JPH0597629A - 粉末エアゾール化粧料 - Google Patents

粉末エアゾール化粧料

Info

Publication number
JPH0597629A
JPH0597629A JP29082391A JP29082391A JPH0597629A JP H0597629 A JPH0597629 A JP H0597629A JP 29082391 A JP29082391 A JP 29082391A JP 29082391 A JP29082391 A JP 29082391A JP H0597629 A JPH0597629 A JP H0597629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
specific surface
skin
surface area
spherical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29082391A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiko Sanbe
晶子 三部
Aiko Asami
愛子 浅見
Toshihiro Chinno
敏弘 陳野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP29082391A priority Critical patent/JPH0597629A/ja
Publication of JPH0597629A publication Critical patent/JPH0597629A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 汗をかく前又はかいた後の身体に容易に塗布
するこができ、しかも汗による肌のべたつきを解決する
効果の持続性に優れると共に、肌を白化させることのな
い使用性に優れた粉末エアゾール化粧料を提供する。 【構成】 比表面積350〜1000m2/gの中空球
状粉末と、比表面積50〜300m2/gの球状粉末を
含有することを特徴とする粉末エアゾール化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉末エアゾール化粧料に
関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】汗による身体のべたつき等
の防止や抑制に使用される化粧品には、粉体を配合する
ことが一般に行われている。化粧品に粉体を配合する理
由は、粉体が身体表面の水分や皮脂分を吸収するととも
に、粉体の存在により身体の表面にさらさら性が付与さ
れるからである。従来、このような粉体配合製品として
は、エアゾール状の制汗パウダースプレー、粉末状のタ
ルカムパウダー、ベビーパウダー、固形状のスティック
パウダー等が知られている。制汗パウダースプレーは、
クロルヒドロキシアルミニウム塩等の微粉末状の制汗有
効物質やタルク、無水ケイ酸、カオリン等の無機粉末基
剤を、イソプロピルミリステート、環状ポリシロキサン
等の油、香料などの補助成分とともに液化噴射剤中に懸
濁させたものである(特開昭56−127306号、特
公昭56−29912号、特開昭57−75912
号)。この製品は、汗をかく前に特に腋の下等に塗布し
て発汗を抑えるとともに、最近では汗をかいた後、身体
のべたつきを解消する目的で使用されることが多くなっ
てきている(特開昭63−130525号、特開昭63
−192709号)。また、粉体成分をある種の基剤で
コーティングして使用感を向上させた製品もある(特開
昭56−68604号、特開昭61−204112号、
特開昭62−164615号)。しかしながら、これら
の製品には、肌に塗布すると肌が粉体により白くなるた
め美感をそこねるという欠点のあるものが多い上、ま
た、油状物質の存在により粉体が本来有しているさらさ
ら性を身体に十分付与できないという欠点や、更に肌の
さらさら性を十分に持続できないという欠点も有してい
るものもある。また、粉体を噴霧しているため、粉体が
身体に付着するのみでなく、空間に飛び散るため、ロッ
カールーム等狭い部屋で使用した場合、部屋中に微小粉
体が浮遊して、それを吸い込んでむせる原因となり、こ
の点にも欠点のある製品がある。一方、タルカムパウダ
ーやベビーパウダーは、タルクを主体としてこれに炭酸
マグネシウムや金属石鹸を混合したものを基剤として用
い、これに殺菌剤や香料を添加して形成した粉末状の製
品である〔池田鉄作著:化粧品学(南山堂)〕。これら
の製品は汗や水分を吸収することから、従来より夏期の
湯上りの肌の手入れや、乳幼児のおしめかぶれ予防のた
めに使用されてきたが、最近では若い女性の間でスポー
ツで汗をかいた後等に身体のべたつきを解消するために
使用されることが多くなってきた。しかしながら、これ
ら製品も、やはりパウダーが主体のために肌が白くなっ
て美感をそこねるという欠点があり、しかもパフ等で身
体に塗布しなければならないために、手の届きにくい身
体部位には適用しにくいという使用性の問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、汗をかく前
