JPH0596895U - 電子楽器システム - Google Patents

電子楽器システム

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JPH0596895U
JPH0596895U JP4474692U JP4474692U JPH0596895U JP H0596895 U JPH0596895 U JP H0596895U JP 4474692 U JP4474692 U JP 4474692U JP 4474692 U JP4474692 U JP 4474692U JP H0596895 U JPH0596895 U JP H0596895U
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electronic musical
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泰直 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源自動切断機能を有する電子楽器に周辺機
器が拡張的に接続された場合でも、周辺機器の操作状態
又は動作状態に応じて、矛盾なく電源自動切断機能を動
作させる。 【構成】 電子楽器システムは、自己が操作されている
か否かに応じて電源を自動的に切断する電源自動切断装
置を有する電子楽器と、この電子楽器に拡張的に接続さ
れる周辺機器とから構成される。状態検知手段は、周辺
機器が動作しているか否か又は操作されているか否かを
検知し、その操作状態又は動作状態を示す状態信号を出
力する。制御手段は、状態検知手段からの状態信号に応
じて電源自動切断装置の動作を制御する。従って、周辺
機器が操作状態にあるとき又は動作状態にあるときは電
子楽器の電源自動切断機能は動作しなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、一定時間操作がないときに自動的に電力の供給を停止させる自動 電源切断(オートパワーオフ)機能を備えた電子楽器システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の電子楽器の中には、一定時間内に各種スイッチや鍵盤等の操作子に操作 者からの何らかの操作が加えられなかった場合に自動的に電力の供給を停止させ るオートパワーオフ機能を備えたものがある。このようなオートパワーオフ機能 を備えた電子楽器については実開昭59−161191号公報に記載されている 。また、同様の技術として、電力の供給をハード的なスイッチによるものではな く、ソフト制御によるスイッチによって行うものがある。例えば、ハード的なス イッチの代わりに、鍵盤を操作することによって電源のオン・オフ制御を行うも のがある。 このような電子楽器にデータ保存用のディスクドライブや演奏補助用のMID Iキーボードなどの周辺機器を拡張的に接続することによって、電子楽器単体で は達成することのできなかった各種の動作等を行うことのできる電子楽器システ ムを構成できるようになる。このような電子楽器システムは、本体側の電子楽器 を操作することによって周辺機器側の動作を制御することも、周辺機器を操作す ることによっ本体側のて電子楽器の動作を制御することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
電子楽器システムを構成する電子楽器はオートパワーオフ機能を有するので、 本体側の電子楽器が操作されている限りオートパワーオフ機能が動作することは ない。ところが、本体側の電子楽器が操作されることなく、周辺機器側だけが操 作されているか又は動作している場合には、本体側の電子楽器のオートパワーオ フ機能が動作するようになり、本体側の電源が自動的にオフされてしまうことが ある。
【0004】 例えば、周辺機器としてMIDIキーボードが接続され、演奏者がこのMID Iキーボードのみを操作して演奏していても、本体側の電源が自動的にオフされ ることとなり、発音が停止されるという事態が生じる。また、周辺機器としてデ ィスクドライブが接続され、電子楽器内の各種データをこのディスクドライブを 動作させて記憶している際中に、本体側の電源が自動的にオフとなると、書き込 み中のデータが破壊されたりする。従って、データ書き込み処理が終了するまで の間、本体側のオートパワーオフ機能が動作しないようにするため、必要ない操 作を本体側の電子楽器に加え続けなければならないという煩わしさがあった。
【0005】 この考案は上述の点に鑑みてなされたものであり、電源自動切断機能を有する 電子楽器に周辺機器が拡張的に接続された場合でも、周辺機器の操作状態又は動 作状態に応じて、矛盾なく電源自動切断機能が動作するように構成された電子楽 器システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る電子楽器システムは、自己が操作されているか否かに応じて電 源を自動的に切断する電源自動切断装置を有する電子楽器と、この電子楽器に拡 張的に接続される周辺機器とから構成される電子楽器システムにおいて、前記周 辺機器が動作しているか否か又は操作されているか否かを検知し、その操作状態 又は動作状態を示す状態信号を出力する状態検知手段と、前記状態検知手段から の状態信号に応じて前記電源自動切断装置の動作を制御する制御手段とを備えた ものである。
