JP2004269115A - 紙葉類集積装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】送り込まれてくる長尺レセプト6aを集積させる集積部61と、この集積部61に送り込まれる長尺レセプト6aの上面側に接触してその送込方向奥側に向かって搬送する搬送ベルト64と、この搬送ベルト64によって搬送される長尺レセプト6aに負圧を付与して搬送ベルト64に吸着させるファン65と、搬送ベルト64に吸着されて送込方向奥側に搬送されてきた長尺レセプト6aの奥側端部を保持する保持アーム72と、この保持アーム72によってレセプト6aの奥側端部が保持されたのち、搬送ベルト64を逆方向に動作させて長尺レセプト6aを逆方向に所定量搬送してから長尺レセプト6aに対するファン65による負圧付与を解除させる制御装置81とを具備する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、光学的文字読取装置、或いは光学的イメージ読取装置に用いられる紙葉類集積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光学的文字読取装置等では、紙葉類を積載するホッパを備え、このホッパから紙葉類を一枚づつ取り出して装置本体内の読取部に搬送する。そして、この読取部で紙葉類の記載情報を読み取ったのち、この紙葉類を集積部へと搬送して集積するようにしている。
【0003】
ところで、この光学的文字読取装置等では、紙葉類として医療用のレセプトの記載情報を読み取ることがある。このレセプトは記載事項が一杯になると、追加レセプトが順に貼り付けられて使用されるようになっている。追加レセプトの貼付枚数はものによって各々異なるが、投薬期間が長いほど増え、通常時には、折り畳まれている。
【0004】
このような追加レセプトが何枚も貼り付けられた所謂、長尺のレセプトの読取時には、追加レセプトを引き伸ばした状態にしてホッパから手差しで給紙されて記載事項が読み取られる。そして、記載事項が読み取られたのちは、通常サイズのレセプトとは異なる長尺専用の集積部に集積されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−324866号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、長尺専用の集積部では、送り込まれてくる長尺レセプトを単に自然落下方式で集積していたため、折れ癖がついたまま集積されてしまう。このため、先に集積された長尺レセプトの後端部に対して後続する長尺レセプトの先端が潜り込んで集積順がずれたり、或いは、当接してジャムが発生するといった問題があった。
【0007】
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、紙葉類の折れ癖を矯正して良好に集積できるようにした紙葉類集積装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、送り込まれてくる紙葉類を集積させる集積部と、この集積部に送り込まれる紙葉類の上面側に接触してその送込方向奥側に向かって搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送される紙葉類に負圧を付与して前記搬送手段に吸着させる負圧付与手段と、前記搬送手段に吸着されて送込方向奥側に搬送されてきた紙葉類の奥側端部を保持する保持手段と、この保持手段によって前記紙葉類の奥側端部が保持されたのち、前記搬送手段を逆方向に動作させて前記紙葉類を逆方向に所定量搬送してから前記紙葉類に対する前記負圧付与手段による負圧付与を解除させる制御手段とを具備する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態である紙葉類処理装置の内部構成を示すもので、この紙葉類処理装置は光学式の読取装置1とソータ装置2とによって構成されている。図2は光学式の読取装置1を示す外観斜視図である。
【0010】
