JPH0595863A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0595863A
JPH0595863A JP3259457A JP25945791A JPH0595863A JP H0595863 A JPH0595863 A JP H0595863A JP 3259457 A JP3259457 A JP 3259457A JP 25945791 A JP25945791 A JP 25945791A JP H0595863 A JPH0595863 A JP H0595863A
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Yoshihiro Noguchi
善弘 野口
Yutaka Takahashi
豊 高橋
Masashi Osada
正史 長田
Hiroshi Ootsuka
洋俟 大塚
Yoshio Yoshida
義雄 吉田
Masaji Kukino
政次 久木野
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータによって駆動される走行車輪を設けた
電気掃除機の吸込口体を、操作する人の意図に合うよう
に走行させる。 【構成】 少なくとも電動送風機及びこの電動送風機に
連通する集塵室が内部に設けられた掃除機本体1と、回
転自在に支持された走行車輪20c,20d及びこの走
行車輪20c,20dを駆動するモータ23からなる走
行機構を有し、かつ握り管6を備えた接続具により掃除
機本体1に接続され、床面に接して床面上のちり、ほこ
り等を吸込む吸込口体10と、前記走行機構の動作を制
御する制御装置35とを備えた電気掃除機において、掃
除機を操作する際に握り管や接続接続具等、掃除機の構
成要素に発生する物理現象を検出する検出手段41を有
し、検出手段41の出力により吸込口体の走行条件を設
定して制御装置35に加える設定手段を設けたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床面のちり、ほこりな
どを吸込む吸込口体を備えた電気掃除機に係り、さらに
詳しくは、モータにより駆動される走行車輪の走行条件
を設定する設定手段として感圧センサ等を用い操作性
を、改善した吸込口体の走行制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家事労働において、掃除という作業は電
気掃除機の発展によって軽減されたものの、吸引力の向
上や掃除する床面の多様化(例えば、じゅうたんの普
及)等によって、床面上に吸込口体を走行させるには抵
抗が大きく、依然として疲労が伴なう重労働である。な
お、無人で床面を自走走行してちり、ほこりなどを吸込
む掃除ロボットが提案されているが、家具、什器などが
置かれた狭い部屋の多い日本の住宅では、掃除ロボット
は充分機能しない、コストが高いなどの理由から、一般
家庭用としてはまだ普及する段階には至っていない。
【0003】そこで、人が操作して掃除する電気掃除機
における走行抵抗の低減、操作性の改善を目的とした種
々の開発が行なわれており、その一例として、特開平3
−29号公報に開示された発明がある。この発明に係る
電気掃除機の吸込口体は、吸込口を有する吸込口本体
と、この吸込口本体に前記吸込口に臨んで正逆回転自在
に支持された回転ブラシと、前記吸込口本体に設けられ
前記回転ブラシを正逆回転駆動する正逆回転可能な回転
ブラシ用電動機と、前記吸込口本体に正逆回転自在に支
持された走行用駆動輪と、前記吸込口本体に設けられ前
記駆動輪を正逆回転駆動する正逆回転可能な駆動輪用電
動機とを備えるとともに、前記駆動輪用電動機が正転す
るとき回転ブラシ用電動機が正転し駆動輪用電動機が逆
転するとき回転ブラシ用電動機が逆転するように両電動
機を連動させる正逆反転用開閉器を備えたものである。
【0004】そして、このように構成したことにより、
前進時でも後退時でも良好な走行性が得られ、また、回
転ブラシが反転することにより、じゅうたんなどから塵
埃を効果的に掻き出すことができ、ブラッシング効果が
向上するとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
