JP3243955B2 - 腋下用化粧料 - Google Patents

腋下用化粧料

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JP3243955B2 JP34054894A JP34054894A JP3243955B2 JP 3243955 B2 JP3243955 B2 JP 3243955B2 JP 34054894 A JP34054894 A JP 34054894A JP 34054894 A JP34054894 A JP 34054894A JP 3243955 B2 JP3243955 B2 JP 3243955B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、香気の持続性に優れた
腋下用化粧料に関する。より詳しくは、サイクロデキス
トリンで包接された香料と包接されていない香料との2
タイプの香料を含有する腋下用化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、腋からの発汗を抑制したり、
汗に由来する腋臭の発生を防止するための腋下用化粧料
が使用されている。このような腋下用化粧料としては、
制汗剤や殺菌剤などを固形油脂基材に分散させスティッ
ク状に成形したスティック品や、溶媒にそれらを溶解あ
るいは分散させたロールオン塗布用液状組成物などが知
られている。また、最近では、タルクなどの粉末基材に
トリクロサンなどの殺菌剤や塩化アルミニウムなどの制
汗剤を混合した組成物に、LPGなどの噴射剤を配合し
たエアゾール品が、その優れた使用感のために広く用い
られるようになっている。
【0003】ところで、これらの腋下用化粧料には、使
用感を高めるために、また、化粧料基材や腋下で発生し
た臭いをマスキングするために香料が配合されている。
この場合、香料は他の成分とともに、単に均一に混合さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように香料を単に均一に混合した場合、香料の揮散速度
が速いために、腋下に適用した直後の香気は良好である
が、持続性に欠ける。このため、特に、汗をかいて1時
間程度経過し、微生物などの作用により好ましくない臭
いが発生するようになったときには、香料のマスキング
効果が得られないという問題があった。即ち、このよう
な腋下用化粧料の典型的な適用頻度は、通常、朝の出勤
もしくは通学時、午前の休憩時、昼休み時、午後の休憩
時、及び帰宅時の2〜3時間毎、もしくは朝の出勤もし
くは通学時、昼休み時及び帰宅時の4〜5時間毎であ
り、従って、適用当初の香気が少なくとも2時間程度は
持続することが望まれるが、そのような要請さえ十分に
満たされていない。
【0005】一方、香料の香気の持続性を向上させる目
的で、サイクロデキストリン類に香料を包接させ、その
香料を浴剤やシャンプーに配合することが提案されてい
る(特公昭52−21573号公報、特開昭53−56
3133号、同55−38338号公報等)。しかし、
このようなサイクロデキストリンで包接された香料を腋
下用化粧料に配合した場合には、浴剤やシャンプーの場
合と異なり、使用時にサイクロデキストリン包接香料が
直ちに多量の水に混合されて香料の揮散が急速に起こる
わけではないので、適用直後の香気が不十分であるとい
う問題がある。
【0006】なお、制汗用エアゾール組成物にシクロデ
キストリンを配合する例(特開平3−170415号公
報等)も報告されているが、この場合にはサイクロデキ
ストリンは香料を包接するためではなく、不快臭の吸着
剤として用いられているので、香気の持続性にやはり問
題がある。
【0007】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決しようとするものであり、使用直後の香りだちが良
好で、しかも少なくとも2時間程度の香気の持続性を有
する香料を含有する腋下用化粧料を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、腋下用化粧
料用の香料として、サイクロデキストリンに包接させた
香料と、包接させていない香料とを併用することにより
上述の目的が達成できることを見出し、本発明を完成さ
せるに至った。
【0009】即ち、本発明は、サイクロデキストリンで
包接された香料(以下、CD包接香料と称する)と、包
接されていない香料(以下、非包接香料と称する)とを
含有する腋下用化粧料を提供する。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】本発明の腋下用化粧料においては、CD包
接香料と、非包接香料とを併用する。このため、腋下用
化粧料の使用直後から、非包接香料が良好な香気を放つ
ことができる。この非包接香料は徐々にその香気が弱く
