JPH0595525A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH0595525A
JPH0595525A JP3253494A JP25349491A JPH0595525A JP H0595525 A JPH0595525 A JP H0595525A JP 3253494 A JP3253494 A JP 3253494A JP 25349491 A JP25349491 A JP 25349491A JP H0595525 A JPH0595525 A JP H0595525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
video signal
sync
potential
Prior art date
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Pending
Application number
JP3253494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Oomori
靖泰 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3253494A priority Critical patent/JPH0595525A/ja
Publication of JPH0595525A publication Critical patent/JPH0595525A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号に含まれる情報信号が、映像信号の
ペデスタルレベルを越えて同期信号側に及ぶ場合にも、
情報信号を変形させずに同期信号のみを選び出し、映像
信号の水平同期信号先端部を、ある直流電位にクランプ
する。 【構成】 水平同期パルス発生回路11と位相比較回路
10とクランプ回路3とを備え、入力された映像信号か
ら分離された同期信号と、水平同期パルス発生回路11
から出力されるパルスとが位相比較回路10に入力さ
れ、その位相比較回路10からの出力により水平同期パ
ルス発生回路11の発振周波数・位相がPLL制御さ
れ、この水平同期パルスを用いて、入力された映像信号
の直流電位をあるレベルにクランプする。 【効果】 上記のような場合にも、情報信号を変形させ
ずに同期信号のみを選び出し、映像信号の水平同期信号
先端部を、ある直流電位にクランプすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気記録再生装置、
特にそのクランプ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2(a)は従来の磁気記録再生装置の
記録系の構成例を示し、入力端Aに映像信号が供給さ
れ、AGC回路1によりその振幅が一定値に揃えられ、
低域通過フィルタ2により色信号を除去して輝度信号の
みを抽出した後、クランプ回路3に入力される。一方、
AGC回路1の出力は別の低域通過フィルタ7とクラン
プ回路8を介して同期分離回路9に送られ、ここで映像
信号から分離された同期信号がクランプ回路3に入力さ
れる。
【0003】クランプ回路3は輝度信号の同期信号部の
直流電位を一定電位にクランプし、次にプリエンファシ
ス回路4により所定の特性に高域を強調し、クリップ回
路5により帯域を制限した後、FM変調回路6により周
波数変調(FM)される。出力端Bから出力されたFM
変調信号は一定量増幅された後、ビデオヘッドを介して
磁気テープに記録される。
【0004】図2(b)も従来の磁気記録再生装置の記
録系の他の構成例を示し、入力端Aに映像信号が供給さ
れ、AGC回路1によりその振幅が一定値に揃えられ、
低域通過フィルタ2により色信号を除去して輝度信号の
みを抽出した後、クランプ回路14を介してクランプ回
路3に入力される。クランプ回路14の出力は低域通過
フィルタ7及び同期分離回路9を介してモノマルチバイ
ブレータ13に送られ、映像信号から分離された同期信
号がクランプ回路3に入力される。その後の動作は図2
(a)と同様であり、出力端BからFM変調信号が出力
される。
【0005】上記した従来装置において、FM変調回路
6の前段等に設けられているクランプ回路3,8,14
はコンデンサ結合によって失なわれた直流分を再生する
回路である。図4はクランプ回路3,8,14の動作を
説明するための図であり、(a)は画面、(b)は映像
信号、(c)は直流分を失なった映像信号を示す。この
ように映像信号が直流分を失なうと、その交流信号の零
レベルが平均レベルに揃い、映像信号の基準となるべき
同期信号の直流電位が不揃いになる。このため、FM変
調する際に電位−周波数変調のために搬送波周波数を一
定値にする(例えば、同期信号先端電位を5.4MHz
に対応したものにする。)には、FM変調回路6に信号
が加わる前に一連の映像信号レベルを一定電位に揃える
ためのクランプ回路3,8,14が必要になる。
【0006】ここで、外部クランプパルスを用いるクラ
ンプ回路3の構成を図3(a)に示す。A点からは映像