【0007】
【作用】
電源自動切断装置は電子楽器に内蔵されており、自己が操作されているか否か に応じて電源の自動切断を制御している。周辺機器はこのような電子楽器に拡張 的に接続される。ここで、拡張的に接続されるとは、新たな機能を搭載したCP Uボードが電子楽器の内部に搭載されたり、電子楽器外部にケーブルを介して接 続されたりするような場合をいう。そして、状態検知手段は、このような周辺機 器が動作しているか否か又は操作されているか否かを検知し、その操作状態又は 動作状態を示す状態信号を出力する。制御手段はこの状態検知手段からの状態信 号に応じて電源自動切断装置の動作を制御する。すなわち、自動電源切断装置は 電子楽器本体が操作されているか否かに応じて電源の自動切断を制御すると共に 、状態検知手段によって検知された周辺機器の操作状態又は動作状態を示す状態 信号に応じても電源の自動切断を制御する。従って、電源自動切断機能を有する 電子楽器に対して拡張的に周辺機器が接続された場合、周辺機器が操作されてい るか又は動作しているときには電源自動切断機能は動作しなくなり、矛盾なく電 源自動切断機能を実行させることができる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に従って詳細に説明する。 図1はこの考案に係る電子楽器システムの一実施例のハードウェア構成を示す ブロック図である。図では、電子楽器1に対して、フロッピーディスクモジュー ル2とMIDIキーボード3との周辺機器が拡張的に接続された場合を示す。こ こで、フロッピーディスクモジュール2は電子楽器1に内蔵され、MIDIキー ボード3はMIDI信号線4を介して電子楽器1の外部に接続されている。
【0009】 この実施例において、電子楽器1の全体制御は、マイクロプロセッサユニット (CPU)10、ROM11及びRAM12からなるマイクロコンピュータシス テムによって行われる。 CPU10は、この電子楽器1の全体動作を制御するものである。このCPU 10に対して、データ及びアドレスバス13を介してROM11、RAM12、 押鍵検出回路14、スイッチ検出回路16、表示回路18、音源回路1aが接続 されている。
【0010】 ROM11は電子楽器1の全体動作を制御するための処理プログラムや各種の データ(音色データ、キーコードKC等)を記憶しているものである。 RAM12は、楽音に関するデータやCPU10がプログラムを実行する際に 発生する各種のデータを一時的に記憶するレジスタやフラグとして利用され、ラ ンダムアクセスメモリ(RAM)の所定のアドレス領域がそれぞれ割り当てられ ている。
【0011】 鍵盤15は、発音すべき楽音の音高を選択するための複数の鍵を備えており、 各鍵に対応したキースイッチを有している。 押鍵検出回路14は、発生すべき楽音の音高を指定する鍵盤15のそれぞれの 鍵に対応して設けられたキースイッチ回路を含むものである。この押鍵検出回路 14は、鍵盤15の離鍵状態から押鍵状態への変化を検出してキーオンイベント を出力し、押鍵状態から離鍵状態への変化を検出してキーオフイベントを出力す ると共にそれぞれのキーオンイベント及びキーオフイベントに関する鍵の音高を 示すキーコードを出力する。この鍵盤15及び押鍵検出回路14の代わりにMI DIキーボード3がMIDI信号線4及びCPU10を介してデータ及びアドレ スバス13に接続され、同様の演奏情報が入力されるようになっている。
【0012】 パネルスイッチ17は、音色、音量、音高、効果等を選択・設定・制御するた めの各種操作子を有する。 スイッチ検出回路16は、パネルスイッチ17に設けられた各々の操作子(ス イッチ)に対応して設けられており、各々の操作子の操作状況に応じた操作デー タをイベント情報として出力する。
【0013】 表示回路18はCPU10の制御状態、設定パラメータの内容等の各種の情報 を表示部19に表示するものである。表示部19は液晶表示パネル(LCD)か らなり、表示回路18によってその表示動作を制御される。
【0014】 音源回路1aは、データ及びアドレスバス13を経由して与えられる鍵のキー コード、キーオン、キーオフ、音色データ等を入力し、これらの各種データに基 づき楽音信号を発生する。音源回路1aから発生されたデジタル楽音信号はD/ A変換器(図示せず)を介してサウンドシステム1bに出力される。サウンドシ ステム1bはスピーカ及び増幅器等で構成され、D/A変換器からのアナログの 楽音信号に応じた楽音を発生する。
【0015】 パワー供給手段1cは、電子楽器1内の各構成手段に電力を供給するものであ る。なお、ここでは各構成手段との接続関係について省略して示してある。また 、このパワー供給手段1cは電子楽器1に内蔵されるフロッピーディスクモジュ ール2に対しても電力の供給を行う。
