JPH06100186A - 磁気カードのピック機構 - Google Patents

磁気カードのピック機構

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JPH06100186A
JPH06100186A JP27811792A JP27811792A JPH06100186A JP H06100186 A JPH06100186 A JP H06100186A JP 27811792 A JP27811792 A JP 27811792A JP 27811792 A JP27811792 A JP 27811792A JP H06100186 A JPH06100186 A JP H06100186A
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JP
Japan
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card
hopper
cards
magnetic card
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP27811792A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Odate
郁夫 大舘
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気カード検査装置のホッパーに収容され、
密着した各カードを、ピックミスやキズを生ずることな
く円滑にピックできるピック機構を提供する。 【構成】 ホッパー2の引き出し側22に、ホッパー2に
収容された各カード1を支持する回転自由の支持ローラ
ー71と、引き出し側22の最前位のカード1-1を吸着する
吸着部72と、これを移動する移動機構73とを設け、か
つ、複数の弾性羽根741 を有し、回転により、各弾性羽
根741 がホッパー2に収容された各カード1の側面に摺
動接触し、密着した各カード1を互いに微小な間隔に分
離させる羽根車74と、分離した各カード1の微小な間隙
にエアAを吹込んでその分離状態を維持するエア噴射部
75とを設けて構成される。 【効果】 カードのピックミスと、これによる検査中断
が発生せず、またカードにはキズが付着せず、磁気カー
ド検査装置の信頼性と稼働率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気カード検査装置
において、ホッパーに収容された磁気カードをピックし
て引き出すためのピック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に広く利用されている磁気カードに
は各種があるが、その中には国内の銀行協会、または国
際的にISOにより規格されたものがある。図2は銀行
協会またはISO規格の磁気カード1を示し、プラスチ
ック材をベースとし、長手方向の適当な箇所に磁気膜1
a が形成されたもので、国内では片面が、国際的には両
面が使用されている。また、その寸法規格は、幅wが5
3.5〜54.0mm、厚さdが0.74〜0.80m
mとされている。なお、図示の1b は端末機に対する挿
入側の前縁、1c は後縁を示す。
【0003】上記の磁気カード1は、金銭の取り扱いに
関与するために磁気膜1a の性能は重要であり、また、
幅wおよび厚さdは端末機に確実に装着するために正確
な寸法が必要であり、これらは磁気カード検査装置によ
り検査されている。図3は磁気カード検査装置の概略の
構成を示し、(a) は全体の平面図、(b) は部分断面図で
ある。図3(a) において、ホッパー2には多数(最大5
00枚)の磁気カード(以下単にカードという)1が収
容され、各カード1は図示の上側より、スプリング21の
押圧力Gにより押圧されて互いに密着している。ホッパ
ー2の引き出し側22に設けられたピック機構3により、
カード1は1枚づつピックされて搬送機構4のピックロ
ーラー41により引き出され、搬送ローラー42により検査
部5に搬送される。この搬送中に検査部5により、幅
w、厚さdおよび磁気膜1a の性能が検査され、検査結
果の良否に従って選択機構43により選択され、良品はス
タック6のOK部61に、また不良品はNG部62にそれぞ
れ収容される。図3(b) は上記のピック機構3を示し、
ピック部31とスロット部32よりなる。ピック部31は、駆
動モータ311 により回転するプーリー312 と、これに軸
