JPS5834283Y2 - チヨ−クバルブ戻し時期警報装置 - Google Patents

チヨ−クバルブ戻し時期警報装置

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Publication number
JPS5834283Y2
JPS5834283Y2 JP7978178U JP7978178U JPS5834283Y2 JP S5834283 Y2 JPS5834283 Y2 JP S5834283Y2 JP 7978178 U JP7978178 U JP 7978178U JP 7978178 U JP7978178 U JP 7978178U JP S5834283 Y2 JPS5834283 Y2 JP S5834283Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
choke
alarm
choke valve
switch
circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP7978178U
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English (en)
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JPS54179328U (ja
Inventor
房和 小林
俊秀 西川
光治 中原
喜雄 木崎
Original Assignee
ダイハツ工業株式会社
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Publication date
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  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、手操作型チョークパルプを備えた内燃機関の
チョークバルブ戻し時期警報装置に関するものである。
一般に内燃機関を始動する際、その始動性を向上させる
ために、チョークバルブを閉じて混合気を濃くしている
ところが、チョークバルブが手操作式である場合には、
機関の暖機運転終了後もチョークバルブを開位置に戻す
のを忘れることがあり、それがために不完全燃焼が起こ
り燃料消費量が増大するとともに大気汚染の原因ともな
っている。
昔た、この種の目的を達成するための従来例としては、
感温スイッチを用いるものが知られているが、その熱源
を機関の冷却水に求めたり、あるいは排気ガスに求めた
りしているために、シリンダブロックやシリングヘッド
のウォータジャケットに達するような形態で感温スイッ
チをとり付けたり、または排気系に同様な形態でスイッ
チとり付けを行ったりしている。
したがって、機関本体や排気系部品に特殊な加工を必要
とし、さらには配線長さが犬となるような難点がある。
また、チョークノブの自動戻し装置などにおいては、そ
の戻し時期の計測手段としてバイメタルを用いたもの(
例えば実開昭52−106733号、特開昭53−33
2号)が知られているが、これらはバイメタルの加熱ヒ
ーターへの通電を、電源スィッチ(キースイッチ)とチ
ョークスイッtとで制御するものであるため、通電開始
時期がエンジンの始動時期(すなわち暖機開始時期)と
一致せず、はなはだ不正確なものであった。
本考案はかかる点に鑑み、簡単な構造でチョークバルブ
の戻し時期を運転者に知らしめるようにしたものである
以下、本考案を図面に示す実施例に基づき説明する。
第1図は、本実施例の回路図であり、加熱ヒーター2と
チョークスイッチ3とを直列に接続してなる加熱回路1
と、警報器6と感温スイッチ7とを直列に接続してなる
警報回路4とからなり、加熱回路1のG橿0端子Aは機
関の運転期間中電圧がハイレベルになる箇所例えばボル
テージレギュレータのL端子あるいはオルタネータのニ
ュートラル端子に接続される。
第2図は第1図の回路を具体的に実施した場合の1例を
示す断面図である。
第2図において、10はチョークバルブ(図示せず)を
開閉するためのノブであり、ノ・ウジング15を介して
進退可能な状態でインストルメントパネル等に取付けら
れる。
ノブ10の軸部10aは、プラスチック等の絶縁材料で
形成され、図示のごとくその一部に導電体11が一体的
に設けられている。
12は軸部10aに結合されたケーブルで図示しない他
端はチョークバルブに結合されている。
9はバイメタルで導電体11とともに感温スイッチ7を
構成し、加熱ヒーター2によって、予じめ定める温度以
上に加熱されるとその先端9aがノブの軸部10aに当
接するc、13,14はともにスプリングによりノブの
軸部10aに圧接された金属球である。
金属球13はスプリングを介して加熱ヒーター2の一端
に導電結合されるとともに、導電体11とチョークスイ
ッチ3を構成する。
また、金属球14は、常に導電体11と接触を保ち、ス
プリングを介して導電体11を接地している。
以上の構成にトいて、その作動を説明する。
機関の始動時に運転者がチョークバルブを閉じるために
ノブ10を第2図における矢印Cの方向に引っばる。
この状態に釦いて第3図に示すごとく金属球13と導電
体11とが接触し、第1図にネーけるチョークスイッチ
3が閉じたことになる。
次に機関が始動すると、端子Aに電圧が発生し、加熱ヒ
ーター2に電流が流れ、バイメタル9を加熱する。
すなわち、加熱ヒーター2への通電開始時期と機関の始
動時期とが一致する。
予じめ定める温度筐で加熱されるとノブの軸部10aに
当接するのであるが、加熱ヒーター2が通電を開始して
から、バイメタル9が軸部10aに当接する壕での時間
内に機関温度が適温になるように予じめ実験により加熱
ヒーター2の容量やバイメタル9の特性を選んでおく。
バイメタル9が軸部10aすなわち導電体11に当接す
れば、第1図の感温スイッチ7が閉じたことになり、警
報器6が点灯し運転者にチョークバルブの戻し時期を警
報する。
それによって運転者がチョークノブを第2図の位置まで
押し戻すと金属球13と導電体11の接触が解かれ、加
熱ヒーター2への通電がなくなるため、バイメタル9は
初切の状態に復帰し、警報器6は消灯する。
このとき、バイメタル9自体の特性によってはその復帰
に多少時間遅れの生じることもあるが、それが支障にな
る場合には、第2図のごとくノブを戻した状態では例え
バイメタルが胴部10aに当接した状態であっても、導
電体11との接触がなくなるように構成しておけばよい
昔た、A端子がボルテージレギュータータのL端子に接
続される場合は、機関始動前にアースされていることを
利用して、第1図及び第2図に点線で示す位置にダイオ
ード8を挿入することにより、イグニッションスイッチ
5を閉じてから機関が始動する1での間警報器が通電さ
れるためランプの球切れチェックを行うことも可能であ
る。
以上述べたように、本考案によれば、機関側に特殊な加
工を施す必要がなく非常に簡単な回路構成でチョークバ
ルブの戻し時期を警報することができ、チョークバルブ
の戻し忘れによる様々な幣害を未然に防止することがで
きるのである。
しかも、回路の主要部は、全て1箇所に1とめて構成す
ることが可能であるため、コストも安く、配線も短くて
すみ保守点検も容易に行える等極めて優れた特徴も有す
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例の回路図であり、第2図は具
体的に構成した場合の要部断面図、第3図は作動説明図
である。 1・・・加熱回路、2・・・加熱ヒーター、3・・・チ
ョークスイッチ、4・・・警報回路、6・・・警報器、
7・・・感温スイッチ、10・・・ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チョークバルブの閉動作のための手操作変位によって閉
    じるチョークスイッチと加熱ヒーターとの直列回路を機
    関の運転期間中のみ電圧を発生する箇所に接続してなる
    加熱回路、及び警報器と前記加熱ヒーターからの熱によ
    って作動する感温スイッチとを直列接続してなる警報回
    路とからなるチョークバルブ戻し時期警報装置。
JP7978178U 1978-06-09 1978-06-09 チヨ−クバルブ戻し時期警報装置 Expired JPS5834283Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7978178U JPS5834283Y2 (ja) 1978-06-09 1978-06-09 チヨ−クバルブ戻し時期警報装置

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JP7978178U JPS5834283Y2 (ja) 1978-06-09 1978-06-09 チヨ−クバルブ戻し時期警報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54179328U JPS54179328U (ja) 1979-12-18
JPS5834283Y2 true JPS5834283Y2 (ja) 1983-08-01

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