JPH06100422B2 - 湿潤原料の乾燥粉砕装置 - Google Patents
湿潤原料の乾燥粉砕装置Info
- Publication number
- JPH06100422B2 JPH06100422B2 JP11223589A JP11223589A JPH06100422B2 JP H06100422 B2 JPH06100422 B2 JP H06100422B2 JP 11223589 A JP11223589 A JP 11223589A JP 11223589 A JP11223589 A JP 11223589A JP H06100422 B2 JPH06100422 B2 JP H06100422B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drying
- classifier
- crushing
- outer peripheral
- fine powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
- Glanulating (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明の乾燥粉砕装置は、湿式粉砕後の湿潤原料,スラ
リ状原料,泥状原料等の湿潤粉粒体を乾燥して微粉末を
得ると同時に、乾燥後の粗粒または粗粉をさらに粉砕し
て微粉末を得るもので、特に、粒径分布に拡がりの有る
湿潤粉粒体から微粉末を効率良く生産するのに好適であ
る。
リ状原料,泥状原料等の湿潤粉粒体を乾燥して微粉末を
得ると同時に、乾燥後の粗粒または粗粉をさらに粉砕し
て微粉末を得るもので、特に、粒径分布に拡がりの有る
湿潤粉粒体から微粉末を効率良く生産するのに好適であ
る。
[従来の技術] 従来、湿式粉砕後の湿潤原料から乾燥微粉末を得るに
は、まず乾燥装置で乾燥した後、解砕,分級を行なって
所要の微粉末を得たうえ、粗粉や粗粒は再び湿式または
乾式の粉砕を実施していた。そして湿潤原料の乾燥装置
としては、スプレイドライヤ,流動床ドライヤ,ロータ
リドライヤ等が使用されている。スプレイドライヤは、
スラリ状の微粒子乾燥に適するが、乾燥後の製品は造粒
されてしまい粉末を得るには不適当である。また、流動
床ドライヤは、その原理から考えて粒状の原料には適す
るが、粉状のものには適しない。ロータリドライヤは、
さらに大粒径の粒〜塊状の原料の乾燥に適する等の特長
があった。
は、まず乾燥装置で乾燥した後、解砕,分級を行なって
所要の微粉末を得たうえ、粗粉や粗粒は再び湿式または
乾式の粉砕を実施していた。そして湿潤原料の乾燥装置
としては、スプレイドライヤ,流動床ドライヤ,ロータ
リドライヤ等が使用されている。スプレイドライヤは、
スラリ状の微粒子乾燥に適するが、乾燥後の製品は造粒
されてしまい粉末を得るには不適当である。また、流動
床ドライヤは、その原理から考えて粒状の原料には適す
るが、粉状のものには適しない。ロータリドライヤは、
さらに大粒径の粒〜塊状の原料の乾燥に適する等の特長
があった。
[発明が解決しようとする課題] 以上述べた従来機種の乾燥装置の乾燥においては、乾燥
粉末を得ようとするとき、乾燥後に解砕や分級の工程が
別に必要となり、工場の設備費や生産効率,操業経済性
の面など多くの不利益が有った。
粉末を得ようとするとき、乾燥後に解砕や分級の工程が
別に必要となり、工場の設備費や生産効率,操業経済性
の面など多くの不利益が有った。
[課題を解決するための手段] そこで、本発明の湿潤原料の乾燥粉砕装置においては、
粒径に拡がりが有り、水分を多量に含んだ湿潤原料を乾
燥,分級,解砕し、かつ、粉砕,分級して効率良く乾燥
粉末を得ることを企図して、第1の発明においては、 乾燥用熱ガス供給設備と、熱ガスにより湿潤原料を乾燥
し乾燥微粉末と乾燥粗粒とを別個に排出する分級機を具
備する乾燥装置と、乾燥粗粒を投入して粉砕する粉砕装
置と、粉砕後の微粉末を処理する分級機と、前記乾燥微
粉末と粉砕後の微粉末を含有する含塵ガスから微粉末を
回収する集塵装置と、前記含塵ガスを吸収するフアンと
から構成される湿潤原料の乾燥粉砕装置であって、 前記乾燥装置は、回転軸心が鉛直方向に設置されてお
り、下方へ向かって拡径する円錐形状を多段に有し、駆
動装置によって回転される旋回皿と、 該旋回皿と同軸で該旋回皿を囲繞し、かつ、上方に向か
って延設する環形状のケーシングと、 前記旋回皿の外周環状空間部および各段の旋回皿間の空
隙より乾燥用熱ガスを内部に注入する取入口と、 該取入口の直下に乾燥後の粗粉を排出するスクリュコン
ベヤと、 前記ケーシングに湿潤原料用の供給口と、 前記ケーシング上部に乾燥微粉分の吸引排出口とを具備
する乾燥装置であって、 前記吸引排出口の下部に分級機を設け、かつ、前記最下
段の旋回皿と隣り合う旋回皿との空隙が変更自在に最下
段旋回皿のみを支持する複数個のローラを油圧シリンダ
のロッド側に軸承した乾燥装置とした。
粒径に拡がりが有り、水分を多量に含んだ湿潤原料を乾
燥,分級,解砕し、かつ、粉砕,分級して効率良く乾燥
粉末を得ることを企図して、第1の発明においては、 乾燥用熱ガス供給設備と、熱ガスにより湿潤原料を乾燥
し乾燥微粉末と乾燥粗粒とを別個に排出する分級機を具
備する乾燥装置と、乾燥粗粒を投入して粉砕する粉砕装
置と、粉砕後の微粉末を処理する分級機と、前記乾燥微
粉末と粉砕後の微粉末を含有する含塵ガスから微粉末を
回収する集塵装置と、前記含塵ガスを吸収するフアンと
から構成される湿潤原料の乾燥粉砕装置であって、 前記乾燥装置は、回転軸心が鉛直方向に設置されてお
り、下方へ向かって拡径する円錐形状を多段に有し、駆
動装置によって回転される旋回皿と、 該旋回皿と同軸で該旋回皿を囲繞し、かつ、上方に向か
って延設する環形状のケーシングと、 前記旋回皿の外周環状空間部および各段の旋回皿間の空
隙より乾燥用熱ガスを内部に注入する取入口と、 該取入口の直下に乾燥後の粗粉を排出するスクリュコン
ベヤと、 前記ケーシングに湿潤原料用の供給口と、 前記ケーシング上部に乾燥微粉分の吸引排出口とを具備
する乾燥装置であって、 前記吸引排出口の下部に分級機を設け、かつ、前記最下
段の旋回皿と隣り合う旋回皿との空隙が変更自在に最下
段旋回皿のみを支持する複数個のローラを油圧シリンダ
のロッド側に軸承した乾燥装置とした。
また、第2の発明においては、第1の発明の粉砕装置
を、回転軸心が鉛直方向に設置されており、下方へ向か
って拡径する円錐形状を有し、同時に外周端近くで上方
に向かって拡径する立上り部を有し、駆動装置によって
回転される回転皿と、上方へ向かって縮径する環形状を
有し、前記回転皿の外周を囲むように前記回転皿と同軸
的に周設され、静止もしくは前記回転皿と逆方向に回転
駆動する外周環と、これら外周環と回転皿とで囲まれる
粉砕室内に収容された粉砕媒体とを具備し、前記回転皿
の皿面および外周環の内壁面の鉛直断面形状は、それぞ
れ凹に湾曲した形状であると共に、該皿面と内壁面とは
連続的な円滑面を形成している遠心流動粉砕装置であっ
て、かつ、粉砕室の上部に吸引排出口を設けるととも
に、該排出口の下部に分級機を設けた遠心流動粉砕装置
において、 前記分級機は、上下一対の回転円板と該回転円板の外縁
部に挟設された羽根とを有し、かつ、該両回転円板間の
中央部が前記排出口に通過する開口部を有し、 該分級機の下側に、上下一対の回転円板および該回転円
