JPH06100116A - 巻芯移載装置 - Google Patents
巻芯移載装置Info
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- JPH06100116A JPH06100116A JP27812892A JP27812892A JPH06100116A JP H06100116 A JPH06100116 A JP H06100116A JP 27812892 A JP27812892 A JP 27812892A JP 27812892 A JP27812892 A JP 27812892A JP H06100116 A JPH06100116 A JP H06100116A
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- rail frame
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- cores
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- Special Conveying (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】巻取機に供給され、フィルムやビニルシート等
を巻き取るための巻芯を、保管設備等から自動的に一本
づつ無人搬送台車等に移載しうる巻芯移載装置。 【構成】複数の巻芯Rを載置できかつ傾斜したレール枠
2と、レール枠2の下流側に配され巻芯Rを保持すると
ともに揺動により送り出す揺動自在な第1のストッパ3
と、第1のストッパ3の下流側に位置しこの第1のスト
ッパ3との間で送りだされた1つの巻芯Rを保持しかつ
揺動により送出す第2のストッパ4と、前記レール枠2
の下流端と向きあい上昇により第2のストッパ4から送
出された巻芯Rを保持するとともに前記レール枠2とは
逆の傾斜部を有する支持片5と、レール枠2の下流端で
垂下し前記該支持片上に位置する巻芯Rを案内しうると
ともに下端の途切れ部から前記巻芯Rを取出す垂下片6
とを設けてなる巻芯移載装置。
を巻き取るための巻芯を、保管設備等から自動的に一本
づつ無人搬送台車等に移載しうる巻芯移載装置。 【構成】複数の巻芯Rを載置できかつ傾斜したレール枠
2と、レール枠2の下流側に配され巻芯Rを保持すると
ともに揺動により送り出す揺動自在な第1のストッパ3
と、第1のストッパ3の下流側に位置しこの第1のスト
ッパ3との間で送りだされた1つの巻芯Rを保持しかつ
揺動により送出す第2のストッパ4と、前記レール枠2
の下流端と向きあい上昇により第2のストッパ4から送
出された巻芯Rを保持するとともに前記レール枠2とは
逆の傾斜部を有する支持片5と、レール枠2の下流端で
垂下し前記該支持片上に位置する巻芯Rを案内しうると
ともに下端の途切れ部から前記巻芯Rを取出す垂下片6
とを設けてなる巻芯移載装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻取機に供給され、フ
ィルム、シート等を巻き取るための巻芯を、自動的に一
本づつ無人搬送台車等に移載しうる巻芯移載装置に関す
る。
ィルム、シート等を巻き取るための巻芯を、自動的に一
本づつ無人搬送台車等に移載しうる巻芯移載装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、多軸ターレット巻取機等により自
動的にビニルシートなどのシート、フィルムを巻き取る
ことが行われているが、巻き取りが完了した巻取物を外
した後、空の巻芯を入手によって供給している。
動的にビニルシートなどのシート、フィルムを巻き取る
ことが行われているが、巻き取りが完了した巻取物を外
した後、空の巻芯を入手によって供給している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の方法では、自動で巻取を行ない、作業の合理化、
省人化を企図しているにも拘らず、省人化の要請に反
し、又サイクルタイムを向上させることができず、巻芯
