互い
に異なった速度で回転させたりすることが出来る。そし
て運搬装置のベルトはローラの左右側の間で回転速度が
異なっていると、回転速度の大きい方の側へ寄って行く
性質がある。したがって、本発明では、ベルトが蛇行し
た場合、この蛇行を検出し、ベルトが寄って来た側とは
反対側のローラ体を増速される。これりよってベルトの
軌道は修正され、蛇行が調整される。
(6) 実施例 第1図及び第2図は本発明による運搬装置の一実施例で
あるベルトコンベアを示す図である。
その実施例に係るベルトコンベアは、基台であるフレー
ム21と、フレーム21上に取付けられた一対の軸受2
2に両端を回転可能に支持された駆動側ローラ23と、
フレーム21上の、駆動側ローラ23に対向した位置に
配置された従動側ローラ(図示してない)と、駆動側ロ
ーラ23と従動側ローラとの間に掛け渡されたベルト2
4とを備えて成る。駆動側ローラ23の軸部分には当該
駆動側ローラ23を貫通して延び且つ軸受22に回転可
能に支持されるシャフト25が取付けられている。また
フレーム21の脚部26には軸受部27が対になって設
けられ、この軸受部27には元軸28が回転可能に設け
られている。この元軸28には、第1のギア29、第2
のギア30、第3のギア31、第4のギア32がそれぞ
れ回転取付けされ、元軸28と共に回転するようになっ
ている。
駆動側ローラ23は右ローラ体23aと中間ローラ体2
3bと左ローラ体23cとに分割して構成され、これら
のローラ体23a,23b,23cのうち中間ローラ体
23bはシャフト25に固定取付けされる一方、右ロー
ラ体23aと左ローラ23cとはシャフト25に対して
回転可能に取付けられる。そして、右ローラ体23aと
中間ローラ体23bとは右ワンウェイクラッチ33によ
って作動連結され、また中間ローラ体23bと左ローラ
体23cとは左ワンウェイクラッチ34によって作動連
結されている。これらの左右のワンウェイクラッチ3
3,34は、中間ローラ体23bの回転(第1図、第2
図中矢印S方向への)速度が他のローラ体23a,23
cの回転速度よりも大きいとき、後者の各ローラ体23
a,23cを中間ローラ体23bに連結して一体的に回
転させる一方、右ローラ体23a又は左ローラ体23c
を回転速度が中間ローラ体23bの回転速度よりも大き
いときはその回転速度の大きい側のワンウェイクラッチ
33又は34が連結解除されるように設定されている。
更に、シャフト25には、第2のギア30に対応する第
5のギア35と、第3のギア31に対応する第6のギア
36と、第4のギア32に対応する第7のギア37が取
付けられている。これら第5〜第7のギア35,36,
37のうち、第5のギア35はシャフト25に固定取付
けされる一方、第6及び第7のギア36,37はそれぞ
れシャフト25に対して回転自在に取付けられている。
さらに第6のギア36と右ローラ体23aとの間には動
力伝達部材としての右クラッチ部材38が設けられる一
方、第7のギア37と左ローラ23cとの間には左クラ
ッチ部材39が設けられている。右クラッチ部材38と
第6のギア36との間は通常は係合解除の状態に設定さ
れている一方、スイッチ部材の作動によって一体的に結
合されるようになっている。またこの右クラッチ部材3
8と右ローラ体23aとの間は固定係合されている。左
クラッチ部材39と第7のギア37との間もまた、通常
は係合解除の状態に設定されている一方、スイッチ部材
の作動によって一体的に結合されるようになっている。
又その左クラッチ部材39と左ローラ体23cとの間は
固定結合されている。
さらに、フレーム21上の適当な位置には動力源として
のモータ40が元軸28に対応して設けられ、このモー
タ40の出力軸に取付けられたギアと元軸28に取付け
られた第1のギア29との間には動力伝達用の第1のチ
ェーン41が掛け渡されている。また、シャフト25の
元軸28との間において、第2のギア30と第5のギア
35間には第2のチェーン42、第3のギア31と第6
のギア36間には第3のチェーン43、第4のギアと第
7のギア37間には第4のチェーン44がそれぞれ掛け
渡されている。
また、駆動側ローラ23の近くのフレーム21上にはベ
ルト24に対向して蛇行検出手段である右側リミットス
イッチ45と左側リミットスイッチ46とが取付けられ
ている。右側リミットスイッチ45は前記左クラッチ部
材39に作動連結され、当該左クラッチ部材39をオン
動作させる一方、左側リミットスイッチ46は右クラッ
チ部材38に作動連結され、当該右クラッチ部材38を
オン動作させる。
なお、第2乃至第7のギア30,31,32,35,3
6,37間のギア比は、例えば次のように設定されてい
る。ギアの名称 ギア比 第2のギア 1 第3のギア 1.2 第4のギア 1.2 第5のギア 1 第6のギア 1 第7のギア 1 したがって、元軸28の回転によってシャフト25側の
