JP2004207085A - 電磁遮蔽ケーブル及び電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】遮蔽効果を向上させた電磁遮蔽ケーブルを提供する。
【解決手段】電磁遮蔽ケーブル1は、絶縁線心4を3本撚り合わせ、介在5を介在させてこの上にシース6を施して構成した3心ケーブル7の上に、磁性材料よりなる波付き鋼管がい装10に導電材料よりなる線状体11をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成した遮蔽層8と防食層9とを備え、電磁遮蔽ケーブル1の遮蔽層8に接地部12を複数箇所設けて接地した。
【選択図】 図1
【解決手段】電磁遮蔽ケーブル1は、絶縁線心4を3本撚り合わせ、介在5を介在させてこの上にシース6を施して構成した3心ケーブル7の上に、磁性材料よりなる波付き鋼管がい装10に導電材料よりなる線状体11をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成した遮蔽層8と防食層9とを備え、電磁遮蔽ケーブル1の遮蔽層8に接地部12を複数箇所設けて接地した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁遮蔽ケーブル及び単心ケーブル線心を複数撚り合わせた単心撚り合わせケーブルに電磁遮蔽効果をもたせた電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
起誘導線に流れる不平衡電流や短絡・断線事故による大地帰路電流によって、相互インダクタンスによる電気的結合が生じて、近接する他のケーブルに異常電圧や雑音が誘起される場合があり、これを電磁誘導と呼んでいる。そして、かかる電磁誘導を軽減するため、絶縁線心を複数撚り合わせた上に一括シースを施した多心ケーブルにおいては、鉄テープなどの磁性体と銅テープなどの導電体とから形成される遮蔽層を一括シースの下に設け、遮蔽層の両端を接地した電磁遮蔽ケーブルが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
一方、絶縁線心にシースを施して単心ケーブル線心を形成し、かかる単心ケーブル線心を複数撚り合わせて構成される単心撚り合わせケーブルが知られている(例えば、特許文献2参照。)。かかる単心撚り合わせケーブルは、絶縁線心を複数撚り合わせた上に一括シースを施した多心ケーブルに比べ、端末処理が容易である、電流容量が大きい、ケーブル重量が軽い、などの種々の優れた特徴を有している。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−325658号公報(第2−3頁、第1図)
【0005】
【特許文献2】
特開2000−231837号公報(第2−3頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、例えば、インバータ電源に接続されたケーブルから発生する高調波による電磁誘導障害のように、電磁誘導を軽減するためには、より大きな遮蔽効果が必要となる電磁誘導障害が多くなってきている。このような電磁誘導障害に対し、前記のような従来の電磁遮蔽ケーブルでは、遮蔽効果が不十分である場合が多くなってきていることから、より大きな遮蔽効果を有する電磁遮蔽ケーブルが必要とされていた。
【0007】
一方、多心ケーブルにおいては、前記のように一括シースの下に遮蔽層を設けた遮蔽構造の電磁遮蔽ケーブルが存在していたが、このような遮蔽構造を前記単心撚り合わせケーブルに適用し、絶縁線心にシースを施した個々の単心ケーブル線心のそれぞれのシースの下に遮蔽層を設ける遮蔽構造をとると、交流電流を流した場合、遮蔽層を形成する鉄テープなどの磁性体にうず電流を生じて発熱し、熱劣化や事故に繋がるおそれがある。
【0008】
本発明の目的は、遮蔽効果を向上させた電磁遮蔽ケーブルを提供することにある。
本発明の他の目的は、遮蔽効果を有する単心撚り合わせケーブル、すなわち電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係る電磁遮蔽ケーブルは、磁性材料よりなる鋼管がい装に導電材料よりなる線状体をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成した遮蔽層を備え、該遮蔽層の複数箇所を接地したことを特徴とする。
【0010】
かかる構成により、遮蔽層を形成する鋼管がい装は鉄テープ等に比べて肉厚なので、遮蔽効果を大きくすることが可能となる。そして、かかる鋼管がい装に導電材料よりなる線状体をケーブル長手方向に接触介在させて設けたので、遮蔽層の電気抵抗が小さくなり、該遮蔽層に従来よりも誘起電流を多く流すことが可能となる。そして、このように誘起電流を多く流すことが可能となる遮蔽層の複数箇所を接地したことから、従来よりも遮蔽効果を向上させることができる。
【0011】
請求項2に記載の発明に係る電磁遮蔽ケーブルは、前記線状体を前記鋼管がい装の内側に設けたことを特徴とする。
【0012】
かかる構成により、前記線状体を、前記鋼管がい装の外側ではなく、内側に設けたので、線状体がケーブル外観に出てしまうことがない。
【0013】
請求項3に記載の発明に係る電磁遮蔽ケーブルは、前記線状体を偏平形状の編組線としたことを特徴とする。
【0014】
かかる構成により、線状体は編組線であることから伸縮性があり可撓性に優れている。したがって、かかる線状体を設けた電磁遮蔽ケーブルは、その可撓性が損なわれることがない。また、編組線の形状は偏平形状となっているので、ケーブルの外径を抑えることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0015】
請求項4に記載の発明に係る電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルは、単心ケーブル線心を複数撚り合わせて単心撚り合わせケーブルを構成し、該単心撚り合わせケーブルの上に遮蔽層を設け、さらに該遮蔽層の上に防食層を設けて構成してなり、前記遮蔽層を、磁性材料よりなる鋼管がい装に導電材料よりなる線状体をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成したことを特徴とする。
【0016】
かかる構成から、単心撚り合わせケーブルの上に遮蔽層を設けたので、交流電流を流した場合、遮蔽層を形成する磁性材料よりなる波付き鋼管がい装にうず電流を生じて発熱するといったことがない。したがって、熱劣化や事故に繋がることなく遮蔽効果を得ることができる。また、前記遮蔽層を形成する鋼管がい装は鉄テープ等に比べ肉厚なので、従来のような多心の電磁遮蔽ケーブルよりも遮蔽効果を大きくすることが可能である。さらに、前記鋼管がい装に前記導電材料よりなる線状体をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成した遮蔽層は、電気抵抗が小さくなる。このようなことから、従来よりも遮蔽層に誘起電流を多く流すことが可能となり、遮蔽効果を向上させることができる。
