JPH059734Y2 - - Google Patents

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JPH059734Y2
JPH059734Y2 JP1984148309U JP14830984U JPH059734Y2 JP H059734 Y2 JPH059734 Y2 JP H059734Y2 JP 1984148309 U JP1984148309 U JP 1984148309U JP 14830984 U JP14830984 U JP 14830984U JP H059734 Y2 JPH059734 Y2 JP H059734Y2
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は複写機のトナー回収装置に関する。
〈従来の技術〉 一般に、静電写真複写機においては、転写工程
後も感光体表面に残留付着するトナーは、クリー
ニング装置のトナー剥離用ブレード等によつて掻
き落され、トランスポートの回転によりトナー移
送導管内を移送され、トナー排出筒を経てトナー
回収容器内に回収される。そして、トナー回収容
器内に所定量のトナーが集溜されると、その回収
容器はトナー排出筒から取り外して、別の回収容
器をトナー排出筒に接続するようにしている。
第8図は、従来のこの種装置を示すもので、同
図は特に接続途中の状態を示している。図中、8
1は下端開口部を有するトナー排出筒、82は上
部に回収口部82aを開設してなるトナー回収容
器、83は前記両者81,82の完全接続時トナ
ー回収容器82が載置される受台で、例えば機体
側に設けられている。
而して、前記受台83は前記トナー排出筒81
の下方に設けられ、しかも図示するように、その
断面形状は略L型であるため、トナー排出筒81
に対してトナー回収容器82を垂直方向のみの移
動だけで接続したり分離させることはできない。
従つて、例えば接続に際しては、受台83の開放
側下方から斜め上方(図中A方向)に向つてトナ
ー回収容器82を移動させ、回収口部82a内に
トナー排出筒81の下端部が収納されるように
し、その後、トナー回収容器82を下方に下げて
その底面82bが受台83の水平部83a上に載
置されるようにし、逆に、分離するにはトナー回
収容器82を一旦上方(トナー排出筒81の方
向)に持ち上げた後、受台83の開放側方向(図
中B方向)へやや回すようにして引き出すように
しなければならず、しかもこれら接続・分離の操
作は限られたスペース内で行なわなければならな
いため面倒であつた。
この操作を容易にするためには、例えば回収口
部82aの内径dをトナー排出筒81の下端部の
外径Dよりかなり大きくすることが考えられる
が、前記内径dを大きくしすぎると前記下端部と
の間の間隙が大きくなり、トナー排出筒81から
落下するトナーが舞い上つてこの隙間から飛び出
し、機内を汚損するおそれがある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案は、上述の従来技術の問題点を一挙に解
決し、回収口の内径を必要以上に大きくしなくて
も、接続・分離操作を簡単にしかも確実に行なう
ことができる複写機のトナー回収容器を提供する
ことを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本考案に係る複写機
のトナー回収装置は、トナー排出筒に対し回収口
部を被嵌接続・分離自在に構成したトナー回収容
器内にトナーを回収するようにした複写機のトナ
ー回収装置において、前記トナー排出筒の外壁に
おける開口側端部よりも少し上方の部位に、前記
トナー回収容器の接続・分離時に前記トナー回収
容器の回収口部と当接または係合する突出部を設
ける一方、前記トナー回収容器の回収口部の内径
を、前記突出部の直下の部位における前記トナー
排出筒の外壁面とその対向側の開口側外壁端部と
を結ぶ長さよりもやや大きく、かつ前記突出部の
外端と前記開口側外壁端部とを結ぶ長さよりも小
さく設定した。
〈実施例〉 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図は要部を破断した複写機のトナー回収装
置1を示し、第2図は複写機要部の概略断面を示
すもので、第2図において、2はドラム状の感光