なるが、逆に、CD包接香料が、腋下の汗や湿気により
サイクロデキストリンから放れ、非包接香料の香気の低
下を補填することができる。よって、香料の持続性に優
れた腋下用化粧料となる。
【0012】本発明において使用するサイクロデキスト
リンとしては、式(1)
【0013】
【化2】 (式(1)中、nは6〜8の数であり、n個のR1、n
個のR2及びn個のR3はそれぞれ独立的に水素原子、糖
残基、又はヒドロキシル基もしくはカルボキシル基で置
換してもよいアルキル基である。但し、n個のR1、n
個のR2及びn個のR3は同時に水素原子ではない。)で
表されるサイクロデキストリンを好ましく使用すること
ができる。なかでも、CD包接香料が汗に接触した際に
香料の迅速な放出が可能となるように、比較的高い水溶
性を有するβ−サイクロデキストリン(式(1)中、n
=7)を好ましく使用することができる。更に、β−サ
イクロデキストリンの水溶性を高めるために、n個のR
1、n個のR2及びn個のR3の少なくとも一つに、好ま
しくはn個のR1の少なくとも一つに、特に好ましくは
n個のR1のすべてに糖残基、例えば、マルトースに由
来するマルトシル基、グルコースに由来するグルコシル
基、マルトオリゴ糖に由来するマルトオリゴ糖残基など
を導入することが好ましく、中でも、溶解性の改善の点
からマルトシル基を使用することが特に好ましい。
【0014】なお、アルキル基としては、メチル基、エ
チル基などの未置換低級アルキル基、ヒドロキシエチル
基、2,3−ジヒドロキシプロピル基などのモノ−又は
ジヒドロキシ低級アルキル基、又はカルボキシメチル
基、2−カルボシキエチル基などのカルボキシ低級アル
キル基を好ましく例示することができる。
【0015】本発明で使用するサイクロデキストリンの
粒径は必要に応じて適宜決定することができる。例え
ば、腋下用化粧料をエアゾール容器に充填してエアゾー
ル化粧料とする場合には、ノズルの目詰まりを防止する
ために10〜100μm程度の大きさとすることが好ま
しい。
【0016】また、CD包接香料あるいは非包接香料用
の香料としては、特に限定されず、一般的な合成香料、
天然香料あるいは調合香料を使用することができる。
【0017】更に、CD包接香料におけるサイクロデキ
ストリンとそれに包接させる香料との割合は、香料がサ
イクロデキストリンの好ましくは0.001〜30重量
%、より好ましくは0.1〜15重量%とする。
【0018】なお、CD包接香料は、公知の方法(特開
昭63−254197号公報等)により調製することが
できる。例えば、マルトシル−β−サイクロデキストリ
ンを適当量の水に溶解させた後、香料を添加し、ホモジ
ナイザーなどを用いて高速で撹拌して包接化合物を生成
させ、それを乾燥粉末化することにより調製することが
できる。
【0019】本発明の腋下用化粧料中におけるCD包接
香料の使用量は、香料の種類などにより異なるが、使用
感の点で通常0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜
10重量%とする。
【0020】また、腋下用化粧料中における非包接香料
の使用量(賦香率)は、香料の種類などにより異なる
が、使用感の点で通常0.0001〜10.0重量%、
好ましくは0.001〜5.0重量%とする。
【0021】本発明の腋下用化粧料には、上述した成分
の他に、従来のスティックタイプ、液状タイプあるいは
粉末エアゾールタイプにおいて用いられているような成
分を含有させることができる。例えば、本発明の腋下用
化粧料を、エアゾール噴射容器に充填して粉末エアゾー
ル化粧料として使用する場合には、噴射剤、粉末基剤、
粉末状制汗剤、粉状消臭性金属化合物などを含有するこ
とができる。
【0022】そのような噴射剤としては、公知のものを
使用することができ、例えば、LPG、LNG、ブタン
などの炭化水素類、ジメチルエーテルなどのエーテル類
等が挙げられる。これらは単独又は2種以上の混合物と
して用いることができる。腋下用化粧料(エアゾールタ
イプ)中の噴射剤の使用量は、好ましくは80〜98重
量%、より好ましくは85〜96重量%とする。
【0023】粉末基剤としては、公知のものを使用する
ことができ、タルク、カオリン、酸化チタン、ベントナ
イト、無水ケイ酸、マイカ、ゼオライト、ケイ酸マグネ
シウム、ケイ酸カルシウム、花弁状シリカ、雲母チタン
などの無機粉体や、シルク、ナイロン、ポリエチレン、
ポリスチレン、ポリメタクリレート、ポリアクリル酸架
橋体などの有機粉体などが挙げられる。これらは単独又
は2種以上の混合物として用いることができる。腋下用
化粧料(エアゾールタイプ)中の粉末基剤の使用量は、
好ましくは10重量%未満、より好ましくは0.5〜5
重量%とする。
【0024】粉末状制汗剤としては、公知のものを使用
