JPH0594599U - 三脚の脚管固定構造 - Google Patents

三脚の脚管固定構造

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JPH0594599U
JPH0594599U JP3888192U JP3888192U JPH0594599U JP H0594599 U JPH0594599 U JP H0594599U JP 3888192 U JP3888192 U JP 3888192U JP 3888192 U JP3888192 U JP 3888192U JP H0594599 U JPH0594599 U JP H0594599U
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convex
leg tube
tripod
compression
pressing element
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JP3888192U
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純晴 林
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純晴 林
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 三脚の脚管を確実に固定することのできる機
構を提供しようとするものである。 【構成】 連接帯8で連結された二つの圧迫体7からな
る押し付けエレメント5により内脚管の両側面を押し
て、内脚管をパッキン3を介して外脚管1へ押し付ける
ように構成され、それにより内脚管と外脚管との間を三
点で圧迫させて確実なロックを行うと共に、押し付けエ
レメントが摩耗および破損されるのを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は三脚の脚管固定構造の改良に係わるもので、両作用点式の凸ホイル引 き金を内側向きに回してきつくねじ付けた時に、凸ホイル引き金上の両凸ポイン トはそれぞれ押し付けエレメントの両圧迫体を圧迫し、その両圧迫体前端斜面は それぞれ内脚管両側面を押し付け、それが外脚管及びパッキングとの相互作用に より内脚管をきつく押し付けて、三点式圧迫を形成し而して内外脚管を固定して 伸縮スライドせず、一旦内外脚管をゆるめて開く時は、只凸ホイル引き金を外向 きに45度引き開けばよい三脚の脚管固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般によく見られ使用されている三脚の脚管固定機構の構造は、図4で示すの を参照してみると、その押し付けエレメント41の一面が内脚管42の角部43 の処に対してきつく押し付けており、その押し付けエレメント41の他の一面は 一つの一般使用の凸ホイル44の推圧を受けられるようになっている。そのため 一旦凸ホイル44を引き動かして押し付けエレメント41を推圧した時に、その 押し付けエレメント41の両側と固定装置45の内壁の間に隙間46があるので 、そこで枢動現象を発生し、三脚の安定性に影響する。
【0003】 というのは、一般に使用されるこの種の装置は押し付け上二点対圧式を採用し ており、その二つの作用点は一直線上にあるので、容易に幌動するものである。 実際の一例を挙げて言えば、その押し付けエレメント41が押し付け内脚管42 の角部43にあると、その本当に有効な押し付け位置は内脚管42の角部43の 処にあるのみであり、容易に左右幌動または上下滑動を発生し、器材をして角部 で摩擦損傷を受け易い。また内脚管42をゆるめようとする時は、必ず凸ホイル 引き金47を外向きに120度以上引き開けて初めてゆるみ作用を達成すること ができ、非常に力を要し且つ操作も不便であるので、故にこのような慣用装置は 使用上理想的なものとはいえない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記一般使用装置構造の各種の欠点を改進する為に、考案者はその製造業に多 年従事した経験でもって、長期に亘る研究と実験を経過し、遂に一種の斬新な三 脚の脚管固定の改良構造を開発設計したものである。
