JPH0595512A - X線デイジタルアンギオグラフイ装置 - Google Patents
X線デイジタルアンギオグラフイ装置Info
- Publication number
- JPH0595512A JPH0595512A JP3280468A JP28046891A JPH0595512A JP H0595512 A JPH0595512 A JP H0595512A JP 3280468 A JP3280468 A JP 3280468A JP 28046891 A JP28046891 A JP 28046891A JP H0595512 A JPH0595512 A JP H0595512A
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Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 4
- 238000002583 angiography Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000002059 diagnostic imaging Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のように手動設定することなく、自動的
に最適な濃度階調処理が行なわれ、同一の被検部位に対
してオペレータが違っても同じコントラスト像を得るこ
と。 【構成】 A/D変換器の出力画像データに対する最大
値検出回路と同様の最小値検出回路を設け、これらの値
によりエンハンスメント回路を構成するルックアップテ
ーブル・メモリの出力データを自動的に設定し、書き込
む。
に最適な濃度階調処理が行なわれ、同一の被検部位に対
してオペレータが違っても同じコントラスト像を得るこ
と。 【構成】 A/D変換器の出力画像データに対する最大
値検出回路と同様の最小値検出回路を設け、これらの値
によりエンハンスメント回路を構成するルックアップテ
ーブル・メモリの出力データを自動的に設定し、書き込
む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医用画像及びディジタル
画像処理の分野で利用される。本発明はX線ディジタル
アンギオグラフィ装置に関し、詳しくはX線TVを利用
したX線透視装置、X線透視撮影装置などによる血管造
影撮影に適したX線撮影装置に関し、とくにその改良さ
れた濃度階調処理に関する。
画像処理の分野で利用される。本発明はX線ディジタル
アンギオグラフィ装置に関し、詳しくはX線TVを利用
したX線透視装置、X線透視撮影装置などによる血管造
影撮影に適したX線撮影装置に関し、とくにその改良さ
れた濃度階調処理に関する。
【0002】
【従来の技術】X線TVを利用した一般のX線撮影装置
では、X線高電圧制御装置によりX線条件を設定し、X
線管からX線が被検部位に照射され、その被検部位のX
線透過像をX線イメージインテンシフアイアにより可視
光像に変換し、テレビカメラにより撮像し、電気信号と
してアナログ画像が出力される。このアナログ画像をデ
ィジタル化処理し、その濃度を調節して、アナログ像に
戻され、CRT上でリアルタイムにより観察され、また
必要によりVTRにより再生のため画像記録される。
では、X線高電圧制御装置によりX線条件を設定し、X
線管からX線が被検部位に照射され、その被検部位のX
線透過像をX線イメージインテンシフアイアにより可視
光像に変換し、テレビカメラにより撮像し、電気信号と
してアナログ画像が出力される。このアナログ画像をデ
ィジタル化処理し、その濃度を調節して、アナログ像に
戻され、CRT上でリアルタイムにより観察され、また
必要によりVTRにより再生のため画像記録される。
【0003】このような濃度の調節は、診断上読影し易
いようにコントラストのついた画像を得るために行なわ
れ、エンハンスメント回路ないし強調回路により行なわ
れるが、一般に、入力値に対し出力値が一義的、即時的
に決まるルックアップテーブル・メモリにより構成され
ている。
いようにコントラストのついた画像を得るために行なわ
れ、エンハンスメント回路ないし強調回路により行なわ
れるが、一般に、入力値に対し出力値が一義的、即時的
に決まるルックアップテーブル・メモリにより構成され
ている。
【0004】従来ではその出力値の書き込みないし設定
についていくつかのパターンが用意されており、オペレ
ータが撮像の都度、CRT上の画像を観察してそれらの
1つを手動により選択している。このようにリアルタイ
ム画像収集時の階調処理は手動により行われている。
についていくつかのパターンが用意されており、オペレ
ータが撮像の都度、CRT上の画像を観察してそれらの
1つを手動により選択している。このようにリアルタイ
ム画像収集時の階調処理は手動により行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】同一の被検部位につい
て日時を変えて再び撮像する場合に、同じオペレータで
あっても選択する濃度階調のパターンが前回のものと違
っていることが起り、また違うオペレータが撮像すると
きには同様に違ったパターンを選択することが多く、コ
ントラストの違った画像間で診断することになり、読影
がむつかしくなる。また濃度範囲一杯(フルスケール)
に広がったコントラスト像が簡単にまた常に得られず、
手動設定による不均一性が指摘されている。
て日時を変えて再び撮像する場合に、同じオペレータで
あっても選択する濃度階調のパターンが前回のものと違
っていることが起り、また違うオペレータが撮像すると
きには同様に違ったパターンを選択することが多く、コ
ントラストの違った画像間で診断することになり、読影
がむつかしくなる。また濃度範囲一杯(フルスケール)
に広がったコントラスト像が簡単にまた常に得られず、
手動設定による不均一性が指摘されている。
【0006】本発明の目的は、オペレータに依存せずに
自動的にX線リアルタイム画像の濃度調節が行われ、同
時に濃度範囲一杯に広がったコントラスト像が常に得ら
れる、X線ディジタルアンギオグラフィ装置を提供する