することができ、塩化アルミニウム、オキシ塩化アルミ
ニウム、塩基性臭化アルミニウム、クロルヒドロキシア
ルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウムジルコニウ
ム、硫酸亜鉛、フェノールスルホン酸アルミニウム、フ
ェノールスルホン酸、塩基性乳酸アルミニウム亜鉛など
の収斂作用を有する単体塩類、あるいはこれらの単体塩
類を含有するグリコール複合体やアミノ酸複合体等が挙
げられる。これらは単独又は2種以上の混合物として用
いることができる。腋下用化粧料(エアゾールタイプ)
中の粉末状制汗剤の使用量は、好ましくは10重量%未
満、より好ましくは0.5〜5重量%とする。
【0025】粉状消臭性金属化合物としては、公知のも
のを使用することができ、酸化マグネシウム、酸化亜
鉛、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどが挙げられ
る。これらは単独又は2種以上の混合物として用いるこ
とができる。
【0026】更に、本発明の腋下用化粧料を、エアゾー
ル噴射容器に充填して粉末エアゾール化粧料として使用
する場合には、必要に応じて他の補助的添加剤、油分、
界面活性剤、殺菌剤、ビタミン類、アミノ酸、抗炎症剤
(グリチルリチン等)、冷感付与剤(メントール等)、
生薬などを添加することができる。この場合、油分とし
ては、流動パラフィン、ミリスチン酸オクチルドデシ
ル、パルミチン酸イソプロピル、アジピン酸ジイソプロ
ピル、アジピン酸ジイソブチル、シリコーン油、アボガ
ド油、ホホバ油、ラノリン、2−エチルヘキサン酸セチ
ル、ステアリン酸ブチル、ヘキサデシルアルコール、イ
ソステアリン酸、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチ
ルトリブチル、フタル酸ブチル、オクタン酸セチル等が
挙げられる。また、界面活性剤としては、ソルビタント
リオレエート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油、トリポイオキシエチレンアルキ
ルエーテルリン酸等が挙げられる。また、殺菌剤として
は、塩化ベンザルコニウム、イソプロピルメチルフェノ
ール、トリクロサン、トリクロロカルバニリド、塩酸ク
ロルヘキシジン、塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
【0027】本発明の腋下用化粧料は、剤型に応じて常
法により製造することができる。例えば、腋下用粉末エ
アゾール化粧料とする場合には、CD包接香料、非包接
香料、噴射剤、粉末基剤、制汗剤などを均一に混合し、
通常のエアゾール噴出容器に充填することにより製造す
ることができる。また、スティックタイプや液状タイプ
の腋下用化粧料についても、他の適当な成分と共にCD
包接香料と非包接香料とを配合して製造することができ
る。
【0028】
【作用】本発明の腋下用化粧料は、CD包接香料と非包
接香料とを含有する。従って、腋下に適用直後から非包
接香料が十分に揮散し好ましい香気を放つ。非包接香料
の香気は時間の経過に従って減衰するが、その減衰分を
補填するように、CD包接香料が汗などの作用により香
気を放つようになる。従って、本発明の腋下用化粧料は
香気の持続性に優れたものとなる。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例に従って具体的に説明
する。
【0030】実施例1 マルトシル−β−サイクロデキストリン(塩水港精糖社
製)18.6gを、精製水100mlに溶解し、その溶
液に表1の処方の調合香料1.4gを添加し、、常温で
10000rpmで2分間ホモジナイズした。その溶液
を凍結乾燥することによりCD包接香料(包接率7%)
を得た。
【0031】
【表1】 得られたCD包接香料と、包接させていない表1の調合
香料(非包接香料)とを使用し、表2の成分を均一に混
合し、その混合物をエアゾール容器に充填することによ
り腋下用粉状エアゾール化粧料を製造した。
【0032】
【表2】 腋下用粉状エアゾール化粧料処方 成分 配合量(重量%) クロロヒドロキシアルミニウム 3.0 タルク 1.9 CD包接香料 0.7 非包接香料 1.0 ミリスチリン酸イソプロピル 3.0 メチルシクロポリシロキサン 1.2 ソルビタントリオレエート 0.6 トリクロサン 0.02 液化石油ガス バランス 実施例2 マルトシル−β−サイクロデキストリンに代えて、β−
サイクロデキストリン(塩水港精糖社製)0.7gを使
用する以外は、実施例1と同様にして腋下用粉状エアゾ
ール化粧料を製造した。
【0033】比較例1 CD包接香料を使用しない以外は、実施例1と同様に腋
下用粉状エアゾール化粧料を製造した。
【0034】比較例2 調合香料(非包接香料)を使用しない以外は、実施例1