【0016】 フロッピーディスクモジュール2は、電子楽器1内のデータをフロッピーディ スクに書き込んだり、フロッピーディスクに記憶されているデータを読み出して 電子楽器1内のRAM12に記憶するものである。フロッピーディスクモジュー ル2は、電子楽器1に内蔵され、電子楽器1の動作を制御するマイクロコンピュ ータシステムとは別個独立のマイクロコンピュータシステムによって、その動作 を制御するようになっている。すなわち、フロッピーディスクモジュール2はC PU20、ROM21及びRAM22からなるマイクロコンピュータシステムに よって制御される。
【0017】 CPU20は、このフロッピーディスクモジュール2の全体動作を制御するも のである。このCPU20に対して、データ及びアドレスバス23を介してRO M21、RAM22、フロッピーディスク制御回路24、スイッチ検出回路26 及び表示回路28が接続されている。なお、フロッピーディスクモジュール2は フロッピーディスク装置としての本来の機能の他に、電子楽器1のCPU10か らのMIDIデータをCPU20を介して外部の他のMIDI機器に送信するM IDIインターフェイスとしての機能を有する。
【0018】 ROM21はモジュール全体の動作を制御するための処理プログラムや各種の データを記憶しているものである。 RAM22は、電子楽器1から送信されて来た楽音に関するデータやCPU2 0がプログラム実行の際に発生する各種のデータを一時的に記憶するレジスタや フラグとして利用され、ランダムアクセスメモリ(RAM)の所定のアドレス領 域がそれぞれ割り当てられている。
【0019】 フロッピーディスクドライブ(FDD)25は、フロッピーディスクを保持し 、それを回転させ、ヘッドアッセンブリをフロッピーディスクの記録面の所定位 置に移動し、それを記録面に接触させながらデータの読み取りや書き込みを行う ものである。フロッピーディスク制御回路24は、フロッピーディスクドライブ 25の各機構部の動作等を制御する。
【0020】 スイッチ部27は、フロッピーディスクドライブ25の動作を設定したり、制 御するための各種の操作子で構成され、データロードスイッチやデータセーブス イッチ等を有する。 スイッチ検出回路26は、スイッチ部27の各操作子に対応して設けられてお り、各操作子の操作状況に応じた操作データを出力する。
【0021】 表示回路28は、CPU20の制御状態、設定パラメータの内容等の各種の情 報を表示部29に表示するものであり、例えばデータ書き込み中又は読み出し中 を表示する。表示部29はLED等からなり、表示回路28によってその表示動 作を制御される。
【0022】 MIDIキーボード3は電子楽器1にMIDI信号線4を介して接続される。 MIDIキーボード3はCPU30、ROM31及びRAM32からなるマイク ロコンピュータシステムによって、その動作が制御されるようになっている。な お、このMIDIキーボード3は電子楽器1のCPU10に直接接続してあるが 、フロッピーディスクモジュール2のCPU20を介して接続してもよい。
【0023】 CPU30は、このMIDIキーボード3の全体動作を制御するものである。 このCPU30に対して、データ及びアドレスバス33を介してROM31、R AM32、押鍵検出回路34、スイッチ検出回路36及び表示回路38が接続さ れている。このMIDIキーボード3は、電子楽器1の音源回路1a及びサウン ドシステム1bを備えていない点を除けば、電子楽器1と概略同じなので、ここ ではその説明は省略する。なお、MIDIキーボート3は、独自のパワー供給手 段を有していても、有していなくてもよい。有していない場合には、電子楽器1 のパワー供給手段1cから電力線を介して電力が供給される。
【0024】 次に、電子楽器1とフロッピーディスクドライブとからなる電子楽器システム の処理の一例を図2から図7のフローチャートを用いて説明する。 図2はCPU10が処理する「パワーオン割込処理」の一例を示す図である。 CPU10はパワーオフの状態でも常にパワーオン割込等の有無を検出可能なス リープモードにあり、パワーオン割込が発生した時点でこのパワーオン割込処理 を実行する。従って、パワーオン割込が発生すると、CPU10はこのパワーオ ン割込処理を次のようなステップで順番に処理する。
【0025】 ステップ2A:パワーオン割込フラグに『1』を立て、これ以降に発生したパ ワーオン割込を無効にする。 ステップ2B:RAM12内の各レジスタ及びフラグ等に初期値をセットして イニシャライズ処理を行う。 ステップ2C:鍵盤15の操作に応じた通常の楽音処理を行う。
【0026】 ステップ2D:パネルスイッチ17上の各操作子の操作状態をスキャンする。 ステップ2E:前のパネルスイッチスキャン処理の結果、パネルイベント有り かどうかを判定し、パネルイベント有り(YES)の場合には、次のステップ2 Fに進み、無し(NO)の場合はステップ2Kにジャンプする。 ステップ2F:前のステップ2Eでパネルイベント有りと判定されたので、こ こでは、そのパネルイベントがパワーオフキーに対するものであるかどうかを判 定し、パワーオフキーに対するものである(YES)場合はステップ2Jに進み 、そうでない(NO)場合は2Gに進む。