又はかいた後の身体に容易に塗布するこができ、しかも
汗による肌のべたつきを解決する効果の持続性に優れる
と共に、肌を白化させることのない使用性に優れた粉末
エアゾール化粧料を提供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、比表面積が異な
り、かつ少なくとも1種が中空球状粉末である2種以上
の球状粉末を併用した場合に、前記課題を解決し得るこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本
発明によれば、比表面積350〜1000m2/gの中
空球状粉末と、比表面積50〜300m2/gの球状粉
末を含有することを特徴とする粉末エアゾール化粧料が
提供される。
【0005】以下、本発明を更に詳細に説明する。本発
明においては、粉末成分の少なくとも1種に、比表面積
が50〜1000m2/g、好ましくは400〜900
2/gの中空球状粉末を用いる。この場合、中空球状
粉末とは、その内部に孔径が0.1μm以上、好ましく
は0.3μm以上の中空を1個又は複数個有し、その表
面に内部中空に連通する微細孔を多数有するものであ
る。このような中空球状粉末は、例えば、以下に示すよ
うな各種の方法で得ることができる。 (方法A) 界面反応法、すなわち、無機塩を水相とし
たW/Oエマルジョンを調製した後、更にこれを水溶性
無機塩の水溶液に加えることにより生じる界面反応を利
用して、中空球状粉末を得る方法(例、特開昭51-86075
号)。 (方法B) ナイロン、ポリスチレンなどの合成樹脂等
から成る燃焼性内芯核物質の表面に、主に天然鉱物より
成る微粉末層を被覆物質として形成固着させた後、内芯
核物質を除去して、中空球状粉末を得る方法(特開昭53-
13626号)。 (方法C) モノマー、乳化剤、水を混合し適当な大き
さのW/O/W複層エマルジョンにした後、モノマーを
重合させ固定する。その後、内部の水を除去し、中空気
球状粉末を得る方法。 本発明で用いる中空球状粉末(A)は、高分子や無機化
合物から構成されたものであることができ、従来化粧料
分野では公知のものである(特開昭54−163830
号、同62−212315号等)。このような中空球状
粉末の代表例を示すと、アクリル等の高分子中空球状粉
末や、ケイ酸、無水ケイ酸、酸化チタン、酸化ジルコニ
ウム、酸化タンタル等の無機粉末が挙げられる。
【0006】本発明で用いる他の粉末(B)は、比表面
積が50〜300m2/g、好ましくは70〜280m2
/gの中空球状粉末や多孔性球状粉末である。この場
合、多孔性球状粉末は、内部に孔径が0.1μm以上の
中空を含有せず、表面及び内部に微細孔を有するもので
ある。このような多孔性球状粉末は、例えば、以下に示
すような各種の方法によって得ることができる。 (方法A) 無機1次粒子を球形状に凝集させ、球状2
次粒子とし、多孔性球状粉末を得る方法。 (方法B) モノマーから適当な大きさのエマルジョン
粉子をつくり、乳化重合し、乾燥して球状粉末を得る方
法。 本発明で用いる多孔性球状粉末は、高分子や無機化合物
から構成されたものであることができ、従来公知のもの
である。このような多孔性球状粉末の代表例を示すと、
例えば、酢酸ビニル、メチルビニルエーテル、アクリル
酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸、メタクリル酸
エステル、スチレン、α−メチルスチレン、ジビジルベ
ンゼン、エチレングリコールジメタクリレート、ヘキサ
メチレンジアミン、アジビン酸、ε−カプロラクタム、
シラン等のモノマーから誘導されるホモポリマーやコポ
リマー等の高分子化合物粉末、ケイ酸、無水ケイ酸、酸
化チタン、酸化ジルコニウム、酸化タンタル等の無機粉
末が挙げられる。粉末の比表面積は、粉末の種類及び粒
径によって変化し、本発明では、その種類と粒径を適切
に選ぶことによって、所望の比表面積を有する粉末を得
ることができる。粉末(A)と粉末(B)の使用割合
は、その重量比(A/B)で表わして、8/2〜2/
8、好ましくは3/1〜1/3となる割合である。粉末
(A)の割合が少ないとさらさら性の持続性を十分発揮
できなくなり、一方、粉末(B)の割合が少ないと塗布
直後のさらさら感がやや劣るようになるだけでなく、塗
布した肌の白化も目立つようになる。粉末の粒径は、一
般的には、0.1〜50μm、好ましくは1〜30μm
である。本発明で用いる粉末は、その少なくとも1種に
無機粉末を用いるのが好ましく、特に、平均粒径1〜1
00ミリμmの1次粒子を凝集させて得られる平均粒径
が50μm以下、好ましくは1〜30μmの多孔性又は
中空状の球状二次粒子を用いるのが好ましい。本発明で
用いる粉末の配合量は、全化粧料に対して10重量%以
下、好ましくは0.1〜5重量%とするのがよい。本発
明において、比表面積の異なる粉末を併用した場合に、
さらさら性及びその持続性にすぐれるとともに、塗布し
た肌を白化させることのないすぐれた製品が得られる理
由は定かではないが、粉末Bは発散する汗等を効果よく
逸散するため、製品を塗布した直後のさらさら感が強く
発現され、更にその持続力はそれより大きな比表面積と