【0017】
請求項5に記載の発明に係る電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルは、前記線状体を前記鋼管がい装の内側に設けたことを特徴とする。
【0018】
かかる構成により、従来よりも遮蔽層に誘起電流が多く流れるようにするために、前記鋼管がい装にケーブル長手方向に接触介在させて設けた前記線状体を、前記鋼管がい装の外側ではなく、内側に設けたので、線状体がケーブル外観に出てしまうことがない。したがって、ケーブル外観に線状体が出てしまうことを防止するために、遮蔽層の上の前記防食層を厚くする必要がなく、ケーブルの外径を抑えることができる。
【0019】
請求項6に記載の発明に係る電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルは、前記線状体を偏平形状の編組線としたことを特徴とする。
【0020】
かかる構成により、線状体は編組線であることから伸縮性があり可撓性に優れている。したがって、かかる線状体を設けた電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルは、その可撓性が損なわれることがない。また、編組線の形状は偏平形状となっているので、ケーブルの外径を抑えることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0021】
請求項7に記載の発明に係る電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルは、前記遮蔽層の複数箇所を接地したことを特徴とする。
【0022】
かかる構成により、従来遮蔽層として用いられていた鉄テープ等に比べて肉厚である鋼管がい装に導電材料からなる線状体をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成し、従来よりも誘起電流を多く流すことが可能である遮蔽層の複数箇所を接地したことから、遮蔽効果をより一層向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明に係る電磁遮蔽ケーブルの実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る電磁遮蔽ケーブルの実施の形態の一例を示す図であり、(A)は拡大断面図、(B)はケーブル全体の概略図である。
【0024】
図に示した本例の電磁遮蔽ケーブル1は、主にインバータ電源に接続される電源ケーブルとして用いられるものであり、この電磁遮蔽ケーブル1は、導体2の上に絶縁体3を被覆して構成された絶縁線心4を3本撚り合わせ、介在5を介在させてこの上にシース6を施して構成される3心ケーブル7の上に遮蔽層8と防食層9とを備えて構成されている。
【0025】
前記遮蔽層8は、鉄などの磁性材料よりなる波付き鋼管がい装10(請求項にいう鋼管がい装)に、銅などの導電材料よりなる線状体11をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成されている。
【0026】
この遮蔽層8を形成する波付き鋼管がい装10は、鋼管に波付き加工が施されたもので、可撓性を有しており、その厚さは少なくとも0.3mm以上となっている。
【0027】
そして、かかる波付き鋼管がい装10の複数箇所が接地され、遮蔽層8が接地されている。図1(B)で、符号12は電磁遮蔽ケーブル1に設けられた接地部を示している。この接地部12は図2に示すような構成となっている。
【0028】
すなわち、接地部12においては、防食層9が取り除かれ、波付き鋼管がい装10がむき出しの状態となっている。そして、このように防食層9が取り除かれている場所の波付き鋼管がい装10に、例えばIV(600Vビニル絶縁電線)等の接地線13が取り付けられている。接地線13の取り付けは、絶縁体14を皮剥きして露出させた導体15を、波付き鋼管がい装10に巻き付けて半田付けする。そして、この部分が被覆部材16(例えばテープ、樹脂モールド等)で覆われて、接地部12が形成され、波付き鋼管がい装10が接地されている。
【0029】
なお、波付き鋼管がい装10への接地線13の取り付けは、図3に示すようなものであってもよい。図に示す接地部12において、17は接地線13を波付き鋼管がい装10に取り付けるための取り付け治具であり、この取り付け治具17は、半田付け等によって接地線13が取り付けられるリング部18を有している。そして、リング部18は一箇所が分断されていて、ここから波付き鋼管がい装10を入れることができるようになっており、このようなリング部18の両端には、一対のリブ19,19が、遠心方向に延びて立設されている。そして、リング部18を開いて波付き鋼管がい装10を入れ、リブ19をねじ20とナット21で締め付けることにより、取り付け治具17が波付き鋼管がい装10に取り付けられ、接地線13の導体15が波付き鋼管がい装10に電気的に接触するようになっている。
【0030】
このような接地部12の設置位置及び設置数は、ケーブルを布設する場所の状況によって決定されるが、接地部12は、ケーブル長さ方向での遮蔽効果の均一性を図るため、等間隔で設けることが望ましい。
【0031】
前記線状体11は、本例では断面円形状の銅線(単線或いは撚線)である。かかる線状体11は、前記波付き鋼管がい装10の内側に、波付き鋼管がい装10と接触してケーブル長手方向に縦添えして設けられている。このように波付き鋼管がい装10に、線状体11をケーブル長手方向に接触介在させて設けることにより、波付き鋼管がい装10と線状体11とで形成される遮蔽層8の電気抵抗を小さくして該遮蔽層8に大きな誘起電流を流すことができるようになっている。なお、線状体11は、遮蔽層8に、より大きな誘起電流を流すことができるよう、できるだけ電気抵抗の小さい導電材料であることが好ましい。
【0032】
前記防食層9は、例えばPE(ポリエチレン)やPVC(ポリ塩化ビニル)等で形成されており、波付き鋼管がい装10の外表面の腐食を防止するために設けられている。
【0033】
このような本例の電磁遮蔽ケーブル1によれば、遮蔽層8を形成する波付き鋼管がい装10の厚さは、少なくとも0.3mm以上となっている。従来の電磁遮蔽ケーブルにおいて、遮蔽層として用いられている一般的な鉄テープの厚さは0.1mmであり、本例の波付き鋼管がい装10の方が鉄テープに比べ肉厚となっている。一般的に、電磁遮蔽の効果は遮蔽層を形成する磁性体の厚さが厚いほど大きくなることから、本例の電磁遮蔽ケーブル1によれば、遮蔽層として鉄テープを用いた場合よりも遮蔽効果を大きくすることが可能となる。
【0034】
そして、このような肉厚の波付き鋼管がい装10には、導電材料よりなる線状体11をケーブル長手方向に接触介在させて設けて遮蔽層8を形成しているので、かかる遮蔽層8には従来よりも誘起電流を多く流すことが可能となる。すなわち、鉄などの磁性材料よりなる波付き鋼管がい装10は電気抵抗が大きいため、誘起電流を多く流すことができず、かかる波付き鋼管がい装10だけで遮蔽層8を形成した場合には、電磁遮蔽効果があまり高くない。しかし、本例においては波付き鋼管がい装10に導電材料よりなる線状体11がケーブル長手方向に接触介在させて設けられているので、このようにして波付き鋼管がい装10と線状体11とで形成される遮蔽層8の電気抵抗を小さくすることができる。したがって、遮蔽層8に従来よりも誘起電流を多く流すことが可能となる。