気掃除機では、延長管が着脱自在に嵌合接続される連結
管の支軸の吸込口本体に対する位置がハンドルを前方へ
押す力を加えるか後方へ引く力を加えるかにより、吸込
口体本体に対する位置が変わるのを利用して、切換スイ
ッチを動作させて、駆動輪用電動機及び回転ブラシ用電
動機を正転又は逆転させ、吸込口体を前進又は後退させ
ると共に回転ブラシの回転方向も反転させるものであ
る。このため、切換スイッチを動作させるための機構が
複雑となり、また機械的スイッチにより、モータの回転
方向を切換えるだけであるから、吸込口体の走行速度等
を予め設定して、その速度で走行させたりすることは困
難であるという問題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、感圧センサ等の検出手段を用いて、吸込
口体の走行速度などの設定が行なえるようにすることに
より、操作性を改善した電気掃除機を得ることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
る電気掃除機は、少なくとも電動送風機及びこの電動送
風機に連通する集塵室が内部に設けられた掃除機本体
と、回転自在に支持された走行車輪及びこの走行車輪を
駆動するモータからなる走行機構を有し、かつ握り管を
備えた接続具により掃除機本体に接続され、床面に接し
て床面上のちり、ほこり等を吸込む吸込口体と、走行機
構の動作を制御する制御装置とを備えたものにおいて、
掃除機を操作する際に握り管や接続具等、掃除機の構成
要素に発生する物理現象を検出する検出手段を有し、該
検出手段の出力により吸込口体の走行条件を設定して制
御装置に加える設定手段を設けたものである。
【0008】第2発明に係る電気掃除機は、吸込口体に
握り管を握る人の前後に歩く姿勢に対して吸込口体が左
右に移動する走行機構を設けたものである。
【0009】第3発明に係る電気掃除機は、握り管に握
力を検出して走行条件を設定する検出手段を設けたもの
である。
【0010】第4発明に係る電気掃除機は、ねじり力を
検出して走行条件を設定する検出手段を握り管、該握り
管と吸込口体を接続する延長パイプ又は吸込口体の回動
管の夫々の接続個所のうち少なくとも1個所に設けたも
のである。
【0011】第5発明に係る電気掃除機は、押圧力を検
出して走行条件を設定する検出手段を握り管、延長パイ
プ又は吸込口体の回動管の夫々の接続個所のうち少なく
とも1個所に設けたものである。
【0012】
【作用】この発明の第1発明においては、掃除機を操作
する際に握り管や接続具等掃除機の構成要素に発生する
物理現象を検出する検出手段を有し、該検出手段の出力
により、走行車輪及びモータを有する走行機構を備えた
吸込口体の走行条件を設定して、走行機構の動作を制御
する制御装置に入力する。
【0013】第2発明においては、吸込口体に設けた走
行機構が吸込口体を、握り管を握る人の前後に歩く姿勢
に対して左右に移動させる。
【0014】第3発明においては、握り管に設けた検出
手段が、握力を検出して走行条件を設定する。
【0015】第4発明においては、握り管、該握り管と
吸込口体を接続する延長パイプ又は吸込口体の回動管の
夫々の接続個所のうち少なくとも1個所に設けた検出手
段がねじり力を検出して走行条件を設定する。
【0016】第5発明においては、握り管、延長パイプ
又は吸込口体の回動管の夫々の接続個所のうち少なくと
も1個所に受けた検出手段が、押圧力を検出して走行条
件を設定する。
【0017】
【実施例】図1は本発明実施例の全体構成を示す斜視図
である。図において、1は電動送風機、この電動送風機
に連通する集塵室、電源コード3を巻取るコードリール
等を内蔵した掃除機本体、2は後輪である。なお、図示
してないが、掃除機本体1の下面前部には前輪が設けら
れている。4はホースで、一端には掃除機本体1の接続
口1aに接続される接続管5が取付けられており、他端
にはハンドル7を備えた握り管(取手)6が設けられて
いる。8は握り管6に設けられた手元コントロールパネ
ル(操作部)である。この手元コントロールパネル8に
は、電動送風機へ通電すると共に制御回路へ電源を供給
するための入/切スイッチ、風量調節用のつまみ等掃除
