JPH0648919A - 粉末含有エアゾール組成物 - Google Patents

粉末含有エアゾール組成物

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JPH0648919A
JPH0648919A JP27673191A JP27673191A JPH0648919A JP H0648919 A JPH0648919 A JP H0648919A JP 27673191 A JP27673191 A JP 27673191A JP 27673191 A JP27673191 A JP 27673191A JP H0648919 A JPH0648919 A JP H0648919A
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JP
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powder
poe
oil
aerosol composition
sorbitan
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JP27673191A
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Yoshihisa Kimoto
喜久 木本
Izumi Sasaki
泉 佐々木
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】噴射剤として液化石油ガスを用いた粉末含有エ
アゾール組成物において、粉末の分散性、使用性に非常
に優れたエアゾール組成物を提供することを目的とす
る。 【構成】液化石油ガスと無機粉末を含有し、ソルビタン
脂肪酸エステル及び/又はポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテルを無機粉末に対し、1/50〜1/20の割合で
配合することを特徴とする粉末含有エアゾール組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉末を配合したエアゾー
ル組成物に関し、さらに詳しくは噴射剤として液化石油
ガスを用いながらも、非常に良好な分散性と使用性とを
有する粉末含有エアゾール組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】身体や頭髪にミストを噴射するエアゾー
ル組成物は、近年その使用量が増加してきている。これ
らのエアゾール組成物に用いられる噴射剤としては、従
来より、フロン11(トリクロロモノフルオロメタ
ン)、フロン12(ジクロロジフルオロメタン)および
フロン114(ジクロロテトラフルオロエタン)の単独
または混合物が不可欠であった。しかしながら、最近フ
ロンガスの環境面への悪影響が国際的に問題となってお
り、このような脱フロンガスに対応して、フロンガスを
用いないエアゾール組成物の開発が早急に望まれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フロン
ガスを他の液化ガス、例えば液化石油ガスのような低比
重、非極性液体に代替した場合、特に粉末を含有するエ
アゾール組成物においては配合した無機粉末の分散性が
著しく悪化し、沈降や凝集により均一組成での噴射が困
難になったり、バルブ、ノズル等の詰まりを生じる等の
問題がある。一般にエアゾール組成物に無機粉末を含有
する場合、粉末表面の極性基の影響で粉末の濡れが悪
く、分散性が悪い。組成物中に相当量の水分が含まれて
いる場合は粉末同士が凝集し、また水分をほとんど含ま
ない場合は、分散媒との比重差はより沈降しいずれの場
合も分散性が悪い。また、特に噴射剤として用いる液化
ガスの比重が液化石油ガスのように極めて軽い場合に
は、比重差が非常に大きくなり、良好に分散させること
は通常は極めて困難となる。従来、粉末を配合したエア
ゾール組成物において粉末の分散性を改善するために親
水性基を有さない低沸点液体を含有させることはすでに
知られているが、(特開昭60−47090 、特開昭60−2150
92)液化石油ガスを噴射剤として用いた場合には、分散
性の改善方法としては不十分であった。また、その他n
−ペンタン、イソペンタン、n−ヘキサンを含有する液
化ガス中で無機粉末の分散性を改善するために、無機粉
末を親油化処理することが知られているが、無機粉末を
親油化処理することにより、本来の無機粉末の物理化学
的特性が変化してしまう等の不都合な点があった。
【0004】本発明は以上述べたように、液化石油ガス
中での無機粉末の分散に関する種々の問題点を解決する
ためになされたもので、液化石油ガス中での無機粉末の
分散性に優れると共に使用性に優れた粉末含有エアゾー
ル組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記事情に
鑑み鋭意研究の結果、液化石油ガスを噴射剤とする粉末
含有エアゾール組成物において、無機粉末に特定の懸濁
剤を特定の割合で配合することにより上記目的が達成さ
れることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明は、液化石油ガスと無機粉
末を含有し、ソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリ
オキシアルキレンアルキルエーテルを無機粉末に対し1