各ギア35,36,37に回転が伝達された場合、第6
及び第7のギア36及び37の回転速度は第5のギア3
5の回転速度よりも大きくなる。
かかる構成を有するベルトコンベアの動作について以下
説明する。
駆動源であるモータ40の動作によってモータの回転は
第1のチェーン41を介して先ず元軸28に伝達され、
この元軸28を回転させる。更に元軸28の回転は第2
乃至第4のギア30,31,32及び第2乃至第4のチ
ェーン42,43,44を介して第5乃至第7のギア3
5,36,37に伝達される。このとき、第5乃至第7
のギア35,36,37のうち第5のギア35のみがシ
ャフト25に固定結合され、第6及び第7のギア36,
37はシャフト25に対して回転自在であるから、元軸
28の回転は第5のギア35を通してシャフト25に伝
達され、第6及び第7のギア36,37はシャフト25
よりも高速で空回りをする。
更に駆動側ローラ23を構成するローラ体23a,23
b,23cのうち中間ローラ体23bのみがシャフト2
5に固定結合されているから、シャフト25の回転は中
間ローラ体23bに伝達され、他の左右のローラ体23
a,23cは左右のワンウェイクラッチ33,34を介
して定速で従動回転する。そして駆動側ローラ23の回
転によってベルト24が矢印S方向に周回運動し、物品
47を運搬する。
このような運搬動作の最中にベルト24が右側へ蛇行し
た場合について考える。ベルト24が蛇行することによ
って第2図中正規位置Aから右方へそれ、蛇行位置Cに
達すると、このベルト24は右側リミットスイッチ45
に接触しこれをオン動作させる。この右側リミットスイ
ッチ45のオン動作により左クラッチ部材39がオン動
作し左ローラ体23Cと第7のギア37とを一体的に結
合する。すると、第7のギア37はシャフト25よりも
高速で回転しているからローラ体23a,23b,23
cのうち、左ローラ体23cが増速せしめられ、中間ロ
ーラ体23bとの間の作動係合が解除される。したがっ
て駆動側ローラ23においては、左ローラ体23cが高
速、右ローラ体23a及び中間ローラ体23bが定速の
状態となる。このためベルト24は回転速度の速い方へ
向かって左方へ戻り始め、先の様な右方への蛇行は調整
される。そして、例えばベルト24が左方へ片寄り過ぎ
た場合は、今度は左側リミットスイッチ46がオン動作
して右ローラ体23aを増速させ、上と同様にしてベル
ト24の蛇行を調整する。なお第6及び第7のギア3
8,39は各々独立のモータで駆動するようにしてもよ
い。
(7) 発明の効果 以上説明したように本発明によれば、運搬装置の駆動側
ローラを複数のローラ体に分割し、これらの複数のロー
ラ体の回転速度を変えることによりベルトの蛇行を調整
するようにしたため、ベルトの蛇行が防止されてこのベ
ルトの破損や反り変形をなくすことが出来る。このため
物品の運搬がスムーズに行なえ、またこの物品を傷付け
ることがなくなる等種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による運搬装置の一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図に示す実施例の平面図、第3図は従
来の運搬装置の一例を示す斜視図、第4図は第3図に示
す装置の平面図である。 21……フレーム、23……駆動側ローラ、23a……
右ローラ体、23b……中間ローラ体、23c……左ロ
ーラ体、24……ベルト、25……シャフト、28……
元軸、29,30,31,32,35,36,37……
ギア、38……右クラッチ部材、39……左クラッチ部
材、33,34……ワンウェイクラッチ、41,42,
43,44……チェーン、45……右側リミットスイッ
チ、46……左側リミットスイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源と、この駆動源によって駆動される
    駆動側ローラと、駆動側ローラに対向して配置された従
    動側ローラと、前記駆動側ローラと従動側ローラとの間
    に掛け渡されたベルトとを備えた運搬装置において、 前記ローラのうち少なくとも駆動側ローラを軸方向へ複
    数のローラ体に分割し、前記ベルトの蛇行を検出する手
    段と、この蛇行検出手段の検出結果に基ずいて前記複数
    のローラ体の間の相対的な回転速度を調整する手段とを
    設けたことを特徴とする運搬装置。
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CN117104769B (zh) * 2023-10-24 2024-01-30 苏州智慧谷激光智能装备有限公司 传送带的纠偏装置及其纠偏方法

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