中空構造を有する粉末Aの作用に起因するものと推定さ
れる。また、本発明のエアゾールの化粧料は肌の白化が
少ないという効果を与える。この理由も定かではない
が、混合した粉末の光透過性や光散乱等の特性に起因す
るものと推定される。
【0007】本発明においては、さらに、アルコールを
配合することが好ましい。このアルコールの配合によ
り、使用に際しての粉末の飛散をより効果的に抑制する
ことができる。アルコールとしては、化粧品に用いられ
るものならなんでもよく、エチルアルコール、イソプロ
パノール等が最適である。これらアルコールの配合量は
3〜50重量%であり、好ましくは5〜40重量%であ
る。アルコール量が50重量%より多いと肌についた時
乾きにくくなるとともに、アルコールで濡れた部分が乾
いた時、外縁部が粉末でリング状に白化して好ましくな
い。また、3重量%未満では、粉体の飛散を十分に抑え
ることができない。
【0008】本発明の粉末エアゾール化粧料は、基本的
には、上記粉末と液化噴射剤又は上記粉末と、アルコー
ルと、液化噴射剤とから構成され、更に所望の有効成分
その他の補助添加成分等が添加される。本発明で用いる
液化噴射剤としては、トリクロルモノフルオルメタン、
ジクロルテトラフルオルエタン、トリクロルトリフルオ
ルエタン(CCl3CF3)、ジクロルトリフルオルエタ
ン(CHCl2CF3)、テトラフルオルエタン(CH2
FCF3)、ジクロルモノフルオルエタン(CH3CCl
2F)、液化石油ガス、ジメチルエーテル等が挙げら
れ、これらは単独又は2種以上の混合物として用いるこ
とができる。その配合量は、全化粧料に対し、通常70
〜99.5重量%、特には85〜99重量%とするのが
良い。所望の有効成分として、制汗成分を用いることが
でき、その例を示すと、例えば、塩化アルミニウム、オ
キシ塩化アルミニウム、塩基性臭化アルミニウム、硫酸
アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、クロル
ヒドロキシアルミニウムジルコニウム、硫酸亜鉛、フェ
ノールスルホン酸アルミニウム、フェノールスルホン
酸、塩基性乳酸アルミニウム亜鉛等の収れん作用を有す
るもの、あるいはこれらを含有するグリコール複合体や
アミノ酸複合体等がある。これらは単独又は2種以上の
混合物として用いることができ、その配合量は、全化粧
料に対して10重量%以下、好ましくは0.1〜5重量
%とするのが良い。
【0009】また、本発明においては、前記配合成分と
共に、必要に応じ、この種の粉末エアゾール化粧料に慣
用される補助添加成分、例えば、油分、界面活性剤、殺
菌剤、包接化合物(サイクロデキストリン等)、ビタミ
ン類、アミノ酸、抗炎症剤(グリチルリチン酸等)、冷
感付与剤(メントール等)、紫外線吸収剤、生薬、香料
等を添加することができる。この場合、油分としては、
流動パラフィン、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチ
ン酸オクチル、ミリスチン酸ドデシル、パルミチン酸イ
ソプロピル、アジピン酸イソプロピル、アジピン酸ジイ
ソブチル、シリコン油、アボガド油、ホホバ油、ラノリ
ン、2−エチルヘキサン酸セチル、ステアリン酸ブチ
ル、ヘキサデシルアルコール、イソステアリン酸、クエ
ン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、フタル
酸ブチル、オクタン酸セチル、アジピン酸ジイソアジペ
ート、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール等が
挙げられる。界面活性剤としては、ソルビタントリオレ
エート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレントリイソステアリ
ン酸グリセリド、ポリオキシエチレン2−エチルヘキサ
ン酸グリセリド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
リン酸等が例示される。殺菌剤としては、塩化ベンザル
コニウム、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサ
ン、トリクロロカルバニリド、塩酸クロルヘキシジン、
塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
【0010】
【発明の効果】本発明の粉末エアゾール化粧料は、前記
したように比表面積が異なり、かつ少なくとも1種が中
空球状粉末である2種以上の球状粉末を含有することか
ら、従来の化粧料と異なり、汗をかく前やかいた後の身
体に容易に塗布することができ、しかも汗による肌のべ
たつき解消効果に優れると共に、肌を白化させずにさら
さらの感触を与え、その持続性にも優れたものである。
さらに、アルコールを配合したものは、粉末の飛散抑制
効果を有するもので、使用に際し空間への粉末への飛散
を十分に抑えることができる。なお、以下において示す
使用感試験及び粉末の飛散性試験は以下のようにして行
ったものである。
【0011】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
