JPH0598802A - 床版コンクリートの打設方法 - Google Patents

床版コンクリートの打設方法

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JPH0598802A
JPH0598802A JP3280354A JP28035491A JPH0598802A JP H0598802 A JPH0598802 A JP H0598802A JP 3280354 A JP3280354 A JP 3280354A JP 28035491 A JP28035491 A JP 28035491A JP H0598802 A JPH0598802 A JP H0598802A
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JP
Japan
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road
concrete
placing
road plate
floor slab
Prior art date
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Pending
Application number
JP3280354A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinobu Yamazaki
忍 山崎
Tomio Kishino
岸野富夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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Publication of JPH0598802A publication Critical patent/JPH0598802A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発泡樹脂による軽量ブロックの道板によって
作業通路を敷設し、機械装置の導入による床版コンクリ
ートの打設を可能とする。 【構成】 道板1を発泡樹脂による所要寸法の軽量ブロ
ックとする。その道板1を配筋上に敷き並べて、コンク
リート打設機械等の設置を可能とする作業通路8を敷設
する。その作業通路8からコンクリートの打設を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デッキプレートの上
に配筋した鉄筋の上に道板を敷いてコンクリートの打設
を行う床版コンクリートの打設方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】床版コンクリートの打設工事では、デッ
キプレート上に配筋した鉄筋の上を作業者が往来する。
その際、配筋の乱れを防止したり、安全な歩行を確保す
るために道板を敷くことがある。
【0003】一方、床版コンクリートの打設工事におい
て、コンクリートの分配や均し作業を機械化することが
考えられている。この場合、機械重量を梁や柱にあずけ
る方法と、床版にあずける方法とが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら方法では、機械
装置の盛り替えを考慮すると、床版にあずけた方法が合
理的ではあるが、機械装置が配筋上に設置されることに
なるので、その際の課題を解決する必要がある。
【0005】その課題の解決としては、先ず使用機械の
重量軽減が上げられるが、軽量化には限度があるので、
現場としては、鉄筋の支持強度を増加すること、配筋上
に道板を敷設することなどが考えられる。
【0006】しかし支持強度の増加については、少なか
らずコストアップの要因となることから、課題の解決は
結局、道板の敷設によることとなる。
【0007】これまでの主として作業者のための道板の
敷設では、木製やアルミ製の足場材を道板として転用し
ており、そのために板巾が狭く、また比較的長尺なの
で、それをそのまま機械類の走行及び設置を可能とする
道板として利用することは、技術的に困難である。
【0008】またその目的に叶った大きな道板を作製す
ることは可能ではあっても、大型化により重量が増し、
移送は勿論のこと敷設、盛り替え、撤去などの作業に手
間がかかるため、機械装置の利用による打設作業の合理
化も難しく、所期の目的を達成することはできない。
【0009】そこで本発明者は、コンクリート打設機械
等の走行及び移動を可能とする通路の敷設について研究
を重ねた結果、低比重で高圧縮強度を有し、低コストで