の自動装着が望まれている。
従来の方法では、自動で巻取を行ない、作業の合理化、
省人化を企図しているにも拘らず、省人化の要請に反
し、又サイクルタイムを向上させることができず、巻芯
の自動装着が望まれている。
【0004】本発明は、巻取機に巻芯を自動的に装着す
るための前工程として、複数の巻芯を保管している場所
から一本づつ無人搬送台車などに移載することができる
巻芯移載装置を提供することにある。
るための前工程として、複数の巻芯を保管している場所
から一本づつ無人搬送台車などに移載することができる
巻芯移載装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の巻芯を
載置できかつ傾斜したレール枠と、該レール枠の下流側
に配され巻芯を保持するとともに揺動により送り出す揺
動自在な第1のストッパと、該第1のストッパの下流側
に位置しこの第1のストッパとの間で送りだされた1つ
の巻芯を保持しかつ揺動により送出す第2のストッパ
と、前記レール枠の下流端と向きあい上昇により第2の
ストッパから送出された巻芯を保持するとともに前記レ
ール枠とは逆の傾斜部を有する支持片と、レール枠の下
流端で垂下し前記該支持片上に位置する巻芯を案内しう
るとともに下端の途切れ部から前記巻芯を取出す垂下片
とを設けてなる巻芯移載装置である。
載置できかつ傾斜したレール枠と、該レール枠の下流側
に配され巻芯を保持するとともに揺動により送り出す揺
動自在な第1のストッパと、該第1のストッパの下流側
に位置しこの第1のストッパとの間で送りだされた1つ
の巻芯を保持しかつ揺動により送出す第2のストッパ
と、前記レール枠の下流端と向きあい上昇により第2の
ストッパから送出された巻芯を保持するとともに前記レ
ール枠とは逆の傾斜部を有する支持片と、レール枠の下
流端で垂下し前記該支持片上に位置する巻芯を案内しう
るとともに下端の途切れ部から前記巻芯を取出す垂下片
とを設けてなる巻芯移載装置である。
【0006】
【実施例】本発明を具現化した一実施例を、以下、図1
〜図5に基づき説明する。本発明の巻芯移載装置1は、
巻芯Rを載置しうる傾斜したレール枠2と、巻芯を1つ
ずつ取出すための第1、第2のストッパ3、4と、レー
ル枠2の下流側端部に位置しレール枠2とは逆向き傾斜
の傾斜部5aを有する支持片5と、レール枠2の下流端
から垂下しこの支持片5との間で巻芯を案内する垂下片
6とを具え、垂下片6下端の途切れ部から巻芯を取出し
うる。
〜図5に基づき説明する。本発明の巻芯移載装置1は、
巻芯Rを載置しうる傾斜したレール枠2と、巻芯を1つ
ずつ取出すための第1、第2のストッパ3、4と、レー
ル枠2の下流側端部に位置しレール枠2とは逆向き傾斜
の傾斜部5aを有する支持片5と、レール枠2の下流端
から垂下しこの支持片5との間で巻芯を案内する垂下片
6とを具え、垂下片6下端の途切れ部から巻芯を取出し
うる。
【0007】又本例では、垂下片6下端に案内片7を設
けるとともに、レール材2には略中間位置に巻芯を荷崩
れさせるための揺動片9を設けている。
けるとともに、レール材2には略中間位置に巻芯を荷崩
れさせるための揺動片9を設けている。
【0008】前記レール枠2は複数のレール材からな
り、かつ支柱12…12とその上端と継ぐ水平材13と
からなる基台上で、図1右方の傾斜軸14により一端を
枢支されるとともに他端を、基台上の角度調整装置15
に支持されることにより右方を下にかつ傾斜角度調整可
能に取付けられる。
り、かつ支柱12…12とその上端と継ぐ水平材13と
からなる基台上で、図1右方の傾斜軸14により一端を
枢支されるとともに他端を、基台上の角度調整装置15
に支持されることにより右方を下にかつ傾斜角度調整可
能に取付けられる。
【0009】なお角度調整装置15は、本例では前記水
平材13に固定されたブラケットに突出量調整可能なネ
ジ軸15Aを具え、該ネジ軸5bの突出量を変化とする
ことによりレール枠2の傾きを変化できる。又レール枠
2の上流側端部には上方に突出する突片16が設けられ
ている。
平材13に固定されたブラケットに突出量調整可能なネ
