JPH05280425A - オートチョーク装置 - Google Patents

オートチョーク装置

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Publication number
JPH05280425A
JPH05280425A JP10556592A JP10556592A JPH05280425A JP H05280425 A JPH05280425 A JP H05280425A JP 10556592 A JP10556592 A JP 10556592A JP 10556592 A JP10556592 A JP 10556592A JP H05280425 A JPH05280425 A JP H05280425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
choke
throttle valve
solenoid
engine
sensor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10556592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Sakaguchi
博俊 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP10556592A priority Critical patent/JPH05280425A/ja
Publication of JPH05280425A publication Critical patent/JPH05280425A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】必要な冷機時にのみチョークソレノイドを自動
的に動作させる。 【構成】シリンダヘッド部の温度に対応した信号を出力
する始動時進角センサ7と、キャブレタのスロットルバ
ルブ開度を検出するスロットルバルブセンサ8と、これ
ら両センサ7,8の出力により所定のチョーク作動条件
が満足されている場合にのみスタータモータ3作動時に
チョークソレノイド52を作動せしめるCDIユニット
6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートチョーク装置に
係り、更に詳しくは、船外機においてエンジン始動時に
必要な場合にのみ自動的にチョークソレノイドを作動さ
せるようにしたオートチョーク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、船外機では、冷機時(エンジン温
度が低温である状態)の始動性を向上させる目的で、キ
ャブレタ(気化器)の吸気通路の入口にチョークバルブ
が設けられ、このチョークバルブの開閉をチョークソレ
ノイドを用いて行なうことがなされていた。図4には、
このチョークソレノイドの取付の一例が示されている。
この図において、符号51はキャブレタを示し、符号5
2は、このキャブレタ51の上方部に設けられたチョー
クソレノイドを示す。そして、キャブレタ51の図示し
ない吸気通路内に設けられたチョークバルブがリンク機
構53を介してチョークソレノイド52により開閉駆動
されるようになっている。
【0003】図5には、このチョークソレノイド52の
駆動回路が示されている。この図において、チョークソ
レノイド52は、イグニションスイッチ54のCHOK
E端子を介してバッテリ60に接続され得る構造となっ
ている。ところで、このイグニションスイッチ54のC
HOKE端子のオン設定は、図6に示すイグニションキ
ー55の回動操作ではなく、図6に示すイグニションス
イッチ54と一体化して設けられた図示しないチョーク
ソレノイド操作スイッチ(このスイッチは、図中矢印A
方向にイグニションキー55を押圧することによりON
となる。)のON操作によりなされるようになってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した構成の従来装
置では、イグニションキー55を押しながら回さなけれ
ば、チョークソレノイドを動作させてエンジンを始動で
きなかったことから、操作性が良くないという不都合が
あった。また、チョークソレノイドは、エンジン冷機始
動時にのみ動作させれば十分であるが、実際には、かか
るチョークソレノイド動作の必要の有無を運転者が判断
することは容易ではない。
【0005】
【発明の目的】本発明は、かかる従来技術の有する不都
合に鑑みてなされたものであり、その目的は、必要な冷
機時にのみチョークソレノイドを自動的に動作させるこ
とが可能なオートチョーク装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のオートチョーク装置は、シリンダヘッド部
の温度に対応した信号を出力する始動時進角センサと、
キャブレタのスロットルバルブ開度を検出するスロット
ルバルブセンサと、これら両センサの出力により所定の
チョーク作動条件が満足されている場合にのみスタータ
モータ作動時にチョークソレノイドを作動せしめる制御
手段とを備えていることを特徴として構成されている。