接続加工が容易なブロック状の部材による道板の敷設を
もって、作業通路を構成することが最も好ましいことを
見い出したのである。
【0010】したがって、この発明の目的は、機械装置
の荷重にも充分に耐え得る軽量ブロックの道板によっ
て、敷設、盛り替え、撤去などについての作業性の課題
を解決し得る新たな床版コンクリートの打設方法を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
の特徴は、道板を発泡樹脂による所要寸法の軽量ブロッ
クとし、その道板を配筋上に敷き並べて、コンクリート
打設機械等の設置を可能とする作業通路を敷設し、その
作業通路からコンクリートの打設を行うことにある。
【0012】また道板の両端を、隣接ブロックを交互に
接続する係合縁に形成したこと、道板の裏面を一定間隔
ごとに配設した所要数の凸部により凹凸面に形成し、そ
の凸部の間に縦横に形成された凹部に配筋が位置するこ
と、さらには配筋上の道板を、裏面に一定間隔ごとに配
設した凸部を介してデッキプレートに支持したことなど
も他の特徴とするものである。
【0013】上記発泡樹脂としては、発泡スチレン、発
泡ウレタン等が好ましく、道板の凹凸面のピッチや凸部
の高さ及び数量等は、配筋寸法により定められ、厚さ及
び縦横の寸法は積載荷重により決定される。
【0014】
【実施例】図中1は発泡樹脂による軽量ブロックの道板
で、裏面は一体形成した断面形状が台形の適宜の数(図
では九つ)の凸部2,2により凹凸面となっている。ま
た各凸部2,2は同一高さで、それらの間に縦横に形成
された凹部3,3により区画され、その凹部3,3には
後記する鉄筋が位置するようになっている。
【0015】上記道板1は、図2に示すように、デッキ
プレート4の上にバー型スペーサ5を用いて格子状に配
筋した鉄筋6,6の上に敷き並べることができる。この
場合、凹凸面のピッチを配筋間隔に対応させて各凸部
2,2を形成しておくと、凸部2,2が鉄筋間に収まる
とともに、鉄筋6,6が凹部3,3に位置して、道板1
は鉄筋6,6に支持される。
【0016】また凸部2,2の鉄筋間の収まりにより、
道板1の横ずれが防止され、配筋上に敷き並べたもので
ありながら、震動や偏荷重などによって位置ずれを起こ
すようなことことがない。
【0017】また上記凸部2,2をデッキプレート4に
達する高さに形成した場合には、図3に示すように、配
筋上の道板1をデッキプレート4により支持することが
できる。この場合、凹所3,3に位置する鉄筋6,6が
道板1の凹面から離れていても、その凹面は荷重による
圧縮により道板1が撓んだときに鉄筋6,6と接するの
で、道板1はデッキプレート4と鉄筋6,6の両方によ
り支持されることになる。
【0018】図4は他の実施例の道板1を示すもので、
裏面はフラット面に形成してある。またこの道板1の表
面側と裏面側の端部は、隣接する道板1aと交互に接続
する係合縁7,7に形成してある。
【0019】この道板1は、図5に示すように、係合縁
7,7により道板相互を接続してデッキプレート4上の
配筋の上に敷き並べられ、その接続を以て位置ずれを防
止している。また裏面に凸部がなくとも、荷重による裏
面の圧縮変形により鉄筋6,6は図に示すように、裏面
に食い込むので、道板全体が接続を保っている限り、横
ずれが防止される。
【0020】図6は作業通路8の敷設状態を示すもの
で、この作業通路8は配筋上に敷き並べた多数の道板
1,1によりT形に敷設され、その作業通路上にクロー
ラに搭載された打設・均しロボット9と、ディストリビ
ュータ10とが中折れ式の配管11により接続して設置
してある。
【0021】これらのロボット9及びディストリビュー
タ10は、作業通路上を自走する。またコンクリートの
打設はマウス12から1列ごとに行われ、1列の打設が
完了するごとに、作業上不要となった場所の道板1は外
されて、鎖線で示す次の打設場所へ順次盛り替えられて
行く。
【0022】なお、この発明に用いられる上記ロボット
9のクローラ部分の最大接地圧は、1kg/cm2以下である
ので、発泡スチレンの圧縮強度は3〜4kg/cm2であるか
ら、その強度内に収まる。
【0023】また道板1の寸法を1000(W)×80
0(L)×300(H)とした場合の重量は発泡密度で
異なるが8kg以下となり、従来の足場板等を用いる工法
に比べ軽くなるとともに、高さも確保できる。
【0024】
【発明の効果】上記構成からなるこの発明では下記効果
を奏する。
【0025】 発泡樹脂による軽量ブロックの道板は
圧縮強度が高く、低比重であるので、道板の厚さや巾寸
法などを大きく形成しても人手により簡単に搬送でき、
敷設、盛り替え、撤去作業に手間を要しないので、準備