ジ軸15Aを具え、該ネジ軸5bの突出量を変化とする
ことによりレール枠2の傾きを変化できる。又レール枠
2の上流側端部には上方に突出する突片16が設けられ
ている。
【0010】又、図2に例示する如く、巻芯移載装置1
の一側面部には保守、点検用の監視台17が設けられ、
これと反対側の側面部には、揺動可能なサイドプレート
20が設けられている。
の一側面部には保守、点検用の監視台17が設けられ、
これと反対側の側面部には、揺動可能なサイドプレート
20が設けられている。
【0011】該サイドプレート20は、レール枠2上に
多段状に載置された巻芯Rの端面に、当接することによ
り、端面を揃えるものであって、図2及び図4に示す如
く、サイドプレート20の上端の支軸21、21を、前
記基台に立設した縦フレーム22及びフロントカバ23
上部のピローユニットに回動自在に支承しかつ基台上の
シリンダ24によりサイドプレート20を揺動させる。
多段状に載置された巻芯Rの端面に、当接することによ
り、端面を揃えるものであって、図2及び図4に示す如
く、サイドプレート20の上端の支軸21、21を、前
記基台に立設した縦フレーム22及びフロントカバ23
上部のピローユニットに回動自在に支承しかつ基台上の
シリンダ24によりサイドプレート20を揺動させる。
【0012】又、図2、図3に例示する如く、前記フロ
ントカバ23には、レール枠2の中間に位置させて前記
揺動片9が揺動可能に設けられる。揺動片9は、その上
流側でレール枠2上に多段に積み込まれた巻芯Rを荷崩
れさせ円滑にレール枠2の下流側に送り出すものであっ
て、フロントカバ23でレール枠2を横切り枢支した軸
25に固定される。又軸25には、シリンダ26により
揺動するレバー27が固着され、従って、シリンダ26
を伸縮させることにより、揺動片9を揺動させる。
ントカバ23には、レール枠2の中間に位置させて前記
揺動片9が揺動可能に設けられる。揺動片9は、その上
流側でレール枠2上に多段に積み込まれた巻芯Rを荷崩
れさせ円滑にレール枠2の下流側に送り出すものであっ
て、フロントカバ23でレール枠2を横切り枢支した軸
25に固定される。又軸25には、シリンダ26により
揺動するレバー27が固着され、従って、シリンダ26
を伸縮させることにより、揺動片9を揺動させる。
【0013】さらに前記フロントカバ23には、レール
枠2の下流側に位置して前記第1のストッパ3と、その
下流側の第2のストッパ4とが揺動可能に設けられる。
枠2の下流側に位置して前記第1のストッパ3と、その
下流側の第2のストッパ4とが揺動可能に設けられる。
【0014】第1のストッパ3は、図3に示すように、
フロントカバ23で枢支されレール枠2を横切る軸30
に固定される。又軸30には、又シリンダ31に連係す
るレバー32が固定されることにより、シリンダ31の
伸縮により揺動する。
フロントカバ23で枢支されレール枠2を横切る軸30
に固定される。又軸30には、又シリンダ31に連係す
るレバー32が固定されることにより、シリンダ31の
伸縮により揺動する。
【0015】尚、第1のストッパ3の先端部に下向きの
爪片3Aが固着され、該爪片3Aを実線で示す下方位置
に揺動させることによってレール枠2上の巻芯Rを保持
できる。又、実線で示す状態から、シリンダ31を縮小
させ、鎖線に示す位置に揺動することによって巻芯Rを
下流側へ送り出す。
爪片3Aが固着され、該爪片3Aを実線で示す下方位置
に揺動させることによってレール枠2上の巻芯Rを保持
できる。又、実線で示す状態から、シリンダ31を縮小
させ、鎖線に示す位置に揺動することによって巻芯Rを
下流側へ送り出す。
【0016】同様に、第2のストッパ4は、フロントカ
バー23の軸34に固定されかつ軸34に固定したレバ
ー36によってシリンダ37の伸縮とともに揺動しう
る。
バー23の軸34に固定されかつ軸34に固定したレバ
ー36によってシリンダ37の伸縮とともに揺動しう
る。
【0017】又、第2のストッパ4の先端には上向きの
爪片4Aが固着され、上向き揺動によって該爪片4Aは
巻芯Rを保持し、下向き揺動とともに解放して巻芯を送
り出す。なお前記第1のストッパ3及び第2のストッパ