支され、先端に爪314 を有するクランクアーム313 より
なる。またスロット部32は、スロット台321 とスロット
ナイフ322 よりなり、両者はカード1の厚さdよりやや
大きい間隔d′のスロットSを形成して固定されてい
る。ピック動作においては、駆動モータ311 によりプー
リー312 を回転すると、クランクアーム313 と爪314 が
図示の実線の位置から点線の位置まで移動する。この移
動する爪314 により、引き出し側22の最前位のカード1
-1は、その後縁1cが押圧され、矢印Cのように移動し
てスロットSを通り、回転するピックローラー41に挟ま
れて引き出され、搬送ローラー42により検査部5に搬送
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記のプラスチ
ックスのカード1は表、裏の両面が極めて平滑であるた
め、スプリング21により押圧された状態では、各カード
1は互いに強く密着しており、上記のピック部31では良
好にピックできないことがある。これを図4によりやや
詳細に説明する。図4において、爪314 が最前位のカー
ド1-1の後縁1c を押圧するとき、これに密着した次位
のカード1-2がともに移動し、カード1-2の前縁1b が
スロット部32のスロットナイフ322 に当接して停止す
る。これに構わず爪314 がさらにカード1-1の後縁1c
を押圧するので、密着している両カードは図示のように
上方に湾曲してカード1-1はピックされず、ピックミス
となって検査はやむなく中断され、またカード1-1には
爪キズが付く。たとえピックされても爪キズが付き、密
着した両カードの表面には擦りキズが付き易い。要する
に、上記した従来のピック機構3は、カード1のピック
ミスと、これによる検査の中断や、カードに種々のキズ
を付ける欠点があり、これに対して、爪方式を廃止し、
かつ密着したカードをなんらかの手段により分離してカ
ード1を円滑にピックすることが必要である。この発明
は以上に鑑みてなされたもので、上記の爪方式をとら
ず、密着した各カードを分離して円滑にピックできるピ
ック機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成した磁気カードのピック機構であって、磁気カード
検査装置のホッパーの引き出し側に、ホッパーに収容さ
れた各カードを支持する回転自由な支持ローラーと、引
き出し側の最前位のカードを吸着して移動する吸着移動
機構とを設ける。また、複数の弾性羽根を有し、回転に
より、各弾性羽根がホッパーに収容された各カードの側
面に摺動接触し、密着した各カードを互いに微小な間隔
に分離させる羽根車と、分離した各カードの微小な間隙
にエアを吹込んでその分離状態を維持するエア噴射部と
を設けて構成される。
【0006】
【作用】上記のピック機構においては、ホッパーに収容
され、スプリングにより押圧されて互いに密着した各カ
ードの側面に対して、回転する羽根車の各弾性羽根が摺
動接触することにより各カードは微小な間隔に分離され
る。分離された各カードの微小な間隙に対して、エア噴
射部より噴射されたエアが吹込まれて分離状態が維持さ
れるので、引き出し側の最前位のカードが吸着移動機構
により吸着されて円滑にピックされ、次位のカードと摩
擦することなく支持ローラーの上を移動し、スロットを
通過して搬送機構により検査部に搬送されるものであ
る。
【0007】
【実施例】図1はこの発明による磁気カードのピック機
構を示し、(a) ホッパー2の側面より見た垂直断面図、
(b) はホッパー2の上から見た水平断面図である。図1
(a),(b) において、ホッパー2に収容された多数のカー
ド1は、従来と同様に、その一端(図示上端)がスプリ
ング21の押圧力Gにより押圧されて互いに密着してい
る。これに対して、この発明のピック機構7を設ける。
ピック機構7は、ホッパー2の引き出し側22に、各カー
ド1を支持する回転自由な複数のローラー71と、最前位
のカード1-1を吸着する吸着部72、および吸着部72を移
動する移動機構73をそれぞれ設ける。また、ホッパー2
に収容された各カード1の側面に対して、摺動接触する
複数の弾性羽根741 を有する羽根車74と、この側面にエ
アAを吹付けるエア噴射部75を配設する。なお、スロッ
ト部32は前記した図3(b) と同一とし、スロット台321
とスロットナイフ322 が、カード1の厚さdよりやや大
きい間隔d′のスロットSを形成して固定される。また
図示を省略するが、図3(a),(b) と同様に、ピックロー
ラー41を有する搬送機構4と、検査部5、スタック6が