【0027】 ステップ2G:前のステップ2Fでパネルイベントがパワーオフキーに対応す るものでないと判定されたので、ここではパワーオフキー以外のキーに対応する その他のスイッチ処理を実行する。 ステップ2H:パネルイベントによって何らかのスイッチ処理が実行されたの で、この操作時点から所定時間の計測を開始するためにオートパワーオフ用のカ ウンタ(パワーオフカウンタ)をクリアする。
【0028】 このパワーオフカウンタは時間を計測するためのカウンタであり、パネルスイ ッチ17上の何らかのスイッチが操作される度に、また電子楽器1に拡張的に接 続された周辺機器(この実施例ではフロッピーディスクモジュール2及びMID Iキーボード3)の各操作子が操作される度にクリアされる。すなわち、このパ ワーオフカウンタは、パネルスイッチ17上の何らかのスイッチが操作されてか ら再び何らかのスイッチが操作されるまでの時間間隔を計測している。従って、 このパワーオフカウンタのカウント値が所定値に達した場合には、その所定値に 対応する時間内にパネルスイッチ17上のいずれのスイッチも操作されなかった ことを意味するので、その時にはステップ2Mでパワーオフ処理を実行するよう になっている。
【0029】 ステップ2J:前のステップ2Fでパネルイベントがパワーオフキーに対応す るものであると判定されたので、ここではパワーオフ処理を実行する。このパワ ーオフ処理の詳細は図3に示されている。 ステップ2K:電子楽器1に接続された周辺機器との間で、CPU10とCP U20とが通信処理を行い、フロッピーディスクモジュール2の電源切断制御や バルクダンプ制御に関するデータ及びMIDIデータなどのやりとりを行う。こ の実施例では電子楽器1とフロッピーディスクモジュール2との間の通信処理に ついて説明する。
【0030】 ステップ2L:パワーオフカウンタが所定値になったかどうかを判定し、所定 値になった(YES)場合は次のステップ2Mに進み、ステップ2Jと同様のパ ワーオフ処理を実行し、所定値になっていない(NO)場合はステップ2C〜2 Kの処理を実行するためにステップ2Cにリターンする。すなわち、このステッ プでは一定時間内にパネルスイッチ17又はフロッピーディスクモジュール2の スイッチ部27が操作されたかどうかを判定している。 ステップ2M:前のステップ2Lでパワーオフカウンタが所定値になったとい うことは、一定時間内にパネルスイッチ17が操作されなかったことを意味する ので、ここではステップ2Jと同じパワーオフ処理を実行する。このパワーオフ 処理の詳細は図3に示されている。
【0031】 なお、このパワーオフ割込処理のフローチャートでは、パネルスイッチ17上 のスイッチが操作される度に、パワーオフカウンタがクリアされる場合のみを示 し、鍵盤15が操作された場合について省略してあるが、ステップ2Cの通常楽 音処理の中において鍵盤15が操作される度に同様にしてパワーオフカウンタを クリアするものとする。また、MIDIキーボード3の鍵盤35及びパネルスイ ッチ37が操作された場合でも同様にパワーオフカウンタはクリアされるものと する。
【0032】 図3はCPU10が処理する図2の「パワーオフ処理」の一例を示す図である 。CPU10はこのパワーオフ処理を次のようなステップで順番に処理する。 ステップ3A:フロッピーディスクモジュール2のCPU20に対して、パワ ーオフ要求信号を送出する。このパワーオフ要求信号は、電子楽器1のパワーオ フキーが操作されたか、又は一定時間パネルスイッチ17に対して何の操作も行 われなかった場合に出力される信号であり、電源をオフしてもよいかどうかをフ ロッピーディスクモジュールに対して問い合わせるための信号である。
【0033】 従って、このパワーオフ要求信号を受信したフロッピーディスクモジュール2 のCPU20は現在の動作状態、すなわち現在ドライブをアクセス中であるか否 かを検出し、そのドライブ状態を示す信号として、現在データの書込み動作中又 は読み出し動作中であることを示すアクセス信号か、又は現在ドライブをアクセ スしていないことを示す非アクセス信号のいずれか一方を電子楽器1のCPU1 0に送信する。
【0034】 フロッピーディスクモジュール2は、電子楽器1からのデータを一旦バッファ に書き込んだ後、そこからデータを読み出して順番にフロッピーディスクに書き 込む。このような処理の途中で電源がオフされるとデータの正確な読出し及び書 込みができなかったり、最悪の場合にはデータそのものを破壊してしまうおそれ があるので、この実施例ではこのようなデータ書込み処理や読み出し処理が終了 し、フロッピーディスクドライブ25が非アクセス状態になるまでの間、次のス テップ3B,3Cの処理によってパワーオフ機能が動作しないように制御してい る。なお、非アクセス状態にある場合には電源をオフしてもよいので、この非ア クセス信号のことをパワーオフ完了信号とする。
【0035】 ステップ3B:フロッピーディスクモジュール2のCPU20から出力される 動作状態を示す信号がアクセス信号なのか又は非アクセス信号(パワーオフ完了 信号)なのかを監視する。すなわち、フロッピーディスクモジュール2が現在デ ータ書込み動作中なのか、データ読み出し動作中なのか、それとも非動作中なの かを監視する。 ステップ3C:CPU20からの動作状態を示す信号がパワーオフ完了信号( 非アクセス信号)であるかどうかを判定し、パワーオフ完了信号である(YES )場合は次のステップ3Dに進みパワーオフ処理を実行する。そうでない(NO )場合はステップ3Bにリターンし、フロッピーディスクモジュール2からの動 作状態を示す信号がパワーオフ完了信号になるまでステップ3B,3Cの処理を 繰り返す。
