JPH0599109A - 内燃機関のイグニシヨン・デイストリビユータ - Google Patents
内燃機関のイグニシヨン・デイストリビユータInfo
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- JPH0599109A JPH0599109A JP2410124A JP41012490A JPH0599109A JP H0599109 A JPH0599109 A JP H0599109A JP 2410124 A JP2410124 A JP 2410124A JP 41012490 A JP41012490 A JP 41012490A JP H0599109 A JPH0599109 A JP H0599109A
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- Japan
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- electrode
- distributor
- internal combustion
- combustion engine
- cap
- Prior art date
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- Pending
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/405—Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P7/00—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
- F02P7/02—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors
- F02P7/021—Mechanical distributors
- F02P7/022—Details of the distributor rotor or electrode
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R39/00—Rotary current collectors, distributors or interrupters
- H01R39/60—Devices for interrupted current collection, e.g. commutating device, distributor, interrupter
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャップに埋設されている中央電極を固定す
るために、その形状を非シリンドリカルで,エッジのな
いようにし,この中央電極の固定手段により耐用年数が
長く、交換頻度が低いディストリビュータを得る。 【構成】 前記中央電極の要部(埋設された部分)を非
シリンドリカルな面としエッジ部分が無い構成とする。
るために、その形状を非シリンドリカルで,エッジのな
いようにし,この中央電極の固定手段により耐用年数が
長く、交換頻度が低いディストリビュータを得る。 【構成】 前記中央電極の要部(埋設された部分)を非
シリンドリカルな面としエッジ部分が無い構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関のイグニシ
ョン・ディストリビュータ、特に、ハウジング手段、前
記ハウジング内に装着され、軸回りを回転するものであ
って、その外端が前記軸から離れており、前記軸の近く
に第1の電極が設けられ、前記外端に第2電極が設けて
あり、この第2電極が前記第1電極と電気的に導通して
いるローター、前記ハウジング手段を塞ぎ、内面が前記
ローターに面し、内面に間隔を置いて配置された複数の
固定電極が埋設され、これら電極は、前記第2電極と協
働し、更に内面に、中央電極が設けられたキャップを備
えた内燃機関のイグニション・ディストリビュータに関
するものである。
ョン・ディストリビュータ、特に、ハウジング手段、前
記ハウジング内に装着され、軸回りを回転するものであ
って、その外端が前記軸から離れており、前記軸の近く
に第1の電極が設けられ、前記外端に第2電極が設けて
あり、この第2電極が前記第1電極と電気的に導通して