板の外縁部に挟設され下方に気流への推進力を有する羽
根を具備した循環フアンを備え、 該分級機と該循環フアンの間の外周部に気流方向が反転
する室内通路を備えた構成とした。
を、回転軸心が鉛直方向に設置されており、下方へ向か
って拡径する円錐形状を有し、同時に外周端近くで上方
に向かって拡径する立上り部を有し、駆動装置によって
回転される回転皿と、上方へ向かって縮径する環形状を
有し、前記回転皿の外周を囲むように前記回転皿と同軸
的に周設され、静止もしくは前記回転皿と逆方向に回転
駆動する外周環と、これら外周環と回転皿とで囲まれる
粉砕室内に収容された粉砕媒体とを具備し、前記回転皿
の皿面および外周環の内壁面の鉛直断面形状は、それぞ
れ凹に湾曲した形状であると共に、該皿面と内壁面とは
連続的な円滑面を形成している遠心流動粉砕装置であっ
て、かつ、粉砕室の上部に吸引排出口を設けるととも
に、該排出口の下部に分級機を設けた遠心流動粉砕装置
において、 前記分級機は、上下一対の回転円板と該回転円板の外縁
部に挟設された羽根とを有し、かつ、該両回転円板間の
中央部が前記排出口に通過する開口部を有し、 該分級機の下側に、上下一対の回転円板および該回転円
板の外縁部に挟設され下方に気流への推進力を有する羽
根を具備した循環フアンを備え、 該分級機と該循環フアンの間の外周部に気流方向が反転
する室内通路を備えた構成とした。
[作用] 本発明の乾燥粉砕装置においては、湿潤原料は乾燥装置
に供給されて熱ガスにより流動化され装置内で循環し、
その間に熱ガスと熱交換し次第に乾燥が進行する。そし
て、乾燥後の微粉末は分級機を通過後集塵装置で回収さ
れる。一方、適当な乾燥時間の経過後分級機を通過し得
ない乾燥後の粗粉,粗粒は排出され、粉砕機で粉砕さ
れ、分級機で分級後の微粉末は前記集塵装置で同じく回
収される。所要の粒径に達しない粗粉は粉砕装置に再投
入され粉砕される。
に供給されて熱ガスにより流動化され装置内で循環し、
その間に熱ガスと熱交換し次第に乾燥が進行する。そし
て、乾燥後の微粉末は分級機を通過後集塵装置で回収さ
れる。一方、適当な乾燥時間の経過後分級機を通過し得
ない乾燥後の粗粉,粗粒は排出され、粉砕機で粉砕さ
れ、分級機で分級後の微粉末は前記集塵装置で同じく回
収される。所要の粒径に達しない粗粉は粉砕装置に再投
入され粉砕される。
また、第2の発明においては、粉砕装置に分級機を具備
した遠心流動粉砕装置を採用したので、粉砕室内のボー
ルと側内壁面との円周方向速度差が大きく、粉砕ならび
に摩砕作用が著しく大きく、かつ、分級を行ないつつ粉
砕を実施するので、エネルギロスが少なく、過粉砕もな
く、所要の粉末度の製品が効率良く得られる。
した遠心流動粉砕装置を採用したので、粉砕室内のボー
ルと側内壁面との円周方向速度差が大きく、粉砕ならび
に摩砕作用が著しく大きく、かつ、分級を行ないつつ粉
砕を実施するので、エネルギロスが少なく、過粉砕もな
く、所要の粉末度の製品が効率良く得られる。
[実施例] 以下、図面に基づいて、本発明の実施例について詳しく
説明する。
説明する。
第1図は第1の発明に係る実施例を示す全体系統図、第
2図は第2の発明に係る実施例を示す全体系統図、第3
図〜第5図は乾燥装置の実施例を示し、第3図は全体縦
断面図、第4図は要部拡大縦断面図、第5図は乾燥原料
の流動化状態説明図であり、第3図中の矢印はガス流れ
を示し、第5図中の細線矢印はガス流れ、太線矢印は粗
粒の動きを示す。第6図は遠心流動粉砕装置を示す全体
縦断面図、第7図は遠心流動粉砕装置の粉砕室の縦断面
図である。
2図は第2の発明に係る実施例を示す全体系統図、第3
図〜第5図は乾燥装置の実施例を示し、第3図は全体縦
断面図、第4図は要部拡大縦断面図、第5図は乾燥原料
の流動化状態説明図であり、第3図中の矢印はガス流れ
を示し、第5図中の細線矢印はガス流れ、太線矢印は粗
粒の動きを示す。第6図は遠心流動粉砕装置を示す全体
縦断面図、第7図は遠心流動粉砕装置の粉砕室の縦断面
図である。
図において、100は熱ガス供給設備、200は乾燥装置、30
0は粉砕装置で本実施例ではボールミルを使用する。400
は分級機、500は集塵装置でバッグフィルタまたは電気
集塵機等を使用する。600は熱ガス吸引用のフアン、700
はエアーロックダンパ、800は流量制御弁である。
0は粉砕装置で本実施例ではボールミルを使用する。400
は分級機、500は集塵装置でバッグフィルタまたは電気
集塵機等を使用する。600は熱ガス吸引用のフアン、700
はエアーロックダンパ、800は流量制御弁である。
次に、乾燥装置200の構造の詳細について説明する。
乾燥装置200は第3図〜第5図に示すような構造となっ
ており、1はケーシング、2は減速電動機、3は出力
軸、4はカップリング、5は旋回皿の回転軸、6は旋回
皿で6a,6b,6c,6d,6eは多段に形成される。7は最下段の
旋回皿6eの回転用のレール、8はローラ、9はローラ昇
降用の油圧シリンダ、10は熱ガス供給用のブレードリン
グ、11は湿潤原料の供給口、12は分級機として使用する
回転式セパレータ、13は乾燥微粉の吸引排出口、14は熱
ガス供給口、15はスクリュコンベヤである。
ており、1はケーシング、2は減速電動機、3は出力
軸、4はカップリング、5は旋回皿の回転軸、6は旋回
皿で6a,6b,6c,6d,6eは多段に形成される。7は最下段の
旋回皿6eの回転用のレール、8はローラ、9はローラ昇
降用の油圧シリンダ、10は熱ガス供給用のブレードリン
グ、11は湿潤原料の供給口、12は分級機として使用する
回転式セパレータ、13は乾燥微粉の吸引排出口、14は熱
ガス供給口、15はスクリュコンベヤである。
円筒形状のケーシング1の下部中央には、減速電動機2
の出力軸3とカップリング4で連結された鉛直の回転軸
5に嵌合され、キー止めされて回転する多段の旋回皿6
(6a,6b,6c,6d,6e)が折り重なって配設されている。そ
して、最下段の旋回皿6eの外周には円環状の熱ガス供給
用ブレードリング10が固設され、その下方には乾燥粗粒
の排出用のスクリュコンベヤ15が連結配設される。一
方、ケーシング1の下部に設けられた熱ガス供給口14よ
り装置内に導入した熱ガスは、内部で分岐して、ひとつ
はブレードリングを上方へ、もうひとつは各段の旋回皿
同志の間隙6X,6X,6X,6Yを通り抜けて上方へ流れる。
ケーシング1の中間部には最上段旋回皿6aへ湿潤原料を
散布できるように原料供給口11が設けられており、図の
ように、例えばスクリュコンベヤ15を使用して水平に供
給しても良いし、傾斜させて重量作用により落下させて
も良い。
の出力軸3とカップリング4で連結された鉛直の回転軸
5に嵌合され、キー止めされて回転する多段の旋回皿6
(6a,6b,6c,6d,6e)が折り重なって配設されている。そ
して、最下段の旋回皿6eの外周には円環状の熱ガス供給
用ブレードリング10が固設され、その下方には乾燥粗粒
の排出用のスクリュコンベヤ15が連結配設される。一
方、ケーシング1の下部に設けられた熱ガス供給口14よ
り装置内に導入した熱ガスは、内部で分岐して、ひとつ
はブレードリングを上方へ、もうひとつは各段の旋回皿
同志の間隙6X,6X,6X,6Yを通り抜けて上方へ流れる。
ケーシング1の中間部には最上段旋回皿6aへ湿潤原料を
散布できるように原料供給口11が設けられており、図の
