JPH059848Y2 - - Google Patents

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JPH059848Y2
JPH059848Y2 JP12953087U JP12953087U JPH059848Y2 JP H059848 Y2 JPH059848 Y2 JP H059848Y2 JP 12953087 U JP12953087 U JP 12953087U JP 12953087 U JP12953087 U JP 12953087U JP H059848 Y2 JPH059848 Y2 JP H059848Y2
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JP
Japan
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fan
reinforcing piece
line
folding
reinforcing
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JP12953087U
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JPS6447215U (ja
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  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、扇子のごとき使用時には涼風を得る
ごとく機能し、未使用時には、コンパクトになり
携帯及び収納に極めて効果を発揮し、且つ製作に
手間がかからず廉価で生産可能な団扇に関するも
のである。
(従来の技術) 従来の技術として、例えば実公昭58、26565号
公報に示されるような、全体を略円形状に形成
し、把持部の要部より扇ぎ部に向つて三条の押圧
帯を形成すると共に、把持部の両側部から折曲線
を介して二個の補強片を連設し、片方の補強片に
差込み受部を設け、他の補強片の差込みを受けら
れるようにした団扇がある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の従来の団扇は一枚の打抜きの厚紙で出来
ている為、収納、携帯する場合、折り畳むと再度
使用する際団扇としての機能が失われ、一方まる
めると収納、携帯に適した大きさにならず、極め
て不便であつた。また、使用に際し、把持部補強
の為に三条の押圧帯を形成しているが、これだけ
では把持部の補強が不充分であり、また団扇全体
も扇ぎに対して充分な強度が得られない。
(問題点を解決する為の手段) 本考案は上記問題点を解決する為になされたも
ので、コルゲート加工を施した厚紙の凹凸線条を
縦条になる如く用いて任意形状の団扇主体を形成
し、該団扇主体の円周上の2点から略対象となる
ように下方に延び、且つ交点を有する略V字形の
折曲線を形成し、該折曲線の一方を前記交差点よ
り更に延長して折曲補助線を形成し、該折曲補助
線と該折曲補助線に順延する前記折曲線を介して
折曲げ第1補強片を形成し、同様にして他方の折
曲線を介して折り畳むようにして第2補強片を形
成し、これらの補強片の少なくとも一方に形成し
た係止切り込みにより、一方の補強片を他方補強
片に挿入係止してなることを特徴とする巻き取り
可能な団扇である。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例によつて説明す
る。
第1図は本考案に係る巻き取り可能な団扇の展
開図であり、第2図は本考案の団扇の使用状態の
背面図、第3図は未使用時の巻き上げ状態の斜視
図を示すものである。
本考案に使用する材料紙はコルゲート加工を施
して片段の段ボールである。第1図中、1はコル
ゲート加工を施した片段の段ボールの凹凸線条を
縦条になる如く用いて略円形状に片抜き形成した
団扇主体で、該団扇主体1の円周上の2点K,
から下方に延び、かつ前記団扇主体1内に交点m
を有する略V字形の折曲線2,3から形成する。
該折曲線2の延長線上に前記交点mから更に下方
に延長し、団扇主体1の円周上に達する折曲補助
線4を形成し、該折曲補助線4と前記折曲線2を
介して内方に折り曲げ、第1補強片5を形成し、
同様にして他方の折曲線3を介して内方に折り畳
み第2補強片6を形成する。この時、該第2補強
片6には、第1補強片5を挿入係止する為の係止
切込み7を予め設けておき、前記第1補強片5を
挿入係止させ第2図の如く組み立て完成させる
が、その組立ては極めて容易である。更に、係止
切り込み7の内端には円孔8を穿設し、係止が確
実になされるよう構成されている。
また、上記の如く第2補強片を第1補強片の端
部に重ねて組立て形成した際形成される折れ線
を、予め交点mから下方に向けて円周上に達する
折曲線9として形成しておくと、折り畳みが確
実、且つ美観を損ねることなく行うことができ
る。
使用に際しては、コルゲート加工を施した団扇
を形成するで、単なる厚紙を使用した場合より!?
かに扇いだ際の強度に優れている。また把持部も
同様の効果を得られ、加えて第1,第2補強片の