いるローター、前記ハウジング手段を塞ぎ、内面が前記
ローターに面し、内面に間隔を置いて配置された複数の
固定電極が埋設され、これら電極は、前記第2電極と協
働し、更に内面に、中央電極が設けられたキャップを備
えた内燃機関のイグニション・ディストリビュータに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の内燃機関においては、イグニショ
ン・ディストリビュータは、エンジンブロックに直接に
マウントされ、エンジンブロックがディストリビュータ
ハウジングを構成示、ディストリビュータのローター
は,回転自由に装着される。またディストリビュータハ
ウジングの一部は、ポリエステルまたはエポキシ樹脂な
どの合成樹脂のキャップで構成され、このキャップは、
その内面に間隔をおいてぐるり配置された配置された複
数の電極と、中央電極とを有し、この中央電極から点火
電圧がロータの電極に印加され、ローター電極から火花
間隙を介して固定電極へフラッシュオーバーされる。
ン・ディストリビュータは、エンジンブロックに直接に
マウントされ、エンジンブロックがディストリビュータ
ハウジングを構成示、ディストリビュータのローター
は,回転自由に装着される。またディストリビュータハ
ウジングの一部は、ポリエステルまたはエポキシ樹脂な
どの合成樹脂のキャップで構成され、このキャップは、
その内面に間隔をおいてぐるり配置された配置された複
数の電極と、中央電極とを有し、この中央電極から点火
電圧がロータの電極に印加され、ローター電極から火花
間隙を介して固定電極へフラッシュオーバーされる。
【0003】前記のようにディストリビュータがエンジ
ンブロックに直接マウントされていると、ディストリビ
ュータは、その動作中、約130℃の高温に曝され、従
って、ディストリビュータの部材は、長時間動作の間、
高温に耐えなければならない。このような高温度の動作
が継続する事による欠点は、ディストリビュータキャッ
プの中央電極が摺動炭素電極から成っているときに明白
となる。この炭素電極は、対面するローターの電極に弾
性的に接触しており、この構成は、エンジンブロックか
ら離れているディストリビュータに通常採用されてい
る。スライディング炭素電極は、高温度で破壊しやすい
ことが判明している。このため、ドイツ特許37 43 940A
1 には、前記のような構成で、点火電圧がスライディン
グ接点を経る代わりに、ローターとキャップとの間の火
花間隙を介してディストリビュータのローターに印加さ
れるディストリビュータが開示されている。この開示に
よれば、中央電極は、金属製のキャップに埋設固定され
ている。このような構造により、スライディング電極が
破壊しやすいという欠点は、克服されたが、新しい問題
が発生した。中央電極とローターの電極との間の電圧
が、約380ボルトであると、前記電極間の火花によ
り、電極と、該電極を埋設したプラスチックマテリアル
に対し、かなりのストレスが作用する。各火花放電によ
るエネルギーにって、電極と、該電極を囲むプラスチッ
クマテリアルは、加熱される。また,火花放電は、点火
電圧を引火する火花間隙が常に存在するローターと固定
電極の間に発生する。しかしながら、前記固定電極にお
いては、ローターの一回転ごとに火花放電が発生するか
ら、問題が発生しないが、ローターの回転ごとに中央電
極には、エンジンのシリンダーの数に対応する火花放電
が発生し、ディストリビュータキャップの損耗度合い
は、固定電極の損耗の倍になる。このことは、エンジン
ブロクに直接マウントされているディストリビュータが
動作中常に高温度に曝されており、さらに、キャップの
素材であるプラスチックも35キロボルトの高電圧によ
りストレスを受けている事実により倍加される。その結
果、中央電極を囲むプラスチックマテリアルに亀裂が入
り、このような亀裂は、約10,000km走行後に目
視できるようになる。その後、前記した亀裂は、益々広
がり、深くなって、前記プラスチックマテリアルの部分
は、砕け、前記キャップは、破損する。このような問題
を回避するために、自動車メーカーのサービスマニュア
ルによれば、ディストリビュータのキャップとローター
は、約10,000km走後に交換されるようになって
いるが、これは経済的に極めて不利なことである。
ンブロックに直接マウントされていると、ディストリビ
ュータは、その動作中、約130℃の高温に曝され、従
って、ディストリビュータの部材は、長時間動作の間、
