JPH06100188A - 空気分配弁 - Google Patents

空気分配弁

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JPH06100188A
JPH06100188A JP25268792A JP25268792A JPH06100188A JP H06100188 A JPH06100188 A JP H06100188A JP 25268792 A JP25268792 A JP 25268792A JP 25268792 A JP25268792 A JP 25268792A JP H06100188 A JPH06100188 A JP H06100188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
valve
valve body
distribution valve
adjusting member
Prior art date
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Pending
Application number
JP25268792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Sato
仁 佐藤
Yasutaka Kojima
泰隆 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AKIYAMA INSATSUKI SEIZO KK
AKYAMA INSATSUKI SEIZO KK
Original Assignee
AKIYAMA INSATSUKI SEIZO KK
AKYAMA INSATSUKI SEIZO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷機の運転速度に対応した空気の吸排を行
ない確実に積載紙を一枚宛連続給紙できるようにする。 【構成】 空気流路中に配設され、複数の吹出口1、3
または吸入口2、4、5に分岐してその吹出口1、3又
は吸入口2、4、5から空気を間欠的にタイミングを図
って吸排させる空気分配弁の弁胴11と弁体12との間に、
吹出口1、3および吸入口2、4、5に連通する開口の
面積を調整する調整部材13を設け、その調整部材13を弁
体12の回転速度に応じて作動させる駆動機構14・15を設
けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、枚葉印刷機の
給紙装置に設けられる空気分配弁のように、空気流路中
に配設され、複数の吹出口または吸入口に分岐し、その
吹出口または吸入口から空気を間欠的にタイミングを図
って吸排させる空気分配弁に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、枚葉印刷機の給紙装置において
は、その印刷機の運転速度に対応して枚葉紙(以下、紙
と称する。)を一枚宛連続給紙するために、積載された
紙上部に空気を吹いてその上部の複数枚を一枚宛に分離
するさばきと、そのさばれた紙の最上層の一枚を吸着し
て持ち上げる第一吸と、その持ちあげられた紙と下の紙
との間に空気を吹き込んで分離するとともにその下の紙
を押さえる紙押えと一体または別体の吹足と、上記最上
層の紙を吸着してフィーダボード上に送り出す第二吸等
の吹出口または吸入口が設けられている。
【0003】そして、その吹出口または吸入口における
空気の吸排タイミングを図るために、空気分配弁(一般
にロータリバルブと称する。)が用いられる。ところ
が、上記の給紙装置において、積載紙に空気吹きを行う
にあたり、空気吹き量を印刷機の低速運転時で設定する
と、運転速度の上昇に伴って空気吹き時間が短縮される
ため、高速運転時は空気吹き量が不足する。反対に、空
気吹き量を高速運転時で設定すると、低速運転時に必要
以上の空気吹き量となり、紙に悪影響が出る。
【0004】そこで従来、上記この種の給紙装置におい
て、印刷機の運転速度を検出してその運転速度に応じた
速度信号を送出する速度検出器を設け、上記の空気分配
弁の上流に電動弁を設け、その電動弁を上記の速度信号
に基づいて駆動し、前記の給紙装置への空気供給量を、
印刷機の運転速度が速くなった場合に増加させ、遅くな
った場合に減少させるように制御した給紙装置における
空気流量調整装置は実開昭63−201729号明細書
に知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の空
気流量調整装置は、電動弁を前記の空気分配弁の上流に
設けるものであって、前記の空気吹き時間はその空気分
配弁により決められているため、印刷機の運転速度に応
じた充分な空気供給ができない。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みて、空気流路
中に配設され、複数の吹出口または吸入口に分岐して空
気を間欠的にタイミングを図って吸排させる空気分配弁
において、その空気分配弁の回転速度に応じて空気吹吸
量及び吹吸時間を調整可能に構成することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の空気分配弁は、
上記の目的を達成するために、空気流路中に配設され、
複数の吹出口または吸入口に分岐してその吹出口又は吸
入口から空気を間欠的にタイミングを図って吸排させる
空気分配弁において、その空気分配弁の弁胴と弁体との
間に、上記の吹出口および吸入口に連通する開口の面積
を調整する調整部材を設け、その調整部材を弁体の回転
速度に応じて作動させる駆動機構を設けたものである。
【0008】
【作用】上記の構成により、空気分配弁の回転速度が低
速から高速に、または高速から低速に変わると、駆動機
構により空気分配弁の弁胴と弁体との間に設けた調整部
材が作動し、吹出口または吸入口に連通する開口面積を
小から大に、または大から小に調整するから、空気分配
弁の回転速度に応じた空気吹吸量及び吹吸時間が得られ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の空気分配弁を用いた枚葉印刷機
の給紙装置の一部の概要図にして、積載された枚葉紙P
を一枚宛に分離して不図示の印刷機に給紙するために、
空気を吹吸して枚葉紙Pを操作するさばき1・第一吸口
2・吹足3・第二吸口4・第一補助吸口5等の吹出口お
よび吸入口を備える。6は空気ポンプで、空気ポンプ6
と上記の吹出口および吸入口の間にそれぞれ空気流路が
形成されている。
【0010】本発明の空気分配弁は、上記のような空気
流路中に配設され、複数の吹出口または吸入口に分岐し
てその吹出口または吸入口から空気を間欠的にタイミン
グを図って吸排させるもので、空気分配弁10の弁胴11と
弁体12との間に、上記複数の吹出口または吸入口に連通
する開口の面積を調整する調整部材13を設け、その調整
部材13を弁体12の回転速度に応じて作動させる駆動機構
14・15を設けたものである。
【0011】図2〜図5は、本発明の空気分配弁10の一