体で、この感光体2の周部には帯電装置3、露光
装置4、現像装置5、給紙部6、転写装置7、複
写紙分離装置8、複写紙搬送装置9、クリーニン
グ装置10等が配置されている。
前記クリーニング装置10は、第1図及び第2
図に示すように、感光体2の回転軸11に平行な
軸12まわりで揺動自在の支持枠13にウレタン
ゴム等の弾性体から成る残留トナー剥離用の上ブ
レード14を取付け、クリーニング工程において
ソレイノイド(図示せず)が励磁されると、上ブ
レード14の下端側が感光体2の表面に接触し
て、感光体2の表面に残留するトナーを掻き落
し、クリーニング以外の工程時はソレノイドが消
勢されて、上ブレード14が感光体2の表面から
離間するようになつている。
また、上ブレード14より感光体2の回転方向
上流側にもウレタンゴム等の弾性体かな成る下ブ
レード15が、それの上端側を感光体2の表面に
常時当接させる状態でトナー収容ケース16内に
設けられ、前記上ブレード14で掻き落されたト
ナーをこの下ブレード15によつてトランスポー
ト17に案内するようになつている。
前記トナー収容ケース16の端面側には、トナ
ー排出筒18を下方に有するトナー移送導管19
が連設されてあり、このトナー移送導管19内に
前記トランスポート17の一端側が収納されてい
る。
20はトナー回収容器で、その回収口部20a
の内径が、後述する突出部22の直下の部位にお
ける前記トナー排出筒18の外壁面とその対向側
の開口18a側外壁端部とを結ぶ長さよりもやや
大きく、かつ前記突出部22の外端と前記開口1
8a側外壁端部とを結ぶ長さよりも小さく設定さ
れており、そのトナー回収容器20が、その回収
口部20aをトナー排出筒18に対して被嵌接
続・分離自在に、例えば機体側の受台21上に載
置されており、上ブレード14で掻き落されたト
ナーはトナー移送導管19、トナー排出筒18を
経てトナー回収容器20内に回収される。
上記トナー排出筒18及びトナー回収容器20
の構成の一例を、第3図乃至第5図によつて詳細
に説明すると、18aはトナー排出筒18の下端
開口部で、18bは下部外側壁である。22は前
記下部外側壁18bに設けられる鉤形の突出部
で、その先端22aは下方を向いている。23は
前記下端開口部18aを外方から開閉するフタ
で、フタ本体23aとこのフタ本体23aから外
方に延設された作用部23bとから構成されてい
る。そして、このフタ23は、前記下部外側壁1
8b上であつて前記突出部22とは略180°反対側
の位置に形成された取付部18cにおいて、前記
フタ本体23aと作用部23bとの間に設けられ
たブラケツト23cを介して取付ボルト25、ナ
ツト26により回動自在に軸着されている。24
は前記フタ本体23aが下端開口部18aを外方
から閉塞するように付勢するスプリングである。
前記トナー回収容器20は例えば中空の直方体
で、その上面20bにおいて口部20a近傍には
前記突出部22の先端22aを嵌合すべく小孔2
0cが形成してある。この小孔20cの位置及び
突出部22の位置は、後述するように、トナー回
収容器20をトナー排出筒18に接続させる際
に、小孔20cから最も遠い位置にあるトナー回
収容器20のコーナー20dが受台21の水平部
21aに当接しないように設定しておく必要があ
る。
次に、上述のように構成したトナー回収装置の
作動について、第3図及び第6図A,Bを参照し
ながら説明する。
() トナー排出筒18にトナー回収容器20
を接続する場合。
トナー排出筒18の下端開口部18aは、第3
図において実線で示すように、スプリング24の
閉方向への付勢力を受けたフタ本体23aにより
閉塞されている。この状態において、第6図Aに
示すように、フタ本体23aの開放端23a′側が
回収口部20a内に入るようにして、新らしいト
ナー回収容器20を、受台21の開放側斜め下方
から当てがう。このとき、トナー排出筒18の下
部外側壁18bに設けた突出部22の先端22a
が、トナー回収容器20の口部20a近傍に開設
した小孔20c内に入るようにする。つまり、突
出部22にトナー回収容器20を係合させるので
ある。この状態でトナー回収容器20を前記係合
位置を中心として矢印P方向に回動させる。この
場合、小孔20cの位置及び突出部22の位置
が、上述のトナー回収容器20のP方向への回動
動作の際に、小孔20cから最も遠い位置にある