高温に耐えなければならない。このような高温度の動作
が継続する事による欠点は、ディストリビュータキャッ
プの中央電極が摺動炭素電極から成っているときに明白
となる。この炭素電極は、対面するローターの電極に弾
性的に接触しており、この構成は、エンジンブロックか
ら離れているディストリビュータに通常採用されてい
る。スライディング炭素電極は、高温度で破壊しやすい
ことが判明している。このため、ドイツ特許37 43 940A
1 には、前記のような構成で、点火電圧がスライディン
グ接点を経る代わりに、ローターとキャップとの間の火
花間隙を介してディストリビュータのローターに印加さ
れるディストリビュータが開示されている。この開示に
よれば、中央電極は、金属製のキャップに埋設固定され
ている。このような構造により、スライディング電極が
破壊しやすいという欠点は、克服されたが、新しい問題
が発生した。中央電極とローターの電極との間の電圧
が、約380ボルトであると、前記電極間の火花によ
り、電極と、該電極を埋設したプラスチックマテリアル
に対し、かなりのストレスが作用する。各火花放電によ
るエネルギーにって、電極と、該電極を囲むプラスチッ
クマテリアルは、加熱される。また,火花放電は、点火
電圧を引火する火花間隙が常に存在するローターと固定
電極の間に発生する。しかしながら、前記固定電極にお
いては、ローターの一回転ごとに火花放電が発生するか
ら、問題が発生しないが、ローターの回転ごとに中央電
極には、エンジンのシリンダーの数に対応する火花放電
が発生し、ディストリビュータキャップの損耗度合い
は、固定電極の損耗の倍になる。このことは、エンジン
ブロクに直接マウントされているディストリビュータが
動作中常に高温度に曝されており、さらに、キャップの
素材であるプラスチックも35キロボルトの高電圧によ
りストレスを受けている事実により倍加される。その結
果、中央電極を囲むプラスチックマテリアルに亀裂が入
り、このような亀裂は、約10,000km走行後に目
視できるようになる。その後、前記した亀裂は、益々広
がり、深くなって、前記プラスチックマテリアルの部分
は、砕け、前記キャップは、破損する。このような問題
を回避するために、自動車メーカーのサービスマニュア
ルによれば、ディストリビュータのキャップとローター
は、約10,000km走後に交換されるようになって
いるが、これは経済的に極めて不利なことである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、ディストリビュータのキャップが破壊されやすく
耐用年数が短く、交換頻度も高い点である。
点は、ディストリビュータのキャップが破壊されやすく
耐用年数が短く、交換頻度も高い点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記問題点
を解決するために、中央電極の埋設された部分を丸くし
てエッジなしにした非シリンドリカルな形状に仕上げ、
前記問題点を解決しようとするものである。
を解決するために、中央電極の埋設された部分を丸くし
てエッジなしにした非シリンドリカルな形状に仕上げ、
前記問題点を解決しようとするものである。
【0006】これまでのディストリビュータにおいて
は、中央電極は、ディストリビュータキャップに埋設さ
れていて、接合点が明確であり、長さ方向に動かないよ
うに固定され、しかも回転しないように、中央電極の周
面が旋盤加工で肩部が形成され一側面には、非円形面が
形成されている。このような形状によって、エッジが形
成されてしまうが、この発明によれば、そのようなエッ
ジは形成されず、ディストリビュータの寿命は、永くな
る。これまでのディストリビュータにおいては、中央電
極に作用する熱的及び電気的ストレスから生ずる亀裂
は、ディストリビュータのプラスチック部分に埋設され
ているエッジ部分から始まるため、このようなエッジを
設けないことが、この発明の前提となる。丸くなった中
央電極を使用することによって、ディストリビュータの
コストは、若干上がるけれども、耐用時間が延びる分、
そのようなコスト上昇分を吸収することができ、自動車
の走行、ドライバーの両方に多大のメリットをもたら
す。
は、中央電極は、ディストリビュータキャップに埋設さ
れていて、接合点が明確であり、長さ方向に動かないよ
うに固定され、しかも回転しないように、中央電極の周
面が旋盤加工で肩部が形成され一側面には、非円形面が
形成されている。このような形状によって、エッジが形
