JPH059781Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH059781Y2 JPH059781Y2 JP1987027205U JP2720587U JPH059781Y2 JP H059781 Y2 JPH059781 Y2 JP H059781Y2 JP 1987027205 U JP1987027205 U JP 1987027205U JP 2720587 U JP2720587 U JP 2720587U JP H059781 Y2 JPH059781 Y2 JP H059781Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- electric furnace
- external hose
- water
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 11
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、電気炉用水冷ケーブルの改良に関す
るものである。
るものである。
金属溶解用のアーク炉などでは、電極と電源側
とをつなぐケーブルとして、大電流通電による温
度上昇および電気炉の輻射熱や火炎による温度上
昇を抑制するため水冷ケーブルが用いられてい
る。
とをつなぐケーブルとして、大電流通電による温
度上昇および電気炉の輻射熱や火炎による温度上
昇を抑制するため水冷ケーブルが用いられてい
る。
従来のこの種の水冷ケーブルは、外部ホースの
中に撚線よりなる可撓導体と冷却水の通路を設け
た構造となつている。また外部ホースは電気炉か
らの輻射熱や火炎により経時的に熱劣化をおこす
ため、それを軽減する目的で、ゴムホースの表面
にセラミツクフアイバが一体に加硫接着された構
造となつている。
中に撚線よりなる可撓導体と冷却水の通路を設け
た構造となつている。また外部ホースは電気炉か
らの輻射熱や火炎により経時的に熱劣化をおこす
ため、それを軽減する目的で、ゴムホースの表面
にセラミツクフアイバが一体に加硫接着された構
造となつている。
しかしセラミツクフアイバの層は、加硫接着に
よりゴムホースと一体化させているため、その厚
さをそれほど厚くすることが出来ず、電気炉の輻
射熱や火炎からゴムホースを十分に保護すること
が困難である。また電気炉用水冷ケーブルは、電
流容量などの関係から１相につき４本程度まとめ
て使用されることが普通であり、このような使用
状態では、同相間、異相間の吸引力、反発力でケ
ーブル同士が始終衝突を繰り返すことになり、セ
ラミツクフアイバ層が局部的に剥離しやすいとい
う問題もある。もしセラミツクフアイバ層が剥離
して局部的にでもゴムホースが劣化すれば、セラ
ミツクフアイバ層とゴムホースは一体であるか
ら、外部ホース全体を取り替えなければならな
い。
よりゴムホースと一体化させているため、その厚
さをそれほど厚くすることが出来ず、電気炉の輻
射熱や火炎からゴムホースを十分に保護すること
が困難である。また電気炉用水冷ケーブルは、電
流容量などの関係から１相につき４本程度まとめ
て使用されることが普通であり、このような使用
状態では、同相間、異相間の吸引力、反発力でケ
ーブル同士が始終衝突を繰り返すことになり、セ
ラミツクフアイバ層が局部的に剥離しやすいとい
う問題もある。もしセラミツクフアイバ層が剥離
して局部的にでもゴムホースが劣化すれば、セラ
ミツクフアイバ層とゴムホースは一体であるか
ら、外部ホース全体を取り替えなければならな
い。
本考案は、上記のような従来技術の問題点を解
決するため、外部ホースの中に可撓導体と冷却水
通路を設けてなる電気炉用水冷ケーブルにおい
て、上記外部ホースの少なくとも電気炉側の部分
の外周に、セラミツククロスをのり巻き式に多重
巻きし、その上に内面に耐熱性ゴム接着剤層を有
するセラミツクテープをらせん巻きしたことを特
徴とするものである。
決するため、外部ホースの中に可撓導体と冷却水
通路を設けてなる電気炉用水冷ケーブルにおい
て、上記外部ホースの少なくとも電気炉側の部分
の外周に、セラミツククロスをのり巻き式に多重
巻きし、その上に内面に耐熱性ゴム接着剤層を有
するセラミツクテープをらせん巻きしたことを特
徴とするものである。
セラミツククロスをのり巻き式に多重巻きする
のは、外部ホースを完全に包み、かつ外部ホース
を熱から十分に保護できる厚さを得るためであ
る。また耐熱性ゴム接着剤層を有するセラミツク
テープをらせん巻きするのは、接着剤による接着
とらせん巻きによる締付けで、多重巻きしたセラ
ミツククロスを押さえるためと、ケーブル同士の
衝突に対し、セラミツククロスおよびセラミツク
テープの層全体がクツシヨン層となつて相互に損
傷し合わないようにするためである。
のは、外部ホースを完全に包み、かつ外部ホース
を熱から十分に保護できる厚さを得るためであ
る。また耐熱性ゴム接着剤層を有するセラミツク
テープをらせん巻きするのは、接着剤による接着
とらせん巻きによる締付けで、多重巻きしたセラ
ミツククロスを押さえるためと、ケーブル同士の
衝突に対し、セラミツククロスおよびセラミツク
テープの層全体がクツシヨン層となつて相互に損
傷し合わないようにするためである。
なお外部ホースの保護をより確実にするには、
セラミツクテープもラツプ巻きないしは多重巻き
にしておくことが好ましい。
セラミツクテープもラツプ巻きないしは多重巻き
にしておくことが好ましい。
第１図および第２図は本考案の一実施例に係る
電気炉用水冷ケーブルを示す。
電気炉用水冷ケーブルを示す。
図において、１は中心に設けられたフルートコ
ア、２はその外周に撚り合わされた子撚り導体、
３はさらにその外周に被せられた外部ホース、４
は両端に設けられた端子である。フルートコア１
内および外部ホース３内の空隙は冷却水通路５と
なつている。
ア、２はその外周に撚り合わされた子撚り導体、
３はさらにその外周に被せられた外部ホース、４
は両端に設けられた端子である。フルートコア１
内および外部ホース３内の空隙は冷却水通路５と
なつている。
本考案は、このような電気炉用水冷ケーブルに
おいて、外部ホース３の外周に、セラミツククロ
ス６をのり巻き式に多重巻きし、その上に内面に
耐熱性ゴム接着剤層を有するセラミツクテープ７
を多重にらせん巻きしたものである。セラミツク
クロス６としては、例えばイソライト工業(株)のカ
オウール、揖斐川電工(株)のイビウールなどを使用
することができる。サイズは幅1m、長さ5m程度