読取装置1は装置本体3を有し、この装置本体3の一側上部側には載置部としてのホッパテーブル4が設けられている。ホッパテーブル4上には、紙葉類としての医療用の各種サイズのレセプト6が多数枚立位状態で載置されている。このレセプト6はその上端側が後方へ傾くように傾斜された状態で載置されている。
【0011】
ホッパテーブル4上には、レセプト6を支持するガイド体5がレセプト6の送出方向に沿ってスライド自在に設けられている。ホッパテーブル4のレセプト6の送出側には、レセプト6を装置本体3内に送込むための第1のフィーダ部7が設けられている。第1のフィーダ部7はピックアップローラ8と送出ローラ9と分離ローラ10とによって構成されている。また、ホッパテーブル4にはレセプト6の有無を判別する第1の判別手段としての検知スイッチ61aが設けられている。上記したホッパテーブル4と第1のフィーダ部7とにより第1の給紙手段としての第1の給紙部11が構成されている。
【0012】
装置本体3内の上部側には、第1のフィーダ部7から送り出されるレセプト6を搬送するメイン搬送路12が設けられている。メイン搬送路12にはレセプト6の搬送方向に亘って多数個の搬送ローラ対13及び検知センサ14等が配設されている。
【0013】
また、装置本体3の上面部には後述する長尺レセプト(長尺紙葉類)を手差しさせるための第2の給紙手段としての手差し給紙部17が設けられている。手差し給紙部17は手差しされる長尺レセプトを載置する傾斜ホッパ21と載置された長尺レセプトをメイン搬送路12に向かって案内する案内路18とを有している。傾斜ホッパ21には手差しされる長尺レセプトの有無を判別する第2の判別手段としての検知スイッチ20が設けられている。案内路18中には第2のフィーダ部としての給紙ローラ対19が設けられている。
【0014】
案内路18とメイン搬送路12の合流部のレセプト搬送方向下流側には、レセプトに記録されている情報を光学的に読み取る読取部22が設けられている。読取部22は、レセプトに光を照射する一対の照明ランプ23,24と、レセプトから反射される光を所定方向に導く第1及び第2の反射ミラー26,27と、反射されくる光を受光して情報を読み取る受光センサ28とによって構成されている。読取部22のレセプト搬送方向下流側には、レセプトにナンバーを記録するナンバリング29が設けられている。
【0015】
メイン搬送路12のレセプト搬送方向の終端側は装置本体3の内側面に沿って下方に略90度折曲されてソータ装置2の搬送路31に接続されている。
メイン搬送路12の略90度下方に折曲された部分には、第1及び第2の分岐搬送路33,34が接続され、その接続部近傍にはレセプトを第1及び第2の分岐搬送路33,34に選択的に案内する第1及び第2の分岐ゲート36,37が設けられている。
【0016】
第1の分岐搬送路33はメイン搬送路12に沿って水平に設けられ、この第1の分岐搬送路33中にはレセプトの搬送方向に亘って搬送ローラ対40及び検知センサ41が複数配設されている。第1の分岐搬送路33の下方部には例えばA3サイズのレセプトを集積するための集積装置43が設けられている。この集積装置43は第1の分岐搬送路33に沿って所定間隔を存して配設される複数個の集積部43a〜43cによって構成されている。
【0017】
第1の分岐搬送路33と複数個の集積部43a〜43cとは案内路44a〜44cを介して接続されている。第1の分岐搬送路33と案内路44a,44bとの接続部近傍には分岐ゲート45a,45bが設けられ、この分岐ゲート45a,45bの回動によりレセプトが選択的に複数の集積部43a〜43cに案内されて集積されるようになっている。
【0018】
第2の分岐搬送路34は斜め下方に向かって延びたのち、長尺用の集積装置51に接続されている。第2の分岐搬送路34中にはレセプトの搬送方向に亘って複数の搬送ローラ対47及び検知センサ48が配設されている。長尺用の集積装置51は上記した集積部43a〜43cの下部側に沿って水平に設けられている。この集積装置51については、後で詳しく述べる。
【0019】