成されてしまうが、この発明によれば、そのようなエッ
ジは形成されず、ディストリビュータの寿命は、永くな
る。これまでのディストリビュータにおいては、中央電
極に作用する熱的及び電気的ストレスから生ずる亀裂
は、ディストリビュータのプラスチック部分に埋設され
ているエッジ部分から始まるため、このようなエッジを
設けないことが、この発明の前提となる。丸くなった中
央電極を使用することによって、ディストリビュータの
コストは、若干上がるけれども、耐用時間が延びる分、
そのようなコスト上昇分を吸収することができ、自動車
の走行、ドライバーの両方に多大のメリットをもたら
す。
【0007】ディストリビュータの耐用時間を増加する
には、曲面部分は、0.5mm、好ましくは、1mmを
越える曲率半径を持つべきものである。試験操作におい
ては曲率半径が1mmを超えるカーブした部分を形成す
ることによって、走行距離100,000kmに相当す
る耐用時間が得られた。このような曲率半径をもつカー
ブした部分は、この発明においては、エッジと見做され
ない。
には、曲面部分は、0.5mm、好ましくは、1mmを
越える曲率半径を持つべきものである。試験操作におい
ては曲率半径が1mmを超えるカーブした部分を形成す
ることによって、走行距離100,000kmに相当す
る耐用時間が得られた。このような曲率半径をもつカー
ブした部分は、この発明においては、エッジと見做され
ない。
【0008】中央電極を長さ方向へ移動させないように
するためには、その周面形状を長さ方向断面で、非方形
形状としなければならない。中央電極を回転させないよ
うにするには、断面形状を非円形形状にしなければなら
ない。このような方形並びに円形形状にしないようにす
るためには、カーブした面部分で構成しなければならな
い。従って、中央電極は、丁度瓢箪形の膨出部及び/あ
るいは括れ部を有し、少なくとも埋設された部分の長さ
部分にわたり、横断面形状が非円形、好ましくは、楕円
形状になっている。
するためには、その周面形状を長さ方向断面で、非方形
形状としなければならない。中央電極を回転させないよ
うにするには、断面形状を非円形形状にしなければなら
ない。このような方形並びに円形形状にしないようにす
るためには、カーブした面部分で構成しなければならな
い。従って、中央電極は、丁度瓢箪形の膨出部及び/あ
るいは括れ部を有し、少なくとも埋設された部分の長さ
部分にわたり、横断面形状が非円形、好ましくは、楕円
形状になっている。
【0009】
【実施例】この発明の実施例を図面を参照しながら説明
する。図1に示したイグニション・ディストリビュータ
は、ローター1を備え、内燃機関のカムシャフト3のヘ
ッド2に固着されている。カムシャフト3のヘッド2を
囲むエンジンブロック4の部分は、ディストリビュータ
のハウジングの一部を構成し、その端部に浅い凹部5が
形成されていて、その内部に合成樹脂から作られたハウ
ジングパン6が挿入されている。ディストリビュータの
ハウジングキャップ7により施蓋されていて、このキャ
ップ7は、エツジ8によりエンジンブロックに固定さ
れ、パン6のリムに重なり、これを固定する。ディスト
リビュタの内部は、シーリングリング9によりシールさ
れていて、このリングは、キャップ7とパン6との間に
介在する。
する。図1に示したイグニション・ディストリビュータ
は、ローター1を備え、内燃機関のカムシャフト3のヘ
ッド2に固着されている。カムシャフト3のヘッド2を
囲むエンジンブロック4の部分は、ディストリビュータ
のハウジングの一部を構成し、その端部に浅い凹部5が
形成されていて、その内部に合成樹脂から作られたハウ
ジングパン6が挿入されている。ディストリビュータの
ハウジングキャップ7により施蓋されていて、このキャ
ップ7は、エツジ8によりエンジンブロックに固定さ
れ、パン6のリムに重なり、これを固定する。ディスト
リビュタの内部は、シーリングリング9によりシールさ
れていて、このリングは、キャップ7とパン6との間に
介在する。
【0010】ディストリビュータのキャップには、中央
電極11を含む中央ドーム10が形成されている。又、
キャップには、他のドーム12も形成されており、これ
らは、内燃機関のシリンダーの数と同じ数になってい
て、それぞれ固定された電極を有する。これらの電極
は、キャップ7の内側においてディストリビュータの長
さ方向中央軸に面する面部13aを有している。中央電
極11は、ディストリビュータのロータ1の第1の電極