【0036】 ステップ3D:パワー供給手段1cに対して各周辺機器(この実施例ではフロ ッピーディスクモジュール2)への電源供給の停止を指示する。この電源供給停 止の指示を受けたパワー供給手段1cは電子楽器1内の各構成手段はもちろん、 この電子楽器1に接続された周辺機器に対する電源の供給をも同時に停止させる 。 ステップ3E:図2のステップ2Aで立てたパワーオン割込フラグを『0』に 設定し、これ以降に発生したパワーオン割込を有効なものとして取り扱えるよう にする。 ステップ3F:パワーオン割込の検出可能なスリープモードに入り、図2のパ ワーオン割込処理を終了する。CPU10はこれ以降、スリープモードに入り、 パワーオン割込の発生のみを常時監視するようになる。CPU10はパワーオン 割込の発生の監視だけを行う関係上、消費電力を極力抑えることができる。なお 、CPU10の動作を完全に終了させるためには、パワー供給手段に設けられて いるメインスイッチをオフに設定すればよい。
【0037】 図4はCPU10が処理する図2の「通信処理」の一例を示す図である。CP U10はこの通信処理を次のようなステップで順番に処理する。なお、CPU1 0とCPU20との間では図示していなバッファメモリを介してデータのやりと りを行うものとする。
【0038】 ステップ4A:フロッピーディスクモジュール2のCPU20から送信されて きたデータは、一旦CPU10内のバッファメモリに格納されるので、このバッ ファメモリに格納されているデータの内容をスキャンする。 ステップ4B:データスキャンの結果、バッファメモリ内にCPU20からの 送信データが存在するかどうかを判定し、送信データが存在する(YES)場合 は次のステップ4Cに進み、そうでない(NO)場合は図2のステップ2Lにリ ターンする。
【0039】 ステップ4C:CPU20からの送信データがカウンタクリア要求信号である かどうかを判定し、カウンタクリア要求信号(YES)の場合はステップ4Dに 進み、そうでない(NO)場合はステップ4Eに進む。ここで、カウンタクリア 要求信号とは、フロッピーディスクモジュール2のスイッチ部27上の何らかの 操作子が操作された場合にCPU20がCPU10に対して出力する信号、即ち 、フロッピーディスクモジュール2のスイッチ部27が操作されたことを示す信 号でもある。 ステップ4D:このカウンタクリア要求信号を受信したCPU10はオートパ ワーオフ用のカウンタをクリアし、図2のステップ2Mのパワーオフ処理が実行 されないようにしてから図2のステップ2Lにリターンする。
【0040】 ステップ4E:CPU20からの送信データがバルクダンプ要求信号であるか どうかを判定し、バルクダンプ要求信号(YES)の場合はステップ4Fに進み 、そうでない(NO)場合はステップ4Jに進む。ここで、バルクダンプ要求信 号とは、フロッピーディスクモジュール2のスイッチ部27のデータセーブスイ ッチSAVE−SWが操作されることによってCPU20からCPU10に対し て出力される信号であり、電子楽器1のRAM12に記憶されているバルクデー タの全てをフロッピーディスクモジュール2に送信させ、そのバルクデータをフ ロッピーディスクに記憶することを要求する信号である。
【0041】 ステップ4F:前のステップ4Eで送信データがバルクダンプ要求信号である と判定されたので、ここでは、フロッピーディスクモジュル2のCPU20を介 してMIDIデータが出力しないようにするために、MIDIオフ要求信号をC PU20に送信する。 フロッピーディスクモジュール2は、フロッピーディスクにデータを書き込ん だり、フロッピーディスクからデータを読み込んだりするフロッピーディスク装 置としての本来の機能と、MIDIインターフェイスとしての機能を有する。ゆ えに、バルスダンプ処理によって電子楽器1のバルクデータをフロッピーディス クへ書き込む場合には、そのデータはフロッピーディスクモジュール2に対して のデータとして解釈されるべきであり、MIDIデータとして外部に出力する必 要はない。そこで、このMIDIオフ要求信号を受信したCPU20は、図6の ステップ6HでMIDI出力禁止フラグMIDIOUTを『0』にリセットし、 MIDIデータの外部への出力を禁止するように動作する。
【0042】 ステップ4G:電子楽器1のRAM12に記憶されているバルクデータの全て をフロッピーディスクモジュール2によってフロッピーディスクに記憶するバル クダンプ処理を実行する。 ステップ4H:ステップ4Gのバルクダンプ処理が終了したので、今度はフロ ッピーディスクモジュル2のCPU20を介してMIDIデータが出力できるよ うにするために、MIDIオン要求信号をCPU20に送信し、図2のステップ 2Lにリターンする。このMIDIオン要求信号を受信したCPU20は、図6 のステップ6FでMIDI出力禁止フラグMIDIOUTに『1』をセットし、 MIDIデータの外部への出力禁止を解除する。
