JPH06100441B2 - 帯状連続体の継目検出装置 - Google Patents

帯状連続体の継目検出装置

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JPH06100441B2
JPH06100441B2 JP14996991A JP14996991A JPH06100441B2 JP H06100441 B2 JPH06100441 B2 JP H06100441B2 JP 14996991 A JP14996991 A JP 14996991A JP 14996991 A JP14996991 A JP 14996991A JP H06100441 B2 JPH06100441 B2 JP H06100441B2
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roller
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continuous body
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JP14996991A
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Inventor
清作 田中
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ハリコム株式会社
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布、皮等の帯状連続体
の継目を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布、皮等の帯状連続体の継目を検
出する装置としては、実開昭60−134108号に開
示されるものがある。その継目検出装置は、帯状連続体
が水平に走行可能な上面が平滑な基台と、帯状連続体の
走行方向に対して直角に横切るように配置されたシャフ
トと、2つで構成され、一方は、他方にもたせた状態
で、それぞれの基端がシャフトに回動自在に軸着され、
それぞれの遊端には、前記帯状連続体の表面に接触して
回転可能なローラが装着され、該ローラが帯状連続体の
走行方向に対して前後に配されるよう長さが異なるアー
ムと、該2本のアームの相対位置の変化を読み取るため
の検出手段と、帯状連続体の厚さの厚薄にかかわらず良
好な検出が得られるようにするために2本のアームの間
隔を調整する調整ボルトとから成り、帯状連続体に有る
継目の凸部が前後に配されたローラの下を通過する際に
各ローラに上下動が生じ、それにより各ローラが装着さ
れた2つのアーム間にも生ずる相対的な位置の変化を検
出手段にて読み取ることにより、帯状連続体に有る継目
を検出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の帯状連続体の継目検出装置には次のような課題が
ある。まず継目の検出用ローラが帯状連続体の走行方向
に対して前後に離間して配置されていることにより、少
なくとも2つのローラが接触する部分の帯状連続体は水
平を保っていなければならない。そのため既設の基台が
パイプ、ローラ等である場合に取付けが不可能となる。
次に2本のアームの長さが違うことにより、帯状連続体
の厚さが変わるたびに、良好な継目検出が行なえるよう
に、いちいち調整ボルトを調整しなければならないとい
う課題が有る。従って本発明は、既設の基台の形状に左
右されることなく取付け可能で、帯状連続体の厚さが変
わっても調整の不要な帯状連続体の継目検出装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、互いに独立
して移動可能な複数本のアームと、該複数本のアーム
へ、それぞれ回転自在かつその軸線が検査する帯状連続
体の走行方向と直角になるよう設けられ、外周面で帯状
連続体の表面と接触可能な複数のローラと、前記複数の
アーム同士の相対的な変位を検出することにより帯状連
続体の継目を検出する検出手段とを具備する帯状連続体
の継目検出装置において、前記複数のローラは、半径が
それぞれ異なるよう形成されると共に、各ローラの外周
面と帯状連続体との前記帯状連続体の走行方向の接触位
置が近接するように配され、前記複数のローラが帯状連
続体の継目と当接した際にはローラの半径の差に起因す
る前記アーム同士の時間差を伴った変位を、前記検出手
段を介して検出することを特徴とする。
【0005】
【作用】作用について説明する。通常状態において、
ローラの外周面と帯状連続体との帯状連続体の走行方向
の接触位置が近接するように配されているため、既設の
基台の形状が円筒または平板であっても、取付け可能で
あり、さらに帯状連続体の厚さが変わる場合において
も、継目検出用ローラが取付けられた2本のアーム間の
相対位置は、ほとんど変化しないため調整は不要とな
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。図1は、本発明のシャフト部分の断
面図であり、図2は、側面である。まず構成について図
1、図2と共に説明する。2は円筒形状の基台であり、
この上面を帯状連続体たとえば布4が基台2の軸方向と
直角となるように矢印方向に走行する。なお6は布4の
継目である。8はパイプであり、本体部10の壁面に有
る軸受12にて回動自在に軸支されており、布4の上方
に位置して布4の走行方向に対して直角に横切るように
配置されている。14はシャフトであり、パイプ8に挿
嵌されており、スペーサ16を前記パイプ8との間に装
入することでパイプ8の回動に影響されることなく、回
動自在に軸支されている。またシャフト14およびスペ
ーサ16は、ストッパー18により抜止めされている。
20は第2のアームであり、アーム構成部材20a、ア
ーム構成部材20b、アーム構成部材20cから成り、
アーム構成部材20aは断面コ字状に形成され、一端は
前記パイプ8に止着されている。アーム構成部材20b
とアーム構成部材20cは断面コ字状に形成され、前記
アーム構成部材20aの他端下面に、ネジ、溶接等の方
法にて固着されている。22は第1のアームであり、断
面コ字状に形成され、一端は前記シャフト14に止着さ
れている。第1のアーム22と第2のアーム20は、第