一方、上記したソータ装置2は光学的読取装置1の他側面側に隣接して設けられている。ソータ装置2は上下方向に亘って配設される複数段のトレイ53…を備え、これらトレイ53…に例えばA4サイズのレセプトが区分収納される。ソータ装置2は上記したように光学的読取装置1のメイン搬送路12の終端部に接続される搬送路31を有し、この搬送路31は水平搬送路31aと垂直搬送路31bとによって構成されている。水平搬送路31aと垂直搬送路31bにはレセプトの搬送方向に所定間隔を存して搬送ローラ対55が複数配設されている。垂直搬送路31bと複数段のトレイ53…とは複数の分岐案内路57…を介して接続されている。
【0020】
次に、レセプトの処理動作について説明する。
まず、ホッパテーブル4上に多数枚のレセプト6を立位状態に載置し、第1のフィーダ部7を動作させる。これにより、ピックアップローラ8、送出ローラ9及び分離ローラ10が回転され、レセプト6が一枚づつ分離してメイン搬送路12へ送り出される。このレセプト6は搬送ローラ対13…の回転によりメイン搬送路12に沿って挟持搬送される。そして、この搬送途中においてレセプト6のサイズが検知センサ14により検出され、この検知後、読取部22で情報が光学的に読み取られる。この読取後、レセプト6はさらに搬送されてナンバリング29に送られ、ここで、ナンバーが記録される。
【0021】
ナンバーが記録されたレセプト6のサイズが例えば、A4サイズものである場合には、メイン搬送路12に沿って搬送されたのち、ソータ装置2の搬送路31へと送込まれる。この搬送路31に送込まれたレセプト6は水平搬送路31aに沿って搬送されたのち、垂直搬送路31bに沿って上方へ搬送され、複数の分岐案内路57…を介して複数段のトレイ53…上に区分集積される。
【0022】
また、レセプト6のサイズが例えば、A3サイズである場合には、ソータ装置2に送込まれることなく、第1の分岐ゲート36の動作により第1の分岐搬送路33に送込まれ、集積装置43の各集積部43a〜43cに集積される。
さらに、レセプト6が手差し給紙部17から手差しされた長尺(例えば、1mの長さ)のものである場合には、第2の分岐ゲート37の動作により第2の分岐搬送路34に送られ、長尺用の集積装置51に集積される。
【0023】
ところで、上記した長尺用の集積装置51は図3に示すように構成され、この集積装置51には、上記した手差し給紙部17から給紙される長尺レセプト6aが集積されるようになっている。
【0024】
長尺レセプト6aは、図4に示すように、本票6bとこの本票6bに順次貼り付けられる続紙(追加レセプト)6cとからなる。この長尺レセプト6aは本票6bに記載事項が一杯になると、続紙6cが順に貼り付けられる。
【0025】
ただし、続紙6cの貼付パターンは数通りあり、本発明に関連するものは続紙6cを次々に貼り付けていくタイプのもので、図の破線部分は糊付部6dである。このタイプの長尺レセプト6aは、通常、図5及び図6に示すように続紙6cが折り畳まれ、続紙6cの貼付枚数はものによって各々異なるが、投薬期間が長いほど増えていく。
【0026】
集積装置51は集積部61を有し、この集積部61の上面開口部には搬送機構62a,62bが配設されている。搬送機構62a,62bはローラ63…間に搬送ベルト64を掛け渡して構成されている。この搬送ベルト64は幅方向に所定間隔を存して3本(1本のみ図示する)平行に配設されている。
【0027】
また、搬送機構62a,62bには、図7にも示すように、各搬送ベルト64毎にそれぞれ搬送方向に亘って負圧付与手段としてのファン65が合計9個(3個のみ図示する)配設されている。各ファン65は必要とする負圧に応じて選択的に使用される。
【0028】
このファン65の回転により発生する負圧により、長尺レセプト6aが搬送ベルト64…の下面部に吸着保持されるようになっている。長尺レセプト6aはファン65の回転停止により吸着保持が解除されて搬送ベルト64から落下されるようになっている。
【0029】
なお、負圧付与手段としては、図8に示すように、正逆回転するファン66を配設して、搬送ベルト64から長尺レセプト6aを落下させるときには、ファン66を逆回転させて強制的に長尺レセプト6aを落下させるようにしても良い。
【0030】
また、ファン65の他に風を下向きに送風する下向きのファンを追加し、このファンの回転により、搬送ベルト64から長尺レセプト6aを強制的に落下させても良い。
【0031】