【0035】
そして、本例では、このように誘起電流を多く流すことができる遮蔽層8の複数箇所を接地している。従来のように、遮蔽層として鉄テープ等を用いた電磁遮蔽ケーブルにおいては、本例よりも遮蔽層を形成する磁性体の厚さが薄いことから、かかる遮蔽層を複数箇所接地しても電磁遮蔽効果はあまり向上しない。しかし、本例では、上記のように波付き鋼管がい装10と線状体11とから形成され、誘起電流を多く流すことが可能な遮蔽層8の複数箇所を接地している。このようなことから、本例の電磁遮蔽ケーブル1によれば、従来よりも遮蔽効果を向上させることができる。
【0036】
また、波付き鋼管がい装10に接触介在させて設けた線状体11は、波付き鋼管がい装10の外側ではなく内側に設けられているので、線状体11がケーブル外観に出てしまうことがない。したがって、ケーブル外観に線状体が出てしまうことを防止するために防食層9を厚くする必要がなく、ケーブルの外径を抑えることができる。
【0037】
また、接地部12を工場において設けて遮蔽層8に接地線13を取り付けておけば、ケーブル布設現場において接地線取り付け作業が不要となることから、施工時のコストを低減することができる。
【0038】
なお、線状体11は本例では断面円形状の銅線となっているが、本発明はこのようなものに限られるものではない。例えば、線状体11は、断面が平型形状の銅テープなどであってもよい(不図示)。このように線状体11の断面を平型形状とすれば、線状体を断面円形状とした場合よりも波付き鋼管がい装10の外径を小さくすることができるので、その分ケーブルの外径を小さくすることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0039】
さらに、線状体11は、図4に示すように、金属素線を編んで形成された偏平形状の編組線であってもよい。
【0040】
このような構成とすることにより、編組線である線状体11は伸縮性があり可撓性に優れているので、ケーブルの可撓性が損なわれることがない。また、編組線の形状は偏平形状となっているので、断面円形状とした場合よりも波付き鋼管がい装10の外径を小さくすることができるので、その分ケーブルの外径を小さくすることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0041】
次に、本発明に係る電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルの実施の形態について図面を参照して説明する。
図5は本発明に係る電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルの実施の形態の一例を示す断面図である。
【0042】
図に示した本例の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30は、主に電源ケーブルとして用いられるものであり、この電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30は、単心ケーブル線心31を3本撚り合わせて構成される単心撚り合わせケーブル32の上に、遮蔽層33を設け、さらに該遮蔽層33の上に防食層34を設けて構成されている。
【0043】
前記単心ケーブル線心31は、低圧ケーブルであり、図6に示すように、中心から順に導体35、絶縁体36、シース37を備えて構成されている。なお、この単心ケーブル線心31は、図7に示すように、中心から順に導体35、内部半導電層40、絶縁体36、外部半導電層41、遮蔽銅テープ42、シース37とを備えて構成される高圧ケーブルであってもよい。
【0044】
前記遮蔽層33は、鉄などの磁性材料よりなる波付き鋼管がい装38(請求項にいう鋼管がい装)に、銅などの導電材料よりなる線状体39をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成されている。
【0045】
この遮蔽層33を形成する波付き鋼管がい装38は、前記波付き鋼管がい装10と同様、鋼管に波付き加工が施されたもので、可撓性を有しており、その厚さは少なくとも0.3mm以上となっている。また、前記線状体39も、前記線状体11と同様、本例では断面円形状の銅線(単線或いは撚線)である。かかる線状体39は、本例においては、前記波付き鋼管がい装38の内側に、波付き鋼管がい装38と接触してケーブル長手方向に縦添えして設けられ、その両端が接地(不図示)されている。このようにして波付き鋼管がい装38に、両端が接地された線状体39を設けることにより、波付き鋼管がい装38と線状体39とで形成される遮蔽層33の電気抵抗を小さくして該遮蔽層33に大きな誘起電流を流すことができるようになっている。なお、線状体39は、遮蔽層33に、より大きな誘起電流を流すことができるよう、できるだけ電気抵抗の小さい導電材料であることが好ましい。
【0046】
前記防食層34は、前記防食層9と同様、例えばPE(ポリエチレン)やPVC(ポリ塩化ビニル)等で形成されており、波付き鋼管がい装38の外表面の腐食を防止するために設けられている。
【0047】
このような本例の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30は、単心撚り合わせケーブル32の上に遮蔽層33を設けたので、交流電流を流した場合、遮蔽層33を形成する磁性材料よりなる波付き鋼管がい装38にうず電流を生じて発熱するといったことがない。したがって、熱劣化や事故に繋がることなく遮蔽効果を得ることができる。
【0048】
また、遮蔽層33を形成する波付き鋼管がい装38の厚さは、少なくとも0.3mm以上となっている。従来、多心ケーブルにおいて遮蔽層として用いられている一般的な鉄テープの厚さは0.1mmであり、本例の波付き鋼管がい装38の方が鉄テープに比べ肉厚となっている。一般的に、電磁遮蔽の効果は遮蔽層を形成する磁性体の厚さが厚いほど大きくなることから、本例の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30によれば、遮蔽層として鉄テープを用いた場合よりも遮蔽効果を大きくすることが可能となる。
【0049】
さらに、波付き鋼管がい装38には導電材料よりなる線状体39を接触させて遮蔽層33を形成しているので、かかる遮蔽層33には従来よりも誘起電流を多く流すことが可能となる。すなわち、鉄などの磁性材料よりなる波付き鋼管がい装38は電気抵抗が大きいため、誘起電流を多く流すことができず、かかる波付き鋼管がい装38だけで遮蔽層33を形成した場合には、電磁遮蔽効果があまり高くない。しかし、本例においては波付き鋼管がい装38に導電材料よりなる線状体39がケーブル長手方向に接触介在させて設けられているので、このようにして波付き鋼管がい装38と線状体39とで形成される遮蔽層33の電気抵抗を小さくすることができ、遮蔽層33に従来よりも誘起電流を多く流すことが可能となる。これにより、従来の多心の電磁遮蔽ケーブルよりも電磁遮蔽効果を向上させることができる。
