JPH0594301U - コンクリート支承体用レール締結装置 - Google Patents
コンクリート支承体用レール締結装置Info
- Publication number
- JPH0594301U JPH0594301U JP4182792U JP4182792U JPH0594301U JP H0594301 U JPH0594301 U JP H0594301U JP 4182792 U JP4182792 U JP 4182792U JP 4182792 U JP4182792 U JP 4182792U JP H0594301 U JPH0594301 U JP H0594301U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastening bolt
- leaf spring
- square hole
- spring
- fastening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 板ばね下ばね部に角穴を開けた板ばねと締結
ボルトに回り止め用の角部を設けた締結ボルトを使用
し、締結ボルトの回転を防止し緩みを防止することによ
り、軌道の点検及び締結ボルトの増し締め直し作業に費
やす多大な労力を軽減する。 【構成】 板ばね（１）下ばね部（１ａ）の角穴（１
ｂ）が締結ボルト（２）の角部（２ａ）にはまり込むよ
うに板ばね（１）を配置し、ナット（５）で板ばね
（１）を締付けてコンクリート支承体（６）に締結す
る。 【効果】 板ばねの下ばね部の角穴を締結ボルトの角部
にはめ込むことにより、締結ボルトの回転を防止して緩
みを防止することにより、軌道の点検及び締結ボルトの
増し締め作業に費やす多大な労力を軽減できる。
ボルトに回り止め用の角部を設けた締結ボルトを使用
し、締結ボルトの回転を防止し緩みを防止することによ
り、軌道の点検及び締結ボルトの増し締め直し作業に費
やす多大な労力を軽減する。 【構成】 板ばね（１）下ばね部（１ａ）の角穴（１
ｂ）が締結ボルト（２）の角部（２ａ）にはまり込むよ
うに板ばね（１）を配置し、ナット（５）で板ばね
（１）を締付けてコンクリート支承体（６）に締結す
る。 【効果】 板ばねの下ばね部の角穴を締結ボルトの角部
にはめ込むことにより、締結ボルトの回転を防止して緩
みを防止することにより、軌道の点検及び締結ボルトの
増し締め作業に費やす多大な労力を軽減できる。
Description
【０００１】
本考案は、鉄道軌道におけるコンクリート支承体にレールを締結するレール締 結装置に関するものである。
【０００２】
従来の鉄道軌道におけるコンクリート支承体にレールを締結するレール締結装 置としては、第５図、第６図に示す、六角ボルトを使用して、板ばねをコンクリ ート支承体に締結していた。しかし、六角ボルトは、ねじ部が台形ねじでピッチ も１２ｍｍと大きく、列車荷重の載荷時には、振動により六角ボルトも緩みやす く、軌道の点検及び六角ボルトの増し締め作業に多大な労力を費やすという問題 点を有している。
【０００３】
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点を鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、板ばね下ばね部に角穴を穿孔した板ばねと、締結ボ ルトに回り止め用の角部を設けた締結ボルトを使用し、締結ボルトの回転を防止 し、緩みを防止することにより、軌道の点検及び締結ボルトの増し締め作業に費 やす多大な労力を軽減させることのできるコンクリート支承体用レール締結装置 を提供しようとするものである。
【０００４】
上記目的を達成させるために、本考案におけるコンクリート支承体用レール締 結装置は、板ばねを構成する下ばね部の板幅中央部の一部に締結ボルトの回転防 止用の角穴を穿孔した板ばねを、コンクリート支承体に埋込まれた埋込栓に挿入 された締結ボルトに挿入し、下ばね部の角穴が、締結ボルトの角部にはまり込む ように配置し、締結ボルトの三角ねじ部に座金を挿入し、ナットで板ばねを締付 け、締結ボルトの回転防止と緩みを防止させたものである。
【０００５】
本考案のコンクリート支承体用レール締結装置は、板ばねの下ばね部の角穴を 締結ボルトの角部にはめ込むことにより、締結ボルトの回転を防止し、ナットで 板ばねを締付ける。
【０００６】
本考案の実施例について、図面を参照して説明する。第１図〜第４図において 、板ばね（１）は、厚さ７ｍｍで板幅７５ｍｍのばね鋼を曲げ加工し、上ばね部 の板幅中央の一部に締結ボルト挿入用の穴（１ｃ）を、また、下ばね部（１ａ） の板幅中央部の一部には、締結ボルト（２）の挿入用及び回転防止用の角穴（１ ｂ）を打抜きまたは機械加工して作られたものである。
【０００７】 締結ボルト（２）は、丸鋼棒を成形し、ねじ切り加工し、作られたものであり 、締結ボルトの略中央部に角部（２ａ）が設けてある。
【０００８】 板ばね（１）をコンクリート支承体（６）に埋込まれた埋込栓（３）に挿入さ れた締結ボルト（２）に挿入し、下ばね部（１ａ）の角穴（１ｂ）が、締結ボル ト（２）の角部（２ａ）にはまり込むように配置し、締結ボルト（２）の三角ね じ部（２ｂ）に座金（４）を挿入し、ナット（５）で板ばね（１）を締付け、締 結ボルト（２）の回転防止と緩みを防止するものである。
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏す。 板ばねの下ばね部の角穴を締結ボルトの角部にはめ込むことにより、締結ボル トの回転を防止して緩みを防止することにより、軌道の点検及び締結ボルトの増 し締め作業に費やす多大な労力を削減できる。
【図１】コンクリート支承体用レール締結装置の組立平
面図。
面図。
【図２】コンクリート支承体用レール締結装置の組立正
面図。
面図。
【図３】コンクリート支承体用レール締結装置の板ばね
の斜視図。
の斜視図。
【図４】コンクリート支承体用レール締結装置の締結ボ
ルト図面。
ルト図面。
【図５】従来のコンクリート支承体用レール締結装置に
係る正面図。
係る正面図。
【図６】従来のコンクリート支承体用レール締結装置に
係る正面図。
係る正面図。
１ 板ばね １ａ 下ばね部 １ｂ 角穴 １ｃ 穴 ２ 締結ボルト ２ａ 角部 ２ｂ 三角ねじ部 ３ 埋込栓 ４ 座金 ５ ナット ６ コンクリート支承体 ７ レール ８ 軌道パッド ９ 六角ボルト
Claims (1)
- 【請求項１】板ばね（１）を構成する下ばね部（１ａ）
の板幅中央部の一部に、締結ボルト（２）の回転防止用
の角穴（１ｂ）を穿孔した板ばね（１）を、コンクリー
ト支承体（６）に埋込まれた埋込栓（３）に挿入された
締結ボルト（２）に挿入し、下ばね部（１ａ）の角穴
（１ｂ）が、締結ボルト（２）の角部（２ａ）にはまり
込むように配置し、締結ボルト（２）の三角ねじ部（２
ｂ）に座金（４）を挿入し、ナット（５）で板ばね
（１）を締付け、締結ボルト（２）の回転防止と緩みを
防止したことを特徴とするコンクリート支承体用レール
締結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4182792U JPH0594301U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | コンクリート支承体用レール締結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4182792U JPH0594301U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | コンクリート支承体用レール締結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0594301U true JPH0594301U (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=12619112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4182792U Pending JPH0594301U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | コンクリート支承体用レール締結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0594301U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004300691A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-28 | Railway Technical Res Inst | レール締結装置 |
| JP2006045988A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Tokyo Fabric Kogyo Kk | レール締結装置 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4182792U patent/JPH0594301U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004300691A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-28 | Railway Technical Res Inst | レール締結装置 |
| JP2006045988A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Tokyo Fabric Kogyo Kk | レール締結装置 |
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