JPH059928Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH059928Y2
JPH059928Y2 JP13211487U JP13211487U JPH059928Y2 JP H059928 Y2 JPH059928 Y2 JP H059928Y2 JP 13211487 U JP13211487 U JP 13211487U JP 13211487 U JP13211487 U JP 13211487U JP H059928 Y2 JPH059928 Y2 JP H059928Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp seat
lever
housing
control device
heater control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13211487U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6436209U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13211487U priority Critical patent/JPH059928Y2/ja
Publication of JPS6436209U publication Critical patent/JPS6436209U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH059928Y2 publication Critical patent/JPH059928Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車用ヒーターコントロール装置
において、車室内環境を設定するヒーターユニツ
トに設けられたダンパーを開閉させるケーブルを
固定保持するクランプ座の補強構造に関するもの
である。
[従来の技術] 通常の自動車用ヒーターコントロール装置は、
横方向の長方形状をしておりモード設定装置、内
外気循環導入装置、温度コントロール装置、フア
ンスイツチ等の車室内環境設定機構が、2段に2
列配設されている。
しかし、車種の多様性に対応して通常のものよ
りも若干縦長形状の自動車用ヒーターコントロー
ル装置も存する。このような自動車用ヒーターコ
ントロール装置においては、上記車室内環境設定
機構は3−4段に配設されるため車室内環境を設
定するレバーの位置は、通常の自動車用ヒーター
コントロール装置のレバーに比べベースから高く
なるため、該レバーに連結するケーブルを固定保
持するクランプ座も当然高くなる。
第2図は、このようなヒーターコントロール装
置のクランプ座を示している。所定のベースに立
設されたクランプ座102は、一方が車室内環境
を設定するヒーターユニツトに設けられたダンパ
ーを開閉させる中間機構に他方がレバー103に
連結されたワイヤー104が内在するケーブル1
05をクランプ106で固定している。
しかしこのように高さのあるクランプ座102
は、その高さの分剛性が弱くなり、レバー103
の操作によりクランプ座102が撓んでしまい、
そのためワイヤー104のストローク不足による
ダンパーの開度不足により、所望の車室内環境設
定が行われなくなるといつた問題点があつた。
上記問題点を解決するため、クランプ座102
にレバー103の操作方向に補強用リブ107を
設けることにより、クランプ座102の強度を上
げることが図られている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、ベース上には、レバー103やケーブ
ル104等の操作用部材が入り組んでおり、ま
た、縦長形状をしている自動車用ヒーターコント
ロール装置のベースは、その面積が小さくなるた
め補強リブ104を設けるペースが確保できない
場合があり、汎用性に欠けていた。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたものであ
り、その目的は、べース上にクランプ座の補強リ
ブを設置できない場合にも、クランプ座が撓むこ
とのない補強構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため本考案にかかわる自
動車用ヒーターコントロール装置におけるクラン
プ座補強構造は、以下のように構成されている。
すなわち、ケーブルを固定保持するクランプ座
が設けられたベースと、その前面が車室内に向け
られるハウジングしからなる自動車用ヒーターコ
ントロール装置において、 前記クランプ座にハウジング方向に向けてリブ
を垂設するとともに、ハウジング裏面より前記リ
ブを挟持する挟持片を設けることによつてクラン
プ座の補強構造としている。
[作用] 上記構成によれば、レバーを操作してもクラン
プ座は、該クランプ座にハウジングに向けて垂設
されたリブが、ハウジング裏面に設けられた挟持
片により挟持されているため、レバーを操作して
もレバーの操作方向にクランプ座が撓むことがな
い。
[実施例] 以下本考案を具体化した実施例を図面に従つて
詳細に説明する。
図において1は、自動車用ヒーターコントロー
ル装置におけるベースで、4はその前面が、車室
内に向けられるハウジングである。前記ベース1
には、ケーブル6を固定保持するクランプ座2が
立設されており、該クランプ座2には、ハウジン
グ4方向にリブ3が垂設されている。
5は、ハウジングの裏面より突設された挟持片
であり、ベース1とハウジング4を組付けたと
き、該挟持片5は、クランプ座2に設けられたリ
ブ3を挟持する。
6は、ケーブルで、筒部8と該筒部8に摺動自
在に内在するワイヤー7より形成されている。
ワイヤー7は、一方が乗員が車室内環境を設定
するためのレバー10に連結されており、他方
は、前記レバー10の車室内環境設定位置に対応
して、図示しないヒーターユニツトに設けられて
いるダンパーを開閉させる中間機構に連結されて
いる。
9は、ケーブル6をクランプ座2に固定保持す
るクランプであり、さらに詳しくは、ケーブル6
の筒部8のみをクランプ座2に固定保持し筒部8
に内在するワイヤー7は摺動可能になさしめるよ
う構成されている。
引き続き、上述のように構成された本考案の作
用について説明する。
ケーブル6、レバー10等が組付けられたベー
ス1は、同じくレンズ、表示板、照明装置が組込