【0050】
このように本例の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30によれば、単心ケーブル線心を複数撚り合わせて構成される単心撚り合わせケーブルにおいて、電磁遮蔽効果を得ることができる。さらにその電磁遮蔽効果が大きいことから、主に自らの電磁誘導を外部に出さないようにすることを目的として遮蔽層が設けられる電源ケーブル等に適用することができる。すなわち、外部からの電磁誘導の影響を受けないことを目的として遮蔽層が設けられる電磁遮蔽ケーブル(例えば制御ケーブル等)よりも、主に自らの電磁誘導を外部に出さないようにすることを目的として遮蔽層が設けられるケーブルの方が、より高い電磁遮蔽効果が必要となる。本例の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30によれば、上記したように高い電磁遮蔽効果を有するので、このように高い遮蔽効果が必要となるケーブルにも適用することができる。
【0051】
また、本例の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30によれば、波付き鋼管がい装38によって、単心撚り合わせケーブル32が覆われているので、ケーブル外観を丸くすることができる。したがって、単心撚り合わせケーブル32に、例えば遮蔽層として鉄テープ等を巻き付けたような場合は、ケーブル外観を丸くするために、介在を入れることが必要となるが、波付き鋼管がい装であれば、このような必要がない。
【0052】
また、波付き鋼管がい装38に接触して設けられる線状体39は、波付き鋼管がい装38の外側ではなく内側に設けられているので、線状体39がケーブル外観に出てしまうことがない。したがって、ケーブル外観に線状体39が出てしまうことを防止するために防食層34を厚くする必要がなく、ケーブルの外径を抑えることができる。
【0053】
なお、線状体39は本例では断面円形状の銅線となっているが、本発明はこのようなものに限られるものではない。例えば、線状体は、断面が平型形状の銅テープなどであってもよい(不図示)。このように線状体の断面を平型形状とすれば、断面円形状とした場合よりも波付き鋼管がい装38の外径を小さくすることができるので、その分ケーブルの外径を小さくすることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0054】
さらに、線状体39は、図8に示すように、金属素線を編んで形成された偏平形状の編組線であってもよい。
【0055】
このような構成とすることにより、編組線である線状体39は伸縮性があり可撓性に優れているので、電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30の可撓性が損なわれることがない。また、編組線の形状は偏平形状となっているので、線状体を断面円形状とした場合よりも波付き鋼管がい装38の外径を小さくすることができるので、その分ケーブルの外径を小さくすることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0056】
なお、このような電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30においても、前記電磁遮蔽ケーブル1と同様、遮蔽層の複数箇所を接地してもよい。この場合には、遮蔽効果をより一層向上させることができる。
また、遮蔽層の接地構造についても、前記電磁遮蔽ケーブル1の接地部12と同様の構造としてもよい。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、誘起電流を多く流すことが可能となる遮蔽層の複数箇所を接地したことから、従来よりも遮蔽効果を向上させることができる。
【0058】
請求項2に係る発明によれば、前記線状体を、前記鋼管がい装の外側ではなく、内側に設けたので、線状体がケーブル外観に出てしまうことがない。
【0059】
請求項3に係る発明によれば、線状体は伸縮性があり可撓性に優れていることから、電磁遮蔽ケーブルの可撓性が損なわれることがない。また、編組線の形状は偏平形状となっているので、ケーブルの外径を抑えることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0060】
請求項4に係る発明によれば、単心ケーブル線心を複数撚り合わせて構成される単心撚り合わせケーブルにおいて、高い電磁遮蔽効果を得ることができる。
【0061】
請求項5に係る発明によれば、線状体がケーブル外観に出てしまうことがないので、ケーブル外観に線状体が出てしまうことを防止するために防食層を厚くする必要がなく、ケーブルの外径を抑えることができる。
【0062】
請求項6に係る発明によれば、線状体は伸縮性があり可撓性に優れていることから、電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルは、その可撓性が損なわれることがない。また、編組線の形状は偏平形状となっているので、ケーブルの外径を抑えることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0063】
請求項7に係る発明によれば、遮蔽効果をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁遮蔽ケーブルの実施の形態の一例を示す図であり、(A)は拡大断面図、(B)はケーブル全体の概略図である。
【図2】接地部の一例を示す拡大図である
【図3】接地部の他例を示す拡大図である。
【図4】図1の線状体を変形した電磁遮蔽ケーブルの一例を示す断面図である。
【図5】本発明に係る電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルの実施の形態の一例を示す断面図である。
【図6】図5に示す単心ケーブル線心の拡大断面図である。
【図7】単心ケーブル線心の他例を示す断面図である。
【図8】図5の線状体を変形した電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 電磁遮蔽ケーブル
8 遮蔽層
10 波付き鋼管がい装
11 線状体
30 電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル
31 単心ケーブル線心
32 単心撚り合わせケーブル
33 遮蔽層
34 防食層
38 波付き鋼管がい装
39 線状体
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁遮蔽ケーブル及び単心ケーブル線心を複数撚り合わせた単心撚り合わせケーブルに電磁遮蔽効果をもたせた電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
