JPH0594379A - 共有メモリ制御方式 - Google Patents

共有メモリ制御方式

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Publication number
JPH0594379A
JPH0594379A JP3253294A JP25329491A JPH0594379A JP H0594379 A JPH0594379 A JP H0594379A JP 3253294 A JP3253294 A JP 3253294A JP 25329491 A JP25329491 A JP 25329491A JP H0594379 A JPH0594379 A JP H0594379A
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JP
Japan
Prior art keywords
memory
access
failure
control means
processor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3253294A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Takahashi
淳 高橋
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0594379A publication Critical patent/JPH0594379A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プロセッサ間の共有メモリで障害が発生した場
合のシステムの有用性を高める。 【構成】FFA120が設定されている場合、書込みア
クセスでは両メモリアクセスで障害が発生したときの
み、メモリアクセス制御手段105に障害を通知して異
常終了させ、読出しアクセスでは一方のメモリアクセス
で障害が検出された場合、メモリアクセス制御手段10
5に対しアクセス先切替え指示を行い、正常なメモリデ
ータを読み出す。またメモリの障害状態をFFB10
8,109に保持し、一度障害の発生したメモリへのア
クセスは以降強制的に障害とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のプロセッサ間のデ
ータ共有を可能とする共有メモリ制御方式に関し、特に
プロセッサから共有メモリへのアクセスで障害が発生し
た場合の共有メモリ制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のプロセッサの共有メモリ制
御方式の一例を示すブロック図である。図2において、
プロセッサ201はメモリ203を有する。またプロセ
ッサ202は同様にメモリ204を有する。メモリ20
3,204はプロセッサ201及び202から成るシス
テムの共通データを格納する。
【0003】プロセッサ201とプロセッサ202が接
続されていない場合のアクセス動作について先ず説明す
る。この場合メモリ203またはメモリ204のデータ
はプロセッサ201,202間で共有されず、各プロセ
ッサ固有のデータである。プロセッサ201からメモリ
203に対するデータのリード/ライト動作はアクセス
パス208を介して行われる。アクセスの正常性はエラ
ー検出回路(以下DET)206で確認する。異常が検
出された場合はメモリ203のアクセスは異常終了とな
る。
【0004】次にプロセッサ201とプロセッサ202
を接続した場合は、各プロセッサ201,202はメモ
リ203,204の両メモリをアクセスできる。データ
ライトではプロセッサ201は両メモリ203,204
に対して同一データを書き込む。プロセッサ202も同
様である。この制御によりメモリ203とメモリ204
のデータ内容は等しくなり、物理的には2つメモリが存
在するが、プロセッサのソフトウエアからはあたかもメ
モリのデータを扱うように見え、メモリ203,204
はプロセッサ201,202間の共有メモリとして扱う
ことができる。また一般的にデータリードはプロセッサ
自身の有するメモリをリードする。
【0005】このような共有メモリ制御では、両物理メ
モリ203,204のデータの同一性を保つ必要がある
ため、障害が発生したメモリアクセスはすべて異常終了
としていた。先ずデータライトでは両メモリに対して同
一データを書き込むが、一方のメモリに対するアクセス
が失敗したときはメモリ203とメモリ204のデータ
の同一性が損なわれる。またデータリードで障害が発生
したときはメモリ203の内容は保障されていないため
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般的にメモリ素子の
故障率は高いので、数々の対策が講じられている。代表
的なものとしては故障ビットを検出して訂正するECC
(ERROR CORRECTION CODE)があ
る。またプログラムデータのようなデータの内容が変更
されることのないものが格納されているメモリの場合
は、障害が発生すると、再度データをソースからロード
することにより復旧する方法もとられている。但し前者
のECCはハードウエアのゲート数が多段に亘るため、
遅延時間に余裕のない装置ではこの方法を採用すること
はできない。また後者のデータを再ロードする方法は固
定的な内容のデータのみに限られる。
【0007】上述の従来技術の共有メモリに格納するデ
ータは、データとしてプロセッサシステムにとって非常
に重要なデータや、プロセッサ間に共通なデータであ
り、共有メモリの障害はプロセッサシステム全体に及
ぶ。片方の共有メモリの障害で両プロセッサが障害にな