ように、例えばスクリュコンベヤ15を使用して水平に供
給しても良いし、傾斜させて重量作用により落下させて
も良い。
ケーシング1の上部中央には、分級機として回転式セパ
レータ12が鉛直軸回りに旋回皿6と同一方向に回転でき
るよう軸受12a,12aによって軸承され、可変電動機12cに
よって駆動される。
レータ12が鉛直軸回りに旋回皿6と同一方向に回転でき
るよう軸受12a,12aによって軸承され、可変電動機12cに
よって駆動される。
回転式セパレータ12のさらに上部には、回転式セパレー
タ12を通過した乾燥微粉を吸引排出させる吸引排出口13
があり、図示しない集塵装置,吸引フアンと連結されて
いる。
タ12を通過した乾燥微粉を吸引排出させる吸引排出口13
があり、図示しない集塵装置,吸引フアンと連結されて
いる。
以上のように構成された乾燥装置200の作動について説
明する。吸引フアン600,回転式セパレータ12,減速電動
機2,スクリュコンベヤ15を駆動した状態で湿潤原料を供
給口11より旋回皿6に投入すると、原料は旋回皿6によ
りスパイラル状に下方へ落下していく。この間、各段の
間隙6X,6X,6X,6Yより熱ガスと熱交換し、ブレードリ
ング10より上向きの高速の熱ガスと当接し、反転して上
方へ吹き上げられる。この状態が第5図に示した状態
で、乾燥の進行とともに原料は各々の粒径に独立して流
動化し始め、粒径大の粒子(粗粒という)は、ブレード
リング10で吹き上げられた後、回転式セパレータ12に達
することなく装置内の途中で浮上エネルギを失って再び
旋回皿6の上へ落下し、以後同様な循環を繰り返す。一
方、乾燥して粒径大なる粒子から分離した微粉は、回転
式セパレータ12まで運ばれ、ここで所定の分級点を規定
する回転数で回転している回転式セパレータ12の羽根12
dへ向かい、微粉は通り抜けて吸引排出口13より装置外
へ排出される。セパレータ羽根12dに当接してはね飛ば
され通過することのできない粒子(中粒という)は、再
び旋回皿6へ落下し、前述の循環を繰り返す。この循環
の際の旋回皿6への落下の衝撃により、粗粒に付着した
微粉の分離、すなわち、解砕が行なわれる。
明する。吸引フアン600,回転式セパレータ12,減速電動
機2,スクリュコンベヤ15を駆動した状態で湿潤原料を供
給口11より旋回皿6に投入すると、原料は旋回皿6によ
りスパイラル状に下方へ落下していく。この間、各段の
間隙6X,6X,6X,6Yより熱ガスと熱交換し、ブレードリ
ング10より上向きの高速の熱ガスと当接し、反転して上
方へ吹き上げられる。この状態が第5図に示した状態
で、乾燥の進行とともに原料は各々の粒径に独立して流
動化し始め、粒径大の粒子(粗粒という)は、ブレード
リング10で吹き上げられた後、回転式セパレータ12に達
することなく装置内の途中で浮上エネルギを失って再び
旋回皿6の上へ落下し、以後同様な循環を繰り返す。一
方、乾燥して粒径大なる粒子から分離した微粉は、回転
式セパレータ12まで運ばれ、ここで所定の分級点を規定
する回転数で回転している回転式セパレータ12の羽根12
dへ向かい、微粉は通り抜けて吸引排出口13より装置外
へ排出される。セパレータ羽根12dに当接してはね飛ば
され通過することのできない粒子(中粒という)は、再
び旋回皿6へ落下し、前述の循環を繰り返す。この循環
の際の旋回皿6への落下の衝撃により、粗粒に付着した
微粉の分離、すなわち、解砕が行なわれる。
以上のようにして、一定時間経過後(これを乾燥時間と
いう)、装置内に貯まった分級点以上の粒径を持つ中粒
および装置粒を排出するには、最下段の旋回皿6eを、複
数個の油圧シリンダ9を同時操作して下降させ、間隙6Y
を拡張する(間隙6X,6X,6Xは不変)。そうすると、熱
ガス供給口14より入る熱ガス全量は変わらず、間隙6Yか
ら流入するガス量が増加するのでブレードリング10から
入る熱ガス量が減少し、ブレードリング10の流入面積は
変わらないのでブレードリング10から入るガス流速が減
少し、粗粒は吹き上げ力より重力が打ち克って落下し、
スクリュコンベヤ15へ向かう。ブレードリング10上部の
乾燥粒子がこのようにして排出された後、再び最下段旋
回皿6eを元の状態まで上昇させてから、湿潤原料を投入
する。乾燥時間と落下時間は、湿潤原料の含有水分の度
合によって乾燥時間を選択し、例えば、乾燥時間3分〜
5分、落下時間10秒〜20秒のように設定する。
いう)、装置内に貯まった分級点以上の粒径を持つ中粒
および装置粒を排出するには、最下段の旋回皿6eを、複
数個の油圧シリンダ9を同時操作して下降させ、間隙6Y
を拡張する(間隙6X,6X,6Xは不変)。そうすると、熱
ガス供給口14より入る熱ガス全量は変わらず、間隙6Yか
ら流入するガス量が増加するのでブレードリング10から
入る熱ガス量が減少し、ブレードリング10の流入面積は
変わらないのでブレードリング10から入るガス流速が減
少し、粗粒は吹き上げ力より重力が打ち克って落下し、
スクリュコンベヤ15へ向かう。ブレードリング10上部の
乾燥粒子がこのようにして排出された後、再び最下段旋
回皿6eを元の状態まで上昇させてから、湿潤原料を投入
する。乾燥時間と落下時間は、湿潤原料の含有水分の度
合によって乾燥時間を選択し、例えば、乾燥時間3分〜
5分、落下時間10秒〜20秒のように設定する。
本実施例では、乾燥終了後の中粒,粗粒の排出では、最
下段旋回皿6eを下降させて間隙6Yを拡大して、ブレード
リング10の風量を低下して流速を落とす方策を採用した
が、このほかにも、最下段旋回皿6eを下げることによっ
て、ブレードリング10の通過面積を拡大してブレードリ
ング通過流速を低下させて落下させる方策としても良
い。
下段旋回皿6eを下降させて間隙6Yを拡大して、ブレード
リング10の風量を低下して流速を落とす方策を採用した
が、このほかにも、最下段旋回皿6eを下げることによっ
て、ブレードリング10の通過面積を拡大してブレードリ
ング通過流速を低下させて落下させる方策としても良
い。
以上説明したように、本発明で使用する乾燥装置では、
原料は旋回皿の回転によってケーシング内面への衝突や
吹き上げ後の旋回皿への再落下の衝撃により、解砕さ
れ、かつ、熱ガスによる流動化状態で乾燥されるので、
粒子単独での効率良い乾燥が実現できる。
原料は旋回皿の回転によってケーシング内面への衝突や
吹き上げ後の旋回皿への再落下の衝撃により、解砕さ
れ、かつ、熱ガスによる流動化状態で乾燥されるので、
粒子単独での効率良い乾燥が実現できる。
また、旋回皿と分級機の旋回方向が同一方向で、装置内
部で固気2相流の安定した渦流が形成され、旋回皿と分
級機に至る途中とで一次分級が実施されるので(換言す
れば、粗粒は分級機まで到達しないで旋回皿へ戻るこ
と)、分級機の効率が良い。
部で固気2相流の安定した渦流が形成され、旋回皿と分
級機に至る途中とで一次分級が実施されるので(換言す
れば、粗粒は分級機まで到達しないで旋回皿へ戻るこ
と)、分級機の効率が良い。
さらに、流動化状態を促進するために、ブレードリング
通過風量を増し、通過流速を増加させるために最下段旋
回皿6eを上昇させ、間隙6Yを減少することもできる。
通過風量を増し、通過流速を増加させるために最下段旋
回皿6eを上昇させ、間隙6Yを減少することもできる。
以上説明したように、乾燥装置200で乾燥され、スクリ