起誘導線に流れる不平衡電流や短絡・断線事故による大地帰路電流によって、相互インダクタンスによる電気的結合が生じて、近接する他のケーブルに異常電圧や雑音が誘起される場合があり、これを電磁誘導と呼んでいる。そして、かかる電磁誘導を軽減するため、絶縁線心を複数撚り合わせた上に一括シースを施した多心ケーブルにおいては、鉄テープなどの磁性体と銅テープなどの導電体とから形成される遮蔽層を一括シースの下に設け、遮蔽層の両端を接地した電磁遮蔽ケーブルが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
一方、絶縁線心にシースを施して単心ケーブル線心を形成し、かかる単心ケーブル線心を複数撚り合わせて構成される単心撚り合わせケーブルが知られている(例えば、特許文献2参照。)。かかる単心撚り合わせケーブルは、絶縁線心を複数撚り合わせた上に一括シースを施した多心ケーブルに比べ、端末処理が容易である、電流容量が大きい、ケーブル重量が軽い、などの種々の優れた特徴を有している。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−325658号公報(第2−3頁、第1図)
【0005】
【特許文献2】
特開2000−231837号公報(第2−3頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、例えば、インバータ電源に接続されたケーブルから発生する高調波による電磁誘導障害のように、電磁誘導を軽減するためには、より大きな遮蔽効果が必要となる電磁誘導障害が多くなってきている。このような電磁誘導障害に対し、前記のような従来の電磁遮蔽ケーブルでは、遮蔽効果が不十分である場合が多くなってきていることから、より大きな遮蔽効果を有する電磁遮蔽ケーブルが必要とされていた。
【0007】
一方、多心ケーブルにおいては、前記のように一括シースの下に遮蔽層を設けた遮蔽構造の電磁遮蔽ケーブルが存在していたが、このような遮蔽構造を前記単心撚り合わせケーブルに適用し、絶縁線心にシースを施した個々の単心ケーブル線心のそれぞれのシースの下に遮蔽層を設ける遮蔽構造をとると、交流電流を流した場合、遮蔽層を形成する鉄テープなどの磁性体にうず電流を生じて発熱し、熱劣化や事故に繋がるおそれがある。
【0008】
本発明の目的は、遮蔽効果を向上させた電磁遮蔽ケーブルを提供することにある。
本発明の他の目的は、遮蔽効果を有する単心撚り合わせケーブル、すなわち電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係る電磁遮蔽ケーブルは、磁性材料よりなる鋼管がい装に導電材料よりなる線状体をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成した遮蔽層を備え、該遮蔽層の複数箇所を接地したことを特徴とする。
【0010】
かかる構成により、遮蔽層を形成する鋼管がい装は鉄テープ等に比べて肉厚なので、遮蔽効果を大きくすることが可能となる。そして、かかる鋼管がい装に導電材料よりなる線状体をケーブル長手方向に接触介在させて設けたので、遮蔽層の電気抵抗が小さくなり、該遮蔽層に従来よりも誘起電流を多く流すことが可能となる。そして、このように誘起電流を多く流すことが可能となる遮蔽層の複数箇所を接地したことから、従来よりも遮蔽効果を向上させることができる。
【0011】
請求項2に記載の発明に係る電磁遮蔽ケーブルは、前記線状体を前記鋼管がい装の内側に設けたことを特徴とする。
【0012】
かかる構成により、前記線状体を、前記鋼管がい装の外側ではなく、内側に設けたので、線状体がケーブル外観に出てしまうことがない。
【0013】
請求項3に記載の発明に係る電磁遮蔽ケーブルは、前記線状体を偏平形状の編組線としたことを特徴とする。
【0014】
かかる構成により、線状体は編組線であることから伸縮性があり可撓性に優れている。したがって、かかる線状体を設けた電磁遮蔽ケーブルは、その可撓性が損なわれることがない。また、編組線の形状は偏平形状となっているので、ケーブルの外径を抑えることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0015】
請求項4に記載の発明に係る電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルは、単心ケーブル線心を複数撚り合わせて単心撚り合わせケーブルを構成し、該単心撚り合わせケーブルの上に遮蔽層を設け、さらに該遮蔽層の上に防食層を設けて構成してなり、前記遮蔽層を、磁性材料よりなる鋼管がい装に導電材料よりなる線状体をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成したことを特徴とする。
【0016】
かかる構成から、単心撚り合わせケーブルの上に遮蔽層を設けたので、交流電流を流した場合、遮蔽層を形成する磁性材料よりなる波付き鋼管がい装にうず電流を生じて発熱するといったことがない。したがって、熱劣化や事故に繋がることなく遮蔽効果を得ることができる。また、前記遮蔽層を形成する鋼管がい装は鉄テープ等に比べ肉厚なので、従来のような多心の電磁遮蔽ケーブルよりも遮蔽効果を大きくすることが可能である。さらに、前記鋼管がい装に前記導電材料よりなる線状体をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成した遮蔽層は、電気抵抗が小さくなる。このようなことから、従来よりも遮蔽層に誘起電流を多く流すことが可能となり、遮蔽効果を向上させることができる。
【0017】
請求項5に記載の発明に係る電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルは、前記線状体を前記鋼管がい装の内側に設けたことを特徴とする。
【0018】
かかる構成により、従来よりも遮蔽層に誘起電流が多く流れるようにするために、前記鋼管がい装にケーブル長手方向に接触介在させて設けた前記線状体を、前記鋼管がい装の外側ではなく、内側に設けたので、線状体がケーブル外観に出てしまうことがない。したがって、ケーブル外観に線状体が出てしまうことを防止するために、遮蔽層の上の前記防食層を厚くする必要がなく、ケーブルの外径を抑えることができる。
【0019】
請求項6に記載の発明に係る電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルは、前記線状体を偏平形状の編組線としたことを特徴とする。
【0020】
かかる構成により、線状体は編組線であることから伸縮性があり可撓性に優れている。したがって、かかる線状体を設けた電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルは、その可撓性が損なわれることがない。また、編組線の形状は偏平形状となっているので、ケーブルの外径を抑えることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0021】
