JPH0595245U - 電動草刈機の安全装置 - Google Patents

電動草刈機の安全装置

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JPH0595245U
JPH0595245U JP3711292U JP3711292U JPH0595245U JP H0595245 U JPH0595245 U JP H0595245U JP 3711292 U JP3711292 U JP 3711292U JP 3711292 U JP3711292 U JP 3711292U JP H0595245 U JPH0595245 U JP H0595245U
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JP
Japan
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electric motor
electric
cutting blade
motor
thermoswitch
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Pending
Application number
JP3711292U
Other languages
English (en)
Inventor
健史 山越
満男 大野
Original Assignee
石川島芝浦機械株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動草刈機における電動モータが過熱して焼
損するということを防止する。 【構成】 連結杆の一端側に刈刃1を駆動する電動モー
タ3を取付けると共に前記連結杆の他端側に電源供給部
5を取付けた電動草刈機において、前記電動モータ3と
前記電源供給部5とを接続する電線7の途中に周囲の温
度が設定温度以上に上昇したことを感知して“オフ”状
態となる熱感知式サーモスイッチ30を設けると共にこ
の熱感知式サーモスイッチ30を前記電動モータ3に近
接した位置に取付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
電動モータが過熱して焼損するということを防止するようにした電動草刈機の 安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯用の草刈機としてはバッテリやエンジン発電機等の電源供給部を動 力源とする電動草刈機が広く普及しており、従来の電動草刈機の構造を図4及び 図5に基づいて説明する。まず、図5は電動草刈機の刈刃1側の構造を示したも ので、中空状のパイプ2の一端には電動モータ3を収納したモータケース4が取 付けられ、前記パイプ2の他端にはバッテリ5を収納したバッテリケース(図示 せず)が取付けられている。そして、前記電動モータ3と前記バッテリ5とが前 記パイプ2内に配線された電線6,7によって接続されている。
【0003】 前記モータケース4には軸受8,9により保持された刈刃軸10が回転自在に 取付けられており、この刈刃軸10に固定された大径のギヤ11と前記電動モー タ3のモータ軸12に固定された小径のギヤ13とが噛み合っている。なお、前 記刈刃軸10の下端側は前記モータケース4外に突出しており、この刈刃軸10 の下端側には刈刃ホルダ14が圧入固定されると共にダストスリンガー15と円 板状の前記刈刃1とがナット16により締付固定されている。また、前記モータ ケース4には前記刈刃1の交換時等において前記刈刃軸10をロックするための ロックピン17が上下方向摺動自在に取付けられており、このロックピン17の 上端部には略L字形に屈曲した屈曲部18が形成され、前記ギヤ11にはロック ピン17の下端部が係合される複数個のピン穴19が形成されている。なお、前 記ロックピン17の外周部にはこのロックピン17を前記ピン穴19に係合させ るロック位置へ向けて付勢するスプリング20が取付けられており、前記モータ ケース4の外周部には前記ロックピン17を上方へ摺動させたロック解除位置に おいて前記屈曲部18を保持するU字溝21が形成されている。
【0004】 つぎに、前記モータ軸12の上端側には冷却ファン22が固定されており、前 記パイプ2内及び前記モータケース4内は前記電動モータ3を冷却するための冷 却風が流れる冷却風通路とされている。
【0005】 ここで、前記電動モータ3と前記バッテリ5とを接続した一方の電線7の途中 には、電源スイッチ23と設定した以上の電流が流れた場合に“オフ”となる電 流感知式サーキットブレーカ24とが直列に接続されている。なお、電流感知式 サーキットブレーカ24には復帰用押ボタン25が設けられている。
【0006】 このような構成において、電源スイッチ23を“オン”にすることにより電動 モータ3へ通電され、刈刃1が回転駆動されると共に刈刃1による草刈作業を行 なえる。一方、電動モータ3への通電に伴って冷却ファン22が駆動され、パイ プ2の途中に設けた空気吸込口(図示せず)からパイプ2内に吸込まれた空気が 矢印で示すように電動モータ3の外周ケース26内へ上下から流入し、さらに、 この外周ケース26に形成した吐出口27から吐出されると共にモータケース4 の下部に形成した放出口28から大気中に放出され、電動モータ3の冷却が行な われる。
【0007】 また、草刈作業中に刈刃1がロックされるような過大な負荷が作用したために 電線6,7に大電流が流れた場合には、電流感知式サーキットブレーカ24が“ オフ”となって電動モータ3への通電が遮断され、電動モータ3の過熱が防止さ れる。なお、電流感知式サーキットブレーカ24が“オフ”となった場合には、 復帰用押ボタン25を押すことにより“オン”状態に復帰させることができる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
電流感知式サーキットブレーカ24が頻繁に“オフ”となる重作業においては 、冷却ファン22による冷却を行なっているにも係らず電動モータ3が次第に過 熱状態となり、やがて、焼損するという欠点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
連結杆の一端側に刈刃を駆動する電動モータを取付けると共に前記連結杆の他 端側に電源供給部を取付けた電動草刈機において、前記電動モータと前記電源供 給部とを接続する電線の途中に周囲の温度が設定温度以上に上昇したことを感知 して“オフ”状態となる熱感知式サーモスイッチを設けると共にこの熱感知式サ ーモスイッチを前記電動モータに近接した位置に取付けた。
【0010】
【作用】