する。 実施例1〜5、比較例1〜4 下記成分組成(重量%)のエアゾール化粧料を調製し、肌
に塗布した時のさらさら性、さらさら性の持続、肌の白
化のなさを評価した。その結果を表1に示す。 微粉末 :表1 クロルヒドロキシアルミニウム :2.0 ミリスチン酸イソプロピル :2.0 トリイソステアリン酸POE(20)グリセリル :1.5 香料 :0.1 消化石油ガス :残部
【0012】(使用感試験)35℃、80%RHの条件
の部屋に約10分間入室して汗をかいた後、汗をかるく
タオルでふきさった状態のしめった肌に対して、調製し
た試料を肌から約10cm離して2〜3秒塗布して、肌
のさらさら性及び白化の程度を官能評価した。更に再度
35℃、65%RHの条件の部屋に1時間入室し、肌の
さらさら性の持続を官能で評価した。 〔評価基準〕 さらさら性 ◎ :非常にある ○ :ある △ :ややある × :ほとんどない ××:ザラザラする 白化程度 ◎ :白さがまったく認められない ○ :白さがほとんど認められない △ :白さがやや認められる × :白さが認められる ××:白さが極端に認められる さらさら性の持続 ◎ :非常にある ○ :ある △ :ややある × :ほとんどない ××:ない (粉末の飛散試験)約2m2の床面積の小部屋で、肌に
噴霧した時の粉末の飛散の程度を目視で評価し、同時に
咽せの有無で評価した。 〔評価基準〕 ◎:粉体の飛散がほとんどなく、咽せない ○: 〃 はやや認められるが咽せない △: 〃 が認められやや咽せる ×: 〃 が認められ咽せる ××: 〃 が非常に認められ激しく咽せる
【0013】また、以下の実施例において示した粉末の
具体的内容は次の通りである。 (1)中空無水ケイ酸ビーズA(1) 平均粒径:5μm、比表面積:700m2/g、球状粒
子(三好化成社製、SB−700) (2)中空無水ケイ酸ビーズA(2) 平均粒径:6.5μm、比表面積:808m2/g、球
状粒子(鈴木油脂社製、S−146) (3)中空無水ケイ酸ビーズA(3) 平均粒径:6μm、比表面積:400m2/g、球状粒
子(実験室調製品) (4)中空無水ケイ酸ビーズB(1) 平均粒径:2.2μm、比表面積:272m2/g、球
状粒子(鈴木油脂社製、S−122) (5)無水ケイ酸ビーズB(2) 平均粒径:6μm、比表面積:150m2/g、球状粒
子(触媒化成社製、シリカマイクロビーズ) (6)無水ケイ酸ビースB(3) 平均粒径:10μm、比表面積:160m2/g、球状
粒子(岩瀬コスファ社製、マイクロネスト) (7)無水ケイ酸ビーズB(4) 平均粒径:10μm、比表面積:70m2/g、球状粒
子(電気化学工業社製、FB−8k) (8)無水ケイ酸 平均粒径:4μm、比表面積:700m2/g、無定形
シリカ(富士デヴィソン社製、サイロイド65) (9)タルク 平均粒径:4μm、比表面積:1.2×10-92
g、(浅田製粉社製、JA−24R)
【0014】
【表1】
【0015】実施例6〜8、比較例5〜6 下記成分組成(重量%)のエアゾール化粧料を調製し、
その性能を実施例1の場合と同様にして評価した。 微粉末 :表2 クロルヒドロキシアルミニウム :2.5 ミリスチン酸イソプロピル :1.7 ヘキシルデカノール :0.7 デカメチルシクロテトラシロキサン :1.5 トリ2−エチルヘキサン酸POE(20)グリセリル:0.2 トリクロサン :0.01 香料 :0.1 液化石油ガス :残部
【0016】
【表2】
【0017】実施例9〜11 下記成分組成(重量%)のエアゾール化粧料を調製し、そ
の性能を実施例1の場合と同様にして評価した。 微粉末 :表3 クロルヒドロキシアルミニウム :2.6 メチルフェニルシリコーン :1.0 2−エチルヘキサン酸イソステアレート :1.0 トリ2−エチルヘキサン酸POE(20)グリセリル:0.1 ジブチルヒドロキシトルエン :0.01 イソペンタン :10.0 香料 :0.1 液化石油ガス :残部
【0018】
【表3】
【0019】実施例12 下記成分組成(重量%)のエアゾール化粧料を調製し、そ
の性能を実施例1の場合と同様にして評価した。その結
果、使用感は良好であった。 中空無水酸ビーズA(1) :2.5 無水ケイ酸ビーズB(2) :2.5 ヘキシルデカノール :0.7 POE(10)ノニルフェニルエーテル :2.0 HCFC22/HCFC1426(3:7) :残部
【0020】実施例13〜15、比較例7、8 下記成分組成(重量%)のエアゾール化粧料を調製し、
その性能を実施例1の場合と同様にして評価した。 微粉末 :表4 エチルアルコール :表4 クロルヒドロキシアルミニウム :2.5 デカメチルシクロテトラシロキサン :1.5 ミリスチン酸イソプロピル :1.7 ヘキシルデカノール :0.7 トリ2−エチルヘキサン酸POE(20)グリセリル:2 トリクロサン :0.01 香 料 :0.1 液化石油ガス :残部
【0021】
【表4】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 粉末エアゾール化粧料
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉末エアゾール化粧料に