15に向け延長しているシリンドリカルな延長部11a
を有している。 中央電極のシリンドリカルな延長部1
1aとローター1の第1電極15との間の狭い間隙部分
には火花間隙が構成されている。第1電極15は、リー
ド線によりローターの第2電極17に接続されている。
この第1電極には、干渉抑制レジスタ16が組み込まれ
ている。第2電極17は、軸14から最も離れているロ
ーター1の端部に設けられている。ローター1の回転の
間、第2電極17は、固定電極13の面部13aを通
り、そこにも火花間隙が構成される。中央電極11は、
中央ドーム10に埋設されている抵抗18と、電気接触
部材19とに接続している。固定電極13にも、同じよ
うな接触部材20が設けられている。これ接触部材1
9,20は、電気プラグを受ける。中央電極が回転しな
いように、且つ、合成樹脂製のキャップ7内を長さ方向
に移動できないようにするため、該中央電極は、合成樹
脂内に埋設され、そのため中央電極の埋設される部分
は,図2、図3に示すような非シリンドリカルな部分を
有する。中央電極11は,キャップの合成樹脂部分に埋
設される部分22と、シリンドリカルな部分11aを有
し、後者は、キャップの合成樹脂の部分から突出してい
る。埋設された部分22は、二つの膨出部23、24
と、これらの間にある括れ部25と、中空のシリンドリ
カルな部分26とを有し、この中空部には、抵抗18が
挿入される。断面形状が楕円形である膨出部23を除い
て、中央電極11の周面形状は、円形シリンダー形状に
なっている。多数の実例を下記する。 シリンドリカルな部分14の直径 4.4 mm 小形な膨出部24の最大直径 5.75mm 括れ部25の最小直径 4.4 mm 大形括れ部23の最大直径 6.95mm 中空シリンドリカルな部分26の外径 5.1 mm 括れ部の曲率R1の半径 mm 小形な膨出部24の曲率R2の半径 2.5 mm 大形の膨出部23から中空シリンドリカルな部分26への 接合点R4における曲率R4の半径 3.5 mm 図3に示された中央電極11の楕円断面は、この例で
は,次のような曲率半径により定まる: 最小半径R5を持つ部分= 1.73mm 反対の半径R6を持つ部分= 3.75mm 曲率半径R7を有する最初に述べた 二つの部分と接続する部分= 6.1 mm ディストリビュータの付加的電極13,15,17は、
合成樹脂に埋設される部分に応じて丸く形成されている
が、これは、要件でない。何故ならば、前記付加的電極
は、中央電極のように強いストレスを受けない。以上説
明したように、この発明によれば、内燃機関のディスト
リビュータの耐用時間は、極めて長く延長され、交換頻
度を減らすことができ、経済的効果において抜群に優れ
ている。
電極11を含む中央ドーム10が形成されている。又、
キャップには、他のドーム12も形成されており、これ
らは、内燃機関のシリンダーの数と同じ数になってい
て、それぞれ固定された電極を有する。これらの電極
は、キャップ7の内側においてディストリビュータの長
さ方向中央軸に面する面部13aを有している。中央電
極11は、ディストリビュータのロータ1の第1の電極
15に向け延長しているシリンドリカルな延長部11a
を有している。 中央電極のシリンドリカルな延長部1
1aとローター1の第1電極15との間の狭い間隙部分
には火花間隙が構成されている。第1電極15は、リー
ド線によりローターの第2電極17に接続されている。
この第1電極には、干渉抑制レジスタ16が組み込まれ
ている。第2電極17は、軸14から最も離れているロ
ーター1の端部に設けられている。ローター1の回転の
間、第2電極17は、固定電極13の面部13aを通
り、そこにも火花間隙が構成される。中央電極11は、
中央ドーム10に埋設されている抵抗18と、電気接触
部材19とに接続している。固定電極13にも、同じよ
うな接触部材20が設けられている。これ接触部材1
9,20は、電気プラグを受ける。中央電極が回転しな
いように、且つ、合成樹脂製のキャップ7内を長さ方向
に移動できないようにするため、該中央電極は、合成樹
脂内に埋設され、そのため中央電極の埋設される部分
は,図2、図3に示すような非シリンドリカルな部分を
有する。中央電極11は,キャップの合成樹脂部分に埋
設される部分22と、シリンドリカルな部分11aを有
し、後者は、キャップの合成樹脂の部分から突出してい
る。埋設された部分22は、二つの膨出部23、24