ュコンベヤ15で排出される中粒および粗粒は、つぎに粉
砕装置(ボールミル)300へ供給される。そして、ボー
ルミル300によって粉砕された微粉末は空気搬送され、
含塵ガスは分級機400へ入り、分級点以下の微粉末は集
塵装置500へ送られここで回収される。また、分級点以
上の粗粉はボールミル300へ戻され再粉砕されるという
閉回路が形成されている。このようにして、湿潤原料は
すべて乾燥した所要の微粉末にされる。
ュコンベヤ15で排出される中粒および粗粒は、つぎに粉
砕装置(ボールミル)300へ供給される。そして、ボー
ルミル300によって粉砕された微粉末は空気搬送され、
含塵ガスは分級機400へ入り、分級点以下の微粉末は集
塵装置500へ送られここで回収される。また、分級点以
上の粗粉はボールミル300へ戻され再粉砕されるという
閉回路が形成されている。このようにして、湿潤原料は
すべて乾燥した所要の微粉末にされる。
以上が第1の発明の構成および作用である。
一方、第2の発明の乾燥粉砕装置においては、粉砕装置
として以下に説明する遠心流動粉砕装置300Aを採用し、
かつ、分級機400を廃止する。
として以下に説明する遠心流動粉砕装置300Aを採用し、
かつ、分級機400を廃止する。
遠心流動装置300Aは第6図、および第7図に示すような
構造となっており、符号306は回転皿であり、回転軸が
鉛直方向に設置され、皿面にはライナ306aが貼り付けら
れている。この回転皿306は、下方に向かって拡径する
円錐形状とされている。この回転皿306は、駆動軸303に
よって回転駆動される。
構造となっており、符号306は回転皿であり、回転軸が
鉛直方向に設置され、皿面にはライナ306aが貼り付けら
れている。この回転皿306は、下方に向かって拡径する
円錐形状とされている。この回転皿306は、駆動軸303に
よって回転駆動される。
符号305は外周環であり、回転皿306のの外周を囲むよう
に回転皿306と同軸的に周設されている。外周環305は上
方に向かって縮径する形状のものであり、外周環305の
下部と回転皿306の外周縁部とは摺動可能に接触してい
る。なお、第7図に示すように、該外周環305の下部と
回転皿306の立上り部の外周端との間に、例えば、最小
ボール径の10〜30%程度のわずかな隙間をあけても良
い。
に回転皿306と同軸的に周設されている。外周環305は上
方に向かって縮径する形状のものであり、外周環305の
下部と回転皿306の外周縁部とは摺動可能に接触してい
る。なお、第7図に示すように、該外周環305の下部と
回転皿306の立上り部の外周端との間に、例えば、最小
ボール径の10〜30%程度のわずかな隙間をあけても良
い。
回転皿306の皿面Dと、立上り部Eと、外周環305の内壁
面Fは、共に凹に湾曲した鉛直断面形状とされており、
かつ皿面Dと立上り部Eとの接触部も滑らかに連続した
面を形成している。
面Fは、共に凹に湾曲した鉛直断面形状とされており、
かつ皿面Dと立上り部Eとの接触部も滑らかに連続した
面を形成している。
次に、上記遠心流動粉砕装置300Aの作動について説明す
る。
る。
回転皿306と外周環305とで囲まれる粉砕室内にボールを
収容し、スクリュコンベヤ15から排出された粉砕される
原料を投入すると共に、駆動軸303を介して回転皿306を
回転させる。そうすると、ボールは遠心力により外周方
向に移動され、この速度エネルギによって外周環305の
内壁面Fを這い上り、次いで該内壁面Fから離れて回転
皿306の皿面D上に着床する。皿面D上に移動したボー
ルは、この皿面Dに沿って転動降下上昇し、かつ回転皿
306の回転によって付与される遠心力によって再び外周
環305へ向けて移動される。
収容し、スクリュコンベヤ15から排出された粉砕される
原料を投入すると共に、駆動軸303を介して回転皿306を
回転させる。そうすると、ボールは遠心力により外周方
向に移動され、この速度エネルギによって外周環305の
内壁面Fを這い上り、次いで該内壁面Fから離れて回転
皿306の皿面D上に着床する。皿面D上に移動したボー
ルは、この皿面Dに沿って転動降下上昇し、かつ回転皿
306の回転によって付与される遠心力によって再び外周
環305へ向けて移動される。
また、回転皿306を回転させると、ボールは回転皿306の
回転速度よりも遅い速度で円周方向に公転する。したが
って、ボールは、前述のように皿面Dと立上り部Eおよ
び内壁面Fを循環する上下方向の楕円運動の他に、回転
皿306の軸心回りを回転する公転運動をも行ない、これ
らの二つの運動を合成した縄を綯うような螺旋進行運動
を行なう。(なお、かかるボールの運動を、本明細書に
おいて遠心脈状流動という。) このように、ボールは回転皿306の円周方向への運動を
維持しつつ内壁面F上を這い上る運動を行なうのである
が、この内壁面Fが固定されているとき、ボールの円周
方向速度(公転速度)およびボールの這い上り速度との
合成速度がそのまま内壁面Fとボールの速度差になる。
また、内壁面Fが逆回転しているときには、速度差はさ
らに大きくなる。したがって、ボールと内壁面Fとの速
度差は、極めて大きなものとなり、内壁面F上を移動す
る際のボールの粉砕ならびに摩砕作用は著しく強いもの
となる。
回転速度よりも遅い速度で円周方向に公転する。したが
って、ボールは、前述のように皿面Dと立上り部Eおよ
び内壁面Fを循環する上下方向の楕円運動の他に、回転
皿306の軸心回りを回転する公転運動をも行ない、これ
らの二つの運動を合成した縄を綯うような螺旋進行運動
を行なう。(なお、かかるボールの運動を、本明細書に
おいて遠心脈状流動という。) このように、ボールは回転皿306の円周方向への運動を
維持しつつ内壁面F上を這い上る運動を行なうのである
が、この内壁面Fが固定されているとき、ボールの円周
方向速度(公転速度)およびボールの這い上り速度との
合成速度がそのまま内壁面Fとボールの速度差になる。
また、内壁面Fが逆回転しているときには、速度差はさ
らに大きくなる。したがって、ボールと内壁面Fとの速
度差は、極めて大きなものとなり、内壁面F上を移動す
る際のボールの粉砕ならびに摩砕作用は著しく強いもの
となる。
さらに、内壁面Fから離脱して皿面D上に着床したボー
ルは、回転する皿面Dにより遠心力を付与されて外周端
近くの立上り部に向かう。さらに、皿面Dおよび立上り
部Eを泳動降下および上昇する際の運動により、内壁面
Fを駆け上る際に得た位置エネルギを半径方向への運動
エネルギに変換することができるから、ボールに一旦付
与されたエネルギをいたずらに消費することなく、粉砕
ならびに摩砕作用に有効に利用することができる。さら
に、皿面Dに沿って降下する際は、ボールはこの皿面D
と摺動するから、この降下運動中においても原料の摩砕
が行なわれる。
ルは、回転する皿面Dにより遠心力を付与されて外周端
近くの立上り部に向かう。さらに、皿面Dおよび立上り
部Eを泳動降下および上昇する際の運動により、内壁面
Fを駆け上る際に得た位置エネルギを半径方向への運動
エネルギに変換することができるから、ボールに一旦付
与されたエネルギをいたずらに消費することなく、粉砕
ならびに摩砕作用に有効に利用することができる。さら
に、皿面Dに沿って降下する際は、ボールはこの皿面D
と摺動するから、この降下運動中においても原料の摩砕
が行なわれる。