まれたハウジングに、組合わされた後インストル
メントパネル等の車両用内装用部材に取り付けら
れる。
車室内環境を設定したい場合、または変更した
い場合は、所望の設定位置にレバー10を設置す
ると、レバー10に連結されたワイヤー7は筒部
8内をレバー10の操作方向に摺動しヒーターユ
ニツトに設けられたダンパーを開閉する中間機構
を作動させ、ダンパーを開閉させることにより車
室内環境設定を行う。
この場合、クランプ座2は、該クランプ座2に
垂設されたリブ3が、ハウジング4の裏面に設け
られた挟持片5に挟持されているため、レバー1
0の操作及びそれに伴うワイヤー7の操作によつ
て、クランプ座2が撓むことがなくなり、したが
つてストローク不足となることはなく、レバーを
所望の位置に設定すると、確実に所望の環境設定
を行うことができる。
以上、本考案に従う構造とされた位置実施例に
ついて詳述してきたが、これは、文字通りの例示
であつて、本考案はかかる具体例にのみ限定して
解釈されるべきものではない。
例えば、前記実施例におけるベース1に立設さ
れたクランプ座2に垂設されたリブ3をハウジン
グ4に、ハウジング4に設けられた挟持片5をク
ランプ座2に設けることも可能である。
その他、一々列挙しないが、本考案は当業者の
知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加
えた態様において実施され得るものであり、その
ような実施態様が本考案の趣旨を逸脱しない限り
において、何れも本考案の範囲内に含まれるもの
であることは、言うまでもないことである。
[効果] 上記構成によれば、クランプ座は、該クランプ
座にハウジングに向けて垂設されたリブが、ハウ
ジング裏面に設けられた挟持片により挟持されて
いるため、レバーを操作してもレバーの操作方向
にクランプ座が撓むことを防止できる。
このように本考案によれば、ベース上に補強リ
ブを立設するスペースが確保できない場合でも、
クランプ座がたわまないように補強でき、ひいて
はレバー操作のストローク不足を解消することが
でき、常に所望の車内環境設定を行い得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のクランプ座補強構造を用い
たヒーターコントロール装置の斜視図、第2図
は、従来のクランプ座補強構造の斜視図。 1……ベース、2……クランプ座、3……リ
ブ、4……ハウジング、5……挟持片、6……ケ
ーブル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケーブルを固定保持するクランプ座が設けられ
    たベースとその前面が車室内に向けられるハウジ
    ングとからなる自動車用ヒーターコントロール装
    置において、 前記クランプ座と前記ハウジングの裏面のどち
    らか一方に、他方に向けてリブを垂設するととも
    に、他方には、前記リブを挟持する挟持片を設け
    たことを特徴とする自動車用ヒーターコントロー
    ル装置のクランプ座補強構造。
JP13211487U 1987-08-29 1987-08-29 Expired - Lifetime JPH059928Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13211487U JPH059928Y2 (ja) 1987-08-29 1987-08-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13211487U JPH059928Y2 (ja) 1987-08-29 1987-08-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6436209U JPS6436209U (ja) 1989-03-06
JPH059928Y2 true JPH059928Y2 (ja) 1993-03-11

Family

ID=31388782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13211487U Expired - Lifetime JPH059928Y2 (ja) 1987-08-29 1987-08-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH059928Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6436209U (ja) 1989-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60235318A (ja) コントロールポツド及びスイツチ組立体
JP5074399B2 (ja) 金属クロスバーをダッシュボードと組み立てる方法及び心合わせ装置
JP4244853B2 (ja) コンソールの取付構造
JPS61217643A (ja) 自動車用通風装置
JPH059928Y2 (ja)
US6886969B2 (en) Room lamp for vehicle
JP2019077267A (ja) 車載部品の取付構造
CA2286863A1 (en) Molded air duct with integral attachment member
JP2855511B2 (ja) 自動車用ランプの取付構造
JP6787229B2 (ja) 乗物用表示装置ユニットへの表示装置の取付け構造
JPH10172656A (ja) コネクタの取付け構造
JP2000311750A (ja) ワイヤハーネス用コネクタの固定構造
JPH0586613U (ja) 車両用空調ダクトの取付構造
JPH11115624A (ja) ランプの取付構造
JP2600238Y2 (ja) 車両インスツルメントパネルのワイヤハーネス固定構造
JPH0631205Y2 (ja) レンズの固定構造
JPH0221323Y2 (ja)
JP2563657Y2 (ja) 車両用カップホルダ
JPWO2018233779A5 (ja)
JPH0710980Y2 (ja) 車両のフロア構造
JPH072918Y2 (ja) ロッドホルダ
JPH0418888Y2 (ja)
JP3172434B2 (ja) 操作レバー組立体
JPH0714068Y2 (ja) 車両用灯具
JPS6019871Y2 (ja) ラジエ−タグリルのフ−ドロツクケ−ブル保持構造