請求項7に記載の発明に係る電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルは、前記遮蔽層の複数箇所を接地したことを特徴とする。
【0022】
かかる構成により、従来遮蔽層として用いられていた鉄テープ等に比べて肉厚である鋼管がい装に導電材料からなる線状体をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成し、従来よりも誘起電流を多く流すことが可能である遮蔽層の複数箇所を接地したことから、遮蔽効果をより一層向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明に係る電磁遮蔽ケーブルの実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る電磁遮蔽ケーブルの実施の形態の一例を示す図であり、(A)は拡大断面図、(B)はケーブル全体の概略図である。
【0024】
図に示した本例の電磁遮蔽ケーブル1は、主にインバータ電源に接続される電源ケーブルとして用いられるものであり、この電磁遮蔽ケーブル1は、導体2の上に絶縁体3を被覆して構成された絶縁線心4を3本撚り合わせ、介在5を介在させてこの上にシース6を施して構成される3心ケーブル7の上に遮蔽層8と防食層9とを備えて構成されている。
【0025】
前記遮蔽層8は、鉄などの磁性材料よりなる波付き鋼管がい装10(請求項にいう鋼管がい装)に、銅などの導電材料よりなる線状体11をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成されている。
【0026】
この遮蔽層8を形成する波付き鋼管がい装10は、鋼管に波付き加工が施されたもので、可撓性を有しており、その厚さは少なくとも0.3mm以上となっている。
【0027】
そして、かかる波付き鋼管がい装10の複数箇所が接地され、遮蔽層8が接地されている。図1(B)で、符号12は電磁遮蔽ケーブル1に設けられた接地部を示している。この接地部12は図2に示すような構成となっている。
【0028】
すなわち、接地部12においては、防食層9が取り除かれ、波付き鋼管がい装10がむき出しの状態となっている。そして、このように防食層9が取り除かれている場所の波付き鋼管がい装10に、例えばIV(600Vビニル絶縁電線)等の接地線13が取り付けられている。接地線13の取り付けは、絶縁体14を皮剥きして露出させた導体15を、波付き鋼管がい装10に巻き付けて半田付けする。そして、この部分が被覆部材16(例えばテープ、樹脂モールド等)で覆われて、接地部12が形成され、波付き鋼管がい装10が接地されている。
【0029】
なお、波付き鋼管がい装10への接地線13の取り付けは、図3に示すようなものであってもよい。図に示す接地部12において、17は接地線13を波付き鋼管がい装10に取り付けるための取り付け治具であり、この取り付け治具17は、半田付け等によって接地線13が取り付けられるリング部18を有している。そして、リング部18は一箇所が分断されていて、ここから波付き鋼管がい装10を入れることができるようになっており、このようなリング部18の両端には、一対のリブ19,19が、遠心方向に延びて立設されている。そして、リング部18を開いて波付き鋼管がい装10を入れ、リブ19をねじ20とナット21で締め付けることにより、取り付け治具17が波付き鋼管がい装10に取り付けられ、接地線13の導体15が波付き鋼管がい装10に電気的に接触するようになっている。
【0030】
このような接地部12の設置位置及び設置数は、ケーブルを布設する場所の状況によって決定されるが、接地部12は、ケーブル長さ方向での遮蔽効果の均一性を図るため、等間隔で設けることが望ましい。
【0031】
前記線状体11は、本例では断面円形状の銅線(単線或いは撚線)である。かかる線状体11は、前記波付き鋼管がい装10の内側に、波付き鋼管がい装10と接触してケーブル長手方向に縦添えして設けられている。このように波付き鋼管がい装10に、線状体11をケーブル長手方向に接触介在させて設けることにより、波付き鋼管がい装10と線状体11とで形成される遮蔽層8の電気抵抗を小さくして該遮蔽層8に大きな誘起電流を流すことができるようになっている。なお、線状体11は、遮蔽層8に、より大きな誘起電流を流すことができるよう、できるだけ電気抵抗の小さい導電材料であることが好ましい。
【0032】
前記防食層9は、例えばPE(ポリエチレン)やPVC(ポリ塩化ビニル)等で形成されており、波付き鋼管がい装10の外表面の腐食を防止するために設けられている。
【0033】
このような本例の電磁遮蔽ケーブル1によれば、遮蔽層8を形成する波付き鋼管がい装10の厚さは、少なくとも0.3mm以上となっている。従来の電磁遮蔽ケーブルにおいて、遮蔽層として用いられている一般的な鉄テープの厚さは0.1mmであり、本例の波付き鋼管がい装10の方が鉄テープに比べ肉厚となっている。一般的に、電磁遮蔽の効果は遮蔽層を形成する磁性体の厚さが厚いほど大きくなることから、本例の電磁遮蔽ケーブル1によれば、遮蔽層として鉄テープを用いた場合よりも遮蔽効果を大きくすることが可能となる。
【0034】
そして、このような肉厚の波付き鋼管がい装10には、導電材料よりなる線状体11をケーブル長手方向に接触介在させて設けて遮蔽層8を形成しているので、かかる遮蔽層8には従来よりも誘起電流を多く流すことが可能となる。すなわち、鉄などの磁性材料よりなる波付き鋼管がい装10は電気抵抗が大きいため、誘起電流を多く流すことができず、かかる波付き鋼管がい装10だけで遮蔽層8を形成した場合には、電磁遮蔽効果があまり高くない。しかし、本例においては波付き鋼管がい装10に導電材料よりなる線状体11がケーブル長手方向に接触介在させて設けられているので、このようにして波付き鋼管がい装10と線状体11とで形成される遮蔽層8の電気抵抗を小さくすることができる。したがって、遮蔽層8に従来よりも誘起電流を多く流すことが可能となる。
【0035】
そして、本例では、このように誘起電流を多く流すことができる遮蔽層8の複数箇所を接地している。従来のように、遮蔽層として鉄テープ等を用いた電磁遮蔽ケーブルにおいては、本例よりも遮蔽層を形成する磁性体の厚さが薄いことから、かかる遮蔽層を複数箇所接地しても電磁遮蔽効果はあまり向上しない。しかし、本例では、上記のように波付き鋼管がい装10と線状体11とから形成され、誘起電流を多く流すことが可能な遮蔽層8の複数箇所を接地している。このようなことから、本例の電磁遮蔽ケーブル1によれば、従来よりも遮蔽効果を向上させることができる。
【0036】
また、波付き鋼管がい装10に接触介在させて設けた線状体11は、波付き鋼管がい装10の外側ではなく内側に設けられているので、線状体11がケーブル外観に出てしまうことがない。したがって、ケーブル外観に線状体が出てしまうことを防止するために防食層9を厚くする必要がなく、ケーブルの外径を抑えることができる。
【0037】
また、接地部12を工場において設けて遮蔽層8に接地線13を取り付けておけば、ケーブル布設現場において接地線取り付け作業が不要となることから、施工時のコストを低減することができる。