4との間は、第1のストッパ3から送り出された1つの
巻芯Rを保持できる距離を隔てて配設されている。
爪片4Aが固着され、上向き揺動によって該爪片4Aは
巻芯Rを保持し、下向き揺動とともに解放して巻芯を送
り出す。なお前記第1のストッパ3及び第2のストッパ
4との間は、第1のストッパ3から送り出された1つの
巻芯Rを保持できる距離を隔てて配設されている。
【0018】左右のフロントカバー23、23を上、下
流端で図3に示す継枠40、41により連結している。
流端で図3に示す継枠40、41により連結している。
【0019】又継枠40から下方にのびる仕切り板42
と、前記揺動片9とにより巻芯をその上流側で貯留する
容器部を形成する。又揺動片9下方で下流側に第1のス
トッパ3までのびる天井板43を形成することにより、
前記レール枠2との間で巻芯を一列でのみ移動させる通
路を設けている。
と、前記揺動片9とにより巻芯をその上流側で貯留する
容器部を形成する。又揺動片9下方で下流側に第1のス
トッパ3までのびる天井板43を形成することにより、
前記レール枠2との間で巻芯を一列でのみ移動させる通
路を設けている。
【0020】図3に示す如く、前記継枠41には、その
前方にマウントプレート45が固着されており、該マウ
ントプレート45に取付けられるシリンダ46の下向き
のロッド47下端に2本のガイド軸49、49(図2に
示す)により廻り止めされ前記支持片5を固定したブラ
ケット50が固着される。
前方にマウントプレート45が固着されており、該マウ
ントプレート45に取付けられるシリンダ46の下向き
のロッド47下端に2本のガイド軸49、49(図2に
示す)により廻り止めされ前記支持片5を固定したブラ
ケット50が固着される。
【0021】前記支持片5は、前記レール枠2の端部と
近接する位置まで延設され、かつ前記レール2とは逆方
向に向けて傾斜部5aが形成されている。
近接する位置まで延設され、かつ前記レール2とは逆方
向に向けて傾斜部5aが形成されている。
【0022】又、レール枠2の下流側端部には前記支持
片5上の巻芯Rの下方への移動に際して案内する前記垂
下片6が固着され、さらに該垂下片6下端の途切れ部に
は前記支持片5上の巻芯を下方に案内し落下させる円弧
部7Aを形成した前記案内片7が固着されている。
片5上の巻芯Rの下方への移動に際して案内する前記垂
下片6が固着され、さらに該垂下片6下端の途切れ部に
は前記支持片5上の巻芯を下方に案内し落下させる円弧
部7Aを形成した前記案内片7が固着されている。
【0023】さらに図3に示す如く、前記下流側の継枠
41の下面には光電センサの発光装置53が固着される
と共に、該光電センサの発光装置53の探査光を受光し
うる光電センサの受光装置52が設けられる。従って、
支持片5上に巻芯Rが位置している場合には、該巻芯R
によって光電センサの受光装置52の探査光が遮られ、
これにより巻芯Rの存在を検知し得る。
41の下面には光電センサの発光装置53が固着される
と共に、該光電センサの発光装置53の探査光を受光し
うる光電センサの受光装置52が設けられる。従って、
支持片5上に巻芯Rが位置している場合には、該巻芯R
によって光電センサの受光装置52の探査光が遮られ、
これにより巻芯Rの存在を検知し得る。
【0024】又、上記同様に、前記天井板43の上部に
は光電センサの発光装置55が固着され、該光電センサ
の発光装置55の探査光を受光し得る光電センサの受光
装置54が前記レール枠2に固着されている。従って、
レール枠2上の巻芯Rの存在を検知することができ、こ
れにより、レール枠2上に保管されている巻芯Rが間も
なく空荷の状態になることを事前に検知でき、これをブ
ザーや、警告灯にて周囲の作業者に知らしめることがで
きる。
は光電センサの発光装置55が固着され、該光電センサ
の発光装置55の探査光を受光し得る光電センサの受光
装置54が前記レール枠2に固着されている。従って、
レール枠2上の巻芯Rの存在を検知することができ、こ
れにより、レール枠2上に保管されている巻芯Rが間も
なく空荷の状態になることを事前に検知でき、これをブ