ってしまうので非常に問題である。またプロセッサ間の
遅延時間や格納されるデータの性格上、障害対策として
上記ECCや再ロードによる復旧策は採用できないとい
う欠点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の共有メモリ制御
方式は、互いに接続されているプロセッサは互いに接続
先プロセッサの有するメモリをアクセス可能であり、デ
ータ書込みでは自プロセッサが有するメモリにデータを
書き込むと共に前記接続先プロセッサの有する前記メモ
リへも同一データを書き込むことにより前記プロセッサ
間でデータ共有を可能とする共有メモリ制御方式におい
て、外部から設定可能な継続動作モード指定手段と、前
記メモリへのアクセスが書込み要求であって、継続動作
モード指定がなされていない場合は前記自プロセッサの
有するメモリに対する第1のアクセスまたは前記接続先
プロセッサの有するメモリに対する第2のアクセスの何
れかで障害が検出されるとメモリアクセス制御手段に対
してメモリアクセス障害を通知し、前記継続動作モード
指定手段により前記継続動作モード指定がなされている
場合は前記第1のアクセス及び前記第2のアクセスの両
アクセスで障害を検出したときのみ前記メモリアクセス
制御手段に対してメモリアクセス障害を通知する前記プ
ロセッサの第1の障害制御手段と、前記メモリアクセス
がデータ読出し要求であって、前記継続動作モード指定
がなされていない場合は前記第1のアクセスまたは前記
第2のアクセスの何れかで障害が検出されると前記メモ
リアクセス制御手段に対してメモリアクセス障害を通知
し、前記継続動作モード指定手段により前記継続動作指
定がなされている場合は前記第1のアクセスまたは前記
第2のアクセスの何れかで障害が検出されると要求先切
替え指示を前記メモリアクセス制御手段に対して発行す
る第2の障害制御手段と、一度障害が発生した前記メモ
リに対するアクセスでは以降固定的に障害を検出させ前
記第1の障害制御手段または前記第2の障害制御手段に
対して通知する前記メモリ毎に設けた前記プロセッサの
障害状態保持手段とを備え、前記メモリアクセス制御手
段は前記第1の障害制御手段または前記第2の障害制御
手段から前記メモリアクセス障害通知を受けた場合はメ
モリアクセス処理を異常終了し、前記第2の障害制御手
段からの要求先切替え指示を受けた場合はアクセス先を
切り替えてデータ読出し要求を再発行することによりメ
モリアクセス処理を継続することを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の共有メモリ制御方式の一実施例を示
すブロック図である。本実施例は図2に示した従来例と
比べて、動作継続モードフリップフロップ(以下FF
A)120と、第1の障害制御手段(以下CTA)11
4と、第2の障害制御手段(以下FCTB)115と、
メモリアクセス制御手段105及びメモリ毎のエラー保
持フリップフロップ(以下FFB)108,109が異
なる。DET106,107は図2におけるDET20
6,207に相当する。
【0010】FFA120は外部から設定可能なフリッ
プフロップである。FFA120の値が論理“0”であ
るときのプロセッサ101の動作は図2で説明した従来
例の動作と同じである。書込みアクセスではプロセッサ
101は両メモリ103,104に対して同一データの
書込みを行うが、どちらか一方のアクセスで障害が発生
した場合の書込み処理は異常終了とする。また、読出し
アクセスでは一般的にプロセッサ101は自分のメモリ
103のデータを読みにくいが、この時障害が発生する
とアクセスは異常終了となる。
【0011】次にFFA120の値が論理“1”の場合
について説明する。 (1)書込みアクセス プロセッサ101からの書込みアクセスはメモリ103
とメモリ104の両方に行われる。メモリ103に対す
るアクセスの正常性はDET106にてチェックされ
る。エラーがなければ正常終了し、エラーが検出された
場合はFFB108に設定される。メモリ104に対す
るアクセスも同様にDET107にてその正常性がチェ
ックされ、エラーが検出された場合はFFB109が設
定される。書込みアクセスの場合READ指定119は
論理“0”となっており、FCTA114が有効であ
る。FCTA114は動作継続モードであることを認識
し、FFB108,109の出力が共に論理“1”であ
るときのみメモリアクセス障害通知117をメモリアク
セス制御手段105に対して行う。メモリアクセス制御
手段105は共有メモリ103,104に対するアクセ
スを異常終了する。
【0012】FFB108,109のどちらか一方のみ
が設定されている場合は、メモリアクセス障害通知は行
わないので、メモリアクセス制御手段105は書込み動
作が正常終了したと認識する。また、FFB108,1
09は一度メモリアクセスで障害が発生するとその状態
を保持する。即ちその後の同メモリに対するアクセスは
すべて障害に見る。これにより以降のメモリアクセスで
他方のメモリにのみ障害が発生した場合にも、漏れなく
メモリアクセス制御手段105に対しメモリアクセス障
害通知を行うことができる。尚プロセッサ102からの
共有メモリ104,103アクセスも同様である。
【0013】(2)読出しアクセス プロセッサ101からの読出しアクセスはメモリ103
に対して行う。アクセスの正常性はDET106でチェ
ックされる。エラーが無ければ正常終了し、エラーがあ
った場合はFFB108が設定される。読出しアクセス
の場合READ指定119は論理“1”となっており、
FCTB115が有効である。FCTB115は動作継
続モードであることを認識してメモリアクセス制御手段