トナー回収容器20のコーナー20dが受台21
の水平部21aに当接しない位置に設定されてい
るので、そのP方向への回動動作に何ら支障はな
い。
上記回動によつてトナー回収容器20の口部2
0aの一部がフタ23の作用部23bに当接して
これを押し上げることにより、フタ本体23aは
スプリング24の付勢力に抗して取付ボルト25
を中心として下方に回動する。このフタ本体23
aの回動により下端開口部18aは徐々に開放さ
れていくが、該下端開口部18aはトナー回収容
器20の内部空間に臨んでいるため、仮りにトナ
ー排出筒18の上方からトナーが落下しても該ト
ナーはトナー回収容器20内に落下し、外部にこ
ぼれ落ちることはない。
更に、矢印P方向に持ち上げた後、受台21の
垂直部21bにトナー回収容器20を密着させて
その底部20eを受台21の水平部21aに載置
すると、第6図Bに示すように、作用部23bが
トナー排出筒18の下部外側壁18bとトナー回
収容器20の口部20aとの間に挾持されるよう
になつて、フタ22は下端開口部18aを開放す
る。この状態においては、前記先端22aと小孔
20cの係合が解除されている。
上述したようなトナー回収容器20の接続作業
をおこなうにあたり、そのトナー回収容器20の
回収口部20aの内径を必要以上に大きくしなく
ても、つまり、既述のように、突出部22の直下
の部位におけるトナー排出筒18の外壁面と、そ
の対向側の開口18a側の外壁端部とを結ぶ長さ
よりもやや大きく、かつ前記突出部22の外端と
前記開口18a側の外壁端部とを結ぶ長さよりも
小さく設定しておくことによつて、必要最小限度
のトナー回収容器20の傾動によりトナーを外に
こぼすことなくその回収口部20aをトナー排出
筒18に被嵌接続させ、かつトナー回収容器20
を受台21上に載置することができるのである。
() トナー排出筒18からトナー回収容器2
0を分離する場合。
トナー回収容器20内に所定量のトナーが集溜
すると、第6図Bに示す状態において、まず、ト
ナー回収容器20を垂直方向上方(トナー排出筒
18の方向)へ若干持ち上げて、トナー回収容器
20側の小孔20c内にトナー排出筒18側の突
出部22の先端22aをはめ込むと、前記トナー
回収容器20はそれ以上上方には移動しなくな
り、該トナー回収容器20内に集溜されているト
ナーにトナー排出筒18の下端部が必要以上に突
込むことが防止されるのである。前記状態におい
て、トナー回収容器20を、第6図BのQ方向に
引き出し始める。これによつて、作用部23bに
対する圧接力が若干解除され、スプリング24の
付勢力によつてフタ本体23aが下端開口部18
aの外方から閉塞する方向に回動し始める。更
に、トナー回収容器20を矢印Q方向へ引き出す
と、口部20aがトナー排出筒18の下端部より
下方になり、フタ23は、スプリング24の閉方
向への付勢力により下端開口部18aを閉塞する
(第3図参照)。
上述の分離動作中においても、下端開口部18
aは常にトナー回収容器20の内部空間に臨んで
いるため、トナーが該トナー回収容器20外にこ
ぼれ落ちることはない。この分離作業においても
接続作業と同様に、トナー回収容器20の小孔2
0cがトナー排出筒18の突出部22と係合する
ことによつて、必要最小限度の回動動作で確実に
トナー回収容器20を取り外すことができるので
ある。
本考案は上述の実施例にのみ限定されるもので
はなく、例えば第7図に示すように、トナー排出
筒18の下部外側壁18bに突出部22′を設け、
トナー回収容器20の口部20a周縁又はその近
傍が前記突出部22′の下部に当接するようにし
てあつてもよい。又、第3図において、突出部2
2の先端22aが上方を向くようにして取り付け
てあり、この突出部22にトナー回収容器20の
回収口部20a周縁又はその近傍が当接又は係合
するようにしてあつてもよい。又、回収口部20
a側にも突出部を設けてこれをトナー排出筒側の
突出部と当接又は係合させてもよい。
〈考案の効果〉 以上詳述したように、本考案によればトナー排
出筒の外壁における開口側端部よりも少し上方の
部位に、トナー回収容器の接続・分離時にそのト
ナー回収容器の回収口部と当接または係合する突
出部を設ける一方、前記トナー回収容器の回収口
部の内径を、前記突出部の直下の部位における前
記トナー排出筒の外壁面とその対向側の開口側外