機を操作するために必要なスイッチ類が設けられてい
る。10は平面長方形状の吸込口体で、上面には吸込口
体10の長さ方向に開口する回動管12が所定の範囲で
回動可能に装着されており、回動管12と握り管6とは
パイプ9で連結されている。20c,20dは走行車輪
で、後述の図2に示すように、本体11の四隅に設けら
れたもののうち二つが図示されている。そして、この走
行車輪20c,20dはモータにより駆動される。以下
本発明の要部をなす走行車輪20c,20dの駆動制御
の実施例について詳細に説明する。
【0018】実施例1.図2は本発明の実施例の吸込口
体の上カバーを外した状態を示す平面図、図3は本発明
の実施例における握り管を示す斜視図、図4は本発明の
実施例1における走行車輪駆動用モータの制御装置を示
すブロック図である。図において、14は吸込口13内
において本体11の長さ方向に正逆方向に回動自在かつ
着脱可能に支持された回転ブラシで、一端に設けたプー
リ15と、本体11に固定された正逆回転可能な回転ブ
ラシ駆動モータ16の出力軸に設けたプーリ17とは、
タイミングベルト18により連結されている。20a,
20b,20c,20dは本体11の四隅に設けた走行
車輪で、20a,20bは回転ブラシ14と平行に、本
体11に正逆方向に回転自在に装着されており、各走行
車輪20a〜20dは本体11の底板から僅かに露出し
ている。走行車輪20c,20dは、本実施例において
は本体11に軸受22を介して回転可能に支持された共
通の走行駆動軸21に取付けられている。23は回転ブ
ラシ駆動モータ16とほぼ同軸上において本体11に固
定された走行車輪駆動モータ(以下、単にモータと記
す)で、その出力歯車は減速歯車24を介して走行駆動
軸21に固定された歯車25に連結されている。
【0019】33は方向切換回路で、スイッチング素子
でるトランジスタTr1 ,Tr2 ,Tr3 及びTr4
よって構成されており、トランジスタTr1 ,Tr2
オンするか、トランジスタTr3 ,Tr4 がオンするか
により、モータ23の回転方向を逆転させる回路であ
る。34はモータ23の電源である。35はコントロー
ラで、この実施例では中央処理装置(CPU)35a、
データやプログラムを格納するメモリ35b、データ入
力及びデータ出力のインターフェースとしての入力回路
35c及び出力回路35dを有するマイクロコンピュー
タである。36はフォトカプラからなる右ドライブ回路
で、出力回路35dからの信号を受けてトランジスタT
1 ,Tr2 の駆動信号を出力する回路、37は同じく
フォトカプラからなる左ドライブ回路で、出力回路35
dからの信号を受けてTr3 ,Tr4 の駆動信号を出力
する回路である。41aは感圧導電ゴムからなる感圧セ
ンサで、掃除機を操作する人がハンドル7を握る力の強
弱を検出する手段である。この感圧センサ41aは、図
3に示すようにハンドル7の内側、すなわちハンドル7
を握ったとき指が当る位置に取付けられている。そし
て、ハンドル7を握る力の強弱により抵抗値が変化する
ので、図に示すように分圧抵抗42により分圧した電圧
を、アナログ/ディジタル(A/D)変換器43を介し
て入力回路35cへ入力することにより、ハンドル7を
強く握るか弱目に握るかにより、床ブラシ10の走行条
件を設定することができる。
【0020】例えば、床ブラシ10を左右方向に走行さ
せるための走行距離を入力する場合は、ハンドル7を握
る力の強さと床ブラシ10の走行距離との関係をテーブ
ルにしてメモリ35bに記憶させておくことにより、或
は、あらかじめ設定された圧力しきい値を超えたらモー
タ23の反転信号を出すことにより、ハンドル7を握る
力の強弱に応じて、床ブラシ10の走行距離を設定する
ことができる。なお、右方向、左方向とは、この明細書
ではハンドル7を持って掃除する人の前後に歩く姿勢に
対して右方向、左方向というものとする。
【0021】次に、動作を説明する。先ず、手元コント
ロールパネル8に設けられた入/切スイッチを入とす
る。電動送風機が回転すると共に床ブラシ10が走行し
始める。また、感圧センサ41aが動作し、握力に応じ
た抵抗値を呈する。この抵抗値と分圧抵抗42とで分圧
された電圧がA/D変換された後、入力回路35cを介