/50〜1/20の割合で配合すること特徴とする粉末含有
エアゾール組成物である。
【0007】以下、本発明について詳述する。本発明に
用いられる噴射剤は、プロパン、n−ブタンおよびイソ
ブタンから選ばれる液化石油ガスであり、これらは単独
または2種以上組み合わせて使用することができる。噴
射剤の配合量はとくに規定はなく、エアゾール組成物全
量中その他の薬剤を除いた残部であるが、通常の配合量
では15〜65重量%である。15重量%未満では噴射剤とし
ての働きが発現されず、65重量%を越えると噴射の勢い
が強すぎ、痛みが発現したり、粉末の飛び散りが生じた
りする場合もある。
【0008】本発明に用いられる粉末は、無機粉末とし
ては、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、カオ
リン、アエロジル、マイカ、雲母チタン、オキシ塩化ビ
スマス、塩化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜
鉛、塩基性炭酸亜鉛、酸化チタン、軽質炭酸カルシウ
ム、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸マグネシウム、重質
炭酸マグネシウム、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、グ
ンジョウ、カーボンブラック、カラミン、ヒドロキシア
パタイト、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸
アルミン酸マグネシウム、アルミニウムハイドロキシク
ロライド、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、 ク
エン酸アルミニウム、酢酸アルミニウム、塩基性塩化ア
ルミニウム、フェノールスルホン酸アルミニウム、β−
ナフトールジスルホン酸アルミニウム、酢酸鉛、過ホウ
酸ナトリウム、アルミニウムジルコニウムオクタクロロ
ハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロ
ハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロ
ハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロハ
イドレート、ジルコニウムクロロハイドレート等が挙げ
られる。 本発明の実施にあたっては、これらのうちか
ら一種または二種以上が任意に選ばれる。粉末を配合す
る場合の利点としては、使用感の改善、サラサラ感の付
与、ベタツキ感の減少がまず挙げられ、また制汗エアゾ
ール剤には、アルミニウムハイドロキシクロライド等の
制汗成分が粉末として特に必須である。これらの無機粉
末の配合量はエアゾール組成物全量中 0.1〜30重量%が
好ましく、さらに好ましくは、0.3 〜20重量%である。
0.1重量%未満では粉末の効果が発現されず、30重量%
を超えるとヨレやべたつきが生じ、使用感が悪くなると
いう欠点がある。
【0009】また、本発明においては、親油性粉末とし
て、無機粉末に更に有機粉末を配合することが可能であ
る。有機粉末としては、ナイロン6、ナイロン12、ナイ
ロン66等のポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリオレフィン、ポリスチレン、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリカーボネート等のポリエステル、ポリ
メチルメタクリレート、アクリル酸ブチルMMA共重合
体等のアクリル樹脂、硬化ビスフェノールA−エピクロ
ルヒドリン共重合体等のエポキシ樹脂、ポリ四フッ化エ
チレン等のフッ素系樹脂、メチルポリシロキサン、架橋
ジメチルポリシロキサン等のシリコーン系樹脂、ベンゾ
グアナミン等のフェノール系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポ
リビニルメチルエーテル等のビニル系樹脂、ポリ塩化ビ
ニリデン等のビニリデン系樹脂、天然ゴム等が挙げられ
る。
【0010】本発明に用いられる懸濁剤としては、ソル
ビタン脂肪酸エステルおよび/またはポリオキシアルキ
レンアルキルエーテルが用いられる。
【0011】ソルビタン脂肪酸エステルとしては、下記
一般式化1で表されるもののうち、一種または二種以上
が用いられる。
【化1】
【0012】具体的には、ソルビタンモノラウレート、
ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレ
ート、ソルビタンモノオレート、ソルビタンモノイソス
テアレート、ソルビタントリオレート、ソルビタンセス
キオレート、ソルビタンセスキイソステアレート、ソル
ビタントリステアレート、ソルビタンモノトール油脂肪
酸エステル、ソルビタンセスキトール油脂肪酸エステル
等が挙げられるが、とくにソルビタンモノラウレート、
ソルビタンモノオレート、ソルビタンモノイソステアレ
ート、ソルビタンセスキオレート、ソルビタントリオレ
ート、ソルビタンセスキイソステアレートが分散性の点
から好ましい。
【0013】ポリオキシアルキレンアルキルエーテルと
しては、下記一般式化2で表されるもののうち、一種ま
たは二種以上が用いられる。
【化2】
【0014】具体的には、POE (25)2-オクチルドデシ
ルエーテル、 POE (25)POE (10)2- デシルテトラデ