【0043】 ステップ4J:CPU20からの送信データがバルクデータであるかどうかを 判定し、バルクデータ(YES)の場合はステップ4Kに進み、そうでない(N O)場合はステップ4Lに進む。ここで、バルクデータとは、フロッピーディス クモジュール2のスイッチ部27のデータロードスイッチLOAD−SWが操作 されることによってCPU20からCPU10に対して出力されるデータであり 、フロッピーディスクに記憶されていたバルクデータのことである。
【0044】 ステップ4K:前のステップ4Jで送信データがバルクデータであると判定さ れたので、ここでは、そのバルクデータを電子楽器1のRAM12内に書き込み 、図2のステップ2Lにリターンする。 ステップ4L:前のステップ4Jで送信データがバルクデータでないと判定さ れたということは、送信データはCPU20を介して外部から入力されたMID Iデータであることを意味するので、ここでは通常のMIDIデータとしての処 理を行い、図2のステップ2Lにリターンする。
【0045】 図5はフロッピーディスクモジュール2のCPU20が処理する「フロッピー ディスクモジュールスタート処理」の一例を示す図である。このフロッピーディ スクモジュールスタート処理はパワー供給手段1cからの電力供給を受けること によってスタートする。すなわち、CPU10が図2のパワーオン割込処理をス タートすると、このフロッピーディスクモジュールスタート処理もそれと同時に 実行を始める。CPU20はこのフロッピーディスクモジュールスタート処理を 、次のようなステップで順番に処理する。
【0046】 ステップ5A:フロッピーディスクモジュール2のRAM22内の各レジスタ 及びフラグ等に初期値をセットしてイニシャライズ処理を行う。 ステップ5B:電子楽器1のCPU10(メインCPU)から送信されてきた データは、一旦CPU20内のバッファメモリに格納されるので、このバッファ メモリに格納されているデータの内容をスキャンする。
【0047】 ステップ5C:データスキャンの結果、バッファメモリ内にCPU10からの 送信データが存在するかどうかを判定し、送信データが存在する(YES)場合 は次のステップ5Dに進み、そうでない(NO)場合はステップ5Eに進む。 ステップ5D:CPU10からの送信データに応じたデータ処理を行う。この データ処理の詳細は図6に示されている。
【0048】 ステップ5E:フロッピーディスクモジュール2のスイッチ部27上の各スイ ッチ(データロードスイッチLOAD−SWやデータセーブスイッチSAVE− SW等)の操作状態をスキャンする。 ステップ5F:このスイッチスキャンの結果、スイッチイベントが有るかどう かを判定し、スイッチイベント有り(YES)の場合には、次のステップ5Gに 進み、無し(NO)の場合はステップ5Bにリターンする。 ステップ5G:前のステップ5Fでスイッチイベント有りと判定されたので、 ここでは、そのスイッチイベントに対応したスイッチ処理を実行する。このスイ ッチ処理の詳細は図7に示されている。
【0049】 ステップ5H:前のステップ5Gではスイッチ部27が操作されたことにより 、何らかのスイッチ処理が実行されたので、フロッピーディスクモジュール2の スイッチ部27の操作時点から所定時間の計測を電子楽器1のパワーオフカウン タに行わせるためにカウンタリセット要求信号をCPU10に送信して、ステッ プ5Bにリターンする。このカウンタリセット要求信号を受信したCPU10は 、図4のステップ4A〜4Dを実行することによってオートパワーオフ用のカウ ンタ(パワーオフカウンタ)をクリアする。
【0050】 図6はフロッピーディスクモジュール2のCPU20が処理する図5のステッ プ5Dの「データ処理」の一例を示す図である。CPU20はこのデータ処理を 次のようなステップで順番に実行する。
【0051】 ステップ6A:電子楽器1のCPU10からの送信データがパワーオフ要求信 号であるかどうかを判定し、パワーオフ要求信号(YES)の場合はステップ6 Bに進み、そうでない(NO)場合はステップ6Eに進む。ここで、パワーオフ 要求信号は、図3のステップ3Aの処理でCPU10がフロッピーディスクモジ ュール2に対して送信する信号であり、パワーオフキーが操作されたか、又は一 定時間パネルスイッチ17(フロッピーディスクモジュール2のスイッチ部27 )に対して何の操作も行われなかった場合に出力される信号であり、本体側のパ ワー供給手段1cの電源をオフしてもよいかどうかをフロッピーディスクモジュ ール2に問い合わせるための信号である。
【0052】 ステップ6B:このパワーオフ要求信号を受信したCPU20は、現在のドラ イブ状態、すなわちフロッピーディスクドライブ25がアクセス中であるか否か を検出する。 ステップ6C:前のステップ6Bで検出されたドライブ状態がアクセス中(現 在データの書込み動作中又は読み出し動作中)であるかどうかを判定し、アクセ ス中(YES)の場合はアクセス信号をCPU10に送信した後にステップ6B にリターンし、非アクセス状態になるまでステップ6B,6Cの処理を繰り返し 、非アクセス中(NO)になった時点で次のステップ6Dに進む。