信号が入力され、B点からはクランプ用の水平同期パル
スが印加される。トランジスタTR1 はベースに水平同
期パルスが加わる期間に導通状態になり、トランジスタ
TR1 のコレクタ電流は飽和してコレクタ電圧は固定さ
れる。このとき、コンデンサC1 には小さな時定数で急
激に充電々流が流れ、D点の電位はC点の電位(抵抗R
1 ,R2 により決定される。)とほぼ同じになる。
【0007】次に、クランプパルスがない期間にはトラ
ンジスタTR1 はカットオフとなり、コンデンサC1
充電されていた電荷は放電するが、その時定数を十分大
きく選んでいるため、次のクランプパルスが来るまでD
点の電位は一定に保たれる。この状態でトランジスタT
2 のベースに映像信号が重畳されると、D点の電位と
同期信号先端電位との差に応じてコンデンサC1 に充電
される量や極性が変化し、同期信号先端の不揃いが一定
の電位にクランプされた直流分が再生される。なお、D
1 はダイオード、C2 ,C3 はコンデンサ、R5 〜R7
は抵抗である。
【0008】次に、外部からのクランプパルスを用いな
いクランプ回路8,14の構成を図3(b)に示す。E
点からは映像信号が入力され、トランジスタTR3 のベ
ース電位は抵抗R3 ,R4 等により定まるある一定電位
に固定されており、入力映像信号の最も電位が低い部分
即ち同期信号の先端部はトランジスタTR3 のベース電
位からベース・エミッタ間電圧VBEだけ降下した電位に
固定される。次に、映像信号の同期信号以外の部分が来
ると、コンデンサC5 の放電時定数を十分大きい適当な
値に選んでいるため、トランジスタTR3 はカットオフ
となり、映像信号がそのままトランジスタTR4 のベー
スに重畳される。即ち、同期信号の先端電位がトランジ
スタTR3 で定まるある一定の電位にクランプされ、直
流分が再生される。なお、C4 はコンデンサ、D2 はダ
イオード、R8 ,R9 は抵抗である。又、図5は同期分
離回路9の構成を示し、TR5 はトランジスタ、C6
コンデンサ、R10〜R12は抵抗である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来装置は以上のよう
に構成されており、映像信号に含まれる情報信号が図6
(a)のように映像信号のペデスタル電位を越えて同期
信号側に及ぶ場合、映像信号の同期信号の先端をある直
流電位に固定するクランプ回路8,14の作用によっ
て、情報信号が図6(b)に示すように歪んだり、欠落
したりするという課題があった。又、この場合、図6
(c)に示すように、同期分離回路9からは情報信号部
分でも出力パルスが発生し、この出力パルスを用いたク
ランプ回路3の作用によっても情報信号が歪んだり、欠
落したりするという課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、映像信号に含まれる情報信号
が映像信号のペデスタル電位を越えて同期信号側に及ぶ
場合にも、同期信号の直流電位をあるレベルにクランプ
する際に情報信号の変形や欠落を防止することができる
磁気記録再生装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る磁気記録
再生装置は、映像信号から同期信号を分離する同期分離
回路と、水平同期パルスを発生する水平同期パルス発生
回路と、同期信号と水平同期パルスとの位相差に応じて
水平同期パルスの周波数及び位相をロックする位相比較
回路と、この水平同期パルスを用いて同期信号の直流電
位をあるレベルにクランプするクランプ回路を設けたも
のである。
【0012】
【作用】この発明においては、映像信号から同期信号が
分離され、水平同期パルスの周波数、位相がこの同期信
号の周波数、位相にロックされ、この水平同期信号を用
いて同期信号がクランプされる。
【0013】
【実施例】実施例1 以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。図1
はこの実施例による磁気記録再生装置の記録系の構成を
示し、10は同期信号分離回路9の出力信号即ち映像信
号から分離された同期パルスcと、ほぼ水平同期信号と
同じ周波数で発振してパルスを発生する水平同期パルス
発生回路11の出力パルスとを入力され、この両者の位
相を比較して差があるときはその差に対応した誤差電圧
を発生する位相比較回路である。水平同期パルス発生回
路11は位相比較回路10からの出力である誤差電圧を
入力され、その発振周波数を制御される電圧制御の発振
器である。12は水平同期パルス発生回路11から出力
された水平同期パルスの幅及びタイミングをクランプ回
路3に適したものに合せるためのタイミング調整回路で
ある。
【0014】次に、上記構成の動作を説明する。入力端
Aに映像信号が供給され、AGC回路1によりその振幅
が一定値に揃えられ、低域通過フィルタ2により色信号
が除去されて輝度信号のみが抽出された後、クランプ回
路3に入力される。一方、AGC回路1の出力は低域通
過フィルタとクランプ回路8を介して同期分離回路9に
送られる。
【0015】ここで、映像信号から分離された同期信号
cは位相比較回路10に入力される。又、ほぼ水平走査
周波数で発振してパルスを発生する水平同期パルス発生