【0038】
なお、線状体11は本例では断面円形状の銅線となっているが、本発明はこのようなものに限られるものではない。例えば、線状体11は、断面が平型形状の銅テープなどであってもよい(不図示)。このように線状体11の断面を平型形状とすれば、線状体を断面円形状とした場合よりも波付き鋼管がい装10の外径を小さくすることができるので、その分ケーブルの外径を小さくすることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0039】
さらに、線状体11は、図4に示すように、金属素線を編んで形成された偏平形状の編組線であってもよい。
【0040】
このような構成とすることにより、編組線である線状体11は伸縮性があり可撓性に優れているので、ケーブルの可撓性が損なわれることがない。また、編組線の形状は偏平形状となっているので、断面円形状とした場合よりも波付き鋼管がい装10の外径を小さくすることができるので、その分ケーブルの外径を小さくすることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0041】
次に、本発明に係る電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルの実施の形態について図面を参照して説明する。
図5は本発明に係る電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルの実施の形態の一例を示す断面図である。
【0042】
図に示した本例の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30は、主に電源ケーブルとして用いられるものであり、この電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30は、単心ケーブル線心31を3本撚り合わせて構成される単心撚り合わせケーブル32の上に、遮蔽層33を設け、さらに該遮蔽層33の上に防食層34を設けて構成されている。
【0043】
前記単心ケーブル線心31は、低圧ケーブルであり、図6に示すように、中心から順に導体35、絶縁体36、シース37を備えて構成されている。なお、この単心ケーブル線心31は、図7に示すように、中心から順に導体35、内部半導電層40、絶縁体36、外部半導電層41、遮蔽銅テープ42、シース37とを備えて構成される高圧ケーブルであってもよい。
【0044】
前記遮蔽層33は、鉄などの磁性材料よりなる波付き鋼管がい装38(請求項にいう鋼管がい装)に、銅などの導電材料よりなる線状体39をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成されている。
【0045】
この遮蔽層33を形成する波付き鋼管がい装38は、前記波付き鋼管がい装10と同様、鋼管に波付き加工が施されたもので、可撓性を有しており、その厚さは少なくとも0.3mm以上となっている。また、前記線状体39も、前記線状体11と同様、本例では断面円形状の銅線(単線或いは撚線)である。かかる線状体39は、本例においては、前記波付き鋼管がい装38の内側に、波付き鋼管がい装38と接触してケーブル長手方向に縦添えして設けられ、その両端が接地(不図示)されている。このようにして波付き鋼管がい装38に、両端が接地された線状体39を設けることにより、波付き鋼管がい装38と線状体39とで形成される遮蔽層33の電気抵抗を小さくして該遮蔽層33に大きな誘起電流を流すことができるようになっている。なお、線状体39は、遮蔽層33に、より大きな誘起電流を流すことができるよう、できるだけ電気抵抗の小さい導電材料であることが好ましい。
【0046】
前記防食層34は、前記防食層9と同様、例えばPE(ポリエチレン)やPVC(ポリ塩化ビニル)等で形成されており、波付き鋼管がい装38の外表面の腐食を防止するために設けられている。
【0047】
このような本例の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30は、単心撚り合わせケーブル32の上に遮蔽層33を設けたので、交流電流を流した場合、遮蔽層33を形成する磁性材料よりなる波付き鋼管がい装38にうず電流を生じて発熱するといったことがない。したがって、熱劣化や事故に繋がることなく遮蔽効果を得ることができる。
【0048】
また、遮蔽層33を形成する波付き鋼管がい装38の厚さは、少なくとも0.3mm以上となっている。従来、多心ケーブルにおいて遮蔽層として用いられている一般的な鉄テープの厚さは0.1mmであり、本例の波付き鋼管がい装38の方が鉄テープに比べ肉厚となっている。一般的に、電磁遮蔽の効果は遮蔽層を形成する磁性体の厚さが厚いほど大きくなることから、本例の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30によれば、遮蔽層として鉄テープを用いた場合よりも遮蔽効果を大きくすることが可能となる。
【0049】
さらに、波付き鋼管がい装38には導電材料よりなる線状体39を接触させて遮蔽層33を形成しているので、かかる遮蔽層33には従来よりも誘起電流を多く流すことが可能となる。すなわち、鉄などの磁性材料よりなる波付き鋼管がい装38は電気抵抗が大きいため、誘起電流を多く流すことができず、かかる波付き鋼管がい装38だけで遮蔽層33を形成した場合には、電磁遮蔽効果があまり高くない。しかし、本例においては波付き鋼管がい装38に導電材料よりなる線状体39がケーブル長手方向に接触介在させて設けられているので、このようにして波付き鋼管がい装38と線状体39とで形成される遮蔽層33の電気抵抗を小さくすることができ、遮蔽層33に従来よりも誘起電流を多く流すことが可能となる。これにより、従来の多心の電磁遮蔽ケーブルよりも電磁遮蔽効果を向上させることができる。
【0050】
このように本例の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30によれば、単心ケーブル線心を複数撚り合わせて構成される単心撚り合わせケーブルにおいて、電磁遮蔽効果を得ることができる。さらにその電磁遮蔽効果が大きいことから、主に自らの電磁誘導を外部に出さないようにすることを目的として遮蔽層が設けられる電源ケーブル等に適用することができる。すなわち、外部からの電磁誘導の影響を受けないことを目的として遮蔽層が設けられる電磁遮蔽ケーブル(例えば制御ケーブル等)よりも、主に自らの電磁誘導を外部に出さないようにすることを目的として遮蔽層が設けられるケーブルの方が、より高い電磁遮蔽効果が必要となる。本例の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30によれば、上記したように高い電磁遮蔽効果を有するので、このように高い遮蔽効果が必要となるケーブルにも適用することができる。
【0051】
