JPH0593302U - ソファー - Google Patents
ソファーInfo
- Publication number
- JPH0593302U JPH0593302U JP4222492U JP4222492U JPH0593302U JP H0593302 U JPH0593302 U JP H0593302U JP 4222492 U JP4222492 U JP 4222492U JP 4222492 U JP4222492 U JP 4222492U JP H0593302 U JPH0593302 U JP H0593302U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- sofa
- soft foam
- seat
- backrest portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 背もたれ部の厚みを薄くできるソファーの提
供を目的とする。 【構成】 軟質発泡体16,18を表皮22で覆った座
部12および背もたれ部14を有するソファーにおい
て、前記背もたれ部の軟質発泡体18背面に段ボール状
中空プラスチック板からなる補強体20を接着するとと
もに、前記補強体20の下部を背もたれ部14底部から
突出させて前記座部軟質発泡体16の背面に接着した構
成からなる。
供を目的とする。 【構成】 軟質発泡体16,18を表皮22で覆った座
部12および背もたれ部14を有するソファーにおい
て、前記背もたれ部の軟質発泡体18背面に段ボール状
中空プラスチック板からなる補強体20を接着するとと
もに、前記補強体20の下部を背もたれ部14底部から
突出させて前記座部軟質発泡体16の背面に接着した構
成からなる。
Description
【0001】
この考案は軟質発泡体を表皮で覆った座部および背もたれ部を有するソファー の改良に関する。
【0002】
従来図5に示すような座部30および背もたれ部32を有するソファとして、 背もたれ部32がそのB−B断面を示す図6のように軟質ポリウレタンフォーム 等の軟質発泡体34をファブリック等の表皮36で覆った構成からなるものがあ る。
【0003】 ところで前記のソファーにあっては、背もたれ部32の厚みが大であると、置 き場所を取る他に、重くなる等の問題があるため、背もたれ部32の厚みを薄く することが求められていた。
【0004】 しかし、背もたれ部32を構成する軟質発泡体34を薄くすると、使用者がも たれた際に背もたれ部32の変形が大きくなってソファーが後方へ転倒する恐れ がある。そのため、背もたれ部32の厚みを薄くするのには限度があった。
【0005】
そこでこの考案は、前記の問題を解決して背もたれ部の厚みを薄くできるソフ ァーを提供するものである。
【0006】
この考案は、軟質発泡体を表皮で覆った座部および背もたれ部を有するソファ ーにおいて、前記背もたれ部の軟質発泡体背面に段ボール状中空プラスチック板 からなる補強体を接着するとともに、前記補強体の下部を背もたれ部底部から突 出させて前記座部の軟質発泡体背面に接着してなることを特徴とするソファーに 係る。
【0007】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1は、この考案の一実施例に係るソファーの一部を切り欠いて示す斜視図、 図2はA−A線に沿って切断したソファーの断面図、図3は補強体の斜視図、図 4は他の実施例に係るソファーを背面側から見た斜視図である。
【0008】 この実施例のソファー10は、座部12と背もたれ部14とからなるもので、 しかも背もたれ部14が座部12の両側及び背部を包囲して背もたれ部14の両 端14a,14aが肘掛けを兼ねているものである。 座部12および背もたれ部14は、所定形状の軟質発泡体16,18と補強体 20と表皮22とからなる。
【0009】 座部と背もたれ部の軟質発泡体16,18は接着によって一体とされている。 またこの実施例においては、背もたれ部14が座部12の両側および背部を包囲 した形状からなるため、背もたれ部14の強度がより高くなっている。軟質発泡 体16,18としては、種々の軟質発泡体が使用されるが中でも軟質ウレタンフ ォームが好適である。
【0010】 補強体20は、上部が背もたれ部14の軟質発泡体18背面に、また下部が座 部12の軟質発泡体16背面に接着されている。この補強体20は、ソファーの 形状、大きさ等により背もたれ部14の背面全体(背もたれ部14が座部12両 側の肘掛け部まで続く場合はその肘掛け部も含む)に、あるいは背面の一部に設 けられる。
【0011】 補強体20は、図3に示すように、二枚のプラスチック薄板20a,20bが リブ20cによって結合された段ボール状中空プラスチック板からなる。リブ2 0cの方向は、高い補強効果を得るためには上下方向とするのが好ましいが、補 強体20の設けられる部位によっては横方向あるいは斜め方向にすることもある 。
【0012】 補強体20を構成するダンボール状中空プラスチック板は、一枚に限らず、一 部または全部を二枚以上積層して用いることもあり、積層する場合にはリブ20 cの方向を異ならせることもある。ダンボール状中空プラスチック板の材質とし ては、ポリプロピレンが好適である。ダンボール状中空プラスチック板一枚の厚 みは、ダンボール状中空プラスチック板の材質、積層枚数、ソファーの形状等に よって異なるが、通常3〜5mmとされる。またリブ20cの間隔は、ダンボール 状中空プラスチック板の厚み等によって異なるが、4〜5mm間隔程度のものが好 適である。このような構造からなる段ボール状中空プラスチック板は、紙製ダン ボールと比べて剛性に優れ、ソファーの背もたれ部14の補強体20として最適 なものである。