ザーや、警告灯にて周囲の作業者に知らしめることがで
きる。
【0025】尚、図示していないが、前記シリンダ2
4、26、31、37、46等の制御を行う制御装置を
具えた制御盤が所定の箇所に設けられている。
4、26、31、37、46等の制御を行う制御装置を
具えた制御盤が所定の箇所に設けられている。
【0026】巻芯移載装置1は、巻芯Rを供給し得る無
人搬送台車60とともに使用される。無人搬送台車60
は、図1及び図5に例示する如く、左右各々独立駆動さ
れ得る駆動輪61を具えたスピンターン式の台車であ
り、車体の前後にはキャスタ輪62を具える。
人搬送台車60とともに使用される。無人搬送台車60
は、図1及び図5に例示する如く、左右各々独立駆動さ
れ得る駆動輪61を具えたスピンターン式の台車であ
り、車体の前後にはキャスタ輪62を具える。
【0027】又車体上面には、略「V」字状をなす載置
片64を上面に固着した昇降部63が例えば適宜のリン
ク機構を用いて昇降動可能に設けられている。さらに、
車体の略中央部上面には、巻取が完了した巻取物を載置
しうる載置台76がパンタグラフ機構77を介して昇降
動可能に設けられている。
片64を上面に固着した昇降部63が例えば適宜のリン
ク機構を用いて昇降動可能に設けられている。さらに、
車体の略中央部上面には、巻取が完了した巻取物を載置
しうる載置台76がパンタグラフ機構77を介して昇降
動可能に設けられている。
【0028】又前記無人搬送台車60は、路面に敷設さ
れた誘導線に沿って自動操舵制御できるもので、該誘導
線は、前記巻芯移載装置1の所定箇所まで敷設されてい
る。
れた誘導線に沿って自動操舵制御できるもので、該誘導
線は、前記巻芯移載装置1の所定箇所まで敷設されてい
る。
【0029】然して、図1に示す如く、無人搬送台車6
0は、その昇降部63を、前記巻芯移載装置1の案内片
7の下方に近接させて停車する。その停車を路面に配設
された近接センサ(図示せず)等が検出し、巻芯移載装
置1を動作させる。なお昇降部63は、予め上昇させて
おく。
0は、その昇降部63を、前記巻芯移載装置1の案内片
7の下方に近接させて停車する。その停車を路面に配設
された近接センサ(図示せず)等が検出し、巻芯移載装
置1を動作させる。なお昇降部63は、予め上昇させて
おく。
【0030】先ず、図3に示す如く、シリンダ37によ
ってレール枠2から第2のストッパ4を上方に突出させ
る。又第1のストッパ3は、シリンダ31を縮小して上
方に上げておき、巻芯R1を第2のストッパ4の爪片4
Aに当接する位置まで転動させる。なおシリンダ46に
よって支持片5は、最上に位置させておく。
ってレール枠2から第2のストッパ4を上方に突出させ
る。又第1のストッパ3は、シリンダ31を縮小して上
方に上げておき、巻芯R1を第2のストッパ4の爪片4
Aに当接する位置まで転動させる。なおシリンダ46に
よって支持片5は、最上に位置させておく。
【0031】しかる後、シリンダ31により第1のスト
ッパ3を下降し爪片4Aに当接している巻芯R1の一つ
手前の巻芯R2を保持させる。かかる状態において、鎖
線で示す如く、シリンダ31を作動し第2のストッパ4
を下降することにより、巻芯R1は、レール枠2上を転
動し、前記支持片5上に載置される。尚、巻芯R2は、
爪片3Aにて保持されているためその位置を保つことと
なる。
ッパ3を下降し爪片4Aに当接している巻芯R1の一つ
手前の巻芯R2を保持させる。かかる状態において、鎖
線で示す如く、シリンダ31を作動し第2のストッパ4
を下降することにより、巻芯R1は、レール枠2上を転
動し、前記支持片5上に載置される。尚、巻芯R2は、
爪片3Aにて保持されているためその位置を保つことと
なる。
【0032】又、支持片5には、前記レール枠2とは反
対向きの傾斜部5aが形成されているため、前記巻芯R
1は、下降に際して垂下片6で保持される。尚、かかる
状態は、光電センサの発光装置53が発する探査光が、
巻芯R1により遮られることにより検知でき、これによ
り移載の確実性を増すことができる。
対向きの傾斜部5aが形成されているため、前記巻芯R