回路11の出力パルスも位相比較回路10に入力され、
位相比較回路10はこの両者の位相を比較して位相差に
対応した誤差電圧を発生する。この誤差電圧は水平同期
パルス発生回路11に帰還され、ここで発生する水平同
期パルスの周波数及び位相が同期信号cと同一周波数で
ある一定の位相関係となるように制御される。
【0016】又、この水平同期パルスはその幅及びタイ
ミングをクランプ回路3で映像信号をクランプするのに
適したものにタイミング調整回路12により調整され、
クランプ回路3に入力される。クランプ回路3は同期信
号の直流電位をあるレベルにクランプし、クランプされ
た映像信号は従来同様にプリエンファシス回路4、クリ
ップ回路5及びFM変調回路6を介して出力端Bから出
力される。
【0017】ここで、映像信号に含まれる情報信号が図
6(a)に示すように一部分において映像信号のペデス
タル電位を越えて同期信号側に及ぶ場合には、同期分離
回路9から図6(c)に示すような分離同期信号が出力
されるが、水平同期パルス発生回路11及び位相比較回
路10の働きにより、同期信号部以外の情報信号によっ
て出力された同期分離出力信号は水平同期パルス発生回
路11からは出力されず、クランプ回路3は映像信号の
同期信号部分だけでクランプ動作をする。
【0018】実施例2 実施例1では、タイミング調整回路12において、その
水平同期パルスが映像信号の同期信号部に一致するよう
に設定し、同期信号先端部でクランプ動作するようにし
たが、タイミング調整回路12において同期信号後側の
ペデスタル部に水平同期パルスのタイミングを合わせ、
クランプ回路3によりペデスタル部をある一定電位にク
ランプするようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、クラン
プ回路に入力されるクランプ用の水平同期パルスとして
水平同期パルス発生回路から出力されたものを用い、こ
の水平同期パルスを映像信号から分離された同期信号に
同期するよう制御したので、映像信号のペデスタル電位
を越えて同期信号側に映像信号が及ぶ場合にも、その映
像信号の変形や欠落を生じることなく映像信号をクラン
プすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明装置の記録系の構成図である。
【図2】従来装置の記録系の構成図である。
【図3】クランプ回路の回路図である。
【図4】クランプ回路の必要性の説明図である。
【図5】同期分離回路の回路図である。
【図6】この発明装置の各部の動作波形図である。
【符号の説明】 1 AGC回路 2,7 低域通過フィルタ 3,8 クランプ回路 6 周波数変調回路 9 同期分離回路 10 位相比較回路 11 水平同期パルス発生回路 12 タイミング調整回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像信号もしくはその輝度信
    号を周波数変調し、記録する磁気記録再生装置におい
    て、映像信号から同期信号を分離する同期分離回路と、
    水平同期パルスを発生する水平同期パルス発生回路と、
    上記同期信号と水平同期パルスを入力され、その位相差
    に応じて水平同期パルス発生回路から発生される水平同
    期パルスの周波数及び位相を制御する位相比較回路と、
    この水平同期パルスを用いて入力された映像信号の直流
    電位をあるレベルにクランプするクランプ回路を備えた
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP3253494A 1991-10-01 1991-10-01 磁気記録再生装置 Pending JPH0595525A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3253494A JPH0595525A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 磁気記録再生装置

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JP3253494A JPH0595525A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 磁気記録再生装置

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JPH0595525A true JPH0595525A (ja) 1993-04-16

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ID=17252160

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JP3253494A Pending JPH0595525A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 磁気記録再生装置

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