関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】汗による身体のべたつき等
の防止や抑制に使用される化粧品には、粉体を配合する
ことが一般に行われている。化粧品に粉体を配合する理
由は、粉体が身体表面の水分や皮脂分を吸収するととも
に、粉体の存在により身体の表面にさらさら性が付与さ
れるからである。従来、このような粉体配合製品として
は、エアゾール状の制汗パウダースプレー、粉末状のタ
ルカムパウダー、ベビーパウダー、固形状のスティック
パウダー等が知られている。制汗パウダースプレーは、
クロルヒドロキシアルミニウム塩等の微粉末状の制汗有
効物質やタルク、無水ケイ酸、カオリン等の無機粉末基
剤を、イソプロピルミリステート、環状ポリシロキサン
等の油、香料などの補助成分とともに液化噴射剤中に懸
濁させたものである(特開昭56−127306号、特
公昭56−29912号、特開昭57−75912
号)。この製品は、汗をかく前に特に腋の下等に塗布し
て発汗を抑えるとともに、最近では汗をかいた後、身体
のべたつきを解消する目的で使用されることが多くなっ
てきている(特開昭63−130525号、特開昭63
−192709号)。また、粉体成分をある種の基剤で
コーティングして使用感を向上させた製品もある(特開
昭56−68604号、特開昭61−204112号、
特開昭62−164615号)。しかしながら、これら
の製品には、肌に塗布すると肌が粉体により白くなるた
め美感をそこねるという欠点のあるものが多い上、ま
た、油状物質の存在により粉体が本来有しているさらさ
ら性を身体に十分付与できないという欠点や、更に肌の
さらさら性を十分に持続できないという欠点も有してい
るものもある。また、粉体を噴霧しているため、粉体が
身体に付着するのみでなく、空間に飛び散るため、ロッ
カールーム等狭い部屋で使用した場合、部屋中に微小粉
体が浮遊して、それを吸い込んでむせる原因となり、こ
の点にも欠点のある製品がある。一方、タルカムパウダ
ーやベビーパウダーは、タルクを主体としてこれに炭酸
マグネシウムや金属石鹸を混合したものを基剤として用
い、これに殺菌剤や香料を添加して形成した粉末状の製
品である〔池田鉄作著:化粧品学(南山堂)〕。これら
の製品は汗や水分を吸収することから、従来より夏期の
湯上りの肌の手入れや、乳幼児のおしめかぶれ予防のた
めに使用されてきたが、最近では若い女性の間でスポー
ツで汗をかいた後等に身体のべたつきを解消するために
使用されることが多くなってきた。しかしながら、これ
ら製品も、やはりパウダーが主体のために肌が白くなっ
て美感をそこねるという欠点があり、しかもパフ等で身
体に塗布しなければならないために、手の届きにくい身
体部位には適用しにくいという使用性の問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、汗をかく前
又はかいた後の身体に容易に塗布するこができ、しかも
汗による肌のべたつきを解決する効果の持続性に優れる
と共に、肌を白化させることのない使用性に優れた粉末
エアゾール化粧料を提供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、比表面積が異な
り、かつ少なくとも1種が中空球状粉末である2種以上
の球状粉末を併用した場合に、前記課題を解決し得るこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本
発明によれば、比表面積350〜1000m/gの中
空球状粉末と、比表面積50〜300m/gの球状粉
末を含有することを特徴とする粉末エアゾール化粧料が
提供される。
【0005】以下、本発明を更に詳細に説明する。本発
明においては、粉末成分の少なくとも1種に、比表面積
が350〜1000m/g、好ましくは400〜90
0m/gの中空球状粉末を用いる。この場合、中空球
状粉末とは、その内部に孔径が0.1μm以上、好まし
くは0.3μm以上の中空を1個又は複数個有し、その
表面に内部中空に連通する微細孔を多数有するものであ
る。このような中空球状粉末は、例えば、以下に示すよ
うな各種の方法で得ることができる。 (方法A) 界面反応法、すなわち、無機塩を水相とし
たW/Oエマルジョンを調製した後、更にこれを水溶性
無機塩の水溶液に加えることにより生じる界面反応を利
用して、中空球状粉末を得る方法(例、特開昭51−8
6075号)。 (方法B) ナイロン、ポリスチレンなどの合成樹脂等
から成る燃焼性内芯核物質の表面に、主に天然鉱物より
成る微粉末層を被覆物質として形成固着させた後、内芯
核物質を除去して、中空球状粉末を得る方法(特開昭5
3−13626号)。 (方法C) モノマー、乳化剤、水を混合し適当な大き
さのW/O/W複層エマルジョンにした後、モノマーを
重合させ固定する。その後、内部の水を除去し、中空球
状粉末を得る方法。 本発明で用いる中空球状粉末(A)は、高分子や無機化
合物から構成されたものであることができ、従来化粧料
分野では公知のものである(特開昭54−163830
号、同62−212315号等)。このような中空球状
粉末の代表例を示すと、アクリル等の高分子中空球状粉
末や、ケイ酸、無水ケイ酸、酸化チタン、酸化ジルコニ