シルエーテル、POE (16)2-オクチルドデシルエーテル
等が挙げられる。
【0015】これらの懸濁剤の配合量は、無機粉末の配
合量に対し1/50〜1/20の割合が好ましい。1/50未
満では懸濁剤としての効果が発現されず、分散性の改善
はみられない。また1/20を超えた場合には使用時にべ
たつきが生じ、使用感を損なうという欠点がある。
【0016】本発明のエアゾール組成物には、上記成分
の他に従来公知の任意の成分を効果を損なわない範囲で
配合することができる。このような配合成分としては、
例えば水、アボガド油、アーモンド油、オリーブ油、グ
レープシード油、ゴマ油、サザンカ油、サフラワー油、
大豆油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシ
ック油、ヒマシ油、ヒマワリ油、綿実油、落花生油、カ
カオ油、パーム油、ヤシ油、牛脂、魚油、硬化油、ター
トル油、豚脂、ミンク油、卵黄油等の油脂類、鯨ロウ、
セラック、ミツロウ、ラノリン、液状ラノリン、カルナ
ウバロウ、キャンデリラロウ等のろう類、流動パラフィ
ン、流動ポリイソブチレン、スクワラン、プリスタン、
ワセリン、パラフィン、セレシン等の炭化水素、ジメチ
ルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メ
チルハイドロジェンポリシロキサン等のシリコーン油、
コハク酸、酒石酸、クエン酸、ウンデシレン酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、リノール酸、リシノ
ール酸、ベヘニン酸等の脂肪酸、エタノール、イソプロ
パノール、ラウリルアルコール、セタノール、2-ヘキシ
ルデカノール、ステアリルアルコール、イソステアリル
アルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール
等のアルコール、エチレングリコール、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル、トリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、 1,3
- ブチレングリコール、グリセリン、バチルアルコール
等の多価アルコール、ブドウ糖、ショ糖、乳糖、キシリ
トール、ソルビトール、マンニトール、マルチトール糖
の糖類、アジピン酸ジイソプロピル、イソステアリン酸
ヘキシルデシル、イソオクタン酸セチル、オレイン酸オ
レイル、オレイン酸デシル、酢酸ラノリン、ステアリン
酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、フタル酸ジエチ
ル、ラウリン酸ヘキシル糖のエステル、ステアリン酸ア
ルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マ
グネシウム、ステアリン酸亜鉛、ミリスチン酸アルミニ
ウム、ミリスチン酸カルシウム、ミリスチン酸マグネシ
ウム、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸アルミニウム、
パルミチン酸カルシウム、パルミチン酸マグネシウム、
パルミチン酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ウンデシレン酸亜
鉛、酢酸カルシウム等の金属石けん、アラビアゴム、ア
ルギン酸ナトリウム、カゼイン、カラギーナン、カラヤ
ゴム、寒天、クインスシード、ゼラチン、デキストリ
ン、デンプン、トラガント、ペクチン等の天然水溶性高
分子化合物、クロロフィル、β−カロチン等の天然色
素、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセ
リン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸
グリセリン、α、α’−オレイン酸コログルタミン酸グ
リセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグ
リセリンポリグリセリン脂肪酸類、モノステアリン酸プ
ロピレングルコール等のプロピレングリコール、脂肪酸
エステル類、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキル
エーテル等の親油性非イオン界面活性剤、ポリオキシエ
チレン(以下、POE と略す)ソルビタンモノオレエー
ト、POE-ソルビタンモノステアレート、POE-ソルビタン
モノオレート、POE ソルビタンテトラオレエート等のPO
E ソルビタン脂肪酸エステル類、POE ソルビットモノラ
ウレート、POE ソルビットモノオレエート、POE ソルビ
ットペンタオレエート、 POEソルビットモノステアレー
ト等の POEソルビット脂肪酸エステル類、POE グリセリ
ンモノステアレート、POE グリセリントリイソステアレ
ート等の POEグリセリン脂肪酸エステル類、 POEモノオ
レエート、 POEジステアレート、 POEモノジオレエー
ト、ジステアリン酸エチレングリコール等の POE脂肪酸
エステル類、 POEラウリルエーテル、 POEオレイルエー
テル、 POEステアリルエーテル、 POEベヘニルエーテ
ル、 POEコレスタノールエーテル等の POEアルキルエー
テル類、PO1 オクチルフェニルエーテル、POE ノニルフ
ェニルエーテル、POE ジノニルフェニルエーテル等のPO