してコントローラ35に取り込まれる。コントローラ3
5はそのデータとメモリ35bに記憶された前記テーブ
ルとから走行距離を求め、設定値として登録する。一方
床ブラシ10の実際の走行距離が距離センサ52により
検出され、設定値と検出値とで演算することにより両者
が一致するとコントローラ35から逆方向のドライバ回
路に、つまり、現在右ドライブ回路36へ信号が出力さ
れていれば、次は左ドライブ回路37へ信号が出力され
る。左ドライブ回路37は出力回路35dからの信号を
受けて、トランジスタTr3 ,Tr4 をオンする信号を
出力する。その結果モータの回転方向が、床ブラシ10
を左方向へ走行させる方向に逆転する。これにより、床
ブラシ10の走行方向が逆転する。次に、床ブラシ10
が左方向に設定された距離だけ走行すると、同様にし
て、走行方向が右方向へ逆転する。これを繰り返すこと
により設定された距離だけ左右に、床ブラシ10が走行
する。図5は床ブラシ10の走行状態を示している。
【0022】以上のようにして、ハンドル7を握る力を
強くするか弱くするかにより、床ブラシ10の左右方向
の走行距離を変えることができる。掃除機を操作する人
は掃除する場所の広さ等に応じて、ハンドルを握る力を
変化させることにより、その場所に適した走行距離だけ
左右に動かして掃除することができる。
【0023】なお、距離センサ52は、図2に示すよう
に多数のスリットにより区切された多数の遮光板が周端
に設けらたれ遮光円板52aと、前記遮光円板を挾んで
配置された発光素子52b及び受光素子52cからなる
周知のものを使うことができる。遮光円板52aは走行
車輪20c,20dが取付けられた走行駆動軸21に固
定され、走行車輪20c,20dと共に回転する。
【0024】上記実施例は、感圧センサ41aによりブ
ラシの走行距離を設定して床ブラシ10の走行を行なう
ものであるが、感圧センサ41aによりブラシの走行速
度を設定し、実際のブラシ走行速度を速度センサにより
検出してもよい。また、感圧センサ41aにより、左右
方向へ走行する周期を設定し、時間カウンタを設けて、
設定された周期で左右に走行させることもできる。
【0025】実施例2.図6は本発明の実施例2におけ
る握り管を示し、(a)は握り管の側面図、(b)は
(a)のB−B線断面図、(c)は(b)のC−C線断
面図である。図において、42b及び42cはねじり力
を検出するセンサである。この実施例では、握り管6と
パイプ9との接続個所はわずかに回転可能になってお
り、パイプ9に設けたキー91の両側面に感圧センサ4
1b,41cが取り付けられている。そして、握り管6
を右にねじると握り管6のキー溝61とキー91とによ
り、感圧センサ41bに力が加わり出力が得られる。握
り管6を左にねじるとキー溝61とキー91とにより、
感圧センサ41cに力が加わり出力が得られる。
【0026】次に、動作を説明する。握り管6を右にね
じると、感圧センサ41bの抵抗値が変化し、これに伴
い分圧点の電圧が変化する。従って、A/D変換器43
を介して入力回路35cへ入力されるデータも変化す
る。このとき、抵抗値の変化が予め決めた値以上になっ
たとき、入力を有効とすることにより床ブラシ10を右
へ走行させる指令とすることができる。この指令を取り
込んだコントローラ35は、出力回路35dを介して右
ドライブ回路36へ信号を出力する。右ドライブ回路3
6は出力回路35dからの信号を受けて、トランジスタ
Tr1 ,Tr2 をオンにする信号を出力する。その結果
モータ23が回転し、走行車輪20c,20dが歯車2
4,25を介して回転し、床ブラシ10を右方向へ走行
させる。
【0027】次に、握り管6を左にねじると、同様にし
て感圧センサ41cから信号が得られる。この信号を取
り込んだコントローラ35は出力回路35dを介して左
ドライブ回路37へ信号を出力する。左ドライブ回路3
7は出力回路35dからの信号を受け、モータ23の回
転を停止させた後、トランジスタTr3 、Tr4 をオン
にする信号を出力する。その結果モータ23が、逆方向
に回転し、床ブラシ10を左方向へ走行させる。以上の
ようにして、握り管6を左右にねじることにより床ブラ
シ10を左右に走行させることができる。従って、掃除
をする人はハンドル7を持って、適宜前進又は後退する