【0013】 表皮22は、ソファーの外面を構成するもので、ソファーに求められる感触性 および装飾性等に応じてファブリックまたは革等で構成される。
【0014】 図4に示すこの考案の他の実施例のソファー23は、座部24と背もたれ部2 6と肘掛け部28,28が別体からなり、背もたれ部26および座部24を構成 する軟質発泡体については背面に前記と同様の補強体29が接着されている。 なお、座部24、背もたれ部26および肘掛け部28を構成する各軟質発泡体 は接着によって一体とされている。
【0015】
以上図示し説明したように、この考案のソファーは、背もたれ部の軟質発泡体 背面にダンボール状中空プラスチック板からなる補強体を接着して、その補強体 の下部を座部の軟質発泡体背面に接着した構成からなる。そのため、背もたれ部 の軟質発泡体を薄くして背もたれ部の厚みを薄くしても、背もたれ部が十分な強 度を有し、使用時にソファーが後方に転倒する恐れがない。
【0016】 またこの考案のソファーは、ダンボール状中空プラスチック板からなる補強体 を用い背もたれ部の軟質発泡体の厚みを薄くできるため、軽量性に優れ、運搬、 配置換え等が容易になる利点がある。さらに補強体を構成するダンボール状中空 プラスチック板を積層して用いることにより、背もたれ部の強度をより高くする こともでき、特に強度が要求される部分についてのみ補強体を多層にすることも できる。
【図1】この考案の一実施例に係るソファーを一部切り
欠いて示す斜視図である。
欠いて示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断した断面図であ
る。
る。
【図3】補強体の斜視図である。
【図4】この考案の他の実施例に係るソファーを背面か
ら見た斜視図である。
ら見た斜視図である。
【図5】従来のソファーの斜視図である。
【図6】図5のB−B線に沿って切断した断面図であ
る。
る。
12 座部 14 背もたれ部 16 座部の軟質発泡体 18 背もたれ部の軟質発泡体 20 補強体 22 表皮
Claims (2)
- 【請求項1】 軟質発泡体を表皮で覆った座部および背
もたれ部を有するソファーにおいて、前記背もたれ部の
軟質発泡体背面に段ボール状中空プラスチック板からな
る補強体を接着するとともに、前記補強体の下部を背も
たれ部底部から突出させて前記座部軟質発泡体の背面に
接着してなることを特徴とするソファー。 - 【請求項2】 請求項1において、背もたれ部が着座部
の両側部および背部を包囲した形状からなるソファー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4222492U JP2530279Y2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | ソファー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4222492U JP2530279Y2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | ソファー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593302U true JPH0593302U (ja) | 1993-12-21 |
JP2530279Y2 JP2530279Y2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=12630069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4222492U Expired - Lifetime JP2530279Y2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | ソファー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2530279Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101298995B1 (ko) * | 2012-07-13 | 2013-08-23 | 허지백 | 기둥을 이용한 쇼파의 등받이 매트 |
JP2015008924A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | コクヨファニチャー株式会社 | 椅子 |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4222492U patent/JP2530279Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101298995B1 (ko) * | 2012-07-13 | 2013-08-23 | 허지백 | 기둥을 이용한 쇼파의 등받이 매트 |
JP2015008924A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | コクヨファニチャー株式会社 | 椅子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2530279Y2 (ja) | 1997-03-26 |
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