下端部が重なり合うことにより更に効果を高め、
折れたり裂れたりしにくい構成になつている。
また、未使用時の収納、携帯に際しては、団扇
主体1が、コルゲート加工を施されているので、
第1図に示す如く団扇主体1に打ち抜いた状態の
ものを、凹凸線条を横条になる如く用いて巻き取
ると、折り目をつけずにきれいに巻き取ることが
出来る。即ち、収納、携帯に適した小ささにな
り、不必要な時にはバツクの中にも収納でき、持
ち運びにも極めて便利である。
尚、補強片に設ける係止切り込みは、前記実施
例に限つたことではなく、左右どちらの補強片に
設けてもよく、また、両方の補強片に設けてもよ
い。
(考案の効果) 以上説明したように本考案の団扇は、コルゲー
ト加工を施した片段の段ボールを資材として形成
され、使用時には前記コルゲート加工を施した片
段の段ボールの凹凸線条を縦条になる如く用いる
ので、扇いだ際、従来の厚紙に比べ強度に優れ、
更に補強片を組立てることによりその強度が補完
され、一方把持部も補強され、該把持部の折れ曲
り、損裂防止に効果を発揮する。また、未使用時
には前記片段の段ボールの凹凸線条を横条になる
如く用いて巻き上げると、折り目をつけずにきれ
いに巻くことが出来、収納、携帯に極めて便利で
ある。
本考案は段ボールのみを資材とし、簡単に製造
できるので廉価に製造でき、組立ても補強片を折
り曲げ線を介して内方に折り曲げ、係止させる簡
単な構成になつているので容易であり、加えて、
本考案品全体に宣伝文や絵画も印刷でき、団扇と
して使つていると人目に付きやすく宣伝媒体とし
ても有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案に係る巻き取り可能な団扇を示す展開図
であり、第2図は本考案の団扇の使用状態を示す
背面図、第3図は未使用時の巻き上げ状態図であ
る。 1……団扇主体、2,3……折曲線、4……折
曲補助線、5……第1補強片、6……第2補強
片、7……係止切り込み、8……円孔、9……折
曲線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コルゲート加工を施した厚紙の凹凸線条を縦条
    になる如く用いて任意形状の団扇主体を形成し、
    該団扇主体の円周上の2点から略対象となるよう
    に下方に延び、且つ交点を有する略V字形の折曲
    線を形成し、該折曲線の一方を前記交点より更に
    延長して折曲補助線を形成し、該折曲補助線と該
    折曲補助線に順延する前記折曲線を介して折り曲
    げ第1補強片を形成し、同様にして他方の折曲線
    を介して折り畳むようにして第2補強片を形成
    し、これらの補強片の少なくとも一方に形成した
    係止切り込みにより、一方の補強片を他方の補強
    片に挿入係止してなることを特徴とする巻き取り
    可能な団扇。
JP12953087U 1987-09-18 1987-09-18 Expired - Lifetime JPH059848Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12953087U JPH059848Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JP12953087U JPH059848Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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Publication Number Publication Date
JPS6447215U JPS6447215U (ja) 1989-03-23
JPH059848Y2 true JPH059848Y2 (ja) 1993-03-11

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ID=31383891

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JP (1) JPH059848Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103221227A (zh) * 2010-11-17 2013-07-24 国誉株式会社 装订用具
CN103221226A (zh) * 2010-11-17 2013-07-24 国誉株式会社 装订用具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103221227A (zh) * 2010-11-17 2013-07-24 国誉株式会社 装订用具
CN103221226A (zh) * 2010-11-17 2013-07-24 国誉株式会社 装订用具

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JPS6447215U (ja) 1989-03-23

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