なお、このような遠心流動粉砕装置においては、回転皿
の回転速度は一定としても良いのであるが、規則的ない
しは不規則的に変動させても良い。回転数を変動させる
ことにより、ボールの運動に不規則性が与えられ、摩砕
作用が向上される。
の回転速度は一定としても良いのであるが、規則的ない
しは不規則的に変動させても良い。回転数を変動させる
ことにより、ボールの運動に不規則性が与えられ、摩砕
作用が向上される。
第6図は遠心流動粉砕装置300Aを実際に稼働させる場合
の装置全体構成の一例を示す縦断面図である。
の装置全体構成の一例を示す縦断面図である。
符号315は粉砕装置の本体部分を覆うケーシングであっ
て、外周環305は連結部材(図示せず)を介してケーシ
ング315の内面に取り付けられている。符号304は脚注で
あって、ベアリング303aを介して回転皿306を枢支して
いる。回転軸303は、減速機302を介して電動機1等の原
動装置に連結されている。
て、外周環305は連結部材(図示せず)を介してケーシ
ング315の内面に取り付けられている。符号304は脚注で
あって、ベアリング303aを介して回転皿306を枢支して
いる。回転軸303は、減速機302を介して電動機1等の原
動装置に連結されている。
ケーシング307に接続する分級機ケーシング308の天井中
央部分には原料の投入管311が設置されており、かつこ
の投入管311を取り巻くようにダクト312が設けられ、こ
のダクト312に回転筒310が接続されている。
央部分には原料の投入管311が設置されており、かつこ
の投入管311を取り巻くようにダクト312が設けられ、こ
のダクト312に回転筒310が接続されている。
外周環305は、本実施例ではライナ305aが内張りされる
と共に、その壁面を貫通するように多数のスリットまた
は小孔305bが穿設されている。外周環305外面の底部と
ケーシング315内面との間には側部カバー316が周設され
ており、この側部カバー316とケーシング315および外周
環305外面との間に空気導入室317が区画形成され、空気
導入管318から空気が導入可能とされている。なお、側
部カバー316の上端は外周環305の側部外面に封着されて
いる。
と共に、その壁面を貫通するように多数のスリットまた
は小孔305bが穿設されている。外周環305外面の底部と
ケーシング315内面との間には側部カバー316が周設され
ており、この側部カバー316とケーシング315および外周
環305外面との間に空気導入室317が区画形成され、空気
導入管318から空気が導入可能とされている。なお、側
部カバー316の上端は外周環305の側部外面に封着されて
いる。
一方、回転皿306の外周縁と外周環305の底部内周縁との
間には、最小ボール径の10〜30%クリアランス319があ
いている。
間には、最小ボール径の10〜30%クリアランス319があ
いている。
前記空気導入室317の内側の底部カバー320には、粉粒体
の抜出および搬送用の管路321が接続され、この管路321
は投入管312へ粉粒体を返送可能に配設されている。ま
た、回転皿306の外周縁下側には、スクレーパ322が固設
され、底部カバー320内に落下した粉粒体を抜出用の管
路321の接続部へ向けて寄せ集めるよう構成されてい
る。
の抜出および搬送用の管路321が接続され、この管路321
は投入管312へ粉粒体を返送可能に配設されている。ま
た、回転皿306の外周縁下側には、スクレーパ322が固設
され、底部カバー320内に落下した粉粒体を抜出用の管
路321の接続部へ向けて寄せ集めるよう構成されてい
る。
ケーシング308の上面部を被うように蓋体328が設けられ
ている。この蓋体328の頂部中央には前記回転筒310が挿
入されており、ベアリング329によってこれを枢支して
いる。この回転筒310は、例えばプーリ329aおよびベル
ト329b等の適宜の動力伝達手段によって駆動装置(図示
せず)に接続されている。なお、この回転筒310の上端
とダクト312の下端とは回転自在に連結機構、例えば、
回転継手にて連結されている。313はダクト312に連結さ
れた排出口である。
ている。この蓋体328の頂部中央には前記回転筒310が挿
入されており、ベアリング329によってこれを枢支して
いる。この回転筒310は、例えばプーリ329aおよびベル
ト329b等の適宜の動力伝達手段によって駆動装置(図示
せず)に接続されている。なお、この回転筒310の上端
とダクト312の下端とは回転自在に連結機構、例えば、
回転継手にて連結されている。313はダクト312に連結さ
れた排出口である。
しかして、この回転筒310の下端に分級機330が連接され
ている。本実施例において、分級機330は上下一対の回
転円板330a,330b,該円板330a,330bの縁部に挟設された
羽根330c、および開口部330dを備えている。
ている。本実施例において、分級機330は上下一対の回
転円板330a,330b,該円板330a,330bの縁部に挟設された
羽根330c、および開口部330dを備えている。
また、分級機330の直下には、分級機330の回転軸である
回転筒310と同軸で回転筒310とは別個に回転する回転軸
340dを有する循環フアン340があり、上下一対の回転円
板340a,340bと両回転円板340a,340bの外縁部で挟設さ
れ、下方へ気流の推進力を有する羽根340cを備えてい
る。また、上方の回転円板340aには内径側に円形の開口
部340eが有り、下方の回転円板340bには外径側に開口部
340fを有しており、いずれも気流の流通路をなしてい
る。
回転筒310と同軸で回転筒310とは別個に回転する回転軸
340dを有する循環フアン340があり、上下一対の回転円
板340a,340bと両回転円板340a,340bの外縁部で挟設さ
れ、下方へ気流の推進力を有する羽根340cを備えてい
る。また、上方の回転円板340aには内径側に円形の開口
部340eが有り、下方の回転円板340bには外径側に開口部
340fを有しており、いずれも気流の流通路をなしてい
る。
さらに、分級機330と循環フアン340との間の外周部に
は、導入する気流の方向が反転するための案内路350を
形成するよう上下一対の円錐形状の案内コーン350a,350
bがそれぞれケーシング308,循環フアン340に固設されて
いる。
は、導入する気流の方向が反転するための案内路350を
形成するよう上下一対の円錐形状の案内コーン350a,350
bがそれぞれケーシング308,循環フアン340に固設されて
いる。
そして、循環フアン340の回転軸340dは分級機330の下側
の回転円板330bに配設した軸受340gに軸承されている。
の回転円板330bに配設した軸受340gに軸承されている。
なお、排出口313はバッグフィルタ等の集塵装置500を経
て吸引フアン600に接続されている。
て吸引フアン600に接続されている。
以上のように構成された第2の発明に使用される遠心流
動粉砕装置300Aの作動について説明する。
動粉砕装置300Aの作動について説明する。
このように構成された遠心流動粉砕装置300Aにおいて、
原料は投入管311から粉砕室X内に投入される。一方、
回転皿306の回転に伴ってボールは粉砕室X内におい
て、外周環305のライニング305aと皿面306aとを循環す
る楕円運動と、回転皿306の軸心回りの公転運動との合