【0007】
【作用】始動時進角センサとスロットルバルブセンサか
らの出力により、所定のチョーク作動条件、例えば、エ
ンジン冷機状態でかつスロットルバルブ全閉状態なる条
件が満足されている場合、制御手段が、スタータモータ
作動と同時にチョークソレノイドを作動させる。前記の
条件が満足されない場合には、制御手段では、スタータ
モータが作動してもチョークソレノイドを作動させな
い。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。ここで、前述した従来例と同一また
は同等の構成部分については同一の符号を付すものとす
る。
【0009】図1には、本発明の一実施例の全体構成が
示されている。この図において、負極が接地されたバッ
テリ60の正極には、リレースイッチ2Aの一端が接続
され、このリレースイッチ2Aの他端にはスタータモー
タ3の一端が接続され、このスタータモータ3の他端は
接地されている。また、バッテリ60の正極は、ヒュー
ズ4及びイグニションスイッチ5のSTART端子を介
してリレーコイル2Bの一端及び制御手段としてのCD
Iユニット(点火ユニット)6に接続されている。リレ
ーコイル2Bは、前述したリレースイッチ2Aとともに
スタータモータ3駆動・停止用のスタータモータリレー
2を構成するもので、その他端は接地されている。ここ
で、リレースイッチ2Aは、常開接点タイプのスイッチ
であり、リレーコイル2Bが励磁されたときにのみその
接点が閉成するようになっている。
【0010】CDIユニット6には、始動時進角センサ
7と、スロットルバルブセンサ8とが接続されている。
また、このCDIユニット6には、当該CDIユニット
6により、作動・非作動が制御されるチョークソレノイ
ド52が接続されている。更に、このCDIユニット6
の出力は、イグニションスイッチ5のOFF端子を介し
てグランドに短絡されるようになっている。更にまた、
CDIユニット6には、チョークソレノイド52の作動
中にこれを運転者に知らせるための発光ダイオード(L
ED)10の一端が接続され、このLED10の他端
は、抵抗11を介して、イグニションスイッチ5のON
及びSTART端子に接続されている。
【0011】ここで、始動時進角センサ7は、温度変化
により抵抗値が変化するサーミスタで構成されている。
この始動時進角センサ7は、図2に示すように、シリン
ダヘッド12に取り付けられている。そして、CDIユ
ニット6が、シリンダヘッド12の温度が低いエンジン
冷機状態のときには始動時進角センサ7の抵抗値が小さ
くなるので進角時間を10秒に、シリンダヘッド12の
温度が高いエンジン暖機状態のときには始動時進角セン
サ7の抵抗値が大きくなるので進角時間を2秒に、それ
ぞれ設定するようになっている。また、スロットルバル
ブセンサ8は、図3に示すように、キャブレタ51に取
り付けられており、図示しないスロットルバルブの開度
に比例する電圧信号を出力するようになっている。
【0012】次に、このようにして構成された本実施例
のエンジン始動時の動作を説明する。
【0013】図示しないイグニションキーが操作され、
イグニションスイッチ5が「START」ポジションに
設定されると、バッテリ60(+)→ヒューズ4→イグ
ニションスイッチ5→リレーコイル2B→グランド→バ
ッテリ60(−)から成る閉回路が形成され、リレーコ
イル2Bに電源電流が流れ、該リレーコイル2Bが励磁
される。このリレーコイル2Bが励磁されることによ
り、リレースイッチ2Aの接点が閉成し、バッテリ60
(+)→リレースイッチ2A→スタータモータ3→グラ
ンド→バッテリ60(−)から成る閉回路が形成され、
スタータモータ3が作動する。このとき、バッテリ60
からの電流は、CDIユニット6及びこれを介して始動
時進角センサ7,スロットルバルブセンサ8にも供給さ
れている。
【0014】このため、エンジン冷機始動時であれば、
始動時進角センサ7の抵抗が小さく、当該始動時進角セ
ンサ7の出力がこれに対応した値となり、更に、スロッ
トルバルブが全閉であれば、スロットルバルブセンサ8
の出力電圧も全閉時の低電圧となるので、CDIユニッ
ト6では、これらのセンサ7,8の出力によりエンジン
冷機状態かつスロットルバルブ全閉状態であることを検
知して、チョークソレノイド52を動作させる。これに
より、キャブレタ51のチョークバルブが全閉となり、
チョークを働かした状態でエンジンの点火を行なう。こ
のとき、CDIユニット6では、同時にLED10を点
燈して、オートチョーク作動中であることを運転者に知
らせる。
【0015】一方、エンジン暖機状態あるいはスロット
ルバルブが開いている状態またはこれら両者を同時に満
足する状態である場合には、CDIユニット6では、始
動時進角センサ7及びスロットルバルブセンサ8の出力
により、これらのことを検知し、チョークソレノイド5
2の動作の必要なしと判定して、チョークソレノイドを
動作させない。このため、これらの場合には、チョーク
を働かせることなくエンジンの始動がなされることとな
る。
【0016】なお、始動時進角処理を行なっている間
は、チョークは閉じられているものとする。