ウム、酸化タンタル等の無機粉末が挙げられる。
【0006】本発明で用いる他の粉末(B)は、比表面
積が50〜300m/g、好ましくは70〜280m
/gの中空球状粉末や多孔性球状粉末である。この場
合、多孔性球状粉末は、内部に孔径が0.1μm以上の
中空を含有せず、表面及び内部に微細孔を有するもので
ある。このような多孔性球状粉末は、例えば、以下に示
すような各種の方法によって得ることができる。 (方法A) 無機1次粒子を球形状に凝集させ、球状2
次粒子とし、多孔性球状粉末を得る方法。 (方法B) モノマーから適当な大きさのエマルジョン
粉子をつくり、乳化重合し、乾燥して球状粉末を得る方
法。 本発明で用いる多孔性球状粉末は、高分子や無機化合物
から構成されたものであることができ、従来公知のもの
である。このような多孔性球状粉末の代表例を示すと、
例えば、酢酸ビニル、メチルビニルエーテル、アクリル
酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸、メタクリル酸
エステル、スチレン、α−メチルスチレン、ジビニルベ
ンゼン、エチレングリコールジメタクリレート、ヘキサ
メチレンジアミン、アジビン酸、ε−カプロラクタム、
シラン等のモノマーから誘導されるホモポリマーやコポ
リマー等の高分子化合物粉末、ケイ酸、無水ケイ酸、酸
化チタン、酸化ジルコニウム、酸化タンタル等の無機粉
末が挙げられる。粉末の比表面積は、粉末の種類及び粒
径によって変化し、本発明では、その種類と粒径を適切
に選ぶことによって、所望の比表面積を有する粉末を得
ることができる。粉末(A)と粉末(B)の使用割合
は、その重量比(A/B)で表わして、8/2〜2/
8、好ましくは3/1〜1/3となる割合である。粉末
(A)の割合が少ないとさらさら性の持続性を十分発揮
できなくなり、一方、粉末(B)の割合が少ないと塗布
直後のさらさら感がやや劣るようになるだけでなく、塗
布した肌の白化も目立つようになる。粉末の粒径は、一
般的には、0.1〜50μm、好ましくは1〜30μm
である。本発明で用いる粉末は、その少なくとも1種に
無機粉末を用いるのが好ましく、特に、平均粒径1〜1
00ミリμmの1次粒子を凝集させて得られる平均粒径
が50μm以下、好ましくは1〜30μmの多孔性又は
中空状の球状二次粒子を用いるのが好ましい。本発明で
用いる粉末の配合量は、全化粧料に対して10重量%以
下、好ましくは0.1〜5重量%とするのがよい。本発
明において、比表面積の異なる粉末を併用した場合に、
さらさら性及びその持続性にすぐれるとともに、塗布し
た肌を白化させることのないすぐれた製品が得られる理
由は定かではないが、粉末Bは発散する汗等を効果よく
逸散するため、製品を塗布した直後のさらさら感が強く
発現され、更にその持続力はそれより大きな比表面積と
中空構造を有する粉末Aの作用に起因するものと推定さ
れる。また、本発明のエアゾールの化粧料は肌の白化が
少ないという効果を与える。この理由も定かではない
が、混合した粉末の光透過性や光散乱等の特性に起因す
るものと推定される。
【0007】本発明においては、さらに、アルコールを
配合することが好ましい。このアルコールの配合によ
り、使用に際しての粉末の飛散をより効果的に抑制する
ことができる。アルコールとしては、化粧品に用いられ
るものならなんでもよく、エチルアルコール、イソプロ
パノール等が最適である。これらアルコールの配合量は
3〜50重量%であり、好ましくは5〜40重量%であ
る。アルコール量が50重量%より多いと肌についた時
乾きにくくなるとともに、アルコールで濡れた部分が乾
いた時、外縁部が粉末でリング状に白化して好ましくな
い。また、3重量%未満では、粉体の飛散を十分に抑え
ることができない。
【0008】本発明の粉末エアゾール化粧料は、基本的
には、上記粉末と液化噴射剤又は上記粉末と、アルコー
ルと、液化噴射剤とから構成され、更に所望の有効成分
その他の補助添加成分等が添加される。本発明で用いる
液化噴射剤としては、トリクロルモノフルオルメタン、
ジクロルテトラフルオルエタン、トリクロルトリフルオ
ルエタン(CClCF)、ジクロルトリフルオルエ
タン(CHClCF)、テトラフルオルエタン(C
FCF)、ジクロルモノフルオルエタン(CH
CClF)、液化石油ガス、ジメチルエーテル等が挙
げられ、これらは単独又は2種以上の混合物として用い
ることができる。その配合量は、全化粧料に対し、通常
70〜99.5重量%、特には85〜99重量%とする
のが良い。所望の有効成分として、制汗成分を用いるこ
とができ、その例を示すと、例えば、塩化アルミニウ
ム、オキシ塩化アルミニウム、塩基性臭化アルミニウ
ム、硫酸アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウ
ム、クロルヒドロキシアルミニウムジルコニウム、硫酸
亜鉛、フェノールスルホン酸アルミニウム、フェノール
スルホン酸、塩基性乳酸アルミニウム亜鉛等の収れん作
用を有するもの、あるいはこれらを含有するグリコール
複合体やアミノ酸複合体等がある。これらは単独又は2
種以上の混合物として用いることができ、その配合量
は、全化粧料に対して10重量%以下、好ましくは0.