作業の省力化を図ることができる。
【0026】 裏面を凹凸面に形成した道板では、凸
部を配筋した鉄筋にはめ込むことによって横ずれの防止
ができ、また両端部を係合縁に形成した道板では、隣接
する道板を相互に接続することによって横ずれが防止さ
れるので、道板により敷設された作業通路は、配筋上に
あっても安定した状態にあって、コンクリートの打設に
要する機械装置の走行及び設置を可能とする。
【0027】 作業通路の敷設を行う配筋上に、電気
配管等の障害物が突出していても、発泡樹脂の道板は加
工し易いので、現場加工により簡単に対応でき、突出寸
法が小さい場合には、道板自体の変形によりそれを取り
込むことができるので、敷設位置をその都度変更する必
要がない。
【0028】 作業通路上に機械装置を設置して、軽
微な付帯作業によりコンクリートの打設や均しを実施す
るので、打設作業が省力化され、また機械装置の過度の
軽量化が不要となるので、機械装置の設計、開発におけ
る配慮が軽減され、機械コストの低減が図られる。
【0029】 道板により作業通路を高くすることに
よって、機械装置とコンクリートとの接触を簡単に防止
できるので、機械装置側にコンクリートの付着防止手段
を施す必要がなく、打設作業にも特別な操作を要さぬこ
とから、機械化施工の導入が一層容易となる。
【0030】 軽量ブロックの道板による作業通路
は、コンクリート止めにも併用でき、また安全通路の確
保にも利用できるなどの便利さも有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の床版コンクリート打設方法に用いら
れる軽量ブロックの道板の斜視図である。
【図2】上記道板の敷き並べ状態を示す一部縦断側面図
である。
【図3】凸部の構造が異なる他の道板の敷き並べ状態を
示す一部縦断側面図である。
【図4】他の実施例による軽量ブロックの道板の斜視図
である。
【図5】上記道板の敷き並べ状態を示す一部縦断側面図
である。
【図6】軽量ブロックの道板による作業通路の敷設状態
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 軽量ブロックの道板 2 凸部 3 凹部 4 デッキプレート 5 バー型スペーサ 6 鉄筋 7 係合縁 8 作業通路 9 打設・均しロボット 10 ディストリビュータ 11 配管 12 マウス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道板を発泡樹脂による所要寸法の軽量ブ
    ロックとし、その道板を配筋上に敷き並べて、コンクリ
    ート打設機械等の設置を可能とする作業通路を敷設し、
    その作業通路からコンクリートの打設作業を行うことを
    特徴とする床版コンクリートの打設方法。
  2. 【請求項2】 道板の両端は、隣接ブロックを交互に接
    続する係合縁に形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の床版コンクリートの打設方法。
  3. 【請求項3】 道板の裏面は一定間隔ごとに配設した所
    要数の凸部により凹凸面に形成され、その凸部の間に縦
    横に形成された凹部に配筋が位置することを特徴とする
    請求項1または2記載の床版コンクリートの打設方法。
  4. 【請求項4】 配筋上の道板は裏面に一定間隔ごとに配
    設した所要数の凸部を有し、その凸部を介してデッキプ
    レートに支持されていることを特徴とする請求項1記載
    の床版コンクリートの打設方法。
JP3280354A 1991-10-02 1991-10-02 床版コンクリートの打設方法 Pending JPH0598802A (ja)

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JPH0598802A true JPH0598802A (ja) 1993-04-20

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10259601A (ja) * 1997-03-17 1998-09-29 Toyo Sekizai Kk 舗装ブロック
KR100847611B1 (ko) * 2007-03-20 2008-07-21 명근학 프리스트레스 콘크리트 복공판
KR100966119B1 (ko) * 2009-11-18 2010-06-25 한국건설기술연구원 초고성능 콘크리트 복공판

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