実施例を示し、図2はその一部の分解斜視図、図3は一
部縦断正面図である。弁胴11は、図2・図3に示すよう
にその軸線方向にさばき1、吹足3に連通して空気を供
給する吐出開口16・17、第一吸口2、第二吸口4・第一
補助吸口5に連通する吸入開口18・19・20及び空気ポン
プbの吐出・吸入に連通する接続口21・22がそれぞれ設
けられている。その弁胴11の鍔部11aにより、空気分配
弁10は給紙装置フレームFに取付けられる。弁体12は外
周の上記の吐出開口16・17、吸入開口18・19・20にそれ
ぞれ対応した位置に小室23〜27が形成されるとともに、
輪状の空気通路28・29が形成されている。30・30は弁体
12の両側に設けた軸受である。上記の弁体12は弁胴11内
に収容されて駆動軸0により回動され、例えば図3に示
すように、さばき1に連通する吐出開口16とその開口16
に対応する小室23が合致したときに、空気はポンプ6か
ら接続口21→空気通路28→小室23→開口16に流れて、さ
ばき1に供給される。
【0012】調整部材13は筒部13aとその端部に取付け
た歯車31とから成り、その筒部13aを図2・図3に示す
ように弁胴11に大径部11bを形成して弁胴11と弁体12と
の間に挿入するもので、さばき1・吹足3に連通する吐
出開口16・17及び空気ポンプ6に対する接続口21に対応
する位置に、その筒部13aの円周方向に沿ってそれぞれ
長孔32・33・34が設けられている。その筒部13aを回動
し、例えば、さばき1に連通する吐出開口16とその開口
16に対応する長孔32との重なり量を調整して空気の流通
する開口面積を、印刷機の運転速度に応じて調整するも
のである。35は弁胴11に対する調整部材13の位置決め部
材、36は弁体12の位置決め部材である。
【0013】14は上記の調整部材13を回動駆動する駆動
モータ、15はその駆動モータ14に対する制御器で、エン
コーダ、ポテンショメータ等が用いられる。その駆動モ
ータ14・制御器15等により調整部材13に対する駆動機構
が構成される。なお、弁体12と駆動モータ14・制御器15
との連動機構は周知の技術で構成可能であるから、説明
を省略する。
【0014】40は弁胴11の端部に設けた補助フレーム
で、その補助フレーム40に調整部材13に対する駆動モー
タ14、その制御器15を、そのモータ14・制御器15の歯車
41・42が調整部材13の歯車31に噛合するように取付け
る。
【0015】図4、図5は印刷機の低速、高速運転時に
おける調整部材13の位置を示すもので、図3のIV−IV線
に沿う断面図である。不図示の印刷機操作盤により印刷
機の運転速度を低速から高速に上昇させると、その運転
速度に連動して駆動モータ14・制御器15が作動するよう
に構成されるもので、調整部材13はその駆動モータ14・
制御器15により歯車41・42・31を介して所定角度時計方
向に回動される。すなわち、調整部材13を図4の低速運
転状態から図5の高速運転状態に回動すると、空気の流
通する開口面積が大きくなって空気流通量を増大させる
ことができるとともに、流通時間を延長することができ
る。反対に、印刷機の運転速度を高速から低速に下降さ
せると、上記の開口面積は小さくなるから、空気の流通
量・流通時間を印刷機の運転速度に応じて調整すること
ができる。43は長孔33の調整片である。
【0016】上記の実施例は、さばき1・吹足3におけ
る空気の吹き量及び吹き時間を調整するように構成した
ものを示したが、第一吸口2・第二吸口4等における空
気の吸い量及び吸い時間を調整することも、同様の装置
により可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明の空気分配弁は、上記のように空
気流路中に配設され、複数の吹出口または吸入口に分岐
してその吹出口又は吸入口から空気を間欠的にタイミン
グを図って吸排させる空気分配弁において、その空気分
配弁の弁胴と弁体との間に、上記の吹出口および吸入口
に連通する開口の面積を調整する調整部材を設け、その
調整部材を弁体の回転速度に応じて作動させる駆動機構
を設けたから、その空気分配弁の回転速度に応じて常に
最適の空気吸排量及び吸排時間を得ることができて、所
期の目的が良く達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気分配弁を用いた枚葉印刷機の給紙
装置の概要図。
【図2】本発明の空気分配弁の分解斜視図。
【図3】本発明の空気分配弁の一部縦断面正面図。
【図4】空気分配弁の低速時における図3・IV−IV線断
面図。
【図5】空気分配弁の高速時における図3・IV−IV線断
面図。
【符号の説明】
1 空気吹出口たるさばき 2 空気吸入
口たる第一吸口 3 空気吹出口たる吹足 4 空気吸入
口たる第二吸口 5 空気吸入口たる第一補助吸口 10 空気分配
弁 11 弁胴 12 弁体 13 調整部材 14・15 調整部材13の駆動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気流路中に配設され、複数の吹出口ま
    たは吸入口に分岐してその吹出口又は吸入口から空気を
    間欠的にタイミングを図って吸排させる空気分配弁にお
    いて、 その空気分配弁の弁胴と弁体との間に、上記の吹出口お
    よび吸入口に連通する開口の面積を調整する調整部材を
    設け、その調整部材を弁体の回転速度に応じて作動させ
    る駆動機構を設けたことを特徴とする空気分配弁。
JP25268792A 1992-09-22 1992-09-22 空気分配弁 Pending JPH06100188A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25268792A JPH06100188A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 空気分配弁

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JP25268792A JPH06100188A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 空気分配弁

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JPH06100188A true JPH06100188A (ja) 1994-04-12

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ID=17240847

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JP25268792A Pending JPH06100188A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 空気分配弁

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