図3に戻って搬送機構62bの搬出側には、長尺レセプト6aの先端側を斜め下方に向かって案内する案内ガイド67及びこの案内ガイド67に沿って案内されるレセプト6aの先端部を押圧保持する保持手段69が設けられている。
【0032】
また、集積部61の入口側には、送り込まれてくる長尺レセプト6aを検知する入口センサ70が設けられ、集積部61の奥側には、長尺レセプト6aの先端を検知する奥側センサ71が設けられている。
【0033】
図9は保持手段69の駆動機構を示す斜視図である。
【0034】
保持手段69は長尺レセプト6aの幅方向に亘って複数配設され保持アーム72を有している。これら保持アーム72は高摩擦材料によって成形され、シャフト73に取付けられている。シャフト73の一端部にはアーム駆動モータ75が接続されている。また、シャフト73には検出板77が取付けられ、検出板77はシャフト73の近傍に設けられたアーム位置検知センサ78によって検知される。
【0035】
保持アーム72はアーム駆動モータ75の駆動により正逆方向に90度回動されて水平状態或いは起立状態になり、水平状態になることにより長尺レセプト6aの先端を押圧保持し、起立状態になることにより長尺レセプト6aの先端の押圧保持を解除する。
【0036】
図11は上記した搬送ベルト64、ファン65及び保持アーム72の駆動制御系を示すブロック図である。
集積部61の入口センサ70、奥側センサ71及びアーム位置検知センサ78は信号送信回路を介して制御手段としての制御装置81に接続されている。制御装置81には制御回路を介してベルト駆動モータ82及びアーム駆動モータ75さらに、ファン駆動モータ83が接続されている。
【0037】
入口センサ70からのレセプト検知信号が制御装置81に送信されると、ベルト駆動モータ82が駆動されて搬送ベルト64が長尺レセプト6aを集積部61の奥側に向かって搬送するように走行されるとともに、ファン駆動モータ83が駆動されてファン65が回転されるようになっている。
【0038】
また、奥側センサ71からレセプト検知信号が制御装置81に送信されると、アーム駆動モータ75が駆動されて保持アーム72が水平状態に回動されて長尺レセプト6aの先端を押圧保持するようになっている。
【0039】
アーム位置検知センサ78から検出板77を検出しない信号、即ち、保持アーム72によってレセプト6aの先端部が保持ア−ム72により押圧保持されたことを検知した信号が制御装置81に送信されると、ベルト駆動モータ82が逆方向に駆動されて長尺レセプト6aが集積部61の入口方向に向かって搬送されるように搬送ベルト64を走行させるとともに、ベルト駆動モータ82が逆方向に所定時間駆動されると、ファン駆動モータ83の駆動が停止させるようになっている。
【0040】
次に、長尺レセプト6aの集積動作について図12乃至図16に基づいて説明する。
長尺レセプト6aはメイン搬送路12に沿って搬送されたのち、第2の分岐搬送路34に沿って搬送されて図12に示すように長尺用の集積部61に送り込まれる。この長尺レセプト6aは入口センサ70によって検知され、この検知に基づいて搬送ベルト64が走行されるとともにファン65が回転される。ファン65の回転により集積部61内の風が矢印で示すように上方に吹き出され、その風圧により長尺レセプト6aは上方向に吸い付けられて搬送ベルト64の下面部に吸着される。この長尺レセプト6aは搬送ベルト64の走行により、集積部61の奥側に向かって搬送される。長尺レセプト6aの先端が集積部61の奥側に達すると、図13に示すように案内ガイド67により、集積部61の右下方に向かって案内される。そしてこの長尺レセプト6aの先端が奥側センサ71によって検知されると、図14に示すように保持アーム72が起立状態から下方に回動されて長尺レセプト6aの先端部を押圧保持する。こののち、図15に示すように、搬送ベルト64が逆方向に走行されて長尺レセプト6aは折り癖が伸ばされながら逆方向に搬送される。
【0041】
この逆搬送により、図16に示すように、長尺レセプト6aの折り癖が矯正されると、ファン65の回転が停止されるととともに、搬送ベルト64の逆走行が停止される。これにより、長尺レセプト6aはその自重により落下されて集積部61内に集積される。このように集積されると、保持アーム72が上方へ回動されて初期位置に復帰して次の長尺レセプト6aの集積を開始する。