また、本例の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30によれば、波付き鋼管がい装38によって、単心撚り合わせケーブル32が覆われているので、ケーブル外観を丸くすることができる。したがって、単心撚り合わせケーブル32に、例えば遮蔽層として鉄テープ等を巻き付けたような場合は、ケーブル外観を丸くするために、介在を入れることが必要となるが、波付き鋼管がい装であれば、このような必要がない。
【0052】
また、波付き鋼管がい装38に接触して設けられる線状体39は、波付き鋼管がい装38の外側ではなく内側に設けられているので、線状体39がケーブル外観に出てしまうことがない。したがって、ケーブル外観に線状体39が出てしまうことを防止するために防食層34を厚くする必要がなく、ケーブルの外径を抑えることができる。
【0053】
なお、線状体39は本例では断面円形状の銅線となっているが、本発明はこのようなものに限られるものではない。例えば、線状体は、断面が平型形状の銅テープなどであってもよい(不図示)。このように線状体の断面を平型形状とすれば、断面円形状とした場合よりも波付き鋼管がい装38の外径を小さくすることができるので、その分ケーブルの外径を小さくすることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0054】
さらに、線状体39は、図8に示すように、金属素線を編んで形成された偏平形状の編組線であってもよい。
【0055】
このような構成とすることにより、編組線である線状体39は伸縮性があり可撓性に優れているので、電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30の可撓性が損なわれることがない。また、編組線の形状は偏平形状となっているので、線状体を断面円形状とした場合よりも波付き鋼管がい装38の外径を小さくすることができるので、その分ケーブルの外径を小さくすることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0056】
なお、このような電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル30においても、前記電磁遮蔽ケーブル1と同様、遮蔽層の複数箇所を接地してもよい。この場合には、遮蔽効果をより一層向上させることができる。
また、遮蔽層の接地構造についても、前記電磁遮蔽ケーブル1の接地部12と同様の構造としてもよい。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、誘起電流を多く流すことが可能となる遮蔽層の複数箇所を接地したことから、従来よりも遮蔽効果を向上させることができる。
【0058】
請求項2に係る発明によれば、前記線状体を、前記鋼管がい装の外側ではなく、内側に設けたので、線状体がケーブル外観に出てしまうことがない。
【0059】
請求項3に係る発明によれば、線状体は伸縮性があり可撓性に優れていることから、電磁遮蔽ケーブルの可撓性が損なわれることがない。また、編組線の形状は偏平形状となっているので、ケーブルの外径を抑えることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0060】
請求項4に係る発明によれば、単心ケーブル線心を複数撚り合わせて構成される単心撚り合わせケーブルにおいて、高い電磁遮蔽効果を得ることができる。
【0061】
請求項5に係る発明によれば、線状体がケーブル外観に出てしまうことがないので、ケーブル外観に線状体が出てしまうことを防止するために防食層を厚くする必要がなく、ケーブルの外径を抑えることができる。
【0062】
請求項6に係る発明によれば、線状体は伸縮性があり可撓性に優れていることから、電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルは、その可撓性が損なわれることがない。また、編組線の形状は偏平形状となっているので、ケーブルの外径を抑えることができ、ケーブル製造時及びケーブル施工時のコストを抑えることができる。
【0063】
請求項7に係る発明によれば、遮蔽効果をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁遮蔽ケーブルの実施の形態の一例を示す図であり、(A)は拡大断面図、(B)はケーブル全体の概略図である。
【図2】接地部の一例を示す拡大図である
【図3】接地部の他例を示す拡大図である。
【図4】図1の線状体を変形した電磁遮蔽ケーブルの一例を示す断面図である。
【図5】本発明に係る電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルの実施の形態の一例を示す断面図である。
【図6】図5に示す単心ケーブル線心の拡大断面図である。
【図7】単心ケーブル線心の他例を示す断面図である。
【図8】図5の線状体を変形した電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブルの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 電磁遮蔽ケーブル
8 遮蔽層
10 波付き鋼管がい装
11 線状体
30 電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル
31 単心ケーブル線心
32 単心撚り合わせケーブル
33 遮蔽層
34 防食層
38 波付き鋼管がい装
39 線状体
Claims (7)
- 磁性材料よりなる鋼管がい装に導電材料よりなる線状体をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成した遮蔽層を備え、該遮蔽層の複数箇所を接地したことを特徴とする電磁遮蔽ケーブル。
- 前記線状体を前記鋼管がい装の内側に設けたことを特徴とする請求項1に記載の電磁遮蔽ケーブル。
- 前記線状体を偏平形状の編組線としたことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の電磁遮蔽ケーブル。
- 単心ケーブル線心を複数撚り合わせて単心撚り合わせケーブルを構成し、該単心撚り合わせケーブルの上に遮蔽層を設け、さらに該遮蔽層の上に防食層を設けて構成してなり、前記遮蔽層を、磁性材料よりなる鋼管がい装に導電材料よりなる線状体をケーブル長手方向に接触介在させて設けて形成したことを特徴とする電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル。
- 前記線状体を前記鋼管がい装の内側に設けたことを特徴とする請求項4に記載の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル。
- 前記線状体を偏平形状の編組線としたことを特徴とする請求項4又は5のいずれかに記載の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル。
- 前記遮蔽層の複数箇所を接地したことを特徴とする請求項4,5又は6のいずれかに記載の電磁遮蔽型単心撚り合わせケーブル。
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