JPH0595431U - 自動製パン機 - Google Patents
自動製パン機Info
- Publication number
- JPH0595431U JPH0595431U JP2700893U JP2700893U JPH0595431U JP H0595431 U JPH0595431 U JP H0595431U JP 2700893 U JP2700893 U JP 2700893U JP 2700893 U JP2700893 U JP 2700893U JP H0595431 U JPH0595431 U JP H0595431U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- bread
- room temperature
- kneading
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 室温が低い場合、パン生地の練り時間を長く
して練り不足を解消するとともに、パン生地を適温で練
り、焼成することにより膨らみのあるうまいパンを提供
する。 【構成】 本体1内の下部に室温を検知する室温検出器
9を設け、この検出器9の検知結果を入力するとともに
室温が低温の場合に練り時間及び発酵時間を他の室温の
場合よりも長く設定する機能を有するマイクロコンピュ
ーター回路8と、この回路8を介して通電制御を行う加
熱部材6、7と、駆動モーター4とを本体1内に設ける
一方、パン生地温度をパン容器3の外底部に弾性部材1
0を介して設けた感温素子5にて検知し、この感温素子
5の検知結果をもとに前記マイクロコンピューター回路
8を介して加熱部材6、7の通電を制御する。 【効果】 室温検出器9と感温素子5の作用によりパン
生地の練りと焼成が必要時間適温で行われるため、膨ら
みのあるうまいパンが提供できる。
して練り不足を解消するとともに、パン生地を適温で練
り、焼成することにより膨らみのあるうまいパンを提供
する。 【構成】 本体1内の下部に室温を検知する室温検出器
9を設け、この検出器9の検知結果を入力するとともに
室温が低温の場合に練り時間及び発酵時間を他の室温の
場合よりも長く設定する機能を有するマイクロコンピュ
ーター回路8と、この回路8を介して通電制御を行う加
熱部材6、7と、駆動モーター4とを本体1内に設ける
一方、パン生地温度をパン容器3の外底部に弾性部材1
0を介して設けた感温素子5にて検知し、この感温素子
5の検知結果をもとに前記マイクロコンピューター回路
8を介して加熱部材6、7の通電を制御する。 【効果】 室温検出器9と感温素子5の作用によりパン
生地の練りと焼成が必要時間適温で行われるため、膨ら
みのあるうまいパンが提供できる。
Description
【0001】
本考案は、パン生地の練り、発酵及び焼成を自動的に行う自動製パン機に関す るものである。
【0002】
従来のこの種の自動製パン機では、図3に示すように室温が低い場合でも加熱 部材に室温が高い場合と同電力しかパン生地との関係で与えられず、また練り時 間は、室温の高低に関係なく一定であったため、パン生地の温度は適温である3 0℃で練る時間が少なくなっていた。
【0003】
そのため前記工程によると、練り時間が温度の高低に関係なく一定であるため に室温が低い時にはパン生地を適温で練る時間が少なくなり、パン生地は小麦粉 と水とによって生成されるグルテンが弱く、粘性の低い悪い練り不足の状態とな っていた。
【0004】 このため焼成後のパンも膨らまない、かたいパンとなる欠点があった。
【0005】
本考案は、上記欠点を除くためになされたものであり、加熱部材などの熱の影 響が少ない本体内下部に室温検出器を設け、この室温検出器の検知結果を入力す るとともに、室温が低いときに練り時間を室温が高い場合よりも長く設定する機 能を有するマイクロコンピューター回路と、この回路により通電制御を行う加熱 部材と駆動モーターとを本体内に設ける一方、パン生地温度をパン容器の外底部 に設けた感温素子にて検知し、この感温素子の検知結果をもとに前記マイクロコ ンピューター回路を介して加熱部材の通電を制御するようにしたものである。
【0006】
前記のようにしたことにより、低温時には高温時よりもパン生地の練り時間を 長くするため、グルテンの粘性が低くならず、また感温素子にてパン生地の温度 を検知しながら加熱部材の通電を制御するので、パン製造時の室温が低い場合で もパン生地を適温で、ある程度の必要時間練ることが可能となり、練り不足とな ることがない。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面により説明する。
【0008】 図1は本実施例の断面図である。本体1内底部には練り羽根2を有するパン容 器3が設けられ、練り羽根2は駆動モーター4により回転されてパン容器3内の パン生地3aの練りが行われるようになっている。パン容器3の外底部にはパン 生地3aの温度を検知する感温素子5が設けられており、この感温素子5は弾性 部材10でパン容器3の外底部に圧接している。また、この感温素子5により検 知したパン生地3aの温度に応じて、本体1内に設けられた上、下加熱部材6、 7への通電をマイクロコンピューター回路8を通じて制御し、パン生地3aの加 熱を行うようになっている。9は上、下加熱部材6、7などの熱の影響を受けな いように本体1内の下部に設けた室温検出器である。図2は本実施例による低温 時のパン製造にかかわる工程図であり、室温が低いために上、下加熱部材6、7 での加熱は練り羽根2の回転によりパン生地3aの練り時間中行われるようにな っている。この練り時のパン生地3aの温度は、加熱してもすぐに上昇しないた め、室温が低い状態ではパン生地3aの温度は、練り時に適当とされる30℃ま で上昇するには10〜15分程度の時間を要するため、練り時間は駆動モーター 4の途中の回転停止による休止時間を除き、25分間と長く設定している。