ことである。
自動的にX線リアルタイム画像の濃度調節が行われ、同
時に濃度範囲一杯に広がったコントラスト像が常に得ら
れる、X線ディジタルアンギオグラフィ装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した目的は、X線透
視画像データのA/D変換器、その出力ディジタルデー
タの濃度階調処理を行なうエンハンスメント回路ないし
強調回路、及びCRT上に表示するためアナログデータ
に戻すD/A変換器を有するX線ディジタルアンギオグ
ラフィ装置において、該A/D変換器の出力データより
その最大値を検出する最大値検出回路と、同様にその最
小値を検出する最小値検出回路とを具備し、前記エンハ
ンスメント回路ないし強調回路を構成するルックアップ
テーブル・メモリの出力データまたは入出力変換用の演
算手段をそれぞれ検出された最大値及び最小値により自
動的に書き込みまたは自動的に構成させることにより、
達成される。
視画像データのA/D変換器、その出力ディジタルデー
タの濃度階調処理を行なうエンハンスメント回路ないし
強調回路、及びCRT上に表示するためアナログデータ
に戻すD/A変換器を有するX線ディジタルアンギオグ
ラフィ装置において、該A/D変換器の出力データより
その最大値を検出する最大値検出回路と、同様にその最
小値を検出する最小値検出回路とを具備し、前記エンハ
ンスメント回路ないし強調回路を構成するルックアップ
テーブル・メモリの出力データまたは入出力変換用の演
算手段をそれぞれ検出された最大値及び最小値により自
動的に書き込みまたは自動的に構成させることにより、
達成される。
【0008】
【作用】1画像全体またはその要部に属する画素データ
のうちから最大値及び最小値を検出し、これらの検出値
によりエンハンスメント回路を構成するルックアップテ
ーブル・メモリの出力データを自動的に設定して書き込
み、その後のA/D変換器出力データについては、その
ルックアップテーブル・メモリに通して、濃度の階調処
理が自動的に行われる。
のうちから最大値及び最小値を検出し、これらの検出値
によりエンハンスメント回路を構成するルックアップテ
ーブル・メモリの出力データを自動的に設定して書き込
み、その後のA/D変換器出力データについては、その
ルックアップテーブル・メモリに通して、濃度の階調処
理が自動的に行われる。
【0009】
【実施例】本発明の好適な実施例は図面に基づいて説明
される。図1はその1実施例を示した要部構成ブロツク
図、図2は本発明によるA/D変換器の出力データの濃
度分布例示図、図3は本発明によるエンハンスメント回
路の出力データの濃度分布例示図である。
される。図1はその1実施例を示した要部構成ブロツク
図、図2は本発明によるA/D変換器の出力データの濃
度分布例示図、図3は本発明によるエンハンスメント回
路の出力データの濃度分布例示図である。
【0010】図1において、図示されていないX線TV
からのビデオアナログ(映像)信号は、A/D変換器1
によりディジタルデータとなる。このとき、1フレーム
分の画像に属する画素データの濃度分布は図2のようで
あったとする。横軸が0から4095(12ビット)に
分けた濃度値を示し、縦軸は頻度数を表わしている。
からのビデオアナログ(映像)信号は、A/D変換器1
によりディジタルデータとなる。このとき、1フレーム
分の画像に属する画素データの濃度分布は図2のようで
あったとする。横軸が0から4095(12ビット)に
分けた濃度値を示し、縦軸は頻度数を表わしている。
【0011】A/D変換器1の出力ディジタルデータ
は、まづ、最大値検出回路2及び最小値検出回路3に入
力され、最大値(図2のY)、最小値(図2のX)が求
められる。最大値、最小値の検出は、フレーム画像、フ
ィールド画像またはその要部を指定してそれぞれに属す
る画素データより抽出してよい。
は、まづ、最大値検出回路2及び最小値検出回路3に入
力され、最大値(図2のY)、最小値(図2のX)が求
められる。最大値、最小値の検出は、フレーム画像、フ
ィールド画像またはその要部を指定してそれぞれに属す
る画素データより抽出してよい。
【0012】従来では、濃度階調処理を行うためのエン
ハンスメント回路ないし強調回路4を構成するルックア
ップテーブル・メモリはその出力データが手動により変
更され、または固定されて用いられるが、通常、濃度階
調を表わすためのパラメータは階調幅(コントラスト)
を表わすw(window)及び明るさ(ブライトネ
ス)を表わすc(center)により決定される。
ハンスメント回路ないし強調回路4を構成するルックア
ップテーブル・メモリはその出力データが手動により変
更され、または固定されて用いられるが、通常、濃度階
調を表わすためのパラメータは階調幅(コントラスト)
を表わすw(window)及び明るさ(ブライトネ
ス)を表わすc(center)により決定される。
【0013】従って、図4に示す簡単な計算により求め
た、window=(Y−X)/2とcenter=
(X+Y)/2の値をルックアップテーブル・メモリに
設定することによりその出力データBは図3に示すデー
タ構造となり、その曲線内の面積は図2の曲線内の面積
と同じである。
た、window=(Y−X)/2とcenter=
(X+Y)/2の値をルックアップテーブル・メモリに
設定することによりその出力データBは図3に示すデー
タ構造となり、その曲線内の面積は図2の曲線内の面積
と同じである。
【0014】このデータはD/A変換器5によりビデオ
信号に変換され、図示されていないCRT上に表示され
るが、この画像は内部データ最小値Xが黒(0)、内部
データ最大値Yが白(4095)に表示される。
信号に変換され、図示されていないCRT上に表示され
るが、この画像は内部データ最小値Xが黒(0)、内部
データ最大値Yが白(4095)に表示される。
【0015】なお、ルックアップテーブル・メモリに代
えて、入出力変換用の演算式(例えば、y=a+bx)
を定立したハードまたはソフトウエアの演算手段を駆使
してもよい。
えて、入出力変換用の演算式(例えば、y=a+bx)
を定立したハードまたはソフトウエアの演算手段を駆使