成による縄を綯うような螺旋運動を行ない、その間で原
料の粉砕を行なう。また、空気導入管318から空気導入
室317および底部カバー320内に導入された空気は、クリ
アランス319,スリット(または小孔)305bを通って粉砕
室X内に流入し、粉砕によって生じた粉末を伴って分級
機330に到達し、分級作用を受け、粗粉分は再度粉砕室
Xに戻され、細粒分は回転筒310およびダクト312,排出
口313を経て集塵装置500へ送られ、集塵装置500におい
て捕集される。
原料は投入管311から粉砕室X内に投入される。一方、
回転皿306の回転に伴ってボールは粉砕室X内におい
て、外周環305のライニング305aと皿面306aとを循環す
る楕円運動と、回転皿306の軸心回りの公転運動との合
成による縄を綯うような螺旋運動を行ない、その間で原
料の粉砕を行なう。また、空気導入管318から空気導入
室317および底部カバー320内に導入された空気は、クリ
アランス319,スリット(または小孔)305bを通って粉砕
室X内に流入し、粉砕によって生じた粉末を伴って分級
機330に到達し、分級作用を受け、粗粉分は再度粉砕室
Xに戻され、細粒分は回転筒310およびダクト312,排出
口313を経て集塵装置500へ送られ、集塵装置500におい
て捕集される。
次に、分級機330および循環フアン340の機能について説
明すると、粉砕部に所定の粒度に粉砕された微粒子は前
述したクリアランス319またはスリット305bの気流に搬
送され、上昇しケーシング307の内面に沿って案内コー
ン350a,350bにより形成された案内路350へ流入する。案
内路350に流入した含塵気流は各々回転する分級機330,
循環フアン340の吸引力によって分岐し、気流中に含ま
れる微粒子のうち比較的粗い粗粒子はそのまま直進し
て、循環フアン340の開口部340e,340fを経由して粉砕室
Xへ返送される。一方、比較的細かい微粒子は反転して
分級機330の羽根330cに向かう気流に容易に随伴して分
級機330で分級作用を受け、通過したものは排出口313へ
向かう。この分級作用により羽根330cではね飛ばされた
微粒子は循環フアン340へ向かう。
明すると、粉砕部に所定の粒度に粉砕された微粒子は前
述したクリアランス319またはスリット305bの気流に搬
送され、上昇しケーシング307の内面に沿って案内コー
ン350a,350bにより形成された案内路350へ流入する。案
内路350に流入した含塵気流は各々回転する分級機330,
循環フアン340の吸引力によって分岐し、気流中に含ま
れる微粒子のうち比較的粗い粗粒子はそのまま直進し
て、循環フアン340の開口部340e,340fを経由して粉砕室
Xへ返送される。一方、比較的細かい微粒子は反転して
分級機330の羽根330cに向かう気流に容易に随伴して分
級機330で分級作用を受け、通過したものは排出口313へ
向かう。この分級作用により羽根330cではね飛ばされた
微粒子は循環フアン340へ向かう。
したがって、粉砕室Xから気流搬送された製品細度(フ
アイネス)にある程度に拡がりのある微粒子群は、案内
コーンにおける反転時に第1次の分級作用(慣性分級)
を受け、続いて分級機の羽根の回転により第2次の分級
作用(遠心分級)をうける。その結果、超微粉砕領域の
製品、例えばサブミクロン粒子を得ようとする場合に
は、入粉に対して出粉が非常に小さく分級効率が悪いの
が通例であるが、本発明の分級機では予備分級として1
次分級されているので入粉に対する出粉の比率を著しく
向上できる。例えば、本実施例の場合、案内路における
下向きの気流流速は30〜50m/secに設定し、案内路風量6
0m3/minに対して、循環フアンの噴出量50m3/min、分級
機導入風量10m3/minに設計すると、粉砕装置への新規流
入空気は10m3/minで済み、製品当りの風量が減少し、直
接分級機に60m3/min導入する機種に比較して6倍の分級
機会がアップする。
アイネス)にある程度に拡がりのある微粒子群は、案内
コーンにおける反転時に第1次の分級作用(慣性分級)
を受け、続いて分級機の羽根の回転により第2次の分級
作用(遠心分級)をうける。その結果、超微粉砕領域の
製品、例えばサブミクロン粒子を得ようとする場合に
は、入粉に対して出粉が非常に小さく分級効率が悪いの
が通例であるが、本発明の分級機では予備分級として1
次分級されているので入粉に対する出粉の比率を著しく
向上できる。例えば、本実施例の場合、案内路における
下向きの気流流速は30〜50m/secに設定し、案内路風量6
0m3/minに対して、循環フアンの噴出量50m3/min、分級
機導入風量10m3/minに設計すると、粉砕装置への新規流
入空気は10m3/minで済み、製品当りの風量が減少し、直
接分級機に60m3/min導入する機種に比較して6倍の分級
機会がアップする。
また、循環フアン340は気流の噴出方向を下向きに設定
してあるので、最終製品となり得ない比較的粗い微粒子
を直ちに粉砕室へ返送することができるので粉砕効率が
向上する。また、循環フアンから下向きに噴出された気
流は、粉砕室へ微粒子を搬送した後、粉砕室に当接して
反転し、粉砕室における新たな粉砕後の微粒子を分級機
方向、すなわち正確には案内路350へ搬送するキャリヤ
の役目を果す循環気流となるので、空気搬送エネルギの
省力化が行なわれる。したがって、クリアランス319,ス
リット305bから機内の導入する新規の空気は、前述の場
合、循環風量50m3/minに対して10m3/minで済むので、大
幅に低減できる。
してあるので、最終製品となり得ない比較的粗い微粒子
を直ちに粉砕室へ返送することができるので粉砕効率が
向上する。また、循環フアンから下向きに噴出された気
流は、粉砕室へ微粒子を搬送した後、粉砕室に当接して
反転し、粉砕室における新たな粉砕後の微粒子を分級機
方向、すなわち正確には案内路350へ搬送するキャリヤ
の役目を果す循環気流となるので、空気搬送エネルギの
省力化が行なわれる。したがって、クリアランス319,ス
リット305bから機内の導入する新規の空気は、前述の場
合、循環風量50m3/minに対して10m3/minで済むので、大
幅に低減できる。
また、0.1〜3μmの超微粉は、数10個の単位で凝集を
起こし、見掛け上、数μm〜数10μmの粗粒子になって
いるが、循環フアンから下向きに排出された噴出気流が
粉砕部に当った際に、これを解砕するので、上記の凝集
粒子の低減と超微粒子の本遠心流動粉砕装置300Aからの
排出を促進するとともに、過粉砕を防止する。
起こし、見掛け上、数μm〜数10μmの粗粒子になって
いるが、循環フアンから下向きに排出された噴出気流が
粉砕部に当った際に、これを解砕するので、上記の凝集
粒子の低減と超微粒子の本遠心流動粉砕装置300Aからの
排出を促進するとともに、過粉砕を防止する。
以上のようにして、分級機330を通り抜けた最終製品の
フアイネスの微粒子を含んだ気流は、前述のとおり排出
口313へ向かう。
フアイネスの微粒子を含んだ気流は、前述のとおり排出
口313へ向かう。
なお、分級機の回転数、および循環フアンの回転数を可
変とすることにより、製品細度および循環風量を任意に
設定または変更できる。すなわち、分級機の回転数で分
級点をコントロールし、循環フアンの回転数で粉砕装置
内の循環風量をコントロールする。