【0009】 次に、上記工程からなる本実施例の作用について説明する。
【0010】 まず、パンの材料をパン容器3内に投入し、電源(説明省略)を投入すると、 駆動モーター4により、練り羽根2が回転し、練りが行われる。このとき室温検 出器9で外気温の検知を行い、検知した外気温に適した練りから焼きまでの各工 程の時間を設定する。また一方感温素子5により間接的にパン生地温度を検知し 、この検知温度により加熱部材6、7への通電を制御する。
【0011】 ここで室温が低い場合には、練り時間は25分に設定されているため、加熱に よりパン生地3aの温度が上昇し、適温である30℃に達した後にも10分程度 の練りが行われるのでパン生地3aは練り不足とならない。また、上記練り時間 の設定は、本体1の下端に設けられた室温検出器9による室温検出時のマイクロ コンピューター回路8への入力で、自動的に行われるような構造となっており、 室温によりその都度設定することなく、自動的に低温時には高温時に比し練り時 間が長くなるよう設定変更される。
【0012】
以上、本考案によれば室温が低温の場合にパン生地の練り時間を他の室温の場 合よりも長く設定するとともに、感温素子によりパン生地温度を検知して加熱部 材の通電を制御するので、適温での練りがある程度の必要時間行われ、パン生地 をグルテンの生成が弱く、粘性の低い練り不足とさせることがない。そのため、 焼成後のパンも大きく膨らみ、きめの細かいうまいパンとすることが高い室温の 場合と同様にでき、パンを製造する上できわめて大きな効果がある自動製パン機 を提供できるものである。
【図1】本考案の一実施例による自動製パン機の断面図
である。
である。
【図2】同低温時のパン製造にかかわる工程図である。
【図3】従来例の自動製パン機のパン製造にかかわる工
程図である。
程図である。
1 本体 3 パン容器 3a パン生地 4 駆動モーター 5 感温素子 6 上加熱部材 7 下加熱部材 8 マイクロコンピューター回路 9 室温検出器
Claims (1)
- 【請求項1】 本体(1)内にパン容器(3)を設け、
この容器(3)内でパン生地(3a)を練り、発酵さ
せ、かつ焼成する一連のパン製造工程を自動的に行うも
のにおいて、本体(1)内の下部に室温を検知する室温
検出器(9)を設け、この検出器(9)の検知結果を入
力するとともに室温が低温の場合に練り時間及び発酵時
間を他の室温の場合よりも長く設定する機能を有するマ
イクロコンピューター回路(8)と、この回路(8)を
介して通電制御を行う加熱部材(6)、(7)と、駆動
モーター(4)とを本体(1)内に設ける一方、パン生
地温度をパン容器(3)の外底部に設けた感温素子
(5)にて検知し、この感温素子(5)の検知結果をも
とに前記マイクロコンピューター回路(8)を介して加
熱部材(6)、(7)の通電を制御するようにしたこと
を特徴とする自動製パン機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2700893U JPH0595431U (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 自動製パン機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2700893U JPH0595431U (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 自動製パン機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595431U true JPH0595431U (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=12209090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2700893U Pending JPH0595431U (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 自動製パン機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0595431U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011130961A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 自動製パン器 |
JP2015228951A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | タイガー魔法瓶株式会社 | 回転加熱型調理器 |
-
1993
- 1993-05-24 JP JP2700893U patent/JPH0595431U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011130961A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 自動製パン器 |
JP2015228951A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | タイガー魔法瓶株式会社 | 回転加熱型調理器 |
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