1は、下降に際して垂下片6で保持される。尚、かかる
状態は、光電センサの発光装置53が発する探査光が、
巻芯R1により遮られることにより検知でき、これによ
り移載の確実性を増すことができる。
【0033】次に、シリンダ46のロッドを伸張させる
と、巻芯R1は、支持片5上で垂下片6に案内されなが
ら下降し、最下降位置にて、垂下片6下端の途切れ部か
ら解放されると共に、案内片7の内面に設けられた円弧
部7Aに沿って案内され、さらに、垂直に下降し、前記
無人搬送台車60の載置片64上に移載される。これに
より巻芯移載装置1から無人搬送台車60へ巻芯Rの移
載が完了する。
と、巻芯R1は、支持片5上で垂下片6に案内されなが
ら下降し、最下降位置にて、垂下片6下端の途切れ部か
ら解放されると共に、案内片7の内面に設けられた円弧
部7Aに沿って案内され、さらに、垂直に下降し、前記
無人搬送台車60の載置片64上に移載される。これに
より巻芯移載装置1から無人搬送台車60へ巻芯Rの移
載が完了する。
【0034】移載が完了した後は、支持片5を上昇し、
かつ第2のストッパ4を上方に突出させ、さらに第1の
ストッパ3を上方に揺動させ、再び上記手順を繰り返す
ことにより巻芯移載装置1から無人搬送台車60への移
載を行い得る。
かつ第2のストッパ4を上方に突出させ、さらに第1の
ストッパ3を上方に揺動させ、再び上記手順を繰り返す
ことにより巻芯移載装置1から無人搬送台車60への移
載を行い得る。
【0035】尚、巻芯移載装置1への巻芯Rの供給は、
クレーン等を用いて上面から行われ、前記レール枠2の
貯留部上に載置される。
クレーン等を用いて上面から行われ、前記レール枠2の
貯留部上に載置される。
【0036】又、巻芯Rが供給された無人搬送台車60
は、図5に示す如く、巻取機(全体図示せず)に装着さ
れているターレットプレート70の位置まで走行し、巻
取が完了した巻取物Mは、載置台76上に胴受けし、前
記の手順にて供給された巻芯Rは、昇降部63を上昇さ
せて巻取軸73に装着される。尚、巻芯Rの巻取軸73
への装着は、エアーロック等の周知のチャック手段によ
り装着され、ターレットプレート70は、回動軸75を
中心に回動して巻取機にて種々のシート等の巻取が行わ
れる。
は、図5に示す如く、巻取機(全体図示せず)に装着さ
れているターレットプレート70の位置まで走行し、巻
取が完了した巻取物Mは、載置台76上に胴受けし、前
記の手順にて供給された巻芯Rは、昇降部63を上昇さ
せて巻取軸73に装着される。尚、巻芯Rの巻取軸73
への装着は、エアーロック等の周知のチャック手段によ
り装着され、ターレットプレート70は、回動軸75を
中心に回動して巻取機にて種々のシート等の巻取が行わ
れる。
【0037】
【発明の効果】このように本発明の装置は、複数の巻芯
を一括して保管でき、しかもこれらの中から一本づつ順
次自動的に無人搬送台車に移載することができる。従っ
て、巻取機を具えたシステムの無人化を図り省人化、合
理化に寄与し得る。
を一括して保管でき、しかもこれらの中から一本づつ順
次自動的に無人搬送台車に移載することができる。従っ
て、巻取機を具えたシステムの無人化を図り省人化、合
理化に寄与し得る。
【図1】本発明の一実施例を示す全体側面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す全体平面図である。
【図3】本発明の部分側面図である。
【図4】本発明の部分正面図である。
【図5】巻取機と無人搬送台車との巻芯の取り合いを説
明するための側面図である。
明するための側面図である。
2 レール枠 3 第1のストッパ 4 第2のストッパ 5 支持片 6 垂下片 7 案内片
Claims (1)
- 【請求項1】複数の巻芯を載置できかつ傾斜したレール
枠と、該レール枠の下流側に配され巻芯を保持するとと
もに揺動により送り出す揺動自在な第1のストッパと、
該第1のストッパの下流側に位置しこの第1のストッパ
との間で送りだされた1つの巻芯を保持しかつ揺動によ
り送出す第2のストッパと、前記レール枠の下流端と向
きあい上昇により第2のストッパから送出された巻芯を