とする。またセラミツクテープ７としては、上記
のようなセラミツククロスで幅10cm程度のテープ
を作り、その片面にエチレンプロピレンゴムを基
剤とするゴム糊を、厚さが約１mm程度となるよう
にねり付けたものを使用するとよい。
おいて、外部ホース３の外周に、セラミツククロ
ス６をのり巻き式に多重巻きし、その上に内面に
耐熱性ゴム接着剤層を有するセラミツクテープ７
を多重にらせん巻きしたものである。セラミツク
クロス６としては、例えばイソライト工業(株)のカ
オウール、揖斐川電工(株)のイビウールなどを使用
することができる。サイズは幅1m、長さ5m程度
とする。またセラミツクテープ７としては、上記
のようなセラミツククロスで幅10cm程度のテープ
を作り、その片面にエチレンプロピレンゴムを基
剤とするゴム糊を、厚さが約１mm程度となるよう
にねり付けたものを使用するとよい。
セラミツククロス６およびセラミツクテープ７
は外部ホース３の全長に被せてもよいが、第１図
のように特に輻射熱や火炎を強く受ける電気炉側
の部分にだけ被せるようにした方が経済的であ
る。
は外部ホース３の全長に被せてもよいが、第１図
のように特に輻射熱や火炎を強く受ける電気炉側
の部分にだけ被せるようにした方が経済的であ
る。
なお外部ホースの構造およびその中の導体構
造、冷却水通路の配置などは種々のものが公知で
あるので、図示のものに限定されない。
造、冷却水通路の配置などは種々のものが公知で
あるので、図示のものに限定されない。
以上説明したように本考案によれば、外部ホー
スの外周にセラミツククロスを多重巻きし、その
上から耐熱性ゴム接着剤付きセラミツクテープを
らせん巻きしたので、外部ホースを所要の厚さの
セラミツククロスとセラミツクテープで完全に覆
うことができ、電気炉の輻射熱や火炎から外部ホ
ースを確実に保護することができる。このため外
部ホースの寿命を長期化できる。またセラミツク
クロスおよびセラミツクテープは同系の材質であ
り、これらを多重に巻くとクツシヨン性が出るか
ら、電磁力により隣合うケーブルが衝突しても、
セラミツクテープおよびセラミツククロスが損傷
する度合が少ないて済み、この面からも長寿命化
が図れる。さらに局部的に損傷が発生したとして
も、補修が容易であり、外部ホースを取り替える
必要がない。
スの外周にセラミツククロスを多重巻きし、その
上から耐熱性ゴム接着剤付きセラミツクテープを
らせん巻きしたので、外部ホースを所要の厚さの
セラミツククロスとセラミツクテープで完全に覆
うことができ、電気炉の輻射熱や火炎から外部ホ
ースを確実に保護することができる。このため外
部ホースの寿命を長期化できる。またセラミツク
クロスおよびセラミツクテープは同系の材質であ
り、これらを多重に巻くとクツシヨン性が出るか
ら、電磁力により隣合うケーブルが衝突しても、
セラミツクテープおよびセラミツククロスが損傷
する度合が少ないて済み、この面からも長寿命化
が図れる。さらに局部的に損傷が発生したとして
も、補修が容易であり、外部ホースを取り替える
必要がない。
第１図は本考案の一実施例に係る電気炉用水冷
ケーブルの正面図、第２図は第１図の−線に
おける断面図である。 ２……子撚り導体、３……外部ホース、５……
冷却水通路、６……セラミツククロス、７……セ
ラミツクテープ。
ケーブルの正面図、第２図は第１図の−線に
おける断面図である。 ２……子撚り導体、３……外部ホース、５……
冷却水通路、６……セラミツククロス、７……セ
ラミツクテープ。
Claims (1)
- 外部ホースの中に可撓導体と冷却水通路を設け
てなる電気炉用水冷ケーブルにおいて、上記外部
ホースの少なくとも電気炉側の部分の外周に、セ
ラミツククロスをのり巻き式に多重巻きし、その
上に内面に耐熱性ゴム接着剤層を有するセラミツ
クテープをらせん巻きしたことを特徴とする電気
炉用水冷ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987027205U JPH059781Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987027205U JPH059781Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63135718U JPS63135718U (ja) | 1988-09-06 |
| JPH059781Y2 true JPH059781Y2 (ja) | 1993-03-10 |
Family
ID=30829014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987027205U Expired - Lifetime JPH059781Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059781Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000133058A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-12 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 給電用ケーブル |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54131791A (en) * | 1978-04-04 | 1979-10-13 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Lead wire |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP1987027205U patent/JPH059781Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54131791A (en) * | 1978-04-04 | 1979-10-13 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Lead wire |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63135718U (ja) | 1988-09-06 |
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