【0053】 ステップ6D:電子楽器1のCPU10(メインCPU)に対してパワーオフ 完了信号を送信して、図5のステップ5Eにリターンする。このパワーオフ完了 信号を受信した電子楽器1のCPU10は図3のステップ3D〜3Fの処理を実 行し、各周辺機器への電源供給を停止し、スリープモードに入る。
【0054】 ステップ6E:電子楽器1のCPU10からの送信データがMIDIオン要求 信号であるかどうかを判定し、MIDIオン要求信号(YES)の場合はステッ プ6Fに進み、そうでない(NO)場合はステップ6Gに進む。 ステップ6F:MIDI出力禁止フラグMIDIOUTに『1』をセットし、 MIDIデータの外部への出力禁止を解除する。
【0055】 ステップ6G:電子楽器1のCPU10からの送信データがMIDIオフ要求 信号であるかどうかを判定し、MIDIオフ要求信号(YES)の場合はステッ プ6Hに進み、そうでない(NO)場合はステップ6Jに進む。 ステップ6H:MIDI出力禁止フラグMIDIOUTに『0』をセットし、 MIDIデータの外部への出力を禁止する。
【0056】 ステップ6J:電子楽器1のCPU10からの送信データがバルクデータであ るかどうかを判定し、バルクデータ(YES)の場合はステップ6Kに進み、そ うでない(NO)場合はステップ6Lに進む。 ステップ6K:前のステップ6Jで送信データがバルクデータであると判定さ れたので、ここでは、そのバルクデータをフロッピーディスクモジュール2のR AM22内に一旦バッファリングし、そしてRAM22内にバッファリングされ たバルクデータをフロッピーディスクドライブ25に順番に転送してフロッピー ディスクに記憶し、図5のステップ5Eにリターンする。
【0057】 ステップ6L:MIDI出力禁止フラグMIDIOUTが『1』であるかどう かを判定し、『1』(YES)の場合は次のステップ6Mに進み、そうでない( NO)場合は図5のステップ5Eにリターンする。 ステップ6M:電子楽器1のCPU10からの送信データをMIDI信号とし てCPU20を介して外部に出力し、図5のステップ5Eにリターンする。
【0058】 図7は、フロッピーディスクモジュール2のCPU20が処理する図5のステ ップ5Gの「スイッチ処理」の一例を示す図である。このスイッチ処理は、図5 のステップ5Eでスイッチ部27上の各スイッチの操作状態をスキャンした結果 、ステップ5Fでスイッチイベント有りと判定された場合に行われる処理である 。CPU20はこのスイッチ処理を次のようなステップで順番に実行する。
【0059】 ステップ7A:スイッチイベントがデータロードスイッチLOAD−SWのオ ンイベントであるかどうかを判定し、オンイベント(YES)の場合はステップ 7Bに進み、そうでない(NO)場合はステップ7Cに進む。 ステップ7B:前のステップ7AでデータロードスイッチLOAD−SWのオ ンイベントであると判定されたので、ここでは、フロッピーディスクに記憶され ているバルクデータをフロッピーディスクモジュール2のRAM22内に一旦バ ッファリングし、RAM22内にバッファリングされているバルクデータを電子 楽器1のCPU10(メインCPU)に転送し、図5のステップ5Hにリターン する。このバルクデータを受信した電子楽器1のCPU10は図4のステップ4 Kで受信したバルクデータをRAM12内に順次書き込む。
【0060】 ステップ7C:スイッチイベントがデータセーブスイッチSAVE−SWのオ ンイベントであるかどうかを判定し、オンイベント(YES)の場合はステップ 7Dに進み、そうでない(NO)場合はステップ7Eに進む。 ステップ7D:前のステップ7CでデータセーブスイッチSAVE−SWのオ ンイベントであると判定されたので、ここでは、バルクダンプ要求信号を電子楽 器1のCPU10(メインCPU)に対して送信し、図5のステップ5Hにリタ ーンする。このバルクダンプ要求信号を受信した電子楽器1のCPU10は図4 のステップ4F〜4Hを実行し、電子楽器1のRAM12に記憶されているバル クデータの全てをフロッピーディスクモジュール2によってフロッピーディスク に記憶する。 ステップ7E:ステップ7A及び7Cの判定の結果、スイッチイベントがデー タロードスイッチLOAD−SW及びデータセーブスイッチSAVE−SWのオ ンイベントではないと判定されたので、ここでは、これらのスイッチ以外のオン イベントに対応するスイッチ処理を実行し、図5のステップ5Hにリターンする 。
【0061】 なお、上述の実施例では、電子楽器1とフロッピーディスクモジュール2との 間の処理について説明したが、電子楽器1とMIDIキーボード3との間でも同 様の処理が行われる。この場合、MIDIキーボード3が独自のパワー供給手段 を有していない場合には、フロッピーディスクモジュール2と同じ様に電子楽器 1のパワー供給手段1cから電力線を介して電力が供給される。そして、どちら か一方の鍵盤又はパネルスイッチが操作されている限り、電源の切断を行わない ように動作する。