電動モータが設定温度以上に過熱されるとこれを感知した熱感知式サーモスイ ッチが“オフ”となり、電源供給部から電動モータへの通電が遮断される。従っ て、電動モータが設定温度以上に過熱されているにも係らず草刈作業を続行した ために電動モータが焼損するという事故の発生が防止される。
【0011】
【実施例】
本考案の一実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。なお、図4及び図5に おいて説明した部分と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。まず、連結 杆である中空状のパイプ2の一端には刈刃1を駆動する電動モータ3を収納した モータケース4が連結され、パイプ2の他端には電源供給部であるバッテリ5を 収納したバッテリケース(図示せず)が連結されている。
【0012】 前記モータケース4内における前記電動モータ3の外周部に近接した位置には 収納部29が形成されており、この収納部29内には、周囲の温度が設定温度以 上に上昇したことを感知して“オフ”状態になると共に設定温度以下に下降した ことを感知して“オン”状態に復帰する熱感知式サーモスイッチ30が収納され ている。そして、この熱感知式サーモスイッチ30と電源スイッチ23と電流感 知式サーキットブレーカ24とが、前記電動モータ3と前記バッテリ5とを接続 した一方の電線7の途中に直列に接続されている。
【0013】 このような構成において、電流感知式サーキットブレーカ24が頻繁に“オフ ”となるような重作業時においては、冷却ファン22による冷却を行なっている にも係らず電動モータ3が過熱状態となって次第に温度が上昇する。そして、電 動モータ3の温度が設定温度以上に上昇したことを熱感知式サーモスイッチ30 が感知すると、熱感知式サーモスイッチ30が“オン”状態から“オフ”状態に 切換わり、バッテリ5から電動モータ3への通電が遮断される。そして、この熱 感知式サーモスイッチ30は、電動モータ3の温度が設定温度以下に下降するま で“オフ”状態に維持され、電動モータ3の温度が設定温度以下に下降した後に “オン”状態に復帰して再び草刈作業が可能となる。
【0014】 従って、電動モータ3が設定温度以上に過熱されているにも係らず草刈作業を 続行するということがなくなり、過熱により電動モータ3が焼損するという事故 の発生が確実に防止される。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、上述のように連結杆の一端側に刈刃を駆動する電動モータを取付け ると共に前記連結杆の他端側に電源供給部を取付けた電動草刈機において、前記 電動モータと前記電源供給部とを接続する電線の途中に周囲の温度が設定温度以 上に上昇したことを感知して“オフ”状態となる熱感知式サーモスイッチを設け ると共にこの熱感知式サーモスイッチを前記電動モータに近接した位置に取付け たので、電動モータが設定温度以上に過熱されるとこれを感知した熱感知式サー モスイッチが“オフ”となって電源供給部から電動モータへの通電を遮断するこ とができ、従って、電動モータが設定温度以上に過熱された状態で草刈作業を続 行するということを防止することができ、過熱による電動モータの焼損事故の発 生を確実に防止することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した回路図である。
【図2】電動草刈機の刈刃側を示した縦断側面図であ
る。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】従来例を示した回路図である。
【図5】従来例の電動草刈機の刈刃側を示した縦断側面
図である。
【符号の説明】
1 刈刃 2 連結杆 3 電動モータ 5 電源供給部 7 電線 30 熱感知式サーモスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結杆の一端側に刈刃を駆動する電動モ
    ータを取付けると共に前記連結杆の他端側に電源供給部
    を取付けた電動草刈機において、前記電動モータと前記
    電源供給部とを接続する電線の途中に周囲の温度が設定
    温度以上に上昇したことを感知して“オフ”状態となる
    熱感知式サーモスイッチを設けると共にこの熱感知式サ
    ーモスイッチを前記電動モータに近接した位置に取付け
    たことを特徴とする電動草刈機の安全装置。
JP3711292U 1992-06-02 1992-06-02 電動草刈機の安全装置 Pending JPH0595245U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3711292U JPH0595245U (ja) 1992-06-02 1992-06-02 電動草刈機の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3711292U JPH0595245U (ja) 1992-06-02 1992-06-02 電動草刈機の安全装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0595245U true JPH0595245U (ja) 1993-12-27

Family

ID=12488520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3711292U Pending JPH0595245U (ja) 1992-06-02 1992-06-02 電動草刈機の安全装置

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JP (1) JPH0595245U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013066403A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Kubota Corp 電動作業機
JP2022081480A (ja) * 2016-04-11 2022-05-31 フェスツール ゲーエムベーハー 断路器を備えた手持ち式工作機械

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58165601A (ja) * 1982-03-26 1983-09-30 Nissan Motor Co Ltd 電動車両のパワ−アツプ装置
JPS62198320A (ja) * 1986-02-25 1987-09-02 松下電工株式会社 刈払機

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