E アルキルフェニルエーテル類、プルロニック等のプル
ロニック型類、POE ・ポリオキシプロピレン(以下、PO
P と略す)セチルエーテル、POE ・POP モノブチルエー
テル、POE ・POP 水添ラノリン、POE ・POP グリセリン
エーテル等のPOE ・POP アルキルエーテル類、テトロニ
ック等のテトラPOE ・テトラPOP エチレンジアミン縮合
物類、POE ヒマシ油、POE 硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマ
シ油モノイソステアレート、POE 硬化ヒマシモノピログ
ルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE 硬化
ヒマシ油マレイン酸等のPOE ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導
体、POE ソルビットミツロウ等のPOE ミツロウ・ラノリ
ン誘導体、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン
酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミ
ド等のアルカノールアミド、POE プロピレングリコール
脂肪酸エステル、POE アルキルアミン、POE 脂肪酸アミ
ド、ショ糖脂肪酸エステル、POE ノニルフェニルホルム
アルデヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミンオ
キシド、トリオレイルリン酸糖の親水性非イオン界面活
性剤、セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミ
チン酸ナトリウム糖の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナ
トリウム、ラウリル硫酸カリウム等の高級アルキル硫酸
エステル塩、POE ラウリル硫酸トリエタノールアミン、
POE ラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸
エステル塩、ラウロイルサルコシンナトリウム等のN-ア
シルサルコシン酸、N-ミリストイル- N-メチルタウリン
ナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウ
ム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等の高級脂肪
酸アミドスルホン酸塩、POE オレイルエーテルリン酸ナ
トリウム、POE ステアリルエーテルリン酸ナトリウム、
POE ステアリルエーテルリン酸等のリン酸エステル塩、
ジ-2- エチルヘキシルスルホコク酸ナトリウム、モノラ
ウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスル
ホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコ
ールスルホコハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩、
リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニア
ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リ
ニアドデシルベンゼンスルホン酸等のアルキルベンゼン
スルホン酸塩、N-ラウロイルグルタミン酸モノナトリウ
ム、N-ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N-ミリ
ストイル-L- グルタミン酸モノナトリウム等のN-アシル
グルタミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナト
リウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、ロート
油等の硫酸化油、POE アルキルエーテルカルボン酸、PO
E アルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィ
ンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二
級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロール
アミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノールアミ
ドコハク酸ナトリウム、N-パルミトイルアスパラギン酸
ジトリエタノールアミン、カゼインナトリウム等の陰イ
オン界面活性剤、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ
変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコール
変性シリコーン、カルボン酸変性シリコーン等のシリコ
ーン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、パラオキシ安
息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキ
シ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸メチル等の防腐
剤、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK
等のビタミン類、エストラジオール、エチニルエストラ
ジオール、コルチゾン等のホルモン、アルミニウムヒド
ロキシクロライド、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウ
ム、塩基性臭化アルミニウム、アルミニウムフェノール
スルホン酸、タンニン酸、アルミニウムナフタリンスル
ホン酸、塩基性ヨウ化アルミニウム、酸化亜鉛、パラフ
ェノールスルホン酸亜鉛等の制汗剤、ウロカニン酸、シ
ノキサート等の紫外線吸収剤、アラントイン、アロエ
末、グアイズレン等の消炎剤、トリクロサン、3,4,4-ト
リクロロカルバアニリド(T.C.C)、トリエチルサイトレ
ート(T.E.C)、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゾトニ
ウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、レゾルシ
ン、フェノール、ソルビン酸、サリチル酸、ヘキサクロ
ロフェン等の殺菌剤、その他の粉末、植物性天然香料で
あるラベンダー、レモン、ライム、ジャスミン、ミン
ト、ペパーミント、ローズ、カンファー等の精油、ムス
ク、シベット、カストリウム等の動物性香料やその他の
合成香料等を挙げることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、噴射剤として液化石油ガスを
使用し、粉末を配合した系において、分散性、使用性に
非常に優れた粉末含有エアゾール組成物を提供するもの
である。
【0018】
【実施例】次に、実施例によって本発明を詳細に説明す
る。なお、本発明はこれにより限定されるものではな
い。配合量は重量%である。実施例に先立ち、効果試験
について以下に示す。
【0019】粉末分散性試験方法 各試料をエアゾールガラス瓶に充填、振盪後、粉末がガ
ラス瓶底部に沈降するまでの時間を測定した。使用性評価法 各試料を前腕上に10cmの距離から3秒間噴霧し、粉末の
のび、サラサラ感を以下の評価基準で判定した。 ◎……非常によくのび、サラサラする ○……ややのび、サラサラする △……ややのびが悪い ×……のびが悪く、若干ベタつく、あるいはザラつく ××…のびが著しく悪く、非常にベタつく
【0020】実施例1〜7、比較例1〜6 表−1に記載した成分および配合量でエアゾール組成物
を製造し、その特性を評価した。その結果を併せて表−
1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1から明らかなように、本発明によるエ
アゾール組成物は、分散性、使用性共に優れたものであ
った。
【0023】実施例8(デオドラントスプレー) (1)アルミニウムヒドロキシクロライド 0.2 (2)タルク 5.0 (3)ジメチルポリシロキサン 0.6 (4)ミリステン酸イソプロピル 4.0 (5)トリクロサン 0.1 (6)ソルビタンセスキオレート 0.2 (7)香料 0.2 (8)液化石油ガス 残部
製法 成分(1)〜(7)をエアゾール缶に充填した後、バル
ブを装着し、クリンプ後、成分(8)を加圧充填し、デ
オドラントスプレーを得た。
【0024】実施例9(デオドラントスプレー) (1)酸化亜鉛 2.0 (2)ポリエチレンビーズ 5.0 (3)エタノール 5.0 (4)塩化ベンザルコニウム 0.1 (5)環状シリコーン5量体 0.6 (6)ソルビタントリオレート 0.1 (7)香料 0.2 (8)液化石油ガス 残部 製法 実施例8と同様
【0025】実施例10(デオドラントスプレー) (1)アルミニウムヒドロキシクロライド 0.5 (2)無水ケイ酸 6.0 (3)メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 1.0 (4)ナイロンビーズ 1.0 (5)イソオクタン酸セチル 3.0 (6)POE (25)2-オクチルドデシルエーテル 0.2 (7)香料 0.5 (8)液化石油ガス 残部 製法 実施例8と同様
【0026】実施例11(コロンパウダースプレー) (1)タルク 5.0 (2)エタノール 20.0 (3)1,3−ブチレングリコール 5.0 (4)ミリスチン酸イソプロピル 1.0 (5)ソルビタンセスキイソステアレート 0.1 (6)香料 5.0 (7)液化石油ガス 残部 製法 成分(1)〜(6)をエアゾール缶に充填した後、バル
ブを装着し、クリンプ後、成分(7)を加圧充填し、デ
オドラントスプレーを得た。
【0027】実施例8〜11はいずれも分散性、使用性
共に優れたものであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 9/12 A 7329−4C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液化石油ガスと無機粉末を含有し、ソルビ
    タン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシアルキレンア
    ルキルエーテルを無機粉末に対し1/50〜1/20の割合
    で配合することを特徴とする粉末含有エアゾール組成
    物。
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