ことにより、腰を伸したまま掃除をすることができる。
なお、床ブラシ10の走行を停止させるときは、手元コ
ントロールパネル8のスイッチを切にする。
【0028】なお、上記実施例は、ねじり力を検出する
センサとして感圧センサを用いたが、同じ位置にスイッ
チを取付けてもよい。この場合は、入力回路35cへの
入力信号はオン/オフの信号となる。また、センサ41
b,41cは握り管6と延長パイプ9との接続個所に設
けているが、延長パイプ9と回動管12との接続個所又
は延長パイプの中間接続部に設けても同様の効果を有す
る。
【0029】実施例3.図8(a)は本発明の実施例3
における握り管の一部を断面して示した側面図、同図
(b)はパイプの端部を示す斜視図、図9は本発明の実
施例3における床ブラシの平面図、図10は本発明の実
施例3における走行車輪駆動用モータの制御装置を示す
ブロック図である。図8において41dは感圧導電ゴム
からなる感圧センサで、握り管6の先端部に取付けられ
ている。71はばねで、握り管6のパイプ9との接続側
先端部の内周に固定されている。72は突起で、延長パ
イプ9の握り管6との接続側先端部に設けられている。
73は切り込みで、延長パイプ9と握り管6とを接続す
る時、突起72がへこむように設けたものである。そし
て、延長パイプ9と握り管6とを接続したとき、両者は
ばね71と突起72によりあらかじめ感圧センサ41d
に圧力がかかる位置で嵌合されると共に、パイプ9の軸
方向にばね71の動作距離(ばね71が変型しうる範
囲)だけ摺動可能な構造となっている。以上のように構
成されているから、ハンドル7を持って握り管6をパイ
プ9側へ押すと、センサ41bに圧力がかかりセンサ4
1dの抵抗値が変化し、出力が得られる。また、ハンド
ル7を手前に引くときは感圧センサ41dののばす方向
の圧力値の出力となる。74は前記ばね71の動作距離
を得るための凹部で、握り管6に設けられている。従っ
て、予めハンドル7を押したときセンサ7の抵抗値がど
だけ変化したならば、押したと判断するかを予め決めて
おくことにより、ハンドル7を押すことにより前進、ハ
ンドル7を引くことにより後進の指令を得ることができ
る。なお、床か、たたみか、じゅうたんかによっても状
態が変わるので、判断基準は床の状態も考慮して決めて
もよい。図9において、11aは床ブラシ10の本体1
1の前部を延長して設けられた室である。この室11a
内には、走行車輪20a,20b,20c,20dと直
交して正逆回転する前後方向走行車輪68と、走行車輪
68を駆動する走行車輪駆動モータ69とからなる前後
方向走行機構が得られている。図10において、33a
はモータ23の方向切換回路、36aはモータ23の右
ドライブ回路、37aはモータ23の左ドライブ回路、
33bはモータ69の方向切換回路、36bはモータ6
9の前進ドライブ回路、37bはモータ69の後進ドラ
イブ回路である。63は前/後進指令手段で、感圧セン
サ41dである。64は前/後進スピード指令手段で、
前/後進のスピードを予め設定するもので、手元コント
ロールパネル8に設けたキースイッチである。なお、停
止指令はキースイッチにより入力する。
【0030】次に、図11に示すフローチャートを用い
て制御装置の動作を説明する。前/後進検出手段は前/
後進指令手段63からの指令を検出する(ステップS1
1)。次に、前/後進回転数演算手段は前/後進スピー
ド指令手段64の設定値に基づきモータ69の回転数を
演算する(ステップS12)。駆動制御手段は、床ブラ
シ10を前進させるか、後進させるかに応じて、モータ
69の対応するドライブの回路36b又は37bを介し
て方向切換回路33bヘ信号を出力すると共に演算され
た回転数に応じた位相制御用タイミングパルスをモータ
電源34bへ出力する(ステップS14a,S14
b)。モータ電源34bは、前記タイミングパルスによ
りSCRを位相制御して、商用電源を全波整流すること
により、タイミングパルスに応じた直流出力をモータ6
9へ供給する。以上のようにして、モータ69の回転が
制御され、前後方向走行車輪が駆動される。左右方向の
走行制御については、実施例1又は実施例2と同様に制
御を行なう。以上のようにして、左右方向の走行と前後