と、これらの間にある括れ部25と、中空のシリンドリ
カルな部分26とを有し、この中空部には、抵抗18が
挿入される。断面形状が楕円形である膨出部23を除い
て、中央電極11の周面形状は、円形シリンダー形状に
なっている。多数の実例を下記する。 シリンドリカルな部分14の直径 4.4 mm 小形な膨出部24の最大直径 5.75mm 括れ部25の最小直径 4.4 mm 大形括れ部23の最大直径 6.95mm 中空シリンドリカルな部分26の外径 5.1 mm 括れ部の曲率R1の半径 mm 小形な膨出部24の曲率R2の半径 2.5 mm 大形の膨出部23から中空シリンドリカルな部分26への 接合点R4における曲率R4の半径 3.5 mm 図3に示された中央電極11の楕円断面は、この例で
は,次のような曲率半径により定まる: 最小半径R5を持つ部分= 1.73mm 反対の半径R6を持つ部分= 3.75mm 曲率半径R7を有する最初に述べた 二つの部分と接続する部分= 6.1 mm ディストリビュータの付加的電極13,15,17は、
合成樹脂に埋設される部分に応じて丸く形成されている
が、これは、要件でない。何故ならば、前記付加的電極
は、中央電極のように強いストレスを受けない。以上説
明したように、この発明によれば、内燃機関のディスト
リビュータの耐用時間は、極めて長く延長され、交換頻
度を減らすことができ、経済的効果において抜群に優れ
ている。
【図1】この発明の実施例におけるイグニション・ディ
ストリビュータの縦断面図である。
ストリビュータの縦断面図である。
【図2】ディストリビュータのキャップの中央電極を拡
大して示めした一部切断側面図である。
大して示めした一部切断側面図である。
【図3】第2図III-III 線の横断断面図である。
1 ローター 2 ヘッド 3 カムシャフト 4 エンジンブロック 5 浅い凹部 6 ハウジングパン 7 キャップ 8 エッジ 9 シーリングリング 10 中央ドーム 11 中央電極
フロントページの続き (72)発明者 クラウス・バーム ドイツ連邦共和国 デイー7527 クライヒ テル−メンジンゲン、シユバイツアー・シ ユトラーセ 20 (72)発明者 ローランド・ミツシエル ドイツ連邦共和国 デイー7530 プフオル ツハイム、クラーヘンシユトラーセ 8 (72)発明者 ホルスト・ベーンケ ドイツ連邦共和国 デイー7300 エツズリ ンゲン、テイミアンヴエグ 7
Claims (5)
- 【請求項1】 下記の構成から成る内燃機関のイグニ
ッション・ディストリビュータ;ハウジング手段、 前記ハウジング内に装着され、軸回りを回転するもので
あって、その外端が前記軸から離れており、前記軸の近
くに第1の電極が設けられ、前記外端に第2電極が設け
てあり、この第2電極が前記第1電極と電気的に導通し
ているローター、 前記ハウジング手段を塞ぎ、内面が前記ローターに面
し、内面に間隔を置いて配置された複数の固定電極が埋
設され、これら電極は、前記第2電極と協働し、更に内
面に、中央電極が設けられたキャップ、 前記キャップに埋設されていて、 前記第1電極との間
に火花間隙を有う離れて配置され、非シリンドリカルな
面を持ち、丸く形成されていてエッジ部分が無い構成の
中央電極。 - 【請求項2】 前記中央電極の埋設された部分の前記
非シリンドリカルな周面が0.5mmを越えない曲率半
径を有する曲面部分を有していない請求項1の内燃機関
のイグニション・ディストリビュータ。 - 【請求項3】 前記中央電極の埋設された部分の前記
非シリンドリカルな周面が1mmを越えない曲率半径を
有する曲面部分を有していない請求項1の内燃機関のイ
グニション・ディストリビュータ。 - 【請求項4】 前記中央電極の埋設された部分の前記
非シリンドリカルな周面が長さ方向断面で非方形であ
り、横断面で非円形形状である請求項1の内燃機関のイ
グニション・ディストリビュータ。 - 【請求項5】 前記埋設された部分が少なくともその
長さ部分において横断面が楕円形状である請求項1の内
燃機関のイグニション・ディストリビュータ。
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- 1990-12-11 DE DE90123855T patent/DE59003005D1/de not_active Expired - Fee Related
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