【0062】 また、MIDIキーボード3が独自のパワー供給手段を有する場合には、MI DIキーボード3もオートパワーオフ機能を有するものとし、どちらか一方の鍵 盤又はパネルスイッチが操作されていれば、両者のオートパワーオフ機能はとも に電源の切断を行わないように動作させてもよいし、電子楽器1のオートパワー オフ機能はどちらか一方の鍵盤又はパネルスイッチが操作されていれば、電源の 切断を行わず、MIDIキーボード3のオートパワーオフ機能は電子楽器1の操 作状態にかかわらず自己の鍵盤又はパネルスイッチが所定時間だけ操作されない 場合には、電源を切断するようにしてもよい。
【0063】 同様に、フロッピーディスクモジュール2がオートパワーオフ機能を備えた独 自のパワー供給手段を有する場合にも、電子楽器1のオートパワーオフ機能はど ちらか一方の鍵盤、パネルスイッチ又はスイッチ部が操作されていれば、電源の 切断を行わず、フロッピーディスクモジュール2のオートパワーオフ機能は電子 楽器1の操作状態にかかわらず所定時間だけ自己が動作状態にないとき又はスイ ッチ部が操作されていない時には、電源を切断するようにしてもよい。
【0064】 なお、上述の実施例では、フロッピーディスクモジュール2は電子楽器1内に 内蔵されるタイプについて説明したが、これに限らず、電子楽器1の外部に外付 けされるタイプのものでもよい。また、内蔵する場合でも、製品出荷後にオプシ ョンとして内蔵する場合であっても、工場内で内蔵してから出荷する場合でもど ちらでもよい。すなわち、フロッピーディスクモジュール2の存在しないものを 電子楽器1の基本仕様として既に製品化して出荷している場合に、後からフロッ ピーディスクモジュール2を備えたものを改良仕様として新たに製品化して出荷 する場合でも、上述の実施例のようにして矛盾なくオートパワーオフ機能を有効 に動作させることができる。
【0065】
【考案の効果】
この考案によれば、電源自動切断機能を有する電子楽器に周辺機器が拡張的に 接続された場合でも、周辺機器の操作状態又は動作状態に応じて、矛盾なく電源 自動切断機能を動作させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案に係る電子楽器システムの一実施例
のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の電子楽器内のマイクロコンピュータが
処理するパワーオフ割込処理一例を示すフローチャート
図である。
【図3】 図1の電子楽器内のマイクロコンピュータが
処理する図2の通信処理の詳細例を示すフローチャート
図である。
【図4】 図1の電子楽器内のマイクロコンピュータが
処理する図2のパワーオフ処理の詳細例を示すフローチ
ャート図である。
【図5】 図1のフロッピーディスクモジュール内のマ
イクロコンピュータが処理するフロッピーディスクモジ
ュールスタート処理一例を示すフローチャート図であ
る。
【図6】 図1のフロッピーディスクモジュール内のマ
イクロコンピュータが処理する図5のデータ処理の詳細
例を示すフローチャート図である。
【図7】 図1のフロッピーディスクモジュール内のマ
イクロコンピュータが処理する図5のスイッチ処理の詳
細例を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
10…CPU、11…ROM、12…RAM、13…デ
ータ及びアドレスバス、14…押鍵検出回路、15…鍵
盤、16…スイッチ検出回路、17…パネルスイッチ、
18…表示回路、19…表示部、1a…音源回路、1b
…サウンドシステム、1c…パワー供給手段、20…C
PU、21…ROM、22…RAM、23…データ及び
アドレスバス、24…フロッピーディスク制御回路、2
5…フロッピーディスクドライブ、26…スイッチ検出
回路、27…スイッチ部、28…表示回路、29…表示
部、30…CPU、31…ROM、32…RAM、33
…データ及びアドレスバス、34…押鍵検出回路、35
…鍵盤、36…スイッチ検出回路、37…スイッチ部、
38…表示回路、39…表示部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己が操作されているか否かに応じて電
    源を自動的に切断する電源自動切断装置を有する電子楽
    器と、この電子楽器に拡張的に接続される周辺機器とか
    ら構成される電子楽器システムにおいて、 前記周辺機器が動作しているか否か又は操作されている
    か否かを検知し、その操作状態又は動作状態を示す状態
    信号を出力する状態検知手段と、 前記状態検知手段からの状態信号に応じて前記電源自動
    切断装置の動作を制御する制御手段とを備えたことを特
    徴する電子楽器システム。
JP4474692U 1992-06-05 1992-06-05 電子楽器システム Pending JPH0596895U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110574100A (zh) * 2017-03-07 2019-12-13 雅马哈株式会社 电子乐器

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CN110574100A (zh) * 2017-03-07 2019-12-13 雅马哈株式会社 电子乐器

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