105に対して要求先切替え指示118を発行する。メ
モリアクセス制御手段105はこの指示118をうけて
読出しアクセス先をメモリ104に変更して再度読み出
す。メモリ103とメモリ104の内容は等しいため、
あたかも正常に読出し動作が行われたように処理され、
データの不都合も発生しない。
【0014】尚FFB108,109は該当するメモリ
の障害を保持しているため、一度障害が発生すると以降
のアクセスはすべてエラーとなる。これにより正常なメ
モリのみをアクセスすることができる。
【0015】以上説明した通り本実施例によれば、動作
継続モードでは一方のメモリアクセスで障害が発生した
とき、残りのメモリに対するアクセスが正常に行われれ
ば両メモリ103,104の内容が等しいので、残りの
メモリをプロセッサ101とプロセッサ102で共通に
使用し、動作を継続させることができる。
【0016】尚本実施例は本発明の限定するものではな
く、プロセッサ数は3個以上であっても、適用できるこ
とは明らかである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、おのおの
固有のメモリを有するプロセッサ同士を接続した場合
に、プロセッサが互いのメモリをアクセスでき、特にデ
ータ書込みの際は同一データを互いのメモリに書き込む
ことで、プロセッサ間のデータ共有を実現することがで
き、また外部からの設定により動作継続指定を行うこと
で、一方のプロセッサが有するメモリに対するアクセス
で障害が発生した場合でも、もう一方のプロセッサが有
するメモリを用いて共有メモリ機能を損なうことなくプ
ロセッサが動作を継続でき、プロセッサシステムの信頼
性を確保できるという効果を有する。更に、派生した効
果として、一方のプロセッサのメモリしか存在しない不
完全なシステムにおいても機能評価を実現できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の共有メモリ制御方式の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】従来の共有メモリ制御方式の一例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
101,102,201,202 プロセッサ 103,104,203,204 メモリ 105,205 メモリアクセス制御手段 106,107,206,207 エラー検出回路
(DET) 108,109 エラー保持フリップフロップ(FF
B) 114,115 第1,第2の障害制御手段(FCT
A,FCTB) 116,212 ORゲート 117,213 メモリアクセス障害通知 118 要求先切替え指示 119 READ指定 120 動作継続モードフリップフロップ(FFA)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接続されているプロセッサは互い
    に接続先プロセッサの有するメモリをアクセス可能であ
    り、データ書込みでは自プロセッサが有するメモリにデ
    ータを書き込むと共に前記接続先プロセッサの有する前
    記メモリへも同一データを書き込むことにより前記プロ
    セッサ間でデータ共有を可能とする共有メモリ制御方式
    において、外部から設定可能な継続動作モード指定手段
    と、前記メモリへのアクセスが書込み要求であって、継
    続動作モード指定がなされていない場合は前記自プロセ
    ッサの有するメモリに対する第1のアクセスまたは前記
    接続先プロセッサの有するメモリに対する第2のアクセ
    スの何れかで障害が検出されるとメモリアクセス制御手
    段に対してメモリアクセス障害を通知し、前記継続動作
    モード指定手段により前記継続動作モード指定がなされ
    ている場合は前記第1のアクセス及び前記第2のアクセ
    スの両アクセスで障害を検出したときのみ前記メモリア
    クセス制御手段に対してメモリアクセス障害を通知する
    前記プロセッサの第1の障害制御手段と、前記メモリへ
    のアクセスがデータ読出し要求であって、前記継続動作
    モード指定がなされていない場合は前記第1のアクセス
    または前記第2のアクセスの何れかで障害が検出される
    と前記メモリアクセス制御手段に対してメモリアクセス
    障害を通知し、前記継続動作モード指定手段により前記
    継続動作指定がなされている場合は前記第1のアクセス
    または前記第2のアクセスの何れかで障害が検出される
    と要求先切替え指示を前記メモリアクセス制御手段に対
    して発行する第2の障害制御手段と、一度障害が発生し
    た前記メモリに対するアクセスでは以降固定的に障害を
    検出させ前記第1の障害制御手段または前記第2の障害
    制御手段に対して通知する前記メモリ毎に設けた前記プ
    ロセッサの障害状態保持手段とを備え、前記メモリアク
    セス制御手段は前記第1の障害制御手段または前記第2
    の障害制御手段から前記メモリアクセス障害通知を受け
    た場合はメモリアクセス処理を異常終了し、前記第2の
    障害制御手段からの要求先切替え指示を受けた場合はア
    クセス先を切り替えてデータ読出し要求を再発行するこ
    とによりメモリアクセス処理を継続することを特徴とす
    る共有メモリ制御方式。
JP3253294A 1991-10-01 1991-10-01 共有メモリ制御方式 Pending JPH0594379A (ja)

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