2のアーム20上に第1のアーム22をもたせた状態
で、それぞれ本体部10の軸受12の中心線を中心に、
第1のアーム22はシャフト14により、第2のアーム
20はパイプ8により回動自在に支持されている。第1
のアーム22の他端とアーム構成部材20bおよびアー
ム構成部材20cにはそれぞれ第1のローラ24、第2
のローラ26および第3のローラ28が回転自在に軸着
されており、第2のローラ26と第3のローラ28の半
径は同じに、第1のローラ24の半径は第2のローラ2
6、第3のローラ28半径より大きくしてある。各ロー
ラの取付位置については第2のローラ26、第3のロー
ラ28の軸線は前記基台2の軸方向と平行な同一直線上
に配置され、第2のローラ26および第3のローラ28
の布4との接触位置は、第1のローラ24と布4との接
触位置に矢印方向に対して近接するように各アームに取
付けられている。また、各ローラは、同一接触線上で布
4と当接するように配置してもよい。30は検出手段と
してのコイルであり、該コイル30は、取付板32に固
着されている。該取付板32は、第2のアーム20と同
様にパイプ8に止着されている。34は金属板であり、
第1のアーム22と同様にシャフト14に止着されてい
る。第1のアーム22と第2のアーム20の相対的な位
置の変化は、金属板34がコイル30の磁力線を横切る
際のインダクタンスの変化により測定される。また、検
出手段としては他に静電容量の変化を検出するもの、光
束の変化を検出するもの、空気圧の変化を検出するもの
など適宜に選択して使用できる。
【0007】次に動作について図3、図4(簡略モデル
図)と共に説明する。第1のローラ24と第2のローラ
26の各中心点をA、Bとし、各ローラが布4と矢印方
向に対して近接して当接するように配置されている。ま
た第1のアーム22と第2のアーム20は、シャフト1
4の中心軸Dにて回動自在に軸着されている。 図3
にて、布4上の凸型をした継目6は、布4が矢印の方向
に走行していくとまず半径の大きな第1のローラ24と
当接し、第1のローラ24を上方向へ押し上げる。第1
のローラ24は継目6が第2のローラ26と当接する直
前には図3中にて一点鎖線で描かれた位置から実線で描
かれた位置まで上がり、第1のローラ24の中心点Aは
aの位置となる。同様に第1のアーム22も一点鎖線の
位置から実線にて描かれた位置へと変化し、継目6とま
だ当接していない第2のローラ26が軸着されている第
2のアーム20との間に相対的な位置の変化が生じ、こ
の変化を検出手段で読み取ることにより継目6を検出で
きる。
【0008】次に図4に示すように継目6の形状が凹型
の場合については、最初に第2のローラ26が継目6に
かかり下方向へ移動し、第2のローラ26の中心点Bは
bの位置となる。この際第1のローラ24は半径が大き
いため元の位置を保持しており、図3の例と同様に第1
のアーム22と第2のアーム20との間に相対的な位置
の変化が生じ、継目6を検出できる。なおこの実施例で
は、第1のアーム22と第2のアーム20の一端は同一
中心軸を持つ、シャフト14とパイプ8に軸着されてお
り、布4の厚さが変化した際には、第1のローラ24と
第2のローラ26および第3のローラ28の布4への接
触点に微妙なズレが生じてくるが、第1のローラ24、
第2のローラ26の半径および第1のアーム22、第2
のアーム20の長さを勘案し決定することにより布4の
厚さの変化に対する前記接触点のズレは、実用上は無視
できる。
【0009】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は、上述の実施例に限定されるの
ではなく、例えば第1のアームと第2のアームとを別々
のシャフト、例えば第1のシャフトおよび第2のシャフ
トにて軸支し、前記第1のローラの中心点と第2のロー
ラの中心点と第1のシャフトと第2のシャフトとを平行
四辺形となる様に配置しても良いし、第1のアームと第
2のアームを布の進行方向に対して垂直に吊持し独立し
て動くように配置しても良い等、発明の精神を逸脱しな
い範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る帯状連続体の継目検出装置
を用いると既設の基台の形状に左右されることなく取付
け可能となる。また、帯状連続体の厚さが変わっても継
目検出装置を調整し直す必要がない等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る帯状連続体の継目検出装置のシャ
フト部の断面図である。
【図2】図1の帯状連続体の継目検出装置の側面図であ
る。
【図3】図1の帯状連続体の継目検出装置の簡略化モデ
ル図であり、継目が凸型の場合である。
【図4】図1の帯状連続体の継目検出装置の簡略化モデ
ル図であり、継目が凹型の場合である。
【符号の説明】
2 基台 4 帯状連続体としての布 6 継目 20 第2のアーム 22 第1のアーム 24 第1のローラ 26 第2のローラ 28 第3のローラ 30 検出手段としてのコイル 34 金属板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに独立して移動可能な複数本のアー
    ムと、該複数本のアームへ、それぞれ回転自在かつその
    軸線が検査する帯状連続体の走行方向と直角になるよう
    設けられ、外周面で帯状連続体の表面と接触可能な複数
    のローラと、前記複数のアーム同士の相対的な変位を検
    出することにより帯状連続体の継目を検出する検出手段
    とを具備する帯状連続体の継目検出装置において、前記
    複数のローラは、半径がそれぞれ異なるよう形成される
    と共に、各ローラの外周面と帯状連続体との前記帯状連
    続体の走行方向の接触位置が近接するように配され、
    記複数のローラが帯状連続体の継目と当接した際にはロ
    ーラの半径の差に起因する前記アーム同士の時間差を伴
    った変位を、前記検出手段を介して検出することによ
    り、当該継目を検出する帯状連続体の継目検出装置。
JP14996991A 1991-05-24 1991-05-24 帯状連続体の継目検出装置 Expired - Lifetime JPH06100441B2 (ja)

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