1〜5重量%とするのが良い。
【0009】また、本発明においては、前記配合成分と
共に、必要に応じ、この種の粉末エアゾール化粧料に慣
用される補助添加成分、例えば、油分、界面活性剤、殺
菌剤、包接化合物(サイクロデキストリン等)、ビタミ
ン類、アミノ酸、抗炎症剤(グリチルリチン酸等)、冷
感付与剤(メントール等)、紫外線吸収剤、生薬、香料
等を添加することができる。この場合、油分としては、
流動パラフィン、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチ
ン酸オクチル、ミリスチン酸ドデシル、パルミチン酸イ
ソプロピル、アジピン酸イソプロピル、アジピン酸ジイ
ソブチル、シリコン油、アボガド油、ホホバ油、ラノリ
ン、2−エチルヘキサン酸セチル、ステアリン酸ブチ
ル、ヘキサデシルアルコール、イソステアリン酸、クエ
ン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、フタル
酸ブチル、オクタン酸セチル、アジピン酸ジイソアジペ
ート、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール等が
挙げられる。界面活性剤としては、ソルビタントリオレ
エート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレントリイソステアリ
ン酸グリセリド、ポリオキシエチレン2−エチルヘキサ
ン酸グリセリド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
リン酸等が例示される。殺菌剤としては、塩化ベンザル
コニウム、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサ
ン、トリクロロカルバニリド、塩酸クロルヘキシジン、
塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
【0010】
【発明の効果】本発明の粉末エアゾール化粧料は、前記
したように比表面積が異なり、かつ少なくとも1種が中
空球状粉末である2種以上の球状粉末を含有することか
ら、従来の化粧料と異なり、汗をかく前やかいた後の身
体に容易に塗布することができ、しかも汗による肌のべ
たつき解消効果に優れると共に、肌を白化させずにさら
さらの感触を与え、その持続性にも優れたものである。
さらに、アルコールを配合したものは、粉末の飛散抑制
効果を有するもので、使用に際し空間への粉末への飛散
を十分に抑えることができる。なお、以下において示す
使用感試験及び粉末の飛散性試験は以下のようにして行
ったものである。
【0011】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
する。 実施例1〜5、比較例1〜4 下記成分組成(重量%)のエアゾール化粧料を調製し、
肌に塗布した時のさらさら性、さらさら性の持続、肌の
白化のなさを評価した。その結果を表1に示す。 微粉末 :表1 クロルヒドロキシアルミニウム :2.0 ミリスチン酸イソプロピル :2.0 トリイソステアリン酸POE(20)グリセリル :1.5 香料 :0.1 液化石油ガス :残部
【0012】(使用感試験)35℃、80%RHの条件
の部屋に約10分間入室して汗をかいた後、汗をかるく
タオルでふきさった状態のしめった肌に対して、調製し
た試料を肌から約10cm離して2〜3秒塗布して、肌
のさらさら性及び白化の程度を官能評価した。更に再度
35℃、65%RHの条件の部屋に1時間入室し、肌の
さらさら性の持続を官能で評価した。 〔評価基準〕 さらさら性 ◎:非常にある ○:ある △:ややある ×:ほとんどない ××:ザラザラする 白化程度 ◎:白さがまったく認められない ○:白さがほとんど認められない △:白さがやや認められる ×:白さが認められる ××:白さが極端に認められる さらさら性の持続 ◎:非常にある ○:ある △:ややある ×:ほとんどない ××:ない (粉末の飛散試験)約2mの床面積の小部屋で、肌に
噴霧した時の粉末の飛散の程度を目視で評価し、同時に
咽せの有無で評価した。 〔評価基準〕 ◎:粉体の飛散がほとんどなく、咽せない ○: 〃 はやや認められるが咽せない △: 〃 が認められやや咽せる ×: 〃 が認められ咽せる ××: 〃 が非常に認められ激しく咽せる
【0013】また、以下の実施例において示した粉末の
具体的内容は次の通りである。 (1)中空無水ケイ酸ビーズA(1) 平均粒径:5μm、比表面積:700m/g、球状粒
子(三好化成社製、SB−700) (2)中空無水ケイ酸ビーズA(2) 平均粒径:6.5μm、比表面積:808m/g、球
状粒子(鈴木油脂社製、S−146) (3)中空無水ケイ酸ビーズA(3) 平均粒径:6μm、比表面積:400m/g、球状粒
子(実験室調製品) (4)中空無水ケイ酸ビーズB(1) 平均粒径:2.2μm、比表面積:272m/g、球
状粒子(鈴木油脂社製、S−122) (5)無水ケイ酸ビーズB(2) 平均粒径:6μm、比表面積:150m/g、球状粒
子(触媒化成社製、シリカマイクロビーズ) (6)無水ケイ酸ビースB(3) 平均粒径:10μm、比表面積:160m/g、球状
粒子(岩瀬コスファ社製、マイクロネスト) (7)無水ケイ酸ビーズB(4) 平均粒径:10μm、比表面積:70m/g、球状粒
子(電気化学工業社製、FB−8k) (8)無水ケイ酸 平均粒径:4μm、比表面積:700m/g、無定形
シリカ(富士デヴィソン社製、サイロイド65) (9)タルク 平均粒径:4μm、比表面積:1.2×10−9
g、(浅田製粉社製、JA−24R)
【0014】
【表1】
【0015】実施例6〜8、比較例5〜6 下記成分組成(重量%)のエアゾール化粧料を調製し、
その性能を実施例1の場合と同様にして評価した。 微粉末 :表2 クロルヒドロキシアルミニウム :2.5 ミリスチン酸イソプロピル :1.7 ヘキシルデカノール :0.7 デカメチルシクロテトラシロキサン :1.5 トリ2−エチルヘキサン酸POE(20)グリセリル:0.2 トリクロサン :0.01 香料 :0.1 液化石油ガス :残部
【0016】
【表2】
【0017】実施例9〜11 下記成分組成(重量%)のエアゾール化粧料を調製し、
その性能を実施例1の場合と同様にして評価した。 微粉末 :表3 クロルヒドロキシアルミニウム :2.6 メチルフェニルシリコーン :1.0 2−エチルヘキサン酸イソステアレート :1.0 トリ2−エチルヘキサン酸POE(20)グリセリル:0.1 ジブチルヒドロキシトルエン :0.01 イソペンタン :10.0 香料 :0.1 液化石油ガス :残部
【0018】
【表3】
【0019】実施例12 下記成分組成(重量%)のエアゾール化粧料を調製し、
その性能を実施例1の場合と同様にして評価した。その