と同様に腋下用粉状エアゾール化粧料を製造した。
【0035】(評価)実施例及び比較例との腋下用粉状
エアゾール化粧料を、5名の成人女性被検者の左右の腋
下にエアゾール容器より3秒ずつ塗布(約0.12g)
した。塗布後1時間毎(0、1、2及び3時間後)の匂
いの強さを、9名の匂い判定専門パネラーにより、比較
例1の化粧料の塗布直後の香りの強さを5とし、3時間
後の比較例1の化粧料の香りの強さを1とする5段階で
評価した、この場合、3以上が実用上問題のないランク
である。得られた結果を表3に示す。
【0036】
【表3】 匂 い 強 度 経過時間(hr) 実施例1 実施例2 比較例1 比較例2 0 5 5 5 0 1 4 4 3 3 2 4 3 2 2 3 2 2 1 1 表3からわかるように、実施例1及び2の腋下用化粧料
は、塗布直後から2時間経過後でも実用上問題のない高
い香気を放っていた。
【0037】一方、比較例1の化粧料は、塗布直後の香
り立ちは十分であったが、CD包接香料を含有していな
いので2時間後の香り立ちが不十分なものとなった。ま
た、比較例2の化粧料は、経時的に汗の作用により香気
が発現したが、非包接香料が配合されていないために塗
布直後に香りが立たず、従って、塗布直後の使用感は不
満足なものであった。
【0038】実施例3 実施例1において使用したCD包接香料と調合香料とを
使用し、表4の成分を均一混合することにより腋下用化
粧水を製造した。得られた化粧水は、香気の持続性に優
れていた。
【0039】
【表4】
【0040】実施例4 実施例1において使用したCD包接香料と調合香料とを
使用し、表5の成分を均一混合することにより腋下用デ
オドラントローションを製造した。得られたローション
は、香気の持続性に優れていた。
【0041】
【表5】
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、腋下用化粧料に持続性
に優れた香気を付与することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 恭子 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式 会社 東京研究所内 (72)発明者 引地 聰 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式 会社 東京研究所内 (72)発明者 北岡 久美子 神奈川県横浜市鶴見区大黒町13−46 塩 水港精糖株式会社内 (72)発明者 原 耕三 神奈川県横浜市鶴見区大黒町13−46 塩 水港精糖株式会社内 (72)発明者 冨澤 宣夫 東京都江東区東陽4−11−36 バイヤス ドルフジャパン株式会社 コスメド研究 所内 (56)参考文献 特開 昭55−38338(JP,A) 特開 平3−170415(JP,A) 特開 平3−80867(JP,A) 特開 平2−36114(JP,A) 特開 平5−17338(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/32 - 7/38

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイクロデキストリン類で包接された香
    料と、包接されていない香料とを含有する腋下用化粧
    料。
  2. 【請求項2】 サイクロデキストリン類が式(1) 【化1】 (式(1)中、nは6〜8の数であり、n個のR1、n
    個のR2及びn個のR3はそれぞれ独立的に水素原子、糖
    残基、又はヒドロキシル基もしくはカルボキシル基で置
    換してもよいアルキル基である。但し、n個のR1、n
    個のR2及びn個のR3は同時に水素原子ではない。)で
    表される請求項1記載の腋下用化粧料。
  3. 【請求項3】 式(1)において、nが7である請求項
    2記載の腋下用化粧料。
  4. 【請求項4】 n個のR1、n個のR2及びn個のR3
    少なくとも一つが糖残基である請求項2又は3記載の腋
    下用化粧料。
  5. 【請求項5】 n個のR1の少なくとも一つが糖残基で
    ある請求項4記載の腋下用化粧料。
  6. 【請求項6】 糖残基がグリコシル基、マルトシル基又
    はマルトオリゴ糖残基である2〜5のいずれかに記載の
    腋下用化粧料。
  7. 【請求項7】 糖残基がマルトシル基である請求項6記
    載の腋下用化粧料。
  8. 【請求項8】 更に、噴射剤を含有する請求項1〜7の
    いずれかに記載の腋下用化粧料。
  9. 【請求項9】 請求項8の腋下用化粧料がエアゾール噴
    出容器に充填されてなる腋下用エアゾール化粧品。
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