変とすることにより、製品細度および循環風量を任意に
設定または変更できる。すなわち、分級機の回転数で分
級点をコントロールし、循環フアンの回転数で粉砕装置
内の循環風量をコントロールする。
なお、スリット(または小孔)305bあるいはクリアラン
ス319を通って粉砕室から抜け出た粒子は、管路321およ
び投入管311により粉砕室へ戻される。
ス319を通って粉砕室から抜け出た粒子は、管路321およ
び投入管311により粉砕室へ戻される。
この遠心流動粉砕装置300Aは、粉砕する原料の性状に応
じて200〜3000rpmで回転される。また、ボールは3〜70
mm程度の直径のものが好適である。
じて200〜3000rpmで回転される。また、ボールは3〜70
mm程度の直径のものが好適である。
本遠心流動粉砕装置300Aは分級機が付属するので、基本
的には連続運転が普通に採用されるが、テスト用のバッ
チ運転も可能である。
的には連続運転が普通に採用されるが、テスト用のバッ
チ運転も可能である。
また、本実施例では、外周環を固定型としたが、外周環
を回転皿と逆方向に回転駆動しても良い。
を回転皿と逆方向に回転駆動しても良い。
以上説明したように、本発明の湿潤原料の乾燥粉砕装置
は、乾燥装置200において、粒径範囲に拡がりのある湿
潤原料を熱ガスによって流動化しながら乾燥し、乾燥の
進行に応じて解砕,分級を行なって乾燥微粉末を別個に
装置外へ排出し、次工程の粉砕装置300で乾燥後の粗
粉,粗粒を粉砕するので乾燥効率,粉砕効率が高く、所
望の粒径の微粉末を効率良く得ることができる。
は、乾燥装置200において、粒径範囲に拡がりのある湿
潤原料を熱ガスによって流動化しながら乾燥し、乾燥の
進行に応じて解砕,分級を行なって乾燥微粉末を別個に
装置外へ排出し、次工程の粉砕装置300で乾燥後の粗
粉,粗粒を粉砕するので乾燥効率,粉砕効率が高く、所
望の粒径の微粉末を効率良く得ることができる。
また、第2の発明にあっては、粉砕装置として遠心流動
粉砕装置300Aを採用することによって効率の良い微粉砕
が実現でき、かつ、分級機を具備しているので過粉砕が
起こりにくく、粉砕効率が向上するうえ、別個の分級機
を設備する必要がない。
粉砕装置300Aを採用することによって効率の良い微粉砕
が実現でき、かつ、分級機を具備しているので過粉砕が
起こりにくく、粉砕効率が向上するうえ、別個の分級機
を設備する必要がない。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明の湿潤序原料の乾燥粉砕装置
は、下記のような優れた効果を有している。
は、下記のような優れた効果を有している。
スラリ状湿潤原料(粒子混合体)を効率良く、乾燥,
解砕,分級の同時処理ができる。
解砕,分級の同時処理ができる。
分級機の分級点を外部より遠隔指令で任意に選定し得
る。
る。
気流による流動化乾燥により乾燥効率が高く、乾燥容
積を小さく保てるので設備費等経済性も優れている。
積を小さく保てるので設備費等経済性も優れている。
予め、微粉がカットされるので粉砕効率が高く、過粉
砕を防止できる。
砕を防止できる。
また、第2の発明においては遠心流動粉砕装置を採用し
ているので、以上の利点のほか、 粉砕効率が高く、微粉砕に適する。
ているので、以上の利点のほか、 粉砕効率が高く、微粉砕に適する。
系内閉回路となっており、系外閉回路を取る必要がな
く別置の分級機が不要である。
く別置の分級機が不要である。
等の優れた効果がある。
第1図は第1の発明に係る実施例を示す全体系統図、第
2図は第2の発明に係る実施例を示す全体系統図、第3
図〜第5図は乾燥装置の実施例を示し、第3図は全体縦
断面図、第4図は要部拡大縦断面図、第5図は乾燥原料
の流動化状態説明図、第6図は遠心流動粉砕装置を示す
全体縦断面図、第7図は遠心流動粉砕装置の粉砕室の縦
断面図である。 1……ケーシング、3……減速電動機、 5……回転軸、6……旋回皿、 8……ローラ、9……油圧シリンダ、 10……ブレードリング、 11……湿潤原料の供給口、 12……分級機(回転式セパレータ)、 13……吸引排出口、14……熱ガス供給口、 15……スクリュコンベヤ、 100……熱ガス供給設備、 200……乾燥装置、 300……粉砕装置(ボールミル)、 300A……遠心流動粉砕装置、 305……外周環、306……回転皿、 307……ケーシング、330……分級機、 330a,330b……回転円板、 340……循環フアン、 350a,350b……案内コーン、 D……皿面(回転皿)、 E……立上り部(回転皿)、 F……内壁面(外周環)、 X……粉砕室、400……分級機、 500……集塵装置、600……吸引フアン。
2図は第2の発明に係る実施例を示す全体系統図、第3
図〜第5図は乾燥装置の実施例を示し、第3図は全体縦
断面図、第4図は要部拡大縦断面図、第5図は乾燥原料
の流動化状態説明図、第6図は遠心流動粉砕装置を示す
全体縦断面図、第7図は遠心流動粉砕装置の粉砕室の縦
断面図である。 1……ケーシング、3……減速電動機、 5……回転軸、6……旋回皿、 8……ローラ、9……油圧シリンダ、 10……ブレードリング、 11……湿潤原料の供給口、 12……分級機(回転式セパレータ)、 13……吸引排出口、14……熱ガス供給口、 15……スクリュコンベヤ、 100……熱ガス供給設備、 200……乾燥装置、 300……粉砕装置(ボールミル)、 300A……遠心流動粉砕装置、 305……外周環、306……回転皿、 307……ケーシング、330……分級機、 330a,330b……回転円板、 340……循環フアン、 350a,350b……案内コーン、 D……皿面(回転皿)、 E……立上り部(回転皿)、 F……内壁面(外周環)、 X……粉砕室、400……分級機、 500……集塵装置、600……吸引フアン。
Claims (2)
- 【請求項1】乾燥用熱ガス供給設備と、熱ガスにより湿
潤原料を乾燥し乾燥微粉末と乾燥粗粒とを別個に排出す
る分級機を具備する乾燥装置と、乾燥粗粒を投入して粉
砕する粉砕装置と、粉砕後の微粉末を処理する分級機
と、前記乾燥微粉末と粉砕後の微粉末を含有する含塵ガ
スから微粉末を回収する集塵装置と、前記含塵ガスを吸
収するフアンとから構成される湿潤原料の乾燥粉砕装置
であって、 前記乾燥装置は、回転軸心が鉛直方向に設置されてお
り、下方へ向かって拡径する円錐形状を多段に有し、駆
動装置によって回転される旋回皿と、 該旋回皿と同軸で該旋回皿を囲繞し、かつ、上方に向か
って延設する環形状のケーシングと、 前記旋回皿の外周環状空間部および各段の旋回皿間の空
隙より乾燥用熱ガスを内部に注入する取入口と、 該取入口の直下に乾燥後の粗粉を排出するスクリュコン
ベヤと、 前記ケーシングに湿潤原料用の供給口と、 前記ケーシング上部に乾燥微粉分の吸引排出口とを具備
する乾燥装置であって、 前記吸引排出口の下部に分級機を設け、かつ、前記最下
段の旋回皿と隣り合う旋回皿との空隙が変更自在に最下
段旋回皿のみを支持する複数個のローラを油圧シリンダ
のロッド側に軸承した乾燥装置である ことを特徴とする湿潤原料の乾燥粉砕装置。 - 【請求項2】粉砕装置を、回転軸心が鉛直方向に設置さ
れており、下方へ向かって拡径する円錐形状を有し、同
時に外周端近くで上方に向かって拡径する立上り部を有
し、駆動装置によって回転される回転皿と、上方へ向か