結果、使用感は良好であった。 中空無水酸ビーズA(1) :2.5 無水ケイ酸ビーズB(2) :2.5 ヘキシルデカノール :0.7 POE(10)ノニルフェニルエーテル :2.0 HCFC22/HCFC1426(3:7) :残部
【0020】実施例13〜15、比較例7、8 下記成分組成(重量%)のエアゾール化粧料を調製し、
その性能を実施例1の場合と同様にして評価した。 微粉末 :表4 エチルアルコール :表4 クロルヒドロキシアルミニウム :2.5 デカメチルシクロテトラシロキサン :1.5 ミリスチン酸イソプロピル :1.7 ヘキシルデカノール :0.7 トリ2−エチルヘキサン酸POE(20)グリセリル:2 トリクロサン :0.01 香料 :0.1 液化石油ガス :残部
【0021】
【表4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比表面積500〜1000m2/gの中
    空球状粉末と、比表面積50〜300m2/gの球状粉
    末を含有することを特徴とする粉末エアゾール化粧料。
  2. 【請求項2】 アルコールを含有する請求項1の粉末エ
    アゾール化粧料。
JP29082391A 1991-10-09 1991-10-09 粉末エアゾール化粧料 Pending JPH0597629A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29082391A JPH0597629A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 粉末エアゾール化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29082391A JPH0597629A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 粉末エアゾール化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0597629A true JPH0597629A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17760947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29082391A Pending JPH0597629A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 粉末エアゾール化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0597629A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006321773A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Naris Cosmetics Co Ltd 肌のトラブル防止法及び肌トラブルの少ない化粧品
JP2014133717A (ja) * 2013-01-10 2014-07-24 Mandom Corp エアゾールスプレー整髪剤組成物及びエアゾールスプレー整髪剤
JP2019137677A (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 株式会社 資生堂 香料除去用組成物、消香体および化粧品
WO2019159860A1 (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 株式会社 資生堂 香料除去用組成物、消香体および化粧品

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006321773A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Naris Cosmetics Co Ltd 肌のトラブル防止法及び肌トラブルの少ない化粧品
JP2014133717A (ja) * 2013-01-10 2014-07-24 Mandom Corp エアゾールスプレー整髪剤組成物及びエアゾールスプレー整髪剤
JP2019137677A (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 株式会社 資生堂 香料除去用組成物、消香体および化粧品
WO2019159860A1 (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 株式会社 資生堂 香料除去用組成物、消香体および化粧品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5223559A (en) Cosmetic composition capable of blurring skin defects
US5035885A (en) Noncompacted make-up powder or powder for the care of the body and face containing synthetic thermoplastic material in the form of hollow microspheres
CA1142437A (en) Zinc carbonate in deodorant compositions
JP6084234B2 (ja) 体臭抑制剤
RU2297256C2 (ru) Двухфазный шариковый косметический продукт
JPH0597629A (ja) 粉末エアゾール化粧料
JP3243955B2 (ja) 腋下用化粧料
JP3104882B2 (ja) 粉末エアゾール化粧料
JP2003286137A (ja) 毛髪速乾用化粧料
JP6644416B2 (ja) 体臭抑制用組成物
JP3778584B2 (ja) 化粧料
JPH0372203B2 (ja)
JP2007254429A (ja) 粉末状化粧料
JP2544162B2 (ja) 粉体を含むエアゾ―ル型化粧料
JP2873833B2 (ja) 粉末エアゾール化粧料
JPH08175948A (ja) エアゾール制汗組成物
JP3198460B2 (ja) 粉末エアゾール組成物
JPS63192709A (ja) 粉末エアゾ−ル化粧料
JPS60181011A (ja) スチツク状制汗化粧料
JP2005213272A (ja) 水系皮膚化粧料
JPH0648919A (ja) 粉末含有エアゾール組成物
JP3696873B2 (ja) 水系皮膚化粧料
JP2006176473A (ja) 制汗剤組成物
JPH01143819A (ja) エアゾール組成物
JPH10330241A (ja) 粉末状マッサージ料