配設されて磁気カード検査装置が構成される。
【0008】以下、上記のピック機構7の動作を説明す
る。羽根車74を回転すると、その各弾性羽根741 が、ホ
ッパー2に収容された各カード1の側面に順次に摺動接
触して、密着した各カード1は微小な間隔に分離され
る。分離された各カード1の微小な間隙に対して、エア
噴射部75より噴射されるエアAが吹込まれて分離状態が
維持される。この分離された状態で、引き出し側22の最
前位のカード1-1が吸着部72に吸着されて円滑にピック
され、移動機構73により次位のカード1-2と摩擦するこ
となく回転自由な支持ローラー71の上を移動し、スロッ
ト部32のスロットSを通過する。通過したカード1-1は
従来と同様に、搬送機構4の回転するピックローラー41
に挟まれて引き出され、搬送ローラー42により検査部5
に搬送されて検査され、検査結果に従ってスタック6の
OK部61または、NG部62にそれぞれ収容される。
【0009】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明による磁
気カードのピック機構においては、ホッパーに収容さ
れ、互いに密着した各カードは、羽根車の各弾性羽根の
摺動接触により分離され、その微小な間隙に対してエア
を吹込んで分離状態を維持することにより、最前位のカ
ードが吸着移動機構の吸着により円滑にピックされ、次
位のカードと摩擦することなく支持ローラーの上を移動
して引き出されるもので、従来の爪方式のピック機構の
ように、カードのピックミスと、これによる検査中断が
発生せず、またカードに爪キズ、擦りキズが付着しない
ので品質が劣化せず、磁気カード検査装置の信頼性と稼
働率の向上に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による磁気カードのピック機構の一
実施例を示し、(a)ホッパー2の側面から見た垂直断面
図、(b) は上から見た水平断面図である。
【図2】 銀行協会またはISO規格の磁気カード1を
示す。
【図3】 磁気カード検査装置の概略の構成を示し、
(a) は全体の平面図、(b) は部分断面図である。
【図4】 従来のピック機構3の欠点の説明図である。
【符号の説明】
1…磁気カード(単にカード)、1a …磁気膜、1b …
カードの前縁、1c …後縁、1-1…最前位のカード、1
-2…次位のカード、2…ホッパー、21…スプリング、22
…ホッパーの引き出し側、3…従来のピック機構、31…
ピック部、311 …駆動モータ、312 …プーリー、313 …
クランクアーム、314 …爪、32…スロット部、321 …ス
ロット台、322 …スロットナイフ、4…搬送機構、41…
ピックローラー、42…搬送ローラー、43…選択機構、5
…検査部、6…スタック、7…この発明のピック機構、
71…支持ローラー、72…吸着部、73…移動機構、74…羽
根車、741 …弾性羽根、75…エア噴射部、G…スプリン
グの押圧力、S…スロット、d′…スロットの間隔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパーに収容された多数の磁気カード
    を、該ホッパーの一端よりスプリングにより押圧し、該
    ホッパーの他端の引き出し側より1枚づつ順次にピック
    し、スロットを通して搬送機構のピックローラーにより
    引き出し、検査部に搬送して検査する磁気カード検査装
    置において、前記ホッパーの引き出し側に、前記収容さ
    れた各磁気カードを支持する回転自由な支持ローラー
    と、該引き出し側の最前位の磁気カードを吸着して移動
    する吸着移動機構とを設け、かつ、複数の弾性羽根を有
    し、回転により、該各弾性羽根が前記収容された各磁気
    カードの側面に摺動接触して、密着した該各磁気カード
    を互いに微小な間隔に分離させる羽根車と、該分離した
    各磁気カードの微小な間隙にエアを吹込んで、該分離状
    態を維持するエア噴射部とを設けて構成されたことを特
    徴とする、磁気カードのピック機構。
JP27811792A 1992-09-22 1992-09-22 磁気カードのピック機構 Pending JPH06100186A (ja)

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Cited By (5)

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