って縮径する環形状を有し、前記回転皿の外周を囲むよ
うに前記回転皿と同軸的に周設され、静止もしくは前記
回転皿と逆方向に回転駆動する外周環と、これら外周環
と回転皿とで囲まれる粉砕室内に収容された粉砕媒体と
を具備し、前記回転皿の皿面および外周環の内壁面の鉛
直断面形状は、それぞれ凹に湾曲した形状あると共に、
該皿面と内壁面とは連続的な円滑面を形成している遠心
流動粉砕装置であって、かつ、粉砕室の上部に吸引排出
口を設けるとともに、該排出口の下部に分級機を設けた
遠心流動粉砕装置において、 前記分級機は、上下一対の回転円板と該回転円板の外縁
部に挟設された羽根とを有し、かつ、該両回転円板間の
中央部が前記排出口に連通する開口部を有し、 該分級機の下側に、上下一対の回転円板および該回転円
板の外縁部に挟設され下方に気流への推進力を有する羽
根を具備した循環フアンを備え、 該分級機と該循環フアンの間の外周部に気流方向が反転
する案内通路を備えた構成とした 請求項1の湿潤原料の乾燥粉砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11223589A JPH06100422B2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | 湿潤原料の乾燥粉砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11223589A JPH06100422B2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | 湿潤原料の乾燥粉砕装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02293584A JPH02293584A (ja) | 1990-12-04 |
JPH06100422B2 true JPH06100422B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=14581627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11223589A Expired - Lifetime JPH06100422B2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | 湿潤原料の乾燥粉砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06100422B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102840749A (zh) * | 2011-06-25 | 2012-12-26 | 山东省电力学校 | 褐煤干燥系统 |
JP2013195011A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Kurimoto Ltd | 乾燥装置 |
CN113465360A (zh) * | 2021-06-16 | 2021-10-01 | 安徽金星钛白(集团)有限公司 | 一种汽粉机用防水汽产生的预热装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013011542A1 (ja) * | 2011-07-15 | 2013-01-24 | 三菱重工業株式会社 | 流動層乾燥設備 |
JP6262907B1 (ja) * | 2017-06-01 | 2018-01-17 | 株式会社リュウクス | 粉体の分級装置及び分級システム |
WO2022047682A1 (zh) * | 2020-09-03 | 2022-03-10 | 安徽辣魔王食品有限公司 | 一种魔芋粉生产用干燥装置 |
CN113566550B (zh) * | 2021-09-26 | 2021-12-10 | 江苏汉菱肥业有限责任公司 | 一种有机肥物料畜禽粪便分段式干燥处理装置 |
CN114160285A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-03-11 | 怀化学院 | 一种香料研发用研磨装置 |
CN117300753B (zh) * | 2023-09-04 | 2024-04-30 | 辽阳宏图碳化物有限公司 | 一种高温结晶碳化硅电热元件生产装置及方法 |
-
1989
- 1989-05-02 JP JP11223589A patent/JPH06100422B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102840749A (zh) * | 2011-06-25 | 2012-12-26 | 山东省电力学校 | 褐煤干燥系统 |
JP2013195011A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Kurimoto Ltd | 乾燥装置 |
CN113465360A (zh) * | 2021-06-16 | 2021-10-01 | 安徽金星钛白(集团)有限公司 | 一种汽粉机用防水汽产生的预热装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02293584A (ja) | 1990-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0783844B2 (ja) | 粉砕装置からの出力材料を処理するための装置 | |
JPH06100422B2 (ja) | 湿潤原料の乾燥粉砕装置 | |
JP2597179B2 (ja) | 遠心流動粉砕装置 | |
JP2823099B2 (ja) | 微粉砕設備 | |
JP2790228B2 (ja) | 遠心流動粉砕装置のバッチ運転方法 | |
JPH06100421B2 (ja) | 乾燥装置 | |
JP2704477B2 (ja) | 竪型粉砕機 | |
JPH0331099B2 (ja) | ||
JP2650672B2 (ja) | 材料分離器装置 | |
JP2594829B2 (ja) | 遠心流動粉砕装置 | |
JP2790229B2 (ja) | 遠心流動粉砕装置の運転方法 | |
JP2787966B2 (ja) | 遠心流動粉砕装置 | |
JP2673834B2 (ja) | 竪型粉砕機 | |
JP2868099B2 (ja) | 竪型粉砕機 | |
JPH05261309A (ja) | 遠心流動粉砕装置 | |
JPH0615190A (ja) | 遠心流動粉砕装置の運転方法 | |
JPH076738B2 (ja) | 乾燥装置 | |
JP2746319B2 (ja) | 遠心流動粉砕装置 | |
JPH0513405Y2 (ja) | ||
JPH0232023B2 (ja) | Enshinryudofunsaisochi | |
JP2792577B2 (ja) | 竪型粉砕機 | |
JP2749003B2 (ja) | 遠心流動粉砕装置 | |
JP2787967B2 (ja) | 遠心流動粉砕装置 | |
JP2730656B2 (ja) | 竪型粉砕機 | |
JPH03151061A (ja) | 竪型粉砕機 |