保持するとともに前記レール枠とは逆の傾斜部を有する
支持片と、レール枠の下流端で垂下し前記該支持片上に
位置する巻芯を案内しうるとともに下端の途切れ部から
前記巻芯を取出す垂下片とを設けてなる巻芯移載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4278128A JP2992414B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 巻芯移載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4278128A JP2992414B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 巻芯移載装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06100116A true JPH06100116A (ja) | 1994-04-12 |
JP2992414B2 JP2992414B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=17592996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4278128A Expired - Lifetime JP2992414B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 巻芯移載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2992414B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104648995A (zh) * | 2015-02-09 | 2015-05-27 | 佛山市顺德区中兴盛自动化机械设备有限公司 | 钢珠滑轨珠条分料机 |
CN115092654A (zh) * | 2022-07-27 | 2022-09-23 | 宝鸡中车时代工程机械有限公司 | 一种铁路散料车及其推送装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101935859B1 (ko) * | 2017-05-02 | 2019-01-07 | (주)청호열처리 | 디텐트레버 어셈블리용 샤프트 공급장치 |
FR3090605B1 (fr) | 2018-12-21 | 2021-08-27 | Solystic | Système de convoyage d’objets comprenant un convoyeur et un chariot |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP4278128A patent/JP2992414B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104648995A (zh) * | 2015-02-09 | 2015-05-27 | 佛山市顺德区中兴盛自动化机械设备有限公司 | 钢珠滑轨珠条分料机 |
CN104648995B (zh) * | 2015-02-09 | 2016-11-30 | 佛山市顺德区中兴盛自动化机械设备有限公司 | 钢珠滑轨珠条分料机 |
CN115092654A (zh) * | 2022-07-27 | 2022-09-23 | 宝鸡中车时代工程机械有限公司 | 一种铁路散料车及其推送装置 |
CN115092654B (zh) * | 2022-07-27 | 2024-05-10 | 宝鸡中车时代工程机械有限公司 | 一种铁路散料车及其推送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2992414B2 (ja) | 1999-12-20 |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990914 |