【0017】以上説明したように、本実施例によると、
エンジン冷機状態でかつスロットルバルブ全閉のエンジ
ン始動時のチョークを働かせる必要がある場合にのみ、
CDIユニット6がチョークソレノイド52を働かせる
ので、運転者は、チョーク操作の必要性の有無を判断す
る必要がなく、イグニションキーを操作してスタータモ
ータ3を作動させるだけで良いので、始動時の操作性が
著しく向上するという効果がある。なお、始動時進角セ
ンサやスロットルバルブセンサは、中・大型の船外機に
は、従来から使用されているので、これをそのまま利用
でき、コストの上昇を抑えることができるという利点も
ある。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定のチョーク作動条件、例えば、エンジン冷機状態で
かつスロットルバルブ全閉状態となる条件を満足する場
合、即ち、エンジン始動時のチョークを働かせる必要が
ある場合にのみ、制御手段がチョークソレノイドを自動
的に働かせるので、運転者はチョーク操作の必要性の有
無を判断する必要がなく、始動時の操作性を著しく向上
せしめることができるという従来にない優れたオートチ
ョーク装置を提供することができる。なお、この始動時
の操作性の向上は、商品価値の向上につながるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体的な構成を概略的に示
すブロック図である。
【図2】図1の始動時進角センサの取付状態を示す図で
ある。
【図3】図1のスロットルバルブセンサの取付状態を示
す図である。
【図4】チョークソレノイドの取付状態を示す図であ
る。
【図5】従来装置の構成を示すブロック図である。
【図6】図5の装置におけるイグニションスイッチのC
HOKE端子のオン設定を説明するための図である。
【符号の説明】
3 スタータモータ 6 制御手段としてのCDIユニット 7 始動時進角センサ 8 スロットルバルブセンサ 12 シリンダヘッド 51 キャブレタ 52 チョークソレノイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッド部の温度に対応した信号
    を出力する始動時進角センサと、キャブレタのスロット
    ルバルブ開度を検出するスロットルバルブセンサと、こ
    れら両センサの出力により所定のチョーク作動条件が満
    足されている場合にのみスタータモータ作動時にチョー
    クソレノイドを作動せしめる制御手段とを備えているこ
    とを特徴としたオートチョーク装置。
JP10556592A 1992-03-31 1992-03-31 オートチョーク装置 Withdrawn JPH05280425A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10556592A JPH05280425A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 オートチョーク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10556592A JPH05280425A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 オートチョーク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05280425A true JPH05280425A (ja) 1993-10-26

Family

ID=14411062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10556592A Withdrawn JPH05280425A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 オートチョーク装置

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JP (1) JPH05280425A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1574700A2 (en) 2004-03-12 2005-09-14 Honda Motor Co., Ltd Automatic choke
EP1577532A2 (en) 2004-03-18 2005-09-21 HONDA MOTOR CO., Ltd. Automatic choke
US7284522B2 (en) 2004-03-12 2007-10-23 Honda Motor Co., Ltd. Automatic choke

Cited By (4)

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US7117834B2 (en) 2004-03-18 2006-10-10 Honda Motor Co., Ltd. Automatic choke

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990608