壁端部とを結ぶ長さよりもやや大きく、かつ前記
突出部の外端と前記開口側外壁端部とを結ぶ長さ
よりも小さく設定したので、前記トナー回収容器
のトナー排出筒への接続又は分離時に、前記突出
部にトナー回収容器の回収口部周縁又はその近傍
を当接又は係合させて前記突出部を中心としてト
ナー回収容器を容易かつ円滑に回動操作すること
ができ、その接続・分離作業を簡易・確実に済ま
せることができる。特に、分離の際トナー回収容
器を上方に持ち上げ過ぎることがないのでトナー
回収容器内に集溜されているトナーにトナー排出
筒が接触してこれが汚損したりトナーが舞い上つ
たりすることが防止できる。又、上記のように回
動の際の支点が固定化されることによりトナー回
収容器の回収口部の口の内径dをトナー排出筒の
外径Dに比して必要以上に大きくしなくても済
み、その結果、トナー排出筒との径との差(D−
d)を小さくすることができるので、トナー回収
容器のトナーが外部に飛び散り、機体内を汚損す
ることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクリーニング装置とトナー回収装置の
斜視図、第2図は複写機の要部断面図、第3図は
トナー排出筒の要部断面図、第4図はフタとトナ
ー排出筒の取付関係を示す分解斜視図、第5図は
トナー回収容器の平面図、第6図A,Bは動作説
明図、第7図は本考案の他の実施例を示す側断面
図、第8図は従来技術の説明図である。 18……トナー排出筒、18b……下部外側
壁、20……トナー回収容器、20a……口部、
22,22′……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トナー排出筒に対し回収口部を被嵌接続・分離
    自在に構成したトナー回収容器内にトナーを回収
    するようにした複写機のトナー回収装置におい
    て、前記トナー排出筒の外壁における開口側端部
    よりも少し上方の部位に、前記トナー回収容器の
    接続・分離時に前記トナー回収容器の回収口部と
    当接または係合する突出部を設ける一方、前記ト
    ナー回収容器の回収口部の内径を、前記突出部の
    直下の部位における前記トナー排出筒の外壁面と
    その対向側の開口側外壁端部とを結ぶ長さよりも
    やや大きく、かつ前記突出部の外端と前記開口側
    外壁端部とを結ぶ長さよりも小さく設定したこと
    を特徴とする複写機のトナー回収装置。
JP1984148309U 1984-09-28 1984-09-28 Expired - Lifetime JPH059734Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984148309U JPH059734Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JP1984148309U JPH059734Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JPS6165477U JPS6165477U (ja) 1986-05-06
JPH059734Y2 true JPH059734Y2 (ja) 1993-03-10

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984148309U Expired - Lifetime JPH059734Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58114081A (ja) * 1981-12-28 1983-07-07 Canon Inc トナ−ユニツトの装着確認装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58114081A (ja) * 1981-12-28 1983-07-07 Canon Inc トナ−ユニツトの装着確認装置

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JPS6165477U (ja) 1986-05-06

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