方向の走行を同時に制御することにより、図12に示す
ように、床ブラシ10は左右へ走行しながら1ピッチP
ずつ前進又は後進する。
【0031】なお、上記実施例3の感圧センサ41d
は、ばねやスイッチを用いても同様の効果を奏する。ば
ねを用いる場合は、図8における感圧センサ41dと同
じ位置に、つまり握り管6の先端に、例えばコイルばね
を取り付ける。そして、延長パイプ9と握り管6とを接
続したとき、コイルばねに圧力がかかる位置で嵌合させ
る点も同じにする。以上のように構成し、ばねの歪をス
トレインゲージで検出することによりハンドル7を押し
たか、引いたかを示す信号を得ることができる。スイッ
チを用いる場合は、握り管6の凹部74のAとBの部分
に夫々マイクロスイッチを取り付けておき、ハンドル7
を押したときはAの部分のスイッチを動作させ、引いた
ときはBの部分のスイッチを動作させるようにすれば、
ハンドル7を押したか、引いたかを示す信号を得ること
ができる。
【0032】上記実施例は、床ブラシ10が左右方向に
走行するものについて説明したが、前後に走行する掃除
機に実施しても同様の効果を奏する。また、床ブラシが
回転するものの、回転方向の切換などに適用しても同様
の効果を奏する。
【0033】また、本発明の要部をなす吸込口体10の
走行機構の制御装置の各種の実施例について説明した
が、本発明はこれに限定するものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で適宜変更することできる。なお、
上述の各実施例では吸込口体に回転ブラシを設けた例を
示したが、回転ブラシは本発明に必須のものではなく、
省略してもよい。
【0034】さらに、上記の各実施例では、電動送風
機、コードリール等を内蔵した掃除機本体と、これにホ
ース及び接続管を介して連結された吸込口体とによって
構成された電気掃除機について説明したが、電動送風
機、集塵室内を内蔵した掃除機本体とコードリールを分
離した電気掃除機、あるいは一般にアップライト形と呼
ばれる電気掃除機にも本発明を実施することができる。
【0035】
【発明の効果】この発明の第1発明は以上説明したとお
り、掃除機を操作する際に握り管や接続具等、掃除機の
構成要素に発生する物理現象を検出する検出手段を有
し、該検出手段の出力により、走行車輪及びモータを有
する走行機構を備えた吸込口体の走行条件を設定し、走
行機構の動作を制御する制御装置に入力するから、操作
する人の意図に合った走行動作を実現する電気掃除機が
得られる。
【0036】第2発明は以上説明したとおり、床ブラシ
を左右方向に移動させて掃除を行なうようにできるの
で、前後方向の床ブラシの走行に比べ掃除をする人は前
後姿勢をとらず、また腕を前後に振ることもなく、取手
を握って床ブラシをささえるだけで床面上のちりやほこ
りを吸引できるので、操作抵抗がきわめて少なく、掃除
にあたって疲労の少ない電気掃除機が得られる。
【0037】第3発明は以上説明したとおり、握り管に
設けた検出手段が、握力を検出して走行条件を設定する
から、握り管を握る力を下限することにより、掃除する
場所に合った走行動作を自由にコントロールすることが
できる。
【0038】第4発明は以上説明したとおり、握り管、
該握り管と吸込口体を接続する延長パイプ又は吸込口体
の回動管の夫々の接続個所のうち少なくとも1個所に設
けた検出手段がねじり力を検出して走行条件を設定する
から、握り管を左にひねるか、右にひねるかにより、吸
込口体の走行動作が設定でき、操作性が向上する。
【0039】第5発明は以上説明したとおり、握り管、
延長パイプ又は吸込口体の回動管の夫々の接続個所のう
ち少なくとも1個所に設けた検出手段が、押圧力を検出
して走行条件を設定するから、握り管を押すか、引くか
により、吸込口体の走行動作が設定でき、操作性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例の吸込口体の上カバーを外した
状態を示す平面図である。
【図3】本発明の実施例における握り管を示す斜視図で
ある。
【図4】本発明の実施例1における走行車輪駆動用モー
タの制御装置を示すブロック図である。
【図5】床ブラシの走行状態を説明する説明図である。