してもよい。
【0016】また、求めたwindow,center
の値を患者情報と共にVTRに記憶しておき、画像再生
時にルックアップテーブル・メモリに設定すれば、画像
観察時にも自動的に濃度階調処理が行なわれる。
の値を患者情報と共にVTRに記憶しておき、画像再生
時にルックアップテーブル・メモリに設定すれば、画像
観察時にも自動的に濃度階調処理が行なわれる。
【0017】
【効果】本発明によれば、自動的に最適な濃度階調処理
が常に行われ、しかも得られたコントラスト像は、オペ
レータに依存することなく、つまり人的な不均一性がな
く、診断上読影し易いものとなる。
が常に行われ、しかも得られたコントラスト像は、オペ
レータに依存することなく、つまり人的な不均一性がな
く、診断上読影し易いものとなる。
【0018】
【図1】本発明の1実施例を示した要部構成ブロツク
図。
図。
【図2】本発明によるA/D変換器の出力画像データの
濃度分布例示図。
濃度分布例示図。
【図3】本発明によるルックアップテーブル・メモリの
出力画像データの濃度分布例示図。
出力画像データの濃度分布例示図。
【図4】本発明による濃度階調処理例の計算式。
1 A/D変換器 2 最大値検出回路 3 最小値検出回路 4 ルックアップテーブル・メモリ 5 D/A変換器
Claims (1)
- 【請求項1】 X線透視画像データのA/D変換器、そ
の出力ディジタルデータの濃度階調処理を行なうエンハ
ンスメント回路ないし強調回路、及びCRT上に表示す
るためアナログデータに戻すD/A変換器を有するX線
ディジタルアンギオグラフィ装置において、該A/D変
換器の出力データよりその最大値を検出する最大値検出
回路と、同様にその最小値を検出する最小値検出回路と
を具備し、前記エンハンスメント回路ないし強調回路を
構成するルックアップテーブル・メモリの出力データま
たは入出力変換用の演算手段がそれぞれ検出された最大
値及び最小値により自動的に書き込まれまたは自動的に
構成されることを特徴とする、X線ディジタルアンギオ
グラフィ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280468A JPH0595512A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | X線デイジタルアンギオグラフイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280468A JPH0595512A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | X線デイジタルアンギオグラフイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595512A true JPH0595512A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17625493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3280468A Pending JPH0595512A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | X線デイジタルアンギオグラフイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0595512A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5663998A (en) * | 1995-08-29 | 1997-09-02 | J. Morita Manufacturing Corporation | X-ray imaging apparatus and automatic density correction method |
JP2009201535A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Canon Inc | X線動画像撮影システム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61100232A (ja) * | 1984-10-23 | 1986-05-19 | 株式会社島津製作所 | デイジタル・サブトラクシヨン・システム |
JPS6384526A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-15 | 株式会社 日立メデイコ | 画像表示装置 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3280468A patent/JPH0595512A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61100232A (ja) * | 1984-10-23 | 1986-05-19 | 株式会社島津製作所 | デイジタル・サブトラクシヨン・システム |
JPS6384526A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-15 | 株式会社 日立メデイコ | 画像表示装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5663998A (en) * | 1995-08-29 | 1997-09-02 | J. Morita Manufacturing Corporation | X-ray imaging apparatus and automatic density correction method |
JP2009201535A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Canon Inc | X線動画像撮影システム |
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