【0042】
上記したように、この実施の形態によれば、長尺レセプト6aの続紙6cを引き伸ばしてその折り癖を矯正してから集積部61に集積させるため、長尺レセプト6aの集積順がずれたり、ジャムが発生するといったことなく、良好な集積が可能になる。
【0043】
また、引き伸ばした長尺レセプト6aに対し、ファン65を逆回転させて下向きに風を吹き付けることができるため、搬送ベルト64から長尺レセプト6aを強制的に落下させることができ、その分集積時間を短縮化することができる。
【0044】
さらに、保持アーム72は高摩擦材によって成形されるため、長尺レセプト6aの保持力が強く、確実な保持が可能になる。
その他、本発明はその要旨の範囲内で種々変形実施可能なことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、紙葉類の折り癖を矯正して集積でき、紙葉類の集積順がずれたり、ジャムが発生するといったことなく、良好な集積が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である紙葉類処理装置を示す全体構成図。
【図2】同実施形態の光学的文字読取装置を示す外観斜視図。
【図3】同実施形態の長尺専用の集積部を示す構成図。
【図4】同実施形態で読み取られる長尺レセプトを示す平面図。
【図5】図4の長尺レセプトの追加レセプトを折り畳んだ状態を示す平面図。
【図6】図4の長尺レセプトの追加レセプトを折り畳んだ状態を示す斜視図。
【図7】同実施形態のファンの正回転によりレセプトが搬送ベルトに吸着される状態を示す斜視図。
【図8】同実施形態のファンの逆回転によりレセプトが搬送ベルトから落下される状態を示す斜視図。
【図9】同実施形態の保持アームによりレセプトの先端部が保持された状態を示す斜視図。
【図10】同実施形態の保持アームによるレセプトの先端部の保持が解除された状態を示す斜視図。
【図11】同実施形態の搬送ベルト、保持アーム及びファンの駆動制御系を示すブロック図。
【図12】同実施形態の長尺レセプトが集積部の奥に向かって搬送される状態を示す図。
【図13】図12の長尺レセプトの先端が集積部の底部に向かって案内される状態を示す図。
【図14】図13の長尺レセプトの先端が押圧プレートによって押圧保持された状態を示す図。
【図15】図14の長尺レセプトが先端が保持された状態で逆方向に搬送されて折り癖が矯正される状態を示す図。
【図16】図15の矯正された長尺レセプトが落下されて集積された状態を示す図。
【符号の説明】
6a…長尺レセプト(紙葉類)、6b…本票、6c…続紙、61…集積部、64…搬送ベルト(搬送手段)、65…ファン(負圧付与手段)、66…ファン、69…保持手段、72…保持アーム、81…制御装置(制御手段)。
Claims (4)
- 送り込まれてくる紙葉類を集積させる集積部と、
この集積部に送り込まれる紙葉類の上面側に接触してその送込方向奥側に向かって搬送する搬送手段と、
この搬送手段によって搬送される紙葉類に負圧を付与して前記搬送手段に吸着させる負圧付与手段と、
前記搬送手段に吸着されて送込方向奥側に搬送されてきた紙葉類の奥側端部を保持する保持手段と、
この保持手段によって前記紙葉類の奥側端部が保持されたのち、前記搬送手段を逆方向に動作させて前記紙葉類を逆方向に所定量搬送してから前記紙葉類に対する前記負圧付与手段による負圧付与を解除させる制御手段と
を具備することを特徴とする紙葉類集積装置。 - 前記負圧付与手段は、正逆回転するファンで、前記ファンの正回転により前記紙葉類を前記搬送手段に吸着させ、逆回転により前記紙葉類を前記搬送手段から強制的に落下させることを特徴とする請求項1記載の紙葉類集積装置。
- 前記保持手段は高摩擦材で成形された保持アームを有してなることを特徴とする請求項1記載の紙葉類集積装置。
- 前記紙葉類は長尺のレセプトで、
この長尺のレセプトは、本票とこの本票に連ねられる続紙とを有して構成される請求項1乃至3の何れか一項に記載の紙葉類集積装置。
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