【図6】本発明の実施例2における握り管を示す側面
図、B−B線断面図及びC−C線断面図である。
【図7】本発明の実施例2における走行車輪駆動用モー
タの制御装置を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施例3における握り管の一部を断面
して示した側面図及びハイプの端部を示す斜視図であ
る。
【図9】本発明の実施例3における床ブラシの平面図で
ある。
【図10】本発明の実施例3における走行車輪駆動用モ
ータの制御装置を示すブロック図である。
【図11】図10の制御装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図12】床ブラシがジグザグ走行する状態を説明する
説明図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 4 ホース 6 握り管 8 手元コントロールパネル 9 パイプ 10 吸込口体 11 床ブラシ本体 12 回動管 20a,20b,20c,20d 走行車輪 23,69 走行車輪駆動モータ 33 方向切換回路 35 コントローラ 36 右ドライブ回路 37 左ドライブ回路 41a,41b,41c,41d 感圧センサ 52 走行距離センサ 63 前/後進/指令手段 64 前/後進スピード指令手段 67 前後方向走行機構 68 前後方向走行車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 正史 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株式 会社生活システム研究所内 (72)発明者 大塚 洋俟 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株式 会社生活システム研究所内 (72)発明者 吉田 義雄 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株式 会社生活システム研究所内 (72)発明者 久木野 政次 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株式 会社生活システム研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも電動送風機及びこの電動送風
    機に連通する集塵室が内部に設けられた掃除機本体と、
    回転自在に支持された走行車輪及びこの走行車輪を駆動
    するモータからなる走行機構を有し、かつ握り管を備え
    た接続具により前記掃除機本体に接続され、床面に接し
    て床面上のちり、ほこり等を吸込む吸込口体と、前記走
    行機構の動作を制御する制御装置とを備えた電気掃除機
    において、 掃除機を操作する際に握り管や接続具等、掃除機の構成
    要素に発生する物理現象を検出する検出手段を有し、該
    検出手段の出力により前記吸込口体の走行条件を設定し
    て前記制御装置に加える設定手段を設けたことを特徴と
    する電気掃除機。
  2. 【請求項2】 吸込口体に握り管を握る人の前後に歩く
    姿勢に対して吸込口体が左右に移動する走行機構を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 握り管に握力を検出して走行条件を設定
    する検出手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 ねじり力を検出して走行条件を設定する
    検出手段を、握り管、該握り管と吸込口体を接続する延
    長パイプ又は吸込口体の回動管の夫々の接続個所のうち
    少なくとも1個所に設けたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 押圧力を検出して走行条件を設定する検
    出手段を握り管、延長パイプ又は吸込口体の回動管の夫
    々の接続個所のうち少なくとも1個所に設けたことを特
    徴とする請求項1又は2記載の電気掃除機。
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