【0005】 本考案の主要目的は、改良された三脚の脚管固定のための構造を提供するもの で、その中押し付けエレメントは二つの圧迫体により構成され、その間を一つの 連接帯で連接する、その両圧迫体の前端斜面はそれぞれ内脚管両側面に押し付け るようにし、而して外脚管とは内脚管に対する三点式圧迫作用を形成して、三つ の力の作用点をして一つの作用面上に位置させ、而して確実なロック及び押し付 けエレメントが容易に摩損破壊しない功能をもたせることのできる三脚の脚管固 定のための構造を提供することにある。
【0006】 本考案の他の目的は、その押し付けエレメントの両圧迫体の両側面は外脚管外 の固定装置の内壁にぴたっと粘り付いて寄り沿うことができ、而して枢動現象を 発生せず、内外脚管をして安定に固着結合する功能をもたせたることのできる三 脚の脚管固定構造を提供することにある。
【0007】 本考案のもう一つの目的は、三脚の脚管固定の改良構造を提供するもので、そ の中の凸ホイル引き金は前端に二つの凸出した凸ポイントを設け、その両凸ポイ ントはそれぞれ押し付けエレメントの両圧迫体後端を押し付けて、一種の両作用 点式の凸ホイル引き金を形成し、その凸ホイル引き金は操作の回転角度上、大体 45度前後でロックまたはゆるむ作用をなし、而して省力及び操作に便利な功能 をもたせることのできる三脚の脚管固定構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案による三脚の脚管固定構造は、外脚管、内脚管、パッキング、固定装置 、押し付けエレメント及び凸ホイル引き金を含む。内脚管は外脚管の内にはめ設 けられ、その間にパッキングを設けられており、外脚管外に固定装置を設け、固 定装置は割りピンで凸ホイル引き金を外脚管の一辺に枢設している。押し付けエ レメントは二つの圧迫体で構成される。二つの圧迫体の間は連接帯で連接し、両 圧迫体の後端はそれぞれ凸ホイル引き金上に設けた両凸ポイントで押し付けるこ とができる。両圧迫体前端の斜面は、それぞれ内脚管の両側面に押し付けること ができる。両圧迫体の外側面は固定装置の内壁にみっしり寄り沿うことができる ように構成されている。
【0009】 本考案による三脚の脚管固定構造はまた、凸ホイル引き金は前端に二つの凸出 した凸ポイントを設けており、両凸ポイントはそれぞれ押し付けエレメントの両 圧迫体後端を推圧するように構成することもできる。
【0010】
【作用】
両圧迫体の前端斜面はそれぞれ内脚管両側面に押し付けられうに、それにより 外脚管は内脚管に対して三点式圧迫作用を形成し、三つの力の作用点を一つの作 用面上に位置させて確実なロックを行う。押し付けエレメントの両圧迫体の両側 面は外脚管外の固定装置の内壁にぴたっと粘り付いて寄り沿い、枢動現象を発生 せずに内外脚管を安定に固着結合する。凸ホイル引き金の両凸ポイントはそれぞ れ押し付けエレメントの両圧迫体後端を押し付け、一種の両作用点式の凸ホイル 引き金を形成する。この凸ホイル引き金は大体45度前後の操作回転角度でロッ クまたはゆるむ作用を行わせる。
【0011】
【実施例】
本考案の目的、形状構造装置特徴及びその功能について、更にその認識と了解 を高めるために、ここで実施例を挙げて図面に配合して詳細に説明する。
【0012】 図1〜図3は、本考案の実施例による三脚の脚管固定構造を示す図で、主に外 脚管1、内脚管2、パッキング3、固定装置4、押し付けエレメント5及び凸ホ イル引き金6等から構成される。
【0013】 内脚管2は外脚管1の内にはめ置かれ、両者の間にパッキング3を設け、外脚 管1外の適当な位置に一つの固定装置4を設けている。固定装置4は一つの割り ピン10により両作用点式凸ホイル引き金6を外脚管1の角部に枢設する。固定 装置4内の凸ホイル引き金6と内脚管2の間に押し付けエレメント5を設け、押 し付けエレメント5は二つの相互に対称する圧迫体7で構成される。両圧迫体7 の間は一つの連接帯8で互いに連接している。
【0014】 両圧迫体7は弾力性をもち、適当に湾曲することができる。一旦両圧迫体7の 後端が凸ホイル引き金6の前向き推圧を受けると、両圧迫体7前端の斜面はそれ ぞれ内脚管2の両側面に押し付けられ、而して内脚管2をパッキング3及び外脚 管1の内壁に押し向け、お互いをしてぴったり寄せ合わさせてスライドすること がない。両圧迫体7の両外側面は固定装置4の内側面にぴったりと粘付けて寄り 沿うことができる。
【0015】 凸ホイル引き金6は両作用点式で、その上に一つの軸孔12を設けて割りピン 10の枢接ぎに供応する。凸ホイル引き金6の一側に延伸して一つの引き手13 を設けている。凸ホイル引き金6の前端に二つの凸ポイント11を設けており、 両凸ポイント11の位置は丁度両圧迫体7の後端と互いに配合して押し触れ、そ れで一つの両作用点式の凸ホイル引き金6を形成する。
【0016】 一旦凸ホイル引き金6が内側向きに回転してロックすると、その上の凸ホイル 9の凸出した両凸ポイント11はそこで押し付けエレメント5の二つの圧迫体7 の後端を圧迫する。圧迫体7が圧迫されると即時に最も適当な角度位置及び圧力 に自己調整し、そして内脚管2の両側面に向かって押し付け、外脚管1との相互 作用で内脚管2をきつく押し、三点式圧迫を形成する。それにより内脚管2を固 定し、且つ両圧迫体7と固定装置4内側はぴったりと寄り沿って、枢動現象を発 生せず、安定した作用をもつ。
【0017】 逆に、内脚管2をゆるめると、凸ホイル引き金6が外向きに45度引き開き、 両凸ポイント11を後退して二度と両圧迫体7を押し付けないので、内脚管2を ゆるめることができ伸縮滑動させることができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、外脚管外に一つの固定装置を設け、その内に、二つの圧迫体 で構成されかつ相互に連接帯で連接した一つの押し付けエレメントがあって、両 圧迫体の前端斜面がそれぞれ内脚管の両側面に押し付けており、一つの凸ホイル 引き金は前端に両凸出点を設けて両作用点式の凸ホイル引き金を形成して、両凸 ポイントかそれぞれ両圧迫体の後端を推圧しており、両圧迫体が凸ホイル引き金 の推圧を受けると、最も適当な角度位置及び圧力に自己調整し、そこで内脚管両 側面を押し付け、内脚管と外脚管をして互いにきつく押し付ける作用をなすこと により、三点式圧迫を形成して内外脚管を確実に固定されるようにでき、不用意 に伸縮滑動するのを防止でき、また、只凸ホイル引き金を外向きに45度ばかり 引き開けることによら内外脚管をゆるめることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】 本考案の実施例を示す断面図である。
【図3】 本考案の実施例を示す実施例を示す斜視図である。
【図4】 従来の固定装置の例を示す図である。
【符号の説明】
1 外脚管 2 内脚管 3 パッキング 4 固定装置 5 押し付けエレメント 6 凸ホイル引き金 7 圧迫体 8 連接帯 9 凸ホイル 10 割りピン 11 凸ポイント 12 軸孔 13 引き手

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外脚管、内脚管、パッキング、固定装
    置、押し付けエレメ ント及び凸ホイル引き金を含み、内脚管は外脚管の内に
    はめ設けられ、その間に パッキングを設けられており、その外脚管外に固定装置
    を設け、その固定装置は 割りピンで凸ホイル引き金を外脚管の一辺に枢設してお
    り、押し付けエレメント は二つの圧迫体で構成され、その二つの圧迫体の間は連
    接帯で連接し、その両圧 迫体の後端はそれぞれ凸ホイル引き金上に設けた両凸ポ
    イントで押し付けること ができ、その両圧迫体前端の斜面は、それぞれ内脚管の
    両側面に押し付けること ができ、その両圧迫体の外側面は固定装置の内壁にみっ
    しり寄り沿うことができ ることを特徴とする三脚の脚管固定構造。
  2. 【請求項2】 凸ホイル引き金は前端に二つの凸出した
    凸ポイントを設け ており、その両凸ポイントはそれぞれ押し付けエレメン
    トの両圧迫体後端を推圧 することを特徴とする請求項1記載の脚管固定構造。
JP3888192U 1992-05-15 1992-05-15 三脚の脚管固定構造 Pending JPH0594599U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001014785A1 (en) * 1999-08-24 2001-03-01 Nihon Velbon Seiki Kogyo Kabushiki Kaisha Tripod
WO2002065014A1 (fr) * 2001-02-13 2002-08-22 Nihon Velbon Seiki Kogyo Kabushiki Kaisha Dispositif telescopique